JPH02259482A - レーダ表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は航空路監視レーダシステム＜ＡＲ３Ｒ＝／ｕｒ
　Ｒｏｕｔｅ　５ｕｒｖｅｉｌｌａｎｃｅ　Ｒａｄａｒ
）等の一次レーダ（Ｐ　Ｓ　Ｒ＝Ｐｒｉｍａｒｙ　５ｕ
ｒｖｅｉｌｌａｎｃｅ　Ｒａｄａｒ）に装備されるレー
ダ表示装置に関する。

［従来の技術］ レーダサイトから半径２００　Ｎ　Ｍまでの長距離空域
を監視する、所謂、ＡＲ３Ｒには、航空機の二次元的位
置情報を得るＰＳＲが装備されると共に、航空機の識別
および高度等を含む三次元的位置情報を得る二次レーダ
（ＳＳＲ＝Ｓｅｃｏｎｄａｒｙ　５ｕｒｖｅｉｌｌａｎ
ｃｅ　Ｒａｄａｒ）が併設される。

斯かるＰＳＲおよびＳＳＲにおける主表示器では、スト
ロークラインティング方式のデジタルモードあるいはラ
スクスキャン方式によるＴＶモード、さらに両モードを
併用したミックスモード表示等、所謂、ＰＶＤ表示方式
が知悉される。

［発明が解決しようとする課題］ 然しなから、上記の従来の技術に係るＰＶＤ表示方式等
のＰＳＲでは、ＳＳＲに装備されるＤＭＥ装置、すなわ
ち、インクロゲータおよびトランスポンダ等の装置を有
しておらず、航空機の識別および高度情報が創出されな
い。また、検出された航空機に係る情報を同時に一覧的
に表示する機能を備えておらず、そのため、ＰＰ工、Ｐ
ＶＤ上における航空機の移動状況と、予め作成された書
面等の航空機に係る情報等を斜動して三次元的情報を得
るようにされる。従って、観測者においては長時間の観
測および短時間に書面等と照応しながらの判断が必要と
なり、殊に多数の航空機を同時に識別する際に多大な負
担を強いられるという不都合を露呈する。

本発明は係る点に鑑みてなされたものであって、検出さ
れる航空機の種別および三次元的位置情報、さらに画像
表示された全航空機に係る情報が短時間に認識可能とな
るレーダ表示装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 前記の課題を解決するために、本発明はペンシルビーム
アンテナ、送償機および受信機とを含み、一次レーダに
装備されて物標に係る情報を画像表示するレーダ表示装
置であって、前記、受信機から導出される信号から、物
標の移動方位および速度を導ａする二次元的位置情報創
出手段と、前記アンテナの方位走査および仰角走査に伴
い物標の高度を導出゛する高度創出手段と、前記移動方
位および速度と、物標に係る周知情報から、航空機種類
別に登録された色別のシンボルの形状と適合する前記物
標のシンボルを導出し、且つ前記物標に順次識別符号を
付す信号処理手段と、前記移動方位、速度、ベクトル表
示速度および識別符号、さらに物標のシンボルを画像表
示する表示手段とを備えることを特徴とする。

［作用］ 上記の本発明に係るレーダ表示装置においては、検出さ
れた航空機の移動方位、速度の二次元的位置情報とアン
テナ方位／仰角走査により得られる高度並びに予め知悉
される航空機情報とを基にして、航行する航空機の移動
方位、速度、高度等の三次元的位置情報および予め登録
された航空機種類別に色別したシンボルの形状（以下、
必要に応じて単にシンボルという）に適合するシンボル
を含む第１の画像情報を創出し、さらに前記航空機の三
次元情報の内容を弁別した一覧的な第２の画像情報を創
出すると共に、観測者の切換指示のもとに、前記第１お
よび第２の画像情報を選択的に表示する。さらに前記第
２の画像情報にあっては、前記二次元的位置情報と高度
のいずれかあるいは組み合わせを選択的、且つ一覧的に
画像表示する。

