JPH0226878Y2 - - Google Patents

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JPH0226878Y2
JPH0226878Y2 JP1961085U JP1961085U JPH0226878Y2 JP H0226878 Y2 JPH0226878 Y2 JP H0226878Y2 JP 1961085 U JP1961085 U JP 1961085U JP 1961085 U JP1961085 U JP 1961085U JP H0226878 Y2 JPH0226878 Y2 JP H0226878Y2
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JP
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tank
oil
signal
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alarm
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JP1961085U
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JPS61135000U (ja
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本願は特に給油所において利用され貯油タンク
の油量を管理する管理計に関するものである。
(ロ) 従来技術 給油所などの油を貯蔵している事業所において
は常に各タンク毎の油量を管理計で管理してお
り、残量が減少するとタンクローリーなどで運ん
で来て油を補給している。この場合、タンクによ
つて補給する油の量が異なるので注油時には細心
の注意が払われているが、時として注油するタン
クを間違えてタンクの空間容積よりも多量の油を
注油して溢れさせてしまう事故を起していた。ま
たタンクによつて補給する油の種類も異なつてお
り、注油間違いによつてその油が利用出来なくな
ることもあつた。
そこで、割り札(実開昭57−188699)や各所に
設けた確認用スイツチの操作(特開昭59−
15092)、さらにセンサーの出力の変化(特開昭59
−102629)などを組み合せて「うつかりミス」を
無くすシステムが各社で検討され一部は実施され
ている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、給油所によつては複数のタンク
をサイホン管で接続している場合があり、こんな
場合には注油したタンクと一緒にサイホン管で接
続されているタンクの油量も増えるので先に提案
あるいは実施されている方式の管理計においては
タンク間違いの警報が発せられてしまうといつた
不都合があり、これに対する対策としてあらかじ
めどのタンクとどのタンクとが接続されているか
を記憶させておくための記憶回路を設置してお
き、指定したタンク以外のタンクの油量が増えて
も先に記憶させてあるタンクに該当した場合は警
報を発しないようにすればよいが、全ての管理計
にあらかじめこの回路を設置しておくのはコスト
上好ましくなく、回路を設置した機種とそうでな
い機種とを作ると生産管理上好ましくない。また
別の方法として注油しようとするタンクに対応し
たスイツチを操作した時にそのタンクにサイホン
管で繋がる他のタンクに対応したスイツチも同時
に操作されたのと同じ状態となるよう配線に加工
しても良いが、この場合は複数のスイツチが同時
に操作されたのと同じ状態になり、スイツチの誤
操作を防止する意味で実施されるチエツク機構に
も関係、配線追加の改造作業そのものが設置現場
で行なわれることもあつて専門の技術者が現場へ
出向かなけければならないといつた問題が生じ
る。
そこで本出願人は先に、指定したタンク以外の
タンクの油面が変化してもその変化が指定したタ
ンクの変化の後に始まつたときにはサイホン管で
繋がつたタンクの油面が変化し始めたものと判断
して警報を発しないようにした油量管理計を実願
昭60−10826で提案した。しかしサイホン管を介
しての液の移動は注油が終了した後も長時間に渡
つて続くことがあり、この場合には次のタンクを
指定した時点で他のタンクの油面が変化中であ
り、警報が発せられる恐れがある。
(ニ) 問題を解決するための構成および作用 本願は前記記憶回路の設置や現場への専門技術
者の出張作業を必要とせずサイホン管の有無にか
かわらず1種類の機種で対応できほか、先の出願
にかかる問題点も解決できる管理計を提案するも
のであり、各タンク毎に備えられた液面センサー
およびタンク指定用のスイツチと、報知手段と、
液面センサーおよびスイツチからの出力信号をも
とに報知手段を選択動作させる制御手段とから構
成されていて、タンクへの注油開始に先立つてス
イツチを操作してタンクを指定すると、注油中
に、指定したタンク以外のタンクのセンサーの出
力信号が変化したときこれを報知するが、単位時
間当りのタンク内の油面高さあるいは油量の変化
を演算してその演算値を別途定めた許容値と比較
し、演算値が許容値の範囲を逸脱していなければ
指定したタンク以外のタンクにおける変化であつ
ても前記報知を行なわない。
(ホ) 実施例 T1,T2,T3はそれぞれタンクで、貯油量を検
出し貯油量に対応したセンサー信号a1,a2,a3
出力するセンサーS1,S2,S3と注油口N1,N2
N3が設置されている。
D1,D2はそれぞれ給油機でポンプや流量計
(共に図示略)が内蔵されている。
P1はタンクT1と給油機D1とを繋ぐ吸引管、P2
はやはり吸引管でその一方端はタンクT2とタン
クT3とを連絡したサイホン管P3に繋がり他方端
は給油機D2に繋がつており、給油機D2を使用し
て給油を行なつた場合にはタンクT2,T3両方の
油が吸引されることになる。この時片方のタンク
の油が他方のタンクの油よりも多く吸引されても
その後の時間経過によつて油面の高い方のタンク
の油がサイホン管P3を通つて低い方へ流れ両タ
ンクの油面は一致する。
Bは事務所などの邪魔にならない場所に設置さ
れた制御部で、そのパネル面2には表示器4,
6,8、報知手段となる警報器10、プリンター
12、後述するプリント開始用スイツチ14が配
設されている。
Cは注油口近くなどの現場に設置される操作部
で、タンクT1,T2,T3に対応したスイツチ1
6,18,20と警報器11とが配備されてお
