JPH02256601A

JPH02256601A - イエシロアリ及び／又はヤマトシロアリの捕虫検知及び防除方法並びにこの方法で使用する道標べ組成物

Info

Publication number: JPH02256601A
Application number: JP1096998A
Authority: JP
Inventors: Tetsuo Komata; 哲夫小俣; Shuji Senda; 千田　修治; Tamaki Tachikawa; 立川　環; Eriko Kumagai; 熊谷　恵理子; Tsutomu Kajimoto; 梶本　力; Yutaka Nakazono; 豊中薗
Original assignee: Nitto Denko Corp
Current assignee: Nitto Denko Corp
Priority date: 1988-12-27
Filing date: 1989-04-17
Publication date: 1990-10-17
Anticipated expiration: 2013-05-13
Also published as: US5024832A; JP2750735B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は道標ベフエロモン及びその組成物並びにこの
組成物を用いたシロアリの捕虫検知及び防除方法に関し
、その目的は残留毒性がなく、つまり安全性が高く、長
期間安定した誘導効果が得られるイエシロアリ及び／又
はヤマトシロアリ道標べ組成物並びにこの道標べ組成物
を用いた簡便且つ迅速なイエシロアリ及び／又はヤ÷ト
シロアリの捕虫検知方法及び簡便で営巣するイエシロア
リ及び／又はヤマトシロアリを全滅させることが可能な
イエシロアリ及び／又はヤマトシロアリの防除方法の提
供にある。

（発明の背景）日本に産するシロアリとしては、イエシロアリ（Ｃｏｐ
ｔｏｔｅｒｍｅｓ　ｆｏｒｍｏｓａｎｕｓ　３ｈｉｒ３
ｋｉ　）、ヤマトシロアリ（Ｒｇｔｉｃｕｌｉｔｇｒｍ
ｅｓ　５ｐｅｒａｔｕｓ　（［０１１）６）　）、サツ
マシロアリ（ＫａＬｏｔｅｒｍｅｓ　ｓａｔｓｕｍｅｎ
ｓｉｓ）　、カタンシロアリ（Ｋａｌｏｔｅｒｍｅｓ　
ｆｕｓｃｕｓ）、オオシロアリ（Ｈｏｄｏｔｇｒｍｏｐ
ｓｉｓ　ｊａｐｏｎｉｃｕｓ）が挙げられる。

その中で、シロアリ目ミゾガシラシロアリ科に属するイ
エシロアリ及びヤマトシロアリは、広く日本各地に分布
している。

イエシロアリは日本では関東地方以西に分布し、家屋、
樹木、木材或いは重要文化財等の土中又は土に接した木
材を食害し、建築物を侵すシロアリとして最も恐れられ
ている。

また、ヤマトシロアリは北海道を除く日本全土に分布し
、鉄道のまくら木、家屋の土台、家屋の梁等を食害する
ことがある。

イエシロアリ及びヤマトシロアリの日本国内での総被害
額は年間２０００億円と言われており、その防除或いは
駆除対策は不可欠である。

（従来の技術）従来、シロアリの防除或いは駆除方法としては予め用材
に防虫加工を施したり、アルドリン、クロルデン、ディ
ールドリン等の有機塩素系殺虫剤が用いられてきた。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、予め用材に防虫加工を施す方法では、長
期間の防虫効果は期待できず、有機塩素系殺虫剤を使用
する方法では、ヤマトシロアリのように単に木材内に営
巣するものでは有効であるが、イエシロアリのように被
害部分より遥かに隔たった土中に営巣する種類では、そ
の巣を発見し発掘した後に薬剤を散布しなければならず
、一般家庭に於いてイエシロアリを駆除することは極め
て困難であった。

また、有機塩素系殺虫剤は、その残留性、毒性、環境汚
染等の問題から昭和６２年４月には、主要殺蟻剤である
クロルデンの使用が全面的に禁止された。

一方、近年ではクロルピリホスをはじめとする有機リン
系殺蟻剤が使用されていたが、その急性毒性、有効期間
等の問題は未だに解決されていなかった。

更に、シロアリの存否を検知する方法としては木片を縁
の下等の土中に植設して一ケ月程放置しなければならず
、長い期間を要する上、確実に検知できるものではなか
った。

