JPH02267395A - 扇風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は電動機と首Ｊ＆１構を被うカバー体を有する扇
風機に関する。

（ロ）従来の技術 本発明に先行する技術として特開昭５８−１５２１９９
号公報に記載の扇風機がある。扇風機は、送風羽根を駆
動する電動機の後面に、板金ブレス成型の支持枠体を装
着し、支持枠体より切り起こした取付片に捩じ込む螺子
にて、電動機を被うカバー体を装着するものである。

支持枠体より取付片を切り起こすことで、支持枠体の強
度が低下し、扇風機の転倒にてカバー体に外力が作用す
ると、その力は螺子にて固定した部分に集中して作用し
、取付片及び支持枠体を変形させる問題があった。

（ハ）　発明が解決しようとする課題 本発明は、支持枠体とカバー体との螺子止め部分の変形
と、衝撃に対する強度を向上せしめた扇風機を提供する
ことを課題とする。

（ニ）課題を解決するだめの手段 本発明はスタンドに支持する支軸を垂設し、送風羽根を
装着する回転軸を前面より突出した電動機と、電動機の
後面に装着し、板金を折曲して形成した首４１長機構支
持枠体と、支持枠体の後端部に形成した取付片に螺子止
めされ、首振機構及び電動機を被う合成樹脂製カバー体
とを備え、カバ体には、支持枠体後端部に係合する係止
体を突設する手段にて課題を解決するものである。

係止体は種々構造でよく、リブ、ボス、突起等で形成し
、支持枠体の後端部を挟持する挟持部を形成してもよく
、挟持部は単一のリブにて形成してもよいし、複数のリ
ブにて行なうようにしてもよい。

（ホ）作用 本発明は、取付片に捩じ込む螺子にてカバー体を固定し
、係止体を支持枠体後端部に係合することて、取付片以
外の部分によってもカバー体を支持枠体に支持させる。

（へ）実施例 図示する具体的構造に基つき、本発明を説明する。

扇風機は、図示していないが、スタンドと、電動機部ｌ
と、電動機部１の電動機２にて駆動する送風羽根と、送
風羽根を被うガード体とからなる。スタンドは支柱を突
設した基台と、支柱端部に俯仰角度調整自在に装着する
ネックピースとからなる。電動機部１はネックピースに
首振自在に装着する。

第１図は電動機部１の縦断右側面図、第２図は電動機部
１より前カバー体３と後カバー体ｌｌを外した平面図で
ある。電動機部１は電動機２と、電動機２の後部に装着
し、首振Ｉｙ！ｌ構５を収納する板金製首振ｂ１１構支
持枠体６と、支持枠体６の上面を被う合成樹脂製蓋板７
と、合成樹脂製前カバー体３と後カバー体４とを備える
。

第５図は電動機２を後方より見た斜視図である。電動機
２は板金をプレス成型した前ケース８と後ケース９内に
固定子を嵌入し、前ケース８と後ケース９の軸受にて回
転軸１０を軸支して回転子を前後ケース８，９内に収納
している。回転軸１０は前ケース８と後ケース９より突
出し、面突出部分に送風羽根をスピンナにて装着し、後
突出部分には首振機ｉ５を構成するウオーム１１を一体
に形成している。前ケース８と後ケース９は衝合する鍔
部１２にて連結する。後ケース９の下部には、ネックピ
ースに首振自在に支持するための支軸１３を垂設してい
る。後ケース９の後上部には切欠開口１４を形成し、固
定子の巻線を接続した端子１５を切欠開口１４より露出
せしめている、 前カバー体３は第１図に示す如く、電動機２の前ケース
８の外面に内面が近接するように被嵌し、鍔部１２に螺
子にて固定する。送風羽根は、回転軸１０にスピンナに
て固定されるのであるが、送風羽根の翼片を植設するカ
ップ状ボスは、前ケース８に被さるように配設する。送
風羽根を被うガード体３の鍔部１６に装着する。

首振機構５は、ウオーム１１と、ウオーム１１に噛み合
うウオームホイール１７と、ウオームホイール１７念軸
支し軸方向に移動すると共に、ウオームホイール１７へ
の係脱機構を有するクラッチ軸１８と、支持枠体６よつ
突出したクラッチ軸１８の軸歯車１つに噛み合うカム歯
車２０と、カム歯車２０の外周に一端が枢支される６振
リンク２１とよりなる。首振リンク２１の他端はネック
ピースに枢支する。

