JPH0225948Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0225948Y2 JPH0225948Y2 JP12708484U JP12708484U JPH0225948Y2 JP H0225948 Y2 JPH0225948 Y2 JP H0225948Y2 JP 12708484 U JP12708484 U JP 12708484U JP 12708484 U JP12708484 U JP 12708484U JP H0225948 Y2 JPH0225948 Y2 JP H0225948Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- support handle
- rack
- motor
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は動吸振器に関するものである。強制
振動を与えられる被振動体の振動を吸収する動吸
振器が特開昭59−50243号公報に示されている。
この動吸振器は、第3図に示す如く、機関2によ
り強制振動を与えられる船体1に、支持具4を介
して長柄状の支持柄3を片持ち状態で振動可能に
取付け、この支持柄3に重錘6をモータ7により
回転されるねじ棒6aに螺合させて移動可能に設
けた構成となつている。
振動を与えられる被振動体の振動を吸収する動吸
振器が特開昭59−50243号公報に示されている。
この動吸振器は、第3図に示す如く、機関2によ
り強制振動を与えられる船体1に、支持具4を介
して長柄状の支持柄3を片持ち状態で振動可能に
取付け、この支持柄3に重錘6をモータ7により
回転されるねじ棒6aに螺合させて移動可能に設
けた構成となつている。
そして、加速度計8で検出した機関2の振動数
と、支持柄振動系の振動数とを、制御装置9を介
して重錘6を移動することにより一致させて、船
体1の振動を吸収するようになつている。
と、支持柄振動系の振動数とを、制御装置9を介
して重錘6を移動することにより一致させて、船
体1の振動を吸収するようになつている。
しかし、上記構成の動吸振器では、装置が大き
くなると、重錘移動の機構も大きくなるという問
題がある。たとえば重錘を移動させるねじ棒6a
が大きくなると剛性や重量の問題が生じ、モータ
の馬力も大きなものが必要となる。さらに、ねじ
棒が露出しているため“さび”や“ごみ”に対す
る保守を必要とする。
くなると、重錘移動の機構も大きくなるという問
題がある。たとえば重錘を移動させるねじ棒6a
が大きくなると剛性や重量の問題が生じ、モータ
の馬力も大きなものが必要となる。さらに、ねじ
棒が露出しているため“さび”や“ごみ”に対す
る保守を必要とする。
この考案は上記のような問題を解消できるよう
にした動吸振器を提供することを目的とするもの
である。
にした動吸振器を提供することを目的とするもの
である。
この考案の動吸振器は、重錘を移動可能に案内
する支持柄にラツクを取付けると共に上記重錘内
にモータ駆動される上記ラツクに噛合するピニオ
ンを設けたことを特徴とするものである。
する支持柄にラツクを取付けると共に上記重錘内
にモータ駆動される上記ラツクに噛合するピニオ
ンを設けたことを特徴とするものである。
以下この考案の一実施例を図面により説明す
る。支持柄11の両側にはV溝が形成され、この
V溝に重錘の摺動金物10aが係合するようにな
つている。また支持柄11の下方にラツク12が
固着されている。一方、重錘10にはモータ13
が内蔵され、上記ラツク12に噛合するピニオン
15を減速機14を介して回転駆動するようにな
つている。16は上記ピニオン15の回転数即ち
重錘10の移動量を検出するポテンシヨメータで
ある。
る。支持柄11の両側にはV溝が形成され、この
V溝に重錘の摺動金物10aが係合するようにな
つている。また支持柄11の下方にラツク12が
固着されている。一方、重錘10にはモータ13
が内蔵され、上記ラツク12に噛合するピニオン
15を減速機14を介して回転駆動するようにな
つている。16は上記ピニオン15の回転数即ち
重錘10の移動量を検出するポテンシヨメータで
ある。
而して、モータ13を駆動することにより、ピ
ニオン15がラツク12に噛合い転動して、重錘
10を支持柄11に沿つて移動させる。そして従
来と同様に制御装置9からの信号によつてモータ
13の回転数が制御され、重錘10を所望の位置
に移動させる。この場合ポテンシヨメータ16か
らの信号をフイードバツクすることにより重錘1
0の位置を精度よく制御することができる。
ニオン15がラツク12に噛合い転動して、重錘
10を支持柄11に沿つて移動させる。そして従
来と同様に制御装置9からの信号によつてモータ
13の回転数が制御され、重錘10を所望の位置
に移動させる。この場合ポテンシヨメータ16か
らの信号をフイードバツクすることにより重錘1
0の位置を精度よく制御することができる。
この考案の動吸振器は上記のようなもので、重
錘移動用のモータを重錘自体に内蔵させ、支持柄
の下面にラツクを固着して、このラツクに上記モ
ータにより駆動されるピニオンを噛合させて重錘
を移動させる構成としたので、装置が大型になつ
た場合にも比較的コンパクトにすることができ
る。またラツクは下向きで、ピニオンも重錘に覆
われた位置にあるので“ごみ”による汚れも従来
に比べて少なくなる。
錘移動用のモータを重錘自体に内蔵させ、支持柄
の下面にラツクを固着して、このラツクに上記モ
ータにより駆動されるピニオンを噛合させて重錘
を移動させる構成としたので、装置が大型になつ
た場合にも比較的コンパクトにすることができ
る。またラツクは下向きで、ピニオンも重錘に覆
われた位置にあるので“ごみ”による汚れも従来
に比べて少なくなる。
第1図はこの考案の一実施例を示す説明図、第
2図は要部の拡大説明図、第3図は従来の動吸振
器を使用状態で示す説明図である。 1……被振動体、10……重錘、11……支持
柄、12……ラツク、13……モータ、15……
ピニオン。
2図は要部の拡大説明図、第3図は従来の動吸振
器を使用状態で示す説明図である。 1……被振動体、10……重錘、11……支持
柄、12……ラツク、13……モータ、15……
ピニオン。
Claims (1)
- 強制振動を与えられる被振動体に片持状態で長
柄状の支持柄を振動可能に設け且つこの支持柄に
支点からの距離を変えられるように重錘を設け
て、支持柄振動系の固有振動数を上記強制振動の
固有振動数と一致させて被振動体の振動を吸収す
る動吸振器において、上記支持柄にラツクを取付
けると共に上記重錘内にモータ駆動される上記ラ
ツクに噛合するピニオンを設けたことを特徴とす
る動吸振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12708484U JPS6141943U (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 動吸振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12708484U JPS6141943U (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 動吸振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6141943U JPS6141943U (ja) | 1986-03-18 |
JPH0225948Y2 true JPH0225948Y2 (ja) | 1990-07-16 |
Family
ID=30685735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12708484U Granted JPS6141943U (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 動吸振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6141943U (ja) |
-
1984
- 1984-08-22 JP JP12708484U patent/JPS6141943U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6141943U (ja) | 1986-03-18 |
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