JPH02267397A - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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Publication number
JPH02267397A
JPH02267397A JP9017289A JP9017289A JPH02267397A JP H02267397 A JPH02267397 A JP H02267397A JP 9017289 A JP9017289 A JP 9017289A JP 9017289 A JP9017289 A JP 9017289A JP H02267397 A JPH02267397 A JP H02267397A
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JP
Japan
Prior art keywords
end bracket
fan
bearing housing
bearing
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP9017289A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadahiro Shimada
嶋田 定廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9017289A priority Critical patent/JPH02267397A/ja
Publication of JPH02267397A publication Critical patent/JPH02267397A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気掃除機などに使用する電動送風機に関する
ものである。
従来の技術 従来、この種の電動送風機は特公昭541Q5306号
公報に示すような構成が一般的であった。以下その構成
について図面を参照しながら説明する。
第4図において、モータ1の一方にエンドブラケット2
が取り付けられ、その上方にエアーガイド3が、その上
方に、モータ1の軸1aに固着されたファン4が、その
上方をケーシング6が覆っている。モータ1の軸1aは
、その両端をボールベアリング1bにて保持され、回転
自由となっている。ボールベアリング1bは、モータ1
のベアリングハウジング1c(鉄製)にて保持されてぃ
るが、ボールベアリング1bとペアリングツ)ウジング
1Cはすき間ばめの寸法関係に通常は選ばれる。反ファ
ン側の保持構造を、ファン側と異なる点について、第5
図にて説明する。軸11!Lにボールベアリング1bが
圧入され、ボールベアリング1bの外周をペアリングツ
・ウジング1Cがすき間ばめで保持する。ボールベアリ
ング1bの端面にバネ性のウェーブワッシャー6がペア
リングツ・ウジング1Cとの間に設けられ、ボールベア
リング1bの外輪1dに当接する。
以上の構成によって、ウエーブワノンヤ−6のバネ圧(
通常2〜1o Kgf)は、反ファ/側のボールベアリ
ング1bの外輪1dを押し、この押圧で、外輪1dは、
すき間ばめ関係にあるベアリングハウジング1Cの内側
をファン側へ動く。そしてボールベアリング1bのボー
ルに与圧が加えられ、この圧力がボールベアリング1b
の内輪に伝わり、軸11Lを介して、ファン側のボール
ベアリング1bの内輪、ボール、外輪と加わって、ファ
ン側のボールベアリング1bも与圧が加えられる。
ファン側ボールベアリング1bもベアリングハウジング
1Cとはすき間ばめの関係にあり、ボールベアリング1
bは、ベアリングハウジング1Cの内側をファン側に動
き、ペアリングツ・ウジング1Cの側面に当たって止ま
る。
発明が解決しようとする課題 電動送風機のモーターは、通常25000回転毎分〜3
5000回転毎分と、非常に高速で回転して使用される
ため、ボールベアリングのボールに与圧を加えないと、
ボールがベアリング内部でガタつき、振動、異音、寿命
低下等に結びつくため、上記のような構造が一般的であ
った。ボールに与圧を与えるためには、ウエーブワノン
ヤ−6の圧力が軸11!Lを介して反ファン側からファ
ン側まで伝わる必要がある。このためには、反ファン側
のボールベアリング1bとベアリングハウジング1Cは
必らずすき間ばめでなければならない。
(ファン側は外軸圧入でも可能)ところがすき間を大き
く設定すると、ボールベアリング1bがしっか9と保持
されず、ガタが出たり、内輪の回転によシ外輪も供回り
をおこして、クリープする等の併置が出るため、ペアリ
ングツ・ウジング1Cの内径公差は、非常に高精度を要
求され、量産工程での寸法管理、金型のメインテナンス
にコストがかかるという欠点があった。
上記のような構造を、プラスチックのモータフラケット
を用いて構成し、電装回路等を複合一体化した電動送風
機も考えられている。この場合、ファン側のモータブラ
ケットは、そのベアリングハウジング部を圧入、もしく
は接着という手法を用いれば、わりあい簡単に構成でき
た。しかし、ウェーブワッシャーのは入る反ファン側の
モータブラケットは、ベアリングハウジング部の寸法精
度を出すため、非常に注意が必要であった。つまり、従
来の鉄製ブラケットの場合は、ベアリングの外輪も同様
の鉄であったため、温度による線膨張係数がほぼ同一で
あシ、初期設定さえ寸法が出ておれば、使用中に温度が
上昇してベアリング外輪が大きくなっても、ベアリング
ハウジング内径も同様に大きくなシ、相対的にすき間ば
めが維持されだが、プラスチックは一般的に線膨張係数
(熱膨張)が大きく、常温で寸法を設定すると、高温で
はペアリングツ・ウジングの方が大きくなりすぎ、ガタ
