JPH0225664B2 - - Google Patents

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JPH0225664B2
JPH0225664B2 JP57219558A JP21955882A JPH0225664B2 JP H0225664 B2 JPH0225664 B2 JP H0225664B2 JP 57219558 A JP57219558 A JP 57219558A JP 21955882 A JP21955882 A JP 21955882A JP H0225664 B2 JPH0225664 B2 JP H0225664B2
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high voltage
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Hisashi Sugimoto
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Asahi Okuma Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 本発明は霧化装置と被塗装物との電位差を利用
して被塗装物に静電塗装をする静電塗装機に関す
る。
従来より、この種の静電塗装機においては霧化
装置を高電圧発生器により負の直流高電圧に保
ち、一方被塗装物を接地して霧化装置と被塗装物
との間に大きな電位差を形成し、以て霧化装置で
霧化されて放出された塗料を前記電位差により被
塗装物に吸引付着させる構成である。
ところで、霧化装置は導電性材料で比較的大形
に形成されているため、静電容量が大きく、従つ
て高電圧発生器により負の直流高電圧が加えられ
る静電塗装時には霧化装置の帯電量が大きくな
る。このため、静電塗装時に事故等により被塗装
物が霧化装置に異常接近して両者間の距離が狭め
られると、両者間の空間が絶縁破壊され火花放電
が発生し、しかも霧化装置の帯電量が大きいこと
から火花放電のエネルギーも大きくなる。ところ
が、静電塗装は引火性の高い溶剤等の雰囲気内で
行なわれるため、上述のように大きなエネルギー
を有する火花放電が発生すると火災が発生するこ
とがあり、また作業者等が感電すると、そのエネ
ルギーの大きさ故に該作業者等を死に至らしめる
虞れがある。
そこで、上記した問題の解決を図つたものに特
公昭55−35988号、特公昭55−35989号がある。こ
のものでは、被塗装物等の接地物が塗装装置に接
近するに従つて霧化装置に流れる電流が増加する
ことに着目し、そしてこの電流を接地物から接地
線を介して高電圧発生器に帰還してくる電流とし
て検出し、この検出電流量が所定量に達した時に
高電圧発生器を断電し、同時に霧化装置を接地し
て該塗装装置に蓄えられていた電気エネルギーを
放出し、以て安全レベルにまで低下させるように
している。
しかしながら、上記構成では雑音等の外乱を含
んだ電流値から極めて微小な電流増加量を検出す
ることになるため、接地物の異常接近を判断でき
る距離は電流増加量が大きく取れる距離即ち霧化
装置に極めて接近した距離に限られる。このた
め、接地物の異常接近を検出したとしても、接地
物の接近速度が大きければ、電流値検出から塗装
装置の電圧低下に至る各電気回路間で発生する時
間的遅れにより、霧化装置の電圧低下が間に合わ
ず危険な火花放電が発生する可能性が高かつた。
更に、接地物の表面積が小さい場合には電流増加
量も小さくなるため、表面積の小さな接地物の検
出は困難であつた。しかも、雑音等の外乱を多く
含んだ電流値から極めて微小な電流増加量を取り
出すには、検出電流を処理する電気回路の精度を
高めなければならず、従つて電気回路構成が複雑
になつて製造コストが高くなるという問題があつ
た。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、従つてその目的は、被塗装物等の接地物が霧
化装置に異常接近したときにその接地物の接近速
度の大小及び表面積の大小にかかわらず霧化装置
