JPH02268162A - ジフェニルピリジン誘導体 - Google Patents

ジフェニルピリジン誘導体

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JPH02268162A
JPH02268162A JP9127989A JP9127989A JPH02268162A JP H02268162 A JPH02268162 A JP H02268162A JP 9127989 A JP9127989 A JP 9127989A JP 9127989 A JP9127989 A JP 9127989A JP H02268162 A JPH02268162 A JP H02268162A
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JP
Japan
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group
formula
methyl
nitrophenyl
substituted
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Pending
Application number
JP9127989A
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English (en)
Inventor
Hisashi Takasugi
高杉 寿
Atsushi Kuno
敦司 久野
Hiroyoshi Sakai
酒井 裕義
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Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、下記一般式CI]で示される、虚血性疾患
の治療、特に虚血に続く再潅流による傷害の治療に有用
な新規なジフェニルピリジン誘導体に関するものであり
、医療の分野で利用される。
[問題点を解決するための手段] この発明の目的化合物であるジフェニルピリジン誘導体
は、次の一般式[!]で示きれる。
[式中、R1はキヌクリジニル基、低級アルキルで置換
されたピペリジル基、モルホリノ(低級)アルキル基、
および低級アルキルで置換されたピロリジニル(低級)
アルキル基よりなる群から選択された置換基で置換され
ていてもよいカルバモイル基;カルボキシ基;低級アル
コキシカルボニル基;ヒドロキシで置換されたピペリジ
ルカルボニル基;または置換された低級アルキルで置換
されたピペラジニルカルボニル基であり R2は低級アルキル基または低級アルカノイルオキン(
低級)アルキル基であるか、またはR1とR2は一緒に
なって 式 (式中、R3はモルホリノ(低級)アルキル基を意味す
る) で示される基を意味するコ この発明の目的化合物[I]は、例えば次の製造法によ
って製造することができる。
1l1 [式中、RおよびR2はそれぞれ前と同じ意味コ この明細書で述べる種々の定義の詳細およびそれらの好
ましい例を以下に説明する。
この明細書で使用する「低級」とは、特に断りのない限
り、炭素原子1〜6個を有する基を意味するものとする
「低級アルキル基」および1モルホリノ(低級)アルキ
ル基」、′ピロリジニル(低級)アルキル基」および「
低級アルカノイルオキシ(低級)アルキル基」における
低級アルキル部分の好適な例としては、直鎖状または分
枝状のものでありメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、第三級ブチル、ペンチル、
ヘキシル等が挙げられる。
「低級アルフキジカルボニル基」の好適な例としては、
メトキシカルボニル ル、プロポキシカルボニル、第三級ブトキシカルボニル
等が挙げられる。
「低級アルカノイルオキシ(低級)アルキル基、におけ
る低級アルカノイル部分の好適な例としては、ホルミル
、アセチノ呟プロピオニL、ブチリル、インブチリル、
バレリル、イソバレリル、ピバロイル等が挙げられる。
R1のピペラジニルカルボニル基の置換基である1置換
された低級アルキル」とは、適当な置換基を有する、前
に例示したような低級アルキル基であり、その置換基の
好適な例としては、ヒドロキシ基、置換アリールオキシ
基[例えば、低級アルコキシアリールオキシ(例えば、
メトキシフェノキシ、エトキシフェノキシ等)、ハロア
リールオキシ(例えば、フルオロフェノキシ、クロロフ
