JPH02266986A - 熱染料転写法に使用するための染料供与体材料におけるシアン染料 - Google Patents

熱染料転写法に使用するための染料供与体材料におけるシアン染料

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JPH02266986A
JPH02266986A JP2047129A JP4712990A JPH02266986A JP H02266986 A JPH02266986 A JP H02266986A JP 2047129 A JP2047129 A JP 2047129A JP 4712990 A JP4712990 A JP 4712990A JP H02266986 A JPH02266986 A JP H02266986A
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alkyl
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Luc J Vanmaele
リユク・ジエローム・バンマウル
Wilhelmus Janssens
ヴイルエルム・ジヤンサン
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Agfa Gevaert NV
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱染料転写法により使用するための染料供与体
材料、特に生態学的に許容しうる溶媒に良好な溶解度を
有し、同時に高転写濃度及び良好な色相を与えるシアン
染料を含有する染料供与体材料に関する。
熱転写法は、電子パターン情報信号から、例えばカラー
ビデオカメラにより電子的に発生した画像からプリント
を作るために開発された。
かかるプリントを作るため、電子画像はカラーフィルタ
ーの助けにより色分解を受けることができる。かくして
得られた異なる色選択は次いで電気信号に変えることが
でき、これらはシアン、マゼンタ、及び黄色電気信号を
形成するために処理できる。形成された電気色信号は次
いで熱プリンターに送ろことができる。プリントを作る
ためシアン、マゼンタ及び黄色染料の繰返し分解ブロッ
クを有する染料供与体材料は受容シートと面対面接触に
置き、形成されたサンドイッチを熱プリントヘッド及び
プラテンローラーの間に挿入する。多数の並列熱発生レ
ジスターを設けてある熱プリントヘッドは染料供与体材
料、のブロックに熱を選択的に供給できる。
そのためそれはシアン、マゼンタ及び黄色電気信号に対
応して逐次加熱され、かくして染料供与体材料の選択的
に加熱された領域から染料が受容体シートに転写され、
その上にパターンを形成する、その形及び濃度はパター
ン及び染料供与体材料に供給された熱の強度に従う。
染料供与体材料は、両側を接着剤又は下塗層で被覆され
【いる非常に薄い支持体例えばポリエステル支持体を通
常含み、一つの接着剤又は下塗層は、熱プリントヘッド
が摩耗に悩まされることなく通過しうる滑性化された面
を与えるスリップ層で被われ、支持体の反対側での別の
接着剤層は染料/バインダー層で被われており、染料/
バインダー層は、前述した如く、どの位の熱が染料供与
体材料に付与されたかによって変化する量で放出できる
形で印刷染料を含有する。
シアン、マゼンタ及び黄色染料の前記反復分解ブロック
を含有する染料/バインダー層は下塗した支持体上に適
切な溶媒中の溶液から被覆できる、しかし既知の被覆法
は前記の非常に薄い支持体上の三つの別々に着色した染
料/バインダー領域の不連続反復被覆に全(適応しない
従って普通、特に大規模製造条件ではグラビヤ法の如き
印刷法により【前記支持体上に前記染料/バインダー層
をプリントすることが行われている。
支持体上に染料/バインダー組成物を容易にプリントす
ることを可能にするため、この組成物はそれにプリント
できるインク様の性質を与えるため良好な溶媒を含有ナ
ベ糠である。
!P−A227096に記載されている2−カルバモイ
ル−4−〔N−(p−置換アミノアリール)−イミノ)
−1,4−ナフトキノンシアン染料は光に対する良好な
安定性及び良好な色相を有する、しかしそれらは通常の
