JPH02265680A - 軽合金製ホイールの塗装方法 - Google Patents
軽合金製ホイールの塗装方法Info
- Publication number
- JPH02265680A JPH02265680A JP1086508A JP8650889A JPH02265680A JP H02265680 A JPH02265680 A JP H02265680A JP 1086508 A JP1086508 A JP 1086508A JP 8650889 A JP8650889 A JP 8650889A JP H02265680 A JPH02265680 A JP H02265680A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- burr
- recessed part
- top coat
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010422 painting Methods 0.000 title claims abstract description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 6
- 229910001234 light alloy Inorganic materials 0.000 title claims description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 abstract description 7
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 abstract description 3
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 230000003796 beauty Effects 0.000 abstract 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、軽合金、例えばアルミニューム合金により形
成されたホイールの塗装方法に関するものである。
成されたホイールの塗装方法に関するものである。
(従来の技術)
従来の技術として、第4図〜第8図に示す塗装方法があ
った。
った。
第4図において、1はアルミニューム合金により形成さ
れたホイールであり、タイヤが嵌合されるリム2と、車
軸に取付けられる円板状のディスク3とを一体的に形成
してなる。
れたホイールであり、タイヤが嵌合されるリム2と、車
軸に取付けられる円板状のディスク3とを一体的に形成
してなる。
上記ディスク3は、その外面3a(車体の外側の面)の
外周部にデザイン用の多数の孔、溝等の凹部4を周方向
に所定のピッチで有する。
外周部にデザイン用の多数の孔、溝等の凹部4を周方向
に所定のピッチで有する。
上記ディスク3の外面3aおよび凹部4を、以下の如く
して塗装する。
して塗装する。
まず、第5図に示すように、ディスク3の外面3aおよ
び凹部4の周面に下塗り塗料6を約20μ以下の厚さで
塗布し、これが硬化した後、所定の着色塗料7を約20
μ以下の厚さで上塗りし、これを硬化させて下塗り塗膜
5を形成する。
び凹部4の周面に下塗り塗料6を約20μ以下の厚さで
塗布し、これが硬化した後、所定の着色塗料7を約20
μ以下の厚さで上塗りし、これを硬化させて下塗り塗膜
5を形成する。
次いで、第6図に示すように、ディスク3の外面3aを
バイト8により切削加工して外面3aに塗装された下塗
り塗膜5を除去するとともに、ディスク3の外面3aを
平滑に切削して仕上面3bに形成する。
バイト8により切削加工して外面3aに塗装された下塗
り塗膜5を除去するとともに、ディスク3の外面3aを
平滑に切削して仕上面3bに形成する。
次いで、バイト8の切削により凹部4の外縁部に発生し
たバリ9(第6図)を、第7図に示すように、グライン
ダあるいはやすり等のバリ取り具1oにより削除する。
たバリ9(第6図)を、第7図に示すように、グライン
ダあるいはやすり等のバリ取り具1oにより削除する。
次いで、第8図に示すように、上記仕上げ面3bおよび
凹部4に塗装された下塗り塗膜5に透明性の上塗り塗料
を、一定の厚さで上塗りし。
凹部4に塗装された下塗り塗膜5に透明性の上塗り塗料
を、一定の厚さで上塗りし。
これを硬化させて上塗り塗膜11を形成する。
(発明が解決しようとする課M)
上記従来の塗装方法は、バイト8の切削によりディスク
3の外面3aを平滑な仕上面3bに形成した後、凹部4
の外縁部に発生したバリ9を削除するようにしていたた
め、このバリ取り作業に多大の手数および熟練を栗する
とともに。
3の外面3aを平滑な仕上面3bに形成した後、凹部4
の外縁部に発生したバリ9を削除するようにしていたた
め、このバリ取り作業に多大の手数および熟練を栗する
とともに。
ホイールを傷つけたり、ありいはバリ取りが不均一にな
って一部のバリが塗装面から露出し、この部から錆びが