ェノキシ、等)等コなどが挙げられる。
目的化合物[1]の塩としては医薬として許容きれる慣
用の無毒性塩であれば特に限定されないが、例えばギ酸
塩、酢酸塩、フマール酸塩、しゅつ酸塩、クエン酸塩、
トリフルオロ酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メタン
スルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホ
ン酸塩等の有機酸との塩、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩
、硫酸塩、燐酸塩等の無機酸との塩等が挙げられる。
上記の製造法について以下、詳細に説明する。
1溢迭ユ 目的化合物[I]またはその塩は、化合物[1[]およ
び化合物[I[]またはその塩とアンモニアまたはアン
モニア供与体を反応させ(工程1)、次いで必要に応じ
て得られた混合物を酸化反応に付す(工程2)ことによ
り製造することができる。
工呈1 化合物[111]の好適な塩類の例としては、化合物[
I]について例示したものと同じ塩類が挙げられる。
好適なアンモニア供与体としては、例えば蟻酸アンモニ
ウム、酢酸アンモニウム、プロピオン酸アンモニウム、
酪酸アンモニウム等の低級アルカン酸アンモニウム、炭
酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、カルバミン酸
アンモニウムなどが挙げられる。
この反応は通常、水、メタノール、エタノーノ呟プロパ
ツールのようなアルコール、ジオキサン、テトラ上9ド
ロフラン、塩化メチレン、クロロホルム、ジエチルエー
テ4.ベンゼン、アセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトンの他、反応に悪影響を及ぼせない慣
用の溶媒中、またはそれらの混合物中で行なわれる。
反応温度は特に限定きれず、反応は通常、冷却下、室温
ないし加温下または加熱下で行なわれる。
二里1 この酸化反応は、N−含有複素環塩基を芳香族N−含有
複素環化合物に変換するに用いられる常法、例えば二酸
化マンガン、四酢酸鉛、酢酸水銀1.ハロゲン[沃素、
臭素等コ、酸素、過酸化水素、過酸化ニッケル、硫黄末
、2.3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベン
ゾキノン、過マンガン酸カリウム等の酸化剤を用いて行
うことができる。
反応は、通常、クロロホルム、塩化メチレン、ベンゼン
、トルエン、ピリジン、酢酸エチル、アセトン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトンその他この反応
に悪影響を及ぼさない慣用の有機溶媒の存在下に行うこ
とができる。
反応温度は特に限定されることなく反応は室温、加温下
ないし加熱下で行なわれる。
上記の製造法により得られる化合物は、常法、例えば適
切な溶媒を用いての抽出、カラムクロマトグラフィー、
再析出、再結晶等の方法により反応混合物から分離し、
精製することができる。
また目的化合物[Hの製造法は、上記のものに限定きれ
ず、目的化合物[I]は例えば後述の実施例に記載の方
法およびその類似の方法で製造することができる。
目的化合物[Iコおよび出発化合物のそれぞれは不斉炭
素原子にもとづく一つ以上の立体異性体を含むことがあ
るが、それらのすべての異性体およびそれらの混合物は
この発明の範囲に含まれる。
この発明の目的化合物[11およびその塩は、外用、経
口または非経口に適した有機もしくは無機担体もしくは
賦形剤と混合して固体状、半固体状または液状の慣用の
医薬製剤の形で使用することができる。有効成分は、例
えば錠剤、ペレット、カプセル、パッチ、坐剤、溶剤、
エマルジョン、懸濁液、および使用に適したその他のあ
らゆる形状のための通常の無毒性の、医薬として許容き
れる担体と混合すればよい、使用される担体は、水、ぶ
どう糖、乳糖、アラビアゴム、ゼラチン、マンニトール
、スターチ・ペースト、マグネシウムトリシリケート、
タルク、コーンスターチ、ケラチン、コロイドシリカ、
ポテト・スターチ、濃紫およびその他の固体状、半固体
状または液体の製剤の製造に適した担体を使用でき、さ
らに助剤、安定剤、濃厚化剤および着色剤ならびに芳香
剤を添加してもよい、医薬組成物はまた、所望の剤形中
における活性成分の安定化のために保存剤や静菌剤を含
むことができる。医薬組成物中の目的活性化合物の量は
