JPH02272656A - データ処理装置 - Google Patents
データ処理装置Info
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- JPH02272656A JPH02272656A JP1094725A JP9472589A JPH02272656A JP H02272656 A JPH02272656 A JP H02272656A JP 1094725 A JP1094725 A JP 1094725A JP 9472589 A JP9472589 A JP 9472589A JP H02272656 A JPH02272656 A JP H02272656A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 241001387976 Pera Species 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 101001105315 Bacillus subtilis (strain 168) 50S ribosomal protein L17 Proteins 0.000 description 1
- 101001138022 Homo sapiens La-related protein 1 Proteins 0.000 description 1
- 102100020859 La-related protein 1 Human genes 0.000 description 1
- 108010037490 Peptidyl-Prolyl Cis-Trans Isomerase NIMA-Interacting 4 Proteins 0.000 description 1
- 102100031653 Peptidyl-prolyl cis-trans isomerase NIMA-interacting 4 Human genes 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
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- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、データ処理装置に関し、特に、複数の仮想ア
ドレス空間を同時にアクセス可能とする多重仮想アドレ
ス空間制御機構を有するデータ処理装置に関するもので
ある。
ドレス空間を同時にアクセス可能とする多重仮想アドレ
ス空間制御機構を有するデータ処理装置に関するもので
ある。
多重仮想アドレス空間を実現するデータ処理システムに
おいては1例えば、多重仮想記憶域システム制御プログ
ラムが動作して、多重仮想アドレス空間の仮想アドレッ
シングを実現する。このようなシステムでは、各アドレ
ス空間がリニアな仮想アドレス範囲を有するものと規定
し、実記憶に置かれたセグメントテーブルの使用によっ
て、実記憶のアドレス範囲を定めて、多重仮想アドレス
空間を実現する。セグメントテーブルの各エントリは、
実記憶に置かれた1つのページテーブルの実アドレスを
保持する。ページテーブルの各エントリは仮想アドレス
空間中の1ページを規定する。
おいては1例えば、多重仮想記憶域システム制御プログ
ラムが動作して、多重仮想アドレス空間の仮想アドレッ
シングを実現する。このようなシステムでは、各アドレ
ス空間がリニアな仮想アドレス範囲を有するものと規定
し、実記憶に置かれたセグメントテーブルの使用によっ
て、実記憶のアドレス範囲を定めて、多重仮想アドレス
空間を実現する。セグメントテーブルの各エントリは、
実記憶に置かれた1つのページテーブルの実アドレスを
保持する。ページテーブルの各エントリは仮想アドレス
空間中の1ページを規定する。
したがって、1つのセグメントテーブルにより、1つの
アドレス空間のアドレス範囲を規定することができる。
アドレス空間のアドレス範囲を規定することができる。
複数のセグメントテーブルは、複数のアドレス空間のア
ドレス範囲を規定する。このため、複数のセグメントテ
ーブルを設けることにより多重仮想アドレス空間を実現
することができる。
ドレス範囲を規定する。このため、複数のセグメントテ
ーブルを設けることにより多重仮想アドレス空間を実現
することができる。
このように、多重仮想アドレス空間における仮想アドレ
ッシングを実現するシステムでは、例えば、IBM社シ
ステム/370のアーキテクチャの例に見られるように
、1つのアドレス空間のアドレス範囲を規定するセグメ
ントテーブルは、セグメントテーブル起点(STO)で
指定されて位置づけられる。任意のSTOで指定された
アドレス空間は、リニアな仮想アドレス範囲を有するア
ドレス空間であり、このアドレス空間で任意のバイト位
置を指定することができる。前述したIBM社システム
/370のアーキテクチャの例においては、24ビツト
アドレスが用いられ、24ビツトのアドレスで最大16
M (2″4)バイトのりニアな仮想アドレス空間を実
現する。
ッシングを実現するシステムでは、例えば、IBM社シ
ステム/370のアーキテクチャの例に見られるように
、1つのアドレス空間のアドレス範囲を規定するセグメ
ントテーブルは、セグメントテーブル起点(STO)で
指定されて位置づけられる。任意のSTOで指定された
アドレス空間は、リニアな仮想アドレス範囲を有するア
ドレス空間であり、このアドレス空間で任意のバイト位
置を指定することができる。前述したIBM社システム
/370のアーキテクチャの例においては、24ビツト
アドレスが用いられ、24ビツトのアドレスで最大16
M (2″4)バイトのりニアな仮想アドレス空間を実
現する。
ところで、任意の仮想アドレス空間で実行中のプログラ
ムが、複数の仮想アドレス空間を同時にアクセス可能と
するための技術が、特公昭6〇−41379号公報に開
示されている。この技術にによれば、アドレス空間の選
択は、命令解読器から供給されるベースレジスタアドレ
ス信号により選択されるアドレス空間マスクレジスタ内
のマスクディジット位置の値に応じて、1つのアドレス
空間の選択を制御することにより行われる。各アドレス
空間の指定は、アドレス空間マスクレジスタ内のマスク
ディジット位置に応じて、複数のアドレス空間指定レジ
スタの中の1つのアドレス空間指定レジスタを選択する
ことで実現する。
ムが、複数の仮想アドレス空間を同時にアクセス可能と
するための技術が、特公昭6〇−41379号公報に開
示されている。この技術にによれば、アドレス空間の選
択は、命令解読器から供給されるベースレジスタアドレ
ス信号により選択されるアドレス空間マスクレジスタ内
