JPH0226047Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0226047Y2 JPH0226047Y2 JP1984036243U JP3624384U JPH0226047Y2 JP H0226047 Y2 JPH0226047 Y2 JP H0226047Y2 JP 1984036243 U JP1984036243 U JP 1984036243U JP 3624384 U JP3624384 U JP 3624384U JP H0226047 Y2 JPH0226047 Y2 JP H0226047Y2
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- Japan
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- detection
- temperature fluid
- temperature
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- Expired
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- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 7
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Landscapes
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[技術分野]
本考案は各種設備における高温水素ガス、熱オ
イル、スチーム、熔融イオウ、熔融金属等の高温
流体の漏洩を検出する装置に関する。
イル、スチーム、熔融イオウ、熔融金属等の高温
流体の漏洩を検出する装置に関する。
[背景技術]
各種設備におけるタンク類や配管等からの高温
流体の漏洩を検出する装置には、従来より、次の
ようなものが知られている。即ち、第1図に示さ
れるように、電線1をプラスチツク等の電気絶縁
体2により被覆させ、この電気絶縁物質2の更に
外側に導電性金属3を被覆して検出線4を構成
し、この検出線4を被検出個所に配置させ、被検
出個所において高温流体が漏洩して検出線4の電
気絶縁物質2が破壊され、このとき電線1と導電
性金属3との間に電流が短絡され、これを警報器
等により検出して高温流体の漏洩を検出するよう
になつている。
流体の漏洩を検出する装置には、従来より、次の
ようなものが知られている。即ち、第1図に示さ
れるように、電線1をプラスチツク等の電気絶縁
体2により被覆させ、この電気絶縁物質2の更に
外側に導電性金属3を被覆して検出線4を構成
し、この検出線4を被検出個所に配置させ、被検
出個所において高温流体が漏洩して検出線4の電
気絶縁物質2が破壊され、このとき電線1と導電
性金属3との間に電流が短絡され、これを警報器
等により検出して高温流体の漏洩を検出するよう
になつている。
しかしながら、このような従来構造にあつて
は、高温流体の漏洩が問題となる被検出個所は一
般に高温な雰囲気であり、少なくとも常温よりは
高温であり、検出線4がこのような高温下に常時
さらされていると電気絶縁体2が劣化されてその
絶縁性が破壊され、実際には高温流体が漏洩して
いないにもかかわらず電線1と電気絶縁物質2と
の間に短絡が生じてしまうという誤動作を生じさ
せ易いものであつた。また、実際に高温流体が漏
洩していながら、その高温流体により電線1や導
電性金属3自体が切断されてしまうことがあり、
このような場合には電線1と導電性金属3との間
に短絡が起こらなくなるため、高温流体の漏洩が
検出できないという危険な事態を招いていた。
は、高温流体の漏洩が問題となる被検出個所は一
般に高温な雰囲気であり、少なくとも常温よりは
高温であり、検出線4がこのような高温下に常時
さらされていると電気絶縁体2が劣化されてその
絶縁性が破壊され、実際には高温流体が漏洩して
いないにもかかわらず電線1と電気絶縁物質2と
の間に短絡が生じてしまうという誤動作を生じさ
せ易いものであつた。また、実際に高温流体が漏
洩していながら、その高温流体により電線1や導
電性金属3自体が切断されてしまうことがあり、
このような場合には電線1と導電性金属3との間
に短絡が起こらなくなるため、高温流体の漏洩が
検出できないという危険な事態を招いていた。
[考案の目的]
本考案の目的は、誤動作がなく、高温流体の漏
洩を確実に検出することのできる漏洩検出装置を
提供することにある。
洩を確実に検出することのできる漏洩検出装置を
提供することにある。
[考案の構成]
そのため、本考案は、被検出個所に配置する検
