JPH02270721A - プリント基板の受取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリント基板の受取装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のプリント基板の受取装置は、プリント基
板の製造あるいは処理をする製造装置間のプリント基板
を自動的に搬送する装置の一部を担うもので、特に、プ
リント基板に汚れの付着とかきすの発生とかが起きない
ように種々の改善か施されてきた。

第３図（ａ）、（ｂ）及び（ｃ）は動作順に示した従来
のプリント基板の受取装置の側面図である。このプリン
ト基板の受取装置は、第１１図（ａ）に示すように、プ
リント基板６をローラ２の回転により一方向に搬送する
コンベアと、このコンベアの終端側に位置する回転軸４
に係合する回転板３と搬送されたプリント基板６を止め
位置固定するストッパー１０とをもつ基板保持回転機構
１１と、コンベア本体の内部にあってプリント基板６が
搬送される方向に伸びるレール１５とこのレール１５に
乗せられ走行する複数の溝７のある収納ラック５とから
構成されている。

次に、このプリント基板の受取装置の動作を説明る。ま
ず、第３図（ａ＞に示すように、製造装置（図示せず）
より搬出されたプリント基板６はローラ２の回転により
コンベアの路側端に送られる。次に、第３図（ｂ）に示
すように、プリント基板６がストッパー１０に突き当り
停止する。

次に、第３図（Ｃ）に示すように、回転軸４が９０’回
転し、回転板３の他端が矢印９の方向に起き上りどこの
回転板３がプリント基板６を支え、プリント基板６の一
端がストッパー１０に乗せられ、プリント基板６は垂直
に立られる。この状態を維持しながら、回転軸４、回転
板３及びストッパー１０からなる保持回転機構部１１が
矢印８の方向に下降し、収納ラック５のｓ７にプリント
基板６の一側端面をはめ込み、プリント基板が収納ラッ
ク５に移載される。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のプリント基板の受取装置では、プリント
基板保持回転機構の回転板の回転によりプリント基板の
表面にきすを発生させるという問題がある。

本発明の目的は、プリント基板の表面にきすの発生が起
らないプリント基板の受取装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のプリント基板の受取装置は、プリント基板を製
造あるいは処理する製造設備より搬出された前記プリン
ト基板を搬送するコンベアと、このコンベアの終端にあ
って前記プリント基板を乗せる回転板と前記プリント基
板を前記コンベアの送り面に対して垂直になるように回
転させる回転機構とを有する保持回転機構と、この保持
回転機構から前記プリント基板を移載し前記プリント基
板の一側端をはめ込む複数の溝を有する収納ラックとを
有するプリント基板の受取装置において、前記保持回転
機構の回転板に垂直に突出するとともに前記プリント基
板の一側端をはめ込む溝をもつ保持部を備え構成される
。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図（ａ＞、（ｂ）及び（ｃ）は動作順に示した本発
明による一実施例のプリント基板の受取装置の側面図で
ある。このプリント基板の受取装置は、プリント基板の
保持回転機構にプリント基板の一側端を挟み保持するコ
の字状の保持部１３とこの保持部１３を一方向に突出さ
せるエアーシリンダ１２を設けたことである。それ以外
は従来例と同じである。

次に、このプリント基板の受取装置の動作を説明する。

まず、第１図（ａ）に示すように、プリント基板６はコ
ンベアのローラ２により一方向に送られる。次に、第１
図（ｂ）に示すように、プリント基板６が保持部１３の
中にはめ込まれると、エアーシリンダ１２が動作しプリ
ント基板６の一端を持ち上げる。

次に、従来例と同様に、また、第１図（ｃ）に示すよう
に、回転軸４が回転し、回転板３を立て、この保持回転
機構部が下降しプリント基板６を収−５＝ 納ラック５の溝７の中に落し込む。更に、この保持回転
機構部は下降し、プリント基板６を保持部１３から外す
。このことにより、プリント基板６は収納ラック５に移
載される。次に、収納ラック５はレール１５上を一溝分
だけ移動されると同時に、保持回転機構部は第１図（ａ
＞に示すような状態に復帰する。

第２図（ａ）及び（ｂ）は動作順に示した本発明による
他の実施例のプリント基板の受取装置の側面図である。

このプリント基板の受取装置は、前述の実施例の保持部
１３を一方向に突き出すエアシリンダ１２を取り外し、
この保持部１３ａを突き出したままの状態で固定したこ
とである。また、この保持部１３ａの溝の中心とプリン
ト基板６の面と一致するように、ローラ２ａの外形を大
きくしである。

また、このプリント基板の受取装置の動作は、エアシリ
ンダの動作がなくなるだけで、前述の実施例の動作と同
じである。この実施例の受取装置は前述の実施例と比べ
、エアシリンダがなくなり、６一 更に、このエアシリタに係わる動作がなくなるという構
造の簡略化及び動作の簡略化が出来るといった利点があ
る。

〔発明の効果〕

以」二説明したように本発明は、プリント基板を収納ラ
ックに移載する際に、プリント基板の一端を挟みプリン
ト基板を回転板より浮し、移載することによって、プリ
ント基板と回転板との接触が避けることが出来るので、
プリント基板の表面にきすの発生が起らないプリント基
板の受取装置が得られるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ｂ）及び（ｃ）は動作順に示した本発
明による一実施例のプリント基板の受取装置の側面図、
第２図（ａ）及び（ｂ）は動作順に示した本発明による
他の実施例のプリント基板の受取装置の側面図、第３図
（ａ＞、（ｂ）及び（ｃ）は動作順に示した従来のプリ
ント基板の受取装置の側面図である。 １・・コンベア本体、２．２ａ・・・ローラ、３・回転
板、４・・回転軸、５・・収納ラック、６・・プリント
基板、７・・・溝、８．９．１４・・矢印、１０・・ス
トッパ、１１・・・保持回転ｔｌＰｉ棺、１２　エアシ
リンタ、１３．１３ａ・・・保持部、１５・・レール。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プリント基板を製造あるいは処理する製造設備より搬出
   された前記プリント基板を搬送するコンベアと、このコ
   ンベアの終端にあって前記プリント基板を乗せる回転板
   と前記プリント基板を前記コンベアの送り面に対して垂
   直になるように回転させる回転機構とを有する保持回転
   機構と、この保持回転機構から前記プリント基板を移載
   し前記プリント基板の一側端をはめ込む複数の溝を有す
   る収納ラックとを有するプリント基板の受取装置におい
   て、前記保持回転機構の回転板に垂直に突出するととも
   に前記プリント基板の一側端をはめ込む溝をもつ保持部
   を備えることを特徴とするプリント基板の受取装置。