JPH02266882A - 発電発動装置 - Google Patents

発電発動装置

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JPH02266882A
JPH02266882A JP8520689A JP8520689A JPH02266882A JP H02266882 A JPH02266882 A JP H02266882A JP 8520689 A JP8520689 A JP 8520689A JP 8520689 A JP8520689 A JP 8520689A JP H02266882 A JPH02266882 A JP H02266882A
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power
windings
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JP8520689A
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English (en)
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Toshio Yokoyama
横山 利夫
Yoshio Kojima
喜夫 小島
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分計) 本発明は発電機および電動機として運転される回転装置
に係り、特に自動車等のエンジンの始動兼充電装置に適
する発電発動装置に関する。
(従来の技術) 固定子鉄心に電動機巻線と発電機巻線を設け、回転子巻
線による磁束を電動機および発電機としての動作時で共
用する技術は、実開昭50−115117号公報で知ら
れている。
また、直流電力を交流電力に変換するインバータ装置を
介して、電動機巻線へ電力を供給して電動機として運転
する技術は、特開昭63−41667号、特開昭53−
202255号公報等で知られており、インバータ装置
は転流制御手段とこの転流制御手段によりオン・オフ制
御される電力用スイッチング素子(例えばパワーMO5
FET等)で構成されている。
(発明が解決しようとする課題) 一方、電動機を始動する際には、定常電流の数倍(例え
ば4〜6倍)の始動電流が流れる。しかし、このような
始動電流を考慮して、最大許容電力の大きいスイッチン
グ素子を選定した場合、そのスイッチング素子の形状が
大きく、装置が大型化され、また、価格も高くなり望ま
しくない。
また、電動機として運転している状態で、発電機側の発
電出力が負荷へ供給されていたのでは、発電機巻線によ
る制動が作用しており、電動機としての所望の回転数を
得ることができず、また、電動機巻線へより大きな電流
を供給しなければならず不都合である。
さらに、発電機側で回転子巻線へ通電する電流値を制御
、もしくは、通電する電流をオン・オフさせて発電機の
出力電力を調節する電圧調整器(ボルテージ・レギュレ
ータ)を備える構成においては、電動機として動作させ
ている時に、回転子巻線へ供給する電流値が変動したの
では、安定した回転数・トルクを得ることができない。
本発明は、これらの課題を解決するためなされたもので
、その目的は電動機巻線を2分割構造とし、分割巻線始
動の構成として始動電流を制限し、もって、インバータ
装置内の電力用スイッチ素子に要求される最大定格を軽
減して、装置の小形化・低価格化を図ることのできる発
電発動装置を提供するものである。また、本発明は分割
巻線始動状態から両巻線への通電状態への切替える検出
手段の入力を、インバータ装置の転流タイミング信号を
得るための回転位置検出手段を兼用し、または、発電機
巻線に発生した起動圧を入力とすることにより、新たな
検出手段が不要とし、さらに、発動機としての動作状態
において、発電機側からの影響を除去して安定した電動
機動作を行なうことのできる発電発動装置を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため本発明に係る発動発電機は、電