グラビヤ印刷法による染料供与体材料の大規模生産に使
用しうるためには悪すぎるアセトン、エチルノチルケト
ン及びエチルアセテートの如き普通の溶媒中で、の溶解
度を有するという重大な欠点を有する。染料は良好な溶
解度、即ち少な(とも6重量うの溶解度を有すべきであ
る、このことはこれらのシアン染料をプリント可能にす
るため溶媒又は溶媒混合物としてメチレンクロライド、
エチVンジクロライド及び1,1.2−トリクロロエタ
ンの如き1種以上の塩素化炭化水素溶媒を使用しなけれ
ばならないことを意味する。
しかしながら生態学的見地から、これらの塩素化炭化水
素溶媒は今日排斥されており、プリントされた染料供与
体材料を乾燥するため使用される熱空気流からのそれら
の回収は困難で高価な方法を必要としている。
IP−A270677 、HP−A279330 。
ICP−ム285665 、JP−A61−26849
3及びJP−A60139289に記載された類似の2
−カルパモイA/−4−〔N−CP−置換アミノアリー
ル)−イミノ)−1,4−ナフト午ノン染料も普通の溶
媒で悪い溶解度を有し、従って普通のグラビヤ印刷法に
よつ【は殆どプリントで診ない。
従って本発明の目的は、光に対する有利な安定性及び良
好な色相を有することに加えて、生態学的に無害な溶媒
に満足できる溶解度を有するシアン染料を染料/バイン
ダー層中に含有する染料供与体材料を提供することにあ
る。
この目的及び他の目的は、重合体バインダー樹脂によつ
【担持された2−N−アルキル置換カルバモイル−4−
〔N−(p−置換アミノアリ−/S/)−イミノ)−1
,4−ナフトキノンシアン染料を含有する染料/バイン
ダー層を上に有する支持体を含む熱染料転写法により使
用するための染料供与体材料を提供することによって達
成され、前記シアン染料が、N−アルキル基が分枝鎖非
環式C,〜C17〜中y基で置換されたメチル基又はN
−アルキル基が、そのω炭素原子上で、分枝鎖C6〜C
,アルキル基、アリール基又はシクロアル午ル基で置換
されているC8〜C4直鎮アルキ〜基である2−11−
アルキル置換カルバモイル−4−〔N−(p−置換アミ
ノアリ−A/)−イミノ)−1,4−ナフトキノンシア
ン染料であることを特徴とする。
本発明による染料供与体材料は、好ましくは両側を接着
剤層で被覆され、一つの接着剤層は染料供与体材料に粘
着することから熱プリントヘッドを防ぐためスリップ層
で被われ、支持体の反対側での他の接着剤層は染料/バ
インダー層で被われている支持体を含有し、染料/バイ
ンダー層は、前述した如くどの位の量の熱が染料供与体
材料に付与されたかによって変化する量で放出できゐ形
で異なって着色された染料/バインダー領域でプリント
インクを含有する。
前記の鶏なって着色された染料/バインダー領域にはシ
アン染料/バインダー領域を含み、そのシアン染料は2
−N−アル+ル置換カルバモイル−4−〔N−(p−置
換アミノアリール)−イミノ)−1,4−ナツト中ノン
群のものでありそのN−アルキル基は分枝鎖非環式C,
〜C11ルdPル基で置換されているメチル基であり、
又はN−アルキル基はそのω炭素原子上!分枝鎖C身〜
C,,アルキル基、7リール基又はシクロアルキル基で
置換されているC1〜C4直鎖アル午ル基である。
本発明の好ましい実施態様によればシアン染料は下記式
を有する; R’ 式中1’及びVの各々はC1〜C,アルキル基、置換C
1〜C,アルキル基、シクロアルキル基、置換シクロア
ルキル基、アリール基又は置換アリール基を表わす、或
いはR1及びR1は一緒になつ工複素環式核又は置換複
索環式核を完結するために必要な原子を表わす、或いは
Ro及び/又はR1はに°と一緒になつ−C縮合複素環
式核又は置換縮合複素環式核を完結するために必要な原
子を表わり、R’及びR1は同じか又は異なる;Vはオ
ルソ又はメタ位でのiff換基であり、水素、ハロゲン
、C1〜C,アルキル基、置換CI’=Ciアルキル基
、C1〜C81ルコキシ基、置換CI〜C11/I/2
+シ基、ニトロ基、シアノ基、−NHCO−R’基、−
HH3O* R’基、−CON)l−R’基及ヒPSO
,N11−R’基からなる群から選択し%に′はアルキ
ル基、置換アルキル基、シクロアルキIv基、置換シク
ロアルキル基、アリール基、又は置換アリール基を表わ
す、或いはR1はR1及び/又はVと一緒になりて縮合
