JPH022690A - 赤外線センサの製造方法 - Google Patents

赤外線センサの製造方法

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JPH022690A
JPH022690A JP63148800A JP14880088A JPH022690A JP H022690 A JPH022690 A JP H022690A JP 63148800 A JP63148800 A JP 63148800A JP 14880088 A JP14880088 A JP 14880088A JP H022690 A JPH022690 A JP H022690A
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conductivity type
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Shigeru Toyama
茂 遠山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、赤外線センサの製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、本発明の前提となる赤外線センサは存在しなかっ
たので、このセンサ特有の製造方法も皆無である。そこ
で、従来技術の例として、このセンサのような三層構造
を仔する通常のプレーナ型バイポーラトランジスタの製
造方法について説明する。ここで述べる例は、シリコン
(Si)npnトランジスタである。
n“型単結晶Si基板上にn−型エピタキシャル層を設
ける。このn−型エピタキシャル層が最終的にコレクタ
領域となる。その表面を熱酸化させ、厚いSiO3膜を
形成する。フォトレジストを用いてベース領域形成部分
のSiO3膜に窓を開け、再び熱酸化させて、ベース領
域形成部分表面に薄いSiO2膜を形成する。厚いSi
O2膜をマスクとし、薄いSiO2膜を通してボロンを
イオン注入する。その後、酸化性雰囲気において熱処理
しNSI基板の結晶性回復、注入ボロンの活性化及び所
望の深さまでの注入ボロンの拡散を行う。また、酸化性
雰囲気なので、S を基板表面のSiO2膜が成長し、
SiO3/Si界面の段差が増加してSi基板表面にベ
ース領域のパターンが刻まれる。Si基板全面のSiO
2膜を除去し、再度熱酸化させて、表面に薄い5i02
膜を形成する。さらに、Sio2膜上にアルミニウム等
からなる金属膜を形成し、フォトレジストを用いてエミ
ッタ領域形成部分の金属膜に窓を開ける。この金属膜を
マスクとし、薄いSiO3膜を通してリンまたは砒素を
イオン注入する。金属膜を除去した後、酸化性雰囲気に
おいて熱処理し、Si基板の結晶性回復、注入リンまた
は注入砒素の活性化、所望の深さまでの注入リンまたは
注入砒素の拡散及び表面SiO2膜の成長を行う。フォ
トレジストを用いてSiO□膜にオーミックコンタクト
用の窓を開け、アルミニウム等からなる金属膜を形成す
る。フォトレジストを用いて配線パターン金属膜を加工
し、熱処理を行ってSiとの接触部分を合金化させる。
表面に保護膜を形成し、外部配線(ワイヤボンディング
)を行うためのパッド部分にフォトレノストを用いてス
ルーホールを開ける。ここまで工程が終了したものを各
トランジスタ毎に分割し、パッケージ等に組み込み、外
部配線(ワイヤボンディング)を施して完成となる。
なお、上述の製造方法において、p4n1 n→pと入
れ替え、ベース領域の注入不純物をリンに、また、エミ
シタ領域の注入不純物をボロンにそれぞれ代えれば、5
ipnpトランジスタの製造方法となる。また、他の半
導体材料からなるプレーナ型バイポーラトランジスタの
製造方法においても、各領域の形成順序は同様である。
以上述べたように、本発明のセンサのような三層構造を
有するプレーナ型バイポーラトランジスタの製造方法に
おいては、深い領域から順次浅い領域が形成されていた
(発明が解決しようとする課題) ここで本発明の前提となる新規な赤外線センサについて
述べる。このセンサは、第1導電型半導体からなる光電
変換領域と、この光電変換領域より不純物濃度が低い第
