JPH0732385Y2 - 船外機の位置検出器 - Google Patents
船外機の位置検出器Info
- Publication number
- JPH0732385Y2 JPH0732385Y2 JP12984088U JP12984088U JPH0732385Y2 JP H0732385 Y2 JPH0732385 Y2 JP H0732385Y2 JP 12984088 U JP12984088 U JP 12984088U JP 12984088 U JP12984088 U JP 12984088U JP H0732385 Y2 JPH0732385 Y2 JP H0732385Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outboard motor
- brush
- position detector
- tilt
- swivel bracket
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は船舶の船外機に用いるチルト・トリム装置にお
ける船外機の位置検出器に関する。
ける船外機の位置検出器に関する。
(従来の技術) モーターボート等の小型船舶においては、船外機を水面
上に上げ下げするためのチルト用シリンダユニットと、
また通常船舶の速度を上げるに従って船先が上がって船
外機はスクリューが斜め下方に向って傾いた状態になっ
てスクリューの推力が上方に向ってしまい、速度を上げ
るためには効率が悪くなるので、水中において船外機の
角度を変えるためのトリム用シリンダユニットとからな
るチルト・トリム装置を備えている。
上に上げ下げするためのチルト用シリンダユニットと、
また通常船舶の速度を上げるに従って船先が上がって船
外機はスクリューが斜め下方に向って傾いた状態になっ
てスクリューの推力が上方に向ってしまい、速度を上げ
るためには効率が悪くなるので、水中において船外機の
角度を変えるためのトリム用シリンダユニットとからな
るチルト・トリム装置を備えている。
このようなチルト・トリム装置においては、使用する船
外機の仕様によっては船外機をチルトアップしたとき
に、チルトアップ最上部で船外機の上部が船体と干渉す
ることがある。
外機の仕様によっては船外機をチルトアップしたとき
に、チルトアップ最上部で船外機の上部が船体と干渉す
ることがある。
そこで、従来は、操作者がチルトアップ時には船外機が
船体に干渉しないように目視しながらチルトシリンダを
駆動する油圧モータをチルト・トリムスイッチにて操作
するようにしている。
船体に干渉しないように目視しながらチルトシリンダを
駆動する油圧モータをチルト・トリムスイッチにて操作
するようにしている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述のように船外機を目視しながら船外
機が船体に干渉しないようにチル使・トリムスイッチを
操作するのでは、チルト操作の操作性が悪くなる。
機が船体に干渉しないようにチル使・トリムスイッチを
操作するのでは、チルト操作の操作性が悪くなる。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本考案は、スイベルブラケットに
取付けるハウジング内に、チルトシリンダのアッパピン
に着脱自在なセンサーシャフトを回転可能に装着し、こ
のセンサーシャフトにはブラシを保持したブラシ保持部
材を取付け、更に前記ブラシの回転軌道上にはこのブラ
シが摺接する導体を設定チルト可能域に亘って付設し
た。
取付けるハウジング内に、チルトシリンダのアッパピン
に着脱自在なセンサーシャフトを回転可能に装着し、こ
のセンサーシャフトにはブラシを保持したブラシ保持部
材を取付け、更に前記ブラシの回転軌道上にはこのブラ
シが摺接する導体を設定チルト可能域に亘って付設し
た。
(作用) チルトシリンダを作動させてスイベルブラケットを介し
て船外機を上げ下げすることにより、スイベルブラケッ
トに対してアッパーピンが相対回動してセンサーシャフ
トが回動し、この場合船外機が設定チルト可能域にある
ときにはブラシと導体が接触し、設定チルト可能域から
外れたときにはブラシと導体とが接触しなくなるので、
電源と油圧モータとの間に導体とブラシとの間を介装す
ることによって、船外機が設定チルト可能域を外れて上