発生したりする等の欠点があった・ 本発明は、上記欠点を解消した新規な軽合金製ホイール
の塗装方法を得ることを目的とする。
って一部のバリが塗装面から露出し、この部から錆びが
発生したりする等の欠点があった・ 本発明は、上記欠点を解消した新規な軽合金製ホイール
の塗装方法を得ることを目的とする。
(課趙を解決するための手段)
本発明は、上記目的を達成するために、以下の如く構成
したものである。。
したものである。。
即ち、ディスクの外面の一部に凹部を有するホイールを
設け、少なくともディスクの外面および凹部の周面を下
塗り塗装するとともに、この下塗り塗装の塗膜厚は、デ
ィスクの外面を切削した際に凹部の縁部に発生するバリ
の長さよりも大寸厚とし、次いで切削加工によりディス
クの外面に固着した下塗り塗装を除去するとともに該外
面を平滑面に仕上げ、次いでディスクの外面および凹部
を上塗り塗装する構成にしたものである。
設け、少なくともディスクの外面および凹部の周面を下
塗り塗装するとともに、この下塗り塗装の塗膜厚は、デ
ィスクの外面を切削した際に凹部の縁部に発生するバリ
の長さよりも大寸厚とし、次いで切削加工によりディス
クの外面に固着した下塗り塗装を除去するとともに該外
面を平滑面に仕上げ、次いでディスクの外面および凹部
を上塗り塗装する構成にしたものである。
(作用)
本発明は上記構成にしたものであるから、ディスクの外
面を切削した際に、凹部の縁部に発生したバリは、その
下面が凹部の縁部に固着した下塗り塗装の塗膜の内部に
より囲繞されることになる。
面を切削した際に、凹部の縁部に発生したバリは、その
下面が凹部の縁部に固着した下塗り塗装の塗膜の内部に
より囲繞されることになる。
そして、ディスクの外面および凹部を上塗り塗装すると
、上記バリの上面が上塗り塗装の塗膜によって囲繞され
ることになる。
、上記バリの上面が上塗り塗装の塗膜によって囲繞され
ることになる。
(実施例)
以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。
図面において、第1図〜第3図は本発明の実施例による
塗装方法の第1工程〜第3工程を示す要部拡大断面図で
ある。
塗装方法の第1工程〜第3工程を示す要部拡大断面図で
ある。
なお、第1図〜第3図において、第5図〜第8図と同符
号の箇所は、第5図〜第8図のものと略同構造となって
いる。
号の箇所は、第5図〜第8図のものと略同構造となって
いる。
まず、第1図に示すように、ディスク3の外面3aおよ
び凹部4の周面に、粉体性(又は溶剤系)の下塗り塗料
16を約60μ以上の厚さで塗布し、これを硬化させた
後、所定の着色塗料17を約20μ以下の厚さで上塗り
し、これにより厚さ約80μ以上の下塗り塗膜15を形
成する。
び凹部4の周面に、粉体性(又は溶剤系)の下塗り塗料
16を約60μ以上の厚さで塗布し、これを硬化させた
後、所定の着色塗料17を約20μ以下の厚さで上塗り
し、これにより厚さ約80μ以上の下塗り塗膜15を形
成する。
次いで、第2図に示すように、ディスク3の外面3aを
バイト8により切削加工して外面3aに塗装された下塗
り塗膜15を除去するとともに、ディスク3の外面3a
を平滑に切削して仕上面3bに形成する。
バイト8により切削加工して外面3aに塗装された下塗
り塗膜15を除去するとともに、ディスク3の外面3a
を平滑に切削して仕上面3bに形成する。
なお、上記下塗り塗膜15の厚さTは、ディスク3の外
面3aを切削した際に凹部4の縁部に発生するバリ9の
長さLよりも大寸厚となる如く設定する。
面3aを切削した際に凹部4の縁部に発生するバリ9の
長さLよりも大寸厚となる如く設定する。
次いで、第3図に示すように、上記仕上げ面3bおよび
凹部4の周面に塗装された下塗り塗1[15に透明性の
上塗り塗料を、一定の厚さで上塗りし、二九を硬化させ
て上塗り塗膜18を形成する。
凹部4の周面に塗装された下塗り塗1[15に透明性の
上塗り塗料を、一定の厚さで上塗りし、二九を硬化させ
て上塗り塗膜18を形成する。
上記実施例によれば、ディスク3の外面3aを切削した
際に、凹部4の縁部に発生したバリ9は、凹部4の周面
に固着した下塗り塗膜15の切削面、つまり上面に沿っ
てその途中まで延び、上記バリ9の下面は下塗り塗膜1
5の塗膜により囲繞され、局部的に外方に突出しなくな
る。
際に、凹部4の縁部に発生したバリ9は、凹部4の周面
に固着した下塗り塗膜15の切削面、つまり上面に沿っ
てその途中まで延び、上記バリ9の下面は下塗り塗膜1
5の塗膜により囲繞され、局部的に外方に突出しなくな
る。
このため、ディスク3の仕上げ面3bおよび凹部4の周
面を上塗り塗装すると、上記バリ9の上下面が下塗り塗
膜15と上塗り塗膜18とによって囲繞されるとともに
、凹部4の上縁部は滑らかな屈曲面となる。
面を上塗り塗装すると、上記バリ9の上下面が下塗り塗
膜15と上塗り塗膜18とによって囲繞されるとともに
、凹部4の上縁部は滑らかな屈曲面となる。
そして、ディスク3の仕上げ面3bは透明性の上塗り塗
膜18を通してアルミニューム合金特有の光沢を発し、
外観美が高くなる。