複素環式核又は置換縮合複素環式核を完結するために必
要な原子を表わす、Vは5−.6−、?−又は8−位に
あろ置換基であり、R”について示した意義の一つを有
し、R@とR4は同じか又は異なる、 nは1〜4の正の整数を表わす、但し n餌1であると# R@は水素又は直鎖もしくは分枝鎖
非環式C7〜C,ア/L/午ル基を表わし、そしてRo
及び鼠°の各々は直鎖もしくは分枝鎖非環式C1〜C,
アルキル基を表わし R1、R@及びRoは同じか又は
異なり、 n=52,3又は4であるとき、Vは水素、直鎖もしく
は分枝鎖C1〜C,アルキル基、シクロアルキル基、及
びアリール基からなる群から選択した置換基を表わし、
ko及びに°の各々は直鎖もしくは分枝鎖C1〜C,ア
ルキル基、シクロアルキル基、及びアリール基からなる
群から選択した置換基を表わし1或いはV及びRfは一
緒になって芳香族核又は脂環成核を完結すゐのに必要な
原子を表わし BF 、 R4及びRoは同じか又は異
なる。
ko及びRoによって表わされるffZ換基の好適な例
には例えばメチル、エチル、プロピμ、イソプロピル、
ブチル、ペンチル、へ中シ〜、ベンジル、メトキシカル
ボニルメチル、2−メトキシエチル、2−ζドロキシエ
チル、2−シアノエチル、4−スルホブチル、2−(メ
チルスルホニルアミノ)−エチル、シクロヘキシル、シ
クロペンチル、シクロヘプチル、フェニル、ピリジル、
ナフチル、p−)すμ、p−クロロフェニル及ヒω−〔
N・−メチルスルファモイA/)−フェニル基がある。
Rs及びR4によって表わされる置換基の好適な例には
例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、ペンチル、ヘキシル、ベンジル、メトキシ、エトキ
シ、2−メトキシエチル、2−ヒトクキジエチル、2−
シアノエチル、2−(メチルスルホニルアミノ)−エチ
ル、アセトアミド、ジメチルスルファモイル、ジメチル
カルバモイル、クロロ、ブロモ及びフルオロ基がある。
R1により(表わされる置換基の好適な例には、n−1
であるとき水素、メチル又はエチル基があり、n−2〜
4の時には水素、メチル、エチル、シクロヘキシル、シ
クロペンチル、シクロヘプチル及びフェニル基がある。
V及びl′によって表わされる置換基の好適な例には、
ロー1であるときメチル及びエチル基があり、n−2〜
4であるときメチル、エチル、イソプリビル、t−ペン
チル、シクロへ中シル、シクロペンチル、シクロヘプチ
ル及びフェニル基がある。
本発明によ9使用できる2−N−ア/L’+ル置換カル
バモイル−4−(F−(p−fiRtaアミノアリール
)−イミノ)−1,4−ナツト中ノンシアン染料の代表
的な例を下表1に示す、表1中で使用した記号は前記式
参照。
表   1 染料 n  R”  R’   R’   R”  R
”   R@R’C1I   RCHI  CHa  
 CJe  CJs  HIC22HCHa  CHa
   CJe  CJs  HIC31f(CHs  
CRs  C山C*Fi*  CHI  )IC42H
CHs  CL   CJs  CJe  CHa  
IC52HC)1s  t−C5H++  CJ−C*
H*  HIC61CHs  CHI  CHI   
CJs  CJs  E  IC72R”+R’+R’
!9基Ca11. C*H,HH下記製造例は本発明に
よるシアン染料の合成を示す。本発明により使用できる
他の染料は同様の方法で製造できる。
製造例ニジアン染料CI (a)2−〔N−イソブチル)−カルパモイ/I/−1
−・ナフトール 1000.9(3,8モル)の1−ナフトール−2−カ
ルボン酸フェニルエステルを3ノのジイソプロピルエー
テルに溶解した。完全溶解するまで溶液を加熱した。7
511Ij(2当ff1)のイソブチルアミンを滴加し
た。溶液を30分環流加熱し、冷却し・〔−夜で結晶化
させた。結晶を濾過し、n−ヘキサンで洗い、乾燥し、
そのまま次の工程で使用した。収量ニア80g。
(b)4−〔N−(p−ジエチルアミノフェニル)−イ
ミノ)−2−〔N−イソブチル)−カルバモイル−1,
4−ナフトキノン 380II(1,56モ/L/)の工程(a)で得られ
た生成物を1.91のエチルアセテートに溶解した(第
一溶液)。