疾患の経過ないし状態に対し所望の治療効果を生じるに
足りる量である。
この発明の目的化合物[I]の投与量または治療有効量
は、治療すべき各個々の思考の年齢および症状によって
変化するが、一般的には有効成分的0、1〜100mg
/ kg更に好ま゛しくは1〜50mg/ kgが1日
当りの投与量として疾患の治療のために投与される。
この発明の医薬組成物は、有効成分として経口および非
経口単位投与量に対し約0.2mgないし約500mg
の化合物[I]またはその塩を含む。
[発明の効果] 以下に、ジフェニルピリジン誘導体[I]の代表例につ
いて、その薬理試験結果を示す。
U狽皇碧 (a) 2−メチル−3−(3−モルホリノプロピルカ
ルバモイル )−6−フェニルピリジン・二塩酸塩 (b)3−(1−メチル−2−モルホリノエチルカルバ
モイル)−2−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−
6−フェニルピリジン (c)3(1−エチル−3−ピペリジニルカルバモイル ェニル)−6−フェニルピリジン・二基酸塩試験化合物
(b)は2当量塩酸で溶解した後、各濃度に希釈して使
用した。
K腋1羞 体重550〜650gの雄性モルモットから心臓を摘出
し80cm水柱圧にてランゲンドルフ式に潅流した.潅
流液には11mMグルコースを含むタレブスーヘンセラ
イト・ビカーボネート( Krebs−Hensele
it bicarbonate)液(37℃、pH7.
 4 )を95%02+5%C02混合ガスで酸素化し
て用いた。
ラテ・7クス製バルーンを左心室内に挿入し左心室内圧
(収縮期圧および拡張期圧)を測定し、その脈動より心
拍数を測定した.冠潅流量は大動脈カニニーし直前の電
磁流量計プローブを介して測定した。
試験は、上記潅流液で45分間潅流し、次いで試験化合
物を含んだ潅流液で15分間潅流した後、潅流を完全停
止させいわゆる虚血状態とした.35分後、試験化合物
を含まないもとの潅流液を用いて再潅流を開始した.再
潅流開始後40分間の心機能パラメーターをモニターし
、その後心臓を素早く凍結して心筋ATP含量を定量し
た。
(以下余白) 2勝M朱 上記の試験結果から明らかなように、この発明のジフェ
ニルピリジン誘導体CI]およびそれらの塩は、虚血−
再潅流時においてATP量を保持きせる効果を有し、脳
、心臓、肝臓等における虚血性疾患の治療に有用である
[実施例] 以下、実施例により、この発明をより詳細に説明する。
(以下余白) 寒JIL N−(3−モルホリノプロピル)アセトアセトアミド(
13゜6g)のメチルイソブチルケトン(10(II+
!11 )溶液に3−(3−ニトロフェニル)−1−フ
ェニル−2−プロペン−1−オン(1G、2息)および
酢酸アンモニウム(4,6g)を加え、80℃で4.5
時間攪拌する0反応混合物を水洗し、硫酸マグネシウム
で乾燥させて、1.4−ジヒドロ−3−(3−モルホリ
ノプロピルカルバモイル)−2−メチル−4−(3−ニ
トロフェニル)−6−フェニルピリジンを含む溶液を得
る。得られた溶液に二酸化マンガン(40g)を加え、
80℃で2時間攪拌する。二酸化マンガンを濾別し、濾
液を減圧濃縮する。残渣に酢酸エチルおよび水を加え1
0%塩酸で9)11.0にm*する。水層を分取し、2
0%炭酸カリウム水溶液でpH9,0に調整し、酢酸エ
チルおよびテトラヒドロフランの混合溶媒で抽出する。
抽出液を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥きせ
る。#11媒を減圧留去し、残渣をエタノールから再結
晶きせて3−(3−モルホリノプロピルカルバモイル)
−2−メチル−4−(3−二トロフェニル)−6−フェ
ニルピリジン(7,768)を得る。
融点: 149−151℃ IR(スジ曹−ル’)  :  3250. 1620
. 1590. 1550゜1520 cm’ 実施例1と同様にして以下の化合物を得る。
(1) 2−メチル−3−(2−モルホリノエチルカル
バモイル)−4−(4−ニトロフェニル)−6−7エニ
ルピリジン・二塩酸塩 融点: 25g−260℃(分解) IR(スジー−ル’)  :  3480. 340G
、  3180. 2600. 1662゜161L 
LaO2am−1 (2) 2−メチル−3−(2−モルホリノエチルカル
バモイル)−4−(2−ニトロフェニル)−6−フェニ
ルピリジン・しゆう酸塩 融点: 19G−201℃ IR(スジ1−ル)  : 3400. 1710. 