1導電型半導体からなるキャリア注入領域と、これら光
電変換領域とキャリア注入領域との間に存在し、不純物
濃度がこのキャリア注入領域より低い第1導電型半導体
か、真性半導体か、あるいは第2導電型半導体からなる
ポテンシャル障壁領域とを有し、これら光電変換領域と
ポテンシャル障壁領域とキャリア注入領域とがホモ接合
構造を構成している。この赤外線センサの動作原理を、
第2図(a)、(b)に示す。
第2図(a)は第1導電型をp型、第2導電型をn型と
する場合、同図(b)は第1導電型をn型、第2導電型
をp型とする場合のエネルギー帯構造及び光電変換機構
である。第2図において、赤外光はキャリア注入領域側
から入射しているが、これは、光電変換領域側からの入
射でもかまわない。
第2図に示すように、(a)図の構造では二つのp壁領
域の間に価電子帯20のホールに対して障害となるポテ
ンシャル障壁φ、及びφH2が存在し、(b)図の構造
では二つのn型領域の間に伝導帯29の電子に対して障
害となるボテンンヤル障壁φ、及びφ6□が存在する。
入射した光のエネルギーが半導体材料の禁制帯幅Egよ
り小さい場合、通常このような光は赤外光であるが、こ
れは半導体中における電子の帯間遷移を利用して吸収さ
せることはできない。しかしながら、自由キャリア吸収
を利用すれば、吸収させることが可能となる。この吸収
は自由キャリア濃度が低い場合には、はとんど兼視し得
るものなので、キャリア注入領域の不純物濃度を低濃度
にし、それに比べて光電変換領域の不純物濃度を充分に
高7fa度にしておけば、吸収はほとんど光電変換領域
のみで起こる。
第2図(a)の構造の場合には、光電変換領域17にお
いて赤外光34の吸収によって価電子帯20のホール3
0が励起され、ホットホール31となる。このホットホ
ール31がポテンシャル障壁領域18を通過して、キャ
リア注入領域19に注入されると、光信号出力が得られ
る。
第2図(b)の構造の場合には、光電変換領域24にお
いて赤外光35の吸収によって伝導帯29の自由電子3
2が励起され、ホy)電子33となる。このホット電子
33がボテン/ヤル障壁領域25を通過して、キャリア
注入領域26に注入されると、光信号出力が得られる。
なお、第2図(a)及び(b)においては、光電変換領
域は非縮退状態として描いであるが、さらに不純物l濃
度が高l:J濃度となり、光電変換領域が縮退状態にな
った場合には、フェルミ準位E、が(a)の構造では価
電子帯内に入り込み、(b)の構造では伝導帯内に入り
込んだ状態になるがその場合でももちろんセンサは動作
する。
以上述べた赤外線センサにおける大きな特徴は、ポテン
ンヤル障壁φ□あるいはφ、を零〜拡散電位に相当する
エネルギー程度の間の任意の大きさに設定し、センサの
遮断波長を自由に選ぶことできる点である。ポテンシャ
ル障壁φ□及びφ口の大きさは、ポテンシャル障壁領域
の導電型、ポテンシャル障壁領域の厚さ、三領域の不純
物濃度のバランス及びバイアス条件によって制御される
。従って、製造段階において、各領域の不純物添加を制
御性良く施すことが重要であるが、特にボテンンヤル障
壁領域の不純物濃度及び厚さの制御に高い精度が要求さ
れる。
さらに、機能的要求から、各領域には厚さに対する制約
がある。光電変換領域は、赤外線を吸収できるだけの厚
さを必要とし、キャリア注入領域は、ポテンシャル障壁
領域との接合界面から伸びる空乏層によって、完全空乏
化しないだけの厚さを必要とする。また、ポテンシャル
障壁領域は、ポテンンヤル障壁φ□、あるいはφ、の立
ち上がりを急峻にするため、できるだけ薄いことが望ま
しい。
この赤外線センサの製造において、上述したプレーナ型
バイポーラトランジスタの製造方法同様、深い領域から
順次浅い領域を形成する方法を採るとすると、ポテンシ
ャル障壁領域形成後に光電変換領域あるいはキャリア注
入領域を形成することになる。光電変換領域及びキャリ
ア注入領域は、前述のごとく、いずれもある程度厚さを
確保しなければならないので、不純物添加によって形成
するにしろ、エピタキシャル成長によって形成するにし
ろ、これらの領域形成中、この赤外線セフすを長時間高
温に維持しなければならない。