からの火花放電による火災発生及び電撃による感
電事故が発生することを確実に防止でき、しかも
電気回路構成を簡単にして製造コストを低減化し
得る静電塗装機を提供するにある。
以下本発明の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。まず、電気的構成を示す第1図に
おいて、1は第1の遮断器2を介して第1の電源
1aに接続された第1の高電圧発生器で、これは
負の直流高電圧を出力する。3は第1の高電圧発
生器1の出力側に高電圧ケーブル4を介して接続
された霧化装置で、これは第2図に示すように円
筒状をなす金属製の本体5とこの本体5内に配設
されたエアモータ(図示せず)の回転軸6により
高速回転されるベルマウス状をなす金属性の霧化
頭7から構成されており、これら本体5及び霧化
頭7は第1の高電圧発生器1により共に負の直流
高電圧に保持される。8は塗料供給装置(図示せ
ず)から供給された塗料を霧化頭7内に吐出する
ノズルである。これに対して、第1図において9
は前記第1の高電圧発生器1と別系統に設けられ
た第2の高電圧発生器で、これの入力側は第2の
遮断器10を介して第2の電源9aに接続され、
出力側から負の直流高電圧を出力するようにして
いる。11は一端部が第2の高電圧発生器9の出
力側に接続された高電圧ケーブルで、これの他端
部は第2図に示すように霧化装置3近傍に導かれ
ている。12は高電圧ケーブル11の他端部が固
定された環状をなす絶縁材製のケーブル保持部、
13は同一円周上に前方(第2図において右方)
に指向する複数の突起13aが形成された環状を
なす絶縁材製の電極保持部で、これらケーブル保
持部12及び電極保持部13は共に霧化装置3の
本体5に挿通支持され、更に互いに例えばプラス
チツク製の螺子14,15により圧着固定されて
いる。16はケーブル保持部12と電極保持部1
3との間に挟持された銅リングで、これは導線1
7により高電圧ケーブルの他端部に接続されてい
る。18及び19は銅リング16の内外両周に
夫々配置された環状のシール部材で、これら両シ
ール部材18,19により銅リング16の密封化
を図つている。20は電極保持部13の各突起1
3aの内部に設けられた例えば70〜100MΩの高
抵抗で、これの一端部は銅リング16に接触して
いる。21は導電性及び弾性を有する線材例えば
直径0.2mm、長さ200mmのステンレス鋼線で形成さ
れた接地物検知用電極で、これの基端部は電極保
持部13の各突起13aの先端部に埋込固定され
且つ前記高抵抗20に接続され、そして突起13
aから露出した部分は霧化装置3から40mm以上離
間して前方(第2図において右方)に傘状に拡が
り、その先端部が霧化装置3よりも前方に位置す
るようにしている。而して、本実施例では接地物
検知用電極21を直径0.2mm、長さ200mmのステン
レス鋼線で形成して表面積を小さくすることによ
り、接地物検知用電極21の静電容量を極めて小
さく(約0.11pF)設定している。また、第2の高
電圧発生器9により接地物検知用電極21と接地
物との間に生ずる電位差は第1の高電圧発生器1
により霧化装置3と接地物との間に生ずる電位差
より大きくなるように設定されている。尚、22
は接地物検知用電極21の基端側に設けたコイル
部で、これは接地物検知用電極21の先端側部分
の弾性変形を容易にするためのものである。これ
に対して、第1図において23は第2の高電圧発
生器9の接地線24に直列に接続された電流検出
器で、これは接地物検知用電極21から接地線2
5に接続された被塗装物26等の接地物に向けて
流れる電流値を第2の高電圧発生器9の接地線2
4により帰還する電流により検出するものであ
り、接地物が接地物検知用電極21に接近する方
向(第2図において矢印Aで示す方向)に移動す
るときにその電流値は増加する。而して、電流検
出器23により検出された電流が所定値に達した
ときに、第1の遮断器2が開放作動されて第1の
電源1aと第1の高電圧発生器1との間が遮断さ
れ、これと同時に第1の高電圧発生器1と霧化装
置3との間に設けられた第1の高電圧リレー27
が閉成されて霧化装置3が接地され、霧化装置3
と高電圧ケーブル4に蓄えられた電荷が放電され