1660. 1590゜1525 ass−1 (3)2−メチル−3−カルバモイル−4−(3−二ト
ロフェニル)−6−フェニルピリジン融点: 223−
225℃ Mass (m/e) ’ 333 (M”)K厘■1 3−カルボキシ−2−メチル−4−(3−ニトロフェニ
ル)−6−フェニルピリジン(3,7g)の乾燥塩化メ
チレン(20111)およびN、N−ジメチルホルムア
ミド(10ffll! )中部合物に5℃で塩化チオニ
ル(0,971011)を滴下し、同温で2時間攪拌す
る。4−(3−アミノプロピル)モルホリン(4111
m)の塩化メチレンCl0IIQ ’)溶液をそこへ加
え、1時間攪拌する0反応混合物をクロロホルム(30
1d )および水(5Qm11 )に注ぎ、飽和炭酸カ
リウム水溶液でpH9に調整する0分取した有機層を硫
酸マグネシウムで乾燥させ、溶媒を減圧留去する。残渣
をメタノール(5111)に溶解し、そこへ、塩化水素
のメタノール溶液(25%w/w、1.9g)を加え、
生成した沈殿物を濾取して2−メチル−3−(3−モル
ホリノプロピルカルバモイル)−4−(3−ニトロフェ
ニル)−6−フェニルピリジン・二塩酸塩(1,9g)
を得る。
融点: 189−172℃ IR(スジ9−ル)  :  3510. 3320.
 3200. 1623゜1535CI!1−1 叉J[土 実施例3と同様にして以下の化合物を得る。
(1)3−[(1−エチル−2−ピロリジニル)メチル
カルバモイル]−2−メチル−4−(3−二トロフェニ
ル)−6−フェニルピリジン・二塩酸塩 融点=145°C(分解) LR(KBr) : 1660〜1605 (br)、
 1530.1355 am−1(2)3−(1,1−
ジメチル−2−モルホリノエチルカルバモイル)−2−
メチル−4−(3−二トロフェニル)−6−フェニルピ
リジン融点: 171−172℃ IR(スジ薄−ル)  ’  3250. 1630.
 1530. 1350  am−1(3)3−(4−
ヒドロキシピペリジノカルトポニル)−2−メチル−4
−(3−ニトロフェニル)−6−フェニルピリジン 融点: 186−188℃ IR(スジ縫−ル)  :  3360. 1600.
 1525. 1350  am−’(4)3−[4−
(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニルカルボニ
ル]−2−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−6−
フエニルヒリシン二塩酸塩 融点265℃(分解) IR(スジ9−ル)  ’  3350  (br)、
  1635. 1530゜1360 cm−1 (5) 3.− (3−キヌクリジニルカルバモイル)
−2−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−6−フェ
ニルピリジン・二塩酸塩 融点j 241−250℃(分解) IR(スジl−ル)  :  3525. 1630.
 1535. 1350  cal+−’(6)3−(
1−エチル−3−ピペリジニルカルバモイル)−2−メ
チル−4−(3−ニトロフェニル)−6−フェニルピリ
ジン・二環酸塩融点:190℃(分解) IR(スジl−ル)  :  3450. 3340.
 1640. 1350  am−1(7)3−(1−
メチル−2−モルホリノエチルカルバモイル)−2−メ
チル−4−(3−ニトロフェニル)−6−フェニルピリ
ジン 融点: 192−194℃ IR(スジm−ル)  :  3275. 1630.
