JPH0226322Y2 - - Google Patents

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JPH0226322Y2
JPH0226322Y2 JP1985085630U JP8563085U JPH0226322Y2 JP H0226322 Y2 JPH0226322 Y2 JP H0226322Y2 JP 1985085630 U JP1985085630 U JP 1985085630U JP 8563085 U JP8563085 U JP 8563085U JP H0226322 Y2 JPH0226322 Y2 JP H0226322Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、掛金具、受金具の1対で成る主とし
て衣服用等の掛支金具に係る。
〈従来の技術〉 従来の掛支金具は、第5図に示すように、断面
U字状の掛金具A′(第7図)と、側面逆皿状〓の
受金具B′から成り、夫々の取付孔A1′,B1′により
衣服の所定対応個所に取付けて掛金具A′の折返
し片A″を受金具B′に引掛けて掛支するように構
成されていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、該掛金具A′は比較的に小さく、そ
の製作に際し第6図第7図符号a′で示す所定折曲
位置から各個にばらつきのないように正しく屈曲
することが、仲々難しく不良品が生ずる。
又、第7図に示す屈曲部C′の曲率が開口部b′の
開口寸法や受金具との掛脱の良否を左右する極め
て重要な要素であるにも拘らず大量生産にあつて
は微妙に曲率や開口寸法に狂いを生じ、作業性、
品質管理に難点があつた。
さらに受金具への掛支においては、第7図に示
すように受金具B′の被服への取付支持面が狭い
割合に高さが高い為に不安定となり、受金具
B′を引き倒すような作用が大きく、その結果留
糸が切れ易く生地も損傷を受け易い欠点があつ
た。
本考案は、従来品の上記欠点に対処し、構造・
製作が、簡単・容易な掛支金具を提供しようとす
るもので、技術、手間を要するU字状湾曲を施す
ことなく、プレス加工で打抜き、階段状に抜き起
し屈曲して掛金具と受金具を形成したものであ
り、その操作も安定性も良い掛止金具の提供を図
ることを目的とする。
〈問題点を解決する為の手段〉 掛金具は、中程で段押しして1半に衣服等への
取付部を形成し、他方、受金具は、段押しすると
共に打抜きによる掛支孔を穿設して、該掛支孔を
介して前部に掛支部を形成し、低い後部を取付部
として成る。
〈作用〉 掛金具、受金具は夫々前記高、低の取付部を衣
服に定着し、掛金具の掛支片が受金具の掛支孔へ
進入することによつて両金具は互いに掛支する。
〈実施例〉 以上、本考案の実施例を第1図の縦断面図及
び、第2図の分解斜視図により詳細説明する。
第2図において、掛金具Aは金属板を打抜き略
中央から段押しして段部の途中に湾曲部2を形成
することにより該凹曲部2の後部に前部の掛支片
1に対し、高い平坦な取付部3を形成し、その中
央部に凸段部4、取付孔5を設けて成る。
受金具Bは、金属板を打抜いて中程を段押しし
て、その段押部に跨つて前記掛金具Aの掛支片1
が掛脱可能な巾の掛支孔7を穿設することにより
掛支部6を形成し、前部より低い後部を取付部8
とし、該取付部8には凹段部9とその中央部に取
付孔10を設けて成る。
11は掛支突片で、取付部8から掛支孔7内へ
突出して抜き残し、曲げ起してある。
図中、13,13′は回り止め用に抜き起した
突片で、機械による高速自動かしめ付けした際各
金具を生地の定位置に固定させるものである。
該掛金具A、受金具Bは、夫々第2図に示す向
きに、衣服その他の被取付体12a,12bの表
又は裏の対応する端縁部の所定部位に、該被取付
体12a,12b及び各取付孔5,10を貫通し
た取付用ホツクCのかしめ付けによつて固定され
る。
被取付体12a,12bに夫々取付けた掛金具
A、受金具Bの屈曲構造は前記の通り前者の掛支
片1が低く、後者の掛支部6が高く設けられてい
るところから、該掛支片1は掛支孔7へ容易に進
入掛支する。
第3図aは、他の実施例を示し、前記実施例に
比し、掛支突片11が無いこと及び掛支孔7の形
状を異にするが、屈曲形成は前記同様である。
第1図、第2図に示す掛支片1の掛合は、掛支
孔7内に曲げ起した掛支突片11が掛金具Aの湾
曲部2に弾性的に掛支して、掛支片1の不本意な
後退を阻止する作用を有する。
又、凹凸段部4,9は取付部3,8の強度を向
上させている。
〈考案の効果〉 以上の構成、作用に係る本考案掛支金具は掛金
具A、受金具Bとも板金の打抜きと段状の屈曲で
掛支片、掛支孔、掛支部、取付部が夫々、従来金
具のような屈曲精度や熟練を要することなく容
易、簡単に成形される。
掛金具と受金具の掛支が、掛支片の掛支孔への
進入のみで簡単にできる。
従つて、子供でも操作できる。
掛支片、掛支孔の精度が悪くても互いに前低対
後低の相反する段状屈曲構造であること、掛金具
も受金具も共に市販のかしめホツクによつて被取
付体へ取付るようにしているので特製の裏座板が
不要であつて経済的であると共に、かしめホツク
自体が取付時に方向性がないから何ら配慮を要さ
ないから作業性が良好である。そして又、掛脱が
容易であるにも拘わらず掛止突片を設けているの
で不本意な離脱が防止できること、それに被服等
の被取付体12a,12b間に両金具が取付けれ
らて抑圧されているので構造簡単でも掛支が保持
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案掛支金具の1実施例の、掛支
状態の縦断面図、第2図は、同上分解斜視図、第
3図aは、同上他の実施例を示す受金具の平面
図、第3図bは、第3図aと組をなす掛金具の平
面図、第4図aは、第3図aのX−X断面図、第
4図bは、第3図bのY−Y断面図、第5図は、
従来掛支金具の分解斜視図、第6図は同上掛支金
具の掛金具の平面図、第7図は、第6図のZ−Z
縦断面図、第8図は、同上第5図の掛合状態を示
す簡略断面図である。 A……掛金具、B……受金具、1……掛支片、
3,8……取付部、6……掛支部、7……掛支
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中程の湾曲段部を介して前部の掛支片を取付面
    に対して低く、後部の取付部を高く屈曲形成し、
    該取付部中程に取付孔を穿設してかしめホツクに
    より取付けるようにした掛金具Aと、前部の掛支
    部を取付面に対し高く、後部の取付部を低く屈曲
    形成し、該取付部と掛支部との境界屈曲部から前
    方に、前記掛支片が出没可能な掛支孔を穿設し、
    前記取付部の掛支孔に臨む孔縁に掛止突片を突設
    すると共に、該取付部の中程に取付孔を穿設して
    かしめホツクにより取着するようにした受金具B
    とからなる衣服用等の掛支金具。
JP1985085630U 1985-06-05 1985-06-05 Expired JPH0226322Y2 (ja)

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JPS61199211U JPS61199211U (ja) 1986-12-12
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