JPH02271169A - ガス放出防止器 - Google Patents
ガス放出防止器Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
し、て緊急時にガスの流路外への放出を防止するための
ガス放出防止器に関する。
ガスの使用中に地震が発生した場合、ガスの元栓を締め
忘れて火災が発生したり、地震によりボンベが倒れ、ガ
ス管が切断されて生ガスが発生して火災等を惹き起こし
たりすることがある。
積々のガス放出防止器が開発されている。
破損したり、夏期に外気2Mが極端に上昇しボンベ内圧
が異常高圧となったりして、弁本体内のガス流路中に過
剰のガスが流れた場合に、その以上ガス流圧により自動
的に弁体が閉弁作動する構造である。
263号公報等に示されるように。
欠き部に係合して開弁状態を維持し、地震等により振動
が発生した場合には、ストッパの外端と建物とを連結し
た係留部材に張力が働き、ストッパが後退してその内端
が切欠き部から離脱した時、弁棒がスプリング力により
作動して閉弁状態となる構成のものである。
が流れた場合、地震等により振動が発生した場合等のう
ちの一つの要因のみにしか対応することができないとい
う問題がある。
が流れない限り、地震が発生した場合であってもガスの
放出を未然に防止することができない。したがって、過
剰ガスの流出、地震等による振動の発生いずれの場合に
もガスの放出を防止できる機器の開発が望まれている。
によるガス機器、ボンベ等の揺動や転倒、火災及びガス
機器の異常燃焼等を検知するセンサからの信号に基づい
てガスの放出を未然に防止する機器の開発も望まれてい
る。
ボンベ内圧が異なり、ガス流路内のガス圧もそれに伴っ
て変動する。そのため、配管内における流量を一定とし
た場合のガスの流速はボンベ内圧の低い冬期の方が速く
、弁体が受けるガスの流圧も大きい。夏期は、その逆に
ボンベ内圧が高(、流速は遅(なる。したがって、開弁
時における弁体と弁座との距離は、ボンベ内圧が高い場
合よりも低い場合の方が近接した位置となる。
範囲内であっても、ボンベ内圧が低いと、異常事態が発
生しないにも拘らず、多少のガス流圧の上昇変化によっ
て容易に閉弁作動してしまうおそれがある。
ガス流圧が小さいので、弁体と弁座との距離が常態にお
いて上記よりも離間しており、過剰ガス流が生じても敏
感に閉弁反応しなくなるおそれもある。
り振動が発生した場合及び各種センサからの信号を受け
た場合のいずれの場合が発生しても確実に作動し、あら
ゆる原因に基づくガスの流路外への放出を防ぐことがで
きるとともに、過剰ガス流に対しては、ボンベ内圧の高
低に拘らず許容範囲以上のガス流が生じた場合のみ正確
かつ敏感に作動するガス放出防止器を提供することを目
的とする。
主ガス流路と、該主ガス流路の周壁を介して該ガス流路
に隣接して形成されたシリンダ室と、該シリンダ室と該
主ガス流路との間に該周壁を貫通して設けられた軸孔と
、シリンダ室の内圧を該主ガス流路内のガス圧と一致さ
せるための連通孔と、を有するケーシングと、前記主ガ
ス流路内に摺動可能に挿入された弁棒に保持された弁体
と、前記シリンダ室内において、弾発部材により常に主
ガス流路側への付勢力を受けながら、前記軸孔の軸心延
長線上で所定ストロークの範囲で往復動可能に配設され
るとともに、その先端部が該シリンダ室外方に突出せし
められた中空ピストンと、前記ケーシングの軸孔と中空
ピストンの中空部を貫通して摺動可能かつ気密に挿通さ
れ、その一端部は前記主ガス流路内に臨−んで前記弁体
の後端に当接して押圧摺動可能に配置されるとともに、
他端部は中空ピストンの先端開口部から突出可能に配設
され、かつ常態において弾発部材により該中空ピストン
先端方向への弾発力が付与されている作動杆と、前記中
空ピストンに着脱可能に取付けられ、常態において前記
作動杆の外端部を押圧して該中空ビス1ヘン内での位置
を一定に保持するとともに、電気信号または外力作用に
より該作動杆への押圧力を解除するように設けた保持機
構と、を有し、主ガス流路内のガス圧変化に応じて中空
ピストンと作動杆とを同期して摺動せしめることにより
弁体を摺動させて弁体の開閉感度を調整可能とするとと
もに、過剰ガス流の流圧を受けてまたは前記保持機構の
解除によって該弁体が閉弁作動するように設けたこと、
