JPH0226016Y2 - - Google Patents

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JPH0226016Y2
JPH0226016Y2 JP17007583U JP17007583U JPH0226016Y2 JP H0226016 Y2 JPH0226016 Y2 JP H0226016Y2 JP 17007583 U JP17007583 U JP 17007583U JP 17007583 U JP17007583 U JP 17007583U JP H0226016 Y2 JPH0226016 Y2 JP H0226016Y2
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nozzle
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flapper
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pneumatic
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JP17007583U
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、入力信号の増減方向に対し出力信号
の増、減圧を同方向(正作動)または逆方向(逆
作動)に変化させるという出力方向の正、逆切換
えを行なうノズルフラツパ機構を備えてなる空気
式計器の改良に関する。
〔従来の技術〕
空気式ポジシヨナや演算器などといつた空気式
計器において、入力信号の増減方向に対し出力信
号の増圧、減圧を同方向または逆方向にするとい
う方向の正、逆切換えを行なうために、従来は、
空気回路中に切換スイツチを組込む方式や、二対
のノズルおよび絞り抵抗をフラツパの表、裏面に
対して対向配置させる方式などが採られている。
その一例を第1図に示す従来例を用いて簡単に
説明すると、符号1はラツパ(ビーム)、2はそ
の支点、3はフラツパ1を入力圧PINにより所望
の方向に回動変位させるベローズで、また前記フ
ラツパ1の回動端側でその表、裏面には、フラツ
パ面にそれぞれ対向して第1および第2のノズル
4,5が、正作動用、逆作動用として配置され、
かつこれらノズル4,5にはそれぞれ第1および
第2の絞り6,7を介して所定の供給空気圧PS
供給されている。そして、これらのノズル4,5
のうち、その一方のノズル背圧変化が、出力信号
の正、逆切換えを行なうための切換スイツチ8の
aまたはb位置への切換えによりパイロツトリレ
ー9に送られ、ここで増幅されて出力圧POUTとし
て取り出され、バルブアクチユエータ(図示せ
ず)に出力される。なお、図中10はバルブアク
チユエータのストロークを受けて回動されるフイ
ードバツクリンク、10aはその支軸で、さらに
このリンク10の動きはフイードバツクスプリン
グ11にてフラツパ1にフイードバツク力として
与えられ、このフラツパ1は力平衡としてバラン
スされる。
そして、上述した従来構成において、切換スイ
ツチ8がa位置で、第1のノズル4側の背圧が出
力されたときには、第4図aにも示すような正作
動(入力信号の増減方向と同方向)による出力圧
が、また切換スイツチ8がb位置で、第2のノズ
ル5側に切換えられたときには、同じく第4図b
に示すような逆作動(入力信号の増減方向と逆方
向)による出力圧が取り出されるものであつた。
しかしながら、上述した従来構造では、正作動
用、逆作動用として二対のノズル4,5および絞
り抵抗6,7を用いているため、ゴミ等が詰まる
ことで空気圧信号糸としての動作上の信頼性が損
なわれることとなり、しかもその清掃などといつ
た面倒なメンテナンス作業が必要で、メンテナン
スコストも高くなるものであつた。また、上述し
た従来構造では、その空気消費量が増大し、運転
コストも高くなる等の欠点もあつた。
〔考案の概要〕
本考案は上述した事情に鑑みてなされたもの
で、フラツパの厚み方向中央に対向する中心から
ずれた位置に空気圧通路が開口されているベース
側の被取付面に対し、フラツパの表、裏面に選択
的に対向される一個のノズルを有するノズル台を
二通りの取付け状態で着脱可能に取付けるととも
に、このノズル台のベースへの各取付け状態で前
記ベース側の開口に対向して連通されるように、
フラツパの厚み方向中央に対向する中心を基準と
するノズル台のベースへの取付面上での対称位置
に、ノズル台内の空気圧通路を開口させるという
簡単な構成によつて、入力信号の増減方向に対す
る出力信号の正、逆作動方向の切換えを簡単かつ
確実に行なうことができ、しかも従来に比べノズ
ルやその絞り抵抗などといつた構成部品点数を削
減し、その結果としてノズルや絞り等の詰まりを
軽減することができ、その動作上の信頼性やメン
テナンス性を向上させることが可能となり、また
ノズル位置でその出力方向の正逆を簡単に判別し
