JPH0227198B2 - - Google Patents

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JPH0227198B2
JPH0227198B2 JP57093948A JP9394882A JPH0227198B2 JP H0227198 B2 JPH0227198 B2 JP H0227198B2 JP 57093948 A JP57093948 A JP 57093948A JP 9394882 A JP9394882 A JP 9394882A JP H0227198 B2 JPH0227198 B2 JP H0227198B2
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JP
Japan
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trim
motor
stern
comparator
signal
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Application number
JP57093948A
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English (en)
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JPS57209493A (en
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Teii Kauiru Deebitsudo
Aaru Kuruugaa Uiriamu
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Outboard Marine Corp
Original Assignee
Outboard Marine Corp
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Publication date
Application filed by Outboard Marine Corp filed Critical Outboard Marine Corp
Publication of JPS57209493A publication Critical patent/JPS57209493A/ja
Publication of JPH0227198B2 publication Critical patent/JPH0227198B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course or altitude of land, water, air, or space vehicles, e.g. automatic pilot
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions
    • G05D1/0206Control of position or course in two dimensions specially adapted to water vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H20/00Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
    • B63H20/08Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
    • B63H20/10Means enabling trim or tilt, or lifting of the propulsion element when an obstruction is hit; Control of trim or tilt

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は船舶用推進装置のプロペラ支持用船
尾脚のテイルト及びトリムの制御及び表示に関す
る。
新しい制御装置を使用することのできる代表的
な船尾脚は、ボートの船尾ばりに取り付けられ
て、垂直軸のまわりに駆動されてボートのかじを
とることができかつ又水平軸のまわりに駆動され
てプロペラ軸の高度又は角度を変えてボートのピ
ツチ又はトリムに変化を与えるようにすることが
できるものである。ドツク入りのために又は障害
物を取り除くためにプロペラを水中から持ち上げ
るのに十分であるような大きい角度にわたつて船
尾脚を水平軸のまわりに回転させることは「テイ
ルト」の用語で特徴づけられる。航行中のボート
自体の高度すなわちレベルを調節するためにプロ
ペラを完全に水中に残したままで船尾脚を水平軸
のまわりに狭い角度だけ回転させることは「トリ
ム」として特徴づけられる。普通、テイルト及び
トリムを選択しかつ決定するための手動操作式制
御装置がボート操作員の手の届く所に配置されて
いる。
船尾脚を垂直線から0゜ないし約25゜であるよう
なトリム角度範囲においてかつ又垂直線から約
45゜ないし55゜まで達することのある一層大きい全
持上げすなわちテイルト角度範囲において回転さ
せるためにボートの船尾ばりと船尾脚との間には
普通油圧ワークシリンダが挿入されている。油圧
ワークシリンダは又船尾脚を選択された角度に保
持する。油圧ワークシリンダの二方向動作のため
の油圧は可逆モータによつて駆動される可逆ポン
プから得ることができる。
トリム角度を調整するための従来技術による装
置には種々のものがある。一つの装置は米国特許
第3894250号に記載されている。この装置におい
ては、操作員が操作員制御場所にある分圧計を校
正済み目盛によつて示された所望のトリム角度に
設定する。船尾脚の現在角度を示す別の信号が船
尾脚とともに回転する検出器から得られる。船尾
脚角度が手動設定角度よりも大きいか又は小さい
かは演算増幅器比較装置を用いて決定される手動
設定の分圧計によつて要求されるトリム角度が船
尾脚検出器の現在角度より大きい場合には、ある
極性の誤差信号が発生して油圧ポンプを駆動する
モータが適当な方向に回転してワークシリンダピ
ストンの適当な側に圧力を加えて船尾脚を駆動し
てこれを選択した手動設定値に一致させる。船尾
脚が手動設定された角度よりも小さい角度にある
場合には、別の極性の誤差信号が発生してポンプ
モータが反対の方向に回転して船尾脚を駆動し、
ゼロが達成される、すなわち手動選択角度と実際
の船尾角度とが一致するようにする。この引例特
許における開示事項から判断できるかぎりでは、
同じ手動設定可能な制御装置を用いて船尾脚をト
リムのための一つの角度範囲とテイルトのための
一層大きい角度範囲とにおいて回転させているも
のと思われる。又は、テイルト及びトリムの機能
に対して別々の制御回路があるとも考えられる。
しかし、船尾脚がテイルト角度範囲にある場合に
トリム機能を不作動にする手段が存在すると推測
することはできず、又テイルト制御装置の使用に
よりトリム機能を無効にすることは明白なことで
はない。換言すれば、テイルト機能及びトリム機