る。更に、上述した第1の遮断器2等の作動と同
時に、第2の遮断器10が開放作動されて第2の
電源9aと第2の高電圧発生器9との間が遮断さ
れ、且つ第2の高電圧発生器9と高抵抗20との
間に設けられた第2の高電圧リレー28が閉成さ
れて接地物検知用電極21も接地される。尚、2
9は第1の高電圧発生器1の接地線30に直列に
接続された電流検出器で、これは霧化装置3から
被塗装物26等の接地物に向けて流れる電流値を
検出するものであり、主に人体等の接地物が霧化
装置3の後方から接近する場合に電流検出器29
による検出電流値が所定値に達したとに、前述し
た電流検出器23と同様に第1の遮断器2等を作
動させて霧化装置3及び接地物検知用電極21の
電圧を安全レベルにまで下げるようにしている。
31及び32は夫々第1及び第2の高電圧リレー
27,28の保護用の抵抗である。
次に上記構成の作用について説明する。まず、
第2図に示すように被塗装物26を接地線25に
接続し、霧化装置3から適宜距離離して設置す
る。然る後、第1及び第2の高電圧発生器1,9
に通電して霧化装置3及び接地物検知用電極21
に夫々負の直流高電圧を加えて、霧化装置3と被
塗装物26との間及び接地物検知用電極21と被
塗装物26との間に高電位差を形成する。そし
て、エアモータ(図示せず)により霧化頭7を高
速回転すると、塗料供給装置(図示せず)からノ
ズル8を通して霧化頭7内に供給された塗料が霧
化即ち微粒子化されて霧化頭7から前方(被塗装
物26側)へ放出される。すると、放出された塗
料の微粒子は霧化装置3と被塗装物26との間の
電位差により形成される電気力線に沿つて被塗装
物26側に移動して最終的には被塗装物26に付
着し、以て被塗装物26の静電塗装が行なわれ
る。斯かる静電塗装時に接地物検知用電極21と
被塗装物26との間の電位差が霧化装置3と被塗
装物26との間の電位差より大きくなるように設
定されているため、霧化装置3の電位は接地物検
知用電極21に対しては正になり、従つてこの霧
化装置3から放出された塗料の微粒子が接地物検
知用電極21方向へ吸引されることはなく該接地
物検知用電極21に付着することは防止される。
しかも、接地物検知用電極21は霧化装置3から
40mm以上離間して設けられているため、接地物検
知用電極21と霧化装置3との間で火花放電が発
生することはない。
而して、事故等により接地物例えば表面積の大
きい被塗装物26が接地物検知用電極21に接近
する方向(第2図に矢印Aで示す方向)に移動す
ると、これに伴つて接地物検知用電極21に流れ
る電流が増加する。この電流は被塗装物26→接
地線25→接地線24→第2の高電圧発生器9へ
と帰還する際に、電流検出器23により検出され
る。而して、被塗装物26が接地物検知用電極2
1から所定距離の位置まで異常接近すると、電流
検出器23により検出された電流値が所定値に達
し、これにより第1の遮断器2が作動されて第1
の電源1aと第1の高電圧発生器1との間が遮断
され、この結果、第1の高電圧発生器1から霧化
装置3への直流高電圧の供給が遮断され、これと
同時に高電圧リレー27が閉成されて霧化装置3
が接地され、以て霧化装置3が急速にアース電位
に下げられる。更に、上述した第1の遮断器2等
の作動と同時に、第2の遮断器10が作動して第
2の電源9aと第2の高電圧発生器9との間が遮
断され、且つ第2の高電圧リレー28が閉成され
て接地物検知用電極21が接地され、以て霧化装
置3が急速にアース電位に下げられる。
ところで、従来構造のものは接地物検知用電極
21がなく、霧化装置に流れる電流を検出して被
塗装物等の接地物の異常接近を検出していたた
め、接地物が霧化装置の放電開始距離に接近する
まで接地物の検出が困難であり、従つて接地物の
接近速度が速い場合には霧化装置の電圧低下が間
に合わず危険な火花放電が発生する虞れがあつ
た。
しかしながら、本実施例では複数の接地物検知
用電極21を設けその先端部を霧化装置3よりも
前方に位置させたので、接地物検知用電極21の
先端部を霧化装置3よりも被塗装物26(接地
物)に近い方に位置させることができ、それによ
つて従来のように霧化装置を通して電流検知する
