JPH02266160A - 建設機械の油圧閉回路 - Google Patents
建設機械の油圧閉回路Info
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- JPH02266160A JPH02266160A JP8661789A JP8661789A JPH02266160A JP H02266160 A JPH02266160 A JP H02266160A JP 8661789 A JP8661789 A JP 8661789A JP 8661789 A JP8661789 A JP 8661789A JP H02266160 A JPH02266160 A JP H02266160A
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- 238000010276 construction Methods 0.000 title claims description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 11
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 12
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は、ホイールローダ等の建設機械に用いられる油
圧閉回路に関する。
圧閉回路に関する。
B、従来の技術
第3図にホイールローダの走行用油圧閉回路の従来例を
示す。
示す。
第3図において、前後進切換レバー1を図示中立位置(
n位置)から前進位置(f位置)に切換えると、前後進
切換弁2のソレノイド部2aが電源2]−と接続され、
これにより前後進切換弁2がN位置からF位置に切換ね
る。次いで走行ペダル3を踏み込んで減圧弁4を操作す
ると、油圧源5からの吐出圧がペダル3の踏み込み量に
応じた圧力に減圧され、この圧力が前後進切換弁2およ
び管路11を通って傾転シリンダ6のシリンダ室6aに
導かれる。シリンダ室6bは、管路12および前後進切
換弁2を介してタンク8と連通されており、これにより
ピストン6cが図示中立位置から右方に移動する。この
ピストン6cの移動に伴い、不図示の原動機により駆動
される可変容量形油圧ポンプ9の傾転量が増加し、その
変化量に応じた流量の圧油が油圧ポンプ9から管路13
に吐出され、この吐出油により油圧モータ10が駆動さ
れる。その結果、この油圧モータ10に接続された車軸
が駆動され車両が走行ペダル3の操作量に依存した速度
で前進する。油圧モータ10の戻り油は、管路14を通
って油圧ポンプ9に戻る。
n位置)から前進位置(f位置)に切換えると、前後進
切換弁2のソレノイド部2aが電源2]−と接続され、
これにより前後進切換弁2がN位置からF位置に切換ね
る。次いで走行ペダル3を踏み込んで減圧弁4を操作す
ると、油圧源5からの吐出圧がペダル3の踏み込み量に
応じた圧力に減圧され、この圧力が前後進切換弁2およ
び管路11を通って傾転シリンダ6のシリンダ室6aに
導かれる。シリンダ室6bは、管路12および前後進切
換弁2を介してタンク8と連通されており、これにより
ピストン6cが図示中立位置から右方に移動する。この
ピストン6cの移動に伴い、不図示の原動機により駆動
される可変容量形油圧ポンプ9の傾転量が増加し、その
変化量に応じた流量の圧油が油圧ポンプ9から管路13
に吐出され、この吐出油により油圧モータ10が駆動さ
れる。その結果、この油圧モータ10に接続された車軸
が駆動され車両が走行ペダル3の操作量に依存した速度
で前進する。油圧モータ10の戻り油は、管路14を通
って油圧ポンプ9に戻る。
ここで、管路11,12の圧力は、選択弁22のパイロ
ンI・ボーh22a、22bにそれぞれ導かれており、
選択弁22は、導かれた圧力によりn位置またはb位置
に切換わる。上述のように前後進切換弁2が前進位置に
切換わっているときには、管路11の圧力が管路12よ
りも高いため選択弁22はn位置にあり、これにより管
路13の圧力が選択弁22を介して管路11,12間に
