JPH02255915A - メモリ制御装置 - Google Patents

メモリ制御装置

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JPH02255915A
JPH02255915A JP2021989A JP2021989A JPH02255915A JP H02255915 A JPH02255915 A JP H02255915A JP 2021989 A JP2021989 A JP 2021989A JP 2021989 A JP2021989 A JP 2021989A JP H02255915 A JPH02255915 A JP H02255915A
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memory
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JP2021989A
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Atsushi Muramatsu
篤 村松
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば画像情報処理装置等において、プロ
グラム等が記憶されたメモリ装置のアクセス制御に用い
られるメモリ制御装置に関する。
(従来の技術) 近年、多量に発生する文書などの画像情報をスキャナ(
2次元走査装置)によって読取り、この読取った画像情
報を光ディスクに記憶し、この記憶されている任意の画
像情報を検索して読出し、それを出力装置たとえばCR
Tデイスプレィ装置あるいは記録装置で目視し得る状態
に出力する画像情報処理装置が実用化されている。
このような画像情報処理装置では、光デイスク装置から
読出した情報を処理したり、検索したりするプロセッサ
としてマイクロコンピュータ(以下、rCPUJという
。)が用いられている。そして、かかるCPUを動作さ
せるプログラムは、画像情報処理装置の内部に設けられ
た、例えばD−RAM (ダイナミック−ランダムアク
セスメモリ素子)から成るメインメモリに格納されるよ
うになっている。
一方、近年の技術の目覚ましい進歩に伴って、上記CP
Uの著しい高速化が実現されている。しかしながら、上
記D−RAMのアクセス速度は顕著な改善がなされてお
らず、この結果、CPUの処理速度とのアンバランスが
生じ、高速動作可能なCPUの性能を十分活用できない
という事態が生じている。かかる事態を回避するために
は、高速アクセス可能な、例えばS−RAM(スタティ
ック−ランダムアクセスメモリ素子)を使用して上記メ
インメモリを構成すれば良いが、この5−RAMは高価
であり、大容量を必要とするメインメモリには適さない
そこで、上記CPUとメインメモリとの間に小容量で高
速アクセス可能なキャッシュメモリを設け、メモリの階
層構造を採ることにより実質的なメモリアクセスの高速
化を図るものが考えられている。すなわち、CPUがメ
インメモリがら情報を読出す際は、予め、アクセスする
メモリ領域近傍の情報をキャッシュメモリに移しておき
、実際の情報の読出しはキャッシュメモリがら行なうこ
とにより高速化を図るというものである。また、このキ
ャッシュメモリの内容が変更された場合は、キャッシュ
メモリの内容をメインメモリに戻して情報が矛盾するの
を防ぐようになっている。このようなキャッシュメモリ
へのアクセス、メインメモリからキャッシュメモリへの
情報のロード、あるいはキャッシュメモリからメインメ
モリへの情報のストア等の動作は、キャッシュコントロ
ーラによって行なうようになっている。
しかしながら、このようなキャッシュメモリを採用する
システムは、キャッシュコントローラの回路が複雑かつ
膨大になるので、これを適用した画像情報処理装置も大
規模になるとともに高価になるという欠点がある。一方
、CPUによるメモリアクセスの大部分がプログラム・
コードの読出しく命令フェッチ)であり、この命令フェ
ッチのみを高速化することにより、画像情報処理装置全
体としてかなりの高速化ができることを考えると、上記
キャッシュメモリを採用する構成は、小規模のシステム
には好適とは言えない。
そこで、プログラム−コードはメインメモリに連続して
格納され、かつ、実行の際はアドレス昇順に順次読出し
て実行されることが多いという特性に着目し、メインメ
