JPH0621980Y2 - 水栓装置 - Google Patents

水栓装置

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JPH0621980Y2
JPH0621980Y2 JP1986192281U JP19228186U JPH0621980Y2 JP H0621980 Y2 JPH0621980 Y2 JP H0621980Y2 JP 1986192281 U JP1986192281 U JP 1986192281U JP 19228186 U JP19228186 U JP 19228186U JP H0621980 Y2 JPH0621980 Y2 JP H0621980Y2
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JP
Japan
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water
signal
valve
sensor
manual switch
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JP1986192281U
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JPS63100559U (ja
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究 宮地
隆一 川本
峰治 近藤
晃 倉林
博保 佐藤
秀一 川瀬
行雄 関
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は人体を検知して自動的に吐水をなすようにした
水栓装置の改良に関する。
[従来の技術] 光電スイッチ等の適宜の人体検知センサを備えており、
吐水口の下方に手を差し出すと、これを検知して吐水を
なすようにした自動水栓装置が公知である。
[考案が解決しようとする問題点] この種の従来の自動水栓装置においては、手を差し出さ
ない限り吐水がなされないので、例えば洗面器に水や湯
を溜める場合には手を吐水口下方に差し出し続けなけれ
ばならないという不便があった。
[問題点を解決するための手段] 本考案の水栓装置は、弁装置と、該弁装置の駆動装置
と、吐水口下方に差し出された人体又は物体を検知する
センサと、該センサの出力が入力されており、該センサ
の検知信号に基づいて該駆動装置へ開弁信号を出力し、
該センサの不検知信号に基づいて該駆動装置に閉弁信号
を出力する制御装置とを有する水栓装置において、手動
にて吐水信号及び止水信号を出力するためのマニュアル
スイッチを前記制御装置に接続してなり、該制御装置
は、前記センサが不検知であるときには、該マニュアル
スイッチからの吐水信号に基づいて該駆動装置に開弁信
号を出力し、且つ該マニュアルスイッチからの止水信号
に基づいて該駆動装置に開弁信号を出力するものであ
り、開弁状態が、該マニュアルスイッチからの吐水信号
による開弁状態と該センサの検知信号による開弁状態と
のうちいずれであるかを表示する電気的表示装置が設け
られていることを特徴とするものである。
[作用] 本考案の水栓装置においては、従来の自動水栓と同様に
使用者が吐水口下方に手を差し出すと吐水がなされ、手
を引っ込めると止水がなされる。センサが不検知状態に
あるときにマニュアルスイッチを操作して吐水信号を出
力させると吐水され、その後、マニュアルスイッチを操
作して止水信号を出力させると止水される。
本考案の水栓装置では、吐水状態にあるときに、マニュ
アルスイッチの操作により吐水されたものであるかセン
サの検知信号に基づいて吐水されたものであるかがラン
プ等の電気的表示装置で表示されるため、現在の吐水状
態をもたらしている原因を簡単に認識できる。
[実施例] 以下図面に示す実施例を参照しながら本考案について更
に詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例に係る水栓装置を備えた洗面器
の平面図、第2図は同正面図、第3図は同側面図であ
る。
符号10は洗面器であり、キャビネット12に取り付け
られ、その上面には水栓金具14が固着されている。本
実施例において、水栓金具14は湯水混合水栓であり、
混合水の供給管16を介して湯水混合弁18に接続さ
れ、該湯水混合弁18には給水管20と給湯管22とが
接続されている。符号24は水栓14に取り付けられた
吐水口キャップ、26は人体又は物体の検知センサ(赤
外線発光素子と同受光素子よりなる)であり、該センサ
26の検出信号は制御装置30に入力されている。
水栓14の上面にはフィルムスイッチ32が設けられて
おり、このフィルムスイッチ32に設けられているマニ
ュアルスイッチ34の信号も制御装置30に入力されて