能は相互に排他的ではない。
別のトリム又はテイルト角度制御装置は米国特
許第3797449号に開示されている。これは手動選
択のテイルト又はトリム角度と船尾脚の現在角度
とが一致するまで誤差信号を出すブリツジ回路を
利用している。ブリツジ回路の一つの辺はゼロが
発生した船尾脚角度の表示を与えるための計器を
駆動する電磁石コイルによつて構成されている。
油圧ワークシリンダにより船尾脚をテイルトさせ
ることはこの特許において示唆されている。ワー
クシリンダは可逆モータにより駆動される油圧ポ
ンプで加圧される。船尾脚を上昇させるために操
作員に対して一つの押しボタンが設けられかつ又
船尾脚を低下させるためにもう一つの押しボタン
が設けられている。これらの押しボタンは適当な
回路により可逆ポンプ駆動用モータの回転方向を
制御する。同じ制御装置、すなわち押しボタンは
船尾脚のトリム及びテイルトを調整するのに使用
される。操作員が船尾脚上昇用すなわちテイルト
アツプスイツチを押し続けると、船尾脚は所望の
最大トリム角度範囲を回転してテイルト範囲に入
るようになる。テイルト機能とトリム機能とは相
互に排他的ではない。
別の従来の装置は米国特許第3641965号に示さ
れている。この場合には三つの押しボタン、すな
わち、1つはトリム期間中に船尾脚を上昇させる
ためのもの、もう一つはこれを低下させるための
もの、更にもう一つは最初のものとの組合せで使
用されてリミツトスイツチを無視して船尾脚をテ
イルト角度範囲に回転させるようにするもの、が
設けられている。それゆえ、テイルト機能及びト
リム機能は相互に排他的ではない。
米国特許第3662243号及び同第3739738号明細書
は、だ輪が回転した角度に対応する信号を操だ装
置の位置に対応する信号と比較する船舶用推進装
置操だ制御回路を例示している。信号差が存在す
るとトランジスタがオンになつて継電器を制御
し、この結果操だ装置駆動モータが回転してこの
信号差がゼロになるようにする。
この発明の目的は、操作員がトリム制御装置を
用いて船尾脚をテイルトさせることができず又テ
イルト制御装置を用いて船尾脚をトリムすること
もできないようにトリム範囲に制限された動作範
囲を有するトリム制御装置を与えることである。
この発明の別の目的は、船尾脚が所定の上限を
越えた場合にトリム制御装置を使用不能にするこ
とであつて、この特徴は上限を検出して制御装置
を使用不能にすることになる不平衡状態を与える
分圧計を使用することによつて実現される。
この発明の重要な特徴は、以前に設定されたト
リム位置が記憶されていて、手動テイルト制御ス
イツチを釈放したときには船尾脚が所定のレベル
を越えて移動してしまつていないかぎり(これを
越えて移動してしまつた場合には引き続いてテイ
ルト制御装置を使用して船尾脚をトリム角度範囲
内に復帰させなければならない)テイルト機能が
使用された前に設定されたトリム角度に船尾脚が
復帰するようになつている制御回路を与えること
である。
この発明の別の目的は、制御回路に故障が発生
してこのためにボートが高速で航行中であつたな
らば危険な状態を発生させるような角度に船尾脚
を駆動するかもしれないような場合にトリム機能
を自動的に停止させることである。
この発明によれば、船舶の船尾脚は可逆電気モ
ータの影響下でトリム角度範囲及びテイルト角度
範囲において駆動可能である。モータ制御回路
は、前記のモータをそれぞれ一方の方向及び他方
の方向に回転させることによつて、第1及び第2
の入力信号に応答する。トリム角度制御回路には
所望のトリム角度に対応する手動選択の基準電圧
信号及び船尾脚の現在位置に対応する電圧信号が
与えられる二つの比較器が使用されている。一方
の比較器は基準信号が位置信号より大きいときに
その出力の状態を変え、又他方のものは基準信号
が位置信号より小さいときに状態を変える。一方
の比較器の状態変化により第1のスイツチがモー
タ制御回路に信号を入力してモータをトリム角度
の増大する方向に回転させるようにし、又他方の
比較器の状態変化によりモータは反対に回転して
トリム角度を減小させる。いずれの場合にもモー
タは基準信号と位置信号との差がゼロになるまで
回転する。トリム制御回路は平常時には電源から
第1及び第2のテイルト制御スイツチを介して給
電されている。いずれかのテイルト制御スイツチ
を操作すると、トリム制御回路への電力が消去さ
れてこの回路が使用不能になる。このスイツチ操
作により一方又は他方の対応する制御信号がモー
タ制御回路に入力されてモータは船尾脚を上昇又
は低下させるために適当な方向に回転する。
更に、この発明によれば、トリム制御回路はテ
イルト機能が使用される前にトリムを設定した場
所を記憶している。船尾脚をトリム範囲内にテイ
ルトダウンさせてテイルトスイツチを不作動にす
ると、船尾脚はテイルトさせられる前のそれの以
前位置に自動的にトリムされる。
更に、この発明によれば、分圧計を使用して許
容可能な上方トリム限界に対応する信号が与えら
れる。この信号は別の比較器によつて位置信号と
比較される。位置信号の大きさがこの基準電圧よ
り大きければ、比較器は状態を変えて他の比較器
の両方がモータ制御信号を発生しないようにし
て、船尾脚がトリム範囲外にテイルトされた場合
にはトリム機能を実際上使用不能にする。
更に、この発明によれば、基準信号と位置信号
との差がゼロになつたためにモータへの給電が停
止された後にモータに逆転信号を加えてモータの
惰力回転を禁止するようにするための装置が設け
られている。
この発明の別の特徴は、最初に述べた二つの比
較器の入力と出力との間にフイードバツク回路を
設けてヒステリシスを生じさせ、すなわち下方ト
リツプレベルとは異なつた上方トリツプレベルを
比較器に与えて、モータがわずかに行き過ぎた場
合又は船尾脚角度が小衝撃のためにわずかな量だ
け変化した場合にモータがハンチングを起こさな
いようにすることである。
導線が開いた場合にトリム機能を使用不能にす
る装置も設けられている。
第1図は普通の船尾ばり2のあるボートの船尾
1の一部分を示している。船尾脚すなわち推進か
じ取りユニツト3はプロペラ4を備えている。こ
のプロペラは傘歯車列8によつて結合された伝導
装置から延長している水平軸6と垂直軸7とによ
つて駆動される。プロペラ軸9は傘歯車列10に
より垂直軸7と結合されている。船尾脚3はブラ
ケツト11上で垂直軸10の軸と一致する垂直軸
のまわりに回転してボートのかじ取りをすること
ができる。船尾脚3は又符号15で示された図面
の面に直角な水平軸の回転可能に取り付けられて
いる。船尾脚3は垂直面内において軸15のまわ
りにトリムのための所定の限定された角度範囲に
おいてかつ又この範囲を越えてテイルト範囲を決
定する別の角度範囲まで回転する。回転式分圧計
は船尾脚のトリム又はテイルトと関連して船尾脚
が回転する軸15と一致して回転するように取り
付けられている。この分圧計は破線の円16で示
されており、その3本のリード線は破線17,1
8及び19で示されている。分圧計16は以下に
おいて更に詳細に論述されるように任意所与の時
点で船尾脚が位置している角度を示す信号を与え
るのに使用される。分圧計16は又トリム制御装
置の構成が例示されている第2図の右側において
その制御装置に実際に接続されて図示されてい
る。
