JPH0936887A - スタッカブルハブシステム - Google Patents

スタッカブルハブシステム

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JPH0936887A
JPH0936887A JP7202820A JP20282095A JPH0936887A JP H0936887 A JPH0936887 A JP H0936887A JP 7202820 A JP7202820 A JP 7202820A JP 20282095 A JP20282095 A JP 20282095A JP H0936887 A JPH0936887 A JP H0936887A
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JP
Japan
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hub
memory
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JP7202820A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Higashiyama
東山  満
Manabu Usami
学 宇佐美
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台のハブを管理用ケーブルにバス接続し
て構成したスタッカブルハブシステムにおいて、各ハブ
にグループインデックスを正しく割当てることができる
ようにする。 【解決手段】 管理用ケーブル7にバス接続された各ハ
ブ21、22は、一台毎にシリアル番号に相当する固有
情報を固有情報メモリ24から読み出して管理用ケーブ
ル上に送出し、管理装置30を有するハブ21は、管理
用ケーブルに接続されている全てのハブの固有情報の一
覧を揮発性のハブ一覧メモリ26に作成し、このハブ一
覧メモリを所定のタイミングに参照して、ハブ一覧メモ
リに記憶されていて不揮発性のグループインデックスメ
モリ31に登録されていない固有情報をグループインデ
ックスに対応付けてグループインデックスメモリに登録
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN(ローカル
エリアネットワーク)等の通信機器を接続するための集
線装置(ハブ)のうち、複数台のハブをケーブルで接続
して一台の多ポートハブと同等のネットワークを形成す
るスタッカブルハブシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の端末機間で高速に通信
を行なう方式としてLAN等の通信方式が用いられてい
るが、これらの通信方式の中には、各端末機の通信ボー
ド間を直接ケーブルで接続する方式だけでなく、これら
の通信ボード間をハブ(HUB)と称する集線装置を介
して接続する方式がある。
【0003】このような目的で使用されるハブは、端末
機の通信ボードにツイストペア線等を介して接続するた
めのポートを複数有しているが、端末機の数が増加して
ネットワークの規模が大きくなると、一台のハブではポ
ート数が不足し、また、そのネットワークを管理する必
要性が生じてくる。
【0004】これを解決するためのシステムとしてスタ
ッカブルハブシステムがある。このシステムは、図4に
示すように、ネットワーク管理用の管理装置1aを有す
る一台のハブ1に管理装置を持たないハブ2を、フラッ
トケーブルのような多線式の管理用ケーブル3を介して
縦列に接続し、各ハブ1、2、2、…のポートにツイス
トペア線4で接続された各端末機5の間で通信を可能に
するものである。なお、各ハブの間は、管理用のフラッ
トケーブル3の他に、異なるハブに接続されている端末
機5同士の通信が行なえるようにするためのリピータ間
接続ケーブル6で接続されている。
【0005】このスタッカブルハブシステムでは、管理
装置のない安価なハブ2を必要数だけ既設のハブ2に縦
列に接続するだけで、安価にシステムを拡大することが
できる。
【0006】ところで、このようなスタッカブルハブシ
ステムでは、管理装置1aを有するハブ1が他のハブ2
をそれぞれ区別して認識できなければ、ネットワーク全
体の管理を行なうことができない。そのために、スタッ
カブルハブシステムでは、一組のポートにグループイン
デックス(1から最大1024まで)を割当て、そのグ
ループインデックスを用いて管理対象のハブにアクセス
している。
【0007】このグループインデックスの割当ては、ハ