のマスクディジット位置の値に応じて、1つのアドレス
空間の選択を制御することにより行われる。各アドレス
空間の指定は、アドレス空間マスクレジスタ内のマスク
ディジット位置に応じて、複数のアドレス空間指定レジ
スタの中の1つのアドレス空間指定レジスタを選択する
ことで実現する。
また、前述したように、任意のアドレス空間を指定する
ために、STOが用いられる。すなわち、アドレス空間
指定レジスタにSTOを登録しておくことにより、選択
したアドレス空間指定レジスタによって任意のアドレス
空間を指定できる。これにより、任意の仮想アドレス空
間で実行中のプログラムが、命令解読器から供給された
ベースレジスタアドレス信号により他の仮想アドレス空
間をアクセスすることが可能となる。
ために、STOが用いられる。すなわち、アドレス空間
指定レジスタにSTOを登録しておくことにより、選択
したアドレス空間指定レジスタによって任意のアドレス
空間を指定できる。これにより、任意の仮想アドレス空
間で実行中のプログラムが、命令解読器から供給された
ベースレジスタアドレス信号により他の仮想アドレス空
間をアクセスすることが可能となる。
したがって、1つのプログラムが複数の仮想アドレス空
間をアクセス可能とするための手法としては、例えば、
次のような方法を用いることができる。その第1の方法
は、アドレス空間マスクレジスタ内のマスクディジット
の幅を拡大し、このマスクディジットに対応するアドレ
ス空間指定レジスタの数を増加させる方法である。この
第1の方法では、レジスタの数を増加させる必要がある
ため、ハードウェア量が増加する。また、第2の方法と
して、アドレス空間マスクレジスタ内のマスクディジッ
トに対応するSTOを主記憶上に持たせる方法がある。
間をアクセス可能とするための手法としては、例えば、
次のような方法を用いることができる。その第1の方法
は、アドレス空間マスクレジスタ内のマスクディジット
の幅を拡大し、このマスクディジットに対応するアドレ
ス空間指定レジスタの数を増加させる方法である。この
第1の方法では、レジスタの数を増加させる必要がある
ため、ハードウェア量が増加する。また、第2の方法と
して、アドレス空間マスクレジスタ内のマスクディジッ
トに対応するSTOを主記憶上に持たせる方法がある。
この第2の方法では、命令解読器から供給されたベース
レジスタアドレス信号により選択されるアドレス空間マ
スクレジスタ中のマスクディジットから、主記憶上の対
応するSToを得ることが可能である。そして、得られ
たSTOにより指定されるアドレス範囲のアドレス空間
のアクセスを行う。
レジスタアドレス信号により選択されるアドレス空間マ
スクレジスタ中のマスクディジットから、主記憶上の対
応するSToを得ることが可能である。そして、得られ
たSTOにより指定されるアドレス範囲のアドレス空間
のアクセスを行う。
したがって、第2の方法によれば、任意のアドレス空間
で実行中のプログラム内の命令が、命令解読器によりデ
コードされ、所望するアドレス空間を指定するオペラン
ドのベースレジスタアドレスが供給されると、このベー
スレジスタアドレスにより選択されたアドレス空間マス
クレジスタ中のマスクディジットから主記憶上の対応す
るSTOを得て、アドレス空間が決定される。そして、
実行中プログラムの命令の処理で、所望するオペランド
のアクセスすべきアドレス空間が決定されて、アドレス
変換が行われて、命令処理が行われる。アドレス変換さ
れたオペランドのアドレスは当該アドレス空間をアクセ
スするアドレスとなっている。
で実行中のプログラム内の命令が、命令解読器によりデ
コードされ、所望するアドレス空間を指定するオペラン
ドのベースレジスタアドレスが供給されると、このベー
スレジスタアドレスにより選択されたアドレス空間マス
クレジスタ中のマスクディジットから主記憶上の対応す
るSTOを得て、アドレス空間が決定される。そして、
実行中プログラムの命令の処理で、所望するオペランド
のアクセスすべきアドレス空間が決定されて、アドレス
変換が行われて、命令処理が行われる。アドレス変換さ
れたオペランドのアドレスは当該アドレス空間をアクセ
スするアドレスとなっている。
ところで、1つのプログラムから複数のアドレス空間を
アクセス可能とする第2の方法においては、プログラム
中の命令が、所望するアドレス空間のオペランドアドレ
スから、実記憶上の実アドレスを求める。オペランドア
ドレスは、所望するアドレス空間の仮想アドレスである
論理アドレスとして与えられるので、アドレス変換を行
って実記憶上の実アドレスを求める。この実記憶上の実
アドレスを求める動作の流れを、第2図を参照して説明
する。
アクセス可能とする第2の方法においては、プログラム
中の命令が、所望するアドレス空間のオペランドアドレ
スから、実記憶上の実アドレスを求める。オペランドア
ドレスは、所望するアドレス空間の仮想アドレスである
論理アドレスとして与えられるので、アドレス変換を行
って実記憶上の実アドレスを求める。この実記憶上の実
アドレスを求める動作の流れを、第2図を参照して説明
する。
第2図は、アドレス空間マスクレジスタ内のマスクディ
ジットに対応してアドレス空間の選択を制御するデータ
処理装置のアドレス変換系を示すブロック図である。第
2図において、10は命令解読器(Instructi
on Decoder) 、 20はアドレス空間マス
クレジスタ、26は主記憶上に設けられているST○テ
ーブル(STOTBL)である。命令解読器10が命令
をデコードし、命令解読器10から出力されたオペラン
ドのベースレジスタ番号は、レジスタ11にセットされ
る。レジスタ11にセットされたベースレジスタ番号は
、アドレス空間マスクレジスタ20に供給され、複数の
マスクレジスタから対応するマスクレジスタ12が選択
される。マスクレジスタ12の中のマスクディジットに
よって、主記憶上のSTOテーブル26に設定されてい
る複数のSTO(セグメントテーブル起点)から、目的
とするアドレス空間を指定するSTOが選択されて読み
出される。STOテーブル26から読み出されたSTO
は、STOレジスタ13にセットされる。このような動
作シーケンスにより、ST○レジスタ13には、所望す
るオペランドのアドレス空間を決定するSTOが設定さ
れることになる。
ジットに対応してアドレス空間の選択を制御するデータ
処理装置のアドレス変換系を示すブロック図である。第
2図において、10は命令解読器(Instructi
on Decoder) 、 20はアドレス空間マス
クレジスタ、26は主記憶上に設けられているST○テ
ーブル(STOTBL)である。命令解読器10が命令
をデコードし、命令解読器10から出力されたオペラン
ドのベースレジスタ番号は、レジスタ11にセットされ