が発生、低温ではペアリングツ・ウジングが小さくなり
すぎ、しまりばめになって、ベアリングに与圧が加わら
なくなるという問題が発生する。線膨張係数をベアリン
グに近づけるためには、熱硬化性プラスチックを用いる
か、熱可塑性プラスチックの場合はガラスフィラーの多
い特殊な材料を用いる必要があった。このため、コスト
が高くつくという欠点があった。
本発明は上記問題点を解決するものであり、フラスチッ
ク材料を用いてモータブラケットを構成し、かつ低コス
トな材料の使用を可能とするものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するため本発明は、成形時の樹脂の流
れ方向をコントロールし、樹脂の流れ方向の線膨張係数
が、横方向よりも小さい事を利用して、従来よりも低コ
ストな樹脂材料の使用を可能にして、低コスト化を図る
ものである。ベアリングハウジング部の成形時の樹脂流
れを円筒形状の外周方向から円を2分して流れるように
し、樹脂材料に混入されたガラスフィラー等が円形をえ
かくようにする。またモータの胴部は、成形時の樹脂流
れを、モータの軸方向と同一にするものである。
作用 上記構成により、樹脂材料のガラスフィラー等の混入方
向は流れの直角方向より線膨張係数が、小さいため、モ
ータのベアリングの外輪の鉄と、あるいは、モータの軸
の鉄と、膨張係数をほぼ同一に合わせることは、従来よ
りも容易になり、従来よりガラスフィラーの混入比率の
少ない樹脂材料を使用することが可能となり、低コスト
化が図れるものである。
実施例 以下、その実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、モータ11の一方に樹脂製のエンドブ
ラケット12が、他方にエンドブラケット13が設けら
れ、その内側にステーター14、ロータ15が納められ
ている。ロータ16はその両端にボールベアリング16
.17が軸18に圧入されており、軸18はエンドブラ
ケット12を貫通している。この軸1日にファン19が
固着すれ、その外側をケーシング20が覆っている。フ
ァン19の外周には、空気整流部12&がエンドブラケ
ット12に設けられている。ロータ16のファン側のボ
ールベアリング17は、エンドブラケット12のベアリ
ングハウジング12bに圧入もしくは接着にて固定され
、反ファン側のボールベアリング16は、エンドブラケ
ット13のベアリングハウジング131Lにすき間ばめ
で保持され、その側面はウェーブワッシャ21で与圧が
与えられている。
上記構成により、電動機を運転すると、ロータ15の回
転により、ファン19が回転し、ケーシング20の開口
2Qaからファン19内へ空気が吸い込まれ、その空気
は空気整流部121Lを通ってエンドブラケット12の
裏側へ入p、ステーター14.ロータ15を冷却してエ
ンドブラケット13の後方外周に設けられた排俄口13
bより排出される。
ウェーブワッシャ21は、ボールベアリング16の外周
へ与圧を与え、ボールベアリング16とベアリングハウ
ジング13aはすき間ばめのため、ボールベアリング1
6の外輪162Lがファン側へ動き、ボール16b、内
輪160に力が加わり、軸18を介してファン側のボー
ルベアリング1アへも与圧が加わる。バネの与圧は、通
常2〜10Kgfに選ばれ、ロータ15が約3万回転毎
分している時の、ベアリング内のボールのガタ、おどり
を防止して、振動、騒音を抑制し、ベアリング寿命を維
持する。
ベアリングハウジング13a部をさらに詳細に説明する
と、第2図はエンドブラケット13を下方から見た図で
あるが、ベアリングハウジング1aの外側に成形のゲー
ト22に続く太いボス23を設け、太いボス23とベア
リングハウジング132Lを、その側面から細いリブ2
4でつなぐ。ベアリング・・ウジング13aの反対側に
は突出部25を設ける。ベアリングハウジング13&の
側面は開口26が設けられる。ベアリングハウジング1
3aの根元は、薄肉部27が設けられ、その外側に厚肉
部28が略環状に取り巻き、太いボス23へつながって
いる。
成形時、ゲート22よシ樹脂が金型内へ充填されてくる
と、ベアリングハウジング13&は、細いリブ24と薄
肉部27により囲まれているためまず太いボス23へ樹
脂が流れ込む。その後細いリブ24を通ってベアリング
ハウジング131へ樹脂−bH流れ込み、流れはベアリ
ングハウジング13fLの胴部の側面から流れ込み、開
口26が設けられているため、第3図に示すように流れ
は左右に分かれて半円をえかき、突出部26へ流れ込む
。つまりベアリングハウジング13&部は樹脂内へ混入
したガラスフィラーが略円環状にとシ囲むことになる。
太いボス23へ流れ込んだ樹脂は略環状の厚肉部28へ
流れ込み、それからエンドブラケット13の側面部を外
周方向へ流れ、さらにその円筒部をファン側へ流れる。
このため、エンドブラケット13の長手方向(モータの
軸方向)にガラスフィラーが配向することになる。
以上の構成により、ガラスフィラーはベアリングハウジ
ング部では円環状に、エンドブラケットの胴部では長手
方向(モータ軸方向)になり、その方向の線膨張係数は
小さくできている。
実際のベアリングに用いる鉄の線膨張係数は1.17×
10−5/°C(20°C)であシ、耐熱性が高く、モ
ータのブラケットに使用可能なプラスチックのフィラー
無しの場合、6ナイロンで12×10−之°C。
ポリカーボネート、変成ppo 、ポリエチレンテレフ
タレート(PICT)等は7〜9X10/’Cと、鉄の
6〜10倍もあり、上記のような構成は不可能であった
。また、ガラスフィラーを多量に入れ、例えばポリエチ
レンテレフタレートで約めチのガラスフィラー人シの場
合、樹脂流れと直角方向の線膨張係数は約4X10/°
Cと、まだ鉄よシも3〜4倍あシ、掃除機のようにフィ