を特徴とする。
内のガスの)品度上昇や二次配管系の破損等により過剰
ガス流が生じた場合には、第1の弁体が過剰ガス流の異
常なガス流圧を受けて弁座に圧接着座するので、ケーシ
ング内のガス流路が閉塞してガスのh々出が防止される
。
及びシリンダ室内のガス圧も高く、この、圧力に押圧さ
れて、中空ピストン、ソレノイド及び作動杆を常態にお
いて上方位置にスライドさせている。したがって、各弁
体と各弁座との常態における距離は、次述するボンベ内
圧が低い場合よりも近接している。
ス圧も低く中空ピストンに同期して作動杆が上記の場合
よりも下降している。その結果、第2の弁体端を作ωノ
杆の比較的太い部位で押圧して、各弁体の常態位置をボ
ンベ内圧が高い場合よりもガス流入口側に位置させるの
で、ガス流路が閉塞し難くなっている。したがって、過
剰ガス流が発生した場合には、いずれの場合であっても
、確実かつ敏感に閉弁作動するとともに、許容変動範囲
内におけるガス流圧の多少の上昇変化によって、誤作動
することがない。
災及びガス機器の異常燃焼等の緊急状態がこれらを検知
する各種センサにより検出された場合には、ソレノイド
の可動鉄芯が、または可動鉄芯により制動されるロック
部材が作動杆を介して第2の弁体を閉弁作動させ、ガス
の流路を閉塞する。
り転倒したりする大きな振動が発生した場合には、ソレ
ノイド用のハウジングを中空ピストンから引き離す引張
力が係留部材に付与され、該ハウジングが該中空ピスト
ンから離脱する。したがって、常時は開弁状態にある作
動杆の開弁ロック状態が解除されるので、第2の弁体が
自動的に閉弁作動し、ガスの流路を閉塞する。
図である。
に高ビボンベ等の元栓と接続される流入口3を、他側に
圧力調整器や流量調節器等の二次配管系と接続される流
出口4を間口させた主ガス流路である。
してそれに隣接して形成されたシリンダ室2bと、該シ
リンダ室2bの内圧を該主ガス流路1内のガス圧と一致
させるため、該周壁を貫通して連通孔2aが形成されて
いる。
ス流路1の周壁を貫通して形成した軸孔である。
である。この中空ピストン6は、前記シリンダ室2b内
に、先端部が該シリンダ室2b外方に突出するように、
かつケーシング2の軸孔5の軸心延長線上に該ピストン
6の中空部6aの軸心が合致するように配設される。ま
た、該ピストン6は、シリンダ室2b内において、弾発
部材17により主ガス流路1側への付勢力を受けながら
、所定ストロークの範囲で往復動可能となっている。1
9は該中空ピストン6外壁とシリンダ室2b内壁との間
隙をシールするための0リングである。
された第1の弁体9の一端に保持され、遊びばね13に
より第1の弁座8と一定間隔をおいて配設されている。
縮された際のばね受溝である。
入された第2の弁棒の一端に保持され、第1の弁棒の下
流側端部に対して弾発部材14を介して直列に配設され
ている。第2の弁体12の下流側端部12bは、軸孔5
の下端開口部に臨んでいる。なお、第1図に示すように
、各弁棒9゜12にはガス流通孔9a、12aを設ける
ものとしてもよい。
設された作動杆である。該作動杆15は、その外周に巻
き付は配設した弾発部材16により、常態において上記
中空ピストン6の先端突出部側に付勢されている。また
、該作動杆15の下端部であるガス流路l側の端部には
、第2の弁体12の下流側端部12bを押圧するための
テーバ部15′が形成されている。18.21はシール
用の0リングである。
作動杆15外端面を押圧して前記中空ピストン6内での
位置を一定に保持し、弁体7゜10を開弁保持している
ソレノイドである。このソレノイド24は、地震、ガス
漏れ、火災等、前記した状況の発生時に各種センサ(図
示せず)からの緊急状態の検出信号に基づいて作動する
。
有するラッチ式のものである。、26はフレーム、27
は外周に電磁コイル28を@装したコイルボビン、23
はコイルボビン27の中央部の孔に摺動可能に嵌装され
たプランジャ、29は該プランジャ23の一端に固定さ
れ、該プランジャ23を他端方向に手動で押圧して永久
5Ii石25により吸引着座する位置まで戻すためのリ
セット用ボタン、30はフレーム26を固着保持した非
磁性体からなるハウジング、31 Gi電磁コイル28
用の電源コードである。
5によって図面下方に吸引されており、その先端がフレ
