JPH0226559A - 一体性に優れたアルギン酸繊維製創傷包帯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はアルギン酸繊維＜　ａｌｇｉｎａｊｅ　ｆｉｂ
ｅｒ）のｎｌ傷包帯に関するもので、ｎ１傷床の湿りを
維持するため及び深い創傷を填塞するための両方に使用
される包帯に関する。

３４１号明細占Ｅボンニクセン（Ｂｏｎｎｉｋｓｅｎ　
）　］は、「ウールやガーゼやフオームなどに仕上げら
れたアルギン酸カルシウム材料を外科医療に使用するこ
とは今や周知である」とｂ明している。それ笠は、身体
での吸収能を有するので、出血を制御Ｉ−’Ｊるため、
４官または塊状組織の除去後の死腔を充填するため、組
織隔離用フィルムとして作用するため、および火傷や潰
ようや８１　ｍの外部からのカバーとして作用するため
に、使用される。それ等は認められた重要な要求を満た
しており、それ等の性質はジフージ・ブライン（Ｇｃｏ
ｒｇｅＢｌａｉｎｅ）によって外科年Ｗ　（Ａｎｎａｌ
ｓ　ｏｆ　５ｕｒａｅｒｙ　）１９４７年１月（２頁５
〜２３行）に詳報に記載されている。さらに、ボンニク
Ｕンの明細書中には、アルギン酸カルシウムの包帯が外
的創傷の上に置かれた場合には、その包帯が体液で膨潤
し、そして非常にゆっくりではあるが体液によって溶解
されるということが述べられている。

１９７５年５月２１日発行の英国特許第１．３９４．７
４１号明１ｌ［フランクリン（Ｆｒａｎｋｌｉｎ）他］
には、アルギン酸カルシウム材料が止血用外科包帯とし
て長年使用されてきたこと、通常、それはガーゼ状に編
まれた後でカルシウム分の一部がナトリウムのようなよ
り可溶性のカチオンによってＰｆき換えられることが記
載されている。可溶性のカチオンはアルギン酸塩を体液
や組織の中により容易に分散させることを可能にすると
古われている。編んだアルギンｍ繊維はウオーレース・
カメロン社（１４ａｌｌａｃｅ、　Ｃａｍｅｒｏｎ　ｌ
！　Ｃｏ、　Ｌｔｄ、　）（スコツトランド、グラスコ
ー）によってウルトラプラスト（Ｌｌｌｔｒａｏｌａｓ
ｔ）　”ＩＲＩ　レン性カー　セ＋７）　ｆｉｌ儲包帯
として現在市取されている。

米国特許第４．５６２，１１０号［トング（Ｔｏｎｏ）
　］には、フランクリンの明細書に記載されている包帯
のニット化は「通常、取扱上の問題を含ｌυでおり、し
かも、コストのかかる無駄の多い製造方法と普える非効
率的かつ非経済的であるバッチ方式で行われていた」　
（第１１３８〜４８行）と記載されている。トングの特
許の発明においては、アルギン酸カルシウム繊維材料は
まずナトリウム／カルシウム混成塩の形態に変換され、
乾燥され、それから、［綿棒製造もしくは／ルギンＰｉ
！繊維ウールにＪ１４するトウ（ｔｏｗ）の形態に、ま
たは医療らしくは外科用包帯として使用するのに適する
不織填物の形態に、作製される」　（第１１１１４９〜
５８行）。

トングの特許は国際特許出願Ｐ　ＣＶ　／　Ｇ　Ｂ　３
０１０００６６　［コータウルズ社（ｃｏｕｒｔａｕ　
１ｄｓＬｔｄ、　）　］にＩｌｌ示されているようなア
ルギンｌ１ＩＩｌ維包帯の製造方法について論じている
。その製造方法においては、「アルギン酸ノＪルシウム
の繊維またはフィラメントはｒフィッシュ・テイルＪ出
口を備えたＫｆｆｉのようなスブレダーから水の流れの
中を通過し、そして、生成されたスブレッドバンドまた
はシートは、繊維が実質的に−様な層またはシートの状
態に重ね置かれてウェブを形成するように、瀝い速度で
動く長網（Ｆｏｕｒｄｒｉｎｉｅｒｗａｒｅ　ｍｅｓｈ
　）コンベアのような液体浸透性コンベアの上に前方へ
送られながら堆積し、それから、そのウェブは乾燥され
て一体性のアルギン［１１布になる。重ね置かれる結果
、繊維はけん縮またはループ状になり、そしてウェブ内
で互いに交錯しているのでその寮行配列は乱されている
」　（第２１１１４０〜５９行）。これは［強い一体性
構造をもたらすように交錯点で互いに結合した交叉繊維
またはフィラメントの乾燥ウェブ］　（第３１１１１　
ａ〜２３行）を生成する。