がることを防止することができる。
て船外機を上げ下げすることにより、スイベルブラケッ
トに対してアッパーピンが相対回動してセンサーシャフ
トが回動し、この場合船外機が設定チルト可能域にある
ときにはブラシと導体が接触し、設定チルト可能域から
外れたときにはブラシと導体とが接触しなくなるので、
電源と油圧モータとの間に導体とブラシとの間を介装す
ることによって、船外機が設定チルト可能域を外れて上
がることを防止することができる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本考案にかかる船外機の位置検出器を有するチ
ルト・トリム装置を備えたボートの後部を示す側面図、
第2図は同チルト・トリム装置による船外機チルトアッ
プ時の状態を示す要部側面図、第3図は同チルト・トリ
ム装置と船外機の連結部を示す要部断面図、第4図は同
位置検出器の正断面図、第5図は同位置検出器の側断面
図、第6図は同チルト・トリム装置のモータ駆動回路の
回路図である。
ルト・トリム装置を備えたボートの後部を示す側面図、
第2図は同チルト・トリム装置による船外機チルトアッ
プ時の状態を示す要部側面図、第3図は同チルト・トリ
ム装置と船外機の連結部を示す要部断面図、第4図は同
位置検出器の正断面図、第5図は同位置検出器の側断面
図、第6図は同チルト・トリム装置のモータ駆動回路の
回路図である。
ボートの船体1の後部背面には左右(第1図で紙面垂直
方向)にトランザムの一部をなす一対のスターンブラケ
ット3を固定し、このスターンブラケット3の上端部に
はスイベルブラケット4を軸5にて回動自在に枢支し、
このスイベルブラケット4に船外機6を取付け、更に一
対のスターンブラケット3間にチルトシリンダユニット
7及び図示しないトリムシリンダユニットを配設して、
チルトシリンダユニット7にスイベルブラケット4を連
結し、チルトシリンダユニット7を作動させることによ
って船外機6を上げ下げできるようにしている。
方向)にトランザムの一部をなす一対のスターンブラケ
ット3を固定し、このスターンブラケット3の上端部に
はスイベルブラケット4を軸5にて回動自在に枢支し、
このスイベルブラケット4に船外機6を取付け、更に一
対のスターンブラケット3間にチルトシリンダユニット
7及び図示しないトリムシリンダユニットを配設して、
チルトシリンダユニット7にスイベルブラケット4を連
結し、チルトシリンダユニット7を作動させることによ
って船外機6を上げ下げできるようにしている。
チルトシリンダユニット7は、ロッド8の上端部にジョ
イントメタル9を装着し、このジョイントメタル9には
径方向にアッパーピン10を挿通してボルト11にて固定
し、更にこのアッパーピン10はスイベルブラケット4の
下面に一体的に形成した連結部材12,12間にブッシュ13,
13を介して回転自在に挿通して、チルトシリンダユニッ
ト7とスイベルブラケット4とを連結し、船外機6の上
げ下げすなわちスイベルブラケット4の回転に対してア
ッパーピン10が相対的に回動するようにしている。
イントメタル9を装着し、このジョイントメタル9には
径方向にアッパーピン10を挿通してボルト11にて固定
し、更にこのアッパーピン10はスイベルブラケット4の
下面に一体的に形成した連結部材12,12間にブッシュ13,
13を介して回転自在に挿通して、チルトシリンダユニッ
ト7とスイベルブラケット4とを連結し、船外機6の上
げ下げすなわちスイベルブラケット4の回転に対してア
ッパーピン10が相対的に回動するようにしている。
そして、スイベルブラケット4の連結部材12にはアッパ
ーピン10の回転によって船外機6のチルト位置及びトリ
ム位置を検出する位置検出器15を取付けている。
ーピン10の回転によって船外機6のチルト位置及びトリ
ム位置を検出する位置検出器15を取付けている。
この位置検出器15は、スイベルブラケット4の連結部材
12に取付ける密閉ハウジング16内に、アッパーピン10に
一端部17aを着脱自在なセンサーシャフト17を回転自在
に挿着し、このセンサーシャフト17の他端部17bにはブ
ラシ保持部材18を固着し、このブラシ保持部材18には第
1ブラシ19及び第2ブラシ20を取付け、更に基板21上に
は、第1ブラシ19の回転軌道上にはブラシ19が摺接する
導体22を付設し、この導体22上には予め定めた設定チル
