JPH02267467A - 太陽熱集熱装置 - Google Patents
太陽熱集熱装置Info
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- JPH02267467A JPH02267467A JP1089297A JP8929789A JPH02267467A JP H02267467 A JPH02267467 A JP H02267467A JP 1089297 A JP1089297 A JP 1089297A JP 8929789 A JP8929789 A JP 8929789A JP H02267467 A JPH02267467 A JP H02267467A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
- Y02E10/44—Heat exchange systems
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、太陽熱を有効に利用するための太陽熱集熱装
置に関する。 〔従来の技術l 近年、資源の有限性が問題となり、省エネルギー化が叫
ばれるようになり、住宅においても断熱材が一般的に使
用されている。 住宅に断熱材を使用すれば、室内から逃げる熱エネルギ
ーは減少するが、その反面、太陽熱が室内に入るのを防
ぐものの、夏期において室内で発生した熱エネルギーを
室内にこもらせ、冬期の太陽熱を室内に取り入れること
を不可能としている等、矛盾することが現出している。 このような観点から太陽熱を積極的に取り入れる集熱装
置は、例えば、特開昭55−101687号公報等が知
られている。この集熱装置は、戸袋部に設けられるもの
で、屋外に面している集熱板と背部プレートとの間に空
気を封じ込み空気層を形成し、この背部プレートの上部
、下部に通気口を夫々設けてなり、必要に応じて前記上
下部に夫々設けられた通気口を開閉するようになってい
る。そして、この集熱装置によれば、冬期太陽光線が集
熱板に当たり加熱されている場合、集熱板が熱せられる
ことにより空気層内の空気は暖められ、上昇気流となっ
て上部通気口を通じて室内空間へ暖かい空気が流入する
。 この時、空気層下部は負圧となり、室内空気を下部通気
口を通じて吸引し、再び加熱され上昇気流となって上部
通気口を通じて室内空間へ流入して、空気循環の流れが
発生する。 このようにして、室内の冷たい空気は、集熱装置を通じ
て暖められ、高温空気となって室内へ還流し、室内空気
を上昇させ暖房するのである。 一方、夜間は、集熱装置が冷却されるから、空気層内の
空気が冷却され下降気流となり、下部通気口より室内へ
流れ込もうとするが、これを防止するため、上部通気口
及び、下部通気口を閉じ、冷却空気の逆流を阻止するの
である。 又、夏期は、夜間の放射冷却を利用し、冷たい空気を室
内へ送り込み、室内を冷却し、室内のあらゆる物質に冷
蓄熱をし、昼間の昇温に備えるのである。昼間、熱気が
室内へ流入しないように、上部及び下部通気口を閉じれ
ば良い。
置に関する。 〔従来の技術l 近年、資源の有限性が問題となり、省エネルギー化が叫
ばれるようになり、住宅においても断熱材が一般的に使
用されている。 住宅に断熱材を使用すれば、室内から逃げる熱エネルギ
ーは減少するが、その反面、太陽熱が室内に入るのを防
ぐものの、夏期において室内で発生した熱エネルギーを
室内にこもらせ、冬期の太陽熱を室内に取り入れること
を不可能としている等、矛盾することが現出している。 このような観点から太陽熱を積極的に取り入れる集熱装
置は、例えば、特開昭55−101687号公報等が知
られている。この集熱装置は、戸袋部に設けられるもの
で、屋外に面している集熱板と背部プレートとの間に空
気を封じ込み空気層を形成し、この背部プレートの上部
、下部に通気口を夫々設けてなり、必要に応じて前記上
下部に夫々設けられた通気口を開閉するようになってい
る。そして、この集熱装置によれば、冬期太陽光線が集
熱板に当たり加熱されている場合、集熱板が熱せられる
ことにより空気層内の空気は暖められ、上昇気流となっ
て上部通気口を通じて室内空間へ暖かい空気が流入する
。 この時、空気層下部は負圧となり、室内空気を下部通気
口を通じて吸引し、再び加熱され上昇気流となって上部