更に第1図について述べると、船尾脚3のテイ
ルトは、符号20で総括的に示した油圧アクチユ
エータによつて行われる。このアクチユエータに
はボートの船尾ばり11との間の枢着部21を備
えたワークシリンダがある。このシリンダ内のピ
ストンから延びたラムすなわち棒22は船尾脚3
との枢着部23を備えている。理解されることで
あろうが、駆動力を平衡させるために船尾脚3の
反対側には20で示したものに対応する油圧アク
チユエータがある。自明のことであるが、ワーク
シリンダにおけるピストンの一方側に圧力を加え
て他方側の圧力を軽減するとラム棒22が伸びて
船尾脚を逆時計回りに回転させかつ又ピストンの
他方側に圧力を加えて一方側の圧力を軽減すると
船尾脚が反対方向に回転する。ワークシリンダに
至るホースの一部分は24及び25で示してあ
る。これらのホースは図示のために船尾ばり2の
内側に配置された破線の円で記号化されたポンプ
26に通じている。この油圧ポンプは可逆式のも
のであつてホース24及び25によりラム22の
伸長及び収縮を生じるように油圧ワークシリンダ
20に結合されているものと理解される。
第1図の破線30は油圧ポンプが可逆モータ3
1に機械的に接続されていてこれにより駆動され
ることを示している。実際にはモータ31はポン
プ26の本体に直接取り付けられている。単筒形
ポンプ26及びモータ31の組立体は市販で入手
することができる。
図示した例では、第1図のモータ31は、励磁
されたときモータを一方向に回転させる一つの界
磁コイル32と、励磁されたときモータを反対方
向に回転させる別の界磁コイル33とを備えた直
巻モータである。モータ回路は、図示していない
蓄電池のような電源端子+Vに接続しているヒユ
ーズ34を示して給電される。モータ制御装置回
路部は、第1図において符号35で総括的に示さ
れており、アツプ信号入力端子36又はダウン信
号入力端子37に適当な信号を受けると電源供給
線38からモータ31を経て接地端子39に至る
回路を形成している。第2図の船尾脚テイルト及
びトリム制御回路部によつて第1図のアツプ端子
36及びダウン端子37に制御信号が与えられる
とモータ31が対応する方向に動作して油圧の影
響下で船尾脚3を上昇又は低下させる。この制御
信号の発生は後程詳細に述べる。しかしながら、
まず、モータ制御装置の回路構成を一層詳細に説
明する。
第1図のモータ制御回路35は対称的であつて
二つの主導電路からなつており、その一方のもの
は導通するとモータ31を船尾脚が低下するよう
になる方向に動作させかつ又その他方のものは船
尾脚を上昇させるためにモータを反対に動作させ
る。船尾脚低下動作が行われるときに動作する回
路の経路について考える。この経路は一対のパワ
ートランジスタ45及び46並びにこれらをオ
ン・オフするように動作するスイツチングトラン
ジスタ47からなつている。トランジスタ45の
エミツタは抵抗48を介してモータ端子49に接
続されている。トランジスタ45のコレクタは線
50及び51により限流抵抗40を介して接地点
39に接続されている。モータ端子49は、電池
の正端子+Vから給電されている電力線38にモ
ータ界磁コイル32及びモータ31の電機子を介
して接続されているので、常に電圧を印加されて
いる。バイアス抵抗52はトランジスタ45のエ
ミツタとベースとの間に接続されている。スイツ
チングトランジスタ47がオンにされなければバ
イアス抵抗52には電流が流れない。端子37に
おけるテイルトダウン又はトリムダウン信号の受
信に応答してトランジスタ47がオンになると、
モータ31の電機子及びその界磁コイル32を通
つて接地に至る経路がトランジスタ45のエミツ
タ・コレクタ端子を経由して完成される。換言す
れば、スイツチングトランジスタ47がオンにな
るとバイアス抵抗52の両端に電圧降下が発生し
てパワートランジスタ45に順方向バイアスがか
かりこのトランジスタが導通する。
トランジスタ45と並列のパワートランジスタ
46もトランジスタ45と同様に接続されてい
る。すなわち、トランジスタ46のエミツタは抵
抗53を介してモータ端子49に接続されてい
る。トランジスタ46のエミツタとベースとの間
にもバイアス抵抗54が接続されている。スイツ
チングトランジスタ47がオンになると、トラン
ジスタ46がトランジスタ45とともにオンにな
つて両トランジスタが共同で比較的大きいモータ
電流を処理することは明白であろう。もちろん、
十分な電流容量のある単一のトランジスタを利用
可能な場合にはトランジスタ45又は46の一方
又は他方を除去することができる。ダウン端子3
7への入力信号が停止すると、スイツチングトラ
ンジスタ47がオフになり、従つてもちろん、パ
ワートランジスタ45及び46もオフになる。モ
ータを流れる電流が遮断されてその磁界が減衰す
るときにモータの両端子間に誘起されるような高
い逆電圧は、モータ端子間に実効上接続されてい
る平常時逆バイアスを受けるダイオード52によ
つて防止される。
スイツチングトランジスタ47のベースは抵抗
55を介して端子37に接続されており、この端
子には船尾脚を下に回転させるための信号が加え
られる。端子37がゼロ電圧状態から高くなる
と、バイアス電流がスイツチングトランジスタ4
7のベース・エミツタ回路を通しかつ抵抗56を
通して接地に導かれる。このためにトランジスタ
47がオンとなつてそれのコレクタからの点57
が実効上接地電圧レベルに向かうようになる。こ
の結果生じるパワートランジスタバイアス抵抗5
2及び54を流れる電流により電圧降下が生じ
て、このために二つのトランジスタは順バイアス
を受けてオンとなる。スイツチングトランジスタ
47だけはダウン端子37に付与される信号レベ
ル電流を処理しなければならない。
モータ制御装置35の他方の経路は船尾脚を上
にトリム又はテイルトさせることに関連したもの
であつて、今説明したばかりのダウン回路と構成
上も機能上も同様である。このアツプ回路はスイ
ツチングトランジスタ60を含んでおり、これの
エミツタは抵抗56を通して接地に接続されてい
る。トランジスタ60のベースは抵抗61を通し
て制御装置のアツプ信号入力端子36に接続され
ている。船尾脚3を上昇させる方向にモータ31
を回転させるための信号が端子36に存在すれ
ば、トランジスタ60がオンとなつてそれのコレ
クタに至る点62がほとんど接地電位をとること
は明白であろう。パワートランジスタ63及び6
4はモータ31の電機子及び界磁コイル33に電
流を流すようにするための並列電流路を与える。
トランジスタ63及び64に対するバイアス抵抗
はそれぞれ65及び66で示されている。抵抗6
7及び68は、これを通してトランジスタを他方
のモータ端子69に接続するものであつて、すべ
てモータ制御回路のダウン脚に関連して前に説明
したのと同様の機能を行う。別のダイオード70
はトランジスタ63及び64が突然オフになつた
ときにモータの電機子及びその界磁コイル33に
おける自己インダクタンスによる電圧を制限する
ために設けられている。
次に第2図について述べるが、これはトリム及
びテイルト制御回路を図示したものであり、第2
図のモータ制御装置のアツプ端子36及びダウン
端子37への入力であつてポンプ駆動用モータ3
1により油圧ポンプ26を一方向又は他方向に回