ト可能域のチルトアップ最大位置を越える部分に絶縁体
23を付設して、導体22は設定チルト可能域の範囲で第1
ブラシ19と接触可能に付設して、これらの第1ブラシ19
及び導体22によってリミットスイッチを構成し、また第
2ブラシ20の回転軌道上にはこのブラシ20が摺接する抵
抗体24を付設して、これらの第2ブラシ20及び抵抗体24
によって可変抵抗器からなるトリム角度センサを構成し
ている。
12に取付ける密閉ハウジング16内に、アッパーピン10に
一端部17aを着脱自在なセンサーシャフト17を回転自在
に挿着し、このセンサーシャフト17の他端部17bにはブ
ラシ保持部材18を固着し、このブラシ保持部材18には第
1ブラシ19及び第2ブラシ20を取付け、更に基板21上に
は、第1ブラシ19の回転軌道上にはブラシ19が摺接する
導体22を付設し、この導体22上には予め定めた設定チル
ト可能域のチルトアップ最大位置を越える部分に絶縁体
23を付設して、導体22は設定チルト可能域の範囲で第1
ブラシ19と接触可能に付設して、これらの第1ブラシ19
及び導体22によってリミットスイッチを構成し、また第
2ブラシ20の回転軌道上にはこのブラシ20が摺接する抵
抗体24を付設して、これらの第2ブラシ20及び抵抗体24
によって可変抵抗器からなるトリム角度センサを構成し
ている。
そして、第1ブラシ19にはリード線26を、導体22にはリ
ード線27を、第2ブラシ20にはリード線28を、抵抗体24
の両端部にはリード線29,30をそれぞれ接続して、各リ
ード26〜30はハウジング16外に引出している。また、ハ
ウジング16の取付けフランジ部31にはそれぞれ長穴32を
形成している。
ード線27を、第2ブラシ20にはリード線28を、抵抗体24
の両端部にはリード線29,30をそれぞれ接続して、各リ
ード26〜30はハウジング16外に引出している。また、ハ
ウジング16の取付けフランジ部31にはそれぞれ長穴32を
形成している。
この位置検出器15はセンサーシャフト17の一端部をアッ
パーピン10に連結した状態で、ハウジング16の長穴32に
ねじ33を通してスイベルブラケット4の連結部材12にね
じ止めしている。
パーピン10に連結した状態で、ハウジング16の長穴32に
ねじ33を通してスイベルブラケット4の連結部材12にね
じ止めしている。
チルトシリンダユニット7の油圧ポンプを駆動する油圧
モータの駆動回路は、第6図に示すように、油圧モータ
41の両端をリレー42及びリレー43の共通接点cにそれぞ
れ接続し、リレー42,43の常開接点aはそれぞれバッテ
リ44の+側端子に接続し、またリレー42,43の常開接点
bはバッテリ44の−側端子にそれぞれ接続し、更にリレ
ー42のコイル42aはバッテリ44の−側端子とトリムスイ
ッチ45のダウン接点DOWNとの間に介挿し、リレー43のコ
イル43はバッテリ44の−側端子と位置検出器15の導体22
との間に介挿している。
モータの駆動回路は、第6図に示すように、油圧モータ
41の両端をリレー42及びリレー43の共通接点cにそれぞ
れ接続し、リレー42,43の常開接点aはそれぞれバッテ
リ44の+側端子に接続し、またリレー42,43の常開接点
bはバッテリ44の−側端子にそれぞれ接続し、更にリレ
ー42のコイル42aはバッテリ44の−側端子とトリムスイ
ッチ45のダウン接点DOWNとの間に介挿し、リレー43のコ
イル43はバッテリ44の−側端子と位置検出器15の導体22
との間に介挿している。
また、トリムスイッチ45の共通接点cはバッテリ44の+
側端子に接続し、アップ接点UPは位置検出器15の第1ブ
ラシ19に接続している。更に、バッテリ44の+側端子と
−側端子との間には位置検出器15の抵抗体24を介挿し、
この抵抗体24のバッテリ44の−側端子に接続した端部と
第2ブラシ20との間にはトリムメータ46を介挿してい
る。
側端子に接続し、アップ接点UPは位置検出器15の第1ブ
ラシ19に接続している。更に、バッテリ44の+側端子と
−側端子との間には位置検出器15の抵抗体24を介挿し、
この抵抗体24のバッテリ44の−側端子に接続した端部と
第2ブラシ20との間にはトリムメータ46を介挿してい
る。
以上のように構成したチルト・トリム装置の作用につい
て以下に説明する。
て以下に説明する。
先ず、位置検出器15について述べると、船外機6の上げ