動機巻線を二分割し、一方の巻線のみで始動させた後、
回転数検出手段の出力に基づいて両方の巻線へ通電する
給電切替手段を備えたことを特徴とする。
回転数検出手段は、インバータ装置の転流タイミング信
号を得るための回転位置検出手段の出力信号を所定の時
間計数する計数手段と、この計数手段に基づいて所定回
転数以上であることを判定する手段で構成される。
回転位置検出手段は、回転軸の軸端外周に等間隔で配設
した複数の永久磁石と、複数の磁気感応素子より構成す
ることができる。
また、回転数検出手段は発電機巻線の起電圧に基づいて
所定回転数以上であることを判断する比較手段で構成し
てもよい。
ざらに、電動機として動作している間は、発電機巻線に
発生した起動圧が負荷へ供給されるのを遮断する手段、
および、回転子巻線へ供給する電流値を略一定に制御す
る回転子巻線通電制御手段を備えることが望ましい。
(作用) いずれか一方の電動機巻線へ通電されることで、回転を
開始し、所定回転数に達した後は、両方の電動機巻線へ
通電され、所定の回転数およびトルクを得る。
回転数判定手段は、回転位置検出手段の出力信号を計数
して、所定の回転数に達したことを判定する。
回転軸に設けられた永久磁石の移動(回転)による磁束
変化で、磁気感応素子の出力が変化することで回転位置
の検出が行なわれる。
回転数に比例して発電機巻線の起電圧が大きくなること
で、所定の回転数に達したことを検出することもできる
電動機として動作している状態では、発電機巻線の負荷
が軽減され、また、回転子巻線へ供給する電流が略一定
となるので、電動機として安定した動作状態を保持する
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る発電発動装置の構造を示す縦断面
図である。発電発動装置1は、分割巻構成の電動機巻線
2および発電機巻線3がほどこされた固定子鉄心4、回
転子巻線5がほどこされた回転子鉄心6、回転軸7、軸
受8,9ならびに軸受8,9を支えるブラケット10,
11、および、各巻線へ電力の供給等を行なう装置部分
から構成される。
本実施例では、発電発動装置1の略中央位置に固定子鉄
心4および回転子鉄心6を配置し、これら各鉄心4.6
の右側の空間に発電機として動作時に発電電圧を調節す
るための電圧調整器12、発電出力を整流するための整
流装置13等を実装している。そして、ブラシ14.1
4およびスリップリング15.15を介して、回転子巻
線5との電気的接続を行なフている。一方、各鉄心4.
6の左側には、電動機巻線2へ電力の供給を行なうイン
バータ装置16を備えている。
このインバータ装置16は、回転位置検出手段17、転
流制御手段18、および、パワーMO5FET(金属酸
化膜半導体電界効果トランジスタ)等の電力用スイッチ
ング素子等からなる駆動手段19から構成される。
回転位置検出手段17は、回転軸7の左端外周に等間隔
で配設された複数の永久磁石20−・・と、これらの永
久磁石から生ずる磁束に感応する複数の磁気感応素子(
本実施例ではホールIC)21・・・からなる。
転流!IJ#手段18は、回転位置検出手段17からの
回転位置検出信号に基づいて駆動手段19である複数の
電力用スイッチング素子のオン・オフを制御するもので
ある。この転流制御手段18は、図においてブラケット
11の左方に取着されたインバータ装置ケース22の略
中央部に実装される。
駆動手段19は、転流制御手段18の収納部の外周側に
位置し、電力用スイッチング素子は放熱ファンを備えた
放熱ケース23・・・内に実装されている。そして、電
力用スイッチング素子と電動機巻線2および転流制御手
段18とは、各種端子24・・・ならびに図示しない接
続端子・接続線で接続されている。
そして、このような配置構造を取ることにより、回転位
置検出手段17と転流制御手段18との接続配線距離を
短くして、磁気感応素子21・・・の出力信号へのノイ
ズ混入等を防止している。さらに、電動機巻線2へ大電
流を供給する駆動手段19を略筒状に配置することで、
各スイッチング素子間ならびに電動機巻線2への接続経
路・接続距離を均等にして、電流供給路のインピーダン
