JPH02272843A - データ伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ローカル・エリア・ネットワーク等に使用
されるデータ伝送装置に関するものである。

［従来の技術］ 例えばローカル・エリア・ネットワークでは同一の通信
回線に複数の端末装置が接続され、ある端末装置から任
意の端末装置にデータの伝送を行う必要がある。このた
め従来は第３図に示すように、端末装置１ａ〜１ｄがあ
るとき、例えば端末装置１ａにはアドレス０１．端末装
置１ｂにはアドレス０２、端末装置ＩＣにはアドレス０
３、端末装置１ｄにはアドレス０４のように、各端末装
置に固有のアドレスを与えている。

このように構成されたシステムにおいて、シリアル通信
を行うとき、例えばアドレス０１を持つ端末装置１ａが
アドレス０２を持つ装置１ｂとアドレス０３を持つ端末
装置ＩＣに同一のデータＡを伝送する場合、次のような
手順でアドレス信号およびデータを伝送することになる
。

アドレス０２→データＡ→※ ※→アドレス０３→データＡ このようにすると、端末装置１ｂは自分のアドレス０２
を検出してその次の、データＡを受信する。同様に端末
装置ＩＣは自分のアドレス０３を検出してその次の、デ
ータＡを受信する。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながらこのような従来のシステムは同一のデータ
を複数の装置に伝送する場合でも、端末装置に対してそ
れぞれのアドレス信号を指定するためにいちいちアドレ
ス信号を伝送しなければならず、通信データ量が多くな
り、通信時間も長くなるという課題があった。

この発明は複数の端末装置に同一のデータを伝送すると
き、端末装置毎にアドレス信号を伝送する必要のない装
置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ このような課題を解決するためにこの発明は、各端末装
置はその端末装置に固有のアドレスを持った第１の記憶
部と、その端末装置のうち特定のグループ毎に共通のア
ドレスを備えた第２の記憶部とからなるものである。

［作用］ 特定のグループを指定するアドレス信号が伝送されると
、そのアドレス信号を持つ端末装置は全て次に伝送され
るデータを受信可能な状態となる。

そしてデータが送られてくるとそのデータを受信する。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例を示す端末装置のブロック
図である０図において、１は端末装置であり、通信回線
２を介して送られてくるシリアルデータを受信するよう
になっている。端末装置１に供給されたシリアルデータ
はレジスタ３に記憶される。

一方、シリアルデータが入力されると図示しない装置に
よってデータ選択装置７が起動され、記憶部４に記憶さ
れている固有アドレス（固有アドレスについては後述す
る）を比較回路５に供給する。このとき記憶部４は汎用
性を持たせるために複数の固有アドレスを有しているが
、全てのシステムでその固有アドレスを全て使用するわ
けではない、そのため、そのシステムで使用する固有ア
ドレス数を設定部８に設定しておき、そこで設定された
種類の固有アドレスを比較回路５に供給するようになっ
ている。

固有アドレスは個々の装置毎に異なる第１の固有アドレ
スと、特定の端末装置のグループに共通に割り当てられ
る第２の固有アドレスとがあり、前者は固有アドレス■
、後者はその端末装置の組合せ方によって決まるグルー
プ毎にそれぞれ固有アドレス■■・・・・と割り振られ
、記憶されている。

このようにして決められた固有アドレスは比較回路５に
供給され、その内部の図示しないレジスタ等で一時記憶
され、シリアル入力されてレジスタ３に記憶されている
アドレス信号、すなわち他の端末装置から供給されたア
ドレス信号と比較される。比較された結果、一致するア
ドレスがあれば一致フラグ６がセットされ、そのことを
契機として通信回線２を介して供給される次のデータを
取り込む。このため、データを伝送をする端末装置は、
あるアドレス信号１種類と、その次にデータを伝送すれ
ば良い、このようにすると伝送されたアドレス信号が第
１のアドレス信号のときはそのアドレスを有しているの
は特定の一つの端末装置だけであるから、その端末装置
にデータが伝送され、アドレス信号が第２のアドレス信
号であればそのアドレスは複数の装置が有しているので
、そのアドレスを有する複数の端末装置は全て、種類の
アドレス信号を受信するだけで、データの受信を行える
。

第２図はこの思想を端末装置１ａから１ｄに適用した具
体例であり、先ず各端末装置はそれぞれの端末装置毎に
固有のアドレス０１，０２．０３゜０４を有している０
次に端末装置１ｂと１ｃとを一つのグループとし、その
グループに固有のアドレス０５を端末装置１ｂ、ｌｃが
有している。同様に、端末装Ｗ１ｃと１ｄとを一つのグ
ループとし、そのグループに固有のアドレス０６を端末
装置１ｃ、ｌｄが有している。

このように構成したシステムにおいて、端末装置１ａか
ら端末装置１ｂ、ｌｃに同じデータＡを伝送しようとす
るとき、次の順序でアドレス信号およびデータ信号の伝
送を行う。

アドレス０５→データＡ 端末装置１ｂ、ｌｃは両方ともアドレス０５を有してい
るので双方共、アドレス信号の次に供給されるデータＡ
を取り込む、この結果、一種類のアドレス信号と一種類
のデータ信号を送信するだけで、そのアドレス信号によ
って指定された端末装置に全てに対して、必要なデータ
を伝送することができる。

なお、以上の説明で送信側はアドレス信号を一種類しか
有しておらず、特定の端末として説明しているが、他の
端末装置と同様に、グループ分けしたアドレスを記憶さ
せておけば、どの端末装置からでも任意の端末装置にデ
ータの伝送を行うことができる。

し発明の効果］ 以上説明したようにこの発明は、各装置に固有のアドレ
ス信号と、グループ分けしたものに共通のアドレス信号
とをそれぞれの端末装置に記憶させるようにしたので、
同一のデータを特定のグループの端末装置に伝送すると
き、従来のように端末装置毎のアドレス信号を順次送ら
ず、グループに割り当てられたアドレスだけを伝送すれ
ば良いので、通信回線に送出するデータ数が少なくなり
、通信時間が短くなって、通信回線の使用効率が良くな
るという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はその装置にアドレス信号を割り当てたシステム構成を
示す図、第３図は従来のシステム構成を示す図である。 １・・・・端末装置、２・・・・通信回線、３・・・・
レジスタ、４・・・−記憶部、５・・・・比較回路、７
・・・・データ選択装置、８・・・・設定部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 同一系統の通信回線で接続され、それぞれが固有のアド
   レスを有する記憶部を有した複数の端末装置があり、あ
   る端末装置から任意の端末装置のアドレスを指定して、
   その指定された端末装置にデータの送信を行うデータ伝
   送装置において、端末装置はその端末装置に固有のアド
   レスを持つた第１の記憶部と、 特定のグループ毎に共通のアドレスを持った第２の記憶
   部とを備えたことを特徴とするデータ伝送装置。