JPH02273980A - 狭帯域化レーザ装置 - Google Patents

狭帯域化レーザ装置

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JPH02273980A
JPH02273980A JP1095750A JP9575089A JPH02273980A JP H02273980 A JPH02273980 A JP H02273980A JP 1095750 A JP1095750 A JP 1095750A JP 9575089 A JP9575089 A JP 9575089A JP H02273980 A JPH02273980 A JP H02273980A
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JP
Japan
Prior art keywords
etalon
total reflection
etalons
mirror
laser
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Pending
Application number
JP1095750A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Wani
和邇 浩一
Yasuhiro Shimada
恭博 嶋田
Hideto Kawahara
河原 英仁
Tadaaki Miki
三木 忠明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1095750A priority Critical patent/JPH02273980A/ja
Publication of JPH02273980A publication Critical patent/JPH02273980A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は投影露光装置の光源に用いる狭帯域化レーザ装
置に関するものである。
従来の技術 半導体集積回路のパターン露光用光源としては、従来、
高圧水銀ランプが一般的であり、そのg線(436n 
m )あるいはi線(365n m )がLSI製造工
程で用いられてきた。さらにパターンを微細化したいわ
ゆる超LSIについては、より短波長の光源が要求され
、この要求に応えるものとしてレーザ光源、たとえばエ
キシマレーザが注目されている。エキシマレーザはレー
ザ媒質としてクリプトン、キセノンなどの希ガスとふっ
素、塩素などのハロゲンガスを組み合わせることにより
、353nmから193nmの間のい(つかの波長でパ
ターン露光に十分な出力を有する発振線を得ることがで
きる。
これらエキシマレーザの利得バンド幅は約1nmと広(
、光共振器と組み合わせて発振させた場合、発振線が0
.5nm程度の帯域幅(半値全幅)を持つ。このように
比較的広い帯域幅を持つレーザ光を露光用光源として用
いた場合、ランプ光源の場合と同様、露光光学系に色収
差を補正した結像光学系を採用する必要がある。ところ
が、波長が350nm以下の紫外域では、結像光学系に
用いるレンズの光学材料の選択の幅が限られ、色収差補
正が困難となる。レーザ発振線の帯域幅を0.005n
m程度にまで単色化し、かつ中心波長の変動を防止でき
れば色収差補正しない結像光学系が利用可能となり、エ
キシマレーザを光源とした超LSI製造用の投影露光装
置が実現する。
広い帯域幅を持つレーザ光を単色化するには、狭い透過
帯域を持つ波長選択フィルターを通せばよい。しかしこ
の方法ではレーザの出力が著しく減衰し、露光用光源と
して実用に供することができない。そこで、波長選択素
子を共振器内に設置し、出力を減衰させずに単色化する
方法が一般に採用されてきた。第4図はこのような従来
の狭帯域化エキシマレーザの構成を説明する図である。
第4図において全反射鏡2および半透過鏡4からなる光
共振器内に放電管1が置かれている。放電管1には希ガ
スとハロゲンガスを含む媒質ガスが封入されており、放
電励起によってレーザ発振する。光共振器中には波長選
択素子であるファブリペローエタロン5,6が設置され
ている。ファブリペロ−(以下、F−Pと略す)エタロ
ンは対向する平行平板間の光の干渉を利用した波長選択
素子であり、エキシマレーザの発振波長域において非常
に狭い透過帯域幅を持つものが得られる。
一方、F−Pエタロンは第5図aに示すように同時に多
数の透過帯を持つ性質があるので、隣合う透過帯の波長
間隔をレーザ媒質の利得バンド幅より十分大きくとる必
要がある。ところが、エキシマレーザの発振波長域では
透過帯域幅に対する隣合う透過帯の間隔、すなわち、フ
ィネスの大きなF’−Pエタロンを製作することは非常
に困難になる。そこで、エキシマレーザにおいては第5
図すのように、狭い透過帯域幅を持つF−Pエタロン5
に透過帯域幅が広い第2のF−Pエタロン6を組み合わ
せて、実効的なフィネスを大きくしている。
このような構成のエキシマレーザ装置では、FPエタロ
ン5.6で選択された特定の波長の光だけが増幅、発振
するので、高い出力の単色光を得ることができる。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような従来の狭帯域化レーザ装置では、光