膜18を通してアルミニューム合金特有の光沢を発し、
外観美が高くなる。
(発明の効果)
以上の説明から明らかな如く、本発明によれば、ディス
クの外面を平滑に切削加工した際に発生するバリを除去
することなく、このバリをディスクの外面および凹部を
被覆する塗膜により滑らかに囲繞するようにしたので、
生産性が高くなるとともに、凹部と加工面との稜部から
の錆び発生を防止することができて品質が向上する効果
がある。
クの外面を平滑に切削加工した際に発生するバリを除去
することなく、このバリをディスクの外面および凹部を
被覆する塗膜により滑らかに囲繞するようにしたので、
生産性が高くなるとともに、凹部と加工面との稜部から
の錆び発生を防止することができて品質が向上する効果
がある。
第1図〜第3図は本発明の実施例による塗装方法の第1
工程〜第3工程を示す要部拡大断面図、第4図は塗装前
のホイールを示す要部断面図、第5図〜第8図は従来に
よる塗装方法の第1工程〜第4工程を示す要部拡大断面
図である。 1:ホイール、2:リム、3:ディスク、3a:外面、
3b=仕上げ面、4:凹部、9:バリ、15:下塗り塗
膜、16:下塗り塗料、17:着色塗料、18:上塗り
塗膜。 出願代理人 松 本 久
工程〜第3工程を示す要部拡大断面図、第4図は塗装前
のホイールを示す要部断面図、第5図〜第8図は従来に
よる塗装方法の第1工程〜第4工程を示す要部拡大断面
図である。 1:ホイール、2:リム、3:ディスク、3a:外面、
3b=仕上げ面、4:凹部、9:バリ、15:下塗り塗
膜、16:下塗り塗料、17:着色塗料、18:上塗り
塗膜。 出願代理人 松 本 久
Claims (1)
- 1、ディスクの外面の一部に凹部を有するホィールを設
け、少なくともディスクの外面および凹部の周面を下塗
り塗装するとともに、この下塗り塗装の塗膜厚は、ディ
スクの外面を切削した際に凹部の縁部に発生するバリの
長さよりも大寸厚とし、次いで切削加工によりディスク
の外面に固着した下塗り塗装を除去するとともに該外面
を平滑面に仕上げ、次いでディスクの外面および凹部を
上塗り塗装したことを特徴とする軽合金製ホィールの塗
装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8650889A JPH06231B2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 軽合金製ホイールの塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8650889A JPH06231B2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 軽合金製ホイールの塗装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02265680A true JPH02265680A (ja) | 1990-10-30 |
JPH06231B2 JPH06231B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=13888921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8650889A Expired - Fee Related JPH06231B2 (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 軽合金製ホイールの塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06231B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007099151A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Hitachi Metals Ltd | 軽合金ホイールおよびその塗膜形成方法 |
JP2008132913A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Asahi Tec Corp | 車両用アルミニウムホイールの塗装方法 |
JP2018504272A (ja) * | 2014-11-10 | 2018-02-15 | スピアリア インダストリーズ インターナショナル インコーポレイテッド | 合金ホイールを被覆する方法 |
CN110831661A (zh) * | 2017-04-14 | 2020-02-21 | 瑞根莱福公司 | 经皮辐照装置和对于神经退行性疾病处置的应用 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6272494A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-03 | Anritsu Corp | レ−ザ加工機 |
JPH01109391U (ja) * | 1988-01-08 | 1989-07-24 | ||
