JPH02275114A - 圧縮機の軸受装置 - Google Patents
圧縮機の軸受装置Info
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- JPH02275114A JPH02275114A JP9375489A JP9375489A JPH02275114A JP H02275114 A JPH02275114 A JP H02275114A JP 9375489 A JP9375489 A JP 9375489A JP 9375489 A JP9375489 A JP 9375489A JP H02275114 A JPH02275114 A JP H02275114A
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- crankshaft
- graphite
- carbon material
- melting point
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Links
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 22
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Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Compressor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は圧縮機の軸受装置の改良に関する。
〈口)従来の技術
従来の圧縮機は例えば特開昭62−200018号公報
に示されているように構成されている。
に示されているように構成されている。
ここで、この公報を参考に従来例を説明する。第3図及
び第4図において、50はクランク軸51を軸支する軸
受で、この軸受には黒鉛52を含浸して焼結形成させた
多孔質の青銅系合金53が取付けられている。
び第4図において、50はクランク軸51を軸支する軸
受で、この軸受には黒鉛52を含浸して焼結形成させた
多孔質の青銅系合金53が取付けられている。
この構造の軸受装置では軸受50のクランク軸51との
摺動面に黒鉛52を含浸して焼結形成させた多孔質の青
銅系合金53を取付け、軸受50の摺動面へのオイル給
油不足が生じても、青銅系合金53に含まれている黒鉛
52の自己潤滑作用で焼付けが生じないようにしている
。
摺動面に黒鉛52を含浸して焼結形成させた多孔質の青
銅系合金53を取付け、軸受50の摺動面へのオイル給
油不足が生じても、青銅系合金53に含まれている黒鉛
52の自己潤滑作用で焼付けが生じないようにしている
。
(ハ)発明が解決しようとする課題
しかしながら、従来の軸受50は青銅系合金53を摺動
面に取付け、取付後にこの青銅系合金を研磨加工してい
るため、青銅系合金53の研磨加工に片寄りが生じると
、部分的に薄くなって黒鉛による自己潤滑機能が損なわ
れる問題があった。
面に取付け、取付後にこの青銅系合金を研磨加工してい
るため、青銅系合金53の研磨加工に片寄りが生じると
、部分的に薄くなって黒鉛による自己潤滑機能が損なわ
れる問題があった。
この発明は上記の問題を解決するもので、自己潤滑性及
び耐摩耗性を有し、かつ、低融点金属を補強用に用いる
材料で圧縮機の軸受装置を提供することを目的としたも
のである。
び耐摩耗性を有し、かつ、低融点金属を補強用に用いる
材料で圧縮機の軸受装置を提供することを目的としたも
のである。
(ニ)課題を解決するための手段
この発明は密閉容器内に収納した圧縮要素を、シリンダ
と、このシリンダ内に嵌合わされたピストンと、このピ
ストンを作動させるクランク軸と、このクランク軸の軸
部を軸支する軸受部とで構成し、この軸受部を、黒鉛の
含まれるカーボン材のマトリックスに低融点金属を含浸
させて形成したものである。
と、このシリンダ内に嵌合わされたピストンと、このピ
ストンを作動させるクランク軸と、このクランク軸の軸
部を軸支する軸受部とで構成し、この軸受部を、黒鉛の
含まれるカーボン材のマトリックスに低融点金属を含浸
させて形成したものである。
(ホ)作用
この発明は上記のように構成したことにより、自己潤滑
性に優れた黒鉛と、耐摩耗性に優れたカーボン材と、補
強用の低融点金属とで軸受部を形成し、この軸受部のク
ランク軸との摺動面の焼付けを防止するようにしたもの
である。
性に優れた黒鉛と、耐摩耗性に優れたカーボン材と、補
強用の低融点金属とで軸受部を形成し、この軸受部のク
ランク軸との摺動面の焼付けを防止するようにしたもの
である。
(へ)実施例
以下この発明を第1図及び第2図に示す実施例に基いて
説明する。
説明する。
1は密閉容器で、この容器内にはクランク軸2を有する
電動要素3と、この電動要素のクランク@2で駆動きれ
る回転圧縮要素4とが収納きれている。回転圧縮要素4
はシリンダ5と、クランク軸2のクランク部6によって
シリンダ5内を回転するローラ7と、シリンダ5の開口
を封じてクランク軸2を軸支する上軸受部8及び下軸受
部9とで構成されている。
電動要素3と、この電動要素のクランク@2で駆動きれ
る回転圧縮要素4とが収納きれている。回転圧縮要素4
はシリンダ5と、クランク軸2のクランク部6によって
シリンダ5内を回転するローラ7と、シリンダ5の開口
を封じてクランク軸2を軸支する上軸受部8及び下軸受
部9とで構成されている。
上軸受部8及び下軸受部9は黒鉛10を含むカーボン材
11のマトリックスに低融点金属12を含浸させて形成
している。カーボン材11のマトリックスは黒鉛10を
含むコークスを原料として作られている。
11のマトリックスに低融点金属12を含浸させて形成
している。カーボン材11のマトリックスは黒鉛10を
含むコークスを原料として作られている。
このように構成された圧縮機の軸受装置において、上軸
受部8及び下軸受部9は自己潤滑性に優れた黒鉛10を
含む耐摩耗性に優れたカーボン材11のマトリックスに
補強用の低融点金属12を含浸させて形成することによ
り、クランク軸2との接触部の焼付けを防止できるよう
にしている。
受部8及び下軸受部9は自己潤滑性に優れた黒鉛10を
含む耐摩耗性に優れたカーボン材11のマトリックスに
補強用の低融点金属12を含浸させて形成することによ
り、クランク軸2との接触部の焼付けを防止できるよう
にしている。
しかも、上軸受部8及び下軸受部9はアルミニウムなど
の比重の軽い低融点金属12をカーボン材11のマトリ
ックスの補強用に用いることにより、鉄系の材料で作っ
たものに比べて全体の重、量が軽くなるようにされてい
