JPH0225596A - 電着塗装装置 - Google Patents

電着塗装装置

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Publication number
JPH0225596A
JPH0225596A JP17437888A JP17437888A JPH0225596A JP H0225596 A JPH0225596 A JP H0225596A JP 17437888 A JP17437888 A JP 17437888A JP 17437888 A JP17437888 A JP 17437888A JP H0225596 A JPH0225596 A JP H0225596A
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JP
Japan
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electrode plate
voltage
power supply
electrodeposited
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP17437888A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Miyazaki
宮崎 正利
Isamu Matsuoka
松岡 勇
Akihiko Suzuki
明彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP17437888A priority Critical patent/JPH0225596A/ja
Publication of JPH0225596A publication Critical patent/JPH0225596A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は連続コンベアライン等において被電着物の所望
の面のみを厚膜に形成するに好適な部分的に厚膜形成を
可能とした電着塗装装置に関する。
〔従来の技術〕
例えば自動車等の電着塗装において、その側面およびル
ーフ側は外観美の向上を必要とするため均一な膜厚の塗
装を必要とするが、フロア側はチッピング等の外傷を受
けて塗装が剥れ易く、鯖が発生し易いため、防錆を目的
として塗装の厚膜が求められている。
第3図は従来技術の1例を示すもので、特開昭g 3+
 14 n /+ 2号公報に開示さ11.ている技術
であり、被電着物である自動車22は粉体含有電着塗料
組成物を含有する電着塗料5を充満した電着槽l内に浸
漬される。この電着槽1内における自動車22の側面の
対向位置にはサイド電極板2゜2が、また、上面の対向
位置にはルーフ電極板3が、さらに、下面のフロア側の
対向位置にはフロア電極板4がそれぞれ自動車22と適
宜距離を隔てて配置されている。自動車22とそれぞれ
の電極板2,2,3.4間には電源25に連結する給電
回路26,27.28が形成されている。また、各給電
回路26,27.28内には給電回路内を流れる電気量
を制御するための遮断器29.30゜31が介設されて
いる。
以上の構造により、自動車22のフロアに対向したフロ
ア電極板4の電気量を、遮断器31の遮断時期を遅らせ
ることにより、他の部分よりも増加させてフロアの塗膜
を厚くするようにしている。
また、図示しない別の従来技術として本出願人が先に出
願した特開昭62−156300号公報に示される。h
う4(ダ段jm電電着塗装装置があるが、これは電着槽
の入槽例の第1段目の電極板に第2段目の電極板からの
電流が流入するのを防止するように給電回路内にダイオ
ードを順方向に介設した点に特徴のあるもので、以下に
説明する本発明とは構成、効果2作用について顕著に相
異するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
特開昭53−134042号公報に開示する従来技術で
は、フロア側が厚膜にはなるが、単一の電源25を使用
するため自動車22のそれぞれの部分が所望の膜厚にな
るまで電流を流さねばならない、また、電源電圧が一定
のため、均一な電着塗膜層を得るには自動車22と各電
極板2,2゜3.4との距離を一定にする必要があり、
段取り換えをしなければ1種類の自動車22しか塗装ラ
インに流せないという問題点が生ずる。さらに、一般に
入槽時には電極板に給電する電源電圧を低くして均一な
電着塗装をする必要があるが、電圧を低くしているため
所望の膜厚を得るまでに相当の時間を必要とし、生産タ
クトを長くして連続コンベアラインの流れを遅くする。
そのため生産量が低下するという問題点が生ずる。
本発明は以上の問題点を解決するもので、被電着物の所
要部分の塗膜の膜厚を所望の厚さの厚膜に形成でき、被
電着物と電極板との距離も一定に保つ必要をなくして、
各種類の被電着物を効率良く連続生産することができる
とともに、特に搬送設備や電極板設備を大型化すること
なく、部分的に厚膜形成が可能な電着塗装装置を提供す
ることを目的とするものである。
〔課題を解決するための下段〕
本発明は前記の特開昭62−156300号公報に開示