トングの特許には、コータウルズＰＣＴ出願の製造方法
は「特にかかるウェブを厚い布または多層布にするよう
に試みた場合には非常に剛性でかつ劣った取扱適性を有
し易い比較的粗悪な布」（第５１１１７〜１５行）を製
造づると述べられている。トング特許の発明は、［鑑ね
置かれたＩＩの、接触点または交叉点での、結合を無く
す又は減少させるのにイｊ効な少なくとも１つの制御さ
れた処理１稈」　（第４欄２６〜３３行）を包含するこ
と以外は、コータウルズのＰＣ］−出願の発明と同じ方
法に関するしのである。

米田特許第４．４２１．５８３号［アルドレッド（Ａｌ
ｄｒｅｄ）他］はコータウルズＰＣ丁出願に対応する。

アルギン８１２繊維の布が上記方法のいずれに従って製
造されたらのであるかは知らないが、アルギン８１２繊
維のくしりずられた（カード化きれた）ウェブはＮ、１
．メディカル［英国、ウオルセスターシャイヤ（ＷＯｒ
ＣｅＳｔｅｒＳｈｉｒｅ）　、レデイツチ（Ｒｃｄｄｉ
ｔｃｈ）　］によってススリリシールＳｔＯｒｉＳｅａ
ｌ）ソルブサン（Ｓｏｒｂｓａｎ　）　”外科包帯とし
て市販されており、また、アルギンＷ繊維のクシ（プず
られ、かつニードルタック（ｎｅｅｄｌｅ−ｔａｃｋ　
）されたウェブはウア（Ｃａｉｒ）社［英国、ハツト（
ｔｌａＬｔ）　、アルダ−ショット（Ａｌｄｅｒｓｈｏ
ｔ　）　］によってカルトスタット（にａｌｔＯ３ｔａ
ｔ　）　””止血用ｆｉｌ傷包帯として市販されている
。アルギン酸繊維のトウもまた、これ等会社のそれぞれ
によって同じ商標名で、創傷包帯として特に外科用填塞
に使用するために市販されている。

ニット化されたウルトラプラスト■”およびニードルタ
ックされたカルトスタットＴＭｆ１傷包帯を除いて、上
記の市販のアルギン酸繊維製品はいずれも劣ったー・体
性を有し、従って取扱が難しい。しかしながら、ニード
ルタックされたカル上スタット１ＨｆｌＪ傷包帯は比較
的＾い褪本重椿約１６０ｔ、Ｊ／１ｒＬ２を右しており
、大抵の用途にとって望まれるようなしなやかさを有し
ていない。ニードルタックされたカルトスタットＴＨ包
帯がもつと低いＶ本市聞で提供されないのは、脆弱なせ
いであると推定される。加えて、アルギン酸繊維は高吸
収性であるので、この繊維からなる＾い基本重量のウェ
ブを基材とした包帯は乾燥状態で創傷に適用された場合
にはｆｌｌ傷をからからに乾燥させるようである。ニー
ドルタックされたカルトスタットＴＨ１帯の製造業者は
この問題を回避するために、包帯を９１１！に適用する
簡に湿らせることを推奨している。

ニット化されたウルトラプラストＴｌ４ｍ個包帯を除い
て、上記の市販のアルギン酸ｍ帷＠創傷包帯は脆弱であ
り、ａｉＩＩを脱落させる傾向がある。脆弱性のせいで
、これ等包帯を耐傷に適用するには熟練を必髪とし、ま
た、指が完全に乾燥しでいないと、取扱上の問題に悩ま
される。

