JPH02273717A - 液晶表示素子の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は液晶表示素子の製造工程で、個々の液晶セルの
ガラス基板を周囲から切り離す作業の際に用いる切断位
置目印を、特別に工程を増やさずに形成できる液晶表示
素子の製造方法に関す葛。

［従来の技術］ 液晶表示素子の上下ガラス基板に、それぞれ。

所定の位置に透明導電膜電極や其の上を覆う配向膜を形
成させた後、それらを形成させた領域の周囲の上下ガラ
ス基板の間を封止材で封止して液晶セルを組立た後に、
個々の液晶セルのガラス基板を周囲から切り離す切断作
業は、組立後のガラス基板を固定して、その時のガラス
の端。面から計って切断位置を決定し、其処にあらかじ
め液晶表示素子の外形寸法を補正した値でガラス切りの
刃を組んだ治具を位置合わせして、ガラス基板の切断を
行っていた（例えば、特公昭５８−３２１２号公報）。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、上記従来の技術は個々の液晶表示素子のガラス
基板を周囲から切り離す切断作業について良く配慮され
ていなかったので、切断工程での作業性に問題があった
。

本発明は、上記従来の製造方法の問題点を解決し、切断
作業が簡単容易に行え、切断作業での作業性を向上させ
ることが出来る液晶表示素子の製造方法を提供すること
を目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために本発明においては、ガラス基
板を切断する際に用いる切断位置目印を。

印刷技術によりガラス基板に配向膜を形成させる工程で
、配向膜と同時に形成させることにした。

［作用コ 上記のようにした場合、配向膜で形成させたガラス基板
上の切断位置目印は、ハロゲンランプなどを光源にして
、ガラス基板に対して２０〜７０度の範囲にある方向か
ら光を照射すると１周囲との屈折率の相違によって見る
ことが出来る。また、現在、配向膜は其の材料をガラス
基板上の所定の位置に塗布するために印刷技術を利用し
ているが。

此の配向膜の印刷精度は±０．３■以内にすることが出
来る。従って、ガラス基板上に配向膜材料で印刷して形
成させた切断位置目印は其の目的に対して十分な実用性
を発揮できる。

［実施例］ 第１図（ａ）は本発明一実施例を説明する平面図で、図
中、１は上板下板共通切断線、２は上板切断線（下板切
断線）、３は下板切断線（上板切断線）、５は組立を終
った時のガラス基板である。また、第１図（ｂ）は切断
位置目印を拡大して示す図で。

図中、４は切断線を示す。

切断位置目印は、ガラス基板に配向膜を印刷技術により
形成させる工程で印刷に使用するゴム版に、切断位置目
印も同時に印刷できるように予め加工しておくことによ
って、配向膜形成工程で配向膜と同時に形成させる。

切断位置目印の形状や形成位置は、形成後の状態を示す
平面図である第１図（ａ）から良く判る。

切断位置目印を形成させる位置は、図に示すように、上
板、下板ガラス基板の切断線が交差する個所であって、
形状も図示のようにする。切断位置目印の中央部でガラ
ス基板の隅が切断されるようにしであるのは、配向膜印
刷時のダレを軽減するためである。実際に切断する作業
は此の切断位置目印の中央部を目安にして行う。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、ガラス基板の切断
作業が、配向膜形成時に一緒に予め形成してあった切断
位置目印を目安にして簡単容易に行えるので切断工程で
の作業性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明一実施例を説明する平面図、第１
図（ｂ）は切断位置目印を拡大して示す図である。 １・・・上板、下板共通切断線、　２・・・上板（下板
）切断線、　　３・・・下板（上板）切断線、　４・・
・切断線。 ５・・・組立後のガラス基板。 第　　１　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、液晶表示素子のガラス基板を切断する際に用いる切
   断位置目印を、印刷技術によりガラス基板に配向膜を形
   成させる工程で、配向膜と同時に形成させることを特徴
   とする液晶表示素子の製造方法。