下げすなわちスイベルブラケット4の回動に応じてアッ
パーピン10が相対的に回動し、船外機6の位置に応じて
センサーシャフト17が回転するので、船外機6が設定チ
ルト可能域内にあるときには第1ブラシ19が導体22に接
触してオン状態になり、船外機6が設定チルト可能域を
越えてトリムアップしたときには第1ブラシ19が導体22
から外れて絶縁体23に接触してオフ状態になり、また船
外機6の位置に応じて第2ブラシ20が回転するので、第
2ブラシ20と抵抗体24の一端部との間の抵抗値は船外機
6の位置に応じて変化する。
下げすなわちスイベルブラケット4の回動に応じてアッ
パーピン10が相対的に回動し、船外機6の位置に応じて
センサーシャフト17が回転するので、船外機6が設定チ
ルト可能域内にあるときには第1ブラシ19が導体22に接
触してオン状態になり、船外機6が設定チルト可能域を
越えてトリムアップしたときには第1ブラシ19が導体22
から外れて絶縁体23に接触してオフ状態になり、また船
外機6の位置に応じて第2ブラシ20が回転するので、第
2ブラシ20と抵抗体24の一端部との間の抵抗値は船外機
6の位置に応じて変化する。
そこで、船外機6が設定チルト可能域内にある状態でト
リムスイッチ45をアップ側にしたときには、位置検出器
15の第1ブラシ19が導体22と接触しているので、トリム
スイッチ45の共通接点cとアップ接点UPが接続されるこ
とによって、バッテリ44の+側からトリムスイッチ45及
び位置検出器15を介してリレー43にコイル43aに給電さ
れて、リレー43がオン状態になって常開接点aと共通接
点cとが接続され、このときリレー42はオフ状態である
ので、バッテリ44からリレー43を介して油圧モータ41に
給電されて、油圧モータ41が例えば正転してチルトシリ
ンダユニット7のロッド8が上昇して船外機6が上昇す
る。
リムスイッチ45をアップ側にしたときには、位置検出器
15の第1ブラシ19が導体22と接触しているので、トリム
スイッチ45の共通接点cとアップ接点UPが接続されるこ
とによって、バッテリ44の+側からトリムスイッチ45及
び位置検出器15を介してリレー43にコイル43aに給電さ
れて、リレー43がオン状態になって常開接点aと共通接
点cとが接続され、このときリレー42はオフ状態である
ので、バッテリ44からリレー43を介して油圧モータ41に
給電されて、油圧モータ41が例えば正転してチルトシリ
ンダユニット7のロッド8が上昇して船外機6が上昇す
る。
このとき、位置検出器15の第2ブラシ20は船外機6の位
置に応じて抵抗体24に接触しながら回転するので、第2
ブラシ20と抵抗体24の一端部との抵抗値が変化してトリ
ムメータ46には船外機6の位置が表示される。
置に応じて抵抗体24に接触しながら回転するので、第2
ブラシ20と抵抗体24の一端部との抵抗値が変化してトリ
ムメータ46には船外機6の位置が表示される。
そして、船外機6が上昇して設定チルト可能域を越えて
チルト域のリミット状態になると位置検出器15の第1ブ
ラシ19が導体22から外れて絶縁体23に接触するので、リ
レー43のコイル43aの給電が遮断されてオフ状態にな
り、リレー43の共通接点cは常閉接点b側に切換わるの
で、油圧モータ41への給電が遮断されて、チルトシリン
ダユニット7の上昇が停止して、船外機6の上昇が停止
する。したがって、船外機6が設定チルト可能域を越え
てチルトアップして船体1に干渉することがなくなる。
チルト域のリミット状態になると位置検出器15の第1ブ
ラシ19が導体22から外れて絶縁体23に接触するので、リ
レー43のコイル43aの給電が遮断されてオフ状態にな
り、リレー43の共通接点cは常閉接点b側に切換わるの
で、油圧モータ41への給電が遮断されて、チルトシリン
ダユニット7の上昇が停止して、船外機6の上昇が停止
する。したがって、船外機6が設定チルト可能域を越え
てチルトアップして船体1に干渉することがなくなる。
この場合、位置検出器15のハウジング16の取付け穴32は
長穴にしているので、取付け角度を変えることによって
第1ブラシ19が導体22から外れるとき、すなわちリミッ
トスイッチがオフ状態になる船外機6の位置を調整する
ことができる。
長穴にしているので、取付け角度を変えることによって
第1ブラシ19が導体22から外れるとき、すなわちリミッ
トスイッチがオフ状態になる船外機6の位置を調整する
