JPS6028961Y2 - 空気式調節計の手動自動調節機構 - Google Patents

空気式調節計の手動自動調節機構

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JPS6028961Y2
JPS6028961Y2 JP1975106129U JP10612975U JPS6028961Y2 JP S6028961 Y2 JPS6028961 Y2 JP S6028961Y2 JP 1975106129 U JP1975106129 U JP 1975106129U JP 10612975 U JP10612975 U JP 10612975U JP S6028961 Y2 JPS6028961 Y2 JP S6028961Y2
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JP
Japan
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flapper
pressure
nozzle
automatic adjustment
knob
Prior art date
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Application number
JP1975106129U
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English (en)
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JPS5219593U (ja
Inventor
謹爾 原田
俊明 三好
Original Assignee
カブシキガイシヤ ヨコカワデンキセイサクシヨ
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Description

【考案の詳細な説明】 調節計には始動時や点検時等を考慮して、手動で直接操
作端を操作できる手動調節機構が設けられている。
この手動調節機構はマニュアルユニットと呼ばれ、これ
だけで1つのユニットを構威し、計器の前面付近から本
体に着脱できるように作られている。
本考案はこの種の手動調節機構に関するものである。
第1図は本考案実施例の構成説明図である。
第1図において、1は周囲に粗面を設けた回転形のノブ
、2はノブ1と同心的な摩擦輪、3はセクタでノブ1に
より軸31を中心に回転する。
セクタ3は直角方向に伸びた腕32を具備する。
4はリンク33を介して腕32に一端41を連結した揺
動枠である。
揺動枠4の他端にはローラ42がとりつけられ、後で述
べるフラッパに接触する。
ローラ42は球の周囲に摩擦の少いテフロンをコーテン
グしたものあるいはテフロンそのものを球形したもの等
が用いられている。
5は軸51に支持された平衡枠である。
平衡枠5には揺動枠4の途中が軸支され、その先端には
直接または間接的に指針52が設けられている。
6は平衡枠5と筐体のような固定体との間に配置された
受信ベロー、7はノズル71とフラッパ72とからなる
ノズルフラッパ機構である。
フラッパ72は支点73に支持され揺動枠4と交差して
配置されている。
81は絞り、82は変位平衡形のパイロットリレー、8
3.84はノブ1と共に互いに連動する切換スイッチで
ある。
両スイッチ83.84は共通点Cに接続された可動片8
5をAとMに交互に切換えできる。
可動片85がAのときにノブ1が移動して摩擦輪2とセ
クタ3が離脱し、Mのときに両者が圧接して摩擦係合す
る。
S□はセクタバネ、S2はメインバネ、S3はフラッパ
バネである。
バネS□は固定側がネジ棒のようなものに懸架されてバ
ネの長さと作用角度が変えられ、バネS3はネジ端子の
ようなものに取付けられ、両バネS1と83はその長さ
く初期張力)や作用角が調整できるようになっている。
A/Sはo 〜1.41g/cit(以下単に1.4に
などと表示)の供給圧、PAは調節器(図示せず)の自
動調節圧、Pyは手動調節圧、OUTはこの機構の出力
端である。
この装置は次のようにして調整される。
切換スイッチ83.84を自動調節のAの状態(ただし
受信ベロー6へのPAの供給を遮断)にしておき、セク
タバネS□の固定側をはずし、ローラ42をフラッパ7
2から引離して平衡桿5側を自由状態にしてノズルフラ
ッパ機構7から分離する。
ここでフラッパバネS3の長さを加減してフラッパ72
をノズル71に近ずけ(接触していない)、ローラ42
が無関係な状態のときにパイロットリレ82の出力口が