スをそろえている。
また、このように駆動手段19を配置することで、回転
子鉄心6の左側面に固着したファン25aの回転により
、インバータ装置ケース22の左側面に設けた電動機用
冷却風取入口22a・・・から冷却風を取り込み、ブラ
ケット11に設けた排風口26から外部へ排出させるこ
とで、駆動手段19を効果的に、かつ、均一に冷却可能
な構造としている。
同様に、回転子鉄心6の右側のファン25bと、ブラケ
ット10の右側面ならびに外周部に設けた発電機側冷却
風取入口10a・・・および排風口26とで、電圧調整
装置12および整流装置13を強制空冷する構造として
いる。
ブラケット10より外方へ突出した回転軸7の軸端部に
は、動力伝達機構27が取着される。本実施例の動力伝
達機構はプーリ27aとベルト27bであり、ベルト2
7bを介して図示しないエンジンのクランク軸と連結さ
れる。そして、エンジン始動時には、発電発動機1を発
動機(モータ)として動作させ、エンジンスタート後は
エンジンより動力を受けて発電を行なうよう構成されて
いる。なお、動力伝達機構27はギヤ機構で、例えばエ
ンジンのフライホイールと直接噛合する構造であっても
よい。
第2図は発電発動装置の構成を示すシステム構成図であ
る。
発電発動装置1は、電源である電池31、発電機モード
と電動機モードの切替えを行なうコンビネーションスイ
ッチ32、電動機部33および発電機部34からなる。
電動機部33は、インバータ装置16、所定回転数検出
手段35および電動機巻線2(2a。
2b)から構成される。
インバータ装置16は、回転位置検出手段17、転流制
御手段18.2組の駆動手段19A、19Bおよび給電
切替手段36からなる。
回転位置検出手段17は、回転軸7に固着された12個
の永久磁石20と、3個の磁気感応素子21からなる。
永久磁石20は30度間隔で配置され、永久磁石20の
半数はN極を、他の半数はS極を外周側に向けて取り着
けられている。本実施例では、磁気感応素子21として
ホール素子を用いており、各磁気感応素子21は120
度間隔で配設されている。各磁気感応素子21の磁8i
(磁束)検出出力は転流制御手段18の回転位置検圧入
力18a、18b、18cへ接続されている。
転流制御手段18は、回転位置検出手段17の位置検出
信号に基づいて、第1および第2の駆動手段19A、1
9Bを介して電動機巻線2A。
2Bへ給電するタイミングを制御する制御出力18d〜
181を発生するためのものである。
駆動手段19A、19Bは、6個の電力用スイッチング
素子37を三相ブリッジ接続したものである。本実施例
では、電力用スイッチング素子37として、Nチャンネ
ル型パワーMO5FET(金属酸化膜半導体電界効果ト
ランジスタ)を用いている。駆動手段19A、19Bの
具体的回路構成は後述する。第1の駆動手段19Aの出
力端子19a、19b、19cは、スター結線された第
1の電動機巻線2Aの各相へ接続され、同様に、駆動手
段19Bの各出力端子19a、19b。
19cは、第2の電動機巻線2Bへ接続されている。
転流制御手段18の出力18d〜18iは第1の駆動手
段19Aの各入力端子19d〜19iへ接続されるとと
もに、第2の駆動手段19Bへは給電切替手段36を介
して接続される。
この給電切替手段36は、制御入力端子36aがHレベ
ルの時は、転流制御手段18の出力18d〜18iを第
二の駆動手段19Bの各入力端子19d〜19iへ伝達
し、制御入力端子35aがLレベルの時は非伝達状態と
するもので、一種のアンド回路もしくは固体リレー回路
で構成されている。
所定回転数検出手段35は、所定の時間ゲート回路35
aを開く信号を発生するゲート信号発生回路35bと、
ゲート回路35aを通過した回転位置検出信号18cを
計数する計数回路35cと、計数回路35cの計数結果
に基づいて回転軸7の回転数が予め設定された値以上で
ある時にHレベルの判定出力を発生する判定回路35d
と、判定回路35dの判定出力によりセットされるフリ
ップフロップ35eと、コンビネーションスイッチ32
が電動機モード(S7位置)へ切替えられた時に、フリ
ップフロップ35eをリセットする信号を発生するパワ
