JPH0225952Y2 - - Google Patents
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- JPH0225952Y2 JPH0225952Y2 JP1987076793U JP7679387U JPH0225952Y2 JP H0225952 Y2 JPH0225952 Y2 JP H0225952Y2 JP 1987076793 U JP1987076793 U JP 1987076793U JP 7679387 U JP7679387 U JP 7679387U JP H0225952 Y2 JPH0225952 Y2 JP H0225952Y2
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- JP
- Japan
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- belt
- belt engaging
- damping
- engaging means
- movement
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/10—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley
- F16H7/12—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley
- F16H7/1209—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley with vibration damping means
- F16H7/1236—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley with vibration damping means of the fluid and restriction type, e.g. dashpot
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0802—Actuators for final output members
- F16H2007/0806—Compression coil springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/0848—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
- F16H2007/0859—Check valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0889—Path of movement of the finally actuated member
- F16H2007/0891—Linear path
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、無端伝動ベルト等のための引張装置
に関する。
に関する。
技術背景
無端径路において作動するようになされた伝動
ベルトに対して引張装置を設けることは周知であ
る。そのような引張装置は、一般に、ベルトに対
して固定関係に配設される支持手段と、該支持手
段によつて担持され、支持手段に対して移動自在
のベルト係合手段と、該支持手段およびベルト係
合手段と作動的に連関されており、該ベルト係合
手段を、支持手段に対して相対的に移動させ、ベ
ルトを緊張させる力でもつてベルトに押圧させる
ための機械的ばね手段とから成つている。
ベルトに対して引張装置を設けることは周知であ
る。そのような引張装置は、一般に、ベルトに対
して固定関係に配設される支持手段と、該支持手
段によつて担持され、支持手段に対して移動自在
のベルト係合手段と、該支持手段およびベルト係
合手段と作動的に連関されており、該ベルト係合
手段を、支持手段に対して相対的に移動させ、ベ
ルトを緊張させる力でもつてベルトに押圧させる
ための機械的ばね手段とから成つている。
上記型式の引張装置の例は、下記の5つの米国
特許に記載されている。
特許に記載されている。
(1) 米国特許第3413866号−発明者フオード
(2) 米国特許第4108013号−発明者スラガル
(3) 米国特許第4145934号−発明者スラガル
(4) 米国特許第4151756号−発明者バインダ他
(5) 米国特許第4249425号−発明者ワトソン
上記(1)には、引張ばねにより遊びプーリをベル
トに対して引張係合させるように付勢することが
教示されている。
トに対して引張係合させるように付勢することが
教示されている。
上記(2)には、圧縮ばねにより遊びプーリをベル
トに対して引張係合させるように付勢することが
教示されている。
トに対して引張係合させるように付勢することが
教示されている。
上記(3)には、板ばねにより遊びプーリをベルト
に対して引張係合させるように付勢することが教
示されている。
に対して引張係合させるように付勢することが教
示されている。
上記(4)には、いろいろな積重ね状態に配置した
複数のバイメタル皿形ばねにより遊びプーリをベ
ルトに対して引張係合させるように付勢すること
が教示されている。
複数のバイメタル皿形ばねにより遊びプーリをベ
ルトに対して引張係合させるように付勢すること
が教示されている。
上記(5)には、ベルト引張装置の遊びプーリのロ
ツドをねじ調節するようにした空気圧手段を設
け、1対の皿形ばねにより遊びプーリをベルトに
対して引張係合させるように付勢することが教示
されている。
ツドをねじ調節するようにした空気圧手段を設
け、1対の皿形ばねにより遊びプーリをベルトに
対して引張係合させるように付勢することが教示
されている。
また、遊びプーリをベルトに対して引張係合さ
せるように液圧により付勢するためのピストン・
シリンダ装置を設けることも当該分野において周
知である。