設けられたカットオフ弁23のパイロットボート23a
に導かれる。そして、この管路13の圧力が所定値に達
すると、カットオフ弁23は図示A位置からn位置に切
換わり、これにより管路11。
ンI・ボーh22a、22bにそれぞれ導かれており、
選択弁22は、導かれた圧力によりn位置またはb位置
に切換わる。上述のように前後進切換弁2が前進位置に
切換わっているときには、管路11の圧力が管路12よ
りも高いため選択弁22はn位置にあり、これにより管
路13の圧力が選択弁22を介して管路11,12間に
設けられたカットオフ弁23のパイロットボート23a
に導かれる。そして、この管路13の圧力が所定値に達
すると、カットオフ弁23は図示A位置からn位置に切
換わり、これにより管路11。
12、すなわち傾転シリンダ6のシリンダ室6a。
6bが連通される。管路11.、12が連通ずることに
より両管路11,12の圧力差がなくなるため、ピスト
ン6cは中立位置に向けて移動し、これに伴って油圧ポ
ンプ9の傾転量が減少する。すなわちカットオフ弁23
は、管路13または]4。
より両管路11,12の圧力差がなくなるため、ピスト
ン6cは中立位置に向けて移動し、これに伴って油圧ポ
ンプ9の傾転量が減少する。すなわちカットオフ弁23
は、管路13または]4。
の圧力が所定値以上高い場合に油圧ポンプ9の傾転量を
小さくシ,油圧ポンプ9が余剰の圧油を吐出しないよう
にするものである。
小さくシ,油圧ポンプ9が余剰の圧油を吐出しないよう
にするものである。
前進走行中に走行ペダル3を離すと、管路11の圧力が
減少し、傾転シリンダ6のピストン6cは中立位置に向
けて移動する。これにより油圧ポンプ9の傾転量が減少
するため管路]−4にブレキ圧がたつが、選択弁22が
n位置にありカットオフ弁23のパイロットポーl−
2 3 aには管路13の圧力が導かれているので、管
路14のブレーキ圧がパイロットポート23gに導かれ
ることはない。したがって、例えば走行ペダル3を離し
たまま急な坂道を降板するとき、すなわち管路14に高
いブレーキ圧がたっているときに管路11、12がカッ
トオフ弁23でブロックされるので、ブレーキ圧により
油圧ポンプ9の傾転量が増加することがなく車両の逸走
が防止される。
減少し、傾転シリンダ6のピストン6cは中立位置に向
けて移動する。これにより油圧ポンプ9の傾転量が減少
するため管路]−4にブレキ圧がたつが、選択弁22が
n位置にありカットオフ弁23のパイロットポーl−
2 3 aには管路13の圧力が導かれているので、管
路14のブレーキ圧がパイロットポート23gに導かれ
ることはない。したがって、例えば走行ペダル3を離し
たまま急な坂道を降板するとき、すなわち管路14に高
いブレーキ圧がたっているときに管路11、12がカッ
トオフ弁23でブロックされるので、ブレーキ圧により
油圧ポンプ9の傾転量が増加することがなく車両の逸走
が防止される。
また、管路13,14間に設けられた切換弁24は、X
位置,X位置に切換可能とされ、そのパイロットボート
24aには、管路11,12の圧力がチエツク弁25a
,25bを介して導かれるようになっている。そして、
管路11,12のいずれかに圧力がたっているとき、す
なわち前後進切換弁2がF位置またはN位置に切換ねっ
ているときには、その圧力によりN位置に切換わって管
路13,14、すなわち油圧モータ10の入出力ボート
を遮断し、管路12,1.3のいずれにも圧力がたって
いないとき、すなわち前後進切換弁2がN位置に切換ね
っているときには、X位置に切換わって管路13,14
を連通ずる。管路13。
位置,X位置に切換可能とされ、そのパイロットボート
24aには、管路11,12の圧力がチエツク弁25a
,25bを介して導かれるようになっている。そして、
管路11,12のいずれかに圧力がたっているとき、す
なわち前後進切換弁2がF位置またはN位置に切換ねっ
ているときには、その圧力によりN位置に切換わって管
路13,14、すなわち油圧モータ10の入出力ボート
を遮断し、管路12,1.3のいずれにも圧力がたって
いないとき、すなわち前後進切換弁2がN位置に切換ね
っているときには、X位置に切換わって管路13,14