いる。なお、このマニュアルスイッチ34に近接して、
マニュアルスイッチ34の操作によって吐水が行なわれ
ていることを表示するための手動吐水ランプ46が設け
られている。
第1図に示す如く、フィルムスイッチ32には、水栓装
置が自動運転状態にあるか否かを表示するためのAUT
Oランプ36が設けられている。
また、吐水される温水の調節用のスイッチ38及び該水
温の表示ランプ(図示略)、吐水量の調節用スイッチ4
0及びその水量を表示するランプ(図示略)、洗面器の
ポップアップ弁42を開閉して貯水又は排水を行なうた
めのスイッチ44が設けられている。
第2図に示す如く、センサ26の検出信号及びマニュア
ルスイッチ34等の操作信号はいずれも制御装置30に
入力され、また制御装置30からは制御信号及び表示信
号が弁18及びランプ36、46等に出力されている。
このように構成された湯水混合水栓装置において、使用
者が吐水口キャップ24の下方に手を差し出したときに
センサ26によってこれが検知され、吐水がなされると
共に、手を引っ込めると止水がなされる。
センサ26が手等を検知していない状態にあるときにマ
ニュアルスイッチ34を操作して吐水信号を出力させる
と吐水され、その後マニュアルスイッチ34を操作して
止水信号を出力させると止水される。
なお、本実施例ではスイッチ38、40を操作すること
により吐水水温及び水量の調節を行なうことができる。
またスイッチ44を操作することによりポップアップ弁
42を開閉させることができる。
センサ26及びマニュアルスイッチ34からの信号に基
づいて制御を行なう制御装置30としてマイクロコンピ
ュータを採用することにより、上記実施例の如く吐水水
温、水量或いはポップアップ弁の操作を一括して行なう
ことができる。第4図はこのようなマイクロコンピュー
タを採用した場合の装置の全体構成を示すブロック図、
第5図はその作動を説明するためのフローチャートであ
る。なお、上記マイクロコンピュータとしては、RO
M、RAM、CPU、バス、入出力装置等を有する公知
のものが採用されている。
第5図を参照して制御の一実施例について説明する。
まず、制御の開始に伴ってステップ51にてメモリNを
N=0と設定すると共に、湯水混合弁18を閉とし、か
つ手動吐水ランプ46を消灯する。
次いで、ステップ52にてAUTOランプ36を点灯
し、次いでステップ53に移り、検知センサ26からの
信号が手又はコップ等の物体(以下、単に手ということ
がある。)を検知したものであるかどうか判断する。手
を検知した場合、即ち吐水口の下方に手が差し出されて
いる場合には、ステップ54に移り弁18が開放され、
吐水がおこなわれる。
次いで、ステップ53に戻り、再度検知センサ24が手
を検知しているかどうかを判断し、手を検知している場
合には同様にして吐水を継続する。
手を検知していない場合にはステップ55に移る。そし
て、このときに弁18が閉じていれば直ちにステップ5
6に移る。また、このときに弁18が開いている場合に
は、閉弁信号を出力し、止水をなすと共に、次いでステ
ップ56に移り、マニュアルスイッチ34が押されたか
否かを判断する。
このマニュアルスイッチ34の第1回目、第3回目、第
5回目……等奇数回目の押圧操作により出力される信号
は開弁信号として処理され、第2回目、第4回目、第6
回目……等偶数回目の押圧操作により出力される信号は
閉弁信号として処理される。
初期状態(装置全体をオン状態としまだ1回も選択スイ
ッチ34を押していない場合)には、N=0とステップ
51にて設定されている。マニュアルスイッチ34が押
されたか否かをステップ56にて判断し、押されたもの
である場合にはステップ57に移り、N=0であるか否
かを判断する。
前記の如く初期状態から1回もスイッチ34を押してい
ない場合にあってはN=0であるので、ステップ58に
移り、N=1と設定すると共にステップ59にてAUT
Oランプ36を消灯し、かつステップ60にて手動吐水
ランプ46を点灯し、然る後弁18を開放させて吐水を
行なう(ステップ61)。
その後、ステップ56に戻り、前回の判断の後に選択ス
イッチ34が押されたか否か判断する。
前回の判断の後スイッチ34が押されていない場合には
ステップ62に移り、N=0であるか否かを判断する。
この場合、ステップ58にてN=1を設定してあるの
で、判断結果はNOとなり、マニュアルスイッチ34に
よる吐水を継続させつつステップ56に戻り、その後マ
ニュアルスイッチ34が押されたか否かを判断する。
前回のステップ56における判断の後にマニュアルスイ
ッチ34が押されている場合には、ステップ56におけ
る判断結果がYESとなり、ステップ57に移りN=0
であるか否かを判断する。
この場合、前記ステップ58にてN=1を設定してある
から、判断結果はNOとなる。そこでステップ63に移
り、N=0を設定すると共に、手動吐水ランプ46の消
