JPH0226404Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0226404Y2 JPH0226404Y2 JP1983187199U JP18719983U JPH0226404Y2 JP H0226404 Y2 JPH0226404 Y2 JP H0226404Y2 JP 1983187199 U JP1983187199 U JP 1983187199U JP 18719983 U JP18719983 U JP 18719983U JP H0226404 Y2 JPH0226404 Y2 JP H0226404Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- motor
- attached
- rear case
- grip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 239000013067 intermediate product Substances 0.000 description 2
- 239000000047 product Substances 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はヘアードライヤの改良に関するもの
である。
である。
従来この種ヘアードライヤにおいては、例えば
実公昭52−38386号公報に示されるごとく、本体
ケースを前後方向において複数に分割しそのいず
れかのケースに整流翼を一体に形成したものがあ
る。このように整流翼を一体に形成したもので
は、整流翼を別体に組み付けるものに比して、組
み込みの手数および精度を必要とせず、したがつ
て組み付けが容易で、寸法誤差による送風時のガ
タつき音が発生しないという利点がある。
実公昭52−38386号公報に示されるごとく、本体
ケースを前後方向において複数に分割しそのいず
れかのケースに整流翼を一体に形成したものがあ
る。このように整流翼を一体に形成したもので
は、整流翼を別体に組み付けるものに比して、組
み込みの手数および精度を必要とせず、したがつ
て組み付けが容易で、寸法誤差による送風時のガ
タつき音が発生しないという利点がある。
しかしながらこのものにおいては、ケースが３
分割されいまだ組み付け性の点において不利であ
るため、内蔵部品を中央ケースに組み込んだ後さ
らに後ケースを取り付けた状態でなければ風量試
験等が行えず、この点においても煩わしいもので
ある。さらにモータの振動がモータ保持用の筒部
と一体成形された整流翼を介して中央ケース外周
まで伝えられ、ドライヤ全体の振動となつて使用
時に不快感を与えるものでもあつた。
分割されいまだ組み付け性の点において不利であ
るため、内蔵部品を中央ケースに組み込んだ後さ
らに後ケースを取り付けた状態でなければ風量試
験等が行えず、この点においても煩わしいもので
ある。さらにモータの振動がモータ保持用の筒部
と一体成形された整流翼を介して中央ケース外周
まで伝えられ、ドライヤ全体の振動となつて使用
時に不快感を与えるものでもあつた。
この考案は上記問題点に着目して、円筒形状に
形成された本体ケースを前ケースおよび後ケース
に２分割して形成し、後ケースに内周にモータを
内嵌固定するための筒部を有する整流翼と、グリ
ツプの上端部が取り付けられるグリツプ保持部と
を一体に成形するとともに、後ケースの後端はフ
アンの全体の外周を囲みうる長さにまで形成し、
上記前ケースは上記後ケースの筒部にヒータ部に
取り付けられたモータを内嵌固定させた状態でこ
れらを覆つて取り付けられるとともに、この前ケ
ースの後方は、上記後ケースの整流翼と対応する
前方外周位置まで外嵌させて固定できるように形
成したことにより上記問題点を解消することを目
的とする。
形成された本体ケースを前ケースおよび後ケース
に２分割して形成し、後ケースに内周にモータを
内嵌固定するための筒部を有する整流翼と、グリ
ツプの上端部が取り付けられるグリツプ保持部と
を一体に成形するとともに、後ケースの後端はフ
アンの全体の外周を囲みうる長さにまで形成し、
上記前ケースは上記後ケースの筒部にヒータ部に
取り付けられたモータを内嵌固定させた状態でこ
れらを覆つて取り付けられるとともに、この前ケ
ースの後方は、上記後ケースの整流翼と対応する
前方外周位置まで外嵌させて固定できるように形
成したことにより上記問題点を解消することを目
的とする。
以下、その詳細を図面に基づき説明すると、第
１図および第２図は本考案に係るヘアードライヤ
を例示しており、これの本体ケース１は、前後方
向に長い円筒形状でプラスチツク製の前後ケース
１ａ，１ｂを嵌合接結してなり、前端に吐出口２
を、後端に吸込口３をそれぞれ有し、吐出口２お
よび吸込口３にグリル４，５をそれぞれ備えてい
て、本体ケース１の周面下部に折り畳み自在のグ
リツプ６を有する。本体ケース１の内部には前か
ら順にヒータ部７、モータ８およびフアン９を配
備してあり、モータ８の外周と後ケース１ｂの内
周面との間に複数枚の整流翼１０が放射状に配備
されている。そして、モータ８でフアン９が回転
し、風を吸込口３より吸込んで整流翼１０で整流
しヒータ部７で加熱したのち、吐出口２より吐出