ーオンリセット回路(FOR)35fより構成されてい
る。ゲート信号発生回路35bは、ゲート回路35aを
開く直前のタイミングで計数回路35c内のカウンタ等
をリセットする信号35gを発生するよう構成されてい
る。したがフて、この所定回転数検出手段は、回転位置
検出手段17の3種類の検出信号のうちいずれか1つを
使用して、回転軸7の回転数を所定の周期で計数し、回
転軸7の回転数が予め設定した回転数を超えると、出力
端子35hにHレベルの判定出力信号を出力する。この
判定出力信号35hは、給電切替手段36の制御入力端
子36aに印加されている。
次に発電機部34の構成を説明する。
発電機部34は、三相スター結線された発電機巻線3、
回転子巻線5、電圧調整器12、整流装置13、および
、発電機巻線3に発生した起電圧が負荷へ供給されるの
を遮断する遮断手段ならびに回転子巻線5へ所定の電流
が供給されるよう制御する回転子巻線通電制御手段を構
成するリレー回路38から構成されている。
電圧調整器】2は、回転子巻線5の通電制御を行なうト
ランジスタ12aと、ベース抵抗12bを備え、コンビ
ネーションスイッチ32を介して端子12cに電池31
の十電源が印加されるとトランジスタ12aがオン状態
となるよう構成されている。、端子12cとトランジス
タ12aのコレクト間には、トランジスタ12aがオフ
状態になる時に回転子巻線5に発生するサージを吸収す
るためのダイオード12dが接続されている。また、ト
ランジスタ12aのベースは、トランジスタ12eのコ
レクタに接続され、端子12fに印加される電圧が所定
の電圧値以上の場合は、抵抗12g、12hで分圧され
た電圧によりツェナーダイオード12iを介してトラン
ジスタ12eにベース電流が供給され、トランジスタ1
2eがオンとなり、トランジスタ12aがオフ状態とな
るように構成されている。そして、このトランジスタ1
2aのオン・オフにより回転子巻線5への通電が制御さ
れ、発電機巻線3に発生する起電圧が調節される。この
ため、端子12fには、リレー38aの接点38bおよ
び整流用ダイオード13a、13b、13cを介して、
発電機巻線3に発生した起電圧を印加する構成としてい
る。
整流装置13は、前述の整流用ダイオード13a、13
b、13c以外に、三相ブリッジ整流接続された6個の
ダイオード13d〜13iを備え、ダイオード13g〜
13iのアノードは電池のマイナス側端子へ接続され、
ダイオード13d〜13fのカソードは、リレー38a
の接点38cを介して電池31を充電する構成としてい
る。
リレー回路38は、2組のブレーク接点38b、38c
を有するリレー38aと、リレー38aの巻線38dの
通電をオン・オフするトランジスタ38eおよびベース
抵抗38f1ベースエミツタ間のプルダウン用抵抗38
gからなり、コンビネーションスイッチ32が発電機モ
ード(ST位置)にあるときは、ベース抵抗38fを介
してトランジスタ38eをオン状態とし、リレー38a
が動作して、その接点38b、38cが開状態となるよ
う構成されている。
第3図は、駆動手段19A、19Bの具体的構成を示す
回路である。
各駆動手段19A、19Bは3組の直列2段(トーテム
ポール)接続されたパワーMO5FETQ1〜Q6によ
り構成されており、各FETQI〜Q6は転流制御手段
18のゲート制御出力18d〜18iに基づいて周期的
にオン・オフされて、電動機巻線2へ回転子巻線5に発
生する磁極より所定の電気角進相させた階段状三相交流
電流を供給して回転子鉄心6を回転させるよう構成して
いる。
なお、各FET Q 1〜Q6のドレイン・ソース間に
逆並列に接続されたダイオードD1〜D6はサージ吸収
用のダイオードである。
次に、本発電発動機1の動作について説明する。
コンビネーションスイッチ32が電動機モード(ST位
置)に設定された状態では、転流制御手段18、所定回
転数検出手段35、給電切替手段36等へ電池31の電
源が印加される。転流制御手段18は、回転位置検出手
段17の位置検出出力18a〜18cに基づいて回転軸
7の回転角度を検出し、前述したゲート制御出力を端子
18d〜18iに出力する。これにより、第1の駆動手
