JPH02257485A - Ｖｔｒ装置のラベル情報管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はＶＴＲ装置のラベル情報管理方式に関し、特に
ビデオテープ上における録画時のラベル情報の記録・保
守・表示を管理するＶＴＲ装置のラベル情報管理方式に
関する。

〔従来の技術〕

従来、ＶＴＲ装置はとデオテーブに映像と音声情報のみ
を記録し再生するだけであり、ビデオテープにどのよう
な内容が記録されているかという情報は、まず人間が紙
のラベルに手書きして貼付けを行い、次回から使用する
際には、そのラベルを見てビデオテープを識別するとい
う作業により管理を行っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のＶＴＲ装置のラベル情報管理方式は、紙
ラベルをビデオテープ上に貼り付けなかった場合には、
記録時点の日付や時刻等の情報が失われるおそれが非常
に大きく、ビデオテープを一見して内容を識別すること
ができないという問題点があった。

又、内容を識別するためには、ＶＴＲ装置ビデオテープ
を再生して、映像を確認する作業が必要である。多くの
ビデオテープの中から、必要などデオテープを探しだす
場合は、こういった作業（ビデオテープセット→再生ボ
タン押下→再生→画像確認→停止ボタン押下→取出しボ
タン押下−テープ取出）を繰返し行わなければならず、
多くの手間と時間がかかり、即座にビデオテープが必要
となる場合に支障をきたすという問題点があった。

本発明の目的は、従来行っていた紙ラベルの記入、貼付
等の作業を行うことなく、録画時点の情報を保持するこ
とができ、ビデオテープを再生し、映像情報を見ること
によって記録内容を確認する作業は必要なく、表示窓の
情報だけで必要なビデオテープをすぐに探し出すことが
できるＶＴＲ装ｒテのラベル情報管理方式を提供するこ
とにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のＶＴＲ装置のラベル情報管理方式は、ＶＴＲの
ラベル情報管理方式において、（Ａ）録画内容に関する
ラベル情報を入力するラベル情報入力手段、 （Ｂ）前記ラベル情報入力手段によって入力されたデー
タを解析し、チェックする解析手段、（Ｃ）出力装置に
出力する前記ラベル情報の書き込み保護を指定するラベ
ル保護指定手段、（Ｄ）前記ラベル保護指定手段によっ
て書き込み保護を指定された前記ラベル情報をビデオテ
ープに出力する出力手段、 （Ｅ）前記ビデオテープが前記ＶＴＲ装置に装着された
かどうかを判定するテープ装着認識手段、 （Ｆ）前記テープ装着認識手段により前記ビデオテープ
が装着されたと認識された場合に、前記ビデオテープに
記録されたラベル部分を検出し、データを読み込むラベ
ル読込み手段、（Ｇ）前記ラベル読込み手段により得ら
れた前記ラベル情報を表示装置に表示する表示手段、（
Ｈ）前記ラベル部分を読みとばし、前記ビデオテープの
画像記録部分を磁気ヘッドに位置付けるラベル読みとば
し手段、 を備えて構成されて゛いる。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

第１図に示すＶＴＲ装置のラベル情報管理方式は、ラベ
ル情報を入力する入力装置１、ビデオテープを入出力す
るビデオテープ入出力装置２、録画内容に関するラベル
情報を入力するラベル情報入力手段３、ラベル情報入力
手段３によって入力されたデータを解析しチェックする
解析手段４、ラベル情報の書き込み保護を指定するラベ
ル保護指定手段５、ラベル保護指定手段５によって書き
込み保護を指定されたラベル情報をビデオテープに出力
する出力手段６、ビデオテープがＶＴＲ装置に装着され
たかどうかを判定するテープ装着認識手段７、テープ装
着認識手段７によりビデオテープが装着されたと認識さ
れた場合に、ビデオテープに記録されたラベル部分を検
出し、データを読み込むラベル読込み手段８、ラベル読
込み手段８により得られたラベル情報を表示装置１１に
表示する表示手段９、ラベル部分を読みとばし、ビデオ
テープの画像記録部分を磁気ヘッドに位置付けるラベル
読みとばし手段１０、ラベル読込み手段８により読み込
まれたラベル情報を表示する表示装置１１から構成され
ている。