全開(流量最大)に近い値、例えばIKになるようにバ
ネ圧を調整する。
この調整の結果、ローラ42がフラッパ72から離れる
ときパイロットリレ82の出力流量が多くなり、手動調
節操作の応答を早くすることができる。
次に統一信号圧0.2〜1.OKを受信ベロー6に導入
する。
パイロットリレ82の入出力特性は第2図のような関係
にある。
そこで受信ベロー6の導入圧が0.2におよび1.OK
のときにそれぞれのノズル背圧が0.15におよび0.
24Kになるように調整する。
この調整は、前記したようなバネS□におけるネジ棒に
引掛けた固定側を移動して、バネ長および作用角度を変
えて行うことができる。
一方、受信ベロー6の導入圧が0.2KからIKに変化
すると第3図のように平衡桿5が2点鎖線の位置から点
線の位置に移動すると共に揺動枠4が軸支点を中心に反
時計方向に回転し、この揺動枠4の回転につれて先端の
ローラ42がもからalに変化する。
この場合、a□ともの支持点73からの距離1□と1□
の間には図示のように1□〈1□の関係がある。
またalおよびもにおける揺動枠4とフラッパ72との
交差角θ1と02の間にはθ□〈θ2の関係がある。
他方、alと褐におけるセクタバネS工のフラッパ72
に作用する力S□1とS1□とはa□側が大きく上記1
□、θ□および1□、θ2に基ずくフラッパ72に与え
る回転トルクを打消す関係にある。
よってalと4における11.θ1.S1□および1□
、θ2.S1□に基づくフラッパ72に与える反時計方
向の回転トルクを微小差に構成できる。
フラッパ72に与えるこの回転トルクはフラッパバネS
3による逆方向の回転トルクと釣合う。
この結果、受信ベロー6に0.2〜1.OKの空気圧が
導入されるとフラッパ72が時計方向に微小角回転して
、a2におけるノズル間隙を極めて僅か狭めることがで
きる。
上述したような調整によりローラ42の31〜32間に
おける受信ベロー6の導入圧とノズル背圧との間に対応
関係が生じ、一方の値が与えられると他方が自動的に定
まる。
次に手動、自動の切換動作を説明すると、スイッチ83
と84の可動片85が共にMに接続されていて手動調節
状態にあるときは、調節器からの自動調節圧PAは遮断
され、供給圧A/Sがパイロットリレ82に供給される
またスイッチ83.84に連動する摩擦輪2はセクタ3
と係合する。
いま第1図のノブ1を時計方向に回転すると第3図のよ
うにセクタ3とリンク33を介して揺動枠4が反時計方
向に回転する。
この回転によりローラ42はいったんフラッパ72から
はなれ、ノズル71は塞がれて背圧を上昇し、パイロッ
トリレ82の出力は高くなる。
上昇したパイロットリレ82の出力は同時に受信ベロー
6に送られ揺動枠4を平衡桿5と共に右方に動かし、ロ
ーラ42をフラッパ72に接触させて新しい出力位置で
平衡する。
パイロットリレ82の出力は手動調節圧PMとして出力
端OUTから送出される。
この場合、導入圧PAによって受信ベロー6が平衡桿5
に与える時計方向の回転トルクはベロー6自身のバネ定
数S、とメインバネS2のバネ定数S2の和に基ずく逆
方向の回転トルクと平衡する。
ノブ1を逆方向に回転するとローラ42は前述と逆の階
段状に変位し、これに対応してalのときより低い手動
調節圧PMを出力端OUTから取出すことができる。
切換スイッチ83.84を切換えて自動調節にすると、
可動片85が共にAに接続され、摩擦輪2がセクタ3か
ら離れる。
同時にパイロットリレ82への供給圧A/Sの供給が断
たれ、受信ベロー6には手動調節圧PAが供給される。
MからAへの切換え時において、調節器の手動調節圧P
Aは手動調節圧Pyに追随しているので(調節計ではP
AはPMに追随するようになっている)、切換え前と切
換え後の調節計の出力圧は一致していて操作端に擾乱を
与えない。
受信ベロー6に自動調節圧PAが供給されると、前記の
ような平衡条件が成立して平衡桿5はPAの大きさに対
応した位置で静止し、指針52がPAの値を指示する。
またローラ42は平衡桿5の回動に応じてa1〜a2の
間を変位しており、このローラ42の位置、すなわちP
Aに対応するノズル背圧が常時パイロットリレ82に送
られている。
したがって自動調節Aから手動調節Mに切換えると同時
にパイロットリレ82に供給圧A/Sが送られて切換え
直前の自動調節圧PAと等しい手動調節圧Pyがパイロ
ットリレ82から出力し、いわゆるバランスレスバンプ
レスに自動から手動に切換えできる。
以上説明した本考案によれば、次の各効果が期待できる
(1) 来者Xはノズルフラッパ機構におけるフラッ
パに直接的または間接的に互に反対方向の弾性力を与え