出線を高温流体の温度よりも低い融点の低融点導
電物質より形成してこの検出線を閉ループ状と
し、電源からこの検出線に微小電流を常時供給
し、高温流体の漏洩により前記検出線が切断され
るようにし、切断されて通電が止んだときには警
報器により警報が発せられるようにして前記目的
を達成しようとするものである。
出線を高温流体の温度よりも低い融点の低融点導
電物質より形成してこの検出線を閉ループ状と
し、電源からこの検出線に微小電流を常時供給
し、高温流体の漏洩により前記検出線が切断され
るようにし、切断されて通電が止んだときには警
報器により警報が発せられるようにして前記目的
を達成しようとするものである。
[実施例の説明]
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第2図には本考案に係る高温流体の漏洩検出装
置の一実施例が示され、図中、検出線11は検出
部12を介して閉ループ状とされ、被検出個所と
してのタンク13および配管14、特にこれらの
うちの配管接続部、フランジ部、分岐部等の高温
流体の漏洩し易い個所に配置されている。また、
前記検出部12内には電源15および警報器16
が備えられ、電源15により検出線11に常時微
小電流が供給されるとともに、検出線11が高温
流体にさらされて切断されて通電が止んだときに
は警報器16から警報が発せられるよう構成され
ている。
置の一実施例が示され、図中、検出線11は検出
部12を介して閉ループ状とされ、被検出個所と
してのタンク13および配管14、特にこれらの
うちの配管接続部、フランジ部、分岐部等の高温
流体の漏洩し易い個所に配置されている。また、
前記検出部12内には電源15および警報器16
が備えられ、電源15により検出線11に常時微
小電流が供給されるとともに、検出線11が高温
流体にさらされて切断されて通電が止んだときに
は警報器16から警報が発せられるよう構成され
ている。
高温流体として掲げられるのは、例えば、高温
水素ガス(750〜800℃)、熱オイル、スチーム、
熔融イオウ、熔融金属等の高温流体全般である。
水素ガス(750〜800℃)、熱オイル、スチーム、
熔融イオウ、熔融金属等の高温流体全般である。
前記検出線11を構成する物質は高温流体の温
度よりも低い融点の低融点導電物質であり、検出
しようとする高温流体の温度に応じて種々選択さ
れるが、例えばハンダ合金、鉛等である。
度よりも低い融点の低融点導電物質であり、検出
しようとする高温流体の温度に応じて種々選択さ
れるが、例えばハンダ合金、鉛等である。
このような検出線11を被検出個所に配置させ
る際には、検出線11をそのままの状態で配置さ
せてもよいが、第3図に示されるように、検出線
11を保護ネツト17で両側から、或いは片側か
ら保護する等して配置させることが望ましい。
る際には、検出線11をそのままの状態で配置さ
せてもよいが、第3図に示されるように、検出線
11を保護ネツト17で両側から、或いは片側か
ら保護する等して配置させることが望ましい。
このような本実施例によれば次のような効果が
ある。
ある。
高温流体が漏洩して検出線11が切断されたと
きの検出線11の通電状態の停止により警報器1
6を作動させるものであるため、誤動作がないと
ともに、高温流体の漏洩を確実に検出できるとい
う効果がある。
きの検出線11の通電状態の停止により警報器1
6を作動させるものであるため、誤動作がないと
ともに、高温流体の漏洩を確実に検出できるとい
う効果がある。
また、前述した従来構造に比べて構造が極めて
簡単であり、常時微小電流を流すことを考慮して
も、なお経済的である。
簡単であり、常時微小電流を流すことを考慮して
も、なお経済的である。
しかも、検出しようとする高温流体の温度に対
応させて検出線11の材質や太さを種々容易に選
択し得るため適用範囲が広く、また、便宜であ
る。特に、検出線11としてハンダ合金を用いる
ときには、入手が容易であるほか、その融点がお
よそ180〜320℃と広い範囲にわたり、その太さや
長さも適宜選択しやすいので、高温流体の種類や
配置位置の適用範囲が極めて広く、しかも、容易
に熔接できて補修に便宜であり、極めて実用性が
高いという効果がある。
応させて検出線11の材質や太さを種々容易に選
択し得るため適用範囲が広く、また、便宜であ
る。特に、検出線11としてハンダ合金を用いる
ときには、入手が容易であるほか、その融点がお
よそ180〜320℃と広い範囲にわたり、その太さや
長さも適宜選択しやすいので、高温流体の種類や
配置位置の適用範囲が極めて広く、しかも、容易
に熔接できて補修に便宜であり、極めて実用性が
高いという効果がある。
更に、保護ネツト17で保護した状態で検出線
11を配置させれば、検出線11が高温流体に接
触したこと以外の切断原因、例えば、配管の角部