得る等の利点を有するノズルフラツパ機構を備え
てなる空気式計器を提供するものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
第2図a,bおよび第3図は本考案に係る空気
式計器の一実施例を示すものであり、これらの図
において第1図と同一または相当する部分には同
一番号を付して説明は省略する。
さて、本考案によれば、フラツパ1の回動端側
の表、裏面に選択的に対向してその変位を検出す
る一個のノズル21を備えたノズル台22と、こ
のノズル台22がフラツパ1に対するノズル21
の向きによつて二通りの取付状態で着脱可能に取
付け固定されるベース23とによつて、ノズルブ
ロツク20を構成することにより、ノズル21、
さらにこれに対応する絞り抵抗24を一個づつ用
いるという構成部品点数が少なく、メンテナンス
性や動作上の信頼性を向上させ得る安価な構成に
もかかわらず、入力信号の増減方向に対する出力
信号の正、逆作動方向の切換えを、ノズル台22
のベース23への二通りの取付け状態によつて行
なえるようにしたところに特徴を有している。
これを第2図bに示す逆作動時(入力に対し出
力が逆方向となる)に対応するノズル21の取付
け状態を例示した第3図を用い詳述すると、ノズ
ル台22は、フラツパ1の移動方向に平行するベ
ース23の被取付面25に対し囲置決めピン26
およびねじ27,28を介して着脱可能に取付け
固定される。また、このノズル台22において、
前記被取付面25に直交する面上に、フラツパ1
の表面または裏面のいずれか一方に選択的に対向
されるノズル21が設けられ、このノズル21の
向きによりノズル台22のベース23への二通り
の取付け状態が決定されるように構成されてい
る。すなわち、前記ベース23の被取付面25
は、第2図から明らかなように、フラツパ1の移
動方向と平向する被取付面25をもち、そのフラ
ツパ1回動端における厚み方向中央部分と対向す
る中心にピン26が植設されている。そして、ノ
ズル台22はこのピン26に対しそのベース23
への取付面中央が係合し、このピン26を中心と
して反転されることでノズル21のフラツパ1へ
の向きが切換えられるように構成されている。
なお、本実施例では、ベース23の被取付面2
5がフラツパ1に対しその側方から臨むことでそ
の移動方向と平行する面となるようにされている
が、フラツパ1先端側から臨む面をもつように構
成してもよいことは勿論である。
そして、上述したノズル台22とベース23と
での空気圧回路は、次のような構成となつてい
る。
すなわち、ベース23内に設けられ供給空気圧
PSをノズル21側に送る入力側空気圧通路30
は、その被取付面25上で前記フラツパ1に対応
する中心のピン26とはずれた位置に開口して設
けられている。そして、この入力側空気圧通路3
0の途中には、前記絞り抵抗24が設けられてい
る。また、このベース23内にはノズル背圧PN
をパイロツトリレー9側に送る出力側空気圧通路
31も設けられており、この通路31は前記中心
のピン26、さらに前記入力側空気圧通路30の
開口部からずれた位置に開口されている。
一方、ノズル台22内に設けられたノズル21
に至る空気圧通路32は、このノズル台22のベ
ース23側への二通りの取付け状態にて前記ベー
ス23側の空気圧通路30の開口部に連通するよ
うにフラツパ1に対向する中心位置を基準する対
称な二位置に入力側開口部32a,32bとして
開口され、またこの空気圧通路32の一部は出力
側開口部33a,33bとして前記ベース23側
の出力側空気圧通路31の開口部に対応するよう
に開口されている。なお、これら入、出力側開口
部32a,32b;33a,33bは、それぞれ
ピン26位置を中心として距離l1またはl2離間し
た対称位置に形成されていればよいことは明らか
であろう。また、図中34は各開口部をシールす
るOリングである。
したがつて、このような構成によれば、ノズル
台22を、第2図aまたはbに示すように、ベー
ス23に対しねじ27,28により適宜反転して
取付け固定することによつて、入力に対する出力
の正、逆作動方向の切換えを簡単かつ確実に行な
えるもので、第2図aに示す正作動時には第4図
aに示すような出力特性が、第2図bに示す逆作
動時には第4図bに示すような出力特性が得られ
るものである。
また、上述した構成では、ノズル21、さらに
絞り抵抗24がそれぞれ一個づつでよくなるた
め、構成部品点数を削減でき、構成が簡素化する
ばかりでなく、ゴミ詰まり等による制御上のトラ
ブルはなくなり、空気圧制御系での動作上の信頼
性が向上するとともに、定期点検時の清浄などに
よるメンテナンスコストも低減でき、しかもその
空気消費量も従来に比べ減少させることができ、
運転コストも低減できる。さらに、ノズル21の
フラツパ1の回動端表、裏面に対する位置にて
正、逆作動の判別を容易に行なえるため、メンテ
ナンス時や制御上でのミスを防止できる。
なお、本考案は上述した実施例構造に限定され
