JPH02263229A - Ｃｔ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的ｊ （産業上の利用分野） 本発明は、ＣＴスキャンによりデータ収集してＣＴ画像
を再構成するＣ工装置に関し、特にモニタ上に表示され
ているＣＴ画像をハードコピー装置によりフィルム等の
記録媒体上にハードコピーする技術の改良に関する。

（従来の技術） 従来のこの種のＣＴ装置は、画像再構成手段からモニタ
へＣＴ画像をアナログのビデオ信号としであるいはディ
ジタル信号に変換して送出するとともに、このビデオ信
号をハードコピー装置へ送出することにより、モニタ上
に表示されているＣＴ画像をハードコピー装置によりフ
ィルム上にハードコピーすることができるようにしてい
た。

そして、モニタ上に表示されているＣＴ画像及び付帯情
報の全表示がアスペクト比（画像の横と縦との比）とし
て設定されており、そのためアスペクト比が常に一定で
あった。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、従来のように常に一定のアスペクト比に
設定されている場合には、１枚のフィルム上にハードコ
ピーする複数のＣＴ画像についてのレイアウトを常に一
定に固定しなければならない。

従って、従来のこの種のＣＴ装置においては、必要とし
ない付帯情報を除いたアスペクト比あるいは所望のアス
ペクト比でレイアウトされた複数のＣＴ画像をフィルム
上にハードコピーすることができないという不具合があ
った。

更に、従来のこの種のＣＴ装置相互間において、アスペ
クト比が相違する場合、各専用のハードコピー装置に互
換性がないため、取扱い上極々の不都合が生じた。

本発明は、係る事情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、種々異なるアスペクト比でＣＴ画像
をハードコピーすることがＣＴ装置を提供することにあ
る。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） 本発明は、上記の目的を達成するため、０丁スキャンに
よりデータ収集して再構成したＣＴ画像をモニタ上に表
示するとともに、モニタ上に表示されているＣＴ画像を
ハードコピー装置により記録媒体上にハードコピーする
ことができるＣＴ装置において、 ＣＴ画懺を得る画像再構成手段から前記ハードコピー装
置までの伝送経間に、ＣＴ画像のアスペクト比を種々変
更し得る記録制御手段を具備することを特徴とするもの
である。

（作用） 本発明によるＣＴ装置の構成であれば、画像再構成手段
で得られるＣＴ画像のアスペクト比を記録制御手段によ
り種々変更し得るから、ハードコピー装置により記録媒
体上にハードコピーされるＣＴ画像のアスペクト比を所
望通りに変更することができる。

（実施例） 第１図は１１本発明が適用された一実施例のＣＴ装置の
要部構成を示すブロック図である。

この一実施例のＣＴ装置は、ＣＴ画像の表示及びハード
コピーするためにコンソール１及びハードコピー装置２
を備えている。

コンソール１は、システムコントローラ３を制御中枢と
して、デイスプレィ回路４、モニタ５、信号処理回路６
、アスペクト比選択器７を備えており、またハードコピ
ー装Ｈ２には、モニタ８、光学系駆動回路９を備えてい
る。

コンソール１におい・て、デイスプレィ回路４は、シス
テムコントローラ３の制御動作に従ってＣＴスキャンに
よる収集データを基に画像再構成処理を実行してＣＴ画
像を得るとともに、このＣ丁画像をビデオ信号としてモ
ニタ５及び信号処理回路６へ送出する。なお、このデイ
スプレィ回路４においては、グレースケール及び付帯情
報を含んだ表示能力があり、従って、モニタ５上には第
２図に示す如くの表示態様でＣＴ画像の表示が行える。

信号処理回路６は、アスペクト比設定器７で適宜選定さ
れたアスペクト比を示すアスペクト比信号に応じてデイ
スプレィ回路４からのビデオ信号に対してビデオマスク
処理を実行し、信号処理されたビデオ信号をハードコピ
ー２へ送出するようになされている。