せるように液圧により付勢するためのピストン・
シリンダ装置を設けることも当該分野において周
知である。
例えば、下記の2つの米国特許を参照された
い。
い。
(6) 米国特許第3142193号−発明者ポルコ
(7) 米国特許第4276038号−発明者クラフト
また、ベルト引張装置に課せられる振動などを
減衰させる作用をもつソリツド型の摩擦面式制動
手段を利用するベルト引張装置を設けることも周
知である。
減衰させる作用をもつソリツド型の摩擦面式制動
手段を利用するベルト引張装置を設けることも周
知である。
考案の開示
本考案の目的は、伝動ベルト等のための改良型
引張装置を提供することである。
引張装置を提供することである。
従来技術のベルト引張装置は、ベルトによつて
ベルト引張装置に課せられる振動等を減衰させる
作用をもつ摩擦表面を利用しており、そのために
摩擦表面は過度の振動に遭偶する場合比較的早く
摩耗する傾向があることが認められた。
ベルト引張装置に課せられる振動等を減衰させる
作用をもつ摩擦表面を利用しており、そのために
摩擦表面は過度の振動に遭偶する場合比較的早く
摩耗する傾向があることが認められた。
しかしながら、本考案の教示によれば、ベルト
引張装置の有効寿命を延長するために該引張装置
のばね付勢されたベルト係合手段の運動を流体防
振手段により減衰させることが可能であることが
判明した。
引張装置の有効寿命を延長するために該引張装置
のばね付勢されたベルト係合手段の運動を流体防
振手段により減衰させることが可能であることが
判明した。
例えば、本考案の一実施例によれば、無端径路
において作動されるようになされた伝動ベルトの
ためのものであつて、該ベルトに対して固定位置
関係に取付けられる支持手段と、該支持手段によ
つて担持され、支持手段に対して相対的に移動自
在のベルト係合手段と、該支持手段およびベルト
係合手段と作動的に連関されており、該ベルト係
合手段を、支持手段に対して相対的に移動させ、
ベルトを緊張させる力でもつてベルトに押圧させ
るための機械的ばね手段と、前記支持手段に対す
るベルト係合手段の運動を減衰させるための制動
手段とから成るベルト引張装置において、前記制
動手段は、前記支持手段およびベルト係合手段に
作動的に連関されており、該支持手段に対するベ
ルト係合手段の少くとも一方向の運動を減衰させ
るための流体式制動手段から成ることを特徴とす
るベルト引張装置が提供される。
において作動されるようになされた伝動ベルトの
ためのものであつて、該ベルトに対して固定位置
関係に取付けられる支持手段と、該支持手段によ
つて担持され、支持手段に対して相対的に移動自
在のベルト係合手段と、該支持手段およびベルト
係合手段と作動的に連関されており、該ベルト係
合手段を、支持手段に対して相対的に移動させ、
ベルトを緊張させる力でもつてベルトに押圧させ
るための機械的ばね手段と、前記支持手段に対す
るベルト係合手段の運動を減衰させるための制動
手段とから成るベルト引張装置において、前記制
動手段は、前記支持手段およびベルト係合手段に
作動的に連関されており、該支持手段に対するベ
ルト係合手段の少くとも一方向の運動を減衰させ
るための流体式制動手段から成ることを特徴とす
るベルト引張装置が提供される。
考案の実施例
本考案の特徴は、ここでは特定の自動車エンジ
ンの特定の伝動ベルトのためのベルト引張装置を
構成するものとして例示し、説明するが、本考案
の各特徴は、所望に従つて他の配構のためのベル
ト引張装置を構成するように単独で、または組合
せて使用することができることは明らかであろ
う。
ンの特定の伝動ベルトのためのベルト引張装置を
構成するものとして例示し、説明するが、本考案
の各特徴は、所望に従つて他の配構のためのベル
ト引張装置を構成するように単独で、または組合
せて使用することができることは明らかであろ
う。
従つて、本考案は、図示の実施例に限定される
ものではない。添付図は、単に本考案の広範な用
例の1つを例示したものにすぎないからである。
ものではない。添付図は、単に本考案の広範な用
例の1つを例示したものにすぎないからである。
第1および2図を参照すると、以下に述べる複
数の被動付属品を駆動するための無端伝動ベルト
21を使用する自動車エンジン20が示されてい
る。本考案の改良型ベルト引張装置22は、以下
に述べるようにベルト21に引張力を及ぼすため
に使用される。
数の被動付属品を駆動するための無端伝動ベルト
21を使用する自動車エンジン20が示されてい
る。本考案の改良型ベルト引張装置22は、以下
に述べるようにベルト21に引張力を及ぼすため
に使用される。
無端伝動ベルト21は、斯界において周知の任
意の適当な型式のものであつてもよく、主として
ポリマー材で形成されたものであることが好まし
い。なぜなら、本考案の引張装置22は、その独
特の特徴により、ポリエステル製の荷重担持コー
ドを有するベルトを以下に述べるような能率的な
態様で緊張させることができるからである。
意の適当な型式のものであつてもよく、主として
ポリマー材で形成されたものであることが好まし
い。なぜなら、本考案の引張装置22は、その独
特の特徴により、ポリエステル製の荷重担持コー
ドを有するベルトを以下に述べるような能率的な
態様で緊張させることができるからである。
ベルト21は、エンジン20のクランク軸に周
知の態様で作動的に連結された駆動プーリ23に
よつて駆動される。駆動プーリ23は、ベルト2
1を無端径路に沿つて駆動し、それによつて、エ
ンジン20を使用する自動車(図示せず)のパワ
ーステアリング装置のプーリ24、エンジンの水
ポンプのプーリ25、エンジン20のための汚染
防止システムに使用される型式の空気ポンプのプ
ーリ26と、エンジンの交流発電機28のプーリ
27、およびエンジン20を使用する自動車のた
めの空調システムの圧縮機31のプーリ30を駆
動する。
知の態様で作動的に連結された駆動プーリ23に
よつて駆動される。駆動プーリ23は、ベルト2
1を無端径路に沿つて駆動し、それによつて、エ
ンジン20を使用する自動車(図示せず)のパワ