 1525. 1350  am−’(8)3−(1−
ピペラジニルカルボニル)−2−メチル−4−(3−ニ
トロフェニル)−6−フェニルピリジン NMR(CDC1s、S ) :2.05−3.8(8
H9m)、2.65<3H9s)、  7.3−8.4
6(IOH,m)火】11互 (1) 3−エトキシカルボニル−2−メチル−4−(
゛3−ニトロフェニル)−6−フェニルピリジン(5,
44g)、タングステン酸ナトリウム(0,33g)お
よび30%過酸化水素(3,4g)の酢酸(10mQ 
)溶液からなる混合物を85〜90℃で9時間攪拌する
0反応混合物にチオ硫酸ナトリウム水溶液を加え室温で
30分間攪拌する。得られた混合物を酢酸エチルと水の
混合物に注ぎ、20%炭酸カリウム水溶液で、pH8,
0に調整する。有機層を分取し、食塩水で洗浄し硫酸マ
グネシウムで乾燥させた後溶媒を減圧留去する。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しクロロホル
ム−メタノール(97: 3v/v )で溶出し精製す
る。得られた残渣を酢酸エチルとジイソプロピルエーテ
ルから再結晶させて3−エトキシカルボニル−2−メチ
ル−4−(3−ニトロフェニル)−6−フェニルピリジ
ン・1−オキシト(3,6g)を得る。
融点: 117−118℃ IR(スジ繋−ル)  ’  1725. 1610.
 1530  am−1(2) 3−エトキシカルボニ
ル−2−メチル−4−(3−ニトロフェニル)−6−フ
ェニルピリジン・1−オキシト(3,8g)および水酸
化ナトリウム(12,8g)のメタノール(30111
’)、ジオキサン(20mQ )および水(20ff1
11 ) (7)混合溶媒中溶液を攪拌しながら3.5
時間還流する0反応混合物を減圧濃縮し、残渣を水に溶
解させる。10%塩酸で≠2.5に調整し、生成した沈
殿物を濾取、乾燥きせて3−カルボキシ−2−メチル−
4−(3−ニトロフェニル)−6−フェニルピリジン・
1−オキシド(3,6g)を得る。
IR(スジ2−ル)  :  1700. 1605.
 1585. 1525  cm−INMR(DMSO
−d6.δ) : 2.52 (3H,s)、 7.3
8〜8.58(10H,m) (3)3−カルボキシ−2−メチル−4−(3−ニトロ
フェニル)−6−フェニルピリジン・1−オキシト(3
,5g)、N−ヒドロキシこはく酸イミド(1,4g)
およびN、N’ −ジシクロヘキシルカルボジイミド(
2,5g)のテトラヒドロフラン(1001111)お
よびN、N−ジメチルホルムアミド(101111’)
中温合物を室温で2時間攪拌する。そこi、: 4− 
(2−アミノエチル)モルホリン(2,6g)を室温で
加え、同条件で3時間攪拌する0反応混合物に水および
酢酸エチルを加え、10%塩酸でpH1,0に調整する
0分取した水層を20%炭酸カノウム水溶液でpH8,
0に調整し、酢酸エチルで抽出する。抽出液を食塩水で
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥許せ、溶媒を減圧留去
する。残渣をクロロホルムおよびメタノールから、再結
晶きせて3−(2−モルホリノエチルカルバモイル)−
2−メテル−4−(3−ニトロフェニル)−6−フェニ
ルピリジン・1−オキシド(4,18g)を得る。
融点: 230−232℃(分解) IR(スジ1−ル)  +  3170. 1655.