通気口を通じて室内空間へ流入して、空気循環の流れが
発生する。 このようにして、室内の冷たい空気は、集熱装置を通じ
て暖められ、高温空気となって室内へ還流し、室内空気
を上昇させ暖房するのである。 一方、夜間は、集熱装置が冷却されるから、空気層内の
空気が冷却され下降気流となり、下部通気口より室内へ
流れ込もうとするが、これを防止するため、上部通気口
及び、下部通気口を閉じ、冷却空気の逆流を阻止するの
である。 又、夏期は、夜間の放射冷却を利用し、冷たい空気を室
内へ送り込み、室内を冷却し、室内のあらゆる物質に冷
蓄熱をし、昼間の昇温に備えるのである。昼間、熱気が
室内へ流入しないように、上部及び下部通気口を閉じれ
ば良い。
【発明が解決しようとする課題1
しかしながら、上述のような集熱装置は、0戸袋専用で
あるため設置位置が限定されてしまうこと、■上部及び
下部通気口の開閉を必要に応じて人が行なうものである
ため、人が室内等に現在しないと上記開閉を行なうこと
が出来ないこと、■集熱板が屋外に面しているから、風
等により影響され易く集熱板の外側にもう1枚の透明プ
レートが必要になり、材料が余分に必要となること等の
問題点があり、実用化に供し難いものである。 そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
太陽光線が当たる場所であれば、特に設置場所が限定さ
れず、装置内の温度により自動的且つ効果的に太陽熱を
利用することが出来、しかも使用材料を節約できる太陽
熱集熱装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するため、本発明の太陽熱集熱装置は、
すくなくとも一面が太陽光線を通過する透明部材にて構
成されると共に上部通気口及び下部通気口を夫々穿設さ
れた空気槽と、該空気槽内に収納され前記透明部材を通
過した太陽光線のもつ熱を保持する集熱板と、該集熱板
の上方に位置して空気槽内に設けられた太陽電池及び太
陽電池に接続された発熱体と、前記空気槽の上部通気口
を覆うように設けられると共に上部一方向弁及びファン
が夫々収納されている上部通気部と、前記空気槽の下部
通気口を覆うように設けられると共に下部一方向弁が収
納されている下部通気部と、前記空気槽内に位置して設
けられたサーモスイッチとからなるものである。 【作 用] 上記構成になる太陽熱集熱装置によれば、透明部材を通
過した太陽光線は、集熱板及び太陽電池に当り集熱板を
昇温させると共に太陽電池にて電気を起こして発熱体を
発熱させ、空気槽内の空気を集熱板及び発熱体の放出熱
により暖め、所定温度以上になると、サーモスイッチが
オンして上部通気口にあるファンが回転する。 上部通気口近傍が負圧となるので、上部一方向弁が開き
、空気槽内の温風は上部通気部を介して外部に排出され
る。同時に空気槽内が負圧になるから、下部通気部の下
部一方向弁が開き下部通気口からの外部の空気が入る。 空気槽内の温度が低下して所定温度以下になると、サー
モスイッチがオフしてファンが停止し、上部通気口近傍
が同圧になるので、上部一方向弁及び下部一方向弁が閉
じ、空気槽内の空気は移動しない。 を実施例] 以下1本発明の実施例を添付図面に基づいて詳述する。 第1図は本発明の太陽熱集熱装置の正面図、第2図は太
陽熱集熱装置の平面図、第3図は第2図の■−■線に沿
う断面図、第4図は第1図のIV−IV線に沿う断面図
、第5図は第1図のV−V線に沿う断面図である0図面
において、1は太陽熱集熱装置を示し、該太陽熱集熱装
置lは、一定容量があり上部通気口2及び下部通気口3
を夫々穿設された空気槽4と、該空気槽4内に収納され
太陽光線のもつ熱を保持する集熱板5と、該集熱板5の
上方に位置して空気槽4内に設けられた太陽電池6及び
これに接続された発熱体7と、空気槽4の上部通気口2
を覆うように設けられていると共に上部一方向弁8及び
ファン9が夫々収納されている上部通気部1Gと、空気
槽4の下部通気口3を覆うように設けられていると共に
下部一方向弁11が収納されている下部通気部12と、
空気槽4内に位置して設けられたサーモスイッチ13と
を主要構成要素としてなる。 前記空気槽4は、直方体をなし、合成樹脂、鋼板等によ
り作られ、一面に開口部4aがあり、この開口部4aに
は引き戸タイプの窓(透明部材) 14が嵌めこまれて
いる。この窓14は、窓枠14aに透明ガラス14bが