以上のような実情に鑑み、業界では残留毒性がなく、つ
まり安全性が高く、長期間安定した誘導効果が得られる
イエシロアリ及び／又はヤマトシロアリ道標べ組成物並
びにこの道標べ組成物を用いた簡便且つ迅速なイエシロ
アリ及び／又はヤマトシロアリの捕虫検知方法及び簡便
で営巣するイエシロアリ及び／又はヤマトシロアリを全
滅させることが可能なイエシロアリ及び／又はヤマトシ
ロアリの防除方法の創出が望まれていた。

（課題を解決するための手段）この発明者らは鋭意検討を行った結果、ヤマトシロアリ
の道標ベフエロモンとして周知のＣ３ｚ、　６Ｚ。

８Ｅ）−ドデカトリエノール（式ｌ）が、広範囲に分布
する家屋害虫であるヤマトシロアリのみならず、重大な
被害を及ぼすイエシロアリに対しても道標ベフエロモン
作用を示すことを見出し、この発明群の完成に至った。

尚、この明細書に於いて道標ベフエロモンとは、イエシ
ロアリ及び／又はヤマトシロアリ（以下特に断りのない
限り、単にシロアリと言う）が巣から出た際に再度巣に
戻る為、更には探訪行動をとる際に、別の固体を餌へ誘
導する為に道筋を標識する分泌物であり、社会性昆虫で
その存在が知られているフェロモンのことを言う。

この発明は、（３Ｚ、　８Ｚ、　８１１り一ドデカトリ
エノール（次式１）を必須成分とし、ｎ−ヘキサン酸、
エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレング
リコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノブチルエーテル、ｐ−ヒドロキシケイ皮酸、バニリン
酸、プロトカテチュ酸、ｐ−ヒドロキシ安息香酸、β−
カロチン、３−ヘキセン−１−オールからなる群より選
択された少なくとも−の化合物が配合されてなることを
特徴とするシロアリ道標べ組成物及び、この道標べ組成
物又は（３Ｘ、　６Ｚ、　８Ｅ）−ドデカトリエノール
（式１）を用いることを特徴とするシロアリの捕虫検知
及び防除方法であるから、上記課題を悉く解決する。

（発明の構成）この発明者らは鋭意検討を行った結果、ヤマトシロアリ
の道標ベフエロモンとしての周知物質である（３Ｚ、６
Ｚ、　８Ｂ）−ドデカトリエノール（次式１）が、イエ
シロアリに対しても道標ベフェロモン作用を示すことを
見出した。

、：　ノ（３Ｚ、　６２．８８）−ドデカト＋）エンー
ル（式ｌ）は公知の合成方法により製造することができ
、例えば、ａ）　３．４−エポキシブタノールを原料と
する方法、ｂ）　ブタナールを原料とする方法等が知ら
れている。

［（３）　Ｊ、　Ｉｎ５ｅｃ、　Ｐｈｙｓ４ｏＬ、、　
１７．１８１−１８８（１９７１）。

（ｂ）　Ｊ−Ｏｒｇ、　Ｃｈｅｗ−、３４（７）、　２
１８０−２１８２．１（３Ｚ、　６Ｚ、　８Ｅ）−ドデ
カトリエ／−／Ｌ、（式１）は単独で使用してもよいが
、従来から知られているシロアリ誘引物質、例えばナミ
ダタケ腐朽物、キチリメンタケ腐朽物や腐朽木片からの
抽出物等を組み合わせることが特に望ましい。

この発明に於いて、シロアリ道標べ組成物は（３Ｚ、　
６Ｚ、　８Ｂ）−ドデカトリエノール（式１）に、ルー
へキサン酸、エチレングリコールモノメチルエーテル、
ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノブチルエーテル、ｐ−ヒドロキシケイ皮
酸、バニリン酸、プロトカテチュ酸、ｐ−ヒドロキシ安
息香酸、β−カロチン、３−ヘキセン−１−オールの道
標ベフエロモン様作用を有する化合物からなる群より選
択された少なくとも−の化合物が配合されている。