場合に比し、早期に検知電流が上昇し始め、その
分、余裕をもつて被塗装物26等の接地物の接近
を検知できて、被塗装物26の接近を接地物検知
用電極21により霧化装置3から充分に離れた位
置で早期に検出することができ、従つて被塗装物
26の接近速度が大きくとも霧化装置3の電位を
確実に下げて、霧化装置3から火花放電が発生す
ることを確実に防止し得る。ところで、上述のよ
うに霧化装置3から火花放電が発生することを防
止しても、接地物検知用電極21からエネルギー
の大きな火花放電が発生するようでは火災等の危
険性があるが、本実施例では接地物検知用電極2
1を直径0.2mm、長さ200mmのステンレス鋼線で形
成して表面積を小さくすることにより、接地物検
知用電極21の静電容量を極めて小さく(約
0.11pF)に設定しているため、接地物検知用電極
21から火花放電が発生したとしてもその放電エ
ネルギーは溶剤の最小発火エネルギーに比べて充
分に小さくなり、火災発生に至る危険性はない。
ちなみに、この放電エネルギーを計算により求め
てみると、放電実験により、 放電開始前電圧V1=60KV 放電終了後電圧V2=37KV であることから、放電エネルギーEはV1、V2及
び前述した静電容量C=0.11pFにより E=C(V1−V2)2=0.03mJ となり、溶剤の最小発火エネルギーとして一般に
知られている。0.2mJに比べて充分に小さくな
ることが理解される。しかも、接地物検知用電極
21は70〜100MΩの高抵抗20を介して高電圧
ケーブル11に接続されているため、高電圧ケー
ブル11に蓄積された電気エネルギーが高抵抗2
0を通して接地物検知用電極21に流れるように
なり、従つて高抵抗20により大きな電圧降下が
生じて、接地物検知用電極21自体の電圧が放電
可能電圧よりも小となり、ここで放電エネルギー
に転化することは極力防止される。
ところで、従来構造のものでは被塗装物26
(接地物)の表面積が小さい場合には霧化装置を
流れる電流増加量が小さいため、この表面積が小
さい接地物の検出は困難であつた。
しかしながら、本実施例では前述したように被
塗装物26(接地物)が接地物検知用電極21に
接触しても火災発生等の危険性はないことから、
表面積が小さい接地物に対しては該接地物が接地
物検知用電極21に接触して該接地物検知用電極
21に流れる電流が急激に増加した時に該被塗装
物26(接地物)を検出することができ、これに
より表面積の小さい接地物に対しても霧化装置3
から充分に離れた位置で早期に検出することがで
きて、火災発生等の危険性を無くすることができ
る。また、接地物検知用電極21は弾性を有する
ステンレス鋼線で形成され、更にコイル部22が
形成されているため、接地物検知用電極21に接
地物が接触しても接地物検知用電極21が容易に
弾性変形できる。
ところで、特公昭55−35988号、特公昭55−
35989号に示されたものでは電流検出器で検出さ
れた電流を複雑、高精度な電気回路で処理せねば
ならず、製造コストが高くなるという問題があつ
た。
しかしながら、本実施例では接地物検知用電極
21から接地物を介して第2の高電圧発生器9に
帰還してくる電流のピーク値を検出対象としてい
るため、電気回路構成を簡単化して製造コストを
低減化し得る。
尚、本実施例では第1及び第2の高電圧発生器
1,9を独立して設け、これらを第1及び第2の
電源1a,9aに別々に接続したが、これに限ら
ず、例えば第1及び第2の高電圧発生器1,9の
電源のトランスの一次側迄を共通化し電源トラン
スの二次側で別系統にして第1及び第2の高電圧
発生器1,9を構成しても良い。また、本実施例
では第1及び第2の高電圧発生器1,9を独立に
設けるようにしたが、これに限らず、例えば高電
圧ケーブル4を高電圧ケーブル11に接続して第
1の高電圧発生器1を省略してもよい。この場
合、被塗装物26が接地物検知用電極21に接近
しただけでは電流変化が少なく検出が困難な場合
も生ずるが、被塗装物26が接地物検知用電極2
1に接触すれば電流検出器23を通過する電流は
μAオーダーからmA以上のオーダーに増加し容
易に検出ができ、被塗装物26が霧化装置3に異
常接近して危険な火花放電を生ずる前に、第2の