これにより、検出される航空機の種別および三次元的位
置情報、さらに画像表示された全航空機に係る情報が短
時間に認識可能となる。

［実施例］ 次に、本発明に係るレーダ表示装置の−実施例を挙げ、
添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。

第１図は本実施例が適用されたＰＳＲの概略を示し、図
中、参照符号ＡＩＩＴはペンシルビーム特住を有した高
速度の電子走査を行うフェーズドアレイ方式が採用され
、且つ回転するレーダアンテナであり、回転駆動手段Ｔ
０が併設される。

さらに、前記レーダアンテナＡＩＩＴから放射される大
電力パルス信号Ｐｔを送出し、且つ航空機から反射され
たパルス信号Ｐ、の受信信号の処理を間歇的に行う送受
信機ＴＩＸと、レーダ表示装置１０とで概略構成されて
いる。なお、図中、参照符号Ｏ１は物標の航空機である
。

次に、レーダ表示装置１０は送受信機ＴＩＸの受信部（
図示せず）から導出された信号を量子化したデジタル信
号に変換等する信号処理器１４と、前記信号処理器１４
から順次導出される検出信号、すなわち、航空機０．に
識別番号を付し、且つ航空機Ｏｂの種類を判定し、さら
に移動方位と速度、高度を示す目標情報信号Ｓ、を導出
するデータプロセッサ１６と、前記目標情報信号Ｓ。

の情報内容を、例えば、４色で表示するための信号処理
を行うデイスプレィプロセッサ２０とを備えている。さ
らにデータプロセッサ１６およびデイスプレィプロセッ
サ２０の両プロセッサからアクセス可能であり、前記目
標情報信号Ｓ、を記憶せしめるコモンメモリ２２と、ラ
スクスキャンカラーディスプレイ２４と、目標情報信号
Ｓ。

の情報内容から所望の画像を表示すべく、外部、例えば
、キーボード等を含むインタフェースから供給される切
替信号Ｓｗに基づいて、制御信号をラスクスキャンカラ
ーディスプレイ２４に送出する切替制御器２３とで構成
されている。なお、参照符号Ｏｂはデイスプレィプロセ
ッサ２０内の論理メモリであるバーチャルメモリ（図示
せず）に登録された物標の航空機であり、ここでは、第
２図に示すシンボルが色別されて登録されている。当該
シンボルは、大型機Ｂｔ　　（青色）、中型機（水色）
Ｎｉ、小型機（黄色）Ｓ、、、高速機（赤色）Ｈｔ　に
区分され、且つ夫々が８方位、４５°おきに登録されて
いる。

次に、本実施例に係るレーダ表示装置の動作を説明する
。

当該動作においては回転駆動手段Ｔ。の制御のちとにレ
ーダアンテナ八〇、が回転せしめられる。そして、回転
駆動手段Ｔｏから送出される信号に基づいて、例えば、
１回転毎に航空機Ｏ１に係る目標情報信号Ｓ、は更新さ
れ、その情報内容がラスクスキャンカラーディスプレイ
２４に画像表示される。

次に、一つの航空機０．に係る目標情報信号Ｓ、の処理
を説明する。

先ず、航空機０．から反射されたパルス信号Ｐ、はレー
ダアンテナＡ　＋１　？で受信された後、送受信機ＴＩ
Ｘの受信部（図示せず）で所定の信号処理、例えば、周
波数変換、中間周波増幅、検波等が行われる。