前記道標ベフエロモン様作用を有する化合物を（３Ｚ、
　８Ｚ、　８Ｂ）−ドデカトリ！／−／ｌｚ（式ｌ）に
添加することにより、（３Ｚ、　６Ｚ、　８Ｂ）−ドデ
カトリエノール（式１）単独で使用するよりも、シロア
リを誘導する効果が増強される。

この発明に於いて、前記シロアリ道標べ組成物によりシ
ロアリを誘導し、粘着剤によりシロアリを捕獲するシロ
アリの捕虫検知方法、又は殺蟻剤を含浸させた餌を摂取
或いは巣に持ち帰らせてシロアリを全滅させるシロアリ
の防除方法とすることも可能である。

この発明に係るシロアリの捕虫検知方法は、多湿弱光条
件で風通しの悪い家屋内或いは家屋近傍の地中又は地表
面に、少なくとも粘着剤及び（３ｚ。

６Ｚ、　８［り一ドデカトリエノール（式１）又は前記
シロアリ道標べ組成物を組み合わせてなる検知部材を配
設し、この検知部材を一定期間放置した後捕獲したシロ
アリにより前記家屋内又は家屋近傍の地中又は地表面で
の存否を検知するものである。

この発明に於いて、前記検知部材を多湿弱光条件で風通
しの悪い家屋内或いは家屋近傍の地中又は地表面に配設
する理由は、シロアリは直射日光を嫌い、高温多湿な場
所を好み、土中に営巣して蟻道で連絡して地上の建築物
等を食害する、或いは建築物等の木材中に営巣してその
巣を中心にして食害する為、シロアリの巣の近傍に配設
するのが望ましいからである。

この発明に於いて、（３Ｚ、８ｚ、　８８）−ドデカト
リエノール（式ｌ）又は前記シロアリ道標べ組成物の配
設する方法は特に限定されず、固体の状態で連続又は不
連続の直線或いは蛇行状に配設しても良いが、基材に固
体の状態で貼付或いはアセトン等の有機溶媒に溶解して
基材に塗布しても良く、塗布量としては、下記塗布幅に
於いて１０−”ｇ／　ａｎ〜１０−”ｇ／ａｎ、好まし
くはｌＯす’　ｇ／ａｎ　−１０−’ｇ／ａｎが望まし
い。

破線上に塗布する際は、塗布されていない部分の間隔が
シロアリの体長を越えない距離であることが望ましく、
塗布幅は１０μｍ〜５ｍａ＋　、好ましくは５０μｍ−
１ｍｍとするのが望ましい。

また、（３Ｚ、６Ｚ、　８Ｅ）−ドデカトリエノール（
式１）又は前記シロアリ道標べ組成物は、後述する粘着
板等の近傍或いは粘着板等に近接するように配設するの
が望ましい。

検知部材を家屋内或いは家屋近傍の地表面に配設する際
には、前述の理由により（３Ｚ、６Ｚ、　８Ｂ）−ドデ
カトリエノール（式ｌ）、前記シロアリ道標べ組成物又
は粘着剤は床面又は地表面に接するように配設すること
が特に望ましい。

塗布する基材は特に限定されず、濾紙、厚紙、磨すガラ
ス、プラスチックプレート、石、砂、コンクリート木板
、木材、木片、糸、綿、布、合成紙、金属片、金属板等
が全て好適に使用される。

尚、この発明に於いては誘引剤としてシロアリの餌を（
３ｚ、８２．８［り一ドデカトリエ／−ル（式１）又は
前記シロアリ道標べ組成物に配合しても良い。

餌としては、セルロースを主体とする錠剤、例えば、濾
紙、厚紙、綿、木片のセルロース系物質の他、デンプン
を主体とする菓子類、芋類、穀類等が挙げられる。

餌或いは道標ベフエロモン様作用を有する化合物との混
合比は（３Ｚ，８２，８Ｂ）−ドデカトリエノール（式
ｌ）の１／１０倍〜ｌＯ倍、好ましくは１７２倍〜２倍
が望ましい。