ず、各部の形状、構造等を適宜変形、変更するこ
とは自由で、たとえば入力部をベローズ3の代り
に他の入力機構としてもよいし、またその適用機
器としてもポジシヨナを始めとする各種の空気式
計器に適用できるものである。
さらに、第5図に示すように、空気圧通路3
0,32中で絞り抵抗24の下流側に接続される
出力側空気圧通路31の接続部をベース23内に
設けるようにしてもよく、このようにすればノズ
ル台22等の構成を、より一層簡略化し得るもの
である。
また、上述した実施例では、ベース23に対し
ノズル台22を、ピン26を中心として反転させ
て二通りの取付け状態で取付け固定する場合を説
明したが、本考案はこれに限定されず、このノズ
ル台22を、ノズル21がフラツパ1の回動端
表、裏面に対向する二通りの取付け状態で位置決
めして取付け固定し得る他の手段を用いてもよい
ことは勿論である。
〔考案の効果〕 以上説明したように本考案に係る空気式計器に
よれば、一個のノズルを備えたノズル台を、空気
圧通路が一部に開口されているベース側の被取付
面に、ノズルの向きによる二通りの取付け状態で
着脱可能に設け、これを必要に応じて反転させる
ことでノズルがフラツパの表、裏面に選択的に対
向されるようにし、かつこれら正、逆両取付け状
態にてベース側の空気圧通路開口に連通するフラ
ツパによる中心に基づく対称位置に、このノズル
台内の空気圧通路をそれぞれ開口させるようにし
たので、ノズルや絞りをそれぞれ一個づつ用いる
という簡単な構成にもかかわらず、ノズル台のベ
ースへの二通りの取付け状態にて入力に対する出
力を、正、逆両方向に切換えることができ、しか
もその操作も簡単に行なえ、また従来に比べその
空気消費量を減少させ、運転コストを低減できる
ばかりでなく、ゴミ詰り等による制御上のトラブ
ルもなくなり、そのメンテナンスコストも低減す
ることができ、さらにノズルの向きや位置で正、
逆作動の別を容易に判別することができるため、
メンテナンス時や制御上の操作ミスを防止できる
等、その実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す概略構成図、第2図a,
bは本考案に係る空気式計器の一実施例を示す概
略構成図、第3図はその要部拡大断面図、第4図
a,bは正、逆作動時の特性図、第5図は本考案
の別の実施例を示す図である。 1……フラツパ、2……支点、3……入力側ベ
ローズ、9……パイロツトリレー、20……ノズ
ルブロツク、21……ノズル、22……ノズル
台、23……ベース、24……絞り抵抗、25…
…被取付面、26……位置決めピン、27,28
……ねじ、30,32……空気圧通路、31……
出力側空気圧通路、32a,32b;33a,3
3b……入、出力側開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フラツパの移動方向に平行する被取付面を有す
    るベースと、フラツパの表、裏面に選択的に対向
    する一個のノズルを有しこのノズルがフラツパの
    表面または裏面に対向するように前記ベースの被
    取付面に対し二通りの取付け状態で着脱可能に設
    けられるノズル台を備え、前記ベースの被取付面
    上でフラツパの厚み方向中央部分に対向する位置
    を中心としこの中心からずれた位置には、ベース
    内に形成される空気圧通路が開口して設けられ、
    前記ノズル台のベース側被取付面に接合される取
    付面には、このノズル台内に形成される空気圧通
    路が、ベースへの各取付け状態で被取付面上での
    ベース側空気圧通路の開口にそれぞれ対向して連
    通されるように、フラツパの厚み方向中央部分に
    対向する中心を基準とする対称位置に開口して形
    成されていることを特徴とする空気式計器。
JP17007583U 1983-11-04 1983-11-04 空気式計器 Granted JPS6080312U (ja)

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JP17007583U JPS6080312U (ja) 1983-11-04 1983-11-04 空気式計器

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JP17007583U JPS6080312U (ja) 1983-11-04 1983-11-04 空気式計器

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Publication Number Publication Date
JPS6080312U JPS6080312U (ja) 1985-06-04
JPH0226016Y2 true JPH0226016Y2 (ja) 1990-07-17

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