ブ一台毎に設けられている複数のポートを一組とする方
法、即ち、ハブ一台毎に異なるインデックスを割り当て
るのが分かりやすく一般的である。グループインデック
スをハブ一台毎に割当てる方法としては、各ハブにイン
デックス番号設定用のスイッチを設け、そのスイッチの
操作で各ハブに異なるインデックス番号を設定する方法
が考えられるが、このような手動設定による方法では、
ハブの台数が多くなると同じインデックスを複数台のハ
ブに重複設定しまう恐れがあり、このような重複設定が
あるとシステム全体に悪影響を与える。
【0008】これを解決するために、特開平7−385
78号には、管理機能付きハブが後続のハブにパルス信
号を出力し、このパルス信号を受けた管理機能のないハ
ブがこのパルス信号を所定時間遅延して管理機能付きハ
ブおよび後続のハブに出力するように構成し、パルス信
号の遅れ時間に基づいて、各ハブにインデックス番号を
割り当てる方法が開示されている。
【0009】この方法によれば、各ハブに異なるインデ
ックス番号を自動設定することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように、各ハブを縦列接続するシステムでは、ハブの接
続順を変えてしまうと、それまで登録していたグループ
インデックスと実際のハブとの対応がとれなくなってし
まうので、ハブの接続順を後から変更しにくく、また、
変更する毎にグループインデックスの再登録作業が必要
になるという問題がある。
【0011】このため、図5に示すように、例えば同軸
型の1本の管理用ケーブル7に各ハブ1、2、2、…を
バス接続してスタッカブルハブシステムを構成すること
が考えられるが、このように1本のケーブルにバス接続
した場合、前記したようなグループインデックスの登録
方法を用いることができない。
【0012】即ち、前記のように管理機能付きハブが出
力したパルス信号を、管理機能のないハブが所定時間遅
延して後続のハブおよび管理機能付きハブに出力して各
ハブにインデックス番号を割り当てる方法は、ハブ間が
多線式のケーブルでカスケード接続される場合にその線
の一部を使用して実現できるが、図6に示したように1
本の管理用ケーブル7に各ハブ1、2、2、…をバス接
続した場合、たとえ、管理装置を有するハブ1から管理
用ケーブル7にパルス信号を出力しても、このパルス
は、管理装置のない全てのハブ2で同一タイミングに受
信されてしまうので、ハブに異なるインデックス番号を
割り当てることはできない。
【0013】本発明は、この課題を解決するためになさ
れたもので、複数台のハブを管理用ケーブルにバス接続
して構成したスタッカブルハブシステムにおいて、各ハ
ブにグループインデックスを正しく割当てることができ
るスタッカブルハブシステムを提供することを目的とし
ている。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のスタッカブルハブシステムは、端末機
(5)を接続するためのポートを有する複数台のハブ
(21、22)が管理用ケーブル(7)にバス接続さ
れ、前記複数台のハブのうちの一台に設けられた管理装
置(30)が、前記各ハブ毎に割当てられたグループイ
ンデックスを用いて前記管理用ケーブルに接続されてい
るハブの管理を行なうスタッカブルハブシステムにおい
て、前記管理用ケーブルに接続される各ハブには、互い
に他のハブと重複しないシリアル番号に相当する固有情
報が予め記憶されている固有情報メモリ(24)と、前
記固有情報メモリに記憶されている固有情報を前記管理
用ケーブル上に送出する固有情報送出手段(25)とを
それぞれ設け、前記各ハブのうち、前記管理装置を有す
るハブ(21)には、他のハブの固有情報を記憶するた
めの揮発性のハブ一覧メモリ(26)と、前記管理用ケ
ーブルに接続されている他のハブの固有情報を、前記ハ
ブ一覧メモリに記憶するハブ一覧作成手段(27)と、
前記管理用ケーブルに接続されている各ハブの固有情報
を登録するための不揮発性のグループインデックスメモ
リ(31)と、前記ハブ一覧メモリを所定のタイミング
に参照し、前記ハブ一覧メモリに記憶されていて前記グ
ループインデックスメモリに登録されていない固有情報
を、グールプインデックスに対応付けて前記グループイ
ンデックスメモリに登録する登録手段(32)とを設け
て、前記管理装置を有するハブが、前記グループインデ
ックスメモリに登録されている固有情報に基づいて前記
管理用ケーブルに接続されているハブの管理を行なうよ
うにしている。
【0015】このように、本発明では、一台毎に重複す
ることのないシリアル番号に相当する固有情報が予め記