830Ilの炭素ナトリウムを2.81の脱イオン水及
び1.91のエチルアセテートに溶解し、345gのN
、N−ジエチル−p−フェニンンジアミンー塩酸塩(1
,1当量)を加えた(第二溶液)。
第一溶液に直ちに水性層を加えた。6.5jの脱イオン
水中の2.574のシアノ鉄(2)酸カリウムの溶液を
加えた(第三溶液)。第二溶液及び第三溶液の有機層を
、撹拌しつつ第一溶液に約2時間で別々に滴加した。添
加後30分撹拌を続けた。沈澱を吸引濾過し、水洗し、
乾燥し總収量:447.3pのシアン染料C1゜前記反
応工程(b)の代りに、シアン染料C1の合成のため下
記の別の反応工程(c)に従って行うことができる。
(c14−〔N−ジエチルアミノフェニル)−イミノ)
−2−〔N−イソブチル)−カルバモイル−1,4−ナ
フトキノン !5.011 (20,5ミリモル)の2−〔N−イソ
ブチ〜)−カルバモイル−1−ナフトールを、撹拌しつ
つ20sLtのメタノールに加えた。混合物が60℃に
達したとき、3.74g(1,1当量)の1−11−ジ
エチルアミノ−4−ニトーソベン(ン及び5当量のピペ
リジンを一度に加えた。
次に反応混合物を加熱せずに30分撹拌しへ得られた反
応混合物を還流加熱した。反応が終ったら直ちに反応生
成物を蒸発濃縮した。残渣をメチレンクロライドに溶解
し1形成された溶液を酸性になるまでIN塩酸で洗った
。有機層を中性になるまで飽和塩化ナトリウム水溶液で
洗った。最後に溶液を硫酸す) 9ウム上で乾燥し、濾
過し、蒸発濃縮した。カラムクロマトグラフィで精製し
た。収量”、4.59のシアン染料染料/バインダー層
は、好ましくは染料、バインダー樹脂、及び他の任意成
分を好適な溶媒又は溶媒混合物に加え、各成分を溶解又
は分散させて組成物を形成し、これを支持体(これは初
めに接着剤層を設け−Cおくとよい)に付与し、乾燥し
て形成する。
本発明のシアン染料を溶解又は分散させるため使用する
溶媒は、少なくとも1種の生態学的に無害な溶媒が好ま
L<、例えばエチルメチルケトン、アセトン、エチルア
セテート、メチルアセテート、ブリビルアセテート、イ
ソプロピルアセテート、ブチルアセテート、エチルセル
ロ−ス、メチルプロピオネート、エチルプープオネート
、ジエチルケトン、ジエチルカルボネート、n−プロピ
ルメチルケトン、ジイソプロピルエーテル、シクロヘキ
サン、リグロイン、ベンゼン、キシリン、ニトロメタン
、テトラヒト菅フラン及びトルエンが好ましい。これら
の溶媒の混合物も使用できる。
本発明のシアン染料、バインダー樹脂、及び少な(とも
1種の前述した生態学的に無害の溶媒を含有する組成物
はインク様の性質を有し、従ってグラビヤ法の如糠印側
法で前記支持体に容易にプリントできる。
バインダー樹脂は、セルロース誘導体例えばエチルセル
ロース、ヒドロキシエチル上1va−ス、エチルヒドロ
キシセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、
艦ドロキレプロピルセルロース、メチルセルロース、セ
ルロースアセテート、セ1va−スアセテートホルメー
ト、セルロースアセテートプロピオネート、セルロース
アセテートブチレート、セルロースアセテートペンタノ
エート、セルロースアセテートヘキサノエート、セルロ
ースアセテートヘプタノエート、セルロースアセテート
ベンゾエート、セルロースアセテート水素フタレート、
セルローストリアセテート、及びセルロースナイトレー
ト;ビニル系樹脂例えばポリビニルアルコール、ポリビ
ニルアセテート、ポリビニルブチラール、ポリビニルビ
ルリドン、ポリビニルアセトアセクール及びポリアクリ
ルアミド;アクリレート及びアクリレート誘導体から誘
導される重合体及び共重合体例えばポリアクリル酸、ポ
リメチルメタクリレート、及びスチレン−アクリレート
共重合体;ポリエステル樹脂;ポリカーytcネート;
ポリ(スチレンーコーアクリロニトリル);ポリスルホ
ン;ポリフエニレンオ午サイド;オルガノシリコーン例
えばポリシロキサン;エボ午シ樹脂及び天然樹脂例えば
アラビヤゴムから選択できる。
バインダー樹脂は広(変化する濃度で染料/バインダー
層に加えることができる。一般に良好な結果は、被覆さ
れる支持体l−についズバインダー樹脂o、 i −5
Nで得られる。
本発明のシアン染料に加えて、本発明の染料供与体材料