転させるようにする信号を発生するための操作員
制御器及び関連の回路構成を示したものである。
アツプ及びダウンの入力信号端子36及び37は
第2図に繰り返して示されているが、これは両方
の図面とも同じ端子を構成するものである。
第2図のトリム及びテイルト制御装置回路部に
は電力入力端子+Vがあるが、これは図示してい
ない蓄電池のような直流電源に接続するものと理
解される。この制御回路に対する電力母線75は
スイツチ76を介して電源に接続されている。
トリム制御機能とは独立して排他的にテイルト
が行われる方法についてまず考察する。船尾脚3
のテイルトは破線の長方形77で示されている押
しボタンスイツチ部により行われる。このスイツ
チ部には操作員がテイルトモードにおいて船尾脚
3を持ち上げたいときに押す押しボタンスイツチ
78がある。別の押しボタンスイツチ79も設け
られており、これは操作員がテイルトモードにお
いて船尾脚3を下げたいときに使用される。押し
ボタンスイツチ78及び79が第2図に示したよ
うに非操作状態にあるときには電力母線75とト
リム回路電圧供給線80との間には押しボタンに
よる直列回路が形成されていることに注目せよ。
テイルト押しボタンスイツチ78又は79を手で
押し下げることにより操作すると、押しボタンス
イツチによるこの直列回路が遮断されるのでトリ
ム制御電力線80が切り離されてトリム制御は不
可能になる。
船尾脚3のテイルトアツプは押しボタンスイツ
チ78を押すことによつて行われる。これにより
電力母線75からアツプリミツトスイツチ81及
び線82を経由してアツプ信号端子36に至る回
路が完成する。前に説明したように、これによつ
て第1図のスイツチングトランジスタ60がオン
になつてモータ31が適当な方向に回転して油圧
系統に船尾脚を持ち上げさせるようにする。操作
員が押しボタン78から圧力を軽減するやいな
や、それが図示したような非操作状態に復帰して
電力線がトリム制御回路給電線80に再接続され
ることになる。
同様に、船尾脚をテイルトダウンするためにダ
ウン押しボタンスイツチ79を押すと、電力母線
75とトリム制御電力供給線80との間の回路が
開いて電力供給線80が電力母線75から切り離
されトリム制御はやはり不可能になる。押しボタ
ンスイツチ79を押すと、他方の押しボタンスイ
ツチを通る回路の連続性は維持されているので電
力は母線75から押しボタン79の平常時開放接
点を通りダウンリミツトスイツチ83及び線84
を通つてモータ制御装置37のダウン信号端子3
7に供給される。リミツトスイツチ81及び83
に対する作動子は図示されていないが、船尾脚が
テイルトスイツチ制御の下で許容可能な最大上方
位置に達するとリミツトスイツチ81が開きかつ
又船尾脚3がその許容可能な最低限界に達すると
リミツトスイツチ83が開くということは理解さ
れるであろう。次の説明において一層明白になる
ように船尾脚がトリム角度範囲内にテイルトダウ
ンしてしまうまでトリム制御は継続することがで
きるので、リミツトスイツチ83は絶対必要であ
る。
第2図について述べるが、テイルト押しボタン
スイツチ79を十分長く使用して船尾脚をトリム
角度範囲に戻すようにする場合、操作員が設定し
た又は設定するトリム角度は第2図において符号
85によつて総括的に示されかつ同図の左側に現
れている手動設定可能な分圧計を用いて操作員に
よつて決定される。分圧計85の抵抗部分86
は、電力供給線75と接地の間に接続されかつ抵
抗87,86及び88からなる分圧回路にある。
分圧計85には所定のトリム角度範囲内で任意の
トリム角度を選択するために操作員の手動操作に
より移動可能なワイパ89がある。このワイパ
は、船尾脚トリム角度を示すように校正されてい
る図示されていない目盛に沿つて移動することが
できる。トリム角度を選択するためには任意の適
当な分圧計を使用することができよう。スライダ
をつまみ車によつて回転させるようにしたもの
(図示していない)が適当である。トリム角度設
定の数値を表示する電気機械式分圧計も使用する
ことができよう。回路構成に関するかぎり、分圧
計の目的は分圧回路の点90における電位を調整
することである。スライダ89を第2図において
下方へ移動させると点90における電圧が一層正
になり、又スライダ89を上方へ移動させると点
90における電圧が一層負になる。操作員選択式
分圧計85は基準信号発生用分圧計であると考え
ることができる。
既述のように船尾脚に取り付けられている分圧
計16は船尾脚12の現在角度位置を示すフイー
ドバツク信号を与える。この分圧計は第2図の回
路図の右側に示されている。分圧計16には船尾
脚が回転してテイルト及びトリム動作が行われる
につれてその分圧計の抵抗部分96上で移動する
ワイパ95がある。この抵抗部分は電力母線75
と接地との間で分圧計抵抗部分96と直列に接続
された抵抗97及び別の抵抗98からなる分圧回
路にある。分圧計ワイパ95が船尾脚回転の結果
として第2図において下に移動すると、その出力
点すなわち端子99における電圧が一層正にな
り、又ワイパが上に移動すると点99における電
圧がこの例示的構成例においては一層負になる。
ボート操作員が船尾脚3を特定のトリム角度に
設定したいときには、基準電圧すなわちトリム設
定用分圧計85のワイパ89を手で移動させて所
望のトリム角度設定値を示す位置にする。これに
より分圧計85の点90における電圧が変化す
る。このために、トリム設定用分圧計の点90に
おける電圧と現在船尾角度検出用分圧計16の点
99における電圧との間に差が生じる。第2図の
回路においては、トリム設定用分圧計85の点9
0における電圧がフイードバツク分圧計16の点
99における電圧と比較される。この二つの電圧
の間に差が存在すると、油圧ポンプ駆動モータ3
1が動作して船尾脚を駆動し、これが点90及び
点99における両電圧の差がゼロになる角度位置
に配置される。二つの集積回路比較器110及び
111は船尾脚12のアツプ及びダウン動作につ
いての比較を行う。まず、操作員が分圧計86の
ワイパ89を調整することによつて船尾脚のトリ
ムダウンを指令したときに動作する比較器110
について考える。これの反転入力100に線10
2によりフイードバツク分圧計16の点99に接
続されている。例えばエンジン点火装置によつて
トリム制御回路に伝搬させられるかもしれないよ
うな妨害信号及び過渡現象を除去するために線1
02と接地との間にコンデンサ103が接続され
ている。比較器110の非反転入力104はトリ
ム設定用すなわち基準分圧計85の点90に間接
的に接続されている。図示したように、比較器1
10の非反転入力104は抵抗107及び108
からなる分圧器の中点106に接続されている。
抵抗107及び108は比較器110にバイアス
を与えかつそれのオフセツト電圧を補償するため
の電圧を点106に与えるように選ばれる。この
回路には別の妨害排除用コンデンサ109が使用
されている。比較器110の出力113とその非
反転入力104との間には抵抗112からなるフ
イードバツク回路が接続されている。フイードバ
ツク回路はヒステリシスを発生する。すなわち、
比較器出力が状態を変化する前に比較器の入力1
00と104との間に存在しなければならない上
方及び下方の比較器トリツプレベルすなわち電圧