る。
の比重の軽い低融点金属12をカーボン材11のマトリ
ックスの補強用に用いることにより、鉄系の材料で作っ
たものに比べて全体の重、量が軽くなるようにされてい
る。
クランク軸2を軸支する上軸受部8及び下軸受部9は黒
鉛10を含んでいることにより、摺動面にオイル供給不
足が生じても黒鉛10の自己潤滑作用によって焼付けが
防止できるようにされている。また、カーボン材11は
摺動面の耐摩耗性を向上することにより、クランク軸2
の回転によって上軸受部8及び下軸受部9とから生じる
摩耗粉の量を少なくするようにしている。
鉛10を含んでいることにより、摺動面にオイル供給不
足が生じても黒鉛10の自己潤滑作用によって焼付けが
防止できるようにされている。また、カーボン材11は
摺動面の耐摩耗性を向上することにより、クランク軸2
の回転によって上軸受部8及び下軸受部9とから生じる
摩耗粉の量を少なくするようにしている。
この発明は上軸受部8及び下軸受部9を黒鉛10を含む
カーボン材11のマトリックスに低融点金属12を含浸
させて形成したことにより、クランク軸2との摺動面の
焼付けを自己潤滑作用及び耐摩耗性の向上によって防止
するものである。
カーボン材11のマトリックスに低融点金属12を含浸
させて形成したことにより、クランク軸2との摺動面の
焼付けを自己潤滑作用及び耐摩耗性の向上によって防止
するものである。
(ト)発明の効果
以上のようにこの発明によれば、黒鉛を含むカーボン材
のマトリックスに低融点金属を含浸させた複合材で軸受
部を形成するのであるから、オイル不足による摺動面の
焼付けを黒鉛の自己潤滑性とカーボン材の耐摩耗性とで
防止するとともに、低融点金属で軸受部の強度を補強で
きるようにしたものである。
のマトリックスに低融点金属を含浸させた複合材で軸受
部を形成するのであるから、オイル不足による摺動面の
焼付けを黒鉛の自己潤滑性とカーボン材の耐摩耗性とで
防止するとともに、低融点金属で軸受部の強度を補強で
きるようにしたものである。
第1図はこの発明の一実施例を示す回転圧縮機の要部断
面図、第2図は同じく軸受部の要部拡大断面図、第3図
は従来のクランク軸を軸支した状態を示す軸受部の断面
図、第4図は同じく軸受部の要部拡大断面図である。 1・・・密閉容器、 2・・・クランク軸、 4・・
・回転圧縮要素、 5・・・シリンダ、 8・・・上軸
受部、9・−・下軸受部、 10・・・黒鉛、 1
1・・・カーボン材、 12・・・低融点金属。
面図、第2図は同じく軸受部の要部拡大断面図、第3図
は従来のクランク軸を軸支した状態を示す軸受部の断面
図、第4図は同じく軸受部の要部拡大断面図である。 1・・・密閉容器、 2・・・クランク軸、 4・・
・回転圧縮要素、 5・・・シリンダ、 8・・・上軸
受部、9・−・下軸受部、 10・・・黒鉛、 1
1・・・カーボン材、 12・・・低融点金属。
Claims (1)
- 1、密閉容器内に圧縮要素を収納し、この圧縮要素はシ
リンダと、このシリンダ内に嵌合わされたピストンと、
このピストンを作動させるクランク軸と、このクランク
軸の軸部を軸支する軸受部とを有した圧縮機において、
前記軸受部は黒鉛を含むカーボン材のマトリックスに低
融点金属を含浸させて形成したことを特徴とする圧縮機
の軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9375489A JPH02275114A (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | 圧縮機の軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9375489A JPH02275114A (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | 圧縮機の軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02275114A true JPH02275114A (ja) | 1990-11-09 |
Family
ID=14091219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9375489A Pending JPH02275114A (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | 圧縮機の軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02275114A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7128528B2 (en) | 2002-04-25 | 2006-10-31 | Hitachi, Ltd. | Bearings for CO2 refrigerant compressor use, compressor using the same, and applications of the same |
KR100709939B1 (ko) * | 2004-05-21 | 2007-04-25 | 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 | 슬라이딩 피막, 슬라이딩 부재, 슬라이딩 피막용 조성물,슬라이딩 장치, 사판식 압축기, 슬라이딩 피막의 형성 방법및 슬라이딩 부재의 제조 방법 |
-
1989
- 1989-04-13 JP JP9375489A patent/JPH02275114A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7128528B2 (en) | 2002-04-25 | 2006-10-31 | Hitachi, Ltd. | Bearings for CO2 refrigerant compressor use, compressor using the same, and applications of the same |
KR100709939B1 (ko) * | 2004-05-21 | 2007-04-25 | 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 | 슬라이딩 피막, 슬라이딩 부재, 슬라이딩 피막용 조성물,슬라이딩 장치, 사판식 압축기, 슬라이딩 피막의 형성 방법및 슬라이딩 부재의 제조 방법 |
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