段19Aを介して、第1の電動機巻線2Aへ給電が開始
され、回転軸7の回転が始まる。回転軸7の回転数は、
所定回転数検出手段35で検出され、回転数が所定回転
数以上に達すると、給電切替手段36を導通状態にして
、第二の駆動手段19Bを動作させ、第2の電動機巻線
2Bへの給電が開示される。これにより、電動機巻線2
(2A、2B)へは所定の電力が供給され、回転軸7の
回転数・トルクは増大する。よって、動力伝達機構31
を介して、図示しないエンジンの始動等を行なうことが
できる。
なお、この電動機としての動作状態では、リレー38a
が動作して、その接点38b、38cが開状態となり、
発電機巻線3が回転の負荷とならないよう、また、回転
子巻線5への給電が断とならないよう制御される。
コンビネーションスイッチ32が発電機モード(10位
置)に設定され、図示しないエンジン等の動力によって
回転軸7が回転駆動されている発電状態では、発電機巻
線3に発生した起電力により、電池31への充電ならび
に図示しないその他の負荷への給電が行なわれるととも
に、回転軸7の回転数が増加し所定値以上の発電出力が
得られる場合は電圧調整器12が動作して発電出力電圧
の調節を行なう。
第4図は本発明の他の実施例に係る発電発動装置の構成
を示すシステム構成図である。
本実施例の発電発動装置50の基本構成は第2図に示し
た発電発動装置1と路間−であり、以下に相違点を説明
する。
電動機部51は、1つの駆動手段19Cにより、第一お
よび第二の電動機巻線2A、2Bを駆動する構成として
いる。このため、給電切替手段52はリレー回路で構成
し、リレー52aを動作させることで、各リレーの接点
52b、52c。
52dが閉状態となり、第2の電動機巻線2Bへ電流を
供給する構成としている。リレー52aは、トランジス
タ53によりオン・オフされる。
トランジスタ53のベースはベース抵抗54を介して、
電圧検出型の所定回転数検出手段54の出力端子54a
へ接続されている。
この所定回転数検出手段54は、発電機巻線3に発生す
る起電圧を、抵抗54b、54cおよびコンデンサ54
dからなる時定数回路を介して、電圧比較器54eの比
較入力端子に入力し、定電圧回路54fにより発生され
た基準電圧と比較して、比較入力端子の電圧が基準電圧
より高い場合は、電圧比較器54eの出力によりフリッ
プフロップ35eをセットし、出力端子54aへHレベ
ルの出力を発生させるものである。
また、発電機部55は、コンビネーションスイッチ32
が電動機モード(37位置)に設定されている場合は、
ベース抵抗56を介してベース電流が供給されてオン状
態となるトランジスタ57を備えている。本実施例では
、このトランジスタ57とベース電流供給回路とで回転
子巻線通電制御手段を構成している。
以上の構成であるから、本発電発動装置50を電動機モ
ードとして動作させた場合は、まず第1の電動機巻線へ
通電され、回転軸7の回転が開始し、その回転数の上昇
に伴ない発電機巻線3に発生する起電圧が大きくなり、
これが所定の回転数に対応する電圧値以上になると、電
圧検出型の所定回転数検出手段54の出力54aにより
リレー52aが動作し、第2の電動機巻線2Bへ電流が
供給される。
また、電動機としての動作状態では、トランジスタ57
がオン状態を保持するので回転子巻線5の電流が断とな
ることはない。
発電機としての動作は第2図の実施例と同一であるので
説明を省略する。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明に係る発電発動装置
は、電動機巻線を二分割し、一方の巻線のみで始動させ
た後両方の巻線へ通電する構成とし、始動時の電動機巻
線の抵抗値を定常回転時より大きな値としたので、電動
機始動時のラッシュカレントを抑圧することができ、駆
動手段であるパワースイッチング素子に要求される最大
定格を低減し、もって、装置の小形化・低価格を図るこ
とができる。
また、分割巻線始動状態から両巻線への導電状態への切
替えは、インバータ装置の転流タイミング信号を得るた
めの回転位置検出手段を兼用し、もしくは発電機巻線に