ことができる。
また、トリムスイッチ45をダウン側にしたときには、ト
リムスイッチ45の共通接点cとダウン接点DOWNが接続さ
れることによって、バッテリ44の+側からトリムスイッ
チ45を介してリレー42のコイル42aに給電されて、リレ
ー42がオン状態になって常開接点aと共通接点cとが接
続され、このときリレー42はオフ状態であるので、バッ
テリ44からリレー42を介して油圧モータ41に給電され
て、油圧モータ41が例えば逆転してチルトシリンダユニ
ット7のロッド8が下降して船外機6が下降する。
リムスイッチ45の共通接点cとダウン接点DOWNが接続さ
れることによって、バッテリ44の+側からトリムスイッ
チ45を介してリレー42のコイル42aに給電されて、リレ
ー42がオン状態になって常開接点aと共通接点cとが接
続され、このときリレー42はオフ状態であるので、バッ
テリ44からリレー42を介して油圧モータ41に給電され
て、油圧モータ41が例えば逆転してチルトシリンダユニ
ット7のロッド8が下降して船外機6が下降する。
このとき、位置検出器15の第2ブラシ20は船外機6の位
置に応じて抵抗体24に接触しながら回転するので、第2
ブラシ20と抵抗体24の一端部との抵抗値が変化してトリ
ムメータ46には船外機6の位置が表示される。
置に応じて抵抗体24に接触しながら回転するので、第2
ブラシ20と抵抗体24の一端部との抵抗値が変化してトリ
ムメータ46には船外機6の位置が表示される。
(考案の効果) 以上に説明したように本考案によれば、スイベルブラケ
ットに取付けるハウジング内に、チルトシリンダのアッ
パピンに着脱自在なセンサーシャフトを回転可能に装着
し、このセンサーシャフトにはブラシを保持したブラシ
保持部材を取付け、更にブラシの回転軌道上にはブラシ
が摺接する導体を設定チルト可能域に亘って付設してリ
ミットスイッチを構成したので、船外機が設定チルト可
能域を越えたときには直ちにチルトアップを停止するこ
とができるようになり、目視によらないで船外機が船体
と干渉することを防止することが可能になり、また既存
のトリム角度センサと一体的に構成することができる。
ットに取付けるハウジング内に、チルトシリンダのアッ
パピンに着脱自在なセンサーシャフトを回転可能に装着
し、このセンサーシャフトにはブラシを保持したブラシ
保持部材を取付け、更にブラシの回転軌道上にはブラシ
が摺接する導体を設定チルト可能域に亘って付設してリ
ミットスイッチを構成したので、船外機が設定チルト可
能域を越えたときには直ちにチルトアップを停止するこ
とができるようになり、目視によらないで船外機が船体
と干渉することを防止することが可能になり、また既存
のトリム角度センサと一体的に構成することができる。
第1図は本考案にかかる船外機の位置検出器を有するチ
ルト・トリム装置を備えたボートの後部を示す側面図、
第2図は同チルト・トリム装置による船外機チルトアッ
プ時の状態を示す要部側面図、第3図は同チルト・トリ
ム装置と船外機の連結部を示す要部断面図、第4図は同
位置検出器の正断面図、第5図は同位置検出器の側断面
図、第6図は同チルト・トリム装置のモータ駆動回路の
回路図である。 尚、図面中、1は船体、3はスターンブラケット、4は
スイベルブラケット、6は船外機、7はチルトシリンダ
ユニット、8はロッド、10はアッパピン、12は連結部
材、15は位置検出器、16はハウジング、17はセンサーシ
ャフト、18はブラシ保持部材、19は第1ブラシ、20は第
2ブラシ、22は導体、23は絶縁体、24は抵抗体、41は油
圧モータ、45はトリムスイッチ、46はトリムメータであ
る。
ルト・トリム装置を備えたボートの後部を示す側面図、
第2図は同チルト・トリム装置による船外機チルトアッ
プ時の状態を示す要部側面図、第3図は同チルト・トリ
ム装置と船外機の連結部を示す要部断面図、第4図は同
位置検出器の正断面図、第5図は同位置検出器の側断面
図、第6図は同チルト・トリム装置のモータ駆動回路の
回路図である。 尚、図面中、1は船体、3はスターンブラケット、4は
スイベルブラケット、6は船外機、7はチルトシリンダ
ユニット、8はロッド、10はアッパピン、12は連結部
材、15は位置検出器、16はハウジング、17はセンサーシ
ャフト、18はブラシ保持部材、19は第1ブラシ、20は第
2ブラシ、22は導体、23は絶縁体、24は抵抗体、41は油