ーステアリング装置のプーリ24、エンジンの水
ポンプのプーリ25、エンジン20のための汚染
防止システムに使用される型式の空気ポンプのプ
ーリ26と、エンジンの交流発電機28のプーリ
27、およびエンジン20を使用する自動車のた
めの空調システムの圧縮機31のプーリ30を駆
動する。
上述の被動付属装置の全部が、それぞれのプー
リ24,25,26,27,30を介してベルト
21に負荷を課するが、圧縮機31およびそのプ
ーリ30によつてベルト21に課せられる負荷が
比較的高いので、ここではその負荷についてのみ
詳しく説明する。
リ24,25,26,27,30を介してベルト
21に負荷を課するが、圧縮機31およびそのプ
ーリ30によつてベルト21に課せられる負荷が
比較的高いので、ここではその負荷についてのみ
詳しく説明する。
詳述すれば、圧縮機31が駆動されるとベルト
21に弛緩側33と緊張側34を生じさせる。即
ち、ベルト21は矢印35で示されるように時計
回り方向に回転しているので、自動車の空調シス
テムが作動されると、弛緩側33と緊張側34が
生じる。
21に弛緩側33と緊張側34を生じさせる。即
ち、ベルト21は矢印35で示されるように時計
回り方向に回転しているので、自動車の空調シス
テムが作動されると、弛緩側33と緊張側34が
生じる。
ベルトの緊張側34(従つて、弛緩側35)の
緊張度は、周期的に、そして、空気圧縮機31に
よつて課せられる負荷の固有の周期的変動の関数
として変動する。この周期的な負荷の変動の両極
端は、圧縮機31がピストン型である場合には比
較的大きい。圧縮機31によつて課せられる周期
的負荷は、ベルト21の弛緩側33を振動または
揺動させる傾向を有する。
緊張度は、周期的に、そして、空気圧縮機31に
よつて課せられる負荷の固有の周期的変動の関数
として変動する。この周期的な負荷の変動の両極
端は、圧縮機31がピストン型である場合には比
較的大きい。圧縮機31によつて課せられる周期
的負荷は、ベルト21の弛緩側33を振動または
揺動させる傾向を有する。
ベルト21のそのような振動および揺動の他
に、ベルトの通常の摩耗と、エンジン20のため
のエンジン室内の熱変動がベルト21の長さに変
動を生じさせるので、それを補償する必要がある
ことが知られている。
に、ベルトの通常の摩耗と、エンジン20のため
のエンジン室内の熱変動がベルト21の長さに変
動を生じさせるので、それを補償する必要がある
ことが知られている。
従つて、そのようなベルト21を、被動プーリ
との非滑り係合およびその駆動を保証するのに必
要な力でもつて緊張状態に維持することが困難で
あることが知られており、所要の緊張を付与する
ためのいろいろなベルト引張装置が従来から提案
され、使用されている。
との非滑り係合およびその駆動を保証するのに必
要な力でもつて緊張状態に維持することが困難で
あることが知られており、所要の緊張を付与する
ためのいろいろなベルト引張装置が従来から提案
され、使用されている。
本考案の改良型ベルト引張装置は、上記問題を
克服するためにベルト21に適正な引張力を与え
る働きをする。即ち、ベルト21全体に所要の張
力を付与するとともに、ベルトが圧縮機31によ
つて課せられる周期的な負荷の変動の結果とし
て、望ましくない態様で揺動するのを防止する。
以下に本考案の改良型ベルト引張装置22の構成
を説明する。
克服するためにベルト21に適正な引張力を与え
る働きをする。即ち、ベルト21全体に所要の張
力を付与するとともに、ベルトが圧縮機31によ
つて課せられる周期的な負荷の変動の結果とし
て、望ましくない態様で揺動するのを防止する。
以下に本考案の改良型ベルト引張装置22の構成
を説明する。
第3および4図に明示されているように、本考
案のベルト引張装置22は、第1および2図に示
される如くエンジン20の取付ブラケツト37に
固定されるようになされた支持手段36を備えて
いる。この支持手段36に後述するような態様で
ベルト係合手段38を担持させる。引張装置22
には、更に、支持手段36およびベルト係合手段
38に作動的に連関させた機械的ばね手段39を
設ける。ばね手段39は、ベルト係合手段を実質
的に垂直下方に、第2図に示されるようにベルト
21がプーリ27と30の間に形成する角を実質
的に二等分するようにベルト21の弛緩側33に
押しつける作用をする。
案のベルト引張装置22は、第1および2図に示
される如くエンジン20の取付ブラケツト37に
固定されるようになされた支持手段36を備えて
いる。この支持手段36に後述するような態様で
ベルト係合手段38を担持させる。引張装置22
には、更に、支持手段36およびベルト係合手段
38に作動的に連関させた機械的ばね手段39を
設ける。ばね手段39は、ベルト係合手段を実質
的に垂直下方に、第2図に示されるようにベルト
21がプーリ27と30の間に形成する角を実質
的に二等分するようにベルト21の弛緩側33に
押しつける作用をする。
ベルト引張装置22は、更に、支持手段36に
対するベルト係合手段38の運動を以下に述べる
ような態様で減衰即ち制動するために支持手段3
6およびベルト係合手段38に作動的に連関させ
た流体式制動手段40を備える。
対するベルト係合手段38の運動を以下に述べる
ような態様で減衰即ち制動するために支持手段3
6およびベルト係合手段38に作動的に連関させ
た流体式制動手段40を備える。
ベルト係合手段38は、ロツドまたは軸45に
螺着させたブロツク44に固定した1対の垂下フ
ランジ43にピポツトピン42によつて回転自在
に取付けた遊びプーリ41を備える。ロツド45
は、ブロツク44の雌ねじ開口47内に螺入さ
せ、周知の態様で止めナツト48によつて該開口
内に固定する。
螺着させたブロツク44に固定した1対の垂下フ
ランジ43にピポツトピン42によつて回転自在
に取付けた遊びプーリ41を備える。ロツド45
は、ブロツク44の雌ねじ開口47内に螺入さ
せ、周知の態様で止めナツト48によつて該開口
内に固定する。
このようにして、遊びプーリ41は、1対のフ
ランジ43とブロツク44によつて構成されるヨ