ニット化されたウルトラプラストＴ　Ｈａ＋傷包帯は乾
燥している場合には良好な一体性を有しているが、塩分
流体または体液で飽和された場合には弱くなり一体性が
損なわれる。この一体性の損失はウルトラプラスト１Ｈ
ｆｌＪｌｌ包帯をして（（Ｉ！！の上記市販アルギン酸
繊維包帯に対してなされるように）創傷から取り外すと
きに崩壊させるので、小さな片を摘んで取り除くか又は
洗浄によつ’（ｆｉｌ傷から除去することが必要となる
。洗浄による除去はがなりの熟練を必要とする複雑でや
っかいなプロセスであるので、使用者は単一片の状態で
創傷から取り外すことができる６１　（ｉ包帯を好む。

本発明者は厳しい臨床試験で創傷をアルギン酸ＩＩ雑布
で包帯または填塞することによる医療効果を認めなかっ
たが、臨床試験はｆ３１　傷を湿った状態に維持するこ
とによって創傷の治癒が向上づること、Ｊ３よびアルギ
ン酸繊維包帯および填塞がみごとに湿気を保持すること
を立証した。アルギン酸！ｌＨはまた、人間の組織から
よく剥離する。

その伯の先行技術 米国特許用４．７０４．１１３号［スクープ（Ｓｃｈｏ
ｏｔｓ　）　ｌには、外科包帯または◎１傷包帯の２つ
の重要な機能は液体を吸収し保持する能力と、創傷の浸
出液を創傷部位から排出させ移送する能力であると云う
こと、および、しかし、良好な吸収能力を有する既知の
包帯は比較的劣った流体移送特性を右すると云うことが
述べられている。スクープの特許は「接着性結合剤また
はフィラメント融合を必要とすることなく構造一体性を
維持する強い凝集構造をもたらすように繊維相互作用に
よって適所に絡み合わされたｍ維からなり・・・まず、
遷移のゆるい層を作成し、それから、その層を、小さな
オリフィスの１列以上から少なくとも２０ｏ　ａｓ；ａ
の圧力で噴射された液体で処理する場所であるエンタン
ゲラ−（ｃｎｔａｎｇｌｅｒ　）中を通過させることに
Ｊ、って遂行され７ｊ　（第２　ＩＩＩ　７〜２９行）
」ハイドロエンタングル（ｈｖｄｒｏｅｎｔａｎａｌｅ
　）された布ヲＩｒｌ供−する米国’ＥＴ　￥ｒ第３．
．４８５，７０６号［エバンス（Ｅｖａｎｓ　）　］の
枚丞に従って製造される包帯に関する。

スクープおよびエバンスのどちらの特許も、有効である
と主ｇｔされている多数の繊維を確認しているが、アル
ギン酸繊維についての言及はない。

スクープの実施例１は８種類の布について１ｌｌ＝べて
いるが、その各々はレーヨンとポリエステル！Ｉ維との
混合のような２種類の異なる繊維から成っている。

発明の概要 本発明は血液または・ての他の塩分流体（ｓａｌｉｎｅ
Ｎｕｉｄ）で飽和された場合でさえ、単一片として創傷
から取り外１のに十分な一体性を有しているアルギン酸
繊維製ぷ１傷包帯を提供するものである。

これは驚異的に低い基本重量（例えば約５０ｇ／ＴＩＬ
２のように低い）でも達成できる。取善された一体性故
に、本発明のアルギンＭａｌＡＮ製創傷包帯は様々な基
本型■で製造できるので、所望の吸収性の包帯を選択す
ることを可能にし、従って、ｎ１傷をかさかさに乾燥さ
せる危険性を最小にする。

まＩ〔、この新規な低い基本重量のアルギン酸繊維￥Ｊ
創傷包帯が具体的な創傷に適する場合には、包帯はアル
ギンＭａｉｌの埠時点での高コストにもかかわらずコス
ト的に効率のよいものにできる。

簡単に云うと、本発明はアルギンＷ１短繊維（ｓｔａｐ
ｌｅ　ｆｉｂｅｒ）の不織布からなる創傷包帯に関し、
この布は接４性結合剤または繊維の交叉点での相互融合
を実質的に含有していない。本発明の布はその基本型ｆ
ｉｌに対するその引張強さのプロットが、布が乾燥して
いる場合には、第１図の線１２より士にあり、そして布
が塩水で飽和されている場合には、第２図の線２２より
上にあるように、十分に繊維が絡み合っていると云う点
において、従来のアルギン酸繊維製創傷包帯とｔよ異な
っている。さらに、布は連続プロセスによって所望の幅
に細長く切断することを可能にするのに十分な一体性を
有している。この連続的に１１Ｉ長り切断する手法は上
記の市販のアルギン酸ウェブの製造には、それ等ウェブ
の劣った一体性故に、一般に実行不可能である。