る。レジスタ11にセットされたベースレジスタ番号は
、アドレス空間マスクレジスタ20に供給され、複数の
マスクレジスタから対応するマスクレジスタ12が選択
される。マスクレジスタ12の中のマスクディジットに
よって、主記憶上のSTOテーブル26に設定されてい
る複数のSTO(セグメントテーブル起点)から、目的
とするアドレス空間を指定するSTOが選択されて読み
出される。STOテーブル26から読み出されたSTO
は、STOレジスタ13にセットされる。このような動
作シーケンスにより、ST○レジスタ13には、所望す
るオペランドのアドレス空間を決定するSTOが設定さ
れることになる。
一方、命令解読器10が命令をデコードして出力される
オペランドの論理アドレスは、命令解読器10から論理
アドレスレジスタ(LAR)14にセットされる。そし
て、LAR14にセットされた論理アドレスからセグメ
ントインデクス(SX)14aを切り出し、5TOR1
3にセットされているSTOのアドレスと当該LAR1
4からの5X14aとを加算17することにより、セグ
メントテーブル(STBL)15からページテーブル起
点(PTO)のアドレスをアクセスして読み出す。更に
、5TBL15から読み出したPTOのアドレスとLA
R14のページインデスク(px)i4bを加算19シ
て、ページテーブル(PTBL)16の中のページフレ
ームリアルアドレス(PFRA)を得る。得られたPF
RAは、LAR14から切り出したページ内アドレス(
D;変位)14cと組み合されて、所望するオペランド
の主記憶上の実アドレスとなる。
オペランドの論理アドレスは、命令解読器10から論理
アドレスレジスタ(LAR)14にセットされる。そし
て、LAR14にセットされた論理アドレスからセグメ
ントインデクス(SX)14aを切り出し、5TOR1
3にセットされているSTOのアドレスと当該LAR1
4からの5X14aとを加算17することにより、セグ
メントテーブル(STBL)15からページテーブル起
点(PTO)のアドレスをアクセスして読み出す。更に
、5TBL15から読み出したPTOのアドレスとLA
R14のページインデスク(px)i4bを加算19シ
て、ページテーブル(PTBL)16の中のページフレ
ームリアルアドレス(PFRA)を得る。得られたPF
RAは、LAR14から切り出したページ内アドレス(
D;変位)14cと組み合されて、所望するオペランド
の主記憶上の実アドレスとなる。
この実アドレスは、PFRAを上位側ビットとし、ペー
ジ内アドレス(D)14cを下位側ビットとして組み合
せる。これは、実アドレスレジスタ(PAR)22にお
いて、セレクタ21を介して上位ビット側にPFRAが
セットされ、直接的に下位ビット側にページ内アドレス
がセットされ、組み合せて出力することにより、実アド
レスとなる。
ジ内アドレス(D)14cを下位側ビットとして組み合
せる。これは、実アドレスレジスタ(PAR)22にお
いて、セレクタ21を介して上位ビット側にPFRAが
セットされ、直接的に下位ビット側にページ内アドレス
がセットされ、組み合せて出力することにより、実アド
レスとなる。
このようにして、論理アドレスから実アドレスが求める
過程で得られた各アドレス変換過程のデータはまとめら
れて、アドレス変換対として、アドレス変換バッファ
(T L B ;Translation Look−
aside Buffer) 23に登録される。すな
わち、5TOR13内のSTOのアドレス、LAR14
内の論理アドレスの一部、およびPTBL16がらのP
FRAが、アドレス変換対として、セットアソシアティ
ブ方式のTLB23に登録される。
過程で得られた各アドレス変換過程のデータはまとめら
れて、アドレス変換対として、アドレス変換バッファ
(T L B ;Translation Look−
aside Buffer) 23に登録される。すな
わち、5TOR13内のSTOのアドレス、LAR14
内の論理アドレスの一部、およびPTBL16がらのP
FRAが、アドレス変換対として、セットアソシアティ
ブ方式のTLB23に登録される。
もし、所望する論理アドレスから実アドレスヘのアドレ
ス変換が、対応する物理アドレスに対して以前に行われ
ており、TLB23に既にアドレス変換対として登録さ
れて、有効に存在する場合には、所望するオペランドの
論理アドレスから実アドレスへの変換が、TLB23に
登録されたアドレス変換対の読み出しにより、次のよう
な動作シーケンスによって高速に行われることになる。
ス変換が、対応する物理アドレスに対して以前に行われ
ており、TLB23に既にアドレス変換対として登録さ
れて、有効に存在する場合には、所望するオペランドの
論理アドレスから実アドレスへの変換が、TLB23に
登録されたアドレス変換対の読み出しにより、次のよう
な動作シーケンスによって高速に行われることになる。
すなわち、所望するオペランドのベースレジスタ番号が
、命令のデコードによりレジスタ11に登録され、レジ
スタ11のベースレジスタ一番号によりアドレス空間マ
スクレジスタ20の複数のマスクレジスタから、対応す
るマスクレジスタ12が選択される。マスクレジスタ1
2の中のマスクデジットにより、主記憶上のSTOテー
ブル26から対応するSTOが得られて、5TOR13
にセットされる。
、命令のデコードによりレジスタ11に登録され、レジ
スタ11のベースレジスタ一番号によりアドレス空間マ
スクレジスタ20の複数のマスクレジスタから、対応す
るマスクレジスタ12が選択される。マスクレジスタ1
2の中のマスクデジットにより、主記憶上のSTOテー
ブル26から対応するSTOが得られて、5TOR13
にセットされる。
一方、命令のデコードによりLAR14に論理アドレス
がセットされると、LAR14にセットされた所望オペ
ランドの論理アドレスの一部によって直接にTLB23
を索引し、登録されているアドレス変換対により対応す
るPRFAを得ることができる。TLB23から得たP
RFAはTLBヒツト判定部(TLB hit det
ector) 25の制御で、セレクタ21を介してP
AR22にセットされ、また、LAR14からのページ
内アドレス(D)がPAR22にセットされて、実アド
レスが求められる。TLB23の中に登録されているア
ドレス変換対の内の当該PRFAの有効性については、
TLB23に登録されている論理アドレスの一部と、L
AR14内の対応する論理アドレスの一部とが一致し、
さらに、TLB23に登録されているSTOのアドレス
と、主記憶より読み出されて5TOR13にセットされ
ていた所望するオペランドのアドレス空間を指定するS
TOのアドレスを比較器24にて一致が検出されると、
これら一致条件の条件判定をTLBヒツト判定部25が
行い、アドレス変換対の有効性が判定される。