等に擦り付けられて切断されてしまう等の恐れが
ないとともに、タンク13や配管14に直接接触
させたり或いは接近させ過ない状態で適正配置す
ることも容易であり、また、検出線11がタンク
13や配管14に直接接触することによる漏電に
起因する誤動作を防止できる。
11を配置させれば、検出線11が高温流体に接
触したこと以外の切断原因、例えば、配管の角部
等に擦り付けられて切断されてしまう等の恐れが
ないとともに、タンク13や配管14に直接接触
させたり或いは接近させ過ない状態で適正配置す
ることも容易であり、また、検出線11がタンク
13や配管14に直接接触することによる漏電に
起因する誤動作を防止できる。
なお、実施にあたり、検出線11の外周側を低
融点絶縁物質より被覆させて検出線11がタンク
13や配管14に直接接触することによる漏電に
起因する誤動作を特に確実に防止することとして
もよい。
融点絶縁物質より被覆させて検出線11がタンク
13や配管14に直接接触することによる漏電に
起因する誤動作を特に確実に防止することとして
もよい。
[考案の効果]
上述のように本考案によれば、誤動作がなく、
高温流体の漏洩を確実に検出することのできる漏
洩検出装置を提供することができる。
高温流体の漏洩を確実に検出することのできる漏
洩検出装置を提供することができる。
第1図は従来の高温流体の漏洩検出装置を示す
一部を切欠いた正面図、第2図は本考案に係る高
温流体の漏洩検出装置の一実施例の全体構成を示
すブロツク図、第3図は前記実施例の要部を拡大
して示す斜視図である。 11……検出線、13,14……被検出個所と
してのタンク、配管、15……電源、16……警
報器、17……保護ネツト。
一部を切欠いた正面図、第2図は本考案に係る高
温流体の漏洩検出装置の一実施例の全体構成を示
すブロツク図、第3図は前記実施例の要部を拡大
して示す斜視図である。 11……検出線、13,14……被検出個所と
してのタンク、配管、15……電源、16……警
報器、17……保護ネツト。
Claims (1)
- 高温流体の漏洩を検出する漏洩検出装置であつ
て、前記高温流体の温度よりも低い融点の低融点
導電物質よりなり且つ被検出箇所に配置される閉
ループ状の検出線と、この検出線に微小電流を常
時供給する電源と、前記検出線が切断されて検出
線の通電が止んだときに警報を発する警報器と、
が備えられていることを特徴とする高温流体の漏
洩検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3624384U JPS60148947U (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | 高温流体の漏洩検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3624384U JPS60148947U (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | 高温流体の漏洩検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60148947U JPS60148947U (ja) | 1985-10-03 |
JPH0226047Y2 true JPH0226047Y2 (ja) | 1990-07-17 |
Family
ID=30541239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3624384U Granted JPS60148947U (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | 高温流体の漏洩検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60148947U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50133884A (ja) * | 1974-04-08 | 1975-10-23 |
-
1984
- 1984-03-14 JP JP3624384U patent/JPS60148947U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50133884A (ja) * | 1974-04-08 | 1975-10-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60148947U (ja) | 1985-10-03 |
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