入っており、太陽光線は窓14がら空気槽4内に入射す
る。 前記集熱板5は、表面が黒色の不織布等、すなわち窓1
4がら空気槽4内に入射した太陽光線βのもつ熱をよく
吸収する素材により作られ。 空気槽4内の空気を昇温させるものである。 前記太陽電池6は、太陽光線を受けて電気を起こすもの
であればいかなるものでも良く、特に限定されない、又
、本実施例では、太陽電池6が空気槽4内に設けられた
例を示しているが、太陽電池6に接続された発熱体7が
空気槽内に設けられておれば良(、太陽電池6は、空気
槽4外に設けられたものであっても良い。 前記上部通気部lOは、前述のように前記上部通気口2
を覆うように空気槽4の上面に設けられた箱体15にバ
イブ16を取り付けられ、箱体15内に上部一方向弁8
が収納され、更に、バイブ16外にファン9が収納され
てなる。すなわち、この上部通気部IOは、ファン9が
回転すると。 空気槽4内の空気が上部通気口2を経由して上部一方向
弁8を開き、バイブ16外に排出されるようになってい
る。 前記下部通気部12は、前記下部通気口3を覆うように
、空気槽4の下面に設けられた箱体17にバイブ18を
取り付けられ、この箱体17内に下部一方向弁11が収
納されてなる。すなわち、この下部通気部12は、ファ
ン9が回転すると、外部の空気がバイブ18を経由して
下部一方向弁11を開き、下部通気口3がら空気槽4内
に流入するようになっている。 そして、前記サーモスイッチ13は、空気槽4内に設け
られ、空気槽4内の空気が所定温度以上になった時オン
して、前記ファン9を回転させ、所定温度以下になった
時オフして、ファン9を停止させるものである。 次に、上記構成になる太陽熱集熱装!!lの作用につい
て説明する。 まず、太陽熱集熱装置lを、太陽光線の当る場所に窓1
4を南側に向けて設置する0次に、上部通気部10及び
下部通気部I2のバイブ16及び18を建屋等の暖めよ
うとする室内に接続する。太陽光線2が窓14を介して
空気槽4内の集熱板5及び太陽電池6に入射すると、集
熱板5に太陽熱が吸収され、集熱板5の温度が上昇し、
同時に太陽電池6にて電気を起こさせて発熱体7の温度
が上昇し、集熱板5の自然集熱と太陽電池6の電熱との
合成熱により空気槽4内の空気を暖める。この暖まった
空気は、自然に上昇し上部通気口2を通り、上部一方向
弁8が暖められた空気により押し開かれ、上部のバイブ
16へ通ろうとする。この時空気槽4内の空気が高温に
なっているから、サーモスイッチ13がオンになり、電
源が入りファン9が回転し、ファン9と上部一方向弁8
との間が負圧となり、上部一方向弁8が完全に開き、室
内に太陽熱により暖まった空気をスムーズに送る。 又、暖められた空気の上昇に伴い下部の冷たく重い空気
が、室内から下部のバイブ18より吸い込まれ、下部一
方向弁11を押し開き、下部通気口3を通り空気FfI
4内の下部に入る。そして、入った冷たく重い空気は、
太陽熱で暖められて上昇する。つまり、本発明の太陽熱
集熱装置1は、前述のようにその循環作用により太陽熱
を集熱するものである。 又、空気槽4に太陽熱が伝わらなくなると(日没時・曇
雨天時等)、サーモスイッチ13がオフとなり電源が切
れ、ファン9が停止する。空気は、冷えて重くなり空気
槽4の下部へ押され、下部通気口3を通り下部のバイブ
18から室内に逆流しようとする。しかし、下部一方向
弁11は閉じ空気の移動がな(なる、又、上部のバイブ
16により冷気の空気槽4への移動も、上部−方向弁1
1が閉じることによってなくなる。 【発明の効果] 以上詳述したように、本発明の太陽熱集熱装置によれば
、透明部材を通過した太陽光線が、集熱板及び太陽電池
に当り集熱板を昇温させると共に太陽電池にて電気を起
こして発熱体を発熱させ、空気槽内の空気を集熱板及び
発熱体の放出熱により暖め、所定温度以上になると、サ
ーモスイッチがオンして上部通気口にあるファンが回転
する。上部通気口近傍が負圧となるので、上部一方向弁
が開き、空気槽内の温風は上部通気部を介して外部に排
出される。同時に空気槽内が負圧になるから、下部通気
部の下部−方向弁が開き下部通気口からの外部の空気が
入る。空気槽内の空気が低下して所定温度以下になると
、サーモスイッチがオフしてファンが停止し、上部通気
口近傍が同圧になるので、上部一方向弁及び下部一方向