新規なアルギン酸ｍ雑製創傷包帯は、 （２）　アルギンｓｙｊ：１ｔＩ維を不織ウェブに加工
し、そして （ハ）　このアルギン酸繊維ウェブを水圧で絡み合わせ
て、好ましくは、ハイドロエンタングルさせて、良好な
一体性を有する布にする工程によって製造できる。

水圧で絡み合わされる闇、不織ウェブは好ましくは、孔
あきプレートまたはスクリーンのような開口部材によっ
て支持される。様々なサイズのスクリーンを使用するこ
とによって、本発明の、水圧で絡み合わされたアルギン
酸繊維製創傷包帯は様々な開口部をイ４　ｇることがで
きる。この新規なアルギンＭＩ＆ｉ雑包帯が高度に開放
的なｍ造を有しでおり、そして塩分流体で飽和されてい
る場合には、包帯はそれを除去することなく創傷を検べ
ることを可能にする、創傷と接触した状態で、半透明な
品質を有している。従来のアルギン酸繊維包帯向様、本
発明のものは純粋な水の中では冨め得るほどに膨潤しな
いが、塩分流体の中では高度にＩＩる。

これ等繊維の、塩分流体で飽和されたときの、ゼラチン
状の性質故に、この新規アルギン酸繊維製９１傷包帯は
治療剤を含浸されたときに、創傷への治療剤の制御され
た放出を可能にする。有効な治療剤は殺菌剤、発育系、
および栄養素などである。

詳細な開示 アルギン酸繊維が高度に吸収性であるので、場合によっ
ては、新規な創傷包帯を創傷への適用前に塩水で飽和さ
せることによって、ｆｌｊ傷をからからに乾燥させる危
険性を最小にすることら望ましいであろう。その基本重
量が低い場合には、この新規なアルギンＦｉ１１繊維製
創傷包帯は、塩水で飽和されている間にもＷ易に取り扱
われることを許すようにレーヨンのような強化用繊維（
ｒｅｉｎｆｏｒｃｉｎａｆｉｂｅｒ　）を小さな割合で
含有することが好ましい。

新規なアルギン酸繊維製創傷包帯は約１５０ＳＪ／ｍ２
までの基本重量でドレープ適性を有しており使用容易性
である。そして、この包帯が良好な開放性を有し−Ｃい
る場合には、もつと高い基本ｌでもトレー１適性を有す
ることができる。しかしながら、実質的に１５０ｇ／ｍ
２より上の基本重量では、新規包帯も、アルギン１１ｉ
Ｉ１１！維の現時点でのコストからすると過度に高価な
ものになるであろう。また、より高い基本重量を有する
アルギン酸繊維製創傷包帯は創傷をからからに乾燥させ
易いであろう。一方、２０９／ｍ２よりはるかに低い基
本重量では、新規アルギン酸繊維製創傷包帯は強化用繊
維を含有しないと工業上実用的な製造速度で製造される
には弱過ぎ、多分、ｔＩＡ長く切断される代わりに所望
の幅に打ち扱かれる必要があろう。

６０ｇ／７ＦＬ”以上の基本型ｉａでは、本発明の新規
アルギン酸！！維は強化用繊維を含有しなくても、連続
して細長く切断するプロセスを使用して約５■のような
狭い片に変換させることを可能にするのに十分な一体性
を有している。幅の狭い包帯は創傷填塞材料として望ま
しい。対照的に、上記の市販のアルギン酸ウェブは約５
Ｃ１１未満の幅で有効なものはない。

好ましくは、新規な■１傷包帯を構成するアルギン酸短
繊維は長さが２〜１０αである。もつと良い繊ｌｔ長は
本発明の包帯を製造するために水圧で絡み合わされるこ
とができるような均一な不織ウェブに変換するのが難し
い。長さが２ｃｍより短い短繊維は水圧で絡み合わされ
ることを可能にするのに十分な一体性をもった不織つ１
ブに変換するのが難しい。