を連通ずる。管路13。
14が連通すると、油圧モータ1oは、外部からの負荷
により自由に回転することができるので、例えば坂道で
車両を駐車させる際、前後進レバー1をn位置に操作す
ると車両が自重で坂道を下る方向に移動し、これが運転
者に駐車ブレーキの作動を促すので、駐車ブレーキをか
け忘れることがない。
により自由に回転することができるので、例えば坂道で
車両を駐車させる際、前後進レバー1をn位置に操作す
ると車両が自重で坂道を下る方向に移動し、これが運転
者に駐車ブレーキの作動を促すので、駐車ブレーキをか
け忘れることがない。
C.発明が解決しようとする課題
しかしながら、以上の構成では、降板時の車両逸走を防
止すべく常に油圧ポンプ9の吐出側の管路圧力をカット
オフ弁23のパイロットボート23aに導くための選択
弁22と、坂道駐車時、運転者に駐車ブレーキの作動を
促すための切換弁24とがそれぞれ個別に設けられてい
るため、コストがアップするのに加えて、これらを切換
制御する管路が複数必要となり回路が大型化する。また
、これらの切換弁における圧油の漏れが多くなり、油圧
閉回路としての効率が低下するという問題点もある。
止すべく常に油圧ポンプ9の吐出側の管路圧力をカット
オフ弁23のパイロットボート23aに導くための選択
弁22と、坂道駐車時、運転者に駐車ブレーキの作動を
促すための切換弁24とがそれぞれ個別に設けられてい
るため、コストがアップするのに加えて、これらを切換
制御する管路が複数必要となり回路が大型化する。また
、これらの切換弁における圧油の漏れが多くなり、油圧
閉回路としての効率が低下するという問題点もある。
本発明の技術的課題は、上述した2個の切換弁髪1個の
切換弁で兼用することにある。
切換弁で兼用することにある。
08課題を解決するための手段
一実施例を示す第1図により説明すると、本発明は、可
変容量形油圧ポンプ9と、入出力ポートが一対の主管路
13.14によって油圧ポンプ9の入出力ポートに閉回
路接続された油圧モータ10と、一対の主管路13.1
4に油圧ポンプ9からの圧油を択一的に吐出することを
指令する第1の操作手段1,2と、油圧ポンプの吐出量
を調節するために操作される第2の操作手段3,4と、
第1および第2の操作手段1,2,3.4の操作に応じ
て油圧ポンプ9の吐出方向および押除は容積を制御する
ポンプ制御手段6と、パイロン1−ポh 23 aを有
し、そのパイロットポート23aに入力される一対の主
管路13.14の圧力のうちいずれかの圧力が所定値以
上になると、油圧モータ9の押除は容積を減少させるべ
くポンプ制御手段6を制御するカットオフ手段23とを
備えた建設機械の油圧閉回路に適用される。そして、カ
ットオフ手段23のパイロットポート23aと一対の主
管路13.14とを結ぶ管路15に油圧式切換弁31を
設け、この切換弁31を以下のように構成し、これによ
り上記技術的課題を解決する。
変容量形油圧ポンプ9と、入出力ポートが一対の主管路
13.14によって油圧ポンプ9の入出力ポートに閉回
路接続された油圧モータ10と、一対の主管路13.1
4に油圧ポンプ9からの圧油を択一的に吐出することを
指令する第1の操作手段1,2と、油圧ポンプの吐出量
を調節するために操作される第2の操作手段3,4と、
第1および第2の操作手段1,2,3.4の操作に応じ
て油圧ポンプ9の吐出方向および押除は容積を制御する
ポンプ制御手段6と、パイロン1−ポh 23 aを有
し、そのパイロットポート23aに入力される一対の主
管路13.14の圧力のうちいずれかの圧力が所定値以
上になると、油圧モータ9の押除は容積を減少させるべ
くポンプ制御手段6を制御するカットオフ手段23とを
備えた建設機械の油圧閉回路に適用される。そして、カ
ットオフ手段23のパイロットポート23aと一対の主
管路13.14とを結ぶ管路15に油圧式切換弁31を
設け、この切換弁31を以下のように構成し、これによ
り上記技術的課題を解決する。
すなわち切換弁31は、第1の操作手段1,2により一
方の主管路13または14への圧油の吐出が指令されて
いるときには、その指令された主管路13また+il
4の圧力をカットオフ手段23のパイロットポート23