ーム26の下面を貫通ずるように吸着ラッチされている
。一方、前記電cRコイル28に通電した場合には、該
プランジャ23は図面上方に吸引作動せしめられる。
作動杆15の外端面に当接するように配設される。そし
て、第6図に示すように、基端部にリング状の係合部2
0aが形成され、先端部に左右一対の弾性湾曲部20b
が曲成された弾性クランプ部材20により中空ピストン
6に着脱可能に取り付けられる。
20の係合部20aをボルト32により固定し、弾性湾
曲部20bを中空ピストン6の上端部外周に凹設したク
ランプ部材取付周溝6bに水平回動自在に嵌合すること
により、ソレノイド24が該ピストン6上に安定載置さ
れる。なお、22は、弾性クランプ部材20の取り付け
を容易にするため、取付溝6bの上部に形成したテーパ
部である。
連結させるための鎖、ワイヤ等の係留部材であり、一端
がハウジング30に突設させた係留部33に、他端が図
示しない器外不動部に係留されている。この係留部材3
4は、緊急時、すなわち地震等により外力作用を受けた
時に該ハウジング30を引き離す引張力が付与されるよ
うに設けられている。
うに作用する。
出口4を圧力調整器等の二次配管系に接続する。
ド24のプランジャ23を永久m石25により吸引ラッ
チされる位置まで押し下げ、該プランジャ23の先端に
より作動杆15の外端面を押圧する。これにより、作動
杆15の下端テーパ部15′が第2の弁棒12の下流側
端部12bを押圧し、第2の弁体10と第1の弁体7を
開弁状態に保持している。
に伴う主ガス流路1内のガス圧の変化により、かかる開
弁時における各弁体7,10と各弁座8,11との常態
位置が変化するものである。
に、連通孔2aを通じてシリンダ室2bの内圧も低くな
っている。そのため、中空シリンダ6をさほど押し上げ
ることができず、作動杆15を下方に位置させ、下流側
端部12bを作動杆テーパ部15′の比較的太い部分に
おいて押圧して、各弁体7,10と各弁座8,11とを
ボンベ内圧が高いときより離間せしめている。したがっ
て、常態においてボンベ内圧が低い場合、すなわちガス
流圧が比較的高くなっている場合に、通常の許容変動範
囲内であるにも拘らず、誤ってガス流路が閉塞すること
がない。
連通孔2aを通じてシリンダ室2b内が高圧となってお
り、この圧力を受けて中空ピストン6とこれに取り付け
られたソレノイド24とが上昇している。また、作動杆
15もこれに同期して上方に位置しており、そのテーバ
部15′の先端部付近で第2の弁棒12の下流側端部1
2bと接触している。したがって、第2の弁棒及び第1
の弁棒が、上記の場合よりもガス流出口4側に摺動し、
弁体の受けるガス流圧が常態において小さい場合であっ
ても、閉弁作動し易(なっている。
配管系の亀裂発生により、過剰ガス流が流れた場合には
、第3図に示すように、第1の弁体7が該過剰ガス流の
異常ガス流圧を受けて第1の弁座8に圧接され、ガス流
路1が閉塞される。
7.lOの常態位置が変化しているので、いずれの場合
にも確実かつ正確に作動する。
れた遊びばね13の弾発力により流入口側に付勢され、
再び所定の常態位置に復帰し開弁状態となる。
動したり転倒したりして外力作用を受けた場合には、係
留部材34に引張力が作用し、第4図に示すように、弾
性クランプ部材20の弾性湾曲部20bがその挟持力に
抗して拡開し、該弾性クランプ部材20が取付構6aか
ら外れ、ソレノイド24を中空ピストン6上から離脱さ
せる。
押圧力が失われ、作動杆15が弾発部材16の弾発力に
より上昇する。その結果、テーパ部15′が第2の弁棒
12から上方へ離脱するので第2の弁体10が弾発部材
14の弾発力により第2の弁座11に圧接され、ガス流
路lが閉塞される。
出しているため、ガスの流れが停止されたことが確認さ
れる。
クランプ部材20の弾性湾曲部20bを取付構68に嵌
合し、中空ピストン6上にソレノイド24を載置する。
しているため、ソレノイド24を載置すれば、プランジ
ャ23の先端により作動杆15が押し下げられ、第2の
弁棒12の下流側端部12bを押圧し、第2の弁体lO
と第2の弁座11とを離間させ、再び開弁状態となる。
漏れ、火災等を検出するセンサからの電気信号を受けた
場合には、ソレノイド24の電磁コイル28に通電がな
され、プランジャ23がこの電磁コイル28の付勢力を
受けて図面上方に吸引作動される。
作動杆15に対する押圧力が失われ、作動杆15は弾発
部材16の弾発力により上昇する。これに伴い第2の弁
体lOは、弾発部材14の復帰力によって第2の弁座1
1に圧接され、ガス流路1が閉塞される。
よって中空ピストン6上に保持されたままである。した
がって、リセットする場合には、リセットボタン29を
押し、永久磁石25により吸引着座する位置までプラン
ジャ23を押し下げるのみで、再び開弁状態が維持され
る。
である。
を有するプル式のソレノイド37を用い、このロック部
材36によって作動杆15を開閉弁作動させる構造であ
る。
ターンスプリング38によって先端方向(第5図左方向
)に押圧付勢されており、電磁コイル39に通電するこ
とによって第5図右方向に吸引されるように配設されて
いる。
て該プランジャ35の軸方向と直交する方向に伸びてス
ライド自由にハウジング40内に配設されている。プラ
ンジャ35の先端部に対応するロック部材36の外周部
位には、該プランジャ35先端部が嵌入して係合可能な
環状ロック溝41が形成されている。
面下方外部に臨み、上端部はガイド軸42が連結されて
いる。このガイド軸42はハウジング40外部に突出し
、その端部にリセット用のボタン43が設けられている
。
が作動杆15の上端面に当接するように、実施例1と同
様、弾性クランプ部材2oにより中空ピストン6上に着
脱可能に取り付けられる。
グ40と適宜の不動部とを連結して緊急時に該ハウジン
グ40を中空ピストン6上から引き離す引張力が発生す
るように設けた鎖、ワイヤ等の係留部材34が設けられ
ている。
ンジャ35の先端部がリターンスプリング38によりロ
ック部材36の環状ロック満41に係合し、ロック部材
36が作動杆15を押圧し開弁保持している。
。
物、ボンベ等が振動・転倒した場合の各作用は、実施例
1と同様である。なお、各弁体7、lOの常態位置は実
施例1と同様にボンベ内圧及び主ガス流路のガス圧の高
低に応じて変化するものである。
て、ソレノイド37の電mコイル39に通電がなされた
場合には、プランジャ35が7ftmコイル39の付勢
力を受けてリターンスプリング38の弾発力に抗して右
方向に吸引される。これにより、ロック部材36の作動
杆15に対する抑圧力が失われ、作動杆15が弾発部材
16により上昇する。これに伴い、実施例1と同様、第
2の弁体10が弾発部材14の復帰力により第2の弁座
11に圧接され、ガス流路1が閉塞される。
する場合には、リセットボタン43によりロック部材3
6を押し下げ、環状リング溝41とプランジャ35先端
部とを係合させればよい。
圧を受けて閉弁作動する弁体のほかに、緊急事態に感応
する各種センサからの信号に基づき作動し、かつ、振動
によりケーシングから離脱するように設けられたソレノ
イドにより開閉弁作動が制御される弁体を有している。
の振動が発生した場合及び各種センサからの信号を受け
た場合のいずれの場合にも確実に作動し、あらゆる原因
に基づくガスの流路外への放出を防止することができる
。
態位置が変化する構造であるので、ガス流圧が通常の許
容変動範囲内である場合に誤って閉弁作動するようなこ
とがなく、いずれの場合であっても許容変動範囲以上の
ガス流が生じた場合のみ正確かつ敏感に作動する。
施例を示し、第1図はボンベ内圧が低い場合の常態にお
ける縦断面図、第2図はボンベ内圧が高い場合の常態に
おける縦断面図、第3図は過剰ガス流が流れた場合の作
動状態を示す縦断面図、第4図はソレノイドが離脱した
場合の作動状態を示す縦断面図、である。第5図は第2
の実施例の要部を示す縦断面図である。第6図は弾性ク
ランプ部材を示す斜視図である。 l・・・・・・ガス流路 2・・・・・・ケーシング 2a・・・・・・連通孔 2b・・・・・・シリンダ室 6・・・・・・中空ピストン 7・・・・・・第1の弁体 10・・・・・・第2の弁体 15・・・・・・作動杆 20・・・・・・弾性クランプ部材 24.37・・・・・・ソレノイド 30.40・・・・・・ハウジング 特許出願人 進興金属工業株式会社 代理人・弁理士 千 1) 稔第6図
Claims (4)
- (1)流入口と流出口とを有する主ガス流路と、該主ガ
ス流路の周壁を介して該ガス流路に隣接して形成された
シリンダ室と、該シリンダ室と該主ガス流路との間に該