差を確立する。ヒステリシスがあるので、点90
及び99における両電圧間のわずかな差によつて
比較器の出力状態が望ましくなく変わるようなこ
とはない。更に、船尾脚が少し過度に移動するべ
き場合又はプロペラが水中の物体に当たつたため
に船尾脚の角度が少し変わるべき場合にはヒステ
リシスのためにハンチングが防止される。注意す
るべきことであるが、点90及び99における両
電圧間の差がゼロ又は実質上ゼロであるときには
常に比較器110の出力113は低状態になつて
出力電流が減小する。
比較器回路は互いに鏡像になつている。比較器
121は船尾脚をそのトリム範囲において上方に
駆動するのに関係している。すなわち、他方の比
較器111の非反転入力114は線115により
トリム設定用分圧計85の点90に接続されてい
る。比較器111の非反転入力116はフイード
バツク分圧計16の点99に接続されている。直
列接続の抵抗117及び118からなる分圧器が
あつて、これはその中間点119においてバイア
ス用及びオフセツト電圧補償用電圧を与えてい
る。比較器111の出力121と非反転入力11
6との間にはやはりフイードバツク及びヒステリ
シス付与用抵抗120が接続されている。比較器
の出力121は点90と99との間の電圧差がゼ
ロであるときにはやはり低状態にあつて電流が減
少している。
トランジスタ125はトリム分圧計が設定され
て点90と99との間に一方の極性の電圧差が生
じたときに油圧ポンプ駆動モータ31をオンにし
て適当な方向に回転させて船尾脚112をトリム
ダウンするようにすることに関係している。トラ
ンジスタ125のコレクタはトリム制御装置回路
部給電線80に接続されている。以前に説明した
ように、この線はテイルト制御押しボタンスイツ
チの両方が使用されておらず、図示したように平
常時の非操作状態にある場合にのみ生かされる。
トランジスタ125のコレクタとベースとの間に
は抵抗126が接続されている。点90と99と
の間に電圧差がなく、従つて比較器110の出力
が低インピーダンス状態にあつて電流が減小して
いるときには、トランジスタ125のベースに対
応する点127は低レベルすなわち実質的に接地
電位にある。このためにベース・エミツタ間のバ
イアス電流がトランジスタ125を流れなくなつ
てこのトランジスタがオフに保たれる。点90と
99との間に電位差があるときには、比較器11
0の出力113はある程度のヒステリシスを伴つ
て高インピーダンス状態に切り換わり、トランジ
スタ125のベース点127が実質上接地から絶
縁される。このために、抵抗126を流れている
電流はトランジスタ125のベース・エミツタ回
路に流れるようになつて、このトランジスタをオ
ンにする。それで電流が供給線80からトランジ
スタ125及びダイオード128を通つてモータ
制御回路のダウン信号入力端子37に流れる。こ
の信号電流により第2図のトランジスタ47がオ
ンになり、モータが以前に説明したように船尾脚
3を下に移動させる方向に回転する。船尾脚が、
点90及び99の間の電圧差がゼロになる角度を
通つて駆動されると、比較器110の出力113
が再び低インピーダンス状態に切り換わつて電流
が減小し、このためにトランジスタ125及び油
圧ポンプモータ31がオフになる。
モータ31をプラギングする、すなわち逆電流
の短いパルスをモータに加えてこれを制動し、ゼ
ロが達成された後にモータが大きく惰力回転しな
いようにするための装置が設けられている。船尾
脚ダウントリム動作用のプラギング装置はトラン
ジスタ130、コンデンサ131及び抵抗132
からなつている。ゼロが達成されて比較器110
の出力が低インピーダンスすなわち電流減小状態
に切り換わると、コンデンサ131が電源母線7
5からトランジスタ130のエミツタ・ベース回
路及び抵抗132を通して充電される。一つの実
際の構成例では、抵抗131及び132に対する
RC時定数は約22msである。この短い充電パル
スの発生により、トランジスタ130は瞬間的に
オンになつて電流を電力母線75からそのエミツ
タ・コレクタ回路経由でアツプ信号端子36に導
く。このために第1図のモータ制御装置における
トランジスタ60が瞬間的にオンになつて、電流
は船尾脚が下に駆動されていたときに流れていた
方向とは反対の方向にモータ31を流れることに
なる。この逆電流が流れると、もちろんモータ3
1は停止する。この電流パルスはコンデンサ13
1が完全に充電されると終了する。ダイオード1
29はダウン・トランジスタ125が次にオンに
されたときにコンデンサ131の電荷をゼロにす
るものである。
操作員がトリム設定用分圧計85を調整して船
尾脚3をトリム範囲内で上に駆動するようにする
と、比較器111が関係するようになる。分圧計
ワイパ89をある方向に移動させて船尾脚が上方
方向にトリムされるようにすると点90における
電圧が一層負になる。それゆえ、点90はフイー
ドバツク分圧計における点99よりも負になる。
従つて、トリムアツプ制御比較器111の入力1
14と116との間の電圧差によつて出力121
は高状態に切り換えられる。これにより生じる効
果はダウン制御に関連して既に説明したものと同
等である。しかしながら、この場合には、トラン
ジスタ133がモータ制御装置のアツプ端子36
に信号を供給する。比較器111の出力121が
以前の電流減小状態から高状態になると、トラン
ジスタ133のベースに至る点134が高状態に
なる、すなわち実質上接地から絶縁された状態に
なる。このためにバイアス電流がトリム装置電力
線80から抵抗135を通りトランジスタ133
のベース・エミツタ回路を通りダイオード136
を通つてモータ制御装置のアツプ信号端子36に
流れる。この場合に第1図のモータ制御装置回路
に起こることは既に説明してある。船尾脚3が分
圧計85におけるワイパ89の設定値に対応する
角度位置に駆動されると、フイードバツク分圧計
16のワイパ95も又船尾駆動の影響を受けて点
99における電圧が点90における電圧と一致す
るまで調整される。それで、比較器111の出力
121が低すなわち電流減小状態に切り換つてト
ランジスタ133がオフとなり、これによつてモ
ータ31の給電が停止される。
モータが船尾脚3をトリムアツプ方向に駆動し
た後にゼロが達成されるとモータをプラギングす
るすなわち制動するための装置も設けられてい
る。トランジスタ139がこの動作に関係してい
る。それのエミツタ・ベース路はタイミングコン
デンサ141及び抵抗142との直列回路にあ
り、この直列回路は主電力母線75と比較器11
1の出力121との間に接続されている。既述の
場合におけるように、ゼロが達成されて出力12
1の電流が再び減小し始めると、電流のパルスが
トランジスタ139のベース・エミツタ路を流れ
てコンデンサ141を充電する。このためにトラ
ンジスタ139は瞬間的にオンになつて電流のパ
ルスをそのエミツタ・コレクタ路経由でモータ制
御回路のダウン端子37に付与する。その結果、
モータ31は大きい惰力回転を伴うことなく停止
する。ダイオード143はトランジスタ133が
次にオンになつたときにコンデンサ141の電荷
をゼロにするために設けられている。
船尾脚がアツプ方向において所定の角度を越え
てテイルトした場合に手動制御可能なトリム機能
を使用不能にするすなわちロツクアウトするため