aに導く位置「イ」または「口」に切換ねり、第1の操
作手段1,2が圧油の吐出を指令していないときには、
一対の主管路13,14を連通する位置「ハ」に切換ね
る。
方の主管路13または14への圧油の吐出が指令されて
いるときには、その指令された主管路13また+il
4の圧力をカットオフ手段23のパイロットポート23
aに導く位置「イ」または「口」に切換ねり、第1の操
作手段1,2が圧油の吐出を指令していないときには、
一対の主管路13,14を連通する位置「ハ」に切換ね
る。
E0作用
第1の操作手段1により例えば主管路13に圧油を吐出
するよう指令し、かつ第2の操作手段3゜4を操作する
と、切換弁31は位置「イ」に切換わり、これにより主
管路13の圧力がカットオフ手段23のパイロットポー
1〜23aに導かれる。
するよう指令し、かつ第2の操作手段3゜4を操作する
と、切換弁31は位置「イ」に切換わり、これにより主
管路13の圧力がカットオフ手段23のパイロットポー
1〜23aに導かれる。
その後、第2の操作手段3,4の操作を解除すると、管
路14にブレーキ圧がたつが、切換弁31は位置「イ」
を保持するためパイロットポート23aには主管路13
の圧力が導かれており、管路14のブレーキ圧が導かれ
ることはない。したがってカットオフ手段23は作動せ
ず、坂道でも車両の逸走が防止される。
路14にブレーキ圧がたつが、切換弁31は位置「イ」
を保持するためパイロットポート23aには主管路13
の圧力が導かれており、管路14のブレーキ圧が導かれ
ることはない。したがってカットオフ手段23は作動せ
ず、坂道でも車両の逸走が防止される。
また、第1の操作手段1,2が圧油の吐出を指令してい
ないとき、切換弁31は、一対の主管路13、14を連
通ずる位置「ハ」に切換ねり、これにより油圧モータ]
−〇は外部からの負荷により自由に回転可能となる。し
たがって坂道駐車時に駐車ブレーキのかけ忘れが防止で
きる。
ないとき、切換弁31は、一対の主管路13、14を連
通ずる位置「ハ」に切換ねり、これにより油圧モータ]
−〇は外部からの負荷により自由に回転可能となる。し
たがって坂道駐車時に駐車ブレーキのかけ忘れが防止で
きる。
すなわち、従来技術で述べた降板時の車両逸走を防止す
るための切換弁と、運転者に駐車ブレキの作動を促すた
めの切換弁とがひとつの切換弁31で兼用できる。
るための切換弁と、運転者に駐車ブレキの作動を促すた
めの切換弁とがひとつの切換弁31で兼用できる。
なお、本発明の詳細な説明する上記り項およびE項では
、本発明を分かり易くするために実施例の図を用いたが
、これにより本発明が実施例に限定されるものではない
。
、本発明を分かり易くするために実施例の図を用いたが
、これにより本発明が実施例に限定されるものではない
。
F.実施例
第1の実施例−
第1図により本発明の第1の実施例を説明する。
なお、第3図と同様な箇所には同一の符号を付す。
第1図において、可変容量形油圧ポンプ9の入出力ポー
トは、一対の主管路13.14によって油圧モータ10
の入出力ポートに閉回路接続され。
トは、一対の主管路13.14によって油圧モータ10
の入出力ポートに閉回路接続され。
油圧モータ10は、油圧ポンプ9の吐出油により駆動さ
れる。油圧モータ10の傾転量(押除は容積)および吐
出方向(管路13.14のうちいずれの管路に圧油を吐
出するか)は、傾転シリンダ6により制御される。すな
わち、傾転シリンダ6のピストン6Cが図示中立位置に
あるときには、油圧ポンプ9の傾転量は零であり、いず
れの管路にも圧油は吐出されない。また、ピストン6C
が中立位置よりも右側にあるときには管路13に圧油が
吐出され、中立位置よりも左側にあるときには管路14
に圧油が吐出される。その傾転量は、ピストン6cの左
右への移動量に依存する。このビス1ヘン6cは、電磁
式の前後進切換弁2および減圧弁4の操作に伴って管路
]1または]、2に発生する圧力に応じて移動する。
れる。油圧モータ10の傾転量(押除は容積)および吐
出方向(管路13.14のうちいずれの管路に圧油を吐
出するか)は、傾転シリンダ6により制御される。すな
わち、傾転シリンダ6のピストン6Cが図示中立位置に