する先行技術を利用、改良するもので、具体的構成とし
ては、陰極側の被電着物の周辺に陽電極板を配設し、そ
れぞれ独自の電源を有する前記陽電極板への給電回路を
形成し、この給電回路内に電極板電着防止用のダイオー
ドを順方向に介設するとともに、前記給電回路のうち被
電着物の厚膜形成を要する給電回路内の前記電源電圧を
厚膜の度合に対応して、他のものより高(設定してなる
部分的に厚膜形成が可能な電着塗装装置を構成するもの
である。
〔作用〕
被電着物の各部と対向して配設される電極板に電気を送
る給電回路内には独自の電源電圧と順方向に配列された
電極板電着防止用のダイオードとが介設されている。厚
膜を必要とする部分と対向させて配設した電極板に給電
する電源電圧を高く設定することにより厚膜の電着塗装
が可能となる。
また、前記ダイオードにより高電圧側の電極板から低電
圧側の電極板への電流の流入もなく、それぞれの部分に
所望の膜厚が形成されることになる。
また、電源電圧を可変にできるので被電着物と電極板と
の距離が変っても容易に所望の塗膜の膜厚を形成させる
ことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示す如(、被電着物である自動車22は電着塗
料5の充満された電着槽1内に浸漬される。自動車22
が陰極側を形成し、後述する各電極板は陽極側を形成す
るものとする。この自動車22の両側面にはこれに対向
するサイド電極板2゜2が、ルーフ側にはこれに対向す
るルーフ電極板3が、フロア側にはこれに対向するフロ
ア電極板4がそれぞれ設けられている。
フロア電極板4と自動車22の間には電源7(電圧をv
8とする)と順方向に配置された電極板電着防止用のダ
イオード8を介設する給電回路6が形成されている。一
方、サイド電極板2.2およびルーフ電極板3と自動車
22の間には電源10(電圧をV、とする)および電極
板電着防止用のダイオード11を順方向に配置した給電
回路9が形成されている。
本実施例では自動車22のサイド側とルーフ側とは、は
ぼ同一の膜厚に形成されればよいため、このサイド側と
ルーフ側とに対向する電極板には単一の電源10が接続
されているが、膜厚が異なる場合にはそれぞれ電圧の異
なる電源が接続されることになる。
フロア電極板4と電着塗料5の間の抵抗値をR1とじ、
サイド電iW2,2、またはルーフ電極板3と電着塗料
5の間の抵抗値をR1とじ、自動車22と電着塗料5内
の電着析出塗膜抵抗値の合算値をRとすると、給電回路
6側の電流ILおよび給電回路9側の電流■、は下式の
如くなる。
すなわち、電流Ii、I−は電源電圧Vi、V−に比例
する。自動車22に電着塗装するf!!膜の膜厚は電気
量に比例するため、電圧値が高ければそれに比例して厚
膜が得られることになる。本実施例ではV、>V、に設
定されているため、自動車22のフロア側が厚膜に形成
され、サイド側およびルーフ側はほぼ均一な膜厚に形成
されることになる。
電圧V、、V、を適宜の値に設定することにより膜厚は
可変となり、電8412と自動車22との距離が変化し
てもそれに相当して電源電圧を変化させれば所望の膜厚
の電着塗膜層を得ることができる。
給電回路6および9には前記した如く、ダイオード8,
11が介設されているため、高電圧側(本実施例ではフ
ロア側の電極板)より低電圧側(サイド側およびルーフ
側の電極板)への電流の流れはなく、前記した数式に従
った膜厚形成が可能となる。
第2図は本発明の他の実施例を示すもので、構成は前記
した特開昭62−156300号公報に基づいた部分を
含むが全体構成を説明する。
電着塗料5aを充満する細長い電着槽1aの上方には搬
送コンベア17が配設されており、この搬送コンベア1
7に係止するハンガ18は自動車22を懸架し、電着槽
1a内を移動する。
電着槽1a内には、その入槽側から出槽側に向って自動
車22のサイド側に対向する1段目のサイド電極板2a
と2段目のサイド電極板2bがそれぞれ隣接して配列さ
れている。電着槽1aの上方側には各電源15,20.
22の陰極側に接続するとともに前記ハンガ18に摺接
するバスパー16が設けられていて、電着槽1a内の自
動車22のフロア側の対向位置には電着槽1aの長手方
向に沿って長いフロア電極i4aが配設されている。
パスパー16とフロア電極板4aとの間には電#15(
電圧をViとする)および順方向に配列されるダイオー
ド19を介設する給電回路12が形成されており、バス
パー16と1段目のサイド74、Wx板2aの間には電
源20(電圧をv6とする)および順方向に配列される
ダイオード21を介設する給電回路13が形成され、さ
らに、パスパー16と2段目のサイド電極板2bの間に
は電源22(電圧を■五とする)と順方向に配列される
ダイオード23を介設する給電回路14がそれぞれ形成
されている。
なお、3aはルーフ側に対向配設した電極板、14aは
電極板3aに接続した給電回路である。
また、電源22側の陰極はアース24に連結する。
本実施例では直流電圧■1を390■乃至400 V 
■3を250V、  V、を300■に設定している。
すなわち、V、>V、>V、の関係を保っている。
以上の構成において、前記の従来技術と同様に自動車2
2の側面は入槽時には比較的低い電圧■。
