JPH02274898A - 窒化ホウ素膜の製造方法 - Google Patents

窒化ホウ素膜の製造方法

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Publication number
JPH02274898A
JPH02274898A JP9537389A JP9537389A JPH02274898A JP H02274898 A JPH02274898 A JP H02274898A JP 9537389 A JP9537389 A JP 9537389A JP 9537389 A JP9537389 A JP 9537389A JP H02274898 A JPH02274898 A JP H02274898A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boron nitride
polymerization
nitride film
supporting electrolyte
derivative
Prior art date
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Pending
Application number
JP9537389A
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English (en)
Inventor
Kenji Yamada
山田 憲二
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 化ホウ素膜を製造する方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の窒化ホウ素には低圧相と高圧相があり、それぞれ
二つの構造があることは知られている。
低圧相窒化ホウ素は大部分黒鉛類似の六方晶系であり、
まれに菱面体晶系も生成する。低圧相窒化ホウ素(六方
晶系)の合成法としては、■Bの直接窒素化、■B2H
6やBCl、とアンモニアの気相反応、■ホウ砂やホウ
酸とKCNやメラミンの反応、などがある。低圧相窒化
ホウ素をカルシウムやマグネシウムの金属間化合物また
は窒化物を触媒として高温高圧に保つと高圧相に変化す
る。高圧相には立方晶閃亜鉛鉱型構造と六方晶系ウルツ
鉱型構造がある。低圧合成法、高圧合成法ではいずれも
生成物は粉末状であり膜状のものは得られない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記技術水準に鑑み、膜状の窒化ホウ・素を直
接製造する方法を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はボラゾールまたはその誘導体を電解重合するこ
とを特徴とする窒化ホウ素膜の製造方法である。
電解重合法はビロール、チオフェン、ベンゼンなど電気
化学的に活性な有機分子に適用され、それらをモノマー
として主として導電性高分子膜の調製に適用されている
が、ボラゾールおよびその誘導体を電解重合した例は今
までに報告されていない。
ボラソールおよびその誘導体は還元性が強く、比較的容
易に酸化重合反応が起こり膜状の重合物が得られる。実
際に電解重合させるには重合溶媒と支持電解質の選択が
キーポイントとなる。
重合溶媒は非水系のものであり、溶存している水、酸素
は極力除去する必要がある。また重合溶媒の性質として
極性が強くない疎プロトン性若しくは不活性であること
が望ましい。このような性質に加えて、ボラゾールおよ
びその誘導体と支持電解質を共に溶解する性質を有する
ものに限定され、例えばジクロロメタン、ニトロメタン
などがあげられる。
また、支持電解質としては、上述した重合溶媒に溶解す
ることが必要であり、イオン化したときに陽イオン、陰
イオン共に溶媒和することが必要であり、例えば(C2
H5)4NC104,(C2H5)4NBF=、  (
C21ts)−NPPa、  (CJs)−NSbPa
、  (C4)1.0)4NCI04.  (C4HI
O)4NBF4.  (C4HIO)4NPPa、  
(C4H1O)4NSbF、などがあげられる。
また、本発明を実施するに当たっては、ボラゾールおよ
びその誘導体、重合溶媒、支持電解質は十分精製すべき
である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例をあげ、本発明を更に詳しく説明
する。
(1)モノマーの精製 モノマーであるボラゾールおよびその誘導体は電解重合
する前に、乾燥アルゴン気流中で3回蒸留した後、蒸留
受器ごとグローブボックス(雰囲気: 02:110P
P以下、N20 :2PPM以下)内に持ち込んだ。ボ
ラゾール誘導体として、)I、B、N3H,CH,、+
1.8.N5H(CH3)2.  H,83N、+(C
H3)3. CIJ3N3H3を用いた。
(2)重合溶媒の精製 重合溶媒(ジクロロメタン、ニトロメタン)はP2O,
またはモレキュラーシーブで予備脱水後、乾燥窒素気流
中で3回蒸留した。ここで蒸留受器にはP2O5または
モレキュラーシーブをあらかじめ仕込んでおいた。蒸留
重合溶媒は受器ごと直ちにグローブボックス内に持ち込
んだ。
(3)支持電解質の精製 支持電解質C(C2115) 4NC104,(C21
15) 4 NBF−。
(C,aHs)JPFs、  (C,H,)、NSbF
6.  (C,H,)、NClO4゜([:、H,、)
、NBF、、  (C,H,O)、NPF6.  (C
4H,0)4NSbF。
は全て3回再結晶を繰返した後、70〜100℃で一週
間真空乾燥させた。
(4)電解重合 重合溶媒中へのモノマー、支持電解質の仕込みによる電
解重合溶液の調製および電解重合試験は全てドライボッ
クス内で実施した。
電解重合は定電解電流密度法で行った。電解重合条件は
以下の通りである。モノマー濃度:0.01〜iM、支
持電解質濃度:0,03〜0.3M1電極材(アノード
、カソード):Pt、重合温度:0〜20℃、電解電流
密度=1〜10mA/cm2、電解電荷1 : 1〜5
 C/caf。
このような条件で電解重合すると、窒化ホウ素系膜がp
t電極上に形成する。膜厚は電解電荷潰にほぼ比例する
。膜中のアニオンは脱ドーピング法により除去すること
ができる。
〕 窒化ホウ素の合成に電解重合法を適用した例は今までに
なく、また電解重合法によれば膜状の窒化ホウ素が得ら
れるという利点がある。ボラゾールおよびその誘導体か
らの電解重合膜を得るには、モノマー、重合溶媒、支持
電解質の厳密な精製が肝要である。・生成した電解重合
膜中にはClO4−またはBF2−などのアニオンがド
ーピングされており、導電性(数S / cd以上の導
電率)を示す。電解重合膜はドーピング法によりアニオ
ンを除去できるが、アニオン除去後のボラゾール電解重
合膜については高温高圧下(1,500℃以上、IO万
気圧以上)で立方晶系閃亜鉛鉱型構造の窒化ホウ素が合
成される。
〔発明の効果〕
本発明により直接窒化ホウ素膜が製造でき、その工業的
価値は顕著なものがある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ボラゾールまたはその誘導体を電解重合することを特徴
    とする窒化ホウ素膜の製造方法。
JP9537389A 1989-04-17 1989-04-17 窒化ホウ素膜の製造方法 Pending JPH02274898A (ja)

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JP9537389A JPH02274898A (ja) 1989-04-17 1989-04-17 窒化ホウ素膜の製造方法

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JPH02274898A true JPH02274898A (ja) 1990-11-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5175020A (en) * 1991-04-26 1992-12-29 Solvay Deutschland Gmbh Process for depositing a layer containing boron and nitrogen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5175020A (en) * 1991-04-26 1992-12-29 Solvay Deutschland Gmbh Process for depositing a layer containing boron and nitrogen

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