あるときには、油圧ポンプ9の傾転量は零であり、いず
れの管路にも圧油は吐出されない。また、ピストン6C
が中立位置よりも右側にあるときには管路13に圧油が
吐出され、中立位置よりも左側にあるときには管路14
に圧油が吐出される。その傾転量は、ピストン6cの左
右への移動量に依存する。このビス1ヘン6cは、電磁
式の前後進切換弁2および減圧弁4の操作に伴って管路
]1または]、2に発生する圧力に応じて移動する。
前後進切換弁2のソレノイド部2a、2bは、前後進切
換レバー1を介して電源21と接続可能とされ、レバー
1がf位置、n位置、r位置に切換わると前後進切換弁
2がF位置、N位置、N位置にそれぞれ切換ねる。F位
置は油圧ポンプ9からの圧油を管路13に吐出すること
を指令する位置、N位置は管路14に吐出することを指
令する位置、N位置はいずれの管路にも圧油を吐出しな
いこと髪指令する位置である。
換レバー1を介して電源21と接続可能とされ、レバー
1がf位置、n位置、r位置に切換わると前後進切換弁
2がF位置、N位置、N位置にそれぞれ切換ねる。F位
置は油圧ポンプ9からの圧油を管路13に吐出すること
を指令する位置、N位置は管路14に吐出することを指
令する位置、N位置はいずれの管路にも圧油を吐出しな
いこと髪指令する位置である。
管路1.1.12間には、」二連と同様にカットオフ弁
23が設けられ、このカットオフ弁23のパイロットポ
ート23aと管路13,14を結ぶ管路15には、油圧
式の切換弁31が設けられている。切換弁31は、管路
13の圧力をパイロン1−ポート23aに導く「イ」位
置、管路14の圧力をパイロットポート23aに導く「
口」位置、両管路13.14を連通ずる「ハ」位置の3
位置ににそれぞれ切換可能とされ、その一対のパイロッ
トポート31a、31bには管路1F、、12の圧力が
導かれるようになっている。そして管路11の圧力が管
路12よりも高くなると「イ」位置に、管路12の圧力
が管路11よりも高くなるとr口」位置に1両管路11
..12の圧力差がないときには「ハ」位置にそれぞれ
切換わる。
23が設けられ、このカットオフ弁23のパイロットポ
ート23aと管路13,14を結ぶ管路15には、油圧
式の切換弁31が設けられている。切換弁31は、管路
13の圧力をパイロン1−ポート23aに導く「イ」位
置、管路14の圧力をパイロットポート23aに導く「
口」位置、両管路13.14を連通ずる「ハ」位置の3
位置ににそれぞれ切換可能とされ、その一対のパイロッ
トポート31a、31bには管路1F、、12の圧力が
導かれるようになっている。そして管路11の圧力が管
路12よりも高くなると「イ」位置に、管路12の圧力
が管路11よりも高くなるとr口」位置に1両管路11
..12の圧力差がないときには「ハ」位置にそれぞれ
切換わる。
次に、実施例の動作を説明する。
前後進切換レバー1がn位置にあるときには、前後進切
換弁2の両ソレノイド部2a、2b′h′X電源21と
接続されないので、前後進切換弁2は中立位1f(N位
置)を保持し、これにより管路]1゜12が前後進切換
弁2を介して連通される。したがって管路11,12に
圧力差はなく傾転シリンダ6のピストン6Cは中立位置
に保持し、油圧ポンプ9の傾転量は零となる。このため
油圧ポンプ9は圧油を吐出せず、油圧モータ10は駆動
され11、− ない。また、管路11,1.2の連通により切換弁31
は中立位置(「ハ」位置)を保持し、これにより管路1
3,1−4、すなわち油圧モータ10の入出カポ−1〜
が連通される。したがって、油圧モータ10は、外部か
らの負荷により自由に回転することができ、上述と同様
に坂道駐車の際、前後進レバー1をn位置に操作すると
車両が自重で坂道を下る方向に移動するので、運転者が
駐車ブレーキをかけ忘れることがない。またこのとき、
カットオフ弁23はA位置に切換わっでいる。
換弁2の両ソレノイド部2a、2b′h′X電源21と
接続されないので、前後進切換弁2は中立位1f(N位
置)を保持し、これにより管路]1゜12が前後進切換
弁2を介して連通される。したがって管路11,12に
圧力差はなく傾転シリンダ6のピストン6Cは中立位置