の染料/バインダー層に任意の染料を、それが熱の作用
によって受容体シートに転写できるならば、使用で診る
。好適な染料番3転例えばIP−A 209990 、
 EP−A209991゜HP−ム216483.ΣP
−ム218397゜LP−A22709!S 、ICP
−A227096 。
IP−A229374 、HP−A2S?!$77 。
虱P−^257580 、JP84/78894 。
JP84/78895 、JP84/78896 。
JP84/227490 、J1’84/227948
゜JP85/27594 、JP85/30391 。
JP85/229787 、JP85/229789゜
JP85/229790 、JP85/229791゜
JP85/229792 、JP85/22979B。
J1185/229?95.JP86/41596゜J
P86/268493  、JP86/268494゜
JP塾6/268495及びJP86/284489に
記載されているものがある。
染料バインダー層はl−についズ染料0.05〜1.9
を含有する。
染料/バインダー層は他の成分、例えば硬化剤、防腐剤
、及びその他の成分も含有できる、これらはKP−A 
O1B 3011 、Km’−A 0133012及び
IP−AO111004に記載されている。
染料供与体材料用支持体と1.−c、それが20i リ
秒(−1@e)以下の間にわたって含まれる温度即ち4
00℃までの温度に耐えることができ寸法的に安定であ
ゆ、更にかかろ短時間代表的には1〜10醜−ec内で
受容体シートに転写を行うためl側に供給された熱をそ
れを通り他側の染料に伝達するのに充分な薄さ!あるな
らば、任意の材料が使用できる。かかる材料にはポリエ
ステル例えばポリエチレンテンフタレート、ポリアミド
、ポリアクリレート、ボリカーボ本−ト、セl&/a−
スエステル、弗素化重合体、ボリエーテル、ポリアセタ
ール、ポリオレフィン、ポリイミド、グラシン紙、及び
コンデンサー紙を含む。ポリエチレンテレフタレートを
含む支持体が好ましい。所望ならば支持体は接着剤又は
下塗層で被覆できる。
染料/バインダー層が異なる染料例えばシアン、マゼン
タ及び黄色染料の逐次反復領域を含むとき、下塗した支
持体にグラビヤ印刷の如き印刷法で付与するのが好まし
い。染料/バインダー層が単色シアンm=あるとき、そ
れは普通の被覆法で支持体に付与できる。
支持体中への誤った方法での転写を防止することにより
染料転写濃度を改良するため、染料供与体材料の染料/
バインダー層と支持体の間に親水性重合体を含有する染
料バリヤー層を設けることかでti。染料バリヤー層は
その意図する目的に有用な任意の親水性材料を含有でき
る。一般に良好な結果は、ゼラチン、ポリアクリルアミ
ド、ポリイソプロピルアクリルアミド、ブチルメタクリ
レートグラフト化ゼラチン、スチルメタクリレートグラ
フト化ゼラチン、エチルアクリレートグラフト化ゼラチ
ン、セルロース七ノアセテート、メチルセルロース、ポ
リビニルアルコール、ポリエチレンイミン、ポリアクリ
1v酸、ポリビニルアルコールとポリビニルアセテート
の混合物、ポリビニルアルコールとポリアクリル酸の混
合物、又はセルロース七ノアセテートとポリアクリル酸
の混合物を用いて得られる。好適な染料バリヤー層は例
えばEP−A0227G91及びKP−AO22806
5に記載されている。成る種の親水性重合体例えばIP
−A0227091に記載されているものは、支持体及
び染料/バインダー層に対する適切な接着性も有する、
従って別の接着剤又は下塗層の必要を省略できる。染料
供与体材料においズ単一層の形で使用するこれらの特別
の親水性重合体は従って二重a能(ここでは染料バリヤ
ー/下塗層と称する)を果す。
好ましくは染料供与体材料の裏側は染料供与体材料にプ
リントヘッドが粘着するのを防ぐためスリップ層で被覆
できる。かがるスリップ層は、重合体バインダーを用い
又は用いずに、滑性材料例えば界面活性剤、液体潤滑剤
、固体潤滑剤又はそれらの混合物を含有する。界面活性
剤は当業者に知られている任意の界面活性剤、例えばカ
ルボキシレート、スルホネート、ホスフェート、脂肪族
アミン塩、脂肪族四級アンモニウム塩、ポリオ中シアル
中シンアA/中ルエーテル、ポリエチレングリー−ル脂