がセットされると、LAR14にセットされた所望オペ
ランドの論理アドレスの一部によって直接にTLB23
を索引し、登録されているアドレス変換対により対応す
るPRFAを得ることができる。TLB23から得たP
RFAはTLBヒツト判定部(TLB hit det
ector) 25の制御で、セレクタ21を介してP
AR22にセットされ、また、LAR14からのページ
内アドレス(D)がPAR22にセットされて、実アド
レスが求められる。TLB23の中に登録されているア
ドレス変換対の内の当該PRFAの有効性については、
TLB23に登録されている論理アドレスの一部と、L
AR14内の対応する論理アドレスの一部とが一致し、
さらに、TLB23に登録されているSTOのアドレス
と、主記憶より読み出されて5TOR13にセットされ
ていた所望するオペランドのアドレス空間を指定するS
TOのアドレスを比較器24にて一致が検出されると、
これら一致条件の条件判定をTLBヒツト判定部25が
行い、アドレス変換対の有効性が判定される。
以上のアドレス変換の動作シーケンスでは、アドレス変
換バッファに、アドレス変換対を登録した後も、アドレ
ス変換対の有効性を判定するために、主記憶より読み出
されて5TOR13にセットされていた所望するオペラ
ンドのアドレス空間を指定するSTOのアドレスをTL
B23内のSTOとの比較しなければならない。このた
め、所望するオペランドの空間を指定するSTOのアド
レスは、マスクレジスタ13のマスクディジットによっ
て、TLBを参照する毎に主記憶をアクセスして求める
ことになり、命令処理を実行する上で余計なオーバーヘ
ッドが生じる。
換バッファに、アドレス変換対を登録した後も、アドレ
ス変換対の有効性を判定するために、主記憶より読み出
されて5TOR13にセットされていた所望するオペラ
ンドのアドレス空間を指定するSTOのアドレスをTL
B23内のSTOとの比較しなければならない。このた
め、所望するオペランドの空間を指定するSTOのアド
レスは、マスクレジスタ13のマスクディジットによっ
て、TLBを参照する毎に主記憶をアクセスして求める
ことになり、命令処理を実行する上で余計なオーバーヘ
ッドが生じる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
ある。
ある。
本発明の目的は、TLB参照時のST○比較のための主
記憶アクセスをなくし、命令処理性能を向上させること
にある。
記憶アクセスをなくし、命令処理性能を向上させること
にある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
上記目的を達成するため、本発明においては、プロセッ
サ中の命令解読器から供給されるベースレジスタアドレ
ス信号により選択される複数のマスクディジット位置を
有するアドレス空間マスクレジスタを備え、該アドレス
空間マスクレジスタのマスクディジット内容に応じて、
アドレス空間の選択を制御するデータ処理装置において
、論理アドレスの一部で索引されるアドレス変換対を含
むアドレス変換バッファと、該アドレス変換バッファに
前記マスクディジット内容を登録する手段と、該アドレ
ス変換バッファ内のマスクディジット内容とアドレス空
間アクセスレジスタのマスクディジット内容との比較結
果により該アドレス変換バッファからの索引結果を制御
するアドレス変換制御手段とを備えたことを特徴とする
。
サ中の命令解読器から供給されるベースレジスタアドレ
ス信号により選択される複数のマスクディジット位置を
有するアドレス空間マスクレジスタを備え、該アドレス
空間マスクレジスタのマスクディジット内容に応じて、
アドレス空間の選択を制御するデータ処理装置において
、論理アドレスの一部で索引されるアドレス変換対を含
むアドレス変換バッファと、該アドレス変換バッファに
前記マスクディジット内容を登録する手段と、該アドレ
ス変換バッファ内のマスクディジット内容とアドレス空
間アクセスレジスタのマスクディジット内容との比較結
果により該アドレス変換バッファからの索引結果を制御
するアドレス変換制御手段とを備えたことを特徴とする
。
また、アドレス変換制御手段は、マスクディジット内容
を登録したアドレス変換バッファを参照する時は、ベー
スレジスタ番号に対応したマスクレジスタ内のマスクデ
ィジットの内容と、アドレス変換バッファのマスクディ
ジット内容を比較し、比較結果によりアドレス変換バッ
ファのアドレス変換対の有効性を判定することを特徴と
する。
を登録したアドレス変換バッファを参照する時は、ベー
スレジスタ番号に対応したマスクレジスタ内のマスクデ
ィジットの内容と、アドレス変換バッファのマスクディ
ジット内容を比較し、比較結果によりアドレス変換バッ
ファのアドレス変換対の有効性を判定することを特徴と
する。
前記手段によれば、アドレス空間マスクレジスタのマス
クディジット内容に応じて、アドレス空間の選択を制御
するデータ処理装置において、アドレス変換バッファ(
TLB)と、該TLBにマスクディジット内容を登録す
る手段と、アドレス変換制御手段が備えられる。アドレ
ス変換制御手段は、マスクディジット内容を登録したT
LBを参照する時は、ベースレジスタ番号に対応したマ
スクレジスタ内のマスクディジットの内容と、TLBの
マスクディジット内容を比較し、比較結果によりTLB
のアドレス変換対の有効性を判定する。
クディジット内容に応じて、アドレス空間の選択を制御
するデータ処理装置において、アドレス変換バッファ(
TLB)と、該TLBにマスクディジット内容を登録す
る手段と、アドレス変換制御手段が備えられる。アドレ
ス変換制御手段は、マスクディジット内容を登録したT
LBを参照する時は、ベースレジスタ番号に対応したマ
スクレジスタ内のマスクディジットの内容と、TLBの
マスクディジット内容を比較し、比較結果によりTLB
のアドレス変換対の有効性を判定する。
これにより、マスクディジットの内容を登録したTLB
の参照時には、ベースレジスタ番号に対応したマスクレ
ジスタ内のマスクディジットの内容と、TLB内マスク
ディジットの内容とが比較され、比較結果が一致した場
合に、所望するオペランドのアドレス空間の論理アドレ
スと対応する主記憶上の実アドレスの変換対が、TLB
に有効で存在すると判定できる。したがって、所望する
オペランドの論理アドレスがら実アドレス変換するため
に、主記憶上にあって当該オペランドの存在するアドレ
ス空間を指示するSTOを、TLBを索引する毎にアク
セスして、TLB内のアドレス変換対の有効性を判定す
ることがなくなり、命令処理上のオーバーヘッドを低減
することができる。このため、命令処理性能を向上させ
ることができる。
の参照時には、ベースレジスタ番号に対応したマスクレ