シロアリを捕獲する際に使用される粘着剤としては、シ
ロアリを捕獲する程度の粘着力を有するものであれば特
に限定されず、例えばブタジェン系粘着剤、アクリル酸
系粘着剤等が挙げられる。

この発明に於いて、粘着剤は前述の基材に塗布しても良
いが、木片等のシロアリの餌に直接塗布しても良い。

この発明に係るシロアリの防除方法は、多湿弱光条件で
風通しの悪い家屋内或いは家屋近傍の地中又は地表面に
、少なくとも殺蟻剤及び（３Ｚ、　６２．８Ｂ）−ドデ
カトリエノール（式ｌ）又はシロアリ道標べ組成物を組
み合わせてなる駆除部材を配設し、この駆除部材を一定
期間放置してシロアリに殺蟻剤又は殺蟻剤を含浸させた
餌を摂取させるものである。

殺蟻剤としては、通常使用されている遅効性殺蟻剤で良
く、クロルピリホス、ホキシム、ピリダフェンチオン、
フルパリネート、フェンプロパスリン、ペルメトリン、
イソシアヌレート等の有機リン剤、ピレスロイド剤、カ
ーバメート剤等の他、モリブデン酸、タングステン酸ア
ルカリ金属塩、ω−フロロ酢酸誘導体の長鎖カルボン酸
、長鎖不飽和アルコールのフッ素誘導体等が挙げられる
。

殺蟻剤の濃度は０．１％〜４０１％が望ましく、水溶液
もしくは乳化剤、更には原液として用いても良い。

前記（３Ｚ、　８２．８Ｅ）−ドデカトリエノール（式
ｌ）又はシロアリ道標べ組成物を屋外で長期間使用する
場合は、安定化剤を添加することが望ましく、安定化剤
しては一般に使用されている２、６−ジ第三ブチル−か
−クレゾール（ＢＩＴ）　、ハイドロキノン、カテコー
ル等を使用することができる。

以下にこの発明の実施例及び比較例を示す。

（実施例１）（３Ｚ、　６２．８ｇ）−ドデカトリエノールのアセト
ン溶液（１０−”ｐｐｍ）を磨すガラス上に蛇行状に塗
布した。

（塗布幅０．５ｍｍに於いて塗布量１０−’１（／ａｍ
、全長５０ａｍ）遮光した容器中にて前記磨りガラスの一端に、マツの木
片を貼着した粘着板を設置し、この粘着板と相対する前
記磨りガラスの一端の周辺にヤマトシロアリの職蟻６０
匹を散乱させて約２時間放置した。

その結果、粘着板上に４１匹のヤマトシロアリが捕獲さ
れた。

尚、第１図はこの実施例を説明する図であり、図中（１
）は（３Ｚ、　６２．８Ｅ）−ドデカトリエノールのア
セトン溶液、（２）は磨りガラス、（３）はマツの木片
、（４）は粘着板、ｆａ）はヤマトシロアリである。

（実施例２）イエシロアリを用いる以外は、実施例１と全く同様の操
作を行なったところ粘着板上に３５匹のイエシロアリが
捕獲された。

（実施例３〜１２及び比較例１）実施例１又は２に於いて下記第１表の化合物を（３Ｚ、
　６Ｚ、　８Ｅ）−ドデカトリエノールのアセトン溶液
（１０−”ｐｐｍ）に等重量１度溶解した以外は実施例
１又は２と全（同様の操作を行ない、捕獲されたヤマト
シロアリ又はイエシロアリの捕獲数を同じく第１表に記
載する。

尚、比較例として磨りガラスに何も塗布しなかった場合
（比較例１）の捕獲数も同じく第１表に記載する。

（以下余白）第　　１表（実施例１３）殺蟻剤である１６−フルオロ−９−（Ｅ）−へキサデセ
ン−１−オール０．１％アセトン溶液１０ｒｎｔに、乾
燥したマツの木片を浸した後、１日間風乾させた。