この工程は、ポテンシャル障壁領域の不純物分布に大き
な変化を与えてしまう。
従って、深い領域から順次浅い領域を形成する製造方法
には、ポテンシャル障壁領域の不純物濃度及び厚さの制
御性が低く、かつ、ボテンンヤル障壁領域を極薄く形成
することができないという欠点がある。
(課題を解決するための手段) 前述の問題点を解決するために本発明は、第1導電型半
導体からなる光電変換領域と、この光電変換領域より不
純物濃度が低い第1導電型半導体からなるキャリア注入
領域と、これら光電変換領域とキャリア注入領域との間
に存在し、不純物濃度がこのキャリア注入領域より低い
第1導電型半導体か、真性半導体か、あるいは第2導電
型半導体からなるポテンシャル障壁領域とを有し、これ
ら光電変換領域とポテンシャル障壁領域とキャリア注入
領域とがホモ接合構造を構成してなる赤外線センサの製
造方法であって、光電変換領域及びキャリア注入領域形
成後、光電変換領域、あるいはキャリア注入領域を通し
てイオン注入を行うことによって、光電変換領域とキャ
リア注入領域との界面付近に第2導電型用不純物あるい
はキャリアのトラップ準位を形成する不純物を添加し、
この不純物の活性化を行ってポテンシャル障壁領域を形
成することを特徴とする。
(作用) 本発明は、光電変換領域及びキャリア注入領域の形成を
ポテンシャル障壁領域とは独立に行えるので、どちらに
も適切な不純物1層度及び厚さを持たせることができる
。また、ポテンシャル障壁領域の形成においては、不純
物分布に変化を与えてしまう熱処理の回数を、ポテンシ
ャル障壁領域そのものの形成の際の一回のみにすること
ができ、かつ、処理時間も結晶性回復及び第2導電型用
不純物あるいはキャリアのトラップ準位を形成する不純
物の活性化が完了するのに最小限必要なところまで短縮
することができる。
従って、本発明の製造方法では、光電変換領域及びキャ
リア注入領域に充分な厚さを確保しつつ、厚さの薄いポ
テンシャル障壁領域を不純物濃度分布の制御性良く形成
することができ、前述の問題点が解決される。
(実施例) 次に本発明にについて図面を参照して詳細に説明する。
第1図(a)〜(j)は本発明の一実施例の゛製造工程
図である。この実施例はSiを半導体材料とし、第1導
電型をn型、第2導電型をp型としている。また、この
赤外線センサは裏面照射型である。
ます、両面とも鏡面に磨かれたn型車結晶Si基板工を
熱酸化させ、全面にSiO2膜2を形成する。Si基板
、すなわち、キャリア注入領域とのオーミンクフンタト
クを取るためのn“型フンタクト領域3形成部分の5i
O7膜2に、フォトレジストを用いて窓を開ける[第1
図(3月。SiO□膜2をマスクとしてリンを選択拡散
し、n“型コンタクト領域3を形成するとともに、その
表面を熱酸化する。次にp′″型ガードリング4形成部
分の5in2膜2に、フォトレノストをマスクとして窓
を開ける[第1図(b)]。ガードリングとは、光電変
換領域及びポテンシャル障壁領域の周囲に設けられ、そ
の部分の電界集中を緩和する働きをするものである。
SiO2膜2をマスクとしてボロンを選択拡散し、pe
型ガードリング4を形成するとともに、その表面を熱酸
化する。その後、全面のSiO□膜2を除去する[第1
図(C)]。改めて、Si基f1を熱酸化させ、表面に
薄いS i 02Li5を形成する。さらに、SiO□
膜5上にアルミニウム等からなる金属膜6を形成し、フ
ォトレジストをマスクとして光電変換領域7形成部分の
金属膜6に窓を開ける。
この金属膜8をマスクとし、薄いSiO□膜5を通して
リンまたは砒素をイオン注入する〔第1図(d)]。S
j基板全面の金属膜6を除去した後熱処理し、S i基
板の結晶性回復、注入リンまたは注入砒素の活性化及び
所望の深さまでの注入リンまたは注入砒素の拡散を行い
、光電変換領域を形成する[第1図(e)]。光光電変
頭領の不純物濃度及び厚さの一例としては、〜1O20
(J−3、=0.4amである。再度、SiO2膜5上
にアルミニウム等からなる金属膜8を形成し、フォトレ
ジストを用いてポテンシャル障壁領域9形成部分(光電
変換領域形成部分と同一)の金属膜8に窓を開ける。こ
の金属膜8をマスクとし、薄いStO□li5及び光電