ジスタ内のマスクディジットの内容と、TLB内マスク
ディジットの内容とが比較され、比較結果が一致した場
合に、所望するオペランドのアドレス空間の論理アドレ
スと対応する主記憶上の実アドレスの変換対が、TLB
に有効で存在すると判定できる。したがって、所望する
オペランドの論理アドレスがら実アドレス変換するため
に、主記憶上にあって当該オペランドの存在するアドレ
ス空間を指示するSTOを、TLBを索引する毎にアク
セスして、TLB内のアドレス変換対の有効性を判定す
ることがなくなり、命令処理上のオーバーヘッドを低減
することができる。このため、命令処理性能を向上させ
ることができる。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。
る。
なお、実施例を説明するための図において、同一要素の
ものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する
。
ものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する
。
第1図は、本発明の一実施例にががるデータ処理装置の
要部の構成を示すアドレス変換系のブロック図である。
要部の構成を示すアドレス変換系のブロック図である。
第1図のブロック図は、複数のアドレス空間アクセスの
ためのアドレス変換系を示しており、このアドレス変換
系では、アドレス空間マスクレジスタ内のマスクディジ
ットに対応してアドレス空間の選択を制御する。
ためのアドレス変換系を示しており、このアドレス変換
系では、アドレス空間マスクレジスタ内のマスクディジ
ットに対応してアドレス空間の選択を制御する。
第1図を参照して説明する。第1図において、10は命
令解読器(Instruction Decoder)
、 20はアドレス空間マスクレジスタ、26は主記
憶上に設けられているSTOテーブル(STOTBL)
である。また、36はマスクレジスタからプライマリS
Toが記憶されるCRIレジスタである。
令解読器(Instruction Decoder)
、 20はアドレス空間マスクレジスタ、26は主記
憶上に設けられているSTOテーブル(STOTBL)
である。また、36はマスクレジスタからプライマリS
Toが記憶されるCRIレジスタである。
命令解読器10が命令をデコードし、命令解読器10か
ら出力された所望するアドレス空間を指定するオペラン
ドのベースレジスタ番号は、レジスタ11にセットされ
る。レジスタ11にセットされたベースレジスタ番号は
、アドレス空間マスクレジスタ20に供給されて、複数
のマスクレジスタからベースレジスタ番号マスクレジス
タ対により対応するマスクレジスタ12が選択される。
ら出力された所望するアドレス空間を指定するオペラン
ドのベースレジスタ番号は、レジスタ11にセットされ
る。レジスタ11にセットされたベースレジスタ番号は
、アドレス空間マスクレジスタ20に供給されて、複数
のマスクレジスタからベースレジスタ番号マスクレジス
タ対により対応するマスクレジスタ12が選択される。
該マスクレジスタ12の中のマスクディジットから主記
憶上に存在するSTOテーブル26から、対応するST
Oが選択されて読み出される。STOテーブル26から
得られたSTOが5TOR13にセットされる。5TO
R13の内容は、所望するオペランドのアドレス空間を
指定するSTOとなっている。
憶上に存在するSTOテーブル26から、対応するST
Oが選択されて読み出される。STOテーブル26から
得られたSTOが5TOR13にセットされる。5TO
R13の内容は、所望するオペランドのアドレス空間を
指定するSTOとなっている。
一方、命令解読器10が命令をデコードすることにより
出力されるオペランドの論理アドレス(オペランドをア
クセスする論理アドレス)は、命令解読器10からLA
R(論理アドレスレジスタ)14にセットされる。そし
て、LAR14にセットされた論理アドレスからセグメ
ントインデクス(SX)14aを切り出し、5TOR1
3にセットされたSTOのアドレスと、LAR14から
の5X14aとを加算17シ、この加算したアドレスに
より、セグメントテーブル(STBL)15をアクセス
する。これにより、5TBL15の中のPTO(ページ
テーブル起点)のアドレスを読み出す、読み出されたP
roは、更に、LAR14から切り出したページインデ
スク(PX)14aと加算19され、加算されたアドレ
スにより、ページテーブル(PTBL)16をアクセス
する。これにより、PTBL16の中のPFRA (ペ
ージフレームリアルアドレス)が得られる。得られたP
FRAは、LAR14の中のページ内アドレス(D)1
4cとを組み合せられて、当該オペランドの主記憶上の
実アドレスとなる。
出力されるオペランドの論理アドレス(オペランドをア
クセスする論理アドレス)は、命令解読器10からLA
R(論理アドレスレジスタ)14にセットされる。そし
て、LAR14にセットされた論理アドレスからセグメ
ントインデクス(SX)14aを切り出し、5TOR1
3にセットされたSTOのアドレスと、LAR14から
の5X14aとを加算17シ、この加算したアドレスに
より、セグメントテーブル(STBL)15をアクセス
する。これにより、5TBL15の中のPTO(ページ
テーブル起点)のアドレスを読み出す、読み出されたP
roは、更に、LAR14から切り出したページインデ
スク(PX)14aと加算19され、加算されたアドレ
スにより、ページテーブル(PTBL)16をアクセス
する。これにより、PTBL16の中のPFRA (ペ
ージフレームリアルアドレス)が得られる。得られたP
FRAは、LAR14の中のページ内アドレス(D)1
4cとを組み合せられて、当該オペランドの主記憶上の
実アドレスとなる。
すなわち、PTBLlBから得られたPFRAは、セレ
クタ33を介して、PAR(物理アドレスレジスタ)2
2の上位ビット側にセットされ、また、PAR22の下
位ビット側には、LAR14から直接にページ内アドレ
スCD)14cがセットされる。これらが組み合せられ
て実アドレス(物理アドレス)となる、ここでのセレク
タ33は、PTBLlBからのPERA、またはアドレ
ス変鐘バッファ(TLB)35からのPERAのいずれ
かを選択して、PAR22にセットする。PAR14は
、セットされたPERAを利用して実アドレスにする。
クタ33を介して、PAR(物理アドレスレジスタ)2
2の上位ビット側にセットされ、また、PAR22の下
位ビット側には、LAR14から直接にページ内アドレ
スCD)14cがセットされる。これらが組み合せられ
て実アドレス(物理アドレス)となる、ここでのセレク
タ33は、PTBLlBからのPERA、またはアドレ
