JPH02269813A - リング精紡機及びヤーンの巻き上げ方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はリング精紡機の形式の織機に於６プるスピンド
ルの駆動装置に係わり、特に紡錘形のパッケージ形成具
の上にヤーン糸を巻き上げるための可変速モーター駆動
装置を備えた３１機にＩＩＪする。

例えば、このような織機はリング精紡機、リング撚糸機
、或いはリングダブラ−とされることができるが、本願
に於いてはこのような形式の装置を示すために総称的な
用語である「リング精紡機Ｊが使用されている。

従来技術 ヤーン糸の巻き上げの闇に許容できない程多い回数のヤ
ーン糸切断を生じないようにしてパッケージ形成具の上
にヤーン糸を正しく巻き上げることを保証するとともに
、最適時間内で組をなす紡錘形巻糸を完成するために、
従来はリングフレームに備えられた唯一の主移動モータ
ー装置が可変速とされ、可礎達巻き上げ作動を達成でき
るようになっていた。該モーターは、渦部らチェース（
ｃｈａｓｅ）の周期的な形成及び一つの完全な紡錘形巻
糸を形成する間にスピンドル速度を一重部する機械的Ｉ
Ｊｉｍｌ装置を含んでいる。

１艶立亘濃 本発明は上述したような装置に対する可変速モーター駆
動装置を、切り換え電磁抵抗型駆動モーター（ｓｗｉｔ
ｃｈｅｄ　ｒｅｌｕｃｔａｎｃｅ　ｄｒｉｖｅ　５０ｔ
ｏｒ）によって正確に制御するための手段を提供するこ
とを目的とする。

発明の概要 本発明の一つの概念によれば、複数のスピンドル位置を
有し、これらのスピンドル位置の各々には一対の供給ロ
ーラーと、リング／トラベラ−組立体と、ヤーンを巻き
土げるためのパッケージ形成具が装着可能とされたスピ
ンドルと、前記スピンドルを駆動するための切り換え磁
気抵抗型駆動モーターと、前記モーターに係わる局部制
御ユニットと、前記局部ｓＱｗユニットに指令を発して
前記モーターが前記供給ローラー及び前記リング／トラ
ベラ−組立体の動作に応答して１１作するように制御す
るための全体制御装置とが備えられているリング精紡Ｉ
Ｉ（ここで定義されるように）が提供される。

英国特許明ＩＩａ山１５９７４８６号に開示された形式
の切り換え磁気抵抗型駆動モーターは所要の方法で作動
するように制御でき且つ作動に際して非常に優れた有効
な制御を行なえる。

本発明の他の概念によれば、複数のスピンドル位置を有
し、これらのスピンドル位置の各々には一対の供給ロー
ラーと、リング／トラベラ−組立体と、ヤーンを巻き上
げるためのパッケージ形成具が装着ｉｉＪ能とされたス
ピンドルと、前記スピンドルを駆動するための切り換え
電磁抵抗！１１Ｊ駆動し−ターと、前記モーターに対す
る局部制御ユニットと、該局部ＭＩＪＪユニットに対し
て指令を発して前記モーターを前記供給ローラー並びに
リング／トラベラ−組立体の動作に応答して作動させる
ようになづ全体ｉ制御装置とが備えられていて、前記全
体！ＩＩ−装置が、前記紡錘形のバララージ形成具の土
にヤーンを巻きトげるための巻き十げ手順を遂行するよ
うに設定されてａ３す、又、前記供給ローラー並びにリ
ング／トラベラ−Ｉ＃Ｕ立体に速度変化を指令して前記
ヤーンの巻き十げ手順に従って必要となる諸段階を遂行
させるように設定されており、又、前記手順に従って前
記ヤーンの巻き上げを遂行するように前記局部制御ユニ
ットを１ｌＪＩ　ｔｉｌ１７るように設定されて構成さ
れたリング精紡機（にで定義するような）に於Ｇ′ｊる
紡錘形のパッケージ形成具にヤーンを巻き１−げる方法
が提供される。

以下の説明は添付回向を参照して限定する愚図でない例
に阜づいて与えられる。

りましい′、庸例の詳細な、′Ａ明 図面を参照ずれば、スピンドル１０は例えば英国特許明
細書１５９７４８６号の形式の切り換え電磁抵抗型駆動
モーター１８のモーターン１！フト１４に連結されてい
る。この実施例に於いては、スピンドルはヤーンカッタ
ー１３を担持している環状部４４１２に対しても固定的
に取付けられている。この切り換え電磁抵抗型駆動モー
ター１８の１、ＩＩ御は全体ｆＩＩＪ　ｍ装置５０によ
って行われている。