遮断器10を作動させて第2の高電圧発生器9を
遮断できる。この場合、接地物検知用電極21は
静電容量が小さく、従つて被塗装物26に接触し
て火花放電を生じたとしてもその火花の有するエ
ネルギーは0.2mJ以下の小さなもので火災発生
の危険はない。
その他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例
のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲内で種々変形して実施できることは勿論で
ある。
本発明は以上の説明から明らかなように、霧化
装置に直流高電圧を供給する高電圧発生器を設
け、この高電圧発生器に抵抗を介して前記霧化装
置よりも前方もしくは側方に位置する接地物検知
用電極を接続したので、接地物検知用電極の先端
部を霧化装置よりも接地物に近い方に位置させる
ことができ、それによつて、従来のように霧化装
置を通して電流検知する場合に比し、早期に検知
電流が上昇し始め、その分、余裕をもつて接地物
の異常接近を検知できると共に、たとえ接地物の
接近速度が大きかつたりその表面積が小さかつた
りしても、接地物検知用電極が接地物に接触する
ことにより接地物の異常接近を確実に検知でき
る。このため、被塗装物等の接地物が霧化装置に
異常接近したときにその接地物の接近速度の大小
及び表面積の大小にかかわらず霧化装置から火花
放電による火災発生及び電撃による感電事故が発
生することを確実に防止でき、しかも電気回路構
成を簡単にして製造コストを低減化することがで
きるという優れた効果を奏する静電塗装機を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1
図は全体の電気回路構成図、第2図は要部の拡大
側面図である。 図中、1は第1の高電圧発生器、2は第1の遮
断器、3は霧化装置、9は第2の高電圧発生器、
10は第2の遮断器、16は銅リング、20は高
抵抗、24は接地物検知用電極、23は電流検出
器、24及び25は接地線、26は被塗装物(接
地物)、27及び28は夫々第1及び第2の高電
圧リレーである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直流高電圧を発生する高電圧発生器と、塗料
    を霧化して放出するとともに前記高電圧発生器か
    らの直流高電圧が供給されて接地線に接続された
    被塗装物に静電塗装をする霧化装置と、前記高電
    圧発生器に抵抗を介して接続され前記霧化装置よ
    りも前方もしくは側方に位置する接地物検知用電
    極と、前記被塗装物等の接地物が前記接地物検知
    用電極に接近する方向に移動するとき又は接触し
    たときに前記接地物検知用電極に流れる電流の増
    加を検出する電流検出器と、この電流検出器によ
    り検出された前記電流の増加が所定値に達したと
    きに前記高電圧発生器から前記霧化装置への直流
    高電圧の供給を遮断する遮断器とを具備して成る
    静電塗装機。 2 直流高電圧を発生する第1の高電圧発生器
    と、塗料を霧化して放出するとともに前記第1の
    高電圧発生器からの直流高電圧が供給されて接地
    線に接続された被塗装物に静電塗装をする霧化装
    置と、前記第1の高電圧発生器と別系統に設けら
    れ直流高電圧を発生する第2の高電圧発生器と、
    この第2の高電圧発生器に抵抗を介して接続され
    前記霧化装置よりも前方もしくは側方に位置する
    接地物検知用電極と、前記被塗装物等の接地物が
    前記接地物検知用電極に接近する方向に移動する
    とき又は接触したときに前記接地物検知用電極に
    流れる電流の増加を検出する電流検出器と、この
    電流検出器により検出された前記電流の増加が所
    定値に達したときに前記第1の高電圧発生器から
    前記霧化装置への直流高電圧の供給を遮断する遮
    断器とを具備して成る静電塗装機。
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