ーク組立体内に回転自在に取付けられ、第1およ
び2図に示されるようにベルト21に係合する。
ランジ43とブロツク44によつて構成されるヨ
ーク組立体内に回転自在に取付けられ、第1およ
び2図に示されるようにベルト21に係合する。
支持手段36は、それを第1および2図のエン
ジン20の取付ブラケツト37のような任意所望
の構造体に調節自在に取付けるための適当な貫通
細長スロツトまたは開口50を有する平板部材4
9を備えている。
ジン20の取付ブラケツト37のような任意所望
の構造体に調節自在に取付けるための適当な貫通
細長スロツトまたは開口50を有する平板部材4
9を備えている。
支持手段36は、板49に対して横断方向に延
長し、例えば溶接などにより任意の適当な態様で
板49に固定されるか、あるいは所望に応じて板
49と一体の部片として形成された別の板状部分
51を備えている。板51は、支持手段36の筒
状支持部材55を螺着させるように該板の両面5
3,54を貫通したねじ穴52を有している。筒
状支持部材55は、ねじ穴52内で軸方向に調節
自在であり、その下端56を以下に述べる目的の
ための支持板51の下面54より下方の所望の距
離のところに位置づけすることができる。筒状部
材55は、例えばその上方部分を六角形とするこ
とができ、支持手段36をエンジン20の取付ブ
ラケツト37に取付る前または取付けた後に後述
するようにベルト21に対するばね手段39の力
を最初にセツトするために適当なスパナを上記六
角形の上方部分に挿入して筒状部材55を支持板
51に対して螺進または螺退させることにより調
節することができる。
長し、例えば溶接などにより任意の適当な態様で
板49に固定されるか、あるいは所望に応じて板
49と一体の部片として形成された別の板状部分
51を備えている。板51は、支持手段36の筒
状支持部材55を螺着させるように該板の両面5
3,54を貫通したねじ穴52を有している。筒
状支持部材55は、ねじ穴52内で軸方向に調節
自在であり、その下端56を以下に述べる目的の
ための支持板51の下面54より下方の所望の距
離のところに位置づけすることができる。筒状部
材55は、例えばその上方部分を六角形とするこ
とができ、支持手段36をエンジン20の取付ブ
ラケツト37に取付る前または取付けた後に後述
するようにベルト21に対するばね手段39の力
を最初にセツトするために適当なスパナを上記六
角形の上方部分に挿入して筒状部材55を支持板
51に対して螺進または螺退させることにより調
節することができる。
ばね手段39は、複数のばね円板58によつて
構成する。ばね円板58は、中央開口59を有し
ており、止めナツト48および筒状支持部材55
の端部56にそれぞれ当接させた1対の平坦なワ
ツシヤ部材60と61の間でロツド45に特定の
積重ね状態に装着することができる。
構成する。ばね円板58は、中央開口59を有し
ており、止めナツト48および筒状支持部材55
の端部56にそれぞれ当接させた1対の平坦なワ
ツシヤ部材60と61の間でロツド45に特定の
積重ね状態に装着することができる。
ばね円板58は、一般に「ベルビルばねワツシ
ヤ」として販売され、知られている種類のもので
あり、遊びプーリ41が、1981年8月27日に出願
された本出願人の米国特許願第296694号に詳述さ
れているような態様でベルト21の弛みを吸収す
るためにばね部材58のばね力によりベルト21
の方へ移動されるにつれて、ばね部材58が実質
的に一定の押しつけ力または漸次増大する押しつ
け力を加えるように構成することができる。米国
特許願第296694号は、ばね円板58の構造および
作動の詳しい説明として本明細書に参考として編
入されたものとする。従つて、ここでは、ばね部
材58は、その内周縁62と外周縁63との間で
圧縮されると、それを膨脹させ、それによつて以
下の記載から明らかになるようにプーリ41を支
持手段36からベルト21の方へ押しやろうとす
るばねエネルギーを貯えるような態様で撓むとい
うことを述べておくだけで十分であろう。
ヤ」として販売され、知られている種類のもので
あり、遊びプーリ41が、1981年8月27日に出願
された本出願人の米国特許願第296694号に詳述さ
れているような態様でベルト21の弛みを吸収す
るためにばね部材58のばね力によりベルト21
の方へ移動されるにつれて、ばね部材58が実質
的に一定の押しつけ力または漸次増大する押しつ
け力を加えるように構成することができる。米国
特許願第296694号は、ばね円板58の構造および
作動の詳しい説明として本明細書に参考として編
入されたものとする。従つて、ここでは、ばね部
材58は、その内周縁62と外周縁63との間で
圧縮されると、それを膨脹させ、それによつて以
下の記載から明らかになるようにプーリ41を支
持手段36からベルト21の方へ押しやろうとす
るばねエネルギーを貯えるような態様で撓むとい
うことを述べておくだけで十分であろう。
もちろん、本考案の引張装置22には、所望な
らば他の型式の機械的ばね手段を使用することが
できるので、本考案は、ここに図示し、記載した
特定のばね部材58に限定されるものではない。
らば他の型式の機械的ばね手段を使用することが
できるので、本考案は、ここに図示し、記載した
特定のばね部材58に限定されるものではない。
本考案の流体式制動手段40は、第3および4
図に示される締着具65などにより任意の適当な
態様で筒状支持部材55の上方六角部分57に固
定されるようにしたシリンダ部材64によつて構
成する。
図に示される締着具65などにより任意の適当な
態様で筒状支持部材55の上方六角部分57に固
定されるようにしたシリンダ部材64によつて構
成する。
シリンダ部材64内にピストン部材66を配設
する。ピストン部材の外周部分67は、シリンダ
部材64の内側周面68に密接してピストン部材
の両側71,72に対向した室69,70を画定
するようにし、かつ、ピストン部材が周知の態様
でシリンダ部材64内で移動することができるよ
うにする。ピストン部材66は、上方延長部分7
