JPH02267144A - 人工大理石 - Google Patents

人工大理石

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JPH02267144A
JPH02267144A JP8944489A JP8944489A JPH02267144A JP H02267144 A JPH02267144 A JP H02267144A JP 8944489 A JP8944489 A JP 8944489A JP 8944489 A JP8944489 A JP 8944489A JP H02267144 A JPH02267144 A JP H02267144A
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artificial marble
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aluminum silicate
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synthetic amorphous
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Seiji Terabe
寺部 聖二
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B26/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing only organic binders, e.g. polymer or resin concrete
    • C04B26/02Macromolecular compounds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は人工大理石に係り、特に白色度が高く、高硬度
で耐摩耗性に優れた人工大理石に関する。
[従来の技術] 天然大理石類似の外観を有する人工製品の人工大理石は
既に内外装材として実用に供されている。人工大理石に
は、マトリックス樹脂の種類によりポリエステル系人工
大理石とアクリル系人工大理石があり、例えばアクリル
系樹脂材料に炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、珪
酸塩化合物等の骨材、重合開始剤、その他必要に応じて
架橋剤、離型剤、反応促進剤、顔料等の添加物を加えて
得られるスラリー状成形材料を成形型に流し込み成形す
ることにより製造されている(特願昭59−15818
8号)。
[発明が解決しようとする課題] 従来の人工大理石では、十分に白色度の高いものが得ら
れておらず、天然の大理石により近似した、より美麗な
人工大理石を得るために、その白色度の改善が望まれて
いる。
また、硬度についても、より高硬度で耐摩耗性等にも優
れたものが望まれている。
本発明は上記従来の問題点を解決し、白色度が高く、高
硬度で耐摩耗性に優れた人工大理石を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項(1)の人へ工大珪石は、樹脂樹脂マトリックス
中に骨オΔとして合成非晶質珪酸アルミニラムのみを含
むことを特徴とする 請求項(2)の人工大理石は、樹脂マトリックス中に骨
材として合成非晶質珪酸アルミニウム及びガラスフリッ
トのみを含むことを特徴とする。
以下に本発明の詳細な説明する。
請求項(1)及び(2)の人工大理石において使用する
合成非晶質珪酸アルミニウムは、通常の場合、微粒子が
集まった多孔質状態の二次粒子であって、親油性が良く
、また、合成であるため不純物が少ないことから、白色
度が高い。本発明においては、合成非晶質珪酸アルミニ
ウムは、粒径10〜30μmの二次粒子を70重量%以
上の割合で含むものであることが好ましい。また、その
親油性の程度はアマニ油性による吸油量で1.3m、、
Q/g以下、白色度は98以上のものであることが好ま
しい。
請求項(1)の人工大理石において、合成非晶質珪酸ア
ルミニウムの配合量は、マトリックス樹脂材料に対して
30〜70重量%であることか好ましい。
マトリックス樹脂材料に対する合成非晶質珪酸アルミニ
ウムの配合量が30重量%未満では充分な充填効果が得
られず、70重量%を超えると成形性が悪くなり、物性
低下を来すためである。
請求項(2)の人工大理石は、上記合成非晶質珪酸アル
ミニウムに加えて、ガラスフリットを骨材として用いる
。この場合、ガラスフリットとしては、平均粒径10〜
50μm程度のものが好ましく、そのマトリックス樹脂
材料に対する配合量は、0〜30重量%とじ、上記合成
非晶質珪酸アルミニウムとの合計配合量か30〜75重
量%となるようにするのが好ましい。
ガラスフリットの平均粒径が10μm未満では嵩高くな
り成形性が悪くなり、50μmを超えると成形品の表面
に凹凸か目立つようになってしまう。また、そのマトリ
ックス樹脂材料に対する配合量が、30重量%を超える
と成形品の靭性が悪くなり割れ易くなってしまう。更に
合成非晶質珪酸アルミニウムとガラスフリットとの合計
配合量が30重量%未満では充分な充填効果が得られず
、70重量%を超えると成形性が悪くなり、物性低下を
来すためである。
本発明の人工大理石において、マトリックス樹脂はポリ
エステル系であってもアクリル系であっても良いが、ア
クリル系マトリックスでは前記骨材とのより大きな結合
力が得られることから、特に好ましい。
アクリル系人工大埋石の場合、本発明の人工大理石は例
えは次のようにして製造することができる。
まず、メチルメタアクリレートのプレポリマー及びモノ
マーを含む樹脂材料の基材に重合開始剤を加え、これを
溶解させた後に前記骨材を加える。そして、必要に応じ
て架橋剤、離型剤、反応促進剤、顔料等の添加物を加え
てミキサー等で混合し、更に該混合物を真空脱気してス
ラリー状成形材料を得る。次に、該スラリー状成形材料