により電着塗装され、出槽時にはこれより高電圧Vtに
より電着塗装されて所定のnり厚の電着塗膜層を得るこ
とができる。一方、電圧■1は最も高いため、自動車2
2のフロア側には厚膜の電着塗装が得られることになる
。また、前記したと同様にダイオード19,21.23
により、電極牟反の相互間の電流の流入がなく、設定通
りの膜厚の電着塗膜層を形成することができる。
本実施例では自動車22と各′電極板2a、2b。
4aとの間の距離を300111I11乃至500−と
し、コンベアのスピードをタクト40秒とすれば、自動
車22のサイド側およびルーフ側には35μ±2.5μ
の均一な膜厚の電着塗膜層が得られ、フロア側は40μ
の厚膜の電着塗I!I層を形成することができた。
本実施例では被電着物を自動車22とし、各電極板を前
記した如く配列したが、これに限定されるものでないこ
とは勿論であり、電源電圧V、、V、。
■、もそれぞれ被電着物の形伏、並びに形成する電着塗
膜層の膜厚等を勘案し、適宜の電気量を設定すればよい
。また、電極板の段数も2段に限定するものではない。
なお、前記電極板電着防止用のダイオード8゜19は、
電着塗装の一時的な変更などによって、電極板4,4a
の電圧を他の電極板の電圧より低くする必要がある場合
に、この電極板4,4aにt着塗装が行われるのを防止
するために設けたものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば次の如き優れた効果を上げることができ
る。
(1)被電着物の任意の面に任意の塗膜の厚膜を形成す
ることができる。
(2)給電回路に電極板電着防止用のダイオードを設け
る簡単な構成で、電極板への電着塗装を防止して電着効
率を落すことなく、隣接する電極板に高電圧を印加する
ことができる。
(3)電源電圧を可変にてきるため、被電着物と電極板
との距離を正確に特定する必要はな(、しかも各種の被
電着物への電着塗装が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の構成を示す説明図、第
2図は本発明の別の実施例の構成を示す説明図、第3図
は従来の電着塗装装置の構成を示す説明図である。 1.1a・・・電着槽 2.2.2a、2b・・・サイド電極板3.3a・・・
ルーフ電極板 4.4a・・・フロア電極板 5.5a・・・電着塗料 6.9− 12,13+  14,14 a・・・給電
回路7.10.15,20.22・・・電源8.11,
19,21.23・・・ダイオード16・・・パスパー
    17・・・搬送コンベア18・・・ハンガ  
   22・・・自動車24・・・アース 第1図 第2図 a z 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 陰極側の被電着物の周辺に陽電極板を配設し、それぞれ
    独自の電源を有する前記陽電極板への給電回路を形成し
    、この給電回路内に電極板電着防止用のダイオードを順
    方向に介設するとともに、前記給電回路のうち被電着物
    の厚膜形成を要する給電回路内の前記電源電圧を厚膜の
    度合に対応して他のものより高く設定することを特徴と
    する部分的に厚膜形成が可能な電着塗装装置。
JP17437888A 1988-07-13 1988-07-13 電着塗装装置 Pending JPH0225596A (ja)

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JP17437888A JPH0225596A (ja) 1988-07-13 1988-07-13 電着塗装装置

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JP17437888A JPH0225596A (ja) 1988-07-13 1988-07-13 電着塗装装置

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JPH0225596A true JPH0225596A (ja) 1990-01-29

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JP17437888A Pending JPH0225596A (ja) 1988-07-13 1988-07-13 電着塗装装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5613499A (en) * 1979-07-10 1981-02-09 Nissan Motor Co Ltd Electrodeposition coating method for pulverulent body
JPS61163297A (ja) * 1985-01-11 1986-07-23 Toyota Motor Corp 電着塗装方法およびその塗装装置
JPS62156300A (ja) * 1985-12-26 1987-07-11 Honda Motor Co Ltd 多段通電電着塗装装置

Patent Citations (3)

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