モリからのプログラム・コードの読出しを、システムの
バス幅等により決定されるアクセス単位(同時に読出し
又は書込みを行なう情報のビット幅)の2倍とし、余分
に読出したプログラム・コードはレジスタに保存してお
き、次回の命令フェッチは上記レジスタから読出すこと
により命令実行の高速化を図るものが本発明者により考
えられている。
しかしながら、上記方式では、プログラム・コードが連
続している場合は非常に有効であるが、例えば分岐命令
の実行等、プログラム・シーケンスを変更する状態が発
生した場合は上記レジスタに蓄えられている先読みした
プログラム・コードは使えず、この場合は、再度メイン
メモリからプログラム・コードの読出しを行なう必要が
あるので高速化の障害になっている。特に、プログラム
の標準化、プログラム作成の効率化、デバッグの効率化
等を図るためにサブルーチンが多用されている現状にあ
っては、サブルーチンのコール及びリターンに伴う分岐
が発生する頻度は無視できないものとなっており、これ
らが処理速度を低下させているという問題点があった。
(発明が解決しようとする課題) この発明のメモリ制御装置は、上記したように、メイン
メモリとCPUの動作速度のアンバランスを是正するめ
にキャッシュメモリを採用するものは回路が複雑かつ膨
大になるので、簡単な先読み手段を設けて高速化を図ろ
うとするもが考えられているが、これはサブルーチン実
行時に先読みした情報を使用できず、実行速度の顕著な
改善が得られないという問題点を解消するためになされ
たもので、簡単かつ安価な構成であるにも拘らずサブル
ーチン実行時の実行速度の低下を防止してキャッシュメ
モリを採用したと同等の高速アクセスが可能なメモリ制
御装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明のメモリ制御装置は、この第1のアクセス単位
に連続する第2のアクセス単位に記憶されている情報を
同時に読出すことのできる記憶手段と、この記憶手段の
前記第2のアクセス単位に対応する複数のアドレス情報
を保持する第1の保持手段と、前記記憶手段の前記第2
のアクセス単位から読出した情報を前記第1の保持手段
の複数のアドレス情報にそれぞれ対応して保持する第2
の保持手段と、前記記憶手段に対する読出し要求が、前
記第1の保持手段に保持されているいずれかのアドレス
情報に対応するものか否かを判定する判定手段と、この
判定手段により前記記憶手段に対する読出し要求が、前
記第1の保持手段に保持されているいずれかのアドレス
情報に対応するものでないことが判定された際、前記記
憶手段の前記第1のアクセス単位から読出した情報を出
力すると同時に、当該アドレス情報を前記第1の保持手
段に、前記第2のアクセス単位から読出した情報を前記
第2の保持手段にそれぞれ保持し、前記判定手段により
前記第1の保持手段に保持されているいずれかのアドレ
ス情報に対応するものであることが判定された際、当該
アドレス情報に対応する前記第2の保持手段に保持して
いる情報を出力する制御手段とを具備したことを特徴と
する。
(作用) この発明のメモリ制御装置は、例えばCPUやチャネル
が記憶手段から情報を読出す時は、連続した領域を読出
す確率が高く、かつ命令実行時のサブルーチンからリタ
ーンする際も上記連続した領域から読出すという特性に
着目し、1回目の読出しで目標とするアクセス単位を読
出す際、そのアクセス単位に連続する次のアクセス単位
をも読出して当該アクセス単位に対応するアドレス情報
を第1の保持手段に保持するとともに、読出した情報を
第2の保持手段に保持しておき、以降の読出しにおいて
は、記憶手段にアクセスするアドレス情報が上記第1の
保持手段に保持されているドレス情報のいずれかに対応
した場合は、上記第2の保持手段から情報を読出すこと
により、実際の記憶手段からの読出し回数を減らしたも
のである。これにより、簡単な構成であるにも拘らず、
通常の命令実行時のみならずサブルーチンからのリター
の際も先読みした情報を使用することができ、アクセス
速度の遅い記憶手段からの読出しを高速に行なうことが
できるものとなっている。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第3図はこの発明のメモリ制御装置を適用した画像情報
処理装置の構成例を示すものである。
すなわち、上記画像情報処理装置は、制御モジュール1
0、メモリモジュール12、画像処理モジュール14、