る2つのバネS□とS2のバネ圧を調節し、自動調節状
態において揺動枠のローラをフラッパに接触させ、この
フラッパに作用する力を微小変化させてノズル背圧を常
時自動調節圧に追随させるように構成した。
この結果、自動から手動に切換えると同時に自動調節圧
と一致した手動調節圧が出力され、自動調節回路の故障
時や点検時の手動へ切換のときに操作端に優乱を与える
ようなことが全くない。
(2)また、フラッパを変位させるための揺動枠をフラ
ッパに交差配置し、この配置と上記(1)のバネ圧調整
の2つの手段を巧に利用して接触点を広い範囲にわたっ
て移動させると共にほぼ均一の接触圧によって接触させ
るように構成した。
この結果、フラッパを微小かつ円滑に変位させることが
でき、特性のよい装置が実現できる。
(3)実施例のように揺動枠の端部にテフロンのような
摩擦の少い材料で作ったローラを設け、このローを介し
てフラッパに接触させるようにすれば、フラッパと揺動
枠との接触による摩擦がほとんどなくなり、動作を円滑
に行うことができる。
したがって本考案によれば、精確に動作する手動自動の
切換機構が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の構成説明図、第2図および第3
図は本考案の動作説明図である。 1・・・・・・ノブ、3・・・・・・セクタ、4・・・
・・・揺動枠、5・・・・・・平衡桿、6・・・・・・
受信ベロー 7・・・・・・ノズルフラッパ機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受信ベローの入力圧の変化に対応して一端を支点に回動
    する平衡枠、該平衡枠の回動に関連して偏位し前記入力
    圧の大きさを指示する指針、前記平衡枠の可動部に途中
    が軸支されていてこの軸支点を支点に揺動する揺動枠、
    該揺動枠の一端に設けられたローラに接触しこの揺動枠
    と交差して配置されたフラッパに対向するノズルとから
    なるノズルフラッパ機構、該ノズルフラッパ機構におけ
    るノズル背圧を増幅するパイロットリレ、リンクを介し
    て前記揺動枠の他端に連結されノブにより回転するセク
    タ、前記ノブとセクタとの係合離脱に連動して受信ベロ
    ーの入力端に調節器の出力とパイロットリレの出力とを
    切換え接続する手動自動の切換スイッチを具備し、前記
    ノズルフラッパ機構におけるフラッパに互に反対方向の
    力を与える2つのバネのバネ圧を調整し自動調節状態に
    おいて前記ローラのフラッパに作用する力を変化させて
    ノズル背圧を常時自動調節圧に追随させるように構威し
    たことを特徴とする空気式調節計の手動自動調節機構。
JP1975106129U 1975-07-31 1975-07-31 空気式調節計の手動自動調節機構 Expired JPS6028961Y2 (ja)

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Publications (2)

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JPS5219593U JPS5219593U (ja) 1977-02-12
JPS6028961Y2 true JPS6028961Y2 (ja) 1985-09-03

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JP1975106129U Expired JPS6028961Y2 (ja) 1975-07-31 1975-07-31 空気式調節計の手動自動調節機構

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3680580A (en) * 1970-09-01 1972-08-01 Foxboro Co Bumpless-transfer control system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3680580A (en) * 1970-09-01 1972-08-01 Foxboro Co Bumpless-transfer control system

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JPS5219593U (ja) 1977-02-12

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