ス変鐘バッファ(TLB)35からのPERAのいずれ
かを選択して、PAR22にセットする。PAR14は
、セットされたPERAを利用して実アドレスにする。
ここで、変換されたオペランドの実アドレスの一部のP
ERAは、PAR22にセットされると共に、アドレス
変換対の登録データとして、TLB35に登録される。
ERAは、PAR22にセットされると共に、アドレス
変換対の登録データとして、TLB35に登録される。
TLB35は、セットアソシアティブ方式でテーブルに
セットされたデータを検索できる機能を有する。すなわ
ち、テーブルのカラムアドレスによって選択される1つ
または複数のエントリがローとなり、このローが索引、
登録の対象のデータとなる。この例では、LAR14の
中の5X14aおよびPX14bの一部のデータをカラ
ムアドレスとして、該当する欄(論理アドレスフィール
ド35b)に登録し、TLB35を索引する時の検索キ
ーとして用いられる。TLB35の各エントリは、有効
フィールド(V)35a、論理アドレスフィールド(L
A)35b、プライマリセグメントオリジンフィールド
(P−8T○)35c、マスクディジットフィールド(
MDIGIT)35d。
セットされたデータを検索できる機能を有する。すなわ
ち、テーブルのカラムアドレスによって選択される1つ
または複数のエントリがローとなり、このローが索引、
登録の対象のデータとなる。この例では、LAR14の
中の5X14aおよびPX14bの一部のデータをカラ
ムアドレスとして、該当する欄(論理アドレスフィール
ド35b)に登録し、TLB35を索引する時の検索キ
ーとして用いられる。TLB35の各エントリは、有効
フィールド(V)35a、論理アドレスフィールド(L
A)35b、プライマリセグメントオリジンフィールド
(P−8T○)35c、マスクディジットフィールド(
MDIGIT)35d。
および実アドレスフィールド(PFRA)35eを含ん
で構成されている。
で構成されている。
なお、この例のTLB35の各エントリでは、説明の煩
雑さを避番づるため、説明に必要なフィールドの要部の
みを記述しているが、例えば、仮想計算機システムを支
援するためのアドレス変換系を有するデータ処理装置で
は、ここで示したTLBフィールドの他に、仮想計算機
を識別する情報がフィールドとして登録され、TLBヒ
ツト条件の判定に組込まれる。
雑さを避番づるため、説明に必要なフィールドの要部の
みを記述しているが、例えば、仮想計算機システムを支
援するためのアドレス変換系を有するデータ処理装置で
は、ここで示したTLBフィールドの他に、仮想計算機
を識別する情報がフィールドとして登録され、TLBヒ
ツト条件の判定に組込まれる。
ところで、前述したようなセグメントテーブルおよびペ
ージテーブルによるアドレス変換動作の動作シーケンス
により求められた実アドレス(PFRA)は、当該カラ
ムアドレスに対応するローのPFRAフィールド35e
に登録される。この時、当該ローのLAフィールド35
bには、LAR14の中の5X14aおよびPX14b
の中でTLB35のカラムアドレスとして使用する以外
のアドレス部が登録される。また、P−8TOフイール
ド35cには、オペランド参照時のCRIレジスタ36
にセットされているプライマリST○(P−8TO)が
登録され、MDIGITフィールド35dには、更に、
当該オペランドのベースレジスタ番号により選択された
マスクレジスタ中のマスクディジットの内容が登録され
る。そして、■フィールド35aには111 )Iが登
録され、すなわち、TLB35の当該ローに登録された
アドレス変換対が有効であるとする状態で登録されるこ
とになる。
ージテーブルによるアドレス変換動作の動作シーケンス
により求められた実アドレス(PFRA)は、当該カラ
ムアドレスに対応するローのPFRAフィールド35e
に登録される。この時、当該ローのLAフィールド35
bには、LAR14の中の5X14aおよびPX14b
の中でTLB35のカラムアドレスとして使用する以外
のアドレス部が登録される。また、P−8TOフイール
ド35cには、オペランド参照時のCRIレジスタ36
にセットされているプライマリST○(P−8TO)が
登録され、MDIGITフィールド35dには、更に、
当該オペランドのベースレジスタ番号により選択された
マスクレジスタ中のマスクディジットの内容が登録され
る。そして、■フィールド35aには111 )Iが登
録され、すなわち、TLB35の当該ローに登録された
アドレス変換対が有効であるとする状態で登録されるこ
とになる。
このように、TLB35の該当カラムアドレスに対応す
るローの各フィールドに登録が行われ、当該オペランド
のアドレス空間の論理アドレスと主記憶上の実アドレス
とのアドレス変換対が、TLB35に登録されたことに
なる。
るローの各フィールドに登録が行われ、当該オペランド
のアドレス空間の論理アドレスと主記憶上の実アドレス
とのアドレス変換対が、TLB35に登録されたことに
なる。
上述したアドレス変換動作の動作シーケンスは、アドレ
ス変換バッファに、所望するオペランドの論理アドレス
に対応するアドレス変換対が登録されておらず、当該オ
ペランドの論理アドレスに対応する主記憶上の実アドレ
スが存在しない場合の動作シーケンスである。これはT
LBヒツト判定部(TLB hit detector
) 32において、TLBミス32aが出力された場合
に起動される動作シーケンスである。TLBヒツト判定
部32において、TLBヒツト32bが出力される場合
は、次の条件が満たされた場合である。
ス変換バッファに、所望するオペランドの論理アドレス
に対応するアドレス変換対が登録されておらず、当該オ
ペランドの論理アドレスに対応する主記憶上の実アドレ
スが存在しない場合の動作シーケンスである。これはT
LBヒツト判定部(TLB hit detector
) 32において、TLBミス32aが出力された場合
に起動される動作シーケンスである。TLBヒツト判定
部32において、TLBヒツト32bが出力される場合
は、次の条件が満たされた場合である。
■TLBエントリのVフィールドが“1″■TLBエン
トリのLAフィールドの内容力LARの対応する部分゛
の内容と一致。
トリのLAフィールドの内容力LARの対応する部分゛
の内容と一致。
■TLBエントリのMDIGITフィールドの内容が、
所望するオペランドのベースレジスタ番個により選択さ
れたマスクレジスタ内のマスクディジットの内容と一致
。
所望するオペランドのベースレジスタ番個により選択さ
れたマスクレジスタ内のマスクディジットの内容と一致
。
■TLBエントリのP−8TOフイールドの内容とCR
Iレジスタ36内のプライマリSTOの内容が一致(比
較器34により判定)。