通信制御モジュール16、スキャナ装置18、光ディス
ク(記録媒体)20並びに光デイスク装置22、キーボ
ード23、CRTデイスプレィ装置24、プリンタ装置
25、磁気ディスク26並びに磁気ディスク装置27、
マウス29、システムバス30、および画像バス32に
よって構成されている。
制御モジュール10は、画像情報の記憶、検索および編
集処理等の各種処理を行うCPU (処理手段)34、
および光デイスク装置22、磁気ディスク装置27とC
PU34を接続するインターフェース回路36から構成
されている。また、CPU34には、キーボード23お
よびマウス29が接続されている。
メモリモジュール12は、画像情報の記憶、検索、編集
等の各種処理プログラム及び管理情報等を記憶するメイ
ンメモリ38、このメインメモリ38へのアクセスを制
御するメモリ制御装置としてのメインメモリ制御部39
、A4サイズの原稿数頁分の画像情報に対応する記憶容
量を有する画像メモリとしてのページメモリ40、およ
び表示用インターフェースとしての表示メモリ42と表
示制御部44などから構成されている。
メインメモリ制御部39は、上記メインメモリ38から
のデータの読出し、およびメインメモリ38へのデータ
の書込み等の制御を行なうもので、後述する命令フェッ
チ時の高速アクセスを可能にする回路等が含まれている
。このメインメモリ制御部39の詳細については後述す
る。また、上記ページメモリ40の一部には、バッファ
メモリ領域40aが設けられている。このバッファメモ
リ領域40aは図示しないカウンタによって書込み、読
出しの制御がなされる。ページメモリ40は、例えば光
ディスク20に記憶する画像情報や光ディスク20から
読出された画像情報を一時記憶するメモリである。また
表示メモリ42には、CRTデイスプレィ装置24に形
成される表示ウィンドウ(図示せず)内に実際に表示さ
れる画像情報、即ちページメモリ40の画像情報に対し
て拡大、縮小、回転、挿入、あるいは白黒反転等を施さ
れた画像情報が記憶されるものである。表示制御部44
は、CRTデイスプレィ装置24の表示処理の制御等を
行うものである。
画像処理モジュール14は、画像情報の拡大、縮小を行
う拡大縮小回路46、画像情報を縦横変換することによ
り、画像情報の回転処理を行う縦横変換回路48、画像
情報p圧縮(冗長度を少なくする)および伸長(少なく
された冗長度を元に戻す)による符号化処理を施す圧縮
伸長回路(CODEC)50、スキャナ装置18用のス
キャナインターフェース52、プリンタ装置25用のプ
リンタインターフェース54、および拡大縮小回路46
及び縦横変換回路48と、圧縮伸長回路50、スキャナ
インターフェース52、及びプリンタインターフェース
54とを接続する内部バス56によって構成されている
通信制御モジュール16は、例えばLANに接続される
B CP (B us  Coma+unieatio
nP rocessor)等の通信インターフェース5
8によって構成されている。また、通信制御モジュール
16には、FCP (ファクシミリ接続機構)、パソコ
ン等の外部機器とのインターフェースを介して接続され
るU CP (U n1versalCogaunle
atlon  P rocessor)が設けられたも
のであっても良い。この通信制御モジュール16は、通
信回線を介して送信されてきた検索情報をメインメモリ
38へ供給したり、送信されてきた検索情報に対応した
画像情報を送信する。さらに、光ディスク20に記憶す
る画像情報をページメモリ40へ供給するとともに、画
像情報に対応した検索情報をメインメモリ38へ供給す
るものである。
システムバス30は、各種装置間の制御情報送受用のバ
スであり、制御モジュール10、メモリモジュール12
、画像処理モジュール14、および通信制御モジュール
16の間を相互に接続するものである。また、画像バス
32は画像情報送受用のバスであり、メモリモジュール
12、画像処理モジュール14、および通信制御モジュ
ール16の間を相互に接続するものである。
スキャナ装置18はたとえば2次元走査装置で、原稿(
文書)上をレーザビーム光で2次元走査することにより
、原稿上の画像情報に応じた電気信号を得るものである
光デイスク装置22は、スキャナ装置18で読取られた
画像情報などを光ディスク20に順次記憶するとともに
、キーボード23等によって指定される検索情報に対応
した画像情報を光ディスク20から検索するものである