（３Ｚ、　６Ｚ、　８Ｅ）−ドデカトリエノールのアセ
トン溶液（１０−”ｐｐｍ）に几−へキサン酸を等重量
１度溶解した溶液が蛇行状に塗布された磨りガラス（塗
布幅０、５ｍｍに於いて塗布量ｔｏ−’ｇ／ａｎ、全長
５０ｃｍ）を塗布した面が地表面に接するように設置し
、この磨すガラスの一端に前記マツの木片を設置し、他
の一端に全数１２０匹のヤマトシロアリが営巣する木材
巣の切片を食害された部分が地中に埋まるように植設し
た。

尚、第２図はこの実施例を説明する図であり、図中（２
）、は磨りガラス、（２ａ）は塗布面、（３）はマツの
木片、（５）はヤマトシロアリが営巣する木材巣の切片
、（ａ）はヤマトシロアリである。

木材巣の切片中のヤマトシロアリの死生率を５日毎に経
時的に調べた。

結果を下記第２表に記載する。

尚、比較例２として磨すガラス上に何も塗布しなかった
場合のヤマトシロアリの死生率を同じく第２表に記載す
る。

（以下余白）第　　２　　表３表に記載する。

（実施例１４）全数１２０匹のイエシロアリを深さ約２０ａｎの土中に
埋めて営巣させた後、実施例１３で調製した磨りガラス
と全く同様の磨すガラスを塗布した面が地表面に接する
ようにイエシロアリ巣の路上部に設置し、この磨りガラ
スの一端に実施例１３で調製したマツの木片と全く同様
のマツの木片を設置した。

尚、第３図はこの実施例を説明する図であり、図中（２
）は磨りガラス、（２ａ）は塗布面、（３）はマツの木
片、（６）はイエシロアリの巣、（ｂ）はイエシロアリ
である。

イエシロアリの集中のイエシロアリの死生率を５日毎に
経時的に調べた。

結果を下記第３表に記載する。

尚、比較例３として磨りガラス上に何も塗布しなかった
場合のイエシロアリの死生率を同じく第（発明の効果）以上詳述した如くこの発明に係るシロアリ道標べ組成物
は、（３Ｚ、　６２．８Ｂ）−ドデカトリエノール（式
１）を必須成分とし、ｎ−ヘキサン酸、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル、ｐ−ヒドロキシケイ皮酸、バニリン酸、プロトカテ
チュ酸、ｐ−ヒドロキシ安息香酸、β−カロチン、３−
ヘキセン−１−オールからなる群より選択された少な（
とも−の化合物が配合されてなることを特徴とするシロ
アリ道標べ組成物であるから、残留毒性がなく、つまり
安全性が高く、長期間安定した誘導効果が得られるシロ
アリ道標べ組成物であることが判る。

また、従来ヤマトシロアリの道標ベフェロモンとしてし
か認知されていなかった（３Ｚ、　６Ｚ、　８Ｅ）−ド
デカトリエノール（式ｌ）が、イエシロアリに対しても
道標ベフェロモンとしての誘導効果が得られることが判
る。