 1530  cm−1(4)3−(2−モルホリノエ
テルカルバモイル−2−メチル−4−(3−ニトロフェ
ニル)−6−フェニルピリジン・1−オキシト(5.0
g)および無水酢酸( 10m11 ’) (7)酢酸
C 5111)溶液を90〜95℃で1.5時間攪拌す
る.反応混合物を水に注ぎ、20%炭酸カリウム水溶液
でpua. Oに調整し酢酸エチルで抽出する.抽出液
を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシムで乾燥きせ溶媒を減
圧留去する。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィに付し、クロ
ロホルム−アセトン( 8 : 2v/v)で溶出して
精製する.得られた残渣を酢酸エチルおよびジイソプロ
ピルエーテルから再結晶して2−アセトキシメチル−3
−(27モモルホリノエチルカルバモイル−4−(3−
ニトロフェニル)−6−フェニルピリジン(2.Jlg
)を得る。
融点: 145−147℃ IR  (*ジsー*)  :  3210,  17
50.  1620.  1590,  1580。
1525 cm−1 裏層11 3−(2−モルホリノエチルカルバモイル)−2−メチ
ル−4−(3−ニトロフェニル)−6−フェニルピリジ
ン(2.33g)およびm−クロ口過安息香#(1.3
g、純度80%)の塩化メチレン(2011 ’)溶液
を室温で2時間攪拌する.反応混合物を塩化メチレンお
よび水の混合物に注ぎ、20%炭酸カリウム水溶液でp
H8,0にy4整する.分取した有機層を食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、溶媒を減圧留去する
.残渣を酢酸エチルとジイソプロピルエーテルから再結
晶させて4−[2−(2−メチル−4−(3−ニトロフ
ェニル)−6−フェニル−3−ピリジルカルボニルアミ
ノ)エチル1モルホリン・4−オキシド(2.12)を
得る。
融点: 154−155℃(分解) IR  (スジ曇−ル)  :  1640.  15
80.  1520  am−1火mヱ 3−カルバモイル−2−メチル−4−(3−二トロフェ
ニル)−6−フェニルピリジン(1,5g)(7)エタ
ノール(301fifl )およびx、z−ジクロロエ
タン(15111Q )中混合物にホルムアルデヒド水
溶液(37を量%、0.45g)およびモルホリン(0
,6m11)を加え6時間還流する0反応混合物を減圧
濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィに付
して、酢酸ニブル−テトラヒドロフラン(50: 1 
v/v)で溶出し精製する。得られた残渣(1g)をメ
タノール(511I11)に溶解させ塩化水素のメタノ
ール溶液(25%賀/%4)を加え、生成した沈殿物を
濾取して、3−モルホリノメチルカルバモイル−2−メ
チル−4−(3−ニトロフェニル)−6−フェニルピリ
ジン・二塩酸塩(0,4g)を得る。
mp : 157−159℃ IR(スジ9−ル)  i  1680. 1620.
 1600. 1520  am″″1夫ム迩1 3−(2−モルホリノエチルカルバモイル)−2−メチ
ル−4−(3−ニトロフェニル)−6−フェニルピリジ
ン(4,5g)および酸化セレン(2,2g)のジオキ
サン(60戚)および水(1rnQ)中混合物を攪拌し
ながら10時間還流する。反応混合物を濾過し、濾液を
減圧濃縮する。TA渣を酢酸エチルおよびテトラヒドロ
フランの混合物に溶解させ、食塩水で洗浄、硫酸マグネ
シウムで乾燥きせる。溶媒を減圧留去し、残渣を酢酸エ
チルおよびテトラヒドロフランから再結晶させて、6−
(2−モルホリノエチル)−4−(3−ニトロフェニル
)−5,7−シオキソー2−フェニル−5,7−シヒド
ロー(6H)−ピロロ[3,4−b]ピリジン(0,5
4g)を得る。
融点: 208−210℃ IR(スジョール)  :  1770. 1710.