変換領域7を通してボロンをイオン注入する[第1図(
f)]。Si基板全面の金属膜8を除去した後、注入ボ
ロンの拡散がほとんど生じない熱処理条件、例えば、9
00℃、lO分程度で熱処理し、Si基板の結晶性回復
及び注入ボロンの活性化を行う[第1図(g)]。
ポテンシャル障壁領域9を構成する半導体の種類がn型
になるか、真性になるか、あるいはp型になるかという
ことは、活性化したボロンの1m度がSi基板の不純物
濃度と比較して、低いか、同程度か、あるいは高いかで
決定する。低い場合にn型、同程度の場合に真性、高い
場合にp型である。本製造法で、光電変換領域7とキャ
リア注入領域との間に、厚さが0.2μmにも満たない
ポテンシャル障壁領域9を形成することが可能である。
この後、SiO2膜5上にCVD法等でSiO□膜10
膜形0し、フォトレジストを用いてSiO3膜5および
10にオーミンクコンタクト用の窓を開ける[第1図(
h)]。SiO□膜SiO3膜5ミニウム等からなる金
属膜を施し、フォトレジストを用いて配線パターンに加
工して金属配線工1を形成する。その後、熱処理を行っ
て金属配線11とSiとの接触部分を合金化する[第1
図(i)]。絶縁用の5iO3IX12をCVD法等で
形成し、光電変換領域7を透過した赤外光を再利用する
ためのアルミニウム等からなる金属反射膜13を設ける
。表面に保護膜14を形成した後、外部配線(ワイヤボ
ンディング)を行うためのパッド部分にフォトレジスト
を用いてスルーホールを開ける[第1図(j)コ。ここ
まで工程が終了したものを各センサ毎に分割し、穴開き
パンケージ等に組み込み、外部配線(ワイヤボ2・ディ
ング)を施して完成となる。
なお、上述の製造方法において、p→n、n→pと入れ
替え、キャリア注入領域とオーミックコンタクトを取る
ためのコンタクト領域の拡散不純物をボロンに、ガード
リングの拡散不純物をリンに、光電変換領域の注入不純
物をボロンあるいはガリウムに、また、ポテンシャル障
壁領域の注入不純物をリンまたは砒素にそれぞれ代えれ
ば、Siを半導体材料とし、第1導電型をp型、第2導
電型をn型とする該赤外線センサの製造方法となる。
次に光電変換領域及びキャリア注入領域形成後、キャリ
ア注入領域を通してイオン注入を行うことによって、ポ
テンシャル障壁領域を形成する製造方法について、例を
挙げる。
第3図は上述の方法で製造した場合のSO8構造を有す
る赤外線センサの縦断面図である。該センサの製造手順
を簡単に述べると、まず、サファイア基板36上にエピ
タキシャルn型Si層37A、Bを形成する。このとき
、添加する不純物の濃度をA>Bとする。次に、キャリ
ア注入領域38あるいは受光領域を限定するp′″′″
−ドリング4を形成し、続いて光電変換領域7と接続す
るためのn′″′″ンタクト領域39、及びキャリア注
入領域38とオーミックコンタクトを取るためのn′″
型コシコンタクト領域3成する。この後に、受光領域内
の光電変換領域7とキャリア注入領域38との界面付近
めがけて、キャリア注入領域38を通してボロンをイオ
ン注入し、注入ボロンの拡散がほとんど生じない条件で
熱処理を行って、ポテンシャル障壁領域9を形成する。
金属配線11等を施して、本赤外線センサは完成する。
ここで述べた例は、第1導電型をn型、第2導電型をp
型としているが、これらが逆の場合も成立つことは、第
1図の実施例の場合と同様である。
また、第1図、第3図の実施例では半導体としてSiを
用いたが、S i以外の半導体材料を用いる場合にも、
各領域の形成順序を同様にすることにより、赤外線セン
サを精密に製造することができる。さらに、センサアレ
イを製造する場合にも、本発明の製造方法を適用するこ
とができる。
またポテンシャル障壁領域の形成に用いる注入不純物と
してはp型あるいはn型不純物に限らず、キャリアのト
ラップ準位を形成するものを採用することもできる。こ
の場合は、ポテンシャル障壁領域がキャリア注入領域よ
り不純物濃度が低い第1導電型半導体か、真性半導体か
ら構成される。これは、センサを構成する材料としてS
i以外の半導体材料を使う場合に、特に仔効であり、例
えば、ガリウム・砒素(GaAs)ではクロムや酸素を