3を有するロツド45に任意の適当な態様で固定
する。上方延長部分73は、図示のようにロツド
45の下方部分78の上端77の雌ねじ穴76に
螺合する下方雄ねじ端75を有する。
する。ピストン部材の外周部分67は、シリンダ
部材64の内側周面68に密接してピストン部材
の両側71,72に対向した室69,70を画定
するようにし、かつ、ピストン部材が周知の態様
でシリンダ部材64内で移動することができるよ
うにする。ピストン部材66は、上方延長部分7
3を有するロツド45に任意の適当な態様で固定
する。上方延長部分73は、図示のようにロツド
45の下方部分78の上端77の雌ねじ穴76に
螺合する下方雄ねじ端75を有する。
かくして、支持手段36に対して遊びプーリ4
1が移動すると、それと同じだけピストン部材6
6がシリンダ部材64内で移動せしめられ、室6
9および70の容積を変動させ、後述するように
流体による減衰(制動)作用が生じる。
1が移動すると、それと同じだけピストン部材6
6がシリンダ部材64内で移動せしめられ、室6
9および70の容積を変動させ、後述するように
流体による減衰(制動)作用が生じる。
ロツド延長部分73は、シリンダ部材64の下
端80の開口79を通して延長させ、シリンダ部
材の上端82の開口81を通して突出させる。シ
リンダ部材64の端部80,82に適当なシール
部材を装着してロツド延長部分73に密封係合さ
せ、それによつて室69,70をそれぞれシリン
ダ部材64の端部82,80の開口81,79か
ら密封する。
端80の開口79を通して延長させ、シリンダ部
材の上端82の開口81を通して突出させる。シ
リンダ部材64の端部80,82に適当なシール
部材を装着してロツド延長部分73に密封係合さ
せ、それによつて室69,70をそれぞれシリン
ダ部材64の端部82,80の開口81,79か
ら密封する。
第3および4図に示されるように、通路構成手
段84を用いてシリンダ部材64の室69と70
とを相互に連絡させ、それによつて流体閉ループ
を構成する。通路構成手段84は、一端を室69
の上部に通じる、シリンダ部材64の開口87に
固定し、他端を室70の底部に通じる、シリンダ
部材64の開口89に固定した導管85によつて
構成する。
段84を用いてシリンダ部材64の室69と70
とを相互に連絡させ、それによつて流体閉ループ
を構成する。通路構成手段84は、一端を室69
の上部に通じる、シリンダ部材64の開口87に
固定し、他端を室70の底部に通じる、シリンダ
部材64の開口89に固定した導管85によつて
構成する。
通路構成手段84は、第3および4図に参照番
号90によつて総体的に示される流れ制御弁90
を有している。流れ制御弁90は、好ましい実施
例では、以下の記載から明らかになるように、室
70から通路構成手段84を通つて室69へ流れ
る流体の流れを制限する度合より、室69から通
路構成手段84を通つて室70へ流れる流体を制
限する度合の方が大きくなるように構成する。
号90によつて総体的に示される流れ制御弁90
を有している。流れ制御弁90は、好ましい実施
例では、以下の記載から明らかになるように、室
70から通路構成手段84を通つて室69へ流れ
る流体の流れを制限する度合より、室69から通
路構成手段84を通つて室70へ流れる流体を制
限する度合の方が大きくなるように構成する。
流れ制御手段90は斯界において周知の任意の
型式のものであつてよいが、1つの代表的な流れ
制御手段が第5図に参照番号91で総体的に示さ
れており、後で詳しく説明する。
型式のものであつてよいが、1つの代表的な流れ
制御手段が第5図に参照番号91で総体的に示さ
れており、後で詳しく説明する。
但し、流れ制御手段90は、固定の流れ制御手
段であつても、あるいは調節自在の流れ制御手段
であつてもよく、更には、以下の説明から明らか
になるように、遊びプーリ41を支持手段36に
対してセツト位置に実質的に錠止するために通路
構成手段84を閉鎖することができるようにして
もよい。
段であつても、あるいは調節自在の流れ制御手段
であつてもよく、更には、以下の説明から明らか
になるように、遊びプーリ41を支持手段36に
対してセツト位置に実質的に錠止するために通路
構成手段84を閉鎖することができるようにして
もよい。
いずれにしても、制動手段40には、そのシリ
ンダ部材64の両方の室69,70ならびに通路
構成手段84全体に流体が満たされるように適当
な流体を充填する。流体としては、液圧油などの
液体が好ましい。
ンダ部材64の両方の室69,70ならびに通路
構成手段84全体に流体が満たされるように適当
な流体を充填する。流体としては、液圧油などの
液体が好ましい。
所望ならば、引張装置22を最初にエンジン2
0のブラケツト37に装着したとき、ばね部材5
8がベルト21に対してある特定のばね力を及ぼ
すようにばね部材58の撓み即ち圧縮度を最初に
セツトするために第3および4図に参照番号10
0で示されたばね撓み負荷目盛表示器を使用する
ことができる。表示器100は、上述した本出願
人の米国特許願の発明の一部を構成するものであ
り、ここでは本考案の作動を理解するのに必要な
程度にのみ説明することとする。
0のブラケツト37に装着したとき、ばね部材5
8がベルト21に対してある特定のばね力を及ぼ
すようにばね部材58の撓み即ち圧縮度を最初に
セツトするために第3および4図に参照番号10
0で示されたばね撓み負荷目盛表示器を使用する
ことができる。表示器100は、上述した本出願
人の米国特許願の発明の一部を構成するものであ
り、ここでは本考案の作動を理解するのに必要な
程度にのみ説明することとする。
プーリブロツク44は、ロツド104の雄ねじ
端103を受容するねじ孔102を備えた延長部
101を有している。ロツド104の上方端10
5は、支持板51の開口106を遊嵌関係に貫通
させて突出させる。ばね58を完全に膨脹させた
状態で、ナツト118をロツド104の雄ねじ付
上端107に螺合させ、支持板51の上面53に
当接させる。
端103を受容するねじ孔102を備えた延長部