をガラス型、FRP型、金型等の通常の成形型に流し込
み、加熱硬化させる。加熱条件は、加熱温度を室温〜8
0℃の範囲とし、加熱時間は0.5〜30時間とする。
なお、重合開始剤としては、ヘンシイルバーオキサイド
、メヂルエチルケトンパーオキサイド等の過酸化物系重
合開始剤を用いることができ、成形材料の調製にあたり
、重合開始剤の混合割合は、樹脂材料に対して0.01
〜10重量%とするのが好ましい。
硬化により得られた成形体は、常法に従って、脱型し、
必要に応じて研磨等の後処理を施した後、製品とされる
[作用] 請求項(1)の人工大理石において、骨相として用いる
合成非晶質珪酸アルミニウムは、次の■〜■の特徴を備
えるものである。
■ 微粒子か集まった多孔質状態の二次粒子である。
■ 親油性が良く、樹脂とのめわが良い。
■ 合成であり、不純物か少ないので白色度が高い。
従って、樹脂とのめわが良いので樹脂シロップ(例えは
、アクリルシロップ)の中に、多孔質であるにもかかわ
らず多く充填することができる(例えば、樹脂100重
量部に対して68重量部)上に、その多孔質内にも樹脂
シロップが入り込み硬化するので、樹脂と骨材との明確
な界面が無くなり、大きな架橋点が存在するような構造
となる。その結果、従来の人工大理石に比べて欠陥がは
るかに少なく、物理的強度に優れた人工大理石となる。
しかも、骨材が極めて白色度が高いため、得られる人工
大理石は著しく美観に優れたものとなる。
請求項(2)の人工大理石は、このような合成非晶質珪
酸アルミニウムに加えてガラスフリットを骨材として含
むため、より硬度の高い人工大理石か提供される。
[実施例コ 以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。
実施例1 下記樹脂材料、骨材及び重合開始剤を混合し、これを真
空脱気してスラリー状成形材料を調製した。得られた成
形材料を、成形型に流し込み、60℃にて硬化成形させ
た。
硬化成形には4時間を要した。
樹脂材料=粘度300cpのアクリルポリマー60重量
部 骨材−合成非晶質珪酸アルミニウム:60重量部二次粒
子の平均粒径;10〜20μm 白色度      、98以上 吸油量(アマニ油性); 0.92mfL/g重合開始
剤=ベンゾイルパーオキサイド=0.1重量部 得られた成形体について、諸特性を調へ、結果を第1表
に示した。
また、破断面の走査型電子顕微鏡写真の模式図を第1図
に示す。
比較例1 骨材として、平均粒径17μm、吸油量(アマニ油性)
1.12mu/gの水酸化アルミニウム(即ち、親油性
てはあるが、結晶性であるもの)を用いたこと以外は実
施例1と同様にして成形体を得、その諸特性を調べ結果
を第1表に示した。
また、破断面の走査型電子顕微鏡写真の模式図を第2図
に示す。
比較例2 骨材として、スプレードライで球状多孔質にした吸油量
(アマニ油性)2.38mu/gの珪石粉(即ち、多孔
質ではあるが、親油性ではないもの)を用いたこと以外
は実施例1と同様にして成形体を得、その諸特性を調べ
結果を第1表に示した。
また、破断面の走査型電子顕微鏡写真の模式図を第3図
に示す。
実施例2 骨材として、実施例1で用いた合成非晶質珪酸アルミニ
ウム50重量部及び平均粒径25μmのガラスフリット
15重量部を用いたこと以外は実施例1と同様にして成
形体を得、その諸特性を調へ結果を第1表に示した。
第  1  表 第1表より、本発明の人工大理石は、極めて高強度で耐
摩耗性に優れることが明らかである。
また、第1図〜第3図より次のことか明らかである。
即ち、第1図より、本発明の人工大理石では、樹脂と骨
材の界面がわかりにくく、また骨材か欠落していない様
子が分かる。また、欠陥が少ないためクラックの発生が
起こりにくく、破断される際には高エネルギーにより瞬
時に起こるためマトリックス樹脂が俤開している様子が
分かる。
方、第2図より、比較例1のものは界面での結びつきが
弱く、骨材が欠落したり、欠陥が多いために破断面がデ
コボコの状態であることが認められる。また、第3図よ
り、比較例2のものは、骨材の内部まで樹脂は入り込ん
でいないので、界面が明確であり、また多孔質のままで
あるので強度がなく簡単に破断されることが認められる
[発明の効果コ 以上詳述した通り、請求項(1)の人工大理石によれば
、高硬度、高強度で耐摩耗性に優れ、白色度も著しく高
く美観に優れた人工大理石が提供される。
請求項(2)の人工大理石によれば、硬度はより一層高
められる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は各々、実施例1、比較例1
及び比較例2で製造された人工大理石の破断面の電子顕
微鏡写真(tooo倍)の模式図である。 特許出願人  株式会社イナックス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂マトリックス中に骨材として合成非晶質珪酸
    アルミニウムのみを含むことを特徴とする人工大理石。
  2. (2)樹脂マトリックス中に骨材として合成非晶質珪酸
    アルミニウム及びガラスフリットのみを含むことを特徴
    とする人工大理石。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS533494A (en) * 1976-06-30 1978-01-13 Matsushita Electric Works Ltd Liquid resin composition
JPS5845465A (ja) * 1981-09-11 1983-03-16 松下電器産業株式会社 冷媒加熱装置を具備した空気調和機の運転制御装置
JPS6158851A (ja) * 1984-08-24 1986-03-26 株式会社イナックス 人造大理石の製造方法
JPS6215502A (ja) * 1985-07-15 1987-01-23 Kawasaki Steel Corp 紫外線伝送用光フアイバ

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