り、これらのスイツチ16,18,20が操作さ
れた時指定されたタンクに対応したタンク指定信
号t1,t2,t3のどれかが出力される。
22,24,26はそれぞれ信号変換回路で、
各センサーからのセンサー信号a1,a2,a3を受け
て数値信号e1,e2,e3に変換して表示器4,6,
8へ貯油量として数値表示させる。
28,30,32はそれぞれ演算回路で、クロ
ツク信号発生回路34から一定時間(たとえば5
秒)毎に出力されるクロツク信号cと前記数値信
号e1,e2,e3が入力され前記一定時間(クロツク
信号cが入力されてから次に入力されるまでの
間)毎の各タンク内の油量変化(たとえば変化し
た油量)が演算されそれぞれ演算値信号p1,p2
p3として出力される。
36は許容値設定回路で、後述する許容値(た
とえば0〜10リツトル)が設定されており、設定
値に対応した許容値信号uが出力されている。
38は比較回路(制御手段)で、下記の働きを
する。
指定したタンクに対応して操作部から出力さ
れるタンク指定信号t1,t2,t3のどれかと、貯
油量の変化をあらわす演算値信号p1,p2,p3
入力され、指定したタンク以外の演算値信号が
変化した時報知信号fを出力して警報器10,
11を動作させ注油間違いを知らせる。
ただし指定したタンク以外のタンクの演算値
信号が変化してもその変化範囲が設定回路36
に設定した許容の範囲を逸脱していなければ報
知信号fを出力しない。
40はプリンター駆動回路で、スイツチ14が
操作された時数値信号e1,e2,e3を取り込んでプ
リンター12へ印字させ貯油量をハードコピーと
して出力する。
以上の構成において、タンクローリー(図示
略)からタンクへ油を降ろす場合まず注油するタ
ンクを指定するために操作部Cのスイツチを操作
する。たとえばタンクT1へ注油する場合にはス
イツチ16を押してタンク指定信号t1を出力させ
注油口N1から注油を行なう。
注油が進行するにつれてセンサーS1からのセン
サー信号a1がタンクT1内の油量に応じて変化し
その油量は表示器4に数値表示される。この時数
値信号e1は演算回路28へ入力されているのでこ
こでは前記した如くクロツク信号cが入力される
間隔の間の変化が演算され演算値信号p1として比
較回路28へ出力される。ここで信号p1はタンク
T1からのものであるので信号p1の値にかかわら
ず報知信号fは出力されない。しかし間違つてタ
ンクT2へ注油した時は演算値信号p2が許容値信
号uの範囲を超えて大きく変化するので報知信号
fが出力され警報が発せられる。
次にスイツチ18を操作してタンク指定信号t2
を出力させタンクT2へ注油した場合について述
べるとタンクT2の油量は急速に増加するがこの
時タンクT2の油はタンクT3へ細いサイホン管P3
を通つて供給されるのでタンクT3の油量はゆつ
くりと増加する。すなわち演算値信号p2は注油と
同時に大きく変化し始めるが演算値信号p3は徐々
に変化せず、この演算値信号p3の値が許容値信号
uの値の範囲を逸脱することはなく、よつて先に
)で述べた如くこの場合演算値信号p3が変化し
ても警報器10,11は動作されない。これはス
イツチ20を操作して信号t3を出力させタンクT3
へ注油した場合のタンクT2の油面上昇時におい
ても同様である。
なお本実施例では数値信号e1,e2,e3が演算回
路28,30,32へ入力されるようにしている
がこれに代えてセンサー信号a1,a2,a3を入力さ
せるようにしても良く、演算値信号p1,p2,p3
内容は量に関する値の他深さに関する値であつて
も良い。
さらに、注油間違いの時警報を出力するのみな
らずたとえば注油口やローリー側の管路などへ電
磁弁を設置しておきこれを閉止して強制的に注油
を停止させるようにもできる。
(ヘ) 効果 以上詳述した如く指定したタンク以外の液面が
変動してもその変動が緩慢なものであれば警報が
発せられないように構成したのでサイホン配管を
施したタンクが設置されていても管理計内に特に
記憶回路を新たに設ける必要や専門技術者による
現場での回路改造をする必要がなくよつてサイホ
ン配管の有無にかかわりなく設置出来安価でタン
クへの注油間違いを防止する機能を損なうことな
く誤報知を防止できる管理計が得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はシステム全体を示す図で、第2図は制
御部内の電気回路をブロツク図で示したものであ
る。 T1,T2,T3……タンク、D1,D2……給油機、
B……制御部、C……操作部、10,11……警
報器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各タンク内の油面高さあるいは油量を検知し対
    応する出力信号を発生するセンサーと、各タンク
    に対応して設けられタンク指定信号を発生するス
    イツチと報知手段とを備え、タンクへの注油に先
    立つてあらかじめ注油するタンクに対応する前記
    スイツチが操作されたとき、注油中に、前記指定
    したタンク以外のタンクのセンサーの出力信号が
    変化すると報知信号を発生して前記報知手段へ与
    え、一方単位時間当りのタンク内の油面高さある
    いは油量の変化を演算してその演算値を別途定め
    た許容値と比較し、演算値が許容値の範囲を逸脱
    していなければ指定したタンク以外のタンクにお
    ける変化であつても前記報知信号を発生しない制
    御手段とからなる貯油タンクにおける油量管理
    計。
JP1961085U 1985-02-13 1985-02-13 Expired JPH0226878Y2 (ja)

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JP1961085U JPH0226878Y2 (ja) 1985-02-13 1985-02-13

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JP1961085U JPH0226878Y2 (ja) 1985-02-13 1985-02-13

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JPS61135000U JPS61135000U (ja) 1986-08-22
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