糸、この場合には１フーン２２．１．ｉ一対の供給ロー
″：／−２５を通り、ラベット２４、及び水平リングレ
ール３２に担持されたリング３０ｆを回転可能なトラベ
ラ−２８を杆山してパッケージ形成具２０の上へ向かっ
て弧を描いて導かれる。両方向矢印２６で示ずようなリ
ング３０　ｅ　ｌＩ＋持したリングレール３２の垂直方
向の動きは概略的に示したセンサー５１によって検出さ
れるようになっており、このセンサーは全体し制御装置
Ｉ！５０とリンクされるか或いはその一部を構成するの
である。

粗紡されたヤーンにトラフティングをＩｌｌずトラフデ
ィングＳ４ｔ？ｌ（図示ぜ４゛）に於Ｈる最終段の一対
のトラフディングローラーとされるのが好ましいこれら
二つの供給ローラー２５は第２の制御ユニット５２によ
って１Ｉ１１１ａｌｌされるようになっており、この制
御ユニットも全体制御装置５０とリンクされるか或いは
その一部を構成しているのである。

この装置の作動に於いては、スピンドル１０１Ｊバツタ
ージ形成具２０の上に紡錘形巻糸を形成ＪるＪ：うに全
体＆ｌＩ　ｍ　装置５０によって指令された速瓜で回転
するように設定される。ヤーン２２はトラベラ−２８を
通してパッケージ形成具２０の上へ導かれる。

巻き上げ動作は全体＆Ｉ！ｌｌ１ｌ装置５０によってし
１罪される。この全体制御！ｌｉ！置は（１−制御１ニ
ツト５２によって）供給［１−ター２５の速１！１変化
のシーケンスを制御し、（１？ン＃ｊ′−５１によって
）リングレール３２の移動を制御し、モーター自体のＩ
Ｉ　ＩＩユニット１６によって切り換えＴＩ磁抵抗型駆
動モーター１８を介してスピンドル１０を−６ｉｊＪ　
ａｌｌする。

このようなりング精紡機に於いては全ての組のスピンド
ル位置に対して共通ずる一対の供給ローター２５を有し
、又、リングフレームの１駆ａｈ　ＩＩ。

置によって作動されるリングレール３２に対して共通ず
る駆動ユニットを有することも、言過である。この結果
、供給ローラー２５を通してのヤーン糸の供給が、全て
の位置に関して同じ速度で行うことができ、又、全ての
スピンドル位置に於けるリングレールの動きを同期でき
るのである。それ故に、供給ローラー２５の回転及びリ
ングレール３２の動きに応じてスピンドルの回転をｉｑ
ｍ＋することが必要となる。これは継ぎ（ｐｉｅｃｉｎ
す）の間に特に重要であって、全ての組の紡錘形巻糸が
ドツフィングされる時期に近づいたときや、ドツフィン
グ直後で新しい紡錘形巻糸の巻ぎ上げが開始されるとき
、に重要である。

パッケージ形成具２０の上でのパッケージの形成はそれ
を支持しているスピンドルの速度を変化させて行われ、
これにより常にヤーンに対して張力が作用ケることを保
証される。

例えば、紡錘形巻糸のさきトげ開始に於いＣは、空のパ
ッケージ形成ｔ１２０に対してヤーンが巻さｒ＝Ｊけら
れるときに張力が最大となる。それ故に、最大速度では
なくて遅い速度にて１７−ンを巻き１げることが必要と
なる。これは、パッケージがその測定長さに達して紡錘
形の頂端が形成されるときら同様とされる。この点に於
いては、スピンドルによる巻き上げ速度をａ＜ｂてヤー
ンにできるだけ均一な張力を維持し、Ａｙ−ン全艮にわ
たって均質性を保証するようになりことが必要となるの
である。

同様に、紡錘形巻糸の中央部に於いては、ト竹移＃Ｊ　
ｆｌるレールの上Ｗ及び降Ｆの間にヤーン糸の張力に変
化が生じ、これはそれぞれのチェースの頂端に於ける小
径部分で巻き上げが行われるときに最も激しく、しかる
後にリングレールが降十されて先行するチェースの大径
部分で巻き上げがおこなわれるに連れて次第に軽減され
る。それ故に、紡錘形巻糸の形成を通じて精紡速度を調
整するに当たって、二つの異なる３Ｉ！素を！＋１１１
１シなければならないのである。先ず第１に、紡錘形巻
糸の形成の全体に関しての基本的な速度の変化があり、
最初及び１１１　’７時は低速度で作動され、紡錘形巻
糸の本体部分では対応する高速度で作動されるようにな
されるのである。第２に、紡錘形巻糸の円錐形チェース
にヤーンを巻き上げることに関しての調整をＦｉうリン
グレールの個々の昇降に関して、周期的な速度の変化が
あるのである。この速度は、チェースの頂端で巻き上げ
が行われるとき（空のパッケージ形成具にヤーンがさき
付けられるとき）に低減され、先行するチェースの基部
に巻さ十げが行われるときく大径部分に巻き上げが行わ
れるとぎ及び張力が小さいとき）に増大されるのである
。