発生した起電圧を基に回転数を検出する構成としたので
、新たの検出手段が不要であり、装置の小形化・低価格
化に寄与することができる。
さらに、発動機としての動作状態において、発電機側か
らの影響を除去するために充電電流の遮断手段ならびに
回転子巻線通電制御手段を設けたので、発動機として良
好の特性を発揮することができるとともに、発電モード
においては、発電機としての動作を良好に行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る発電発動装置の構造を示す縦断面
図、第2図は同装置の構成を示すシステム構成図、第3
図は駆動手段の具体的構成を示す回路図、第4図は本発
明の他の実施例に係る発電発動装置のシステム構成図で
ある。 なお、図面中、1.50は発電発動装置、2(2A、2
B)は電動機巻線、3は発電機巻線、4は固定子鉄心、
5は回転子巻線、6は回転子鉄心、7は回転軸、12は
電圧調整器、13は整流装置、16はインバータ装置、
17は回転位置検出手段、18は転流制御手段、19.
19A。 19B、19Cは駆動手段、20は永久磁石、21は磁
気感応素子、35は所定回転数検出手段、36.52は
給電切替手段、38は遮断手段・回転子巻線通電制御手
段を構成するリレー回路、54は電圧検出型の所定回転
数検出手段、57は回転子巻線通電制御手段を構成する
トランジスタである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定子鉄心に電動機巻線と発電機巻線を有し、回
    転子巻線による磁束を電動機と発電機に共有し、電動機
    として動作させる場合は、直流電源をインバータ装置を
    介して電動機巻線へ給電し、発電機として動作させる場
    合は、回転子巻線へ供給する電流を制御して発電電圧の
    調節を行なう電圧調整器を備えた発電発動装置において
    、電動機巻線を第1および第2の電動機巻線に分割する
    とともに、電動機始動時は第1または第2の電動機巻線
    のいずれか一方にのみ給電し、発電発動機が所定回転数
    以上になったことを検出する検出手段の出力に基づいて
    、第1および第2の電動機巻線の両方へ通電する給電切
    替手段を設けたことを特徴とする発電発動装置。
  2. (2)所定回転数以上になったことを検出する検出手段
    は、インバータ装置の転流タイミング信号を得るために
    設けられた回転位置検出手段の出力信号を所定の時間計
    数する計数手段と、この計数手段の計数結果に基づいて
    所定の回転数以上であることを判定する判定手段とから
    なることを特徴とする請求項1記載の発電発動装置。
  3. (3)回転位置検出手段は、発電発動機の回転軸の軸端
    外周に配設された複数の永久磁石と、これらの永久磁石
    と離間して円周状に等間隔に配置され永久磁石から生ず
    る磁束に感応する複数の磁気感応素子よりなることを特
    徴とする請求項2記載の発電発動装置。
  4. (4)所定回転数以上になったことを検出する手段は、
    発電機巻線に発生した起電圧を入力として、所定のしき
    い値電圧と比較を行なう比較手段からなることを特徴と
    する請求項1記載の発電発動装置。
  5. (5)インバータ装置を介して電動機巻線へ給電してい
    る間は、発電機巻線に発生した起電圧が負荷へ供給させ
    るのを遮断する遮断手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の発電発動装置。
  6. (6)インバータ装置を介して電動機巻線へ給電してい
    る間は、回転子巻線へ供給する電流を制御して発電電圧
    の調整を行なう電圧調整器の調節機能を非動作状態とし
    、回転子巻線へ所定の電流を供給する回転子巻線通電制
    御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の発電発
    動装置。
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