に保持し、油圧ポンプ9の傾転量は零となる。このため
油圧ポンプ9は圧油を吐出せず、油圧モータ10は駆動
され11、− ない。また、管路11,1.2の連通により切換弁31
は中立位置(「ハ」位置)を保持し、これにより管路1
3,1−4、すなわち油圧モータ10の入出カポ−1〜
が連通される。したがって、油圧モータ10は、外部か
らの負荷により自由に回転することができ、上述と同様
に坂道駐車の際、前後進レバー1をn位置に操作すると
車両が自重で坂道を下る方向に移動するので、運転者が
駐車ブレーキをかけ忘れることがない。またこのとき、
カットオフ弁23はA位置に切換わっでいる。
レバー1をf位置に切換えると前後進切換弁2のソレノ
イド部2aが電源21と接続され、前後進切換弁2が前
進位置(F位置)に切換わる。次いで走行ペダル3によ
り減圧弁4を操作すると、上述の作用により傾転シリン
ダ6のピストン6cがペダル3の操作量に応じた量だけ
図示右側に移動する。これにより可変容量形油圧ポンプ
9の傾転量が増加してその変化量に応じた流量の圧油が
油圧ポンプ9から管路]−3に吐出され、この吐出油に
より油圧モータ10が駆動されて車両が走行する。この
とき、管路11の圧力が管路12よりも高くなるので、
切換弁31が「イ」位置に切換ねり、これにより管路1
3の圧力が切換弁31を介してカットオフ弁23のパイ
ロットポート23aに導かれる。この管路13の圧力が
所定値に達すると、カットオフ弁23はB位置に切換わ
って管路11,12が連通され、これにより傾転シリン
ダ6のピストン6Cが中立位置に向けて移動する。これ
に伴って油圧ポンプ9の傾転量は小さくなり、油圧ポン
プ9の余剰油の吐出が防止される。
イド部2aが電源21と接続され、前後進切換弁2が前
進位置(F位置)に切換わる。次いで走行ペダル3によ
り減圧弁4を操作すると、上述の作用により傾転シリン
ダ6のピストン6cがペダル3の操作量に応じた量だけ
図示右側に移動する。これにより可変容量形油圧ポンプ
9の傾転量が増加してその変化量に応じた流量の圧油が
油圧ポンプ9から管路]−3に吐出され、この吐出油に
より油圧モータ10が駆動されて車両が走行する。この
とき、管路11の圧力が管路12よりも高くなるので、
切換弁31が「イ」位置に切換ねり、これにより管路1
3の圧力が切換弁31を介してカットオフ弁23のパイ
ロットポート23aに導かれる。この管路13の圧力が
所定値に達すると、カットオフ弁23はB位置に切換わ
って管路11,12が連通され、これにより傾転シリン
ダ6のピストン6Cが中立位置に向けて移動する。これ
に伴って油圧ポンプ9の傾転量は小さくなり、油圧ポン
プ9の余剰油の吐出が防止される。
また、走行時に走行ペダル3を離すと、上述のように管
路14にブレーキ圧が発生するが、管路12の圧力は管
路11よりも低いため切換弁31は「イ」位置を保持し
、これによりカットオフ弁23のパイロットポート23
aには管路13の圧力が導かれておりこのブレーキ圧が
導かれることはない。このとき管路13は低圧となって
いるのでカッ1−オフ弁23はA位置を保持し、管路1
1.12、すなわち傾転シリンダ6の両シリンダ室6a
、6bはブロックされたままとなる。このため管路14
のブレーキ圧により油圧ポンプ9の傾転量が増加するこ
とがなく、走行ペダル3を離しての降板時に車両の逸走
が防止される。
路14にブレーキ圧が発生するが、管路12の圧力は管
路11よりも低いため切換弁31は「イ」位置を保持し
、これによりカットオフ弁23のパイロットポート23
aには管路13の圧力が導かれておりこのブレーキ圧が
導かれることはない。このとき管路13は低圧となって
いるのでカッ1−オフ弁23はA位置を保持し、管路1
1.12、すなわち傾転シリンダ6の両シリンダ室6a
、6bはブロックされたままとなる。このため管路14
のブレーキ圧により油圧ポンプ9の傾転量が増加するこ
とがなく、走行ペダル3を離しての降板時に車両の逸走
が防止される。
以」二の実施例の構成において、前後進切換レバー1お
よび前後進切換弁2が第1の操作手段を、走行ペダル3
および減圧弁4が第2の操作手段を、傾転シリンダ6が