共振器内に定在する高いエネルギーの光が波長選択素子
を通過する。このため波長選択素子の変形により、選択
波長の変化やF−Pエタロンの劣化を招く。特にレーザ
の出力が2W以上となると、レーザ発振の中心波長のジ
ャンプが起こる場合があった。これは第5図すかられか
るように、広い透過帯域幅を持つF−Pエタロンの選択
波長が変化すると発振波長が狭い透過帯域幅を持つF−
Pエタロンの隣合う透過帯へ不連続に移動することによ
る。投影露光装置においてこのような発振波長のジャン
プが起こると、所定の露光パターンが全(得られな(な
るという重大な課題があった。本発明はこのような課題
を解決するためなされたもので、波長選択素子の変形に
よる波長ジャンプがない狭帯域化レーザ装置を提供する
ものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するため本発明は、レーザ媒質と、前記
レーザ媒質の両側に設置され光共振器を構成する第1.
第2の全反射鏡と、前記レーザ媒質と第1の全反射鏡と
の間に置いた半透過鏡と、前記半透過鏡と第1の全反射
鏡との間に設置した複数のファブリペローエタロンとを
具備し、前記ファブリペローエタロンの内、最も透過帯
域幅の広いものを第1の全反射鏡に最も近(設置したも
のである。
作用 この構成により、F−Pエタロンが設置された空間に入
射する光エネルギーは、従来例の場合のそれに半透過鏡
の透過率を乗じた程度に低下する。さらに、多数の透過
帯の中から1本の発振波長を選択する、最も透過帯域幅
の広いF−Pエタロンには、他のF−Pエタロンによっ
て減衰した光が入射するので、F−Pエタロンの変形に
よるレーザの発振波長のジャンプを防止できることとな
る。
実施例 第1図は本発明の一実施例であるエキシマレーザの構成
図である。第1図において本発明実施例のレーザ装置は
希ガスとハロゲンガスの混合気体をレーザ媒質とする放
電管1と、全反射鏡2,3および半透過鏡4によって光
共振器を構成し、紫外域でレーザ発振する。半透過鏡4
は、放電管1と全反射鏡3を結ぶ軸からはずれた位置に
設置された全反射鏡2の方向に共振器の光軸を折曲げる
とともに、放電管1と全反射鏡3を結ぶ軸の方向にレー
ザ出力を取り出す役割を果たす。半透過鏡4と全反射鏡
2との間の光共振器の光軸上には、波長選択素子である
F−Pエタロン5.6が置かれ、特定の狭い帯域の波長
だけを選択的に増幅する。なお、F−Pエタロン6は同
5より広い透過帯域幅を持つように設計されている。
F−Pエタロンを2個使用するのは、従来例の場合と同
じ理由による。すなわちエキシマレーザの発振波長域に
おいては、フィネス約20を赳えるF−Pエタロンの製
作が困難なので透過帯域幅が0.005nmのエタロン
5だけでは約0.1nm毎に隣合う透過帯が現われ、複
数の波長で発振してしまう。そこで、透過帯域幅が約0
.O5nm、フィネス20の第2のF−Pエタロン6を
追加し、レーザ媒質の利得帯域幅である約1nm内に一
本の透過帯しか現われないようにして単色発振を実現し
ている。
次に本実施例について、F−Pエタロンの変形が低減で
きることを説明する。F−Pエタロンは対向した平行平
板の間における光の多重反射を利用した干渉素子である
。光は多重反射する間にわずかづつではあるが反射面に
吸収され、結果的に表面温度の上昇を招き変形につなが
る。発明者らの測定では、F−Pエタロンに入射した光
の50%程度が吸収されていた。
そこで、F−Pエタロンに入射する光のエネルギーを極
力低下させてやればその変形を避けることができる。
本発明においては放電管1を含む全反射鏡3と半透過鏡
4の間の光共振器内には従来のレーザ装置の場合と同様
、大きな光エネルギーが定在するが、半透過鏡4と全反
射鏡2の間の空間では放電管方向から来た光の大半が半
透過鏡によって光共振器外へ放射されるため、定在する
光エネルギーはわずかである。発明者らが実測したとこ
ろによると、半透過鏡4の反射率が30%の場合、半透
過鏡4と全反射鏡2との間の空間にある光エネルギーは
、従来のレーザ共振器中の約115であった。
さらに、帯域幅0.O5nmのF−Pエタロン6を全反
射鏡2に近い側に設置することによって、レーザの発振
波長のジャンプを防止している。すなわち、F−Pエタ
ロン6に入射する光エネルギーはF−Pエタロン5によ
り吸収を受け、上述の値よりさらに減少しており、F−
Pエタロン6の変形はほとんど無視できる程度となる。
本発明らの実験によれば、第4図に示したような従来の
狭帯域化エキシマレーザで2W以上の出力を取り出すと
F−Pエタロンの熱変形が顕著になった。その結果、発
振波長のジャンプが起こり、投影露光装置の光源に供す
ることができなかった。
一方、本発明による狭帯域化レーザ装置では、選択波長
は大きく変化することなく、単色レンズを用いた投影露
光装置の光源として十分利用できるようになった。さら
に、F−Pエタロンの゛寿命を従来の共振器の場合より
も大幅に延長するという効果も見られた。
エキシマレーザは媒質の利得が高いため、光共振器°の
カップリング、すなわち本発明における半透過鏡の透過
率は10〜20%と低く取ることができる。したがって
、本発明は特にエキシマレーザにおいてその効果を発揮
するものと言える。
第2図に本発明の第2の実施例を示す。第2図の実施例
では、直線の光軸上に全反射鏡2,3を設置し、光軸の
