JPH02265550A - 電動車椅子における制動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 主星上皮■且充艷 本発明は上り坂における停止前の後退を防止した電動車
椅子における制動装置に関するものである。

従ｍ逝 従来、電動車椅子における前進、後退はシライスティク
レバー等の制御回路からの信号を主に使用して駆動モー
ターを制御しており、そして制動時に際しては急停止を
避けるために、前記信号に遅延を与えると共に、タイマ
ー等にて駆動モーターの自己制動作用によって一定以下
の速度に成った時点に相当する一定時間にて電磁ブレー
キを作動させ停止させている。

即ち、電磁ブレーキの制動力が一定であることにより、
速度が速い場合にあっては、急制動にて使用者が前方へ
飛び出す事故が発生するため、安全性を考慮して上記の
時間を設定して停止させる様にしているも、然しなから
特に上り坂にて停止させる場合は、その時間内に後退す
る現象が生じ−１かかる状態においてしか制動力が加わ
らず、従って使用者に不安感、不快感を与える欠点を有
していた。

が　°　しよ゛と　る課 本発明は上り坂における停止時に発生する後退現象を無
くして使用者に不安感、不快感を与えな゛い様にした電
動車椅子における制動装置を提供せんとするものである
。

〔発明の構成〕

課　を”るための 本発明はかかる点に鑑み、電磁ブレーキを有する電動車
椅子において、駆動モーターの正転、逆転を検出する検
出器からの信号にて駆動モーターの停止を判別する判別
回路と、駆動モーターの正転、逆転を制御する操作回路
とを設け、前記判別回路からの停止信号と操作回路から
の停止信号を演算して電磁ブレーキを作動させる処理回
路から構成した電動車椅子における制動装置を提供して
上記欠点を解消せんとしたものである。

±−里 本発明は、特に上り坂での前進時における停止に際して
、駆動モーターの停止状態を検出し、かかる状態にてｔ
Ｔ１ｇＴ１−キを作動させて制動力を加えるのである。

爽旌聞 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、 １は本発明に係る電動車椅子（図示せず）における制動
装置であり、該制動装置ｌは駆動モーターく図示せず）
の正転、逆転方向を検出するエンコーダ等の適宜なる検
出器２．２ａを設け、該検出器２．２ａからの信号と、
駆動モーターの正転、逆転時の起動及び停止をさせるジ
ョイステイクレバー等の操作回路３からの方向信号とを
比較演算して駆動モーターが停止であるか否かの停止信
号を出力するフリップフロップ等の適宜なる判別回路４
に接続している。

５は各種信号を比較演算して電磁ブレーキ６を作動させ
る処理回路であり、該処理図Ｂ５は判別回路４の出力端
子と接続されると共に、操作回路３の出力端子と接続さ
れ、又摸作回Ｆａｔ３の出力端子と接続される遅延回路
７の出力端子と接続されると共に、電磁ブレーキ６と接
続している。

次に本発明に係る電動車椅子における制動装置の作用に
ついて説明すると、 上り坂における停止に際しては、操作回路３にて駆動モ
ーターを正転させて前進させ、そして操作回路３にて駆
動モーターへの電力供給を停止させることにより、駆動
モーターの発電制動と上り坂における重力作用にて駆動
モーターの回転が正転から逆転へ変化する停止状態を、
検出器２．２ａからの信号と、操作回路３からの前進方
向信号とを判別回路４にて同じであるか否かを比較演算
し、かかる演算値を停止信号として処理回路５に入力す
ると共に、操作回路３からの駆動モーターの正転時の停
止信号を処理回路５に入力し、該処理回路５にて上り坂
での停止時の後退初期状Ｌｉ（停止状態）であるか否か
を演算し、１ｉ磁ブレーキ６を作動させて制動力を加え
るのである。

又、平坦路における通常の停止に際しては、操作回路３
の方向信号と、駆動モーターの回転方向が同じであるた
め、操作回路３の停止信号が遅延回路７を介して処理回
路５に入力され、該処理回路５にてタイマー等（図示せ
ず）にて一定速度以下に成った時点に相当する一定時間
にて’ＨＦｔＨＦ−キ６を作動させて制動力を加えるの
である。

〔発明の効果〕

要するに本発明は、Ｔｔ、Ｔｙｔ’ｔブレーキを有する
電動車椅子において、駆・動モーターの正転、逆転を検
出する検出器２．２ａからの信号にて駆動モーターの停
止を判別する判別回路４と、駆動モーターの正転、逆転
を制御する操作回路３とを設け、前記判別回路４からの
停止信号と操作回路３からの停止信号を演算して電磁ブ
レーキ６を作動させる処理回路５から構成したので、上
り坂における制動時、駆動モーターの発電制動作用と上
り坂における重力作用にて駆動モーターの回転が正転か
ら逆転へ変化する停止状態を、検出器２．２ａにて検出
して判別回路４にて停止信号として処理回路５に入力す
ると共に、操作回路３からの駆動モーターの正転時の停
止信号を処理回路５に入力して、該処理回路５にて上り
坂での停止時の後退初期状態（停止状態）であるか否か
を演算し、電磁ブレーキ６を作動させて制動力を加える
ことにより、上り坂における過度的状態である停止前で
の後退現象を無くして制動することが出来るため、使用
者に与える不安感、不快感を解消出来、又駆動モーター
の停止状態を判断して制動力が加えられるため、電磁ブ
レーキ６の制動力を有効的に使用出来、更に既存の電動
車椅子にも簡易な回路を付加することのみで、上記効果
を奏することが出来る等その実用的効果甚だ大なるもの
である。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すものにして、第１図は本発
明に係る電動車椅子における制動装置のブロフク図であ
る。 ２．２８検出器　　３操作回路　　４判別回路５処理回
路　　　　６電磁ブレ一キ 以上 出願人　株式会社今仙技術研究所

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電磁ブレーキを有する電動車椅子において、駆動モータ
   ーの正転、逆転を検出する検出器からの信号にて駆動モ
   ーターの停止を判別する判別回路と、駆動モーターの正
   転、逆転を制御する操作回路とを設け、前記判別回路か
   らの停止信号と操作回路からの停止信号を演算して電磁
   ブレーキを作動させる処理回路から構成したことを特徴
   とする電動車椅子における制動装置。