周壁を貫通して設けられた軸孔と、シリンダ室の内圧を
該主ガス流路内のガス圧と一致させるための連通孔と、
を有するケーシングと、 前記主ガス流路内に摺動可能に挿入された弁棒に保持さ
れた弁体と、 前記シリンダ室内において、弾発部材により常に主ガス
流路側への付勢力を受けながら、前記軸孔の軸心延長線
上で所定ストロークの範囲で往復動可能に配設されると
ともに、その先端部が該シリンダ室外方に突出せしめら
れた中空ピストンと、 前記ケーシングの軸孔と中空ピストンの中空部を貫通し
て摺動可能かつ気密に挿通され、その一端部は前記主ガ
ス流路内に臨んで前記弁棒の後端に当接して押圧摺動可
能に配置されるとともに、他端部は中空ピストンの先端
開口部から突出可能に配設され、かつ常態において弾発
部材により該中空ピストン先端方向への弾発力が付与さ
れている作動杆と、 前記中空ピストンに着脱可能に取付けられ、常態におい
て前記作動杆の外端部を押圧して該中空ピストン内での
位置を一定に保持するとともに、電気信号または外力作
用により該作動杆への押圧力を解除するように設けた保
持機構と、 を有し、主ガス流路内のガス圧変化に応じて中空ピスト
ンと作動杆とを同期して摺動せしめることにより弁棒を
摺動させて弁体の開閉感度を調整可能とするとともに、
過剰ガス流の流圧を受けてまたは前記保持機構の解除に
よって該弁体が閉弁作動するように設けたことを特徴と
するガス放出防止器。 - (2)前記弁体が、前記主ガス流路内において、摺動可
能に挿入された第1の弁棒に保持されて常時は開弁状態
を維持するとともに、過剰ガス流の流圧を受けて移動閉
弁する第1の弁体と、前記主ガス流路内において、摺動
可能に挿入された第2の弁棒に保持され、かつ前記第1
の弁棒の下流側端部に対し弾性部材を介して直列に配置
され、前記保持機構の解除によって閉弁する第2の弁体
と、からなる請求項1記載のガス放出防止器。 - (3)前記保持機構が、弾性クランプ部材を介して前記
中空ピストンに着脱可能に固定され、常態において上記
作動杆の他端部を直接押圧して第1の弁体および第2の
弁体を開弁状態に保持する一方、電気信号に基づいて反
押圧方向に退避して該作動杆への押圧力を解除し、少な
くとも第2の弁体を閉弁作動させるソレノイドである請
求項1または2記載のガス放出防止器。 - (4)前記ソレノイドのハウジングが、外力作用を受け
て、前記中空ピストンから前記ソレノイドを離脱させる
引張力を付与するための係留部材により、任意の器外不
動部と連結されている請求項3記載のガス放出防止器。
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JP8971689A JP2766989B2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | ガス放出防止器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP8971689A JP2766989B2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | ガス放出防止器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2766989B2 JP2766989B2 (ja) | 1998-06-18 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8971689A Expired - Lifetime JP2766989B2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | ガス放出防止器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2766989B2 (ja) |
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1989
- 1989-04-11 JP JP8971689A patent/JP2766989B2/ja not_active Expired - Lifetime
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