憶されているハブを、管理用ケーブルに複数台バス接続
してスタッカブルハブシステムを構成し、そのうちの管
理装置を有するハブは、管理用ケーブルに接続された他
のハブの固有情報を受けて、管理用ケーブルに接続され
ている全てのハブの固有情報の一覧をハブ一覧メモリ上
に作成し、このハブ一覧メモリを所定のタイミングに参
照して、ハブ一覧メモリに記憶されていてグループイン
デックスメモリに登録されていない固有情報を登録する
ようにしている。
【0016】したがって、管理用ケーブルに新たなハブ
がバス接続されると、そのハブの固有情報がハブ一覧メ
モリに記憶され、所定のタイミングにこのハブの固有情
報がグループインデックスメモリに登録され、以後この
ハブに対する管理が可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明を適用したスタッ
カブルハブシステムの全体構成図である。このスタッカ
ブルハブシステムは、管理装置を有する一台のハブ21
と、管理装置を持たない複数台のハブ221 、222
……とを、例えば同軸型の管理用ケーブル7にバス接続
して構成されている。
【0018】管理装置を有するハブ21は、管理装置3
0、グループインデックスメモリ31および登録手段3
2を有している以外、管理装置をもたないハブ221
222 、……と同等の構成を有しているので、先にハブ
21とハブ22の共通する構成部分について説明する。
【0019】各ハブ21、221 、222 、…には、シ
リアル通信インタフェース23、固有情報メモリ24、
固有情報送出手段25、ハブ一覧メモリ26、ハブ一覧
作成手段27およびリピータ手段28がそれぞれ設けら
れている。
【0020】シリアル通信インタフェース23は、管理
用ケーブル7を介してハブ間で所定のプロトコルにした
がってシリアル通信ができるように構成されており、起
動時に適当に決定された自己のステーションアドレスS
Aを付加して必要な情報を管理用ケーブル7上へ出力
し、他のハブから管理用ケーブル7上に出力された情報
のうち、自己のステーションアドレスSAを宛先とする
情報を選択的に受信する。なお、シリアル通信インタフ
ェース23は、管理情報の送出指示を他のハブから受け
ると、リピータ手段28に関する管理情報等を指示のあ
ったハブ宛に送出する機能を有している。
【0021】各ハブの固有情報メモリ24は読み出し専
用のメモリ(ROM)であり、各ハブ毎に重複しない固
有情報K1 、K2 、K3 、…がそれぞれ記憶されてい
る。
【0022】この固有情報は、各ハブの生産時や出荷時
にハブ一台毎に付与されるシリアル番号と同様に一台毎
に異なり、生産ロットが変わっても重複することがない
ように、多数桁、例えば32ビットの連番で各ハブの生
産時や出荷時等に書き込まれたものである。32ビット
の固有情報の最大値は10進数で109 の桁を有してお
り、この種の機器の生産台数がこの値に到達することは
一般的に考えられない。よって、同一の固有情報を有す
るハブが存在することもあり得ず、このスタッカブルハ
ブシステム内に接続されるハブの固有情報は全て異な
る。なお、固有情報メモリ24は、電源がオフされても
その記憶内容が消去されない不揮発性のメモリであれば
ROMでなくともよい。
【0023】固有情報送出手段25は、固有情報メモリ
24に記憶されている固有情報を、例えばそのハブの起
動時(電源投入時)から所定時間毎に、管理用ケーブル
7上に送出する。この固有情報の送出は特定のハブを宛
先とするものでなく、管理用ケーブル7に接続されてい
る全てのハブが受信できるように行なわれる。
【0024】ハブ一覧メモリ26は、管理用ケーブル7
に接続されている他のハブの固有情報を記憶するための
揮発性のメモリ(RAM)であり、ハブ一覧作成手段2
7は、例えば図2の(a)に示すように、管理用ケーブ
ル7上に送出される各ハブの固有情報のうち自己の固有
情報と異なる固有情報を、その固有情報を送出したハブ
のステーションアドレスSAに対応付けてそれぞれのハ
ブ一覧メモリ24に記憶する。なお、図2の(a)は、
ハブ21のハブ一覧メモリ26に記憶された固有情報を
示しており、管理用ケーブル7に接続されているハブの
うち、ハブ221 〜223 、225 、227 の各固有情
報がステーションアドレスSAとともに記憶されてい
る。
【0025】リピータ手段28は、それぞれ複数のポー
トP1 、P2 、…、Pn を有し、各ポートにツイストペ
ア線4で接続された端末機5(例えばパーソナルコンピ
ュータ)間で情報の授受ができるようにする。
【0026】なお、各ハブのリピータ手段28同士は、