途中においた半透過鏡4によって、光軸と直角方向に出
力を取り出している。この場合、半透過鏡の反射率を7
0%程度にとれば、第1図の実施例と同様の効果が得ら
れる。2個のF−Pエタロン5,6は、透過帯域幅が狭
い5を半透過鏡4側に、透過帯域幅が広い6を全反射鏡
2個に置くことは第1図の実施例の場合と同である。
第3図は本発明の第3の実施例を示す。透過帯域幅0.
O05nmのF−Pエタロン5を半透過鏡側においてい
るため、5の熱的変形はF−Pエタロン6より大きくな
る。F−Pエタロン5が変形すると、その選択波長が連
続的に変化する。その結果、発振波長のジャンプは起こ
らないまでも波長のドリフトが生じ、波長の安定性に対
する要求が厳しい場合や、レーザ出力がさらに大きい場
合など問題になる。そこで第3図の実施例においては、
本発明者らがすでに提案したく特願昭62−24335
9)波長安定化装置7を組み込んでいる。波長安定化装
置7はレーザの発振波長をモニタして、F−Pエタロン
の選択波長を制御するもので、連続的な波長ドリフトを
キャンセルすることができる。この実施例では、本発明
によるF−Pエタロンの変形低減効果とあいまって、高
い波長安定性を実現している。
以上のような構成を有するので、本発明の狭帯域化レー
ザ装置はF−Pエタロンの変形による波長のジャンプが
防止でき、単色化したレーザ光を一定の波長で安定に放
射することができる。
発明の詳細 な説明したように、本発明は共振器内に置いた波長選択
素子であるファブリペローエタロンを通過する光エネル
ギーを小さ(することによって、選択波長のジャンプが
なく、投影露光装置の光源に最適な狭帯域化レーザ装置
を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である狭帯域化レーザ装置の
構成を示す図、第2図は本発明の第2の実施例を示す図
、第3図は本発明の第3の実施例を示す図、第4図は従
来の狭帯域化レーザ装置の構成を示す図、第5図はファ
ブリペローエタロンによる波長選択の原理を説明する図
である。 1・・・・・・放電管、2,3・・・・・・全反射鏡、
4・・・・・・半透過鏡、5.6・・・・・・ファブリ
ペローエタロン。7・・・・・・波長安定化装置。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名第2図 第 図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レーザ媒質と、前記レーザ媒質の両側に設置され光共振
    器を構成する第1、第2の全反射鏡と、前記レーザ媒質
    と第1の全反射鏡との間に置いた半透過鏡と、前記半透
    過鏡と第1の全反射鏡との間に設置した複数のファブリ
    ペローエタロンとを具備し、前記ファブリペローエタロ
    ンの内、最も透過帯域幅の広いものを第1の全反射鏡に
    最も近く設置したことを特徴とする狭帯域化レーザ装置
JP1095750A 1989-04-14 1989-04-14 狭帯域化レーザ装置 Pending JPH02273980A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1095750A JPH02273980A (ja) 1989-04-14 1989-04-14 狭帯域化レーザ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1095750A JPH02273980A (ja) 1989-04-14 1989-04-14 狭帯域化レーザ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02273980A true JPH02273980A (ja) 1990-11-08

Family

ID=14146176

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1095750A Pending JPH02273980A (ja) 1989-04-14 1989-04-14 狭帯域化レーザ装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH02273980A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4988812A (en) * 1989-11-06 1991-01-29 Dow Elanco Aqueous process for the preparation of 5-methyl-n-(aryl)-1,2,4-triazolo(1,5-A)pyrimidine-2-sulfonamides

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4988812A (en) * 1989-11-06 1991-01-29 Dow Elanco Aqueous process for the preparation of 5-methyl-n-(aryl)-1,2,4-triazolo(1,5-A)pyrimidine-2-sulfonamides

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