この速度変化のυＩＩＩは全体ｔＩＩＩ御装置５０によ
って行われる。このような制御装置と関連ざＵて切り換
え磁気抵抗型駆動モーターを使用づることは、スピンド
ル速度の正確な制御が常時行えることを保証する。更に
、切り換え磁気抵抗型駆動［−ターの使用は高速度での
スピンドルの安定した回転を保証するので、このような
全体制御装置によれば従来機械によってｉｌ　ｆｌとさ
れていたよりｔ）知１１．１間で紡錘形巻糸を形成する
ように仝体内なさき」−げ４１作を行うことが可能とな
るのである。

全体制御Ｉ装置５０による制御ｉｌＩはプリレットされ
た制御パターンで行われるか、或いは、その仝体υ１１
１１装置５０が一層積極的に作用するようにされ、常時
ヤーンの張力を測、定してこれに応じてモーター１８の
速度を制御することで行われるのである。

全体！ｌｌｌ１ｌ装置５０は継ぎ及びドツフィング動作
の間に局部制御ユニット１６によってモーター１８の作
動をｔＪＪ　ｔｉＢすることも行う。

成るスピンドル位置に於いてヤーン切断が生じたならば
、局部１１Ｉｍユニット１６がスピンドルの回転を停止
させ、その〔−ターに対して必要なトルクを指令する。

これは四転−抵抗トルクであり、継ぎ動作を助成するよ
うなレベルとされる。Ｉぎ動作は、（局部制御ユニット
１６に対してパッケージ形成具の回転を再開ざＵるべき
ことを）旨令し、且つ、そのスピンドル４ｉＩ！ｔを機
械の他の全てのスピンドル位置に対して再び同期させる
ようになすために、形成中の紡錘形巻糸に於Ｕる特定箇
所に応じて始動を１１ｔｉｌｌする、のにＡ−ベレータ
がスイッチを使用′する場合には）手で行われることが
でき、或いはロボットによって自動的に行われることが
できる。自動的に継ぎが行われる場合には、継ぎ動作を
行うロボットは局部１１１１１ＩＩユニツト１６の助け
を受けで継ぎを行うべきスピンドル位置を見出し、継ぎ
サイクル動作を実行するのである。

同様に、ドツフィング動作の間には全体制御装置５０は
局部制御ユニット１６に対して適当な１ＩＩｌ＋Ｉ１１
指令を発して停止シーケンスを実行させ、制御ユニット
５２がヤーンの供給を停止するのである。

これはリング粘紡機の少なくとも１つのセンサー５１か
らの紡錘形巻糸が測定長さに達したことを示す信号によ
って迅速に行われる。ドツフィングの準備のために巻き
上げ動作を終了させるように全体制Ｉｌｌ装通５０を迅
速に動作させるようになすために、機械に於けるセンサ
ー５１からの信号のあらゆる適当な組み合わせを使用す
ることができる。

仝体１．ＩＩ　ｍ装置５０が一度このようにして紡錘形
巻糸が測定良さに達したものと判断したならば、リング
レール３２の降下を指令し、又、この場合にはＡ７−ン
糸をパッケージ形成具から環状部材へ移動させて蓄える
ようになすとともに、知られた方法でブレード１３によ
り切断するようになす。

スピンドルが停止したならば、ｊＪ部制ａｌｌユニット
１６はドツフィングの行われる迄小さな回転抵抗トルク
が維持されるようになりの（°ある。

ドツフィングに関しては、全体制御装ｄ５０は高いレベ
ルのトルク−選択信号をイれらのモーターの局部制御ユ
ニツ１へ１６にりえ、パッケージが持ら十げられてヤー
ンが切１１ｉされるときに必１ｌ１２な各モーターの心
髄回転−抵抗１−ルクを選択ケるようになＪｏ 実際のドツフィング動作のための回転−抵抗トルクは、
手操作による継ぎ動作に十分とされる前；ホの小さな回
転−抵抗トルクよりもがなり人きい。

手操作による継ぎ動作に十分とされる前述の小さ４゜ な回転−抵抗トルクは、Ａベレータが成る艮ざのヤーン
をパッケージ形成具から容易に繰り出せるように設定さ
れているのである。