複数のポートの内の特定のポート間(あるいはこれらの
ポートと別に設けた専用ポート間)をリピータ間接続ケ
ーブル6で接続されており、このリピータ間の接続によ
って、異なるハブに接続されている端末機同士の通信が
可能になっている。なお、管理用ケーブル7にバス接続
されている全てのハブ間をこのリピータ間接続コード6
で接続する必要はなく、この接続をしないことによっ
て、端末機間で情報交換のできる範囲をグルーブ分けす
ることもできる。
【0027】一方、ハブ21の管理装置30は、このネ
ットワークの管理に必要な情報(例えば各ハブのポート
毎のトラフィク情報や、障害情報等)を、図示しないマ
ネージャ端末等からの指示があったときや、適当な時間
が経過したとき等、必要なタイミングに収集して、マネ
ージャ端末等に送信する。
【0028】スタッカブルハブシステムの管理装置30
は、ハブのグループインデックスを用いて、管理情報の
収集やマネージャとの交信を行なうように規定されてお
り、そのグループインデックスは、前記したように、1
0進で1〜1024まで、即ち10ビットの数値を使用
するように決められている。
【0029】管理装置30は、管理用ケーブル7に接続
されている各ハブの管理をグループインデックスメモリ
31を参照して行なう。
【0030】グループインデックスメモリ31は、例え
ば、電池(図示せず)でバックアップされた不揮発性の
メモリであり、ハブの固有情報を1024個まで記憶で
きるように、少なくともアドレス長が10ビット以上で
データ長が32ビット以上の容量を有している。
【0031】登録手段32は、ハブ一覧メモリ26を所
定のタイミングに参照し、このハブ一覧メモリ26に記
憶されていてグループインデックスメモリ31に登録さ
れていない固有情報を、例えば、図2の(b)に示すよ
うに、グループインデックスメモリ31にそのインデッ
クス順に登録する。
【0032】この登録手段32は、3つの登録モードを
有している。第1の登録モードは、図3の(a)に示す
ように、ハブ一覧メモリ26に固有情報が記憶される毎
に、ハブ一覧メモリ26を参照して、未登録の固有情報
があれば、その固有情報をグループインデックスメモリ
31に登録するモードである。この登録モードは、すで
に登録されているハブが起動する毎にメモリを参照する
という無駄はあるが、新たに管理用ケーブル7に追加接
続されたハブが起動された直後に登録が完了するという
利点があるので、最初にこのスタッカブルハブシステム
を構成する場合に特に有効である。
【0033】また、第2の登録モードは、図3の(b)
に示すように、管理装置30が、マネージャ端末等から
グループインデックスメモリ31の内容を送るように指
示を受けたときに、ハブ一覧メモリ26を参照して未登
録の固有情報を登録するモードである。
【0034】また、第3の登録モードは、図3の(c)
に示すように、グループインデックスメモリ31に最後
に登録された固有情報Ki(図2参照)に対応するイン
デックス値Mより大きなグループインデックスがアクセ
スされたとき、ハブ一覧メモリ26を参照して、未登録
の固有情報を登録するモードである。
【0035】これら3つの登録モードのうち、前記した
ように、第1の登録モードは、このスタッカブルハブシ
ステムを最初に構築する際や、一旦グループインデック
スメモリ31の登録内容を全て消去してから再登録する
際等に用いられるもので、特定の起動コード等を外部か
ら入力したときのみ起動する。これに対し、第2、第3
の登録モードは常時起動できる状態になっている。
【0036】なお、固有情報を登録するタイミングは上
記の場合だけでなく、例えば、一定時間毎にハブ一覧メ
モリ26を参照して未登録の固有情報をグループインデ
ックスメモリ31へ登録するようにしてもよく、この時
間毎の登録と前記した3つの登録モードとを併用して、
固有情報の登録を行なうようにしてもよい。
【0037】ここで、前記したようにこのシステムを構
築する場合の動作について説明する。システム構築時に
は、使用する各ハブを管理用ケーブル7にバス接続して
おき、始めに管理装置30を有するハブ21を起動し
て、前記した第1の登録モードにしておいてから、他の
ハブ221 、222 、223 、……を適当な順(順番は
任意)に起動していけば、各ハブのハブ一覧メモリ26
には、図2の(a)に示したように、自己の固有情報以
外の固有情報が順次記憶される。
【0038】ここで、管理装置30を有するハブ21
は、図2の(b)に示したように、自己のハブ一覧メモ
リ26に新たな固有情報が記憶される毎に、その固有情
報をグループインデックスメモリ31にインデックス順