キーボード23は、光ディスク20に記憶する画像情報
に対応する固有の検索情報及び記憶、検索、編集処理等
の各種動作指令を入力するものである。また、マウス2
9は、たとえばCRTデイスプレィ装置24上の表示ウ
ィンドウ上に表示されるカーソル(図示せず)を上下、
左右方向に任意に移動させ、所望の位置で指示を与える
ことにより、カーソルが位置している表示内容(種々の
動作モード、編集画像のための領域指定またはアイコン
等)を選択または指示するものである。
CRTデイスプレィ装置(陰極線管表示装置)24は、
スキャナ装置18で読取られた画像情報や光ディスク2
0から検索された画像情報を表示するものである。この
CRTデイスプレィ装置24は、画像情報を表示する表
示領域に最大4つのウィンドウ(図示せず)が形成され
ており、4つの画像情報を同時に表示することができる
マルチウィンドウ型表示装置である。この各表示ウィン
ドウに表示された画像情報は、各々独立して画像の拡大
、縮小、回転、スクロール等の処理が行われるようにな
っている。
プリンタ装置25は、スキャナ装置18で読取られた画
像情報や先ディスク20から検索された画像情報、ある
いはCRTデイスプレィ装置24で表示している画像情
報を印字出力()1−トコピー)するものである。
磁気ディスク装置27は、この磁気ディスク装置27に
装着された磁気ディスク28に各種処理プログラムを記
憶するとともに、キーボード23から入力された検索情
報とこの検索情報に対応する画像情報が記憶される光デ
イスク20上の記憶アドレス、画像サイズ等からなる検
索データを記憶するものである。
次に、メモリモジュール12内のメインメモリ38にア
クセスするメモリ制御装置としてのメインメモリ制御部
39の詳細について、第1図に示すブロック図を参照し
て説明する。なお、第1図は、説明を簡単にするために
、リード系のバスのみについて記載している。
図において、CPU (中央処理装置)34は、例えば
32ビツト構成のマイクロコンピュータであり、32ビ
ツトのアドレスA31−0と32ビツトのデータD31
−0を取り扱うことができるものである。なお、上記ア
ドレスA31−0は、バイト単位に1つのアドレスが付
されるバイトアドレスを表わすものとする。
このCPU34からは、アクセス位置を特定するアドレ
スA31−0、このアドレスA31−0を出力する旨を
示す制御信号ADS、およびアクセスの対象がメインメ
モリ38であるか入出力装置(図示しない)であるか、
あるいはアクセスがリードなのかライトなのか等を指示
するステータス信号STSが出力されるようになってい
る。これら制御信号ADSおよびステータス信号STS
ハD −RA Mコントローラ60に供給されるように
なっている。また、このCPU34へは、メインメモリ
38からのデータD31−0、バスサイクルの終りを示
すREADY信号、および、このREADY信号に先だ
って、CPU34に対して次のアドレスA31−0の出
力を許可するNA倍信号入力されるようになっている。
このREADY信号およびNA倍信号、上記り−RAM
コントローラ60から出力されるようになっている。
上記D−RAMコントローラ(制御手段)60は、CP
U34からのADS信号およびSTS信号と、CPU3
4が出力するアドレスA31−0をデコーダ61でデコ
ードして得られるメモリセレクト信号MSと、ORゲー
ト71が出力するMATCH信号とを入力し、メインメ
モリ38に供給するロウアドレスのラッチタイミングを
与えるRAS信号、カラムアドレスのラッチタイミング
を与えるCAS信号、およびマルチプレクサ62に与え
るロウアドレス/カラムアドレスを選択するSEL信号
を出力するものである。
上記デコーダ61は、アドレスA31−0の上位側の複
数ビットを入力し、メモリセレクト信号としてのMS信
号をD−RAMコントローラ60に出力するものである
。また、上記マルチプレクサ62は、アドレスA31−
0の下位側の複数ビットを入力し、D−RAMコントロ
ーラ60からのロウアドレス/カラムアドレスの選択を
指示するSEL信号に従って、上記下位側の複数ビット
を2分割して時分割でメインメモリ38に供給するもの
である。
アドレスレジスタ(第1の保持手段> 63−1〜63
−nは、CPU34が出力するアドレスA31−0を、
上記NA倍信号アクティブ(低レベル)になったタイミ
ングでセットして保存するものである。このアドレスレ
ジスタ63−1〜63−nのそれぞれの出力は加算器6