肪酸エステル、及びフルオロアルキルCm ’= Cs
* ill肪階であるコトができる。液体潤滑剤にはシ
リクーンオイル、合成油、飽和炭化水素及びグリコール
を含む。
固体潤滑剤の例には各種の高級アルコール例えばステア
リルアルー−〜、脂肪酸及び脂肪酸エステルを含む。好
適なスリップ層は例えば肝−A0138483、KF−
AO227G90.tjsP4567113 、 IJ
SF 4572860及びυ5r4717711に記載
されている。
染料供与体材料はシートの形で又は連続ロールもしくは
リボンの形で使用できる。
染料供与体材料と組合せて使用する受容体シー1トの支
持体は例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエーテ
ルスルホン、ポリイミド、セルロースエステル、及びポ
リビニルアルコールーコアセタールの透明フィルムであ
ることができる。支持体は又例えばバライタ被覆紙、ポ
リエチレン被覆紙、及び白色ポリエステル即ち白色顔料
化ポリエステルの如珍反射性支持体であることもできる
受容体シートの支持体への転写される染料の劣った吸着
を避けるため、この支持体は染料がより容易に拡散でき
る染料像受容層として一般に知られくいる特殊な面で被
覆しなければならない。染料像受容層は例えばボリカー
ボ4−1・、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド
、ポリビニルクロライド、ポリスチレン−=アクリロニ
トリル、ポリカプロラクトン、及びそれらの混合物を含
有できる。好適な染料像受容層は例えばEP−A O1
33011、EP−AO133012゜El−A014
4247.HP−AO227094及びHP−A022
8066に記載されている。
記載された像の光に対する竪牢度及び他の安定性を故実
するため、紫外線吸収剤及び/又は酸化防止剤を染料像
受容層に混入するとよい。
転写機染料供与体材料から受容体材料を分離するのを助
ける剥離剤を使用することが一般に知られている。剥離
剤として固体ワックス、弗素又はホスフェート含有界面
活性剤、及びシリコーンオイルを使用できる。好適な剥
離剤は例えばIP−A O133012、JP85/1
9138゜及びKF−A227096に記載されズいる
染料転写を単一色についてのみ行うとき、本発明による
少なくとも1種の染料からなる単色シアン染料転写像が
得られる。多色像は、三つ以上の原色染料を含有する染
料供与体材料を用い、この中の一つは本発明による少な
くとも1種のシアン染料からなるものとし、続いズ各色
について前述した処理工程を行うことによって得ること
ができる。染料供与体材料及び受容体シートの前記サン
ドイッチは次いで熱が熱プリントヘッドによって供給さ
れる時間の間三つ以上の場合で形成される。第一の染料
が転写された後、材料を剥離する。第二の染料供与体材
料、即ち別の染料領域を有する染料供与体材料の別の領
域を次いで受容体と整合するようにし、処理を繰返す。
第三の色及び所望によりそれ以上の色は同じ方法で得ら
れる。
熱プリントヘッドに加えて、レーザー光、赤外フラッシ
ュ、又は加熱ビンを熱工卑ルギーを供給するための熱源
として使用できる。本発明の染料供与体材料から受容体
シートへ染料を転写するため使用できる熱プリントヘッ
ドは市場で入手できる。好適な熱プリントヘッドには例
えばFujitsu Thermal Head  (
FTP −040MC8OO1) 、TDICTh@r
mal Head F 4151117−1089、及
びRohm Thermal Head KE2008
−F3がある。
下記実施例は本発明を示す。
実施例 1 本発明によるシアン染料の溶解度をEP −A2270
96に記載されたシアン染料と比較した。溶解度の値を
表2に示す。既知のシアン染料は、エチルメチルケトン
(KMK ) 、アセトン及びエチルアセテート(Et
OAe )の如き生態的に無害な溶媒に充分に可溶性で
ないことが判る。
前述した如く、染料の満足できる溶解度は、溶液100
重量部中に染料の少なくとも6重量5が溶解するときに
到達する。
式 %式% R’+r+rでフェニル咳 HH HCH,OR n  r+*でシクHヤシャ 11   C1te  cut HCHs  CHs 11C亀 L−CJu CM・ CHI  Cl。