圧モータ、45はトリムスイッチ、46はトリムメータであ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】スイベルブラケットに船外機を取付け、こ
のスイベルブラケットをチルトシリンダにて回動せしめ
て前記船外機を上げ下げする船外機のチルト・トリム装
置において、前記スイベルブラケットに取付けるハウジ
ング内に、前記チルトシリンダのアッパピンに着脱自在
なセンサーシャフトを回転可能に装着し、このセンサー
シャフトにはブラシを保持したブラシ保持部材を取付
け、更に前記ブラシの回転軌道上にはこのブラシが摺接
する導体を設定チルト可能域に亘って付設したことを特
徴とする船外機の位置検出器。 - 【請求項2】前記ハウジングには、スイベルブラケット
に対してねじ止めするための取付け穴を形成し、この取
付け穴は前記アッパピンに対する取付け角度位置の調整
を可能とする長穴としたことを特徴とする請求項1に記
載の船外機の位置検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12984088U JPH0732385Y2 (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | 船外機の位置検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12984088U JPH0732385Y2 (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | 船外機の位置検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0251197U JPH0251197U (ja) | 1990-04-10 |
JPH0732385Y2 true JPH0732385Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=31384488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12984088U Expired - Fee Related JPH0732385Y2 (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | 船外機の位置検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732385Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9193430B2 (en) | 2013-03-19 | 2015-11-24 | Showa Corporation | Tilt-angle adjusting apparatus and ship propulsion machine |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5784318B2 (ja) * | 2011-02-08 | 2015-09-24 | 朝日電装株式会社 | チルト位置停止装置 |
JP5737985B2 (ja) * | 2011-02-08 | 2015-06-17 | 朝日電装株式会社 | チルト位置検知装置 |
JP5737986B2 (ja) * | 2011-02-08 | 2015-06-17 | 朝日電装株式会社 | チルト位置検知装置 |
-
1988
- 1988-10-03 JP JP12984088U patent/JPH0732385Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9193430B2 (en) | 2013-03-19 | 2015-11-24 | Showa Corporation | Tilt-angle adjusting apparatus and ship propulsion machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0251197U (ja) | 1990-04-10 |
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