4−1〜64−nに出力されるようになっている。加算
器(判定手段)64−1〜64−nは、上記アドレスレ
ジスタ63−1〜63−nの出力の下位から3ビツト目
(アドレスA2に相当する位置)に1を加えて出力する
ものである。この加算器64−1〜64−nの出力は、
それぞれ比較器65−1〜65−nの一方の人力に供給
されるようになっている。
上記比較器(判定手段)65−1〜65−nの他方の入
力には、CPU34からのアドレスA34−0が入力さ
れ、上記加算器64−1〜64−nの出力とを常時比較
するようになっている。そして、上記両人力が一致した
場合は一致を表わすMATI〜M A T n信号を出
力するようになっている。このMATI〜M A T 
n信号は、アドレスレジスタ63−1〜63−nの内容
をインクリメントした値と今回出力したアドレスA31
−〇とが一致し、後述するデータレジスタ68−1〜6
8−nに、該当するデータが保持されている旨を表わす
ものである。これらMATI〜M A T n信号はデ
ータレジスタコントローラ66に供給されるとともに、
ORゲート71に供給され、このORゲートで論理和を
とられた信号がMATCH信号としてアドレスレジスタ
コントローラ70及びD−RAMコントローラ60に供
給されるようになっている。
アドレスレジスタコントローラ(制御手段)70は、上
記MA T Cn信号を入力し、CPU34が出力する
アドレスA31−0とアドレスレジスタ63−1〜63
−nのいずれかとが一致していないことを判断した場合
は、前のサイクルのアドレスをそのサイクルで使用した
アドレスレジスタ63−1〜63−nに保存しておくた
めに、アドレスレジスタ63−1〜63−nのイネーブ
ル信号REI〜REnの出力を中止する。例えば、アド
レスレジスタ63−1を使用していた場合は、イネーブ
ル信号REIをディセーブルにする。そして、現在のバ
スサイクルのアドレスを次のアドレスレジスタ63−2
に保存するために、イネーブル信号RE2をイネーブル
にする。このように、アドレスレジスタコントローラ7
0は、アドレスレジスタ63−1〜63−〇の切換を、
レジスタ番号(1〜n)の若い順に行ない、最後のアド
レスレジスタ63−nが使用された状態でMATCH信
号がイネーブルになるとアドレスレジスタ63−1に戻
り、再びレジスタ番号の若い順にレジスタ内のアドレス
情報の更新を行なう。
以下同様にして、サイクリックに各アドレスレジスタ6
3−1〜63−〇の使用を繰返すようになっている。
データレジスタコントローラ(制御手段)66は、上記
MATI〜M A T n信号およびアドレスA31−
0の下位から第3ビツト目のアドレスA3をインバータ
69により反転した信号を入力し、バッフ767の出力
をイネーブルにするEO倍信号データレジスタ68−1
〜68−nの各出力をイネーブルにするE1〜En信号
、およびD−RAMUからのデータをラッチするタイミ
ングを与えるE N 1 = E N n信号を生成し
て出力するものである。
メインメモリ(記憶手段)38は、最初の32ビツト(
4バイト)となるD−RAML (第1のアクセス単位
)と、次の32ビツト(4バイト)となるD−RAMU
 (第2のアクセス単位)とにより構成されており、こ
のメインメモリ38からデータを読出す際は、上記D−
RAMLおよびD−RAMUから64ビツト(8バイト
)のデータとして同時に読出されるようになっている。
バッファ67は、D−RAMLから読出されたデータD
L31−0をデータレジスタコントローラ66からのイ
ネーブル信号EOに応じてデータバスD31−0に出力
するものである。
また、データレジスタ(第2の保持手段)681〜68
− nは、MATI 〜MATnに対応して、D−RA
MUから読出されたデータDU31−〇をデータレジス
タコントローラ66からのラッチ信号ENI〜ENnに
同期してセットするとともに、データレジスタコントロ
ーラ66からのイネーブル信号E1〜Enに応じてデー
タバスD31−0に出力するものである。
また、データレジスタコントローラ66の内部に設けら
れるフラグF LAGは、メインメモリ38から同時に
読出される8バイトのデータのうち、上位側の4バイト
(D−RAMUから読出されたデータ)が、次のデータ
として使用できるか否かを示すもので、ADS信号がア
クティブ(低レベル)であって、アドレスA31−0の
うち下1立から3ビツト目のアドレスA2がゼロである
という条件でセットされるものである。