に登録する。なお、1番目のインデックスには、自己の
固有情報K1 を登録する。
【0039】前記したようにグループインデックスメモ
リ31は不揮発性メモリなので、一旦登録された固有情
報は、特別の処理を行なわない限り消えることがない。
このようにして、管理用ケーブル7にバス接続された各
ハブの固有情報がグループインデックスに対応付けされ
て登録された状態で、マネージャ端末等からハブ21の
管理装置30に対して例えばグループインデックス
「4」のハブの管理情報を求める指示があり、図2の
(b)に示したようにグループインデックスメモリ31
の4番目のインデックスに固有情報K2 が登録されてい
る場合、管理装置30は、その固有情報K2 に対応する
ステーションアドレスSA3 を宛先とし管理情報の送出
を指示する情報を管理用ケーブル7上に送出させる。こ
の情報を受信した固有情報K2 のハブ221 は、要求さ
れた管理情報をハブ21宛に送出する。
【0040】この情報を受けたハブ21は、受信した管
理情報をグループインデックス「4」のハブの管理情報
としてマネージャ端末等へ送出する。
【0041】また、グループインデックスメモリ31に
最後に登録された固有情報のインデックス値Mより大き
なグループインデックスLを受けたときには、登録手段
32は、前記第3の登録モードを起動させ、ハブ一覧メ
モリ26を参照して未登録情報の有無を調べ、未登録の
固有情報がある場合にはその固有情報をグループインデ
ックスメモリ31へインデックス順に登録する。この登
録によってL番目のインデックスに固有情報が登録され
た場合、管理装置30は、前記同様にこの固有情報に対
応するハブに対して管理情報を送出するように指示し、
そのハブの情報を収集する。
【0042】なお、未登録の固有情報がハブ一覧メモリ
26に記憶されていない場合や、未登録の固有情報をグ
ループインデックスメモリ31に登録してもL番目のイ
ンデックスに達しない場合には、管理装置30は管理情
報の要求を無視する。
【0043】このように、スタッカブルハブシステムの
構築時に登録されたハブ以外に他のハブが管理用ケーブ
ル7に追加接続されると、そのハブの固有情報は既に管
理用ケーブル7に接続されている他のハブのハブ一覧メ
モリ26に記憶され、この追加接続されたハブの固有情
報は、所定のタイミングにグループインデックスメモリ
31に登録される。
【0044】前記したように、各ハブの固有情報は、生
産時等に付与されるシリアル番号と同様に重複しないよ
うに予め記憶されているので、複数台のハブに同一のグ
ループインデックスが重複して割り当てられることはな
く、このグループインデックスの重複によるシステムへ
の悪影響も発生しない。
【0045】なお、ハブ一覧メモリ26は揮発性のメモ
リであるので、例えば、終業時に各ハブの電源を断にす
るとそのハブ一覧情報は消えてしまうが、始業時に電源
が再投入されると、その投入されたものから優先的にハ
ブ一覧メモリ26に記憶されていくことになる。また、
ステーションアドレスSAも、ハブの起動時に適当に割
当てられるので、各ハブの固有情報に対応するステーシ
ョンアドレスSAは日によって変化するが、グループイ
ンデックスと固有情報との関係は不変なので、、管理装
置30によるハブの管理に支障はない。
【0046】以上のように、このスタッカブルハブシス
テムでは、管理用ケーブル7に接続された各ハブの固有
情報を、少なくとも管理装置を有するハブのハブ一覧メ
モリ26に記憶しておき、所定のタイミングにこのハブ
一覧メモリ26を参照して、グループインデックスメモ
リ31に未登録の固有情報を登録するようにしているの
で、管理用ケーブルに接続された各ハブに異なるグルー
プインデックスを自動的に割当てることができる。
【0047】なお、前記したスタッカブルハブシステム
では、管理用ケーブル7に接続されているハブ間で管理
情報を伝送するための宛先として、各ハブの起動時に適
当に決まるステーションアドレスSAを用いていたが、
これは、既成のシリアル通信インタフェースを利用した
ことによるものであり、ビット長の長いアドレスを使用
できるシリアル通信インタフェースを使用する場合に
は、各ハブの固有情報そのものをアドレスとして、ハブ
間の交信を行なうこともできる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスタッカ
ブルハブシステムでは、一台毎に重複することのないシ
リアル番号に相当する固有情報が記憶されている複数台
のハブを管理用ケーブルにバス接続し、そのうちの管理
装置を有するハブは、管理用ケーブルに接続された他の
ハブの固有情報を受けて、各ハブの固有情報の一覧をハ