Iレジスタ36内のプライマリSTOの内容が一致(比
較器34により判定)。
このように、上記■〜■の条件が全て成立した場合をT
LBヒツト判定部32が判定し、TLBヒツト32bを
出力する。このTLBヒツト32bの出力信号でセレク
タ33を制御し、該TLBエントリ内のPFRAフィー
ルド35eから読み出したPFRAをセレクタ33を介
して、PAR22にセットして、実アドレスを得る。ま
た、上記■〜■の条件が成立しない場合には、TLBミ
ス32aが出力されるので、この出力信号により、前述
のアドレス変換動作の動作シーケンスが起動され、5T
BL15およびPTBLlBを用いるアドレス変換動作
により、LAR14内の論理アドレスに対応する実アド
レスを得る。
LBヒツト判定部32が判定し、TLBヒツト32bを
出力する。このTLBヒツト32bの出力信号でセレク
タ33を制御し、該TLBエントリ内のPFRAフィー
ルド35eから読み出したPFRAをセレクタ33を介
して、PAR22にセットして、実アドレスを得る。ま
た、上記■〜■の条件が成立しない場合には、TLBミ
ス32aが出力されるので、この出力信号により、前述
のアドレス変換動作の動作シーケンスが起動され、5T
BL15およびPTBLlBを用いるアドレス変換動作
により、LAR14内の論理アドレスに対応する実アド
レスを得る。
ここでのTLB35には、P−8TOフイールド35c
およびMDIGITフィールド35dが設けられ、プラ
イマリSTO,マスクディジットが登録されている。そ
して、TLBを索引することにより、論理アドレスから
実アドレスを得る場合、TLB35を索引する毎に、プ
ライマリSTO,マスクディジットの内容の一致条件が
比較器34で検出され、TLBヒツト判定部32で有効
性が判定される。これにより、命令処理の実行において
TLBを索引する毎に、オペランドの所望するアドレス
空間を指定するSTOを得るための主記憶上のSTOテ
ーブル26をアクセスすることがなく、処理を進めるこ
とができる。したがって、オペランドの所望するアドレ
ス空間を指定するSTOを得るため、主記憶上のSTO
テーブル26をアクセスするのは、TLBミス32aが
出力された場合のみとなる。
およびMDIGITフィールド35dが設けられ、プラ
イマリSTO,マスクディジットが登録されている。そ
して、TLBを索引することにより、論理アドレスから
実アドレスを得る場合、TLB35を索引する毎に、プ
ライマリSTO,マスクディジットの内容の一致条件が
比較器34で検出され、TLBヒツト判定部32で有効
性が判定される。これにより、命令処理の実行において
TLBを索引する毎に、オペランドの所望するアドレス
空間を指定するSTOを得るための主記憶上のSTOテ
ーブル26をアクセスすることがなく、処理を進めるこ
とができる。したがって、オペランドの所望するアドレ
ス空間を指定するSTOを得るため、主記憶上のSTO
テーブル26をアクセスするのは、TLBミス32aが
出力された場合のみとなる。
また、TLB35に登録するマスクディジットの使い方
として、TLBに登録するアジレス変換対を選択する制
御データとして使用することが可能である。すなわち、
新たなアドレス変換対を登録するとき、アドレス空間マ
スクレジスタのマスクディジット内容の値により選択し
て、既登録のアドレス変換対の交換を行う、これにより
、同じアドレス空間を指定しているアドレス変換対のみ
集めて、TLBに登録することができる。1つのジョブ
の命令処理の実行において、アドレス空間に対するアク
セス要求は同じアドレス空間に集まることが多く、これ
によりTLBヒツト率が高くなる。
として、TLBに登録するアジレス変換対を選択する制
御データとして使用することが可能である。すなわち、
新たなアドレス変換対を登録するとき、アドレス空間マ
スクレジスタのマスクディジット内容の値により選択し
て、既登録のアドレス変換対の交換を行う、これにより
、同じアドレス空間を指定しているアドレス変換対のみ
集めて、TLBに登録することができる。1つのジョブ
の命令処理の実行において、アドレス空間に対するアク
セス要求は同じアドレス空間に集まることが多く、これ
によりTLBヒツト率が高くなる。
このようにTLBの登録するアドレス変換対の登録を選
択して行うことにより、データ処理装置の処理性能を向
上させることができる。
択して行うことにより、データ処理装置の処理性能を向
上させることができる。
また、TLBに多数のアドレス変換対を登録する場合、
TLBを複数のグループに分割して構成し、それぞれの
グループを一つのアドレス空間マスクレジスタで指定す
るアドレス空間に対応させた構成としても良い。これに
より、各々のTLBにおけるグループ対応に、1つのア
ドレス空間を対応づけすることができ、上述と同様にし
て、TLBヒツト率を高くすることができる。
TLBを複数のグループに分割して構成し、それぞれの
グループを一つのアドレス空間マスクレジスタで指定す
るアドレス空間に対応させた構成としても良い。これに
より、各々のTLBにおけるグループ対応に、1つのア
ドレス空間を対応づけすることができ、上述と同様にし
て、TLBヒツト率を高くすることができる。
以上、説明したように、本実施例によれば、TLB内に
、マスクディジット(MDIGIT)フィールドを設け
、該フィールドの内容と、選択されたマスクレジスタ内
のマスクディジットを比較器34にて比較し、該比較結
果をTLBのヒツト判定部32におけるヒツト判定条件
に加えることにより、TLB索引毎に主記憶上のSTO
テーブル15をアクセスすることがなくなり、主記憶上
のSTOテーブル15アクセスによる処理性能のオーバ
ーヘッドを減少させることができる。
、マスクディジット(MDIGIT)フィールドを設け
、該フィールドの内容と、選択されたマスクレジスタ内
のマスクディジットを比較器34にて比較し、該比較結
果をTLBのヒツト判定部32におけるヒツト判定条件
に加えることにより、TLB索引毎に主記憶上のSTO
テーブル15をアクセスすることがなくなり、主記憶上
のSTOテーブル15アクセスによる処理性能のオーバ
ーヘッドを減少させることができる。
以上、本発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本
発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは
言うまでもない。
発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは
言うまでもない。
以上、説明したように、本発明によれば、TLB内にマ
スクディジットの内容を登録し、TLB索引時にTLB
マスクディジットの内容とベースレジスタ番号に対応し