アスペクト比選択器７は、上記信号処理回路６に加えた
アスペクト比信号をそのままハードコピー装置２へ送出
するものである。

ハードコピー装置２は、信号処理回路６からのビデオ信
号をモニタ８で受けることにより、アスペクト比選択器
７で選定されたアスペクト比のＣＴｉ１！ｉ幽をモニタ
８上に表示するとともに、アスペクト比選定器７からの
アスペクト比信号を光学系駆動回路９で受けて、図示し
ない光学系をアスペクト比選択器７で選定されたアスペ
クト比に対応するように調整するようになされている。

こうした各部を備えた構成において、次のように動作す
る。

まず、コンソール１において、ＣＴスキャンによりデー
タ収集して舟構成したＣ、７画像をモニタ５上に第２図
に、示す如くの態様で全エリア表示をしているとする。

ここで、モニタ５上の全エリアのハードコピーは必要な
く画像エリアのみハードコピーしたいのであれば、これ
に対応するようにアスペクト比選定器７の切換操作で選
出されたアスペクト比信号を信号処理回路６とハードコ
ピー装Ｍ２の光学系駆動回路９とにそれぞれ送出し、そ
の受信各部においてアスペクト比を認識させる。

すると、信号処理回路６においてビデオ信号のグレース
ケール部および付帯情報部をマスクする信号処理がなさ
れ、この信号処理を経たビデオ信号をハードコピー装置
２のモニタ３へ送出することができる。

同時に、ハードコピー装＠２の光学系駆動回路９におい
てアスペクト比設定器７からのアスペクト信号を受けて
光学系関係（モニタ、レンズ、フィルムの位置関係）の
調整がなされる。

従って、ハードコピー装Ｍ２は、所望のアスペクト比で
モニタ８上にＣＴ画像を表示し、モニタ８上に表示され
ているアスペクト比のＣＴ画像をフィルム上にハードコ
ピーすることになる。

このように本発明の一実施例によれば、ハードコピーの
レイアウトがユーザにより自由に選択可能であるから、
例えば半切フィルム上にアスペクト比１：１の１２コマ
レイアウトと、アスペクト比４：３の１５コマレイアウ
トとの双方を選択可能となるものである。

更に、本実施例の如くアスペクト比を種々変更し得る場
合には、ハードコピー装置に合せてアスペクト比を選定
することもできるという利点も生じる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明が適用されたＣＴ装置は、
画像再構成手段からハードコピー装置までの伝送経間に
、ＣＴ画像のアスペクト比を種々変更し得る記録制御手
段を備えているから、ハードコピー装置においてＣＴ画
像の表示域を所望通り種々変更することができるもので
ある。従って、本発明によれば、診察者が必要とするア
スペクト比でＣＴ画像のハードコピーを得ることができ
るため、診断能の向上を図れることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用された一実施例のＣＴ装置の要部
構成を示すブロック図、第２図はモニタ上のＣＴ画像の
表示態様を示す状態図である。 １・・・コンソール　　　　２・・・ハードコピー装置
３・・・システムコントローラ ４・・・デイスプレィ回路　５・・・モニタ６・・・信
号処理回路　　　７・・・アスペクト比選択器８・・・
モニタ処理回路　　９・・・光学系駆動回路１ゴン１−
シ 門人弁理士則近憲佑

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ＣＴスキャンによりデータ収集して再構成したＣ
   Ｔ画像をモニタ上に表示するとともに、モニタ上に表示
   されているＣＴ画像をハードコピー装置により記録媒体
   上にハードコピーすることができるＣＴ装置において、 ＣＴ画像を得る画像再構成手段から前記ハードコピー装
   置までの伝送経間に、ＣＴ画像のアスペクト比を種々変
   更し得る記録制御手段を具備することを特徴とするＣＴ
   装置。
2. （２）前記記録制御手段は、アスペクト比信号を発生す
   る手段と、この手段から発生されるアスペクト比信号に
   応じて前記画像再構成手段からの画像信号を種々に変更
   する手段とを備え、この各手段から出力される信号を前
   記ハードコピー装置へ送出することを特徴とする請求項
   １記載のＣＴ装置。