弁が閉じ、空気槽内の空気は移動しない、従って、太陽
光線が当たる場所であれば、特に設置場所が限定されず
、装置内の温度により自動的且つ効果的にに太陽熱を利
用することが出来、しかも使用材料を節約出来る効果が
ある。
あるため設置位置が限定されてしまうこと、■上部及び
下部通気口の開閉を必要に応じて人が行なうものである
ため、人が室内等に現在しないと上記開閉を行なうこと
が出来ないこと、■集熱板が屋外に面しているから、風
等により影響され易く集熱板の外側にもう1枚の透明プ
レートが必要になり、材料が余分に必要となること等の
問題点があり、実用化に供し難いものである。 そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
太陽光線が当たる場所であれば、特に設置場所が限定さ
れず、装置内の温度により自動的且つ効果的に太陽熱を
利用することが出来、しかも使用材料を節約できる太陽
熱集熱装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するため、本発明の太陽熱集熱装置は、
すくなくとも一面が太陽光線を通過する透明部材にて構
成されると共に上部通気口及び下部通気口を夫々穿設さ
れた空気槽と、該空気槽内に収納され前記透明部材を通
過した太陽光線のもつ熱を保持する集熱板と、該集熱板
の上方に位置して空気槽内に設けられた太陽電池及び太
陽電池に接続された発熱体と、前記空気槽の上部通気口
を覆うように設けられると共に上部一方向弁及びファン
が夫々収納されている上部通気部と、前記空気槽の下部
通気口を覆うように設けられると共に下部一方向弁が収
納されている下部通気部と、前記空気槽内に位置して設
けられたサーモスイッチとからなるものである。 【作 用] 上記構成になる太陽熱集熱装置によれば、透明部材を通
過した太陽光線は、集熱板及び太陽電池に当り集熱板を
昇温させると共に太陽電池にて電気を起こして発熱体を
発熱させ、空気槽内の空気を集熱板及び発熱体の放出熱
により暖め、所定温度以上になると、サーモスイッチが
オンして上部通気口にあるファンが回転する。 上部通気口近傍が負圧となるので、上部一方向弁が開き
、空気槽内の温風は上部通気部を介して外部に排出され
る。同時に空気槽内が負圧になるから、下部通気部の下
部一方向弁が開き下部通気口からの外部の空気が入る。 空気槽内の温度が低下して所定温度以下になると、サー
モスイッチがオフしてファンが停止し、上部通気口近傍
が同圧になるので、上部一方向弁及び下部一方向弁が閉
じ、空気槽内の空気は移動しない。 を実施例] 以下1本発明の実施例を添付図面に基づいて詳述する。 第1図は本発明の太陽熱集熱装置の正面図、第2図は太
陽熱集熱装置の平面図、第3図は第2図の■−■線に沿
う断面図、第4図は第1図のIV−IV線に沿う断面図
、第5図は第1図のV−V線に沿う断面図である0図面
において、1は太陽熱集熱装置を示し、該太陽熱集熱装
置lは、一定容量があり上部通気口2及び下部通気口3
を夫々穿設された空気槽4と、該空気槽4内に収納され
太陽光線のもつ熱を保持する集熱板5と、該集熱板5の
上方に位置して空気槽4内に設けられた太陽電池6及び
これに接続された発熱体7と、空気槽4の上部通気口2
を覆うように設けられていると共に上部一方向弁8及び
ファン9が夫々収納されている上部通気部1Gと、空気
槽4の下部通気口3を覆うように設けられていると共に
下部一方向弁11が収納されている下部通気部12と、
空気槽4内に位置して設けられたサーモスイッチ13と
を主要構成要素としてなる。 前記空気槽4は、直方体をなし、合成樹脂、鋼板等によ
り作られ、一面に開口部4aがあり、この開口部4aに
は引き戸タイプの窓(透明部材) 14が嵌めこまれて
いる。この窓14は、窓枠14aに透明ガラス14bが
入っており、太陽光線は窓14がら空気槽4内に入射す
る。 前記集熱板5は、表面が黒色の不織布等、すなわち窓1
4がら空気槽4内に入射した太陽光線βのもつ熱をよく
吸収する素材により作られ。 空気槽4内の空気を昇温させるものである。 前記太陽電池6は、太陽光線を受けて電気を起こすもの
であればいかなるものでも良く、特に限定されない、又
、本実施例では、太陽電池6が空気槽4内に設けられた
例を示しているが、太陽電池6に接続された発熱体7が
空気槽内に設けられておれば良(、太陽電池6は、空気