利用することができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、第1導電型半導
体からなる光電変換領域と、この光電変換領域より不純
物濃度が低い第1導電型半導体からなるキャリア注入領
域と、これら光電変換領域とキャリア注入領域との間に
存在し、不純物濃度がこのキャリア注入領域より低い第
1導電型半導体か、真性半導体か、あるいは第2導電型
半導体からなるポテンシャル障壁領域とを存し、これら
光電変換領域とポテンシャル障壁領域とキャリア注入領
域とがホモ接合構造を構成してなる赤外線センサの製造
において、該赤外線センサの光電変換領域及びキャリア
注入領域に充分な厚さを確保しつつ、厚さの薄いポテン
シャル障壁領域を不純物濃度分布の制御性良く形成する
ことができ、該赤外線センサの遮断波長を精密に設計で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(j)は本発明の一実施例の製造工程図
である。第2図は本発明が対象とする赤外線センサのエ
ネルギー帯構造及び光電変換機構の説明図で、(a)は
第1導電型をp型、第2導電型をn型とする場合、(b
)は第1導電型をn型、第2導電型をp型とする場合で
ある。第3図は本発明の製造方法の一種である、光電変
換領域及びキャリア注入領域形成後、キャリア注入領域
を通してイオン注入を行うことによって、ポテンシャル
障壁領域を形成する製造方法で製造されたSO8構造を
育する赤外線センサの縦断面図である。 1:n型単結晶Si基板 2、5. +0.12,40: S i O□膜3.3
9:n+型フンタクト領域 4:p3型ガードリング 6.8:金属膜  7.!フ、24:光電変換領域9、
 +8.25:ポテンシャル障壁領域11=金属配線 
  13:金属反射膜14: 保mM     Is:
 l面5iO211!1G、23:絶縁物 19.28
.38:キャリア注入領域20.27:価電子帯 21
.28:禁制帯22.29:伝導帯  3oニホール 31:ホットホール 32:自由電子 33:ホット電子  34,35:赤外光36:サファ
イア基板 37:エピタキシャルn型Si層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1導電型半導体からなる光電変換領域と、この光電変
    換領域より不純物濃度が低い第1導電型半導体からなる
    キャリア注入領域と、これら光電変換領域とキャリア注
    入領域との間に存在し、不純物濃度がこのキャリア注入
    領域より低い第1導電型半導体か、真性半導体か、ある
    いは第2導電型半導体からなるポテンシャル障壁領域と
    を有し、これら光電変換領域とポテンシャル障壁領域と
    キャリア注入領域とがホモ接合構造を構成してなる赤外
    線センサの製造方法であって、光電変換領域及びキャリ
    ア注入領域形成後、光電変換領域あるいはキャリア注入
    領域を通してイオン注入を行うことによって、光電変換
    領域とキャリア注入領域との界面付近に第2導電型用不
    純物あるいはキャリアのトラップ準位を形成する不純物
    を添加し、この不純物の活性化を行ってポテンシャル障
    壁領域を形成することを特徴とする赤外線センサの製造
    方法。
JP63148800A 1988-06-15 1988-06-15 赤外線センサの製造方法 Pending JPH022690A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008133162A1 (ja) * 2007-04-25 2008-11-06 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置及びその製造方法
EP4202558A1 (en) 2020-09-17 2023-06-28 Canon Kabushiki Kaisha Cartridge, drum unit and image forming apparatus

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