 1605. 1580. 1560゜1520 am
−1 火】01且 2−ブロモメチル−4−(3−ニトロフェニル)−6−
フェニル−3−ピリジンカルボン酸エチル(3,5g)
、4−(2−アミノエテル)モルホリン(2,06g)
およびイソプロピルアルコール(35111Q ”)の
混合物を1時間還流する0反応混合物を減圧濃縮し、残
渣を水(40ma )およびクロロホルム(801d 
’)の混合物に溶解させる1分取した有機層を水洗し、
硫酸マグネシウムで乾燥させ減圧濃縮する。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーに付しクロロホルムお
よびメタノール(50:1v/v)の混合溶媒で溶出し
て精製する。得られた結晶性残渣をエタノールから再結
晶させて、6−(2−モルホリノエチル)−4−(3−
ニトロフェニル)−5−才キソー2−フェニル−5゜7
−シヒドロー(6H)−ピロロ[3,4−b]ピリジン
(603mg)を得る。
融点+ 187−188℃ IR(スジ1−ル)  :  1675. 1530.
 1350. 1115  cei−1に直立す 3−(1−ピペラジニルカルボニル)−2−メチル−4
−(3−ニトロフェニル)−6−フェニルピリジン(1
,5g)および1−(2−メトキシフェノキシ)−2,
3−エポキシプロパン(0,74g)のトルエン(3,
61119”)およびメタノール(1,8戚)中混合物
を4時間還流する0反応混合物を減圧濃縮し、残渣に酢
酸エチルおよび水を加え、10%塩酸でpH1,0にI
l!する0分取した水層を4N水酸化ナトリウム水溶液
でpns、oに調整しクロロホルムで抽出する。抽出液
を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、溶媒
を減圧留去する。残渣をシリカゲルクロマトグラフィに
付し、クロロホルム−メタノール(20:lv/v)で
溶出して精製する。得られた残渣に6N塩化水素のエタ
ノール溶液を加え、ジエチルエーテルから結晶化させ生
成した結晶を濾取して、3−[4−(3−(2−メトキ
シフェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)−1−ピペ
ラジニルカルボニルツー2−メチル−4−(3−ニトロ
フェニル)−6−フェニルピリジン・二塩酸塩(o、s
sg)を得る。
融点:155℃(分解) IR(スジ■−ル)  :  1630. 1525.
 1350  cm+−’衷及五U 実施例10と同様にして3−[4−(3−(4−フルオ
ロフェノキシ)−2−ヒドロキシプロピル)−1−ピペ
ラジニルカルボニル]−2−メチル−4−(3−ニトロ
フェニル)−6−フェニルピリジン・二塩酸塩を得る。
融点:180℃(分解)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1はキヌクリジニル基、低級アルキルで置
    換されたピペリジル基、モルホリノ(低級)アルキル基
    、および低級アルキルで置換されたピロリジニル(低級
    )アルキル基よりなる群から選択された置換基で置換さ
    れていてもよいカルバモイル基;カルボキシ基;低級ア
    ルコキシカルボニル基;ヒドロキシで置換されたピペリ
    ジルカルボニル基;または置換された低級アルキルで置
    換されたピペラジニルカルボニル基であり R^2は低級アルキル基または低級アルカノイルオキシ
    (低級)アルキル基であるか、または R^1とR^2は一緒になって 式 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼ (式中、R^3はモルホリノ(低級)アルキル基を意味
    する) で示される基を意味する] で示されるジフェニルピリジン誘導体およびそのN−オ
    キシドならびにそれらの塩。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0841051A (ja) * 1994-07-08 1996-02-13 Sanofi Sa 置換1−(7−クロロキノリン−4−イル)ピラゾール−3−カルボキシアミドn−オキシド誘導体、その製造方法およびそれを含有する医薬組成物
JP2004537554A (ja) * 2001-07-19 2004-12-16 シーブイ・セラピューティクス・インコーポレイテッド 置換されたピペラジン化合物および脂肪酸酸化インヒビターとしてのその使用
JP2006516036A (ja) * 2003-01-17 2006-06-15 シーブイ・セラピューティクス・インコーポレイテッド 置換ヘテロ環式化合物
JP2014518237A (ja) * 2011-06-30 2014-07-28 アッヴィ・ドイチュラント・ゲー・エム・ベー・ハー・ウント・コー・カー・ゲー 新規なホスホジエステラーゼ10a型阻害剤化合物

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