槽4外に設けられたものであっても良い。 前記上部通気部lOは、前述のように前記上部通気口2
を覆うように空気槽4の上面に設けられた箱体15にバ
イブ16を取り付けられ、箱体15内に上部一方向弁8
が収納され、更に、バイブ16外にファン9が収納され
てなる。すなわち、この上部通気部IOは、ファン9が
回転すると。 空気槽4内の空気が上部通気口2を経由して上部一方向
弁8を開き、バイブ16外に排出されるようになってい
る。 前記下部通気部12は、前記下部通気口3を覆うように
、空気槽4の下面に設けられた箱体17にバイブ18を
取り付けられ、この箱体17内に下部一方向弁11が収
納されてなる。すなわち、この下部通気部12は、ファ
ン9が回転すると、外部の空気がバイブ18を経由して
下部一方向弁11を開き、下部通気口3がら空気槽4内
に流入するようになっている。 そして、前記サーモスイッチ13は、空気槽4内に設け
られ、空気槽4内の空気が所定温度以上になった時オン
して、前記ファン9を回転させ、所定温度以下になった
時オフして、ファン9を停止させるものである。 次に、上記構成になる太陽熱集熱装!!lの作用につい
て説明する。 まず、太陽熱集熱装置lを、太陽光線の当る場所に窓1
4を南側に向けて設置する0次に、上部通気部10及び
下部通気部I2のバイブ16及び18を建屋等の暖めよ
うとする室内に接続する。太陽光線2が窓14を介して
空気槽4内の集熱板5及び太陽電池6に入射すると、集
熱板5に太陽熱が吸収され、集熱板5の温度が上昇し、
同時に太陽電池6にて電気を起こさせて発熱体7の温度
が上昇し、集熱板5の自然集熱と太陽電池6の電熱との
合成熱により空気槽4内の空気を暖める。この暖まった
空気は、自然に上昇し上部通気口2を通り、上部一方向
弁8が暖められた空気により押し開かれ、上部のバイブ
16へ通ろうとする。この時空気槽4内の空気が高温に
なっているから、サーモスイッチ13がオンになり、電
源が入りファン9が回転し、ファン9と上部一方向弁8
との間が負圧となり、上部一方向弁8が完全に開き、室
内に太陽熱により暖まった空気をスムーズに送る。 又、暖められた空気の上昇に伴い下部の冷たく重い空気
が、室内から下部のバイブ18より吸い込まれ、下部一
方向弁11を押し開き、下部通気口3を通り空気FfI
4内の下部に入る。そして、入った冷たく重い空気は、
太陽熱で暖められて上昇する。つまり、本発明の太陽熱
集熱装置1は、前述のようにその循環作用により太陽熱
を集熱するものである。 又、空気槽4に太陽熱が伝わらなくなると(日没時・曇
雨天時等)、サーモスイッチ13がオフとなり電源が切
れ、ファン9が停止する。空気は、冷えて重くなり空気
槽4の下部へ押され、下部通気口3を通り下部のバイブ
18から室内に逆流しようとする。しかし、下部一方向
弁11は閉じ空気の移動がな(なる、又、上部のバイブ
16により冷気の空気槽4への移動も、上部−方向弁1
1が閉じることによってなくなる。 【発明の効果] 以上詳述したように、本発明の太陽熱集熱装置によれば
、透明部材を通過した太陽光線が、集熱板及び太陽電池
に当り集熱板を昇温させると共に太陽電池にて電気を起
こして発熱体を発熱させ、空気槽内の空気を集熱板及び
発熱体の放出熱により暖め、所定温度以上になると、サ
ーモスイッチがオンして上部通気口にあるファンが回転
する。上部通気口近傍が負圧となるので、上部一方向弁
が開き、空気槽内の温風は上部通気部を介して外部に排
出される。同時に空気槽内が負圧になるから、下部通気
部の下部−方向弁が開き下部通気口からの外部の空気が
入る。空気槽内の空気が低下して所定温度以下になると
、サーモスイッチがオフしてファンが停止し、上部通気
口近傍が同圧になるので、上部一方向弁及び下部一方向
弁が閉じ、空気槽内の空気は移動しない、従って、太陽
光線が当たる場所であれば、特に設置場所が限定されず
、装置内の温度により自動的且つ効果的にに太陽熱を利
用することが出来、しかも使用材料を節約出来る効果が
ある。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明の
太陽熱集熱装置の正面図、第2図は太陽熱集熱装置の平
面図、第3図は第2図の■−III線に沿う断面図、第
4図は第1図のmV−IT線に沿う断面図、第5図は第
