JPH02258188A - レーザ溶接装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明はレーザ溶接加工を好適に行う装置に関する。

［発明の技術背景とその問題点コ 従来、レーザ光、たとえばＣＯ２レーザ光による溶接に
おいて、溶接部のギャップか幅広い場合、そのギャップ
に対する埋め込み用として補助部材（以下フィラーと称
す）を溶接部に供給しながら加工を行っている。しかし
、溶接部が被加工物の製作誤差あるいは被加工物の保持
の不安定による原因等でずれた場合、固定的なフィラー
の供給方式では確実にフィラーを溶接部に供給すること
はできない。このため、溶接部をたとえば非接触で位置
検出し、その検出信号に基き、フィラー供給を制御する
対策も考えられているが、装置か複雑化し、また検出信
号の誤動作も絶無でなく、加工か安定しない不具合かあ
った。

［発明の「１的］ 本発明は溶接部に対するレーザ光の照射位置を確実にす
るとともに、溶接部へのフィラー供給をも確実に行うよ
うにして加工するレーザ加工装置を提供するものである
。

［発明の概要］ 上記１」的を達成するために、被加工物の検知面に常に
接触し、走査される溶接部と同しような走査移動を１Ｊ
う倣い機＋Ｉｆを有し、この倣い機＋＋ｌｌｆの動きに
集光レンズが同調するようにする他さらに供給されるフ
ィラーを案内する支持具を倣い機構と同調するように構
成したものである。

［発明の実施例］ 以下、本発明を第１図乃至第３図を参照して説明する。

（１０）はレーザ光（Ｌ）を導く筒体てその先端部には
接続筒（１１）を介してノズル（１２）か取り付けられ
ている。筒体（１０）と接続筒（１１）との間にはボー
ル（１３）を介した案内体（１４ａ）　、　（１，４ｂ
）か設けられている。一方の案内体（１４ａ）は筒体（
］０）と−体になり、また他方の案内体（］、４ｂ）は
接続筒（１１）と一体になっていて、ホール（１３）の
転かりにより接続筒（１１）およびノズル（１２）とは
案内体（１，４１）　）とともに直線移動するようにな
っている。また、接続筒（ＩＩ）には倣い機＋１”７ｒ
（１５）か取りイ・ｊけられている。上記の倣い機構（
］５）は支持体（１Ｂ）とこの支持体（１６）の先端部
に設りられた案内ローラ（１７）とにより（１１１成さ
れている。案内ローラ（ＩＩ）は第２図に示すようにレ
ーザ光（Ｌ）の集光点に可及的に近い位置の被加工物（
Ｗｌ）および（Ｗ２）の接触境界部である線状の溶接部
（１８）の走査形状を検知し得る一方の被加工物（Ｗｌ
）の側面における検知面（１９）に接触して回転するよ
うに軸支されている。検知面（１９）に対する案内ロー
ラ（１７）の接触位置により、接続筒（Ｊｌ）は案内体
（１４ａ）に沿い紙面垂直方向へ摺動する。一方、接続
筒（１１）の直線移動と直交する側の両側部には第３図
に示すように保持具（２０）に支持され筒体（１０）を
（＝４勢するスプリング（２１）と上記直線移動を停止
さぜるストッパー（２２）とかそれぞれ設けられている
。（２３）は接続筒（１１）内に設けられレーザ光（Ｌ
）を集光する集光レンズ、（２４）はノズル（１２）に
接続しノズル（１２）内に窒素ガスその他の補助ガスを
供給する供給管である。また、上記ノズル（１２）には
、レーザ光（Ｌ）の走査を受ける線状の溶接部（１８）
におけるレーザ光（Ｌ）の集束位置もしくはその近傍に
供給されるワイヤ状のフィラー（２５）を案内する支持
具（２６）が取り旬けられている。

上記の構成により伝送されたレーザ光（Ｌ）は集光レン
ズ（２３）を通過して溶接部（Ｉ８）に集光照射される
。この照射にあたってはレー′す光（Ｌ）はその光軸を
移動することなく伝送され、一方、被加工物（Ｗｌ）お
よび（Ｗ２）とが一体になって回転駆動され、また、こ
の回転中、案内ローラ（１７）が被加工物（Ｗｌ）の検
知面（１９）に接触している。したがって、検知面（１
９）と溶接部（１８）との距離にずれがあった場合、そ
のずれにより接続筒（１１）か移動し、同時にこの移動
に集光レンズ（２３）と支持具（２６）が追従する。上
記の一連の動きにより、溶接部（１８）にはレーザ光（
Ｌ）が確実に集束され、またフィラー（２５）も溶接部
以外に供給されることかなくなる。

なお、上記ずれによる移動中はスプリング（１９）か筒
体（１０）を付勢しているので、集光レンズ（２３）お
よび支持具（２６）の位置に関係する接続筒（１１）の
移動は上記すれに正確に対応される。

［発明の効果］ 集光レンズおよびフィラーの支持具を溶接部を検知する
倣い機構に追従されることにより、安定な加工と装置の
小型化を達成することができた。

【図面の簡単な説明】

第１図および第３図は本発明の一実施例を示す断面図お
よび側面図、第２図は加工態様を示す側面図である。 （Ｌ）・・レーザ光　　（１９）・・・筒体（１１）・
・・接続筒　　　　（１２）・・・ノズル（１３）・・
・ボール　　　　（１４ａ）、（１４ｂ）　−案内体（
１５）・・・倣い機構　　　（１７）・・案内ロール（
２３）・・集光レンズ　　（２５）・・・フィラ（２６
）・・・支持具

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　レーザ光を導光する筒体と、上記筒体に嵌合される接
   続筒と、上記筒体内の上記レーザ光を集光する位置に設
   けられる集光レンズと、上記筒体と接続筒との嵌合部に
   設けられこれら両者を互いに上記レーザ光の光軸に直交
   する方向へ摺動自在とする案内体と、上記筒体もしくは
   接続筒に取り付けられ被加工物における溶接走査線が検
   知可能な検知面に接触して相対的に移動する案内ローラ
   を有しこの案内ローラの上記検知面に対する接触位置に
   より上記筒体と接続筒との嵌合位置を調整する倣い機構
   と、上記接続筒に取り付けられ上記レーザ光の出光口を
   有するとともにこの出光口を加工用の補助ガスの噴出口
   とするレンズと、上記レーザ光の光軸上もくしはその近
   傍に供給され上記被加工物の溶接部と一体に融合される
   補助部材と、上記接続筒の動きと一体になり上記供給さ
   れる補助部材を案内する支持具とを備えることを特徴と
   するレーザ溶接装置。