する基本形態のものである。
１図および第２図は本考案に係るヘアードライヤ
を例示しており、これの本体ケース１は、前後方
向に長い円筒形状でプラスチツク製の前後ケース
１ａ，１ｂを嵌合接結してなり、前端に吐出口２
を、後端に吸込口３をそれぞれ有し、吐出口２お
よび吸込口３にグリル４，５をそれぞれ備えてい
て、本体ケース１の周面下部に折り畳み自在のグ
リツプ６を有する。本体ケース１の内部には前か
ら順にヒータ部７、モータ８およびフアン９を配
備してあり、モータ８の外周と後ケース１ｂの内
周面との間に複数枚の整流翼１０が放射状に配備
されている。そして、モータ８でフアン９が回転
し、風を吸込口３より吸込んで整流翼１０で整流
しヒータ部７で加熱したのち、吐出口２より吐出
する基本形態のものである。
かかる形態のヘアードライヤにおいて、本考案
は後ケース１ｂの後方向への長さをフアン９全体
の外周を囲みうる長さに設定し、かつこの後ケー
ス１ｂに整流翼１０と、グリツプ６の上端部が取
り付けられるグリツプ保持部１２とをそれぞれ一
体成形している。さらには、整流翼１０の内周
に、モータ８を内嵌固定する筒部１１をも一体成
形する。また整流翼１０の吸込側端の筒部１１と
の付根部１０ａを切欠き、この切欠き分だけ吸込
口３より吸込まれる抜け毛髪がモータ８の外周面
に巻付くのを許容している。他方グリツプ保持部
１２は断面コの字形状で、本体ケース１の外周面
下部に一体に突設されて左右一対の軸孔１３，１
３を有してなり、これの左右外側面に、上端に軸
孔１４を有する左グリツプ６ａと、上端内面に枢
軸１５を突設した右グリツプ６ｂとを重ね合わせ
るとともに、枢軸１５を前記軸孔１３，１４に挿
通して該枢軸１５まわりに回動自在に取り付け
る。なお第２図中、１６は左右グリツプ６ａ，６
ｂの前面側の重合部間に介装されるスイツチノブ
である。
は後ケース１ｂの後方向への長さをフアン９全体
の外周を囲みうる長さに設定し、かつこの後ケー
ス１ｂに整流翼１０と、グリツプ６の上端部が取
り付けられるグリツプ保持部１２とをそれぞれ一
体成形している。さらには、整流翼１０の内周
に、モータ８を内嵌固定する筒部１１をも一体成
形する。また整流翼１０の吸込側端の筒部１１と
の付根部１０ａを切欠き、この切欠き分だけ吸込
口３より吸込まれる抜け毛髪がモータ８の外周面
に巻付くのを許容している。他方グリツプ保持部
１２は断面コの字形状で、本体ケース１の外周面
下部に一体に突設されて左右一対の軸孔１３，１
３を有してなり、これの左右外側面に、上端に軸
孔１４を有する左グリツプ６ａと、上端内面に枢
軸１５を突設した右グリツプ６ｂとを重ね合わせ
るとともに、枢軸１５を前記軸孔１３，１４に挿
通して該枢軸１５まわりに回動自在に取り付け
る。なお第２図中、１６は左右グリツプ６ａ，６
ｂの前面側の重合部間に介装されるスイツチノブ
である。
前記前ケース１ａは第１図に示すように、上記
後ケース１ｂの筒部１１にヒータ部７に取り付け
られたモータ８を内嵌固定させた状態でこれらを
覆つて取り付けられるとともに、この前ケース１
ａの後方は上記後ケース１ｂの整流翼１０と対応
する前方外周位置まで外嵌させて固定できるよう
に形成されている。
後ケース１ｂの筒部１１にヒータ部７に取り付け
られたモータ８を内嵌固定させた状態でこれらを
覆つて取り付けられるとともに、この前ケース１
ａの後方は上記後ケース１ｂの整流翼１０と対応
する前方外周位置まで外嵌させて固定できるよう
に形成されている。
この考案は上記のように、本体ケース１を２分
割し、その後ケース１ｂに整流翼１０およびグリ
ツプ保持部１２をそれぞれ一体成形するもので、
在来のごとき整流翼１０の煩雑でしかも嵌合精度
を要する組み付け手数が省け、またグリツプ６の
取り付けも簡易となり、ドライヤ全体の組立てが
非常に能率良く行われる。しかも整流翼１０のガ
タつき音もなくすることができる。
割し、その後ケース１ｂに整流翼１０およびグリ
ツプ保持部１２をそれぞれ一体成形するもので、
在来のごとき整流翼１０の煩雑でしかも嵌合精度
を要する組み付け手数が省け、またグリツプ６の
取り付けも簡易となり、ドライヤ全体の組立てが
非常に能率良く行われる。しかも整流翼１０のガ
タつき音もなくすることができる。
また、本考案では後ケース１ｂの後端をフアン
９全体で外周を囲みうる長さにまで形成してある
ので、この後ケース１ｂ内にフアン９をモータ８
と共に内蔵した中間製品の状態で通常使用等と近
似した条件の下、フアン９の整流および導風テス
トを可能にする。したがつて、この中間製品の段
階でテストの結果、フアン９あるいは本体ケース
１が不良品であると知る場合はそれらの取り替え
が簡易迅速に行える。つまり、組立て完成品の段
階でかかる導風テストをしたのでは、不良がある
場合に改めて全体を分解してその不良品の取り替
えを行わねばならないが、本考案ではかかる煩わ
しい手数を要さないため、導風テスト、組立て上
極めて有利である。
９全体で外周を囲みうる長さにまで形成してある
ので、この後ケース１ｂ内にフアン９をモータ８
と共に内蔵した中間製品の状態で通常使用等と近
似した条件の下、フアン９の整流および導風テス
トを可能にする。したがつて、この中間製品の段
階でテストの結果、フアン９あるいは本体ケース