本発明の絡み合わされたアルギンＭ　！ａ　ｍ　ｖＪ９
１傷包帯の一体性の更なる改善はキト−サン短繊維のよ
うに湿潤時にアルギン酸ウェブと相互作用するレーヨン
類ａａｍのような、より強い強度のｍ１ｌｌｉを組み入
れることによって達成できる。この組み入れはウェブ形
成中に繊維をブレンドＪることによって又はハイドロエ
ンタングルに先だってアルギン酸ＩＩＩ不織ウェブに強
化用繊維の不織ウェブを重ねることによって遂行できる
。

本発明の絡み合わされたアルギンＰＩｉ繊１製創傷包帯
の吸収能を向、卜させるために、包帯をミクロクレープ
化覆ることが望ましい。適する手法は先に引用した米国
特許第４．７０４，１１３＠に教示されている。

本発明のアルギン酸繊維ｙＪｆｌｌＪ傷包帯は深い創傷
を填塞するために又は浅い創傷の［の吸収性接触層とし
て使用される。どちらの場合にも、アルギン酸謀維包帯
は固定されるか、又は例えば、通常のポリウレタン透明
フィルム包帯のようなフィルム包帯、ヒドロコロイド包
帯、ガーゼ包帯、またはガーゼや圧迫包装材のようなバ
ンデージ包装祠などのような材料でカバーされるべきで
ある。

第１図に「＋」で表示されている点１０は、乾燥時に試
験された実施例１〜２１のハイドロエンタングルされた
アルギン酸繊維製創傷包帯についての引張強さ対基本ｆ
Ｎｆｉの関係を示す下記第１表のデータを表わしている
。この強度は後では「つニブ乾燥強度」と記述されてい
る。点ＣＬＣ２、Ｃ３、およびＣ４は先行技術の代表例
である特定のアルギン＊ｍ雑布（それぞれ、後述の比較
例Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３、およびＣ４である）についての同
関係を示すためにｒＯＪによって表示されたデータを表
わしている。アルギン８１！！１ｔ１１布の繊維が本発
明の目的を達成するように十分に絡み合わされている場
合には、基本重量に対する乾燥時引張強さのプロットは
第１図の線１ｚより上にある。

第２図に「＋」によって表示されている点２０は塩水で
飽和されたときの実施例１〜２１の同じハイドロエンタ
ングルされたアルギン酸繊維製耐傷包帯を試験すること
によって得られる引張強さ対基本位嘘についての第１表
のデータを表わしている。この強度は後で［ウェブｆｆ
ＩＩｒａ強度」と記載されている。ｒＯＪによって表示
されている点Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３、およびＣ４は比較例Ｃ
１〜Ｃ４を試験することによって得られた。アルギンｗ
１ｍ帷布の繊維が本発明の目的を達成するように十分に
絡み合わされている場合には、基本１１ｆｆｉに対する
、塩水で飽和されたときのその引張強さのプロットは第
２図の線２２より上にある。

試験方法 ウェブ乾燥強度 ウェブ乾燥強度は１．３ｃＩＩＸ５ｃｍのサンプル（長
手方向に繊維配向）を初期のジョー間隔が２．５４ａＲ
のインストロン■１引張試験機に装着し、モして１ナン
プルを２５．４α／分の速度で延伸することによって測
定される。破壊前の最大Ｒ’１１（４つのサンプルの平
均）を記録する。

してサンプルに塩水を吸取らせた以外は、上記のウェブ
乾燥強度測定と周じように測定される。

１１皇１ 漿液吸収は予め秤量した２、５４Ｘ２．５４ａウエブの
サンプルを子牛漿液（ｂｏｖｉｎｅ　ｃａｌｆｓｅｒｕ
ｍ　）に１０分聞浸漬し、そして漿液から取り出した直
後にサンプルを秤量することによって、測定される。報
告された漿液吸収の値は３つのサンプルの平均である。