101を有している。ロツド104の上方端10
5は、支持板51の開口106を遊嵌関係に貫通
させて突出させる。ばね58を完全に膨脹させた
状態で、ナツト118をロツド104の雄ねじ付
上端107に螺合させ、支持板51の上面53に
当接させる。
ロツド104には、筒状支持部材55に担持さ
せた表示針109と協同するようにした目盛10
8を付する。それにより、針109に対するロツ
ド104上の目盛108の位置によつて支持手段
36とベルト係合手段38との間でのばね部材5
8の撓み即ち圧縮度、従つて、ベルト21に課せ
られる初期負荷の大きさを表示する。
せた表示針109と協同するようにした目盛10
8を付する。それにより、針109に対するロツ
ド104上の目盛108の位置によつて支持手段
36とベルト係合手段38との間でのばね部材5
8の撓み即ち圧縮度、従つて、ベルト21に課せ
られる初期負荷の大きさを表示する。
支持手段36がブラケツト37に対して固定位
置にあり、プーリ41がベルト21に当接された
状態にあるとき、筒状支持手段55を、その端部
56をプーリ41の方へ移動させる方向に回せ
ば、ばね円板58が筒状部材55の端部56とプ
ーリブロツク44との間に圧縮される。端部56
のこのような移動は、また、表示針109を表示
ロツド104の目盛108に対して下方へ移動さ
せるので、この目盛をみながら、所望の圧縮度が
得られたならば、支持手段55の回転を止めれば
よい。このようにして、表示手段108,109
は、遊びプーリ41を最初に設置してベルト21
に係合させたときばね部材58の適正な撓み度が
設定されることを保証する。
置にあり、プーリ41がベルト21に当接された
状態にあるとき、筒状支持手段55を、その端部
56をプーリ41の方へ移動させる方向に回せ
ば、ばね円板58が筒状部材55の端部56とプ
ーリブロツク44との間に圧縮される。端部56
のこのような移動は、また、表示針109を表示
ロツド104の目盛108に対して下方へ移動さ
せるので、この目盛をみながら、所望の圧縮度が
得られたならば、支持手段55の回転を止めれば
よい。このようにして、表示手段108,109
は、遊びプーリ41を最初に設置してベルト21
に係合させたときばね部材58の適正な撓み度が
設定されることを保証する。
従つて、本考案の改良型ベルト引張装置22を
製造するのは比較的簡単であることが分るのであ
ろう。以下に、この引張装置の作動態様を説明す
る。
製造するのは比較的簡単であることが分るのであ
ろう。以下に、この引張装置の作動態様を説明す
る。
本考案の引張装置22をその支持板49によつ
てエンジン20のブラケツト37に取付け、その
遊びプーリ41をばね部材58の押圧力によりベ
ルト21に係合させたならば、ばね部材58が先
に述べたようにして表示針109に対するロツド
104上の目盛108の位置によつて示される特
定の初期撓みを受けるように筒状支持部材55を
板51に対して上下に調節することができ、それ
によつて、本考案の引張装置22は、エンジン2
0の休止状態においてベルト21に対し所定の力
を加えることができる。更に、流れ制御弁90
は、制動手段40の室69と70の間で所望の流
れ特性の差を設定するように工場で、あるいは設
置者によつて調節することができる。
てエンジン20のブラケツト37に取付け、その
遊びプーリ41をばね部材58の押圧力によりベ
ルト21に係合させたならば、ばね部材58が先
に述べたようにして表示針109に対するロツド
104上の目盛108の位置によつて示される特
定の初期撓みを受けるように筒状支持部材55を
板51に対して上下に調節することができ、それ
によつて、本考案の引張装置22は、エンジン2
0の休止状態においてベルト21に対し所定の力
を加えることができる。更に、流れ制御弁90
は、制動手段40の室69と70の間で所望の流
れ特性の差を設定するように工場で、あるいは設
置者によつて調節することができる。
次いで、エンジン20が最初に始動され、ベル
ト21の弛緩側33に弛みを生じ、緊張側34に
緊張を生じるたびに、ばね手段58の押圧力が、
遊びプーリ41を内方へ移動させてベルト21の
弛緩側33の弛みを取り、ばね部材58の力によ
つて定められる張力を該弛緩側に及ぼす。プーリ
41のそのような内方への移動によりピストン部
材66が第3図でみて下方へ動かされ、室70内
の流体を通路構成手段84および流れ制御弁90
を通して室69へ押しのけ、その押しのけ抵抗に
よりプーリ41の内方への移動を制動する作用を
する。
ト21の弛緩側33に弛みを生じ、緊張側34に
緊張を生じるたびに、ばね手段58の押圧力が、
遊びプーリ41を内方へ移動させてベルト21の
弛緩側33の弛みを取り、ばね部材58の力によ
つて定められる張力を該弛緩側に及ぼす。プーリ
41のそのような内方への移動によりピストン部
材66が第3図でみて下方へ動かされ、室70内
の流体を通路構成手段84および流れ制御弁90
を通して室69へ押しのけ、その押しのけ抵抗に
よりプーリ41の内方への移動を制動する作用を
する。
かくして、ベルト21が作動中のエンジン20
により第1および2図の矢印35の方向に走行し
ている際、例えば先に述べたように空調機用圧縮
機31の切入りによつてベルト21に振動が生じ
ると、ベルト21の弛緩側33が上下に振動せし
められ、その振動が引張装置22のプーリ41に
及ぼされる。
により第1および2図の矢印35の方向に走行し
ている際、例えば先に述べたように空調機用圧縮
機31の切入りによつてベルト21に振動が生じ
ると、ベルト21の弛緩側33が上下に振動せし
められ、その振動が引張装置22のプーリ41に
及ぼされる。
ベルト21の部分33(即ち弛緩側)の撓みが
第1および2図でみて上向きに生じ、プーリ41
を支持手段36に対して上向きに移動させようと
した場合、プーリ41の上向き移動によりピスト
ン部材66が上方へ変位せしめられ、それによつ
て流体を室69から通路構成手段84および流れ
制御弁90を通して室70へ押出す。流れ制御弁
90は、そのような流体の流れを、通路構成手段