灯(ステップ64)、弁18の閉止による止水(ステッ
プ65)を行ない、次いでステップ52に戻る。
なお、ステップ56における判断の結果が、前回の該ス
テップ56における判断の後にマニュアルスイッチ34
を押していない場合には、前記の如くステップ62に移
行するのであるが、この場合においてステップ65を経
てステップ56に戻った場合にはN=0がステップ63
で設定されているから、ステップ62における判断結果
はYESとなり、止水状態を維持したままステップ53
に戻ることになる。
このようにして、第5図のフローチャートによれば、人
体検知センサ26の検出信号に基づいて吐水及び止水が
なされると共に、手を差し出していなくても、マニュア
ルスイッチ34を操作することにより吐水及び止水を行
なうことができる。
[考案の効果] 以上の通り、本考案の水栓装置は、センサの検知、不検
知信号に基づいて自動的に吐水、止水が行なわれる。ま
た、本考案によれば、センサが不検知の状態にあるとき
にマニュアルスイッチを操作することにより、吐水及び
その後の止水を行なうことができる。そして、現に行な
われている吐水がセンサの検知信号に基づくものである
かマニュアルスイッチの操作に基づくものであるかを電
気的表示手段によって容易に識別できる。
従って、洗面器に水を溜めたり、或いは洗面器内での洗
濯などを手際よく行なえるようになり、極めて便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例装置を備えた洗面器の縦断面
図、第2図は同装置の水栓の平面図、第3図は同側面
図、第4図は作動を説明するブロック図、第5図は同フ
ローチャートである。 10……洗面器、14……水栓、 18……湯水混合弁、26……センサ、 34……マニュアルスイッチ。
フロントページの続き (72)考案者 宮地 究 愛知県常滑市港町3丁目77番地 株式会社 イナックス榎戸工場内 (72)考案者 川本 隆一 愛知県常滑市港町3丁目77番地 株式会社 イナックス榎戸工場内 (72)考案者 近藤 峰治 愛知県常滑市港町3丁目77番地 株式会社 イナックス榎戸工場内 (72)考案者 倉林 晃 愛知県常滑市港町3丁目77番地 株式会社 イナックス榎戸工場内 (72)考案者 佐藤 博保 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)考案者 川瀬 秀一 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)考案者 関 行雄 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目11番27号 東海理化販売株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−48680(JP,A)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁装置と、該弁装置の駆動装置と、吐水口
    下方に差し出された人体又は物体を検知するセンサと、
    該センサの出力が入力されており、該センサの検知信号
    に基づいて該駆動装置へ開弁信号を出力し、該センサの
    不検知信号に基づいて該駆動装置に閉弁信号を出力する
    制御装置とを有する水栓装置において、 手動にて吐水信号及び止水信号を出力するためのマニュ
    アルスイッチを前記制御装置に接続してなり、 該制御装置は、前記センサが不検知であるときには、該
    マニュアルスイッチからの吐水信号に基づいて該駆動装
    置に開弁信号を出力し、且つ該マニュアルスイッチから
    の止水信号に基づいて該駆動装置に閉弁信号を出力する
    ものであり、 開弁状態が、該マニュアルスイッチからの吐水信号によ
    る開弁状態と該センサの検知信号による開弁状態とのう
    ちいずれであるかを表示する電気的表示装置が設けられ
    ていることを特徴とする水栓装置。
  2. 【請求項2】前記弁装置は湯水混合弁である実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の水栓装置。
  3. 【請求項3】前記電気表示装置はランプである実用新案
    登録請求の範囲第1項又は第2項に記載の水栓装置。
JP1986192281U 1986-12-16 1986-12-16 水栓装置 Expired - Lifetime JPH0621980Y2 (ja)

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JPS63100559U JPS63100559U (ja) 1988-06-30
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