第１図において、入力装置１は、ラベル情報を入力する
もので、一般にＶＴＲ装置に付属する操作盤である。入
力装置１には録画及び再生ボタン等通常のボタンの他に
、ラベル書込みボタン１−１、ラベル入力終了ボタン１
−２、入力取消しボタン１−３等が設けられている。

ラベル書込みボタン１−１は、新規にラベル情報を入力
することをラベル情報入力手段３に通知するのに用いら
れる。又、ラベル入力終了ボタン１−２は、ラベル情報
の入力終了を指示するのに用いられ、入力取消しボタン
１−３は、入力中のラベル情報の取消しを指示するのに
用いられる。

ビデオテープ入出力装置２は、従来からＶＴＲ装置に内
蔵されているもので、録画用・再生用磁気ヘッド、テー
プ駆動用装置等で構成されている。

ラベル情報入力手段３は、入力装置１より、ラベル書込
みボタン１−１が押下された場合に、それ以後に入力さ
れたデータをラベル情報として入力する。

解析手段４は、ラベル情報入力手段３により入力された
ラベル情報のデータ長や形式を解析しチェックする。

ラベル保護指定手段５は、解析手段４により解析された
ラベル情報を出力するにあたり、映像によって消去され
ることのないように特殊なコードをラベル情報に付加し
、ラベル部分の書き込みの保護を指定する 出力手段６は、ラベル保護指定手段５により書込保護を
指定されたラベル情報を、ビデオテープ入出力装置２に
出力する。

テープ装着認識手段７は、ビデオテープ入出力装置２か
ら送られてくるテープ装着状態を示す信号を受けとり、
テープが装着されているかどうかを判定する。

ラベル読込み手段８は、テープ装着認識手段７によりテ
ープが装着されていると判定された場合に、ビデオテー
プ入出力装置２により　あらかじめ、出力手段６におい
て出力されていたラベル部分の位置を検出し、ラベル情
報を読み込む。

表示手段９は、ラベル読込み手段８により読み込まれた
ラベル情報を表示装置１１に表示する。

ラベル読みとばし手段１０は、書込保護を指定されてい
るラベル部分を読とばし、映像記録部分をビデオテープ
入出力装置２の磁気ヘッド位置に位置付ける。

表示装置１１は、ラベル情報等を表示するものであり、
従来からＶＴＲ装置に付属するチャンネル及び時刻等を
表示する表示窓で構成する。

次に、動作を説明する。

第２図は第１図の一実施例のラベルを検出する処理の動
作の手順を示す流れ図である。

第２図において、ビデオテープ入出力装置２に、ビデオ
テープを装着することにより（ステップ２１１）、テー
プ装着認識手段７によりテープの装着が認識される（ス
テップ２１２）。

テープの装着が認識されると、ラベル読込み手段８に進
み、ラベル部分の位置検出と（ステップ２１３）、ラベ
ル情報の読込みがおこなわれる（ステップ２１５）、ラ
ベル部分の位置検出は、後述する第４図中のラベル情報
開始コード３１を検出することにより行う（ステップ２
１４＞。

次に、ラベル情報は表示手段９により、表示装置１１に
出力される（ステップ２１６）。又、ラベル読みとばし
手段１０により、第４図中に示すラベル情報終了コード
３２を検出してラベル部分を読みとばし、映像記録部分
をビデオテープ入出力装置２の磁気ヘッド位置に位置付
ける（ステップ２１７＞。

ラベル読込み手段８でラベル部分の位置検出ができなか
った場合は、表示手段９及びラベル読みとばし手段１０
は行わない。

この動作の終了後、ラベルを検出する処理２１を終了し
、入力袋Ｗ１は、入力待ちとなる。ここで、ラベル書込
みボタン１−１が押下された場合、ラベルを書き込む処
理に移る。