１が不良品であると知る場合はそれらの取り替え
が簡易迅速に行える。つまり、組立て完成品の段
階でかかる導風テストをしたのでは、不良がある
場合に改めて全体を分解してその不良品の取り替
えを行わねばならないが、本考案ではかかる煩わ
しい手数を要さないため、導風テスト、組立て上
極めて有利である。
さらに、前ケース１ａは上記後ケース１ｂの筒
部１１にヒータ部７を取り付けられたモータ８を
内嵌固定させた状態でこれらを覆つて取り付けら
れるとともに、この前ケース１ａの後方は上記後
ケース１ｂの整流翼１０と対応する前方外周位置
まで外嵌させて固定できるように形成したので、
整流翼１０を介して後ケースに伝わるモータ８の
振動を、この振動源となる部分を前ケース１ａで
外嵌被覆することにより、振動、ビビリを防止
し、使用時の手に伝わる不快感を防止することが
できるものである。
部１１にヒータ部７を取り付けられたモータ８を
内嵌固定させた状態でこれらを覆つて取り付けら
れるとともに、この前ケース１ａの後方は上記後
ケース１ｂの整流翼１０と対応する前方外周位置
まで外嵌させて固定できるように形成したので、
整流翼１０を介して後ケースに伝わるモータ８の
振動を、この振動源となる部分を前ケース１ａで
外嵌被覆することにより、振動、ビビリを防止
し、使用時の手に伝わる不快感を防止することが
できるものである。
第１図はこの考案に係るヘアードライヤを例示
する一部切欠き側面図、第２図は一部分解斜視図
である。 １……本体ケース、１ａ……前ケース、１ｂ…
…後ケース、２……吐出口、３……吸込口、６…
…グリツプ、８……モータ、９……フアン、１０
……整流翼、１１……筒部、１２……グリツプ保
持部。
する一部切欠き側面図、第２図は一部分解斜視図
である。 １……本体ケース、１ａ……前ケース、１ｂ…
…後ケース、２……吐出口、３……吸込口、６…
…グリツプ、８……モータ、９……フアン、１０
……整流翼、１１……筒部、１２……グリツプ保
持部。
Claims (1)
- 円筒形状に形成された本体ケース１を前ケース
１ａおよび後ケース１ｂに２分割して形成し、後
ケース１ｂに内周にモータ８を内嵌固定するため
の筒部１１を有する整流翼１０と、グリツプ６の
上端部が取り付けられるグリツプ保持部１２とを
一体成形するとともに、後ケース１ｂの後端はフ
アン９の全体の外周を囲みうる長さにまで形成
し、上記前ケース１ａは、上記後ケース１ｂの筒
部１１にヒータ部７に取り付けられたモータ８を
内嵌固定させた状態でこれらを覆つて取り付けら
れるとともに、この前ケース１ａの後方は、上記
後ケース１ｂの整流翼１０と対応する前方外周位
置まで外嵌させて固定できるように形成したこと
を特徴とするヘアードライヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18719983U JPS6094104U (ja) | 1983-12-02 | 1983-12-02 | ヘア−ドライヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18719983U JPS6094104U (ja) | 1983-12-02 | 1983-12-02 | ヘア−ドライヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6094104U JPS6094104U (ja) | 1985-06-27 |
| JPH0226404Y2 true JPH0226404Y2 (ja) | 1990-07-18 |
Family
ID=30404145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18719983U Granted JPS6094104U (ja) | 1983-12-02 | 1983-12-02 | ヘア−ドライヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6094104U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0350807Y2 (ja) * | 1985-02-14 | 1991-10-30 | ||
| JPH10257918A (ja) * | 1997-03-19 | 1998-09-29 | Tescom:Kk | ヘアドライヤー |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5238386U (ja) * | 1975-09-11 | 1977-03-18 |
-
1983
- 1983-12-02 JP JP18719983U patent/JPS6094104U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5238386U (ja) * | 1975-09-11 | 1977-03-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6094104U (ja) | 1985-06-27 |
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