ブ一覧メモリ上に作成し、このハブ一覧メモリを所定の
タイミングに参照して、ハブ一覧メモリに記憶されてい
てグループインデックスメモリに登録されていない固有
情報を登録するようにしている。
【0049】このため、管理用ケーブルにバス接続され
るハブに対して、グループインデックスを重複すること
なく確実に割当てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体構成図
【図2】一実施形態のメモリの記憶内容を示す図
【図3】一実施形態の要部の処理手順を示すフローチャ
ート
【図4】従来のスタッカブルハブシステムの構成図
【図5】各ハブを管理用ケーブルにバス接続して構成し
たスタッカブルハブシステムの概略構成図
【符号の説明】
7 管理用ケーブル 21、22 ハブ 23 シリアル通信インタフェース 24 固有情報メモリ 25 固有情報送出手段 26 ハブ一覧メモリ 27 ハブ一覧作成手段 28 リピータ手段 30 管理装置 31 グループインデックスメモリ 32 登録手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末機(5)を接続するためのポートを有
    する複数台のハブ(21、22)が管理用ケーブル
    (7)にバス接続され、前記複数台のハブのうちの一台
    に設けられた管理装置(30)が、前記各ハブ毎に割当
    てられたグループインデックスを用いて前記管理用ケー
    ブルに接続されているハブの管理を行なうスタッカブル
    ハブシステムにおいて、 前記管理用ケーブルに接続される各ハブには、 互いに他のハブと重複しないシリアル番号に相当する固
    有情報が予め記憶されている固有情報メモリ(24)
    と、 前記固有情報メモリに記憶されている固有情報を前記管
    理用ケーブル上に送出する固有情報送出手段(25)と
    をそれぞれ設け、 前記各ハブのうち、前記管理装置を有するハブ(21)
    には、 他のハブの固有情報を記憶するための揮発性のハブ一覧
    メモリ(26)と、 前記管理用ケーブルに接続されている他のハブの固有情
    報を、前記ハブ一覧メモリに記憶するハブ一覧作成手段
    (27)と、 前記管理用ケーブルに接続されている各ハブの固有情報
    を登録するための不揮発性のグループインデックスメモ
    リ(31)と、 前記ハブ一覧メモリを所定のタイミングに参照し、前記
    ハブ一覧メモリに記憶されていて前記グループインデッ
    クスメモリに登録されていない固有情報を、グールプイ
    ンデックスに対応付けて前記グループインデックスメモ
    リに登録する登録手段(32)とを設けて、 前記管理装置を有するハブが、前記グループインデック
    スメモリに登録されている固有情報に基づいて前記管理
    用ケーブルに接続されているハブの管理を行なうことを
    特徴とするスタッカブルハブシステム。
  2. 【請求項2】前記登録手段は、前記グループインデック
    スメモリに最後に登録した固有情報に対応するインデッ
    クス値より大きなグループインデックスが管理対象とし
    て指定されたときに、前記ハブ一覧メモリを参照して、
    未登録の固有情報を前記グループインデックスメモリに
    そのインデックス順に登録するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のスタッカブルハブシステ
    ム。
JP7202820A 1995-07-17 1995-07-17 スタッカブルハブシステム Pending JPH0936887A (ja)

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JP7202820A JPH0936887A (ja) 1995-07-17 1995-07-17 スタッカブルハブシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103693779A (zh) * 2013-12-18 2014-04-02 中粮生物化学(安徽)股份有限公司 一种赖氨酸发酵液废水浓缩液的处理方法和发酵生产赖氨酸的方法
JP2015080092A (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 日立金属株式会社 ネットワークシステムおよびネットワーク中継装置

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