この発明に係るシロアリの捕虫検知方法は上記効果に加
えて、簡便にシロアリの生息の有無を確認することがで
きる。

更にこの発明に係るシロアリの防除方法は、上記効果に
加えて、イエシロアリのように被害部分より遥かに隔た
った土中に営巣する種類でも、その巣を発見し発掘した
後に薬剤を散布する必要はなく、餌を巣に持ち帰るとい
うシロアリの生態を利用して、殺蟻剤又は殺蟻剤を含浸
させたに餌を摂取させることにより巣に存在するシロア
リを全滅させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るシロアリの捕虫検知方法の実施
例及び比較例を説明する図、第２図はこの発明に係るヤ
マトシロアリの防除方法の実施例及び比較例を説明する
図、第３図はこの発明に係るイエシロアリの防除方法の
実施例及び比較例を説明する図である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）イエシロアリ（Ｃｏｐｔｏｔｅｒｍｅｓ　ｆｏｒ
ｍｏｓａｎｕｓＳｈｉｒａｋｉ）の道標ベフェロモンで
ある（３Ｚ，６Ｚ，８Ｅ）−ドデカトリエノール（次式
１）。 ▲数式、化学式、表等があります▼（式１）
（２）（３Ｚ，６Ｚ，８Ｅ）−ドデカトリエノール（式
１）を必須成分とし、ｎ−ヘキサン酸、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル、ｐ−ヒドロキシケイ皮酸、バニリン酸、プロトカテ
チュ酸、ｐ−ヒドロキシ安息香酸、β−カロチン、３−
ヘキセン−１−オールからなる群より選択された少なく
とも一の化合物が配合されてなることを特徴とするイエ
シロアリ（Ｃｏｐｔｏｔｅｒ−ｍｅｓ　ｆｏｒｍｏｓａ
ｎｕｓ　Ｓｈｉｒａｋｉ）及び／又はヤマトシロアリ（
Ｒｅｔｉｃｕｌｉｔｅｒｎｅｓ　Ｓｐｅｒａｔｕｓ（Ｋ
ｏｌｂｅ））道標べ組成物。
（３）多湿弱光条件で風通しの悪い家屋内或いは家屋近
傍の地中又は地表面に、少なくとも粘着剤及び請求項（
１）記載の（３Ｚ，６Ｚ，８Ｅ）−ドデカトリエノール
（式１）又は請求項（２）記載のイエシロアリ（Ｃｏｐ
ｔｏｔｅｒｍｅｓ　ｆｏｒｏｓａｎｕｓ　Ｓｈｉｒａｋ
ｉ）及び／又はヤマトシロアリ（Ｒｃｔｉｃｕｌｉｔｅ
ｒｍｅｓ　ｓｐｅｒａｔｕｓ（Ｋｏｌ−ｂｅ））道標べ
組成物を組み合わせてなる検知部材を配設し、この検知
部材を一定期間放置した後捕獲したイエシロアリ（Ｃｏ
ｐｔｏｔｅｒｍｅｓ　ｆｏｒｍｏｓａｎｕｓＳｈｉｒａ
ｋｉ）及び／又はヤマトシロアリ（Ｒｅｔｉｃｕｌｉ−
ｔｅｒｍｅｓ　ｓｐｃｒａｔｕｓ（Ｋｏｌｂｅ））によ
り前記家屋内或いは家屋近傍の地中又は地表面での存否
を検知することを特徴とするイエシロアリ（Ｃｏｐｔｏ
ｔｅｒｍｅｓｆｏｒｍｓａｎｕｓ　Ｓｈｉｒａｋｉ）及
び／又はヤマトシロアリ（Ｒｅｔｉｃｕｌｉｔｅｒｍｅ
ｓ　ｓｐｅｒａｔｕｓ（Ｋｏｌｂｅ））の捕虫検知方法
。
（４）多湿弱光条件で風通しの悪い家屋内或いは家屋近
傍の地中又は地表面に、少なくとも殺蟻剤及び請求項（
１）記載の（３Ｚ，６Ｚ，８Ｅ）−ドデカトリエノール
（式１）又は請求項（２）記載のイエシロアリ（Ｃｏｐ
ｔｏｔｅｒｍｅｓ　ｆｏｒｍｏｓａｎｕｓ　Ｓｈｉｒａ
ｋｉ）及び／又はヤマトシロアリ（Ｒｅｔｉｃｕｌｉｔ
ｅｒｍｅｓ　ｓｐｅｒａｔｕｓ（Ｋｏｌｂｅ））道標べ
組成物を組み合わせてなる駆除部材を配設し、この駆除
部材を一定期間放置してイエシロアリ（Ｃｏｐｔｏｔｅ
ｒｍｅｓ　ｆｏｒｍｏｓａｎｕｓ　Ｓｈｉｒａｋｉ）及
び／又はヤマトシロアリ（Ｒｅｔｉｃｕｌｉｔｅｒｍｅ
ｓ　ｓｐｅｒａｔｕｓ（Ｋｏｌｂｅ））に摂取させるこ
とを特徴とするイエシロアリ（Ｃｏｐｔｏｔｅｒｍｅｓ
　ｆｏｒｍｏｓａｎｕｓ　Ｓｈｉｒａｋｉ）及び／又は
ヤマトシロアリ（Ｒｅｔｉｃｕｌｉｔｅｒｍｅｓ　ｓｐ
ｅｒａｔｕｓ（Ｋｏｌｂｅ））の防除方法。