R’+ R’+ 17でフエちν 4.5% 2.8% 2.5% 3.6% 5.5% 1.5% 3.3% 20.0% 15.0% 35.0% 13.5% 7.3% 2.9% 2.0% 2.0% 2.1% 3.0% π1% 1.7% 7.3% 10.0% 18.5% 6.1% 4.8% 2.6% 1.7% 2.0% 1.6% 2.3% n1% 1.7% 6.3% 7.0% 23.0% 4・0% 3.9% 参考1〜参考7は比較染料であゆ、その幾つかはΣP−
A 227096に記載されている、−方CI 、C2
,C5,C6及びC7は本発明による染料である。
既知の比較染料は前記生態学的に無害な溶媒に不充分な
溶解性であるから、それらをグラビヤ印刷法でプリント
できるようにするためには、それらは塩素化炭化水素に
よって溶解しなければならない。
アミド官能基と分枝鎖アル午ル基の間に短いアル午しン
基の存在することにより、プリント可能な染料/バイン
ダー組成物を作るためにエチルメチルケトン、アセトン
及びエチルアセテートの如き生態学的に許容しうる溶解
を使用できるように溶解度が著しく増大していることが
顕著である。
実施例 2 染料供与体材料を下記の如く作った。
熱プリントヘッドへの染料供与体材料の粘着を避けるた
め、厚さ5μ溝のポリエチレンテレフタレート支持体の
裏側を、ストリップ層を形成するための溶液で先ず被覆
した、この溶液は104スチレン単位及び53アクリロ
ニトリル単位を含有する:1(スチレン/アクリロニト
リル)(この共重合体はパスフによって商品名LtJR
AM  378 P テ市販されティる)109、ポリ
シロキサンポリエーテル共重合体(これはT。
H,Goldschmidtにより商品名TEGOGL
IDE  410で市販されている)の1%溶液10g
及び溶液の重量を合計100gに調整するのに充分なエ
チルメチルケトン溶媒を含有する。この溶液から湿潤厚
さ154sを有する層をグラビヤ印刷機によってプリン
トした。形成された層は溶媒を蒸発させて乾燥した。
後掲の表3に示したシアン染料50g及びパインy−m
*sogを500−のエチルメチルケトンに溶解した。
バインダー樹脂は染料C6の場合を除いて常に前述した
コ(スチレン/アクリロニトリル)であった、染料C6
の場合、バインダーとし′c29゜5%のアセチル含有
率及び17%のブチリル含有率を有するセルロースアセ
テートブチレート(79161℃:溶融範囲230〜2
40℃)を使用した。形成したインク様組成物も、形成
される染料/バインダー層が乾燥したとき2.9 g/
−の重量を有するようにポリエチレンテレフタレート支
持体の前側にグラビヤ印刷機によつてブリントした。
受容体材料として市場で入手しうるHITACIII材
料(VY−8100A紙インクセット)を使用した。
染料供与体材料は、HITACHIカラービデオプリン
ターVY−10OAで受容体シートと組合せてプリント
した。
染料供与体材料から受容体シートを分離し1記録された
シアン染料層の濃度をMecbeth濃度計RD919
によりスティタスAモードで測定した0 染料の吸光係数及びλ醜axをメタノール中で測定し、
染料の光に対する安定性は次の如く試験した。
転写された染料を担持する受容体シートを三つの片、に
分けた。第一の片は5時間、第二の片は15時間そして
第三の片は30時間、西ドイツ国Hanau Quar
tzlaa+pen GrmbHの)CENOTKST
 (商品名)タイプ50で白色光及び紫外線に対して露
出した。再び濃度を測定し、濃度損失な%で導いた。
これらの実験を表3に示した各染料について繰返した。
既知染料及び本発明の染料とで得られた比較結果を下表
3に示す。
”amlmw  巴 瓢 g!10 6 0  e4 ― 1、、l  ヨ 、、、1ljljl  t一 これらの結果は本発明の染料を用い、高転写濃度゛が得
られることを証明している。更に本発明の染料は良好な
色相を有し、それらは660nmを越える所望領域でA
m1x値を有し、それらは光に対する有利な安定性を有
する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、重合体バインダー樹脂によつて担持された2−N−
    アルキル置換カルバモイル−4−〔N−(p−置換アミ