84を通しての反対方向の流体の流れよりも高い
度合で制限するので、支持手段36に対するプー
リ41のそのような上方移動の速度は、該プーリ
が支持手段から離れる方向に下方へ移動せしめら
れるときより遅い。流れ制御手段90は、支持手
段36から離れる方向へのプーリ41の下方運動
をも所望の度合にまで制動させるように調節され
ている。
第1および2図でみて上向きに生じ、プーリ41
を支持手段36に対して上向きに移動させようと
した場合、プーリ41の上向き移動によりピスト
ン部材66が上方へ変位せしめられ、それによつ
て流体を室69から通路構成手段84および流れ
制御弁90を通して室70へ押出す。流れ制御弁
90は、そのような流体の流れを、通路構成手段
84を通しての反対方向の流体の流れよりも高い
度合で制限するので、支持手段36に対するプー
リ41のそのような上方移動の速度は、該プーリ
が支持手段から離れる方向に下方へ移動せしめら
れるときより遅い。流れ制御手段90は、支持手
段36から離れる方向へのプーリ41の下方運動
をも所望の度合にまで制動させるように調節され
ている。
かくして、本考案の制動手段40は、引張装置
22の寿命を延長させ、そのばね手段58の急激
な振動が生じないように、そしてばね手段58が
その引張装置を比較的円滑に行うようにする。
22の寿命を延長させ、そのばね手段58の急激
な振動が生じないように、そしてばね手段58が
その引張装置を比較的円滑に行うようにする。
流れ制御手段90は、制御しうる優先流れ比率
を設定するので、引張装置22は、ベルト21が
ベルト駆動系統において通常生じる激しい周期的
負荷および/または加速を受けたときベルトに対
する引張力を増大させる。従つて、室69から室
70への流体の流れが、反対方向の流れよりも強
い制限を受けるようになされている場合、ベルト
系統の負荷に変動が生じると、ピストン66の上
面71に作用する圧力が増大し、それによつて遊
びプーリ41をベルト21へと下方へ押下げ、ベ
ルトの張力を増大させる。かくして、引張装置2
2は、系が要求するときには高い張力を与え、低
い張力が必要とされるときには低い張力を与え
る。その結果、ベルトにより駆動される各種付属
装置の耐久寿命を延長させ、重い負荷条件のもと
でもベルトのスリツプを減少させ、引張装置22
自体の有効寿命を増大させることができる。
を設定するので、引張装置22は、ベルト21が
ベルト駆動系統において通常生じる激しい周期的
負荷および/または加速を受けたときベルトに対
する引張力を増大させる。従つて、室69から室
70への流体の流れが、反対方向の流れよりも強
い制限を受けるようになされている場合、ベルト
系統の負荷に変動が生じると、ピストン66の上
面71に作用する圧力が増大し、それによつて遊
びプーリ41をベルト21へと下方へ押下げ、ベ
ルトの張力を増大させる。かくして、引張装置2
2は、系が要求するときには高い張力を与え、低
い張力が必要とされるときには低い張力を与え
る。その結果、ベルトにより駆動される各種付属
装置の耐久寿命を延長させ、重い負荷条件のもと
でもベルトのスリツプを減少させ、引張装置22
自体の有効寿命を増大させることができる。
第5図に概略的に示された流れ制御弁91は、
2つの貫通分岐通路93,94を備えたハウジン
グ92から成る。分岐通路93と94は、それら
の両端において結合されており、通路構成手段8
4の導管85のそれぞれ対応する部分85A,8
5Bに連結するようになされている。分岐通路9
3には一方逆止弁95が、そして分岐通路94に
は一方逆止弁96が配設されており、上方導管部
分85Aから下方導管部分85Bへの流体の流れ
は、一方逆止弁96の存在により分岐通路93を
通つてしか流れず、下方導管部分85Bから上方
導管部分85Aへの流れは、一方逆止弁95の存
在により分岐通路94を通つてしか流れない。逆
止弁95,96は、玉と弁座とから成る周知の逆
止弁である。
2つの貫通分岐通路93,94を備えたハウジン
グ92から成る。分岐通路93と94は、それら
の両端において結合されており、通路構成手段8
4の導管85のそれぞれ対応する部分85A,8
5Bに連結するようになされている。分岐通路9
3には一方逆止弁95が、そして分岐通路94に
は一方逆止弁96が配設されており、上方導管部
分85Aから下方導管部分85Bへの流体の流れ
は、一方逆止弁96の存在により分岐通路93を
通つてしか流れず、下方導管部分85Bから上方
導管部分85Aへの流れは、一方逆止弁95の存
在により分岐通路94を通つてしか流れない。逆
止弁95,96は、玉と弁座とから成る周知の逆
止弁である。
ハウジング92には1対の調節ねじ付流れ制御
弁部材97,98を螺着する。弁部材97,98
は、それぞれハウジング92に対する螺合度合に
応じてそれぞれ対応する分岐通路93,94を通
る流体の流量を制御する端部97′,98′を有し
ている。このような流れ制御弁97,98は斯界
において周知である。
弁部材97,98を螺着する。弁部材97,98
は、それぞれハウジング92に対する螺合度合に
応じてそれぞれ対応する分岐通路93,94を通
る流体の流量を制御する端部97′,98′を有し
ている。このような流れ制御弁97,98は斯界
において周知である。
かくして、先り述べた目的のために、調節部材
97,98を所望の流れ制御関係にセツトするこ
とにより、通路93を通しての流体の流量が、調
節部材98によつてセツトされた通路94を通し
ての流体の流量より大きく制限されるようにセツ
トすることができ、所望ならば、引張装置22
は、シリンダ部材64の室69および70から通
路構成手段84を通しての流体の流れが生じない
ように調節部材97,98を用いて通路93,9
4を完全に遮断することにより、セツトされた位
置に実質的に錠止することができる。
97,98を所望の流れ制御関係にセツトするこ
とにより、通路93を通しての流体の流量が、調
節部材98によつてセツトされた通路94を通し
ての流体の流量より大きく制限されるようにセツ
トすることができ、所望ならば、引張装置22