たマスクレジスタ内のマスクディジットの内容を比較し
、一致した場合は所望するオペランドのマクセスすべき
アドレス空間の論理アドレスと対応する主記憶上の実ア
ドレスの変換対がTLBに存在すると判定できるので、
TLB索引毎に、主記憶上にあるST○テーブルをアク
セスし、該オペランドの存在するアドレス空間を指定す
るSTOを得る必要がない。
スクディジットの内容を登録し、TLB索引時にTLB
マスクディジットの内容とベースレジスタ番号に対応し
たマスクレジスタ内のマスクディジットの内容を比較し
、一致した場合は所望するオペランドのマクセスすべき
アドレス空間の論理アドレスと対応する主記憶上の実ア
ドレスの変換対がTLBに存在すると判定できるので、
TLB索引毎に、主記憶上にあるST○テーブルをアク
セスし、該オペランドの存在するアドレス空間を指定す
るSTOを得る必要がない。
このため、データ処理装置において、アドレス変換を行
う際のTLB索引毎の主記憶上のSTOデープルアクセ
スによる処理性能のオーバーヘッドを減少でき、処理性
能を向上させることができる。
う際のTLB索引毎の主記憶上のSTOデープルアクセ
スによる処理性能のオーバーヘッドを減少でき、処理性
能を向上させることができる。
第1図は、本発明の一実施例にかかるデータ処理装置の
要部の構成を示すアドレス変換系のブロック図、 第2図は、アドレス空間マスクレジスタ内のマスクディ
ジットに対応してアドレス空間の選択を制御するデータ
処理装置のアドレス変換系を示すブロック図である。 図中、10・・・命令解読器、11・・・レジスタ、1
2・・・マスクレジスタ、13・・・STOレジスタ、
14・・・論理アドレスレジスタ、15・・・セグメン
トテーブル、16・・・ページテーブル、17.19・
・・加算器、20・・・アドレス空間マスクレジスタ、
21゜ ・・・アドレス変換バッファ、 り、24.34・・・比較器、25゜ 部、26・・・STOテーブル、 33・・・セレクタ、 23.35 22・・・実アドレスレジス 32・・・TLBヒツト判定 36・・・CRIレジスタ。
要部の構成を示すアドレス変換系のブロック図、 第2図は、アドレス空間マスクレジスタ内のマスクディ
ジットに対応してアドレス空間の選択を制御するデータ
処理装置のアドレス変換系を示すブロック図である。 図中、10・・・命令解読器、11・・・レジスタ、1
2・・・マスクレジスタ、13・・・STOレジスタ、
14・・・論理アドレスレジスタ、15・・・セグメン
トテーブル、16・・・ページテーブル、17.19・
・・加算器、20・・・アドレス空間マスクレジスタ、
21゜ ・・・アドレス変換バッファ、 り、24.34・・・比較器、25゜ 部、26・・・STOテーブル、 33・・・セレクタ、 23.35 22・・・実アドレスレジス 32・・・TLBヒツト判定 36・・・CRIレジスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、プロセッサ中の命令解読器から供給されるベースレ
ジスタアドレス信号により選択される複数のマスクディ
ジット位置を有するアドレス空間マスクレジスタを備え
、該アドレス空間マスクレジスタのマスクディジット内
容に応じて、アドレス空間の選択を制御するデータ処理
装置において、論理アドレスの一部で索引されるアドレ
ス変換対を含むアドレス変換バッファと、該アドレス変
換バッファに前記マスクディジット内容を登録する手段
と、該アドレス変換バッファ内のマスクディジット内容
とアドレス空間アクセスレジスタのマスクディジット内
容との比較結果により該アドレス変換バッファからの索
引結果を制御するアドレス変換制御手段とを備えたこと
を特徴としたデータ処理装置。 2、アドレス変換制御手段は、マスクディジット内容を
登録したアドレス変換バッファを参照する時は、ベース
レジスタ番号に対応したマスクレジスタ内のマスクディ
ジットの内容と、アドレス変換バッファのマスクディジ
ット内容を比較し、比較結果によりアドレス変換バッフ
ァのアドレス変換対の有効性を判定することを特徴とす
る前記請求項1に記載のデータ処理装置。 3、アドレス変換バッファに新たなアドレス変換対を登
録するときは、アドレス空間マスクレジスタのマスクデ
ィジット内容の値により選択して、既登録のアドレス変
換対の交換を行うことを特徴とする前記請求項1に記載
のデータ処理装置。 4、アドレス変換バッファは、複数のグループに分割し
、それぞれのグループを一つのアドレス空間マスクレジ
スタで指定するアドレス空間に対応させた構成とするこ
とを特徴とする前記請求項1、請求項2または請求項3
に記載のデータ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1094725A JPH02272656A (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1094725A JPH02272656A (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | データ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02272656A true JPH02272656A (ja) | 1990-11-07 |
Family
ID=14118094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1094725A Pending JPH02272656A (ja) | 1989-04-14 | 1989-04-14 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02272656A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008217591A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報処理装置、画像処理装置、画像形成装置、画像形成システム、アドレス変換処理プログラム |
-
1989
- 1989-04-14 JP JP1094725A patent/JPH02272656A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008217591A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報処理装置、画像処理装置、画像形成装置、画像形成システム、アドレス変換処理プログラム |
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