五１ユニ１立１１ ランド−ウニバー（ＲａｎｄＯＪＩＯｂｂ（ｌｒ）　Ｔ
：　７”　）Ｌｔ＃１２ＢＳまたはへルゲスーホリング
スワース（ｔｌａｒｇｅＬｈ−１１ｏ１１ｉｎｏｓｗｏ
ｒｔｈ　）カードタイプＷＺＭ／ＫＳ−Ｄ２−Ｒ２どち
らかのアルギン酸カルシウムＩＩＩＩＥ（英１１コベン
トリー、コータウルズ・フフイバーズ社から入手できる
、５１良さ、２．５〜３．０デニール、１６〜１８％湿
分）を加工することによって、不織ウェブを製造する。

ウェブは平行繊維配向を有する単一層または複数層とし
てハイドロエンタングルされた。

アルギン酸カルシウム繊維不織ウェブはコータウルズ社
からも入手可能である。

ニブのバイトロインタン　ル 不織ウェブは単一ヘッドを装備したハニーコーム水圧絡
み合わせ平床実験室型試験ユニット（ｔｌｏｎｅｙｃｏ
ｍｂ　　Ｈｙｄｒａｕｌｉｃ　　Ｅｎｔａｎａｌｅｍｅ
ｎｔ　　Ｆｌａｔ　　ＢｅｄＬａｂｏｒａｔｏｒｙ　Ｔ
ｅ５ｔ　Ｕｎｉｔ）　　［Ｍ　Ｅ州、ピップフォード（
Ｂｉｄｄｃｆｏｒｄ　）　、ハニーコーム社製）を使用
して、本発明のアルギン酸塩ｎ１傷包帯に変換される。

不織ウェブサンプル（上記のように製造された）はユニ
ットの長網支持体上に置かれ、水で予備湿潤され、そし
て加圧水のカーテンの下を１５．２５ｍ／時の速度で通
過させられた。片面をＪｉＩ高４回までの多数回通過に
よる絡み合わせ（エンタングル）処理はスクリーン移動
方向を逆転させることによって達成された。湿潤ウェブ
は支持体から取り出され、そして約６５℃の空気循環炉
内で、触れることができるように乾く迄（約３０分間）
乾燥された。

実施例１〜２１ 本発明のアルギン酸繊維包帯は上記の「不織ウェブの製
造」および「ウェブのハイドロエンタングル」の手順に
従って製造された。その具体的条件は第１表および第２
表に報告されている。

実施例２２ アルギン酸カルシウム短繊維つエバ（ランドウニパー製
、繊Ｍ良５１、デニール２．８、基本重量８０び７ｍ２
）の１￥１層の上に、レーヨン短繊維ウェブ（ボリンゲ
スワース・カード上で形成された、繊維長４ｃｍ、デニ
ール１．５、基本重量３０！？／７７Ｌ２）の単層を、
この２つのウェブの縦方向（マシン方向）が平行になる
ように、重ねた。この２層ウェブは、インチ当たりのワ
イヤ数６×８を有するワイヤ支持スクリーンを備えたハ
ニーコーム絡み合わせ処理ユニットを使用して、加圧水
のカーテンの下を４回通過させ、それぞれの圧力、７０
０ｋＰａ　、３５００ｋＰａ　、９６００ｋＰａ　、（
＋３よび９６００　ｋＰａで、ハイドロエンタングルさ
れた。

得られたアルギン酸繊維布はスクリーンから取り出され
、そして約６５℃で乾燥するまで（約３０分間）加熱さ
れた。ウェブ乾燥強度とウェブ湿潤強度のデータを第３
表に報告する。

比較例Ｃ１ カード化後に加熱ロールを使用してエンボスされた基本
ｍＶ１７９９／ｍ２を有するカード化されたアルギン酸
カルシウム短繊維ウェブを、英国、カンタベリー、コー
タウルズ・リサーチから得て、比較例Ｃ１とした。

比較例Ｃ２〜Ｃ４ Ｃ２−先に記述したカード化されたウエブ：ソルブサン
Ｔ）ｌ Ｃ３＝先に記述したカード化されかつニードルタックさ
れたウエブ：力ルトスタットＴＨＣ４−先に記述した編
んだ収れん性ガーゼ：・ンルトラプラスト１Ｈ これ等比較ウェブについてのウェブ乾燥強度、ウェブ湿
潤強度、および漿液吸収のデータら第３表に報告されて
いる。