の装置が設けられている。別の比較器145がこ
のロツクアウト機能に関係している。まず第一に
テイルトが押しボタン78及び79の制御下にあ
ることを思い出せ。例えば、押しボタン78を押
して船尾脚をテイルトアツプするようにすると、
供給線80が給電停止になつて回路はトリム調整
に応答しなくなる。従つて、押しボタン制御スイ
ツチ79及び80はそのいずれかが押されるとテ
イルト・トリム機能の排他的な制御を行う。この
発明の特徴はテイルトが進行中のときにトリム機
能を使用不能にするばかりでなく、船尾脚がトリ
ムのための許容範囲内にテイルトバツクするまで
トリム機能の回復を阻止することである。いわゆ
る上限設定用分圧計146が設けられているが、
これは押しボタン78が釈放されたためにテイル
トが停止されているけれども船尾脚3が高く持ち
上げられすぎてトリムモードを再開することがで
きない状態であるか否かを決定するために設定可
能なものである。例えば、船尾脚がトリム範囲を
外れてテイルト制御により持ち上げられておりか
つ両方の押しボタン78及び79が図示したよう
にやはり平常時閉鎖位置にあると仮定せよ。ロツ
クアウト機能のない場合には、これによりトリム
制御回路が再び動作するようになるであろう。こ
のような状況下では比較器110及び111の出
力113又は121の一方又は他方はそれぞれ高
くなつてトランジスタ125又は133をオンに
してモータ制御装置にダウン又はアツプ信号を供
給するようにさせるであろう。しかしながら、こ
の発明によれば、アツプ方向におけるテイルトが
分圧計146の設定値によつて決定されるような
許容可能な上方トリム限界を越えたときには、比
較器145が動作してその出力147への電流が
減小する。この出力は一対のダイオード148及
び149のカソード間に接続されており、これら
のダイオードはこの状況下では順方向のバイアス
を受けていてダウン駆動用トランジスタ125又
はアツプ駆動用トランジスタ133がベース電流
を受けないようになつているであろう。それゆ
え、モータ31はオンになることができず、トリ
ム機能は働かないようになる。比較器145の非
反転入力150は分圧計146のワイパに接続さ
れている。この分圧計は線151により抵抗15
2及び153からなる分圧計の頂部に接続されて
いる。抵抗152の頂部は直流供給母線75に接
続され、又抵抗153の底部は接地に接続されて
いるので、分圧計146から選択可能な電圧を得
てこれを比較器145の反転入力150に加える
ことができる。比較器145の非反転入力154
は、分圧計146のワイパにおける電圧と比較さ
れる電圧を得るためにフイードバツク分圧計16
における点99に線155により接続されてい
る。テイルトアツプスイツチ78を使用して船尾
脚を持ち上げるようにすると、点99におけるフ
イードバツク分圧計電圧が上限分圧計146から
得られた電圧の設定値より正でなくなり、比較器
145は前に述べたようにトリツプしてその出力
端子147における電流が減小する。使用不能に
されたトリム状態はフイードバツク分圧計16が
テイルトダウンスイツチ79を用いてトリム範囲
内に戻されるまで回復されない。
この発明の重要な特徴は、トリム制御装置がテ
イルトの実行される前のそれの設定値を記憶して
いて船尾脚をそれの以前トリムされた位置に復帰
させるように構成されていることである。これが
生じるのは、船尾脚を十分にテイルトダウンさせ
て所定の許容可能なトリム範囲にあるようにする
と、フイードバツク分圧計16の点99が再び一
層正になつて比較器145の入力154と150
との間の電圧差が比較器をトリツプさせてその出
力147を高インピーダンス状態にしてもはや電
流が減小しないようにするような極性を有するた
めである。これによりトリム機能は再び他方の比
較器110及び111の制御下におかれる。それ
で、テイルトアツプ動作が行われた前にトリム分
圧計85が既に上方トリム限界にあつたのでなけ
れば、点90及び99における両電圧に差が生じ
ることになる。このためにモータが回転して船尾
脚を点90及び99間の電圧差がゼロになる位置
まで回転させるが、これは船尾脚制御がテイルト
制御スイツチ78によつて行われた前のトリム設
定用分圧計85の設定値に対応するものである。
制御回路のある部分において故障、例えば開路
が生じた場合に機能する安全ロツクアウトは別の
比較器160の使用によつて行うことができる。
この比較器の非反転入力161に加えられる基準
電圧は抵抗152及び153からなる分圧器の中
間点162から得られる。換言すれば、十分に安
定な基準電圧が常に非反転入力161に加えられ
る。比較器160の反転入力163は線155に
よりフイードバツク分圧計16の点99に接続さ
れている。例えば、フイードバツク分圧計16
(これは船尾脚にあつてこれとともに操作されて
いる)からの電線が切り離された状態になると、
比較器160の入力163が入力161よりも正
になつて、比較器160の出力164が平常時の
高状態から低インピーダンス状態に切り換わつて
電流が減小する。ダイオード48又は49を通る
電流減小のためにやはりベース電流がポンプモー
タ制御トランジスタ125又は133に供給され
なくなつて、アツプ端子36又はダウン端子37
には駆動信号が供給されないのでモータは故障が
直るまで回転することができない。しかしなが
ら、今述べた特定の形式の故障の場合には、テイ
ルト押しボタン78又は79の一方又は他方を使
用してテイルトモータ31を直接作動させること
ができる。
トリム及びテイルト制御回路は非常に小さい空
間に収容することができる。一つの実際の構成例
では、一つのカツド比較器チツプに比較器11
0,111,145及び160のすべてが収容さ
れている。例であつて限定事項ではないが、
CA339G又はLM339形のカツド比較器を使用する
ことができる。この形式の比較器は単に単一極性
直流電源を必要とするものであり、この電源はボ
ートにある電池から電力を得ている電子装置に好
都合なものである。更に、これらの比較器は11
2及び120で示したもののような適当に選択さ
れたフイードバツク抵抗により上方トリツプレベ
ルと下方トリツプレベルとの間にヒステリシスを
与えて船尾脚がこのヒステリシス範囲内の小さい
量だけその設定角度から船尾脚をそらせるような
小衝撃を受けた場合にモータのハンチングすなわ
ち自己補正作用が避けられるようにするのに役立
つ。
制御回路は専ら半導体部品を用いて構成する必
要はないことに注意するべきである。例えば、第
1図のモータ制御回路におけるトランジスタ47
及び60は適当な接点を動作させてモータ31を
切り換えるようにする継電器コイルで置き換える
ことができよう。更に、米国特許第3662243号に
おけるように永久磁石モータを制御する図示して
いない継電器、又は直巻モータを制御するトラン
ジスタ45,46及び63,64の代わりの継電
器接点を使用することができよう。
要するに、これまで説明してきた装置において
は、トリム制御装置がトリム範囲に限定された動
作範囲を有しており、トリム制御装置を用いてテ
イルトを行うことはできず、又トリム制御装置は
テイルト角度が上限分圧計の設定値によつて決定
される所定の上限を越えた場合には動作しないよ
うにされる。更に、最も傷つけられやすくて破損