次いで、導出された検波信号Ｓｄは信号処理器１４にお
いて量子化したデジタル信号に変換等されてデータプロ
セッサ１６に供給される。

当該データプロセッサ１６では供給された検波信号Ｓｄ
から、航空機Ｏ１に係る信号を処理順に識別番号、例え
ば、［０１１Ｆを設定する。

さらに、判定基準、この場合、予め航空機Ｏ１の周知の
情報である高度、速度、航行方向等がメモリ　（図示せ
ず）に記憶されており、斯かる記憶情報に基づいて、航
空機Ｏ６の種類を判定し、大型機においてはＢｉ、中型
機にあってはＮｌｓ小型機においてはＳｕ％高速機では
Ｈｉの中の一つ、例えば、大型機と判定した機種別符号
Ｂｌを設定する。また移動方位、例えば、［６０°］と
、速度が１　／　１０　（ｋｍ／　ｈ　）で示される、
例えば、速度８００ｋｍ／　ｈ　［０８０］の演算処理
を行う。当該移動方位と速度は、周知のＰＳＲにおける
処理と同様に行えば良い。さらに高度が１／　１００　
（ｍ）で示される、例えば、高度３０００ｍ　［０３０
］を算出する。当該高度の算出は、既知のペンシルビー
ムの方位走査および仰角走査を基に算出して導出される
。

このようにして、順次、導出される目標情報信号Ｓｐｓ
この場合、識別番号［０１１１と、機種別符号Ｂｉおよ
び移動方位［６０°］と、速度８００ｋｍ／　ｈ　［０
８０］、高度３０００ｍ［０３０１の値をコモンメモリ
２２の所定のアドレスを指定して書き込む。

斯かるコモンメモリ２２に記憶せしめられた目標情報信
号ＳＰはデータプロセッサ１６の処理状態に対応して、
すなわち、時間軸上に対応してデイスプレィプロセッサ
２０から続出指示が行われる。ここで読み出された目標
情報信号Ｓ１、すなわち、前記における識別番号［０１
１］　と、機種別符号Ｂｉおよび移動方位［６０°コと
、速度８００ｋｍ／　ｈ　［０８０］、高度３０００ｍ
［０３０］の値をもとに、デイスプレィプロセッサ２０
で大型機Ｂ１の４５°方位をとる青色のシンボルが画像
表示のための画像情報Ｓ、に形成される。次いで、当該
画像情報Ｓ、はラスタスキャンカラーデイスプレィ２４
に送出される。

ここで、画像情報Ｓ、のラスタスキャンカラーデイスプ
レィ２４における画像表示を第３図に示す。参照符号Ｂ
１で示すシンボルは大型機を示し、且つ青色で表示され
ると共に、その頭部方向は略移動方位を示す。参照符号
Ｍ、の矢印は正確な移動方位［６０°］を示し、ベクト
ル表示であり速度８００ｋｍ／ｈに比例した長さである
。参照符号Ｐ、で示される［０１１］　は識別番号であ
り、さらに参照符号Ｓ、で示される［：０８０１は速度
８００ｋｍ／ｈを１　／１０　（ｋｍ／　ｈ　）で表示
し、また参照符号Ｈ５で示される［０３０］は高度３０
００ｍを１／　１００　（ｍ）で表示したものである。

次に、目標情報信号ＳＰの一覧的な表示について説明す
る。この場合、切替信号Ｓｗに基づいた制御信号がデイ
スプレィプロセッサ２０に切替制御器２３から送出され
る。−覧表は以下の内容の表示が行われる。

先ず、シンボル順であり、大型機Ｂｉ、中型機Ｎｉ　、
小型機Ｓｕ％高速機Ｈ１の順に機種別符号および識別番
号が併、記して表示される。また、速度順であり、すな
わち、速度の速い順に前記識別番号が表示される。さら
に、高度順、すなわち、高度の低い順に前記識別番号が
表示される。

斯かる表示は、目標情報信号ＳＰに形成される情報、す
なわち、識別番号、機種別符号、移動方位、速度および
高度において、その組み合わせに自由度を有しているの
は勿論である。

第４図に速度順の表示例を示した。この例は、速度の速
い順に前記識別番号が表示されると共に、シンボルに対
応した色で示されている。なお、識別番号は［００１］
、［００２コ、［：ＯＯ３］、［００４］、［００５］
、［００６］、［００７］、［００８］、［００９］、
［０１０１としている。