1図のV−V線に沿う断面図である。 1−−−−−−太陽熱集熱装置 3・・・・・・下部通気口 5−・−・集熱板 7−−−−−・発熱体 9・・・・・・ファン 11・・・・・・下部一方向弁 13・・・・・・サーモスイッチ 14−−−−−・窓(透明部材) β・・・・・・太陽光線 2・−・・・・上部通気口 4−−−−一空気槽 6・・・・・・太陽電池 8・・・・・・上部一方向弁 10・・・・・−上部通気部 12−・・・・−下部通気部
太陽熱集熱装置の正面図、第2図は太陽熱集熱装置の平
面図、第3図は第2図の■−III線に沿う断面図、第
4図は第1図のmV−IT線に沿う断面図、第5図は第
1図のV−V線に沿う断面図である。 1−−−−−−太陽熱集熱装置 3・・・・・・下部通気口 5−・−・集熱板 7−−−−−・発熱体 9・・・・・・ファン 11・・・・・・下部一方向弁 13・・・・・・サーモスイッチ 14−−−−−・窓(透明部材) β・・・・・・太陽光線 2・−・・・・上部通気口 4−−−−一空気槽 6・・・・・・太陽電池 8・・・・・・上部一方向弁 10・・・・・−上部通気部 12−・・・・−下部通気部
Claims (1)
- (1)すくなくとも一面が太陽光線を通過する透明部材
にて構成されると共に上部通気口及び下部通気口を夫々
穿設された空気槽と、該空気槽内に収納され前記透明部
材を通過した太陽光線のもつ熱を保持する集熱板と、該
集熱板の上方に位置して空気槽内に設けられた太陽電池
及び太陽電池に接続された発熱体と、前記空気槽の上部
通気口を覆うように設けられると共に上部一方向弁及び
ファンが夫々収納されている上部通気部と、前記空気槽
の下部通気口を覆うように設けられると共に下部一方向
弁が収納されている下部通気部と、前記空気槽内に位置
して設けられたサーモスイッチとからなることを特徴と
する太陽熱集熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1089297A JPH02267467A (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | 太陽熱集熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1089297A JPH02267467A (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | 太陽熱集熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02267467A true JPH02267467A (ja) | 1990-11-01 |
Family
ID=13966742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1089297A Pending JPH02267467A (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | 太陽熱集熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02267467A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100420594B1 (ko) * | 2001-09-20 | 2004-03-02 | 병 목 이 | 태양 에너지의 복합 이용장치 |
KR101011733B1 (ko) * | 2009-02-25 | 2011-02-01 | 이용 | 태양 에너지를 이용한 전기 발생 장치 |
-
1989
- 1989-04-07 JP JP1089297A patent/JPH02267467A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100420594B1 (ko) * | 2001-09-20 | 2004-03-02 | 병 목 이 | 태양 에너지의 복합 이용장치 |
KR101011733B1 (ko) * | 2009-02-25 | 2011-02-01 | 이용 | 태양 에너지를 이용한 전기 발생 장치 |
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