首振機構５は、支持枠体６と蓋板７にて支持する。支持
枠体６は第１０図に示す展開図の状態で板金より打ち抜
いた後に、点線にて折曲し、第１．３．６図に示す支持
枠体６とする。支持枠体６は固定片２２念螺子２３にて
電動機２の酸ケス９に装着することで、固定している。

支持枠体６の上側開口は蓋板７にて閉塞する。蓋板７は
、両側に垂下弾性係止片２４を有し、係止片２４を支持
枠体６両側の係止穴２５に引っ掛けている。

係止穴２５の一方は、後カバー体４を固定する螺子２６
を捩じ込む取付片２７を切り起こした後の穴が兼用され
る。蓋板７には、電動ｂ！２の端子１５に接続するリー
ド線の支持片２８を形成している。蓋板７には、クラッ
チ軸１８の軸受兼用クラッチ係止部２９を形成している
。クラッチＩＸ、１１１８は蓋板７の係止部２９と支持
枠体６の底壁間にて上下動できるように軸支され、ウオ
ームボイル１７はクラッチ軸１８に軸支されると共に、
蓋板７と支持枠体６間にて上下動しないように１火持さ
れている。カム歯車１つは、支持枠体６の底壁下面に支
軸にて軸支される。

蓋板７は絶縁体である合成樹脂にて形成しており、電動
機２の後ケース９側には、後ケース９の切欠開口１／１
の下縁に被される絶縁板部３０を形成している。電動機
２の端子１５は絶縁板部３０上方に突出することで、後
ケース９の切欠開口１４との間の絶縁が良好となり、端
子１５が外力にて下方に押し曲けられてもショートする
ことがない 支持枠体６は固定片２２を螺子２３にて後ケス９に固定
する構造であるが、後ケース９を成型する時に、カシメ
ビンにて固定するようにしてもよいし、後ケース９の係
止穴への引掛片分支持枠体６に形成し、−ケ所螺子止め
するようにしてもよい。

後カバー体４はカップ状に合成樹脂にて形成し、その開
口前縁部を前カバー体４の周縁部に嵌合させて１位置決
めを行ない、支持枠体６の取付片２７に螺子２６を捩じ
込んで、後カバー体＝１を支持枠体６に固定している。

後カバー体４の後壁には電動機２の冷却風を取り込む通
気口３１を形成している。後カバー体４のｔ＆Ｕ内面に
は、支持枠体６の後端部に係合する係止体３２をリブに
て形成している。本構造では、支持枠体６の後端部を挟
持する切り込みを形成した縦リブと、後端部の上面を押
さえる横リフとにて係止体３２を形成している。停止体
３２は、支持枠体６の取付片２７と後カバー体４の螺子
２６の挿通部とに加わる力を、支持枠体６の他の部分と
後カバー体４との係合にて分散させるものて、支持枠体
６の両１ｕｌｌ壁部を挟持してもよいし、両側壁を抱く
ように形成してもよいものである。

（ト）　発明の効果 本発明は電動機の後面に装着する支持枠体とカバー体と
を取付片にて螺子止めし、カバー体に形成した係止体を
支持枠体後端部に係合させることで、螺子止め部への力
の集中がなくな・）、支持枠体及びカバー体の変型　破
損か防止される。

【図面の簡単な説明】

図は本発明を示し、第１図は要部縦行側面図、第２図は
カバー体を除いた要部平面図、第３図は縮断部分背面図
、第４図はカバー体分除いた縦断背面図、第５図は電動
機の斜視図、第６図は支持枠体部分の斜視図、第７図は
後カバー体の正面図、第８図と第９図は後カバー体にお
ける係止体部分の縦断面図と横断面図、第１０図は支持
枠体の展開図である。 １　・電動機部、２・・電動機、３・・・前カバー体、
４・・後カバー体、５・・首振機構、６・・支持枠体、
７・・蓋板、２６−螺子、２７・・取付片、３２・・係
止体、 出罪人　三洋電機株式会社 代理人　弁理士　西野卓嗣（外２名） 第３図 ンＵ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、スタンドに支持する支軸を垂設し、送風羽根を装着
   する回転軸を前面より突出した電動機と、電動機の後面
   に装着し、板金を折曲して形成した首振機構支持枠体と
   、支持枠体の後端部に形成した取付片に螺子止めされ、
   首振機構及び電動機を被う合成樹脂製カバー体とを備え
   、カバー体には、支持枠体後端部に係合する係止体を突
   設してなる扇風機。