は、シリンダ部材64の室69および70から通
路構成手段84を通しての流体の流れが生じない
ように調節部材97,98を用いて通路93,9
4を完全に遮断することにより、セツトされた位
置に実質的に錠止することができる。
もちろん、第5図に示された流れ制御器91
は、単に例示の目的で示されたものであり、流量
調節自在のものであれ、流量固定のものであれ、
他の型式の流れ制御器を用いることができ、ま
た、所望に応じて2個の別個の制御器を用いても
よく、単一の制御器を用いてもよい。
は、単に例示の目的で示されたものであり、流量
調節自在のものであれ、流量固定のものであれ、
他の型式の流れ制御器を用いることができ、ま
た、所望に応じて2個の別個の制御器を用いても
よく、単一の制御器を用いてもよい。
また、ばね手段39は、引張装置22の制動手
段40から離隔して配置されるものとして図示さ
れ、説明されているが、ばねワツシヤ58は、所
望ならば、室69または70、あるいは両方の室
内に配設してもよいことが理解されるであろう。
段40から離隔して配置されるものとして図示さ
れ、説明されているが、ばねワツシヤ58は、所
望ならば、室69または70、あるいは両方の室
内に配設してもよいことが理解されるであろう。
従つて、本考案は、改良型ベルト引張装置を提
供するばかりでなく、そのようなベルト引張装置
を製造する改良された方法をも提供するものであ
ることが理解されるであろう。
供するばかりでなく、そのようなベルト引張装置
を製造する改良された方法をも提供するものであ
ることが理解されるであろう。
第1図は、本考案のベルト引張装置の一実施例
を使用した自動車エンジンの前端の方に向つてみ
た部分透視図である。第2図は、第1図の自動車
エンジンの前端に向つて垂直にみた図である。第
3図は、第1および2図の伝動ベルトを緊張させ
るのに使用される本考案のベルト引張装置の一部
断面による拡大正面図である。第4図は、第3図
の矢印4−4の方向にみたベルト引張装置の側面
図である。第5図は、第3図に示されたベルト引
張装置に使用することができる代表的な流れ制御
弁を示す部分断面図である。 図中、21はベルト、36は支持手段、38は
ベルト係合手段、39はばね手段、40は制動手
段、64はシリンダ、66はピストン、69,7
0は室、84は通路構成手段。
を使用した自動車エンジンの前端の方に向つてみ
た部分透視図である。第2図は、第1図の自動車
エンジンの前端に向つて垂直にみた図である。第
3図は、第1および2図の伝動ベルトを緊張させ
るのに使用される本考案のベルト引張装置の一部
断面による拡大正面図である。第4図は、第3図
の矢印4−4の方向にみたベルト引張装置の側面
図である。第5図は、第3図に示されたベルト引
張装置に使用することができる代表的な流れ制御
弁を示す部分断面図である。 図中、21はベルト、36は支持手段、38は
ベルト係合手段、39はばね手段、40は制動手
段、64はシリンダ、66はピストン、69,7
0は室、84は通路構成手段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 無端径路において作動されるようになされた
伝動ベルト21のためのものであつて、該ベル
トに対して固定位置関係に取付けられる支持手
段36と、該支持手段によつて担持され、支持
手段に対して相対的に移動自在のベルト係合手
段39と、ベルトを緊張させるための力を与え
る唯一の手段として該支持手段及びベルト係合
手段と作動的に連関されており、該ベルト係合
手段を、該支持手段に対して相対的に移動さ
せ、ベルトを緊張させる力でもつてベルトに押
圧させるための機械的ばね手段39と、前記支
持手段に対するベルト係合手段の運動を拘束力
によつて減衰させるための制動手段40とから
成るベルと引張装置22において、 前記制動手段40は、前記支持手段36及び
ベルト係合手段38に作動的に連関されてお
り、該支持手段に対するベルト係合手段の運動
を減衰させるための流体式制動手段から成り、
該制動手段40は、前記ベルト係合手段38が
前記ベルト21に向う一方の方向と、該ベルト
から離れる他方向との両方向の運動を減衰する
ようになされており、かつ、該制動手段は、該
ベルト係合手段38がベルト21に向う一方の
方向へ前記支持手段36に対し相対的に移動さ
れるときにおけるよりも、該ベルト係合手段が
前記ばね手段39の押圧力に抗して該ベルトか
ら離れる他方の方向へ該支持手段に対し相対的
に移動されるときにおける方がより大きい拘束
力でもつて該ベルト係合手段の運動を減衰させ
るようになされており、該制御手段40は、シ
リンダ64と、前記ベルト係合手段38にそれ
と共に移動するように連結されて該シリンダ内
に配設され、該シリンダと協同してシリンダ内
に対向した1対の室69,70を画定する対向
した面71,72を有する可動ピストン66
と、該対向した室69,70を相互に連絡する
通路構成手段84と、前記シリンダ64内での
前記ピストン66の運動を減衰させ、それによ
つて前記支持手段36に対するベルト係合手段
38の運動を減衰させるために前記対向した室
69,70及び通路構成手段84内に収容さ
れ、それらを実質的に満たす液体とから成り、
該制動手段40は、前記通路構成手段84を通
る液体の流れを制御する流れ制御手段90を有
し、該流れ制御手段は、前記対向した室69,
70の間での少なくとも1つの方向への前記通
路構成手段84を通しての流量を変更するため
に調節自在であることを特徴とするベルト引張
装置。 2 前記ピストン66は、それに連結されたロツ
ド45を有しており、該ロツドは、前記ベルト
係合手段38に連結されて該ピストンを該ベル
ト係合手段に連結するようになされており、該
ベルト係合手段は、遊びプーリ41から成るも
のであることを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項記載の引張装置。
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