のａ：１寸トドの■の− へ−ｒ　ｒ　ｒ　ｒ　ｒ　ｒ　ｒ ０　■　−− 寸へ寸− の寸Ｌｒ）ｃｏ　トの■〇−囚　−Ｎの寸−一一「−一
−Ｃ′Ｖ、ＩＣ′ＩＶＪへ　〇〇〇〇実施例１〜２２に
おいて、ウェブの基本重量はウェブ乾燥強度およびウェ
ブ湿潤強度に相関していた。基本Ｉｎがより高いこと以
外は同一であるウェブは一般に、より強い布を生じた。

しかしながら、本発明のアルギンＭ繊１ｆｆｌ製◎１傷
包帯のウェブ湿潤強度とウェブ乾燥強度の両方は比較例
０１〜Ｃ４のそれ等強度よりも有意に優れていた。それ
は本発明のものが有意に、より低い基本重量を右する場
合にさえ、そうであった。

実施例２３ ０．１９のキト−サン短繊維（ＷＡ州、レッドセンド（
Ｒｅｄｍａｎｄ　）　、プロタン（Ｐｒ０ｔａｎ）ラボ
ラトリーズ製、繊維長４　ａｘ　）と０．９ｇのアルギ
ン酸カルシウム短繊維（英国、カンタベリー、コータウ
ルズ・ファイバー社製、長さ５１、デニール２．８）と
のブレンドを手動でくしけずつ°（１０ｚＸ　１０ｔ：
ｍのパッドにし、それを実施例２２で使用したのと同じ
手順によってハイドロエンタングルした。約６５℃で乾
燥した模、この絡み合わせ処理されたウェブは良好な一
体性を示した。

実施例２４ 豚の完全厚切除部へのアルギンＷ１繊維不織布製◎１傷
包帯の適用 ３５〜４５Ｋｇの重量の２匹の雌のヨークシャーＨ 豚に、ハＤタン（Ｈａｌｏｔｈａｎｅ　）　　　−酸化
窒素、および酸素を使用して麻酔をかけ、そして外科手
術のために、それ等の背中を剃って準備した。各豚の背
中に大きさ約２．５ｃｍ＋Ｘ２．５ｃｍの８１［！！ｌ
の完全厚さの切除を行った。止血が達成された後で、各
豚の９１傷のうちの２つを、２　、５　ａｓ　Ｘ　２　
、５　ｃｔａ四方に切断されたツル１９２１Ｍ外科包帯
（比較例０２）の４層で填塞した。各豚の残りの創傷の
うちの２つを実施例８のハイドロエンタングルされたア
ルギン酸繊維製創傷包帯の４層でＩＩ４寒し、２つを実
施例９の包帯の４層で、そして２つを実施例１３の包帯
の４層で填塞した。それ等はどれも酸化エチレンによっ
て滅菌されており、そして２．５ｃ＊Ｘ２．５ｎ四方に
切断されていた。フルギン′ｖ謀雑でＩａ塞されたｆｌ
Ｊ　１ｍの各々はデガダーム１Ｍ透明フィルム包帯（３
Ｍから入手可能）でさらに包帯された。

外科手術後２４時聞したら、豚を麻酔して視診Ｊ３よび
包帯の交換を行った。そのときに、アルギン酸＆ｌ維包
帯の全ては浸出液で飽和されており、そして溜まった浸
出液はテガダーム （Ｔｅｇａｄｅｒｍ　）　”包帯の下に明らかに存在し
た。テガダーム包帯を剥がした後、各ａＩ＊におけるア
ルギン酸ｉ！維包帯の４層全部を一緒に持ち上げるＩら
ピンセットで摘んで取り除いた。アルギン酸繊維包帯の
４層全部が創傷から単一片で取り外されてａ１傷に殆ど
または全く残留物が残らなかった創傷の割合を第４表に
報告づる。

塩水で洗浄した後で、創傷を前と同じやり方で再包帯し
、先に使用したのと同じタイプのアルギンＵ繊維包帯−
〇各創傷を填塞した。

外科手術（０日）後、３日、５日、および７日に、１日
と同じ手順を使用して創傷包帯を変え、ぞして除去適性
を第４表に報告した。

外科手術後９日に行われた生検の組織評価は創（Ｕに包
帯されたアルギン酸繊維包帯のタイプにがかわらず、検
討下の全ての創傷について治癒進行度が同じであったこ
とを示していた。