JPH01278994A (ja) * | 1988-05-02 | 1989-11-09 | Amada Co Ltd | レーザ加工機の集麈装置 |
-
1989
- 1989-04-04 JP JP8650889A patent/JPH06231B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6272494A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-03 | Anritsu Corp | レ−ザ加工機 |
JPH01109391U (ja) * | 1988-01-08 | 1989-07-24 | ||
JPH01278994A (ja) * | 1988-05-02 | 1989-11-09 | Amada Co Ltd | レーザ加工機の集麈装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007099151A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Hitachi Metals Ltd | 軽合金ホイールおよびその塗膜形成方法 |
JP4730657B2 (ja) * | 2005-10-06 | 2011-07-20 | 日立金属株式会社 | 光輝面を有する軽合金ホイールおよびその製造方法 |
JP2008132913A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Asahi Tec Corp | 車両用アルミニウムホイールの塗装方法 |
JP2018504272A (ja) * | 2014-11-10 | 2018-02-15 | スピアリア インダストリーズ インターナショナル インコーポレイテッド | 合金ホイールを被覆する方法 |
CN110831661A (zh) * | 2017-04-14 | 2020-02-21 | 瑞根莱福公司 | 经皮辐照装置和对于神经退行性疾病处置的应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06231B2 (ja) | 1994-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5458401A (en) | Vehicle wheel applique system | |
US6637832B2 (en) | Wheel and cladding | |
US6068350A (en) | Universal vehicle wheel | |
US9358608B2 (en) | Bimetallic casting | |
US11738406B2 (en) | Method for laser carving of paint on an outer surface of a vehicle wheel | |
US20190308445A1 (en) | Method of coating a cast alloy wheel providing a two-tone appearance | |
JPH09505542A (ja) | 乗物用ホイール構造 | |
JPH02265680A (ja) | 軽合金製ホイールの塗装方法 | |
US2353404A (en) | Abrasive article | |
US3415635A (en) | Method of making a grinding member | |
JP3386545B2 (ja) | 軽合金製ホイールとその製法 | |
JP7397892B2 (ja) | 車両用ホイールの製造方法 | |
JPH0123571Y2 (ja) | ||
JPS61192418A (ja) | アルミニウムホイ−ルの製造方法 | |
JPS60180733A (ja) | アルミホイ−ルの切削加工法 | |
JPH0474200B2 (ja) | ||
JP5215143B2 (ja) | 加工物 | |
JPS60180732A (ja) | アルミホイ−ルの切削加工法 | |
JPS59114101A (ja) | デザインホイ−ル | |
JP2018034714A (ja) | 車両用ホイール | |
JPH10272901A (ja) | 車両用部品とその製造方法 | |
JP3118267B2 (ja) | 車両用ホイール | |
JPS6363172U (ja) | ||
FR3048918A1 (fr) | Ebauche de piece pour roue de vehicule automobile | |
WO2017048765A1 (en) | Styled vehicle wheel and method for producing such a styled vehicle wheel |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |