JPH022572A - 感光材料用現像液 - Google Patents

感光材料用現像液

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JPH022572A
JPH022572A JP14848388A JP14848388A JPH022572A JP H022572 A JPH022572 A JP H022572A JP 14848388 A JP14848388 A JP 14848388A JP 14848388 A JP14848388 A JP 14848388A JP H022572 A JPH022572 A JP H022572A
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JP
Japan
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carbonate
silicate
weight
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JP14848388A
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Kazuhiro Shimura
志村 和弘
Masabumi Uehara
正文 上原
Akira Nogami
野上 彰
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像露光によって画像様にアルカリ性水性溶
液に対する溶出性が変化する感光層を有する感光性平版
印刷版等の溶出型現像に用いられる、アルカリ金属ケイ
酸塩をアルカリ剤として用いたアルカリ性水性溶液から
なる現像液に関する。
〔発明の背景〕
従来、0−キノンジアジド化合物を感光性物質として含
有する感光層をアルミニウム支持体上に有するポジ型2
5版の現像液として、アルカリ金属ケイ酸塩の水溶液か
らなる現像液が、他のアルカリ剤を用いたものと比較し
て、アルミニウム支持体に対するエツチング作用が乏し
いこと、及びSiO2とM、O(Mはアルカリ金属原子
を表す。以下の記載においても同じ)との比率およびこ
れらの成分の濃度によって現像性の調整が可能である点
から好ましいことが知られている。
この種の現像液において、M、0の濃度を高めると現像
力、処理能力が高まるが現像安定性(現像時間に対する
画像の安定性)が低下し、SiO2濃度を高めると現像
安定性は高まるが、現像の抑制性が大になり、またSi
Jが析出し易くなり、自動現像機の現象液供給ノズル等
の目詰まりが起こり易くなる問題があることが知られて
いる。
特開昭54−62004号には、現像液およびその補充
液の5iOz/NaO□のモル比と現像液のSin、濃
度をある範囲に限定することにより、現像液の交換頻度
および補充回数が減少できる等の効果が得られる旨が開
示されている。
また、特公昭57−7427号には、S + 02 /
 M ! Oのモル比およびSiO2の濃度について、
前者が1.0〜1.5で後者が1〜4重量%であること
が好ましい旨が記載されている。
アルカリ金属ケイ酸塩を用いた水性アルカリ性現像液に
は、前述のようなSiO□の析出に起因する問題のほか
に、現像廃液中の5in2が環境汚染の原因になるので
、現像廃液を無害化するための処理を必要とする問題が
あり、このような廃液処理の面から、現像液中のSin
、の濃度が低い方が望ましい。しかし、SiO□濃度を
低下させると現像液の緩衝能が低下し、現像安定性が低
下すると共に、保存安定性(空気中の炭酸ガスの吸収に
よるpiの変動等による経時による性能変化の安定さ)
が低下する。
特開昭58−75152号公報には、塩基性物質として
メタケイ酸ナトリウムを用いた水性アルカリ性現像液に
、NaCl2、KCOのような中性塩を含有させること
により、現像安定性、現像速度、処理能力等が増大する
旨が開示されている。しかし、このような中性塩を含有
させても現像液の保存安定性は改良されない。
本発明者らは、アルカリ金属ケイ酸塩の水溶液からなる
現像液に炭酸塩を添加することにより、保存安定性およ
び現像安定性を低下させないでSiO2濃度を低減でき
ることを見い出し、本発明に到達したものである。
〔発明の目的〕
従って、本発明の目的は、アルカリ金属ケイ酸塩の水溶
液からなる現像液であって、Singの濃度が低く、シ
かも保存安定性および現像安定性の優れた現像液を提供
することである。
本発明の他の目的は、アルカリ金属ケイ酸塩の水溶液か
らなる現像液であって、Sin、の析出および現像廃液
処理の負荷が軽減され、しかも他の性能の低下を伴わな
い現像液を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、アルカリ金属のケイ酸塩の水溶液
からなる現像液であって、SiO2の濃度が3重量%以
下であり、かつ炭酸塩が添加されている現像液によって
達成される。
以下、本発明について詳述する。
本発明の現像液に含有させるアルカリ金属珪酸塩として
は、例えば珪酸カリウム、珪酸ナトリウム、珪酸リチウ
ム、メタ珪酸カリウム、メタ珪酸ナトリウム、メタ珪酸
リチウム等が代表的なものとして挙げられる。
本発明の現像液におけるアルカリ金属ケイ酸塩の濃度は
、Si鵠の濃度で3重量%以下であるが、好ましくは2
重量%以下、より好ましくは1重量%以下である。Si
O□濃度は、保存安定性及び現像安定性の点から0.1
重量%以上であることが好ましい。
本発明の現像液における5iQz/MzOのモル比は、
現像速度の点から1.5以下であることが好ましく、よ
り好ましくは1.0以下であり、保存安定性及び現像安
定性の点から0.5以上であることが好ましい。
本発明の現像液は、アルカリ剤としてアルカリ金属ケイ
酸塩を用いた水性現像液に炭酸塩を含有させることによ
り、SiO2の濃度を3重量%以下に低下させたときに
顕著になる緩衝能の減少を防止できるので、保存安定性
および現像安定性を低下させることなく、現像液中の5
in2濃度を低下させることができ、それにより現像廃
液の処理コストの低減とSiO2の析出によるノズルや
フィルターの目詰まりが改良される。
本発明の現像液に添加する炭酸塩としては、アルカリ金
属の炭酸塩(例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等
)および酸性炭酸塩(例えば、炭酸水素ナトリウム)、
アンモニウム塩(例えば、炭酸アンモニウム)等が代表
的なものとして挙げられる。
炭酸塩の添加量は0.1〜5重量%の範囲が好ましい。
該添加量が0.1重量%未満では緩衝能の効果が少なく
、5重量%を超えると炭酸塩の溶解性が難溶になり、さ
らには、感光層が溶は込んだ時に析出物が出やすくなる
アルカリ金属ケイ酸塩を含有するアルカリ性水溶液は、
空気と接触した状態での保存中に空気中の炭酸ガスを吸
収して、炭酸塩を生成するが、本発明の現像液は、調製
時にあらかじめ炭酸塩を添加し含有させておくことによ
り、緩衝能の効果が増大し、保存安定性が顕著に改良さ
れ、また現像安定性も向上する。
本発明の現像液には、上記以外のアルカリ剤を本発明の
効果を阻害しない範囲で含有させることができ、まIこ
使用目的に応じて、上記以外の成分を添加剤として含有
させることは任意である。
本発明の現像液には以下のような添加剤を加えることが
できる。例えば、特開昭58−75152号記載のNa
Cl2. KCQ、 KBr等の中性塩、特開昭53−
190952号記載のEDTA、 NTA等のキレート
剤、特開昭59−121336号記載の[C0(NHx
)s]Cl23. C0C(2z・6 H20等の錯体
、特開昭50−51324号記載のアルキルナフタレン
スルホン酸ナトリウム、N−テトラデシル−N。
N−ジヒドロキシエチルベタイン等のアニオンまたは両
性界面活性剤、米国特許第4,374.920号記載の
テトラメチルデシンジオール等の非イオン性界面活性剤
、特開昭55−95946号記載のp−ジメチルアミノ
メチルポリスチレンのメチルクロライド4級化物等のカ
ラオニツクポリマー、特開昭56−142523号記載
のビニルベンゼントリメチルアンモニウムクロライドと
アクリル酸ナトリウムの共重合体等の両性高分子電解質
、特開昭57−192952号記載の亜硫酸ナトリウム
等の還元性無機塩、特開昭58−59444号記載の塩
化リチウム等の無機リチウム化合物、特公昭50・34
442号記載の安息香酸リチウム等の有機リチウム化合
物、特開昭59−75255号記載のSi、 Ti等を
含む有機金属界面活性剤、特開昭59−84241号記
載の有機硼素化合物、ヨーロッパ特許第101010号
記載のテトラアルキルアンモニウムオキサイド等の4級
アンモニウム塩、ベンジルアルコール、エチレングリコ
ールモノフェニルエーテル等の有機溶剤等が挙げられる
。さらに本発明に用いる現像液には消泡剤を含有させる
ことができる。好ましい消泡剤としては、米国特許第3
゜250.727号、同第3,545,970号、英国
特許第1.382゜901号、同第1,387,713
号等に記載された化合物が挙げられる。
本発明の現像液が適用される感光材料は、水を主成分と
してアルカリ剤を含む現像液で現像処理できるものであ
り、光照射によって溶解性の変化する感光層が支持体上
に塗布されているもの例えば感光性平版印刷版やカラー
プルーフ用感光材料、または電子写真方式等によって画
像様レジスト層を設は得る溶解性層が支持体上に設けら
れているものである。
前記の感光性平版印刷版に使用される支持体としては、
紙、プラスチック (例えばポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリスチレンなど)ラミネート紙、アルミニウム
 (アルミニウム合金も含む)、亜鉛、銅などのような
金属の板、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、プロ
ピオン酸セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリ
ビニルアセタールなどのようなプラスチックのフィルム
、上記の如き金属がラミネートもしくは蒸着された紙も
しくはプラスチックフィルム、アルミニウムもしくはク
ロームメツキが施された銅板などが挙げられ、これらの
うち特にアルミニウムおよびアルミニウム被覆された複
合支持体を有する感光材料に対して本発明が好ましく適
用される。
アルミニウム材の表面は、保水性を高め感光層と密着性
を向上させる目的で粗面化処理されていることが望まし
い。
前記光照射によって溶解性の変化する感光層は必須成分
として感光性物質を含んでおり、感光性物質として露光
またはその後の現像処理により、その物理的、化学的性
質が変化するもので、例えば露光により現像液に対する
溶解性に差が生じるもの、露光の前後で分子間の接着力
に差が生じるもの、露光またはその後の現象処理により
水および油に対する親和性に差が生じるもの等が使用で
きる。
感光性物質の代表的なものとしては、例えば感光性ジア
ゾ化合物、感光性アジド化合物、エチレン性不飽和二重
結合を有する化合物、酸触媒で重合を起こすエポキシ化
合物、酸で分解するシリルエーテルポリマーやC−0−
C−基を有する化合物と光酸発生剤との組合せ等が挙げ
られる。感光性ジアゾ化合物としては、露光によりアル
カリ可溶性に変化するポジ型のものとしてO−キノンジ
アジド化合物、露光により溶解性が減少するネガ型のも
のとして芳香族ジアゾニウム塩等が挙げられる。
〔実施例〕
以下、実施例をもって本発明の詳細な説明する。
実施例1 厚さ0.24ffIIIIノJIS105oアルミニウ
ム板ヲ2%ノ水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬し、脱脂
地理を行った後に、希硝酸液中で電気化学的に粗面化し
、よく洗浄した後に希硝酸液中で陽極酸化処理を行って
2.5g/+”の酸化皮膜を上記アルミニウム板表面上
に形成させた。このように処理されたアルミニウム板を
水洗、乾燥後、下記組成の感光液Aを乾燥重量2.5g
/m”となるように塗布し、乾燥してポジを感光性平版
印刷版Aを得た。
感光液A ピロガロールアセトン樹脂のナフトキノン−1,2ジア
ジド(2)−5−スルホン酸エステル(特公昭43−2
8403号の実施例1に記載の方法で合成したもの。) ・・・1重量部 m、p−クレゾール−ホルムアルデヒド樹脂・・・2重
量部 tert−ブチルフェノール−ホルムアルデヒド樹脂・
・・0.3重量部 ビクトリアピュアーブルーBOH(商品名、保土谷化学
工業(株)製、染料)   ・・・0.3重量部クリス
タルバイオレット(B、A、S、F、社製、染料)・・
・0.01重量部 エチレンジグリコール七ノエチルエーテル・・・20重
量部 上記感光液Aを下記感光液Bに変えたほかは上記ポジ型
感光性平版印刷版Aと同様にしてポジ型感光性平版印刷
版Bを得た。
感光液B 2.3.4− トリヒドロキシベンゾフェノンと1,2
−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロライドと
のエステル化合物      ・・・20重1部p−ヒ
ドロキシメタクリルアニリドとアクリロニニトリルとア
クリル酸エチルとメタクリル酸メチルの共重合高分子化
合物   ・・・80重量部2−トリクロロメチル−5
−(β−(2’−ベンゾフリル)ビニル)−1,3,4
−オキサジアゾール・・・2重量部ビクトリアブルーB
OH・・・1重量部β−tart−オクチルフェノール
・ボルムアルデヒトノホラック樹脂(Mv= 1300
)と1.2−す71− キノンジアジドー5−スルホン
酸クロライドとのエステル化物           
・・・1重量部無水グルタル酸        ・・・
3重量部メチルセロソルブ       ・・・200
重量部エチルセロソルブ       ・・・500重
量部上記2種のポジ型感光性平版印刷版を透明ボジチイ
ブフィルムを密着させて2kWのメタルハライドランプ
で70cmの距離から60秒間露光し、露光済み感光性
平版印刷版を第1図に示す自動現像機で30°Cl2O
秒間現像した。
使用した現像液は下記の通りである。
現像液 下記組成の濃厚現像液を作製し、次いでこの濃・厚現像
液を水で6倍に希釈して現像液を作製した。
該現像液中(7)SiO,(7)濃度は0.66重量%
、pHハ13.02であった。
濃厚現像液組成 水                        
       ・・・610g安息香酸       
       ・・・122g50%KOH・・・25
0g ノニオン界面活性剤(エマルゲン147、化工(株)製
)・・・5g Aケイ酸カリウム           ・・・150
g炭酸カリウム             ・・・61
g現像液は、調製した直後のものと、10f2入りの容
器に入れ、蓋(30mmp)を外したまま1箇月間保存
したものとの両者を用いてそれぞれ現像を行った。現像
結果、両者間に差異は認められなかった。
また、上記現像液(上記濃厚現像液を6倍に希釈したも
の)を空気にふれたまま24時間放置させたが、pHの
変動はなかった。
比較例1(炭酸カリなし) 濃厚現像液として下記組成のものを使用したほかは実施
例1と同様の実験を行った。
濃厚現像液組成 水                        
        ・・・610g安息香酸      
         ・・・122g50%KOH・・・
230g ノニオン界面活性剤(エマルゲン147、化工(株)製
)・・・5g Aケイ酸カリウム           ・・・150
gこの濃厚現像液を水で6倍に希釈した現像液の5iO
za度ハ0.661i11量%、pHハ13.Olテあ
ツタ。
現像結果は、調製した直後に使用したものと、調製の1
箇月後に使用したものとの間に現像速度の差異が認めら
れた。
上記現像液を実施例1と同一条件で強制劣化を行った結
果、pHの変動は−0607であった。
実施例2 濃厚現像液として下記組成のものを使用したほかは、実
施例1と同様の実験を行った。
濃厚現像液組成 水                        
      ・・・426gβ−アニリノエタノール 
        ・・・25gプロピレングリコール 
       ・・・25g2−ヒドロキシ−3−す7
ト工m        −50gp−tert−ブチル
安息香酸        ・・・99g50% KOH
−250g ノニオン界面活性剤          ・・・2.5
gAケイ酸カリウム            ・・・1
78g亜硫酸カリウム            ・・・
60g炭酸カリウム             ・・・
60gこの濃厚現像液を水で6倍に希釈した現像液の3
10、濃度ハ0.80重量%、peハ13.00テあっ
た。
現像結果は、調製した直後に使用したものと、調製の1
箇月後に使用したものとの間に差異が認められなかった
また、上記現像液を実施例1と同一条件で強制劣化を行
ったが、pHの変動はながった。
比較例2(炭酸カリなし) 濃厚現像液として下記組成のものを使用したほかは実施
例1と同様の実験を行った。
濃厚現像液組成 水                        
       ・・・426gβ−アニリノエタノール
         ・・・25gプロピレングリコール
         ・・・25g3−ヒドロキシ−2−
ナフトエ酸      ・・・50gp−tert−ブ
チル安息香酸        ・・・99g50%KO
H、−250g ノニオン界面活性剤(エマルゲン147、化工(株)製
)・・・2,5g Aケイ酸カリウム           ・・・178
g亜硫酸カリウム            ・・・60
gこの濃厚現像液を水で6倍に希釈した現像液のSiO
,6度は0.80重量%、pt+は12.99であった
現像結果は、調製した直後に使用したものと、調製の1
箇月後に使用したものとの間に現像速度の差異が認めら
れた。
上記現像液を実施例1と同一条件で強制劣化を行った結
果、pHの変動は−0,08であった。
実施例3 (SiO濃度が1.5重量%程度のもの)濃
厚現像液として下記組成のものを使用したほかは、実施
例1と同様の実験を行った。
濃厚現像液組成 水                        
        ・・・610g安息香酸      
         ・・・122g50% KOH−2
50g ノニオン界面活性剤(エマルゲン147、化工(株)製
)・・・5g Aケイ酸カリウム           ・・・430
gP酸カリウム              ・・・6
1gこの濃厚現像液を6倍に希釈した現像液のSin。
濃度は1.5重量%%pHは12.96であった。
現像結果は、調製した直後に使用したものと、調製のl
箇月後に使用したものとの間に差異が認められなかった
また、上記現像液を実施例1と同一条件で強制劣化を行
ったが、pHの変動はなかった。
比較例3 濃厚現像液として下記組成のものを使用したほかは実施
例1と同様の実験を行った。
濃厚現像液組成 水                        
       ・・・610g安息香酸       
        ・・・122g50%KOH・・・2
32g ノニオン界面活性剤(エマルゲン147、化工(株)製
)・・・4.8g Aケイ酸カリウム           −=400g
この濃厚現像液を水で6倍に希釈した現像液のSin2
濃度は1.5重量%、pHは12.95であった。
現像結果は、調製した直後に使用したものと、調製の1
箇月後に使用したものとの間に現像速度の差異が認めら
れた。
上記現像液を実施例1と同一条件で強制劣化を行った結
果、pHの変動は−0,o5であった。
実施例4 濃厚現像液として下記組成のものを使用したほかは、実
施例1と同様の実験を行った。
濃厚現像液組成 水                        
        ・・・610g安息香酸      
         ・・・122g50%KOH−30
0g ノニオン界面活性剤(エマルゲン147、花王(株)製
)・・・5g Aケイ酸カリウム            ・・・88
0g炭酸カリウム             ・・・6
1gこの濃厚現像液を6倍に希釈した現像液の5ift
濃度は2.5重量%、pHは12.89であった。
現像結果は、調製した直後に使用したものと、調製の1
箇月後に使用したものとの間、に差異が認められなかっ
た。
また、上記現像液を実施例1と同一条件で強制劣化を行
ったが、pHの変動はなかった。
比較例4 濃厚現像液として下記組成のものを使用したほかは実施
例1と同様の実験を行った。
濃厚現像液組成 水                        
         ・・・610g安息香酸     
          ・・・122g50%KOH・・
・300g ノニオン界面活性剤(エマルゲン147、花王(株)製
)・・・5g Aケイ酸カリウム           ・・・880
gこの濃厚現像液を水で6倍に希釈した現像液のSiO
2濃度は2.5重量%、pi(は12.87であった。
現像結果は、調製した直後に使用したものと、調製の1
箇月後に使用したものとの間に現像速度の差異が認めら
れた。
上記現像液を実施例1と同一条件で強制劣化を行った結
果、pHの変動は一〇、o4であった。
比較例5 濃厚現像液として下記組成のものを使用したほかは実施
例1と同様の実験を行った。
濃厚現像液組成 水                        
        ・・・610g安息香酸      
         ・・・122g50%  KOH−
250g ノニオン界面活性剤(エマルゲン147、花王(株)製
)・・・5g Aケイ酸カリウム           ・・・150
g塩化カリウム             ・・・61
gこの濃厚現像液を水で6@に希釈した現像液のSif
□濃度は0.66重量%、pHハ13.017テあった
現像結果は、調製した直後に使用したものと、調製の1
箇月後に使用したものとの間に現像速度の差異が認めら
れた。
上記現像液を実施例1と同一条件で強制劣化を行った結
果、pHの変動は−0,06であった。
以上の実施例及び比較例から、アルカリ金属ケイ酸塩を
含有するアルカリ性水性現像液において5SiO2濃度
を減少させても、炭酸塩を添加することにより、緩衝能
が劣化しないこと、及び良好な保存安定性を維持するこ
とが判る。また、中性塩の添加と比較して炭酸塩の添加
は保存安定性の改良効果において優れていることが判る
〔発明の効果〕
本発明によれば、アルカリ剤としてアルカリ金属ケイ酸
塩を含有する水性現像液のSiO□濃度を低下させた場
合の緩衝能の低下を防止できるので、保存安定性及び現
像安定性を低下することなく、現像液のSin2濃度を
減少でき、現像液中のSin、の析出および現像廃液中
のSiO□に起因する現像廃液処理の負荷を低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に使用した自動現像機の概略側
断面図である。 ■・・・搬送ローラ対 3・・・押さえローラ 5・・・現像タンク 5a、 25a、 2sb・・・ポア7’6・・・現像
液供給パイプ 7・・・現像液供給部材 11・・・現像液槽 13・・・ブラシローラ 21・・・混合槽 23・・・希釈水貯蔵槽 31・・・ガム引き部 2・・・感光材料 4・・・傾斜ローラ 8・・・現像部ローラ 12・・・ガイドローラ 14・・・スクイズローラ 22・・・濃縮液貯蔵槽 30・・・水洗部 出頭人 コニカ株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルカリ金属ケイ酸塩の水溶液からなる現像液であつて
    、SiO_2の濃度が3重量%以下であり、かつ炭酸塩
    が添加されていることを特徴とする感光材料用現像液。
JP14848388A 1988-06-15 1988-06-15 感光材料用現像液 Pending JPH022572A (ja)

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JP14848388A JPH022572A (ja) 1988-06-15 1988-06-15 感光材料用現像液

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