第４表 単一片状態での除去を達成したｆｌＪ伽の割合１ムＭ　
１旦　１旦　１旦　１旦　　　全体８　　１／４　　１
／４　　３／４　　４／４　　　９／１６９　　０／４
　　１／４　　３／４　　３／４　　　７／１６１３　
　　４／４　　１／４　　２／４　　３／４　　　　１
０／１６Ｃ２０／４　　０／４　　１／４　　２／４　
　　３／１６本発明のアルギン酸繊維布は上記以外の方
法によって製造することも可能である。例えば、先に引
用したトング特許の方法によってアルギン酸繊維の不織
ウェブを生成し、それからそのつ丁ブの繊維をハイドロ
エンタングルすることによって製造できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、先行技術のアルギン酸繊維Ｍ　ｆｌＪ傷包帯
と比較されて表示されている、乾燥時の本発明の代表的
なアルギン酸繊Ｉｌ製創傷包帯についての引張強ざ対基
本重通のプロットである。 第２図は塩水で飽和されたときの同じ８１傷包帯につい
ての引儂強さ対基本重量のプロットである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）アルギン酸短繊維の不織布からなる創傷包帯であ
   つて、前記布が接着性結合剤を又は繊維の交叉点での相
   互融合を実質的に含有しないことを特徴とし、さらに、
   布の引張強さ対基本重量のプロットが、布が乾燥してい
   る場合には、第１図の線（１２）より上にあり、かつ、
   布が塩水で飽和されている場合には、第２図の線（２２
   ）より上にあるように、十分に前記繊維が絡み合つてい
   ることを特徴とする、前記創傷包帯。 （２）さらに、不織布が少なくとも２０ｇ／ｍの基本重
   量を有することを特徴とする、請求項（１）創傷包帯。 （３）さらに、その布が５０〜１５０ｇ／ｍ＾２の基本
   重量を有することを特徴とする、請求項（２）の創傷包
   帯。 （４）さらに、布が少なくとも６０ｇ／ｍ＾２の基本重
   量を有し、かつ、連続的に細長く切断するプロセスを使
   用して５ｍｍのような狭い細長片に変換することを可能
   にするのに十分な一体性を有することを特徴とする、請
   求項（３）の創傷包帯。 （５）さらに、不織布の実質的に全てのアルギン酸短繊
   維が２〜１０ｃｍの長さのものであることを特徴とする
   、請求項（１）の創傷包帯。 （６）さらに、布が強化用繊維を含むことを特徴とする
   、請求項（１）の創傷包帯。 （７）さらに、布がキトーサン繊維を含むことを特徴と
   する、請求項（１）の傷傷包帯。（８）さらに、包帯が
   塩分流体で飽和されている場合に、包帯を除去すること
   なく創傷を検べることを可能にするのに、創傷に接触し
   た状態で包帯が十分に半透明性であるように、包帯が高
   度に開放性の構造を有していることを特徴とする、請求
   項（１）の創傷包帯。（９）さらに、包帯が少なくとも
   １種の治療剤を含有していることを特徴とする、請求項
   （１）の創傷包帯。 （１０）アルギン酸短繊維の不織布からなる創傷包帯で
   あって、前記布が接着性結合剤を又は繊維の交叉点での
   相互融合を実質的に含有しないことを特徴とし、かつ、
   布が明細書中に定義されているウェブ乾燥強度少なくと
   も０．０１Ｎ／ｇ／ｍ＾２および明細書中に定義されて
   いるウェブ湿潤強度少なくとも０．００５Ｎ／ｇ／ｍ＾
   ２を有するように、十分に前記繊維が絡み合つているこ
   とを特徴とする、前記創傷包帯。 （１１）アルギン酸短繊維を不織ウエブに加工する工程
   を含むアルギン酸繊維製創傷包帯の製造方法であつて、
   ウェブを高速水流のカーテンに曝してアルギン酸繊維の
   不織ウェブをハイドロエンタングル化して、塩分流体で
   飽和された場合にも良好な一体性を有する布にすること
   を特徴とする、前記方法。 （１２）不織布が水のカーテンに曝されるときに開口部
   材によつて支持される、請求項（１１）の方法。