しやすい電線、すなわちフイードバツク分圧計に
接続されていて船尾脚の移動により繰り返して曲
げられるものが破損したような場合にトリム制御
装置が不動作にされかつ船尾脚角度制御がテイル
ト制御装置に任せられる方法が示されている。こ
こで説明した別の特徴はトリム設定値が記憶され
ていてテイルトモードの使用後に自動的に復旧さ
れることである。制御装置の種々の新しい特徴を
実現する方法を詳細に説明してきたけれども、そ
の特徴は様々に具体化することができるので、そ
のような説明は限定的なものではなく例示的なも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は推進装置すなわち船尾脚が取り付けら
れているボートの船尾の一部分を示しかつ又船尾
脚のテイルト及びトリムのために使用される油圧
アクチユエータを作動させるための油圧ポンプを
駆動する可逆モータの回転方向を設定するための
回路を示すものである。第2図はトリム角度及び
テイルト角度を選択するのに使用される手動制御
装置とともに油圧ポンプを制御するための回路を
示すものである。 これらの図面において、3は船尾脚、31は可
逆モータ、35はモータ制御回路、36はアツプ
入力信号端子、37はダウン入力信号端子、77
は押しボタンスイツチ部、110及び111は比
較器、145は比較器、160は比較器を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 実質上の垂直線とトリム範囲として定義され
    る第1角度限界及びテイルト範囲として定義され
    る第2角度限界との間で角度を作るように、プロ
    ペラを備えかつ船舶の船外に取り付けられた船尾
    脚の公称上の水平軸のまわりの回転角度を制御す
    るための装置において、 可逆電気モータ装置及びこのモータ装置を前記
    の船尾脚に動作上結合して前記の船尾脚を前記の
    モータが一方の方向に回転するときには垂直線か
    ら増大する角度において上に駆動しかつ又前記の
    モータが他方の方向に回転するときには減小する
    角度において下に駆動するようにする装置、 前記のモータ装置に接続されており、かつ前記
    のモータ装置に電源から電力を供給してそれぞれ
    一方又は他方の方向に回転させるようにすること
    によつて、所与の第1及び第2の制御信号に応答
    するモータ制御回路装置、 電力入力装置を備え、かつ所望の船尾脚トリム
    角度に対応する基準信号を発生するための手動設
    定可能な装置及び船尾脚の現在角度に対応してこ
    の角度の変化とともに変化する信号を発生するた
    めの位置信号発生装置を備えたトリム角度制御回
    路、 基準信号を位置信号と比較するための比較器装
    置、及び前記の比較器装置に応答して、前記の第
    1制御信号を与えることによつて前記の位置信号
    が所望のトリム角度より小さい船尾脚角度に対応
    することを決定してこれにより前記のモータ装置
    を前記の一方の方向に回転させて前記の船尾脚を
    上に駆動して所望のトリム角度と現在のトリム角
    度との間の差がゼロになるようにし、かつ又前記
    の比較器装置に応答して、前記の第2制御信号を
    与えることによつて前記の位置信号が所望のトリ
    ム角度より大きい船尾脚角度に対応することを決
    定してこれにより前記のモータ装置を前記の他方
    の方向に回転させて前記の船尾脚を下に駆動して
    所望のトリム角度と現在のトリム角度との間の差
    がゼロになるようにするための装置、 一方及び他方のスイツチからなつていてその各
    スイツチがそれぞれ前記の船尾脚のテイルトアツ
    プ及びテイルトダウンを指令するために一方の状
    態から他方の状態に手動操作可能であり、かつこ
    の両スイツチが、これがともに一方の状態にある
    ときにはこの両スイツチが前記の電源を前記のト
    リム角度制御回路の前記の電力入力装置に接続し
    てこのトリム角度制御回路に給電してトリム機能
    を使用可能にしかつ又その両スイツチのいずれか
    が他方の状態に操作されたときにはこれが前記の
    入力装置を切り離してトリム機能を使用不能かつ
    無効にして前記の第1及び第2の制御信号の一方
    又は他方を前記のモータ制御回路に与えて前記の
    船尾脚をそれぞれテイルトアツプ又はテイルトダ
    ウンさせるようにする回路に挿入させている、テ
    イルト制御スイツチ装置 を設けてなる前記の回転角度を制御するための装
    置。 2 前記のトリム角度制御回路を不動作にするこ
    とによつて前記のテイルト制御スイツチ装置の操
    作により前記のトリム範囲を越えてテイルトアツ
    プしている前記の船尾脚に対応する前記の位置信
    号発生装置からの信号に応答しかつ又前記の他方
    の手動操作可能なテイルトスイツチの操作が停止
    されたときに前記のトリム角度制御回路を再び動
    作させることによつて前記のテイルトスイツチの
    制御の下で再びテイルトダウンさせられている前
    記の船尾脚に対応する前記の位置信号発生装置か
    らの信号に応答する装置 を設けてなる、特許請求の範囲第1項に記載の装
    置。 3 前記のテイルトスイツチの操作が停止されか
    つ前記の船尾脚がトリム範囲内にあるときには前
    記の手動設定可能な装置がテイルトの行われる前
    に設定されていた所望の船尾脚トリム角度に対応
    する基準信号を発生しかつ前記の位置検出装置が
    トリム範囲内の船尾脚のテイルトに対応する位置
    信号を発生して前記の船尾脚をこれが以前に設定
    されたトリム角度に達するまで駆動するようにす
    ることを特徴とするトリム角度記憶装置を設けて
    なる、特許請求の範囲第2項に記載の装置。 4 実質上の垂直線とトリム範囲として定義され
    る第1角度限界及びテイルト範囲として定義され
    る第2角度限界との間で角度を作るように、プロ
    ペラを備えかつ船舶の船外に取り付けられた船尾
    脚の公称上の水平軸のまわりの回転角度を制御す
    るための装置において、 可逆電気モータ装置及びこのモータ装置を前記
    の船尾脚に動作上結合して前記の船尾脚を前記の
    モータが一方の方向に回転するときには垂直線か
    ら増大する角度において上に駆動しかつ又前記の
    モータが他方の方向に回転するときには減小する
    角度において下に駆動するようにする装置、 前記のモータ装置に接続されており、かつ前記
    のモータ装置に電源から電力を供給してそれぞれ
    一方又は他方の方向に回転させるようにすること
    によつて、所与の第1及び第2の制御信号に応答
    するモータ制御回路装置、 電力入力装置及び所望の船尾脚トリム角度に対
    応する基準信号を発生するための手動設定可能な
    装置及び船尾脚の現在角度に対応してこの角度の
    変化とともに変化する信号を発生するための位置
    信号発生装置を備えたトリム角度制御回路、 それぞれが前記の基準信号及び位置信号に対す