ここで、識別番号［００６］、［００９］、［００１コ
、［００３ｍ、［００７］　は高速機Ｈ１であり、順次
、速度１２００ｋｍ／　ｈ　［１２０］、１ｌ１００ｋ
／　ｈ　　［１１０コ　、１１０００ｋ／　ｈ　　［：
　１　０　０　］　　、９００ｋｍ／　ｈ、［ｏ　９０
］　、８００ｋｍ／　ｈ　［０８０］を示し、且つ赤色
で表示されている。識別番号［００２］、［００４］は
中型機Ｎ、であり、順次、速度７００ｋｍ／　ｈ［ｏ　
７０］　、６００ｋｍ／　ｈ［０６０］を示し、且つ水
色で示されている。識別番号［００８］、［００５］　
は大型機Ｂｔであり、順次、速度５００ｋｍ／　ｈ　［
０５０コ、４００ｋｍ／ｈ［０４０］を示し、且つ青色
で表示されている。

また識別番号［０１０］　は小型機Ｓｕであり速度３０
０ｋｍ／　ｈ　［０３０］を示し、黄色で表示されてい
る。このように画像表示が行われることにより検出され
た航空機に係る種々の情報の認識が容易になる。

［発明の効果］ 以上のように、本発明に係るレーダ表示装置によれば、
航空機の移動方位および速度を導出する二次元的位置情
報創出手段およびアンテナの方位走査および仰角走査に
伴い航空機の高度を導出する高度創出手段とが備えられ
る。さらに移動方位および速度と、航空機に係る周知情
報から航空機種類別に登録された色別のシンボルの形状
と適合する航空機のシンボルを導出し、且つ航空機に順
次識別符号を付す信号処理手段とを有し、また移動方位
、速度、ベクトル表示速度および識別符号、さらに航空
機のシンボルを画像表示する表示手段とを含み、これに
より、検出される航空機の種別および三次元的位置情報
、さらに画像表示された全航空機に係る情報が短時間に
認識され、観測者における観測の負担が軽減される効果
を有する。

以上、本発明について好適な実施例を挙げて説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計の変更が可能なことは勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るレーダ表示装置の一実施例をそれ
が適用されたＰＳＲと共に示す概略構成図、 第２図は第１図に示される実施例の動作説明に供される
航空機のシンボル図、 第３図は実施例の動作説明に供され表示例を示す説明図
、 第４図は実施例の動作説明に供され一覧的な表示例を示
す説明図である。 ＡＮＴ・・・レーダアンテナ　Ｔａｘ・・・送受信機１
４・・・信号処理器　　　　１６・・・データプロセッ
サ２０・・・デイスプレィプロセッサ ２２・・・コモンメモリ２３・・・切替制御器２４・・
・ラスクスキャンカラーディスプレイＦＩＧ、３ Ｍｂ 機種別符合

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ペンシルビームアンテナ、送信機および受信機と
   を含み、一次レーダに装備されて物標に係る情報を画像
   表示するレーダ表示装置であって、 前記受信機から導出される信号から、物標の移動方位お
   よび速度を導出する二次元的位置情報創出手段と、 前記アンテナの方位走査および仰角走査に伴い物標の高
   度を導出する高度創出手段と、 前記移動方位および速度と、物標に係る周知情報から、
   航空機種類別に登録された色別のシンボルの形状と適合
   する前記物標のシンボルを導出し、且つ前記物標に順次
   識別符号を付す信号処理手段と、 前記移動方位、速度、ベクトル表示速度および識別符号
   、さらに物標のシンボルを画像表示する表示手段と、 を備えることを特徴とするレーダ表示装置。
2. （２）請求項１記載のレーダ表示装置において、表示手
   段は移動方位、速度、識別符号および高度をシンボルと
   共に示す第１の画像情報と、並びに移動方位、速度、識
   別符号、高度のいずれかあるいは組み合わせの一覧的な
   第２の画像情報とを創出すると共に、前記第１および第
   ２の画像情報に係る表示を選択的に行い、前記第２の画
   像情報にあっては、移動方位、速度、識別符号、高度の
   いずれかあるいは組み合わせを選択的、且つ一覧的に画
   像表示するための表示切替手段を備えることを特徴とす
   るレーダ表示装置。