ポンプ制御手段を、カッ1〜オツフ弁23がカッ!・オ
フ手段をそれぞれ構成する。
よび前後進切換弁2が第1の操作手段を、走行ペダル3
および減圧弁4が第2の操作手段を、傾転シリンダ6が
ポンプ制御手段を、カッ1〜オツフ弁23がカッ!・オ
フ手段をそれぞれ構成する。
第2の実施例
次に、第2図により第2の実施例を説明する。
第1図と同様な箇所には同一の符号を付す。
第1の実施例では、管路11,12の圧力により前後進
切換弁2の位置に応じて切換弁31を切換えるようにし
たが、本実施例は、前後進切換レバー1の位置を直接検
出して上述の切換弁31に切換えるようにしたものであ
る。
切換弁2の位置に応じて切換弁31を切換えるようにし
たが、本実施例は、前後進切換レバー1の位置を直接検
出して上述の切換弁31に切換えるようにしたものであ
る。
すなわち第2図において、電磁弁41は、一対のソレノ
イ1〜部41 a 、 4 l bを有し、ソレノイド
部4]−aが電源21と接続されると「い」位置に、ソ
レノイド部41bが電源21と接続されると「ろ」位置
にそれぞれ切換ねる。また、ソレノイド部41a、41
bが電源21と接続されないときには中立位置(「は」
位置)に切換ねっている。
イ1〜部41 a 、 4 l bを有し、ソレノイド
部4]−aが電源21と接続されると「い」位置に、ソ
レノイド部41bが電源21と接続されると「ろ」位置
にそれぞれ切換ねる。また、ソレノイド部41a、41
bが電源21と接続されないときには中立位置(「は」
位置)に切換ねっている。
例えば前後進切換レバー]をf位置に操作すると、電磁
弁41のソレノイド部41aが電源21と接続され、こ
れにより電磁弁41が「い」位置に切換ねる。その結果
、油圧源42からの吐出油が電磁弁41を介して切換弁
31のパイロン1〜ポー l−31aに導かれ、切換弁
31が「イ」位置に切換ねる。その他の作用は上述と同
様である。
弁41のソレノイド部41aが電源21と接続され、こ
れにより電磁弁41が「い」位置に切換ねる。その結果
、油圧源42からの吐出油が電磁弁41を介して切換弁
31のパイロン1〜ポー l−31aに導かれ、切換弁
31が「イ」位置に切換ねる。その他の作用は上述と同
様である。
G0発明の効果
本発明によれば、可変容量形油圧ポンプと油圧モータと
を接続する一対の主管路のうち、一方の主管路への圧油
の吐出が指令されているときには、その指令された主管
路の圧力を上述のカットオフ手段のパイロンI・ポート
に導く位置に切換わり、一方、圧油の吐出が指令されて
いないときには、一対の主管路を連通する位置に切換ね
る油圧大切換弁を設けたので、降板時の車両逸走を防止
すべくカッ1へオフ手段を制御するための切換弁と、坂
道駐車時に運転者に駐車ブレーキの作動を促すための切
換弁とが1個の切換弁で兼用でき、ロス1−ダウンおよ
び回路の小型化が図れる。また、切換弁における圧油の
漏れが従来より少なくなり、油圧閉回路としての効率低
下を最小限に抑えることができる。
を接続する一対の主管路のうち、一方の主管路への圧油
の吐出が指令されているときには、その指令された主管
路の圧力を上述のカットオフ手段のパイロンI・ポート
に導く位置に切換わり、一方、圧油の吐出が指令されて
いないときには、一対の主管路を連通する位置に切換ね
る油圧大切換弁を設けたので、降板時の車両逸走を防止
すべくカッ1へオフ手段を制御するための切換弁と、坂
道駐車時に運転者に駐車ブレーキの作動を促すための切
換弁とが1個の切換弁で兼用でき、ロス1−ダウンおよ
び回路の小型化が図れる。また、切換弁における圧油の
漏れが従来より少なくなり、油圧閉回路としての効率低
下を最小限に抑えることができる。
第1図および第2図はそれぞれ本発明の第1および第2
の実施例を示す油圧回路図である。 第3図は従来例を示す油圧回路図である。 1:前後進切換レバー 2:前後進切換弁3:走行ペダ
ル 4:減圧弁 6:傾転シリンダ 9:可変容量膨油圧ポンプ10
:油圧モータ 13,14:主管路23:カットオフ
弁 31−:切換弁41:電磁弁
の実施例を示す油圧回路図である。 第3図は従来例を示す油圧回路図である。 1:前後進切換レバー 2:前後進切換弁3:走行ペダ