第３図は第１図の一実施例のラベルを書き込む処理の動
作の手順を示す流れ図である。

ラベル情報入力手段３によりラベル情報の入力が開始さ
れる（ステップ２２１）。

ラベル情報入力手段３より、入力取消ボタン１−２が認
識された場合は（ステップ２２２）、ラベル情報の入力
がキャンセルされて以降のキー人力はラベル情報とみな
されず、以下の処理は行われない。

ラベル入力終了ボタン１−３が押下された場合（ステッ
プ２２３）　、ラベル情報入力手段３によるラベル情報
の入力が終了する。この場合にデータは解析手段４によ
り、データ長や形式の解析、チェックが行われる（ステ
ップ２２４）、入力形式が不正であった場合は、再度ラ
ベル情報入力手段３に戻る。

解析手段４によるチェックを受けたラベル情報は、ラベ
ル保護指定手段５で、映像情報によて消去されることの
ないように特殊なコードをラベル情報に付加し、ラベル
部分の書込保護を指定する（ステップ２２５）、第４図
にその形式を示す。

３１はラベル情報開始コード、３２はラベル情報終了コ
ードである。

ラベル保護指定手段５で編集されたラベル情報は、出力
手段６によりビデオテープ入出力装置２に出力され、ラ
ベル読込み手段８で検出された位置のラベル情報を置き
換える（ステップ２２６）。ラベル部分の位置が検出で
きなかった場合は、ビデオテープの先頭にラベル情報を
書き込む。

以上の処理により、ラベル情報をビデオテープ内に書き
込み検出することで、ラベル部分は映像情報により上書
きされることなく保持することができる。

なお、本実施例ではラベル部分を先頭のみに書き込んで
いるが、テープの中間部に書込むこともできる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、ラベル情報を映像・音
声情報とともに記憶媒体であるビデオテープに出力する
ことにより、従来行っていた紙ラベルの記入、貼付等の
作業を行うことなく、録画時点の情報を保持することが
できるという効果を有する。

又、ラベル情報の検出・表示を自動的に行うことにより
、°ビデオテープを再生し、記録内容を映像情報を見る
ことによって確認する作業は必要なく、表示窓の情報だ
けで必要なビデオテープをすぐに探し出すことができる
ため、大幅な時間の短縮と、手作業の削減が可能となる
という効果を有する。

ル保護指定手段、６・・・出力手段、７・・・テープ装
着認識手段、８・・・ラベル読込み手段、９・・・表示
手段、１０・・・ラベル読みとばし手段、１１・・・表
示装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＶＴＲ装置のラベル情報管理方式において、 （Ａ）録画内容に関するラベル情報を入力するラベル情
   報入力手段、 （Ｂ）前記ラベル情報入力手段によって入力されたデー
   タを解析し、チェックする解析手段、 （Ｃ）出力装置に出力する前記ラベル情報の書き込み保
   護を指定するラベル保護指定手段、 （Ｄ）前記ラベル保護指定手段によって書き込み保護を
   指定された前記ラベル情報をビデオテープに出力する出
   力手段、 （Ｅ）前記ビデオテープが前記ＶＴＲ装置に装着された
   かどうかを判定するテープ装着認識手段、 （Ｆ）前記テープ装着認識手段により前記ビデオテープ
   が装着されたと認識された場合に、前記ビデオテープに
   記録されたラベル部分を検出し、データを読み込むラベ
   ル読込み手段、 （Ｇ）前記ラベル読込み手段により得られた前記ラベル
   情報を表示装置に表示する表示手段、（Ｈ）前記ラベル
   部分を読みとばし、前記ビデオテープの画像記録部分を
   磁気ヘッドに位置付けるラベル読みとばし手段、 を備えたことを特徴とするＶＴＲ装置のラベル情報管理
   方式。