ルターがきれいな時はモータ温度は常温に近かく、フィ
ルターにゴミがいっばいある時は約100’Cになる。
つまり、寒い地方から熱い地方を考えると使用温度が一
20’C〜100’Cまでの温度範囲になり、ガラスフ
ィラー50係も入れても上記構造では樹脂材料を使用で
きなかった。しかし、上記50チガラスフイラー入りの
ポリエチレンテレフタレートの流れ方向の線膨張係数は
0.8〜1.2X10 /’0程度であり、本発明の流
れ方向をコントロールした構造では、鉄とほぼ同一の線
膨張係数になり、ベアリングハウジングのベアリング外
径との相対寸法は、すき間ばめに適正に保たれ、ウェー
ブワッシャの与圧は適正にベアリングに加わる。また、
モータの軸方向の寸法も軸の鉄の線膨張係数と、エンド
ブラケットの線膨張係数がほぼ同一なため、長手方向の
寸法関係も、温度が変化しても適正に保たれ、低騒音、
低振動で寿命の良い電動送風機を提供できるものである
発明の効果 以上のように、本発明によれば、成形時のゲート位置と
、ゲートからの樹脂の流れを、太いボス。
環状厚肉部、細いリブ、薄肉部によりコントロールして
、従来よシ低コストな樹脂材料を使用しても、温度変化
に対し安定な、低騒音、低振動で寿命の良い(長い)電
動送風機を提供することができ、よシ静かで防音仕様の
簡単な低コスト電気掃除機などの機器を実現することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す電動送風機の断面図、第
2図は同エンドブラケットの部分斜視図、第3図は同エ
ンドブラケットの部分成形説明図、第4図は従来例を示
す電動送風機の部分断面図、第6図は従来例を示すベア
リング保持部の部分断面図である。 11・・・・・・モータ、12・・・・・・エンドブラ
ケット、13・・・・・・エンドブラケット、132L
・・・・・・ベアリングハウジング、14・・・・・・
ステーター、15・・・・・・ロータ、18.17・・
・・・・ボールベアリング、21・・・・・・ウェーブ
ワッシャ、22・・・・・、ゲート、23・・・・・太
いボス、24・・・・・細いリブ、27・・・−薄肉部
、28・・・・・・厚肉部。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名モー
タ I4−  ステーター 15−  ロータ I6.17−  ボールベアリ−/り りI−ウワツシャ 第 2 図 3a 22 ・− 23−・ ?7 エントフラケ・ソト ベアリンラハウジンク ケート 寒いホズ 細いリラ 薄肉部 厚1f]却 第 3 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータの一方にエンドブラケット、その上にファ
    ン、他方にエンドブラケット、前記モータの内部にロー
    ター、ローターの軸両端に圧入されたボールベアリング
    を有し、前記ボールベアリングは前記エンドブラケット
    のベアリングハウジング部に、それぞれ保持され、かつ
    、反ファン側ボールベアリングより、バネ材にてスラス
    ト与圧を加えられ、反ファン側エンドブラケットは樹脂
    成形品にて構成され、その成形用ゲートは、前記ベアリ
    ングハウジング部の側方の太いボスに形成し、ベアリン
    グハウジングの側方より細いリブでつないでなる電動送
    風機。
  2. (2)反ファン側エンドブラケットは外形が略円筒状で
    、その円筒端面に上記ベアリングハウジング部を形成す
    るとともに、ベアリングハウジング部と円筒端面とのつ
    なぎ部分を、薄肉部にするとともに、その外側に上記太
    いボスに続く環状の厚肉部を形成してなる請求項1記載
    の電動送風機。
JP9017289A 1989-04-10 1989-04-10 電動送風機 Pending JPH02267397A (ja)

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JP9017289A JPH02267397A (ja) 1989-04-10 1989-04-10 電動送風機

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JP9017289A JPH02267397A (ja) 1989-04-10 1989-04-10 電動送風機

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ID=13991072

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JP9017289A Pending JPH02267397A (ja) 1989-04-10 1989-04-10 電動送風機

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JP (1) JPH02267397A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009113324A1 (ja) * 2008-03-14 2009-09-17 三菱重工業株式会社 ポンプ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009113324A1 (ja) * 2008-03-14 2009-09-17 三菱重工業株式会社 ポンプ
JP2009221938A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ポンプ

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