    ノアリール)−イミノ〕−1,4−ナフトキノンシアン
    染料を含有する染料/バインダー層を上に有する支持体
    を含む熱染料転写法により使用するため染料供与体材料
    において、前記シアン染料が、N−アルキル基が分枝鎖
    非環式C_8〜C_1_8アルキル基で置換されている
    メチル基、又はN−アルキル基がそのω炭素原子で分枝
    鎖C_8〜C_1_8アルキル基、アリール基又はシク
    ロアルキル基で置換されているC_2〜C_4直鎖アル
    キル基である2−N−アルキル置換カルバモイル−4−
    〔N−(p−置換アミノアリール)−イミノ〕−1,4
    −ナフトキノンシアン染料であることを特徴とする染料
    供与体材料。 2、前記シアン染料が、下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1及びR^2の各々はC_1〜C_8アルキ
    ル基、置換C_1〜C_8アルキル基、シクロアルキル
    基、置換シクロアルキル基、アリール基、又は置換アリ
    ール基を表わし、又はR^1及びR^2が一緒になつて
    複素環式核もしくは置換複素環式核を完結するために必
    要な原子を表わし、又はR^1及び/又はR^2がR^
    3と一緒になつて縮合複素環式核又は置換縮合複素環式
    核を完結するために必要な原子を表わし、R^1及びR
    ^2は同じであつても異なつてもよい; R^3はオルソ又はメタ位での置換基であり、水素、ハ
    ロゲン、C_1〜C_8アルキル基、置換C_1〜C_
    8アルキル基、C_1〜C_8アルコキシ基、置換C_
    1〜C_8アルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、−NH
    CO−R′基、−NHSO_2−R′基、−CONH−
    R′基及び−SO_2NH−R′基からなる群から選択
    し、R′はアルキル基、置換アルキル基、シクロアルキ
    ル基、置換シクロアルキル基、アリール基又は置換アリ
    ール基を表わす、又はR^3はR^1及び/又はR^2
    と一緒に縮合複素環式核又は置換縮合複素環式核を完結
    するために必要な原子を表わす; R^4は5−、6−、7−又は8−位にある置換基であ
    り、R^3について示した意義の一つを有する; R^3及びR^4は同じか又は異なる; nは1〜4の正の整数を表わす、但し、 n=1であるとき、R^5は水素又は直鎖もしくは分枝
    鎖非環式C_1〜C_7アルキル基を表わし、R^6及
    びR^7の各々は直鎖もしくは分枝鎖非環式C_1〜C
    _7アルキル基を表わし、R^5、R^6及びR^7は
    同じか又は異なり、 n=2、3又は4であるとき、R^5は水素、直鎖もし
    くは分枝鎖C_1〜C_7アルキル基、シクロアルキル
    基、及びアリール基からなる群から選択した置換基を表
    わし、R^6及びR^7の各々は直鎖もしくは分枝鎖C
    _1〜C_7アルキル基、シクロアルキル基、及びアリ
    ール基からなる群から選択した置換基を表わし、又はR
    ^6とR^7は一緒になつて芳香族核又は脂環式核を完
    結するのに必要な原子を表わし、R^5、R^6及びR
    ^7は同じか又は異なる)を有する請求項1記載の染料
    供与体材料。 3、前記染料供与体材料の裏側が滑性材料を含有するス
    リップ層で被覆されている請求項1又は2記載の染料供
    与体材料。 4、染料バリヤー層を支持体及び染料/バインダー層の
    間に設けてある請求項1〜3の何れかに記載の染料供与
    体材料。 5、前記支持体がポリエチレンテレフタレートを含む請
    求項1〜4の何れかに記載の染料供与体材料。 6、異なる染料の逐次反復領域を有する請求項1〜5の
    何れかに記載の染料供与体材料。
JP2047129A 1989-02-28 1990-02-26 熱染料転写法に使用するための染料供与体材料におけるシアン染料 Pending JPH02266986A (ja)

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