    る入力装置と出力装置とを備えている第1及び第
    2の比較器であつて、その入力における基準信号
    と位置信号との間に実質的な差がないときには各
    比較器の出力装置が同じ所定の論理状態を有し、
    基準信号が位置信号よりも大きいときには前記の
    比較器出力の一方が別の論理状態に切り換わり、
    かつ又基準信号が位置信号よりも小さいときには
    他方のものが別の論理状態に切り換わるようにな
    つている前記の第1及び第2の比較器、 前記の比較器の出力装置に結合された制御素子
    をそれぞれが備えておりかつ又前記のトリム角度
    制御回路装置の前記の電力入力装置に接続されて
    いる第1及び第2の半導体スイツチ装置であつ
    て、この第1のスイツチ装置が前記の所定の状態
    から前記の別の状態に変化する第1比較器出力装
    置に応答してオンになつて前記の一方の制御信号
    を前記のモータ装置制御回路に与え前記のモータ
    を前記の一方の方向に回転させて前記の船尾脚を
    トリムするようにしかつ又前記の第2のスイツチ
    装置が別の場合に前記の他方の論理状態に変化す
    る第2比較器出力装置に応答してオンになつて他
    方の制御信号を与えて前記のモータが反対の方向
    に回転するようにし、前記の基準信号と位置信号
    との差がゼロになつたときに前記のモータの回転
    を終了させることにより前記の船尾脚をトリムす
    るようにした、前記の第1及び第2の半導体スイ
    ツチ装置、並びに 前記の比較器にヒステリシスを与えて、前記の
    比較器がその出力状態を変える前に前記の基準信
    号と位置信号との間に存在しなければならない差
    の大きさを設定するために各比較器の出力装置と
    入力装置との間にそれぞれ接続されたフイードバ
    ツク抵抗装置 を備えている、前記の回転角度を制御するための
    装置。 5 一方及び他方のスイツチからなつていてその
    各スイツチがそれぞれ前記の船尾脚のテイルトア
    ツプ及びテイルトダウンを指令するために一方の
    状態から他方の状態に手動操作可能であり、かつ
    この両スイツチが、これがともに一方の状態にあ
    るときにはこの両スイツチが前記の電源を前記の
    トリム角度制御回路の前記の電力入力装置に接続
    してこのトリム角度制御回路に給電してトリム機
    能を使用可能にしかつ又その両スイツチのいずれ
    かが他方の状態に操作されたときにはこれが前記
    の入力装置を切り離してトリム機能を使用不能か
    つ無効にして前記の第1及び第2の制御信号の一
    方又は他方を前記のモータ制御回路に与えて前記
    の船尾脚をそれぞれテイルトアツプ又はテイルト
    ダウンさせるようにする回路に挿入されている、
    テイルト制御スイツチ装置 を備えている、特許請求の範囲第4項に記載の装
    置。 6 給電停止後の前記のモータの惰力回転を制限
    するための装置であつて、 それぞれがベース、エミツタ及びコレクタを備
    えかつエミツタが電源に接続されている第1及び
    第2のトランジスタ、 比較器出力の所定の状態を論理的低状態としか
    つ比較器の他方の出力状態を論理的高状態とし
    て、第2トランジスタのベースと第1比較器の出
    力との間の直列回路に接続されたコンデンサと抵
    抗、及び第1トランジスタのベースと第2比較器
    の出力との間の直列回路に接続されたコンデンサ
    と抵抗、を備えており、 前記のモータを一方の方向に回転させた第1制
    御信号の終了と同時に前記の第1比較器の出力が
    高状態から低状態に変化したときに第2トランジ
    スタと直列のコンデンサが充電されて前記の第2
    トランジスタが瞬間的にオンになつてそのコレク
    タから第2制御信号パルスを前記のモータに与え
    てこれをそのパルスの持続時間の間反対の方向に
    回転させるようにし、 前記のモータを前記の反対の方向に回転させた
    第2制御信号の終了と同時に前記の第2比較器の
    出力が高状態から低状態に変化したときに第1ト
    ランジスタと直列のコンデンサが充電されて前記
    の第1トランジスタが瞬間的にオンになつてその
    コレクタから第1制御信号パルスを前記のモータ
    に与えてこれをそのパルスの持続時間の間前記の
    一方の方向に回転させるようにした 前記の装置を有している、特許請求の範囲第4項
    に記載の装置。 7 前記の船尾脚が許容可能なトリム範囲より上
    にテイルトアツプしたときに前記のトリム角度制
    御回路を不動作にするための装置であつて、 入力装置及び出力装置を備えておりかつこの出
    力装置が前記の第1及び第2の比較器の出力に接
    続されている第3の比較器、 前記の船尾脚の現在位置に対応する信号を前記
    の第3比較器の一方の入力に結合するための装置
    並びにトリム機能を使用可能にすることができる
    船尾脚の上限に対応する基準電圧の信号を前記の
    第3比較器の他方の入力に結合するための装置、
    を備えており、 前記の第3比較器が前記の基準信号とトリム範
    囲を外れている船尾脚から生じる位置信号との差
    に応答してそれの出力が、両半導体スイツチ装置
    が前記のモータ制御回路に制御信号を与えないよ
    うな状態をとるようになつている 前記のトリム角度制御回路を不動作にするための
    装置を備えている、特許請求の範囲第4項、第5
    項又は第6項に記載の装置。 8 前記の第1及び第2の比較器装置の一方又は
    両方に対して船尾脚位置信号が失われた場合に船
    尾脚トリム機能を使用不能にするための装置であ
    つて、 非反転入力装置、反転入力装置及び出力装置を
    備えておりかつこの出力装置が前記の第1及び第
    2の比較器の出力に結合されている第4の比較
    器、 前記の船尾脚の現在位置に対応する電圧信号を
    前記の第4比較器の前記の非反転入力に結合する
    ための装置並びに一定基準電圧を前記の反転入力
    に結合するための装置を備えていて、前記の第4
    比較器の前記の出力が、位置信号電圧が基準電圧
    よりも大きいかぎり両半導体スイツチ装置が前記
    のモータ制御回路に制御信号を与えないような状
    態にとどまつており、 前記の第4比較器が前記の位置電圧の喪失によ
    り高くなつている前記の基準電圧に応答してそれ
    の出力が、両半導体スイツチ装置が前記のモータ
    制御回路に制御信号を与えないような状態をとる
    ようになつている 前記の使用不能にするための装置を備えている、
    特許請求の範囲第7項に記載の装置。
JP57093948A 1981-06-01 1982-06-01 Positioning device for trim and tilt for shipping Granted JPS57209493A (en)

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