スピンドルに対して次の空のパッケージ形成具２０を装
着するに当り、リングレール３２は再び持ら上げられ、
曳７−ンが自動的にパッケージ形成具２０に巻き付Ｇｌ
られて巻き上げ動作が即座に再開されるようになすので
ある。

他の実施例に於いては、リングレール持ち１−げ機能は
電子的なプログラム可ｒ距な論理制御回路（））　Ｌ、
　Ｇ　）で制御されるそれぞれの電気七−ターにより、
プログラムに従って行われることができる。このような
プログラムはリングレールの持ら上げに間する通常モー
ドと似ているが、より一層正確な形成制御を可能にする
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図はリングフレーム機■らリング精紡機の一つのス
ピンドル位置に関する概略的な構成図。 １０・・・スピンドル、１２・・・環状部材、１６・・
・ノー部υ制御ユニット、１８・・・駆動モーター　２
０・・・パッケージ形成具、２２・・・ヤーン、２５・
・・供給［１−−ノー　２８・・・トラベラ−１３０・
・・リング、３２・・・リングレール、５０・・・全体
υｌ１ｉｌｌ装買、５１・・・センｊＪ−，５２・・・
制御ユニット。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数のスピンドル位置を有し、これらのスピンド
   ル位置の各々には一対の供給ローラー（２５）と、リン
   グ（３０）／トラベラー（２８）組立体と、ヤーンを巻
   き上げるためのパッケージ形成具（２０）が装着可能な
   スピンドル（１０）と、前記スピンドルを駆動するため
   の駆動モーター（１８）と、前記モーターの制御装置と
   が備えられているリング精紡機（ここで定義するような
   ）であつて、前記モーターが切り換え磁気抵抗型駆動モ
   ーターであること、並びに、前記モーター制御装置が前
   記切り換え磁気抵抗型駆動モーターの各々に係わるそれ
   ぞれの局部制御ユニット（１６）と、前記供給ローラー
   及び前記リング／トラベラー組立体の動作に応答して前
   記モーターが動作するように制御するための全体制御装
   置（５０）とを含んで構成されていること、を特徴とす
   るリング精紡機。
2. （２）請求項１に記載されたリング精紡機であって、前
   記全体制御装置（５０）が可変速度でスピンドルに巻き
   上げを行なえるように個々のスピンドル位置を制御する
   ようになされていることを特徴とするリング精紡機。
3. （３）請求項１又は請求項２の何れかに記載されたリン
   グ精紡機であって、リング／トラベラー組立体（２８、
   ３０）が駆動装置及び供給ローラーに対して機械的にリ
   ンクされてはいないが、可変速度で駆動可能な電気モー
   ターによつてスピンドル位置に位置されたスピンドルに
   沿つて軸線方向に移動するように駆動されるようになさ
   れている、ことを特徴とするリング精紡機。
4. （４）複数のスピンドル位置を有し、これらのスピンド
   ル位置の各々には一対の供給ローラー（２５）と、リン
   グ（３０）／トラベラー（２８）組立体と、ヤーンを巻
   き上げるためのパッケージ形成具（２０）が装着可能と
   されたスピンドル（１０）と、前記スピンドルを駆動す
   るための電気駆動モーター（１８）と、前記モーターの
   制御装置とが備えられているリング精紡機（ここで定義
   するような）に於ける紡錘形のパッケージ形成具にヤー
   ンを巻き上げる方法であつて、前記モーター（１８）に
   対する局部制御ユニット（１６）によって該モーターが
   個々に制御され、又、前記局部制御ユニット（１６）は
   前記供給ローラー（２５）及びリング／トラベラー組立
   体（２８、３０）の動作に応答して作動するように全体
   制御装置（５０）によって制御されるようになされてい
   て、前記全体制御装置は前記紡錘形のパッケージ形成員
   の上にヤーンを巻き上げるための巻き上げ手順及び前記
   供給ローラーの速度変化の両方を指令するとともに、リ
   ング／トラベラー組立体に対しては前記ヤーンを巻き上
   げるための前記手順に従って必要となる段階を遂行する
   ように指令するようになされ、又、前記局部制御ユニッ
   ト（１６）は全体制御装置（５０）によって制御されて
   前記手順に従つた前記ヤーンの巻き上げを遂行するよう
   になされている、ことを特徴とするヤーンの巻き上げ方
   法。
5. （５）請求項４に記載された方法であつて、前記全体制
   御（５０）はパッケージの巻き上げに於ける大半の部分
   に較べてパッケージの巻き上げ開始及び終了に際しては
   遅い速度を前記駆動モーターに指令するようにプログラ
   ムされており、パッケージ巻き上げを通じて実質的に一
   定したヤーン張力を維持するようになっていることを特
   徴とするヤーンの巻き上げ方法。