ル 4:減圧弁 6:傾転シリンダ 9:可変容量膨油圧ポンプ10
:油圧モータ 13,14:主管路23:カットオフ
弁 31−:切換弁41:電磁弁
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 可変容量形油圧ポンプと、入出力ポートが一対の主管路
によって前記油圧ポンプの入出力ポートに閉回路接続さ
れた油圧モータと、前記一対の主管路に前記油圧ポンプ
からの圧油を択一的に吐出することを指令する第1の操
作手段と、前記油圧ポンプの吐出量を調節するために操
作される第2の操作手段と、前記第1および第2の操作
手段の操作に応じて前記油圧ポンプの吐出方向および押
除け容積を制御するポンプ制御手段と、パイロットポー
トを有し、そのパイロットポートに入力される前記一対
の主管路の圧力のうちいずれかの圧力が所定値以上にな
ると、前記油圧モータの押除け容積を減少させるべく前
記ポンプ制御手段を制御するカットオフ手段とを備えた
建設機械の油圧閉回路において、 前記カットオフ手段のパイロットポートと前記一対の主
管路とを結ぶ管路には油圧式切換弁が設けられ、 この切換弁は、前記第1の操作手段により一方の主管路
への圧油の吐出が指令されているときには、その指令さ
れた主管路の圧力を前記カットオフ手段のパイロットポ
ートに導く位置に切換わり、前記第1の操作手段が前記
圧油の吐出を指令していないときには、前記一対の主管
路を連通する位置に切換わるよう構成されていることを
特徴とする建設機械の油圧閉回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8661789A JPH02266160A (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 建設機械の油圧閉回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8661789A JPH02266160A (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 建設機械の油圧閉回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02266160A true JPH02266160A (ja) | 1990-10-30 |
Family
ID=13891986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8661789A Pending JPH02266160A (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 建設機械の油圧閉回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02266160A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102352876A (zh) * | 2011-09-22 | 2012-02-15 | 中联重科股份有限公司 | 变量泵的控制系统以及液压行走设备 |
WO2013040780A1 (zh) * | 2011-09-22 | 2013-03-28 | 长沙中联重工科技发展股份有限公司 | 变量泵的控制系统以及液压行走设备 |
-
1989
- 1989-04-04 JP JP8661789A patent/JPH02266160A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102352876A (zh) * | 2011-09-22 | 2012-02-15 | 中联重科股份有限公司 | 变量泵的控制系统以及液压行走设备 |
WO2013040780A1 (zh) * | 2011-09-22 | 2013-03-28 | 长沙中联重工科技发展股份有限公司 | 变量泵的控制系统以及液压行走设备 |
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