次に、このような構成において、第2図のタイミングチ
ャートを参照してメインメモリ38から連続する命令を
フェッチする場合の動作について説明する。
この装置では、クロックTi(i−1,2,・・・)の
2倍のサイクルが最短のバスサイクルであり、最も効率
良< CPU34を動作させるには、アドレスA31−
0、すなわちADS信号が2クロツクに1回の割合いで
出力されなければならない。
第2図は、初回のアクセス以外は、最も効率良く動作し
ている場合を示している。
まず、クロックTOの期間で、CPU34がアドレスA
31−0を出力する旨のADS信号に引き続いてアドレ
スA31−0としてrOJを出力すると、このアドレス
A31−0の上位側の複数ビットがデコーダ61でデコ
ードされてメモリセレクト(W 号M SとしてD−R
AMコントローラ60に供給される。同時に、上記AD
S信号および図示しないステータス信号STSもD−R
AMコントロータ60に供給される。これらMS信号、
ADS信号、およびSTS信号が供給され、がっ比較器
65−1〜65− nからのMATCH信号がアドレス
一致を示していない(低レベル)ことにより、次のクロ
ックT1において、D−RAMコントローラ60からマ
ルチプレクサ62の切換えタイミング指示するSEL信
号、およびRAS信号、CAS信号が出力される。すな
わち、まず、アドレスA31−0の下位側の複数ビット
のうちメインメモリ38を構成するメモリ素子のロウア
ドレスとなる部分を選択してメインメモリ38に供給す
るとともに、このロウアドレスのラッチタイミングを与
えるRAS信号を送出し、上記ロウアドレスをメモリ素
子内部のラッチにラッチせしめる。つづいて、上記SE
L信号を切換えることによりアドレスA31−0の下位
側の複数ビットのうちメモリ素子のカラムアドレスとな
る部分を選択してメインメモリ38に供給するとともに
、このカラムアドレスのラッチタイミングを与えるCA
S信号を送出し、上記カラムアドレスをメモリ素子内部
のラッチにラッチせしめる。これによりメインメモリ3
8の記憶内容の読出しが開始される。
一方、クロックTOの後縁で、ADS信号が低レベルで
あり、かつアドレスA31−0の下位から3番目のアド
レスA2が「0」であるので、データレジスタコントロ
ーラ66の内部に設けられたフラグ信号FLAGがセッ
トされる。また、アドレスA31−0の内容「0」が、
例えばアドレスレジスタ63−1にセットされる。これ
により加算器64−1は「4」を出力している状態にな
る。また、D−RAMコントローラ6oがらは、次のア
ドレスを出すことを許可するNA倍信号CPU34に供
給される。
次いで、クロックT2の期間では、D−RAMコントロ
ーラ60は、メモリ素子の性能によって決定される所定
時間(アドレス・アクセス・タイム)が経過した後、デ
ータが読出された旨を示すREADY信号を出力し、バ
スサイクルが終了したことをCPU34に知らせる。こ
の際、データレジスタコントローラ66は、FLAG信
号が高レベルであり、かつMATCH信号が有意になっ
ていない(低レベル)であるという条件でイネーブル信
号EOを出力し、これにより、D−RAMLから読出さ
れたデータがバッファ67を経由してデータD31−0
として出力される。
CPU34は、このデータD31−0の内容を命令コー
ドとして解釈・実行することになる。
また、クロックT2の後縁では、上記と同様の条件で、
データレジスタ68−1のラッチタイミングを与えるラ
ッチ信号ENIが出力され、D−RAMUから読出され
たデータDU31−0がデータレジスタ68−1にセッ
トされる。この際、イネーブル信号E1はアクティブ(
低レベル)にならないので、このデータレジスタ68−
1からデータD31−0がCPU34へ供給されること
はない。
一方、このクロックT2期間では、上記クロックTOの
期間の場合と同様に、アドレスA31−Oを出力する旨
のADS信号に引き続いてアドレスA31−0として「
4」が出力され、このアドレスA31−0の上位側の複
数ビットがデコーダ61でデコードされてメモリセレク
ト信号MSとしてD−RAMコントローラ60に供給さ
れる。
同時に、上記ADS信号および図示しないステータス信
号STSもD−RAMコントロータ60に供給される。
しかしながら、これらADS信号、MS信号およびST
S信号が供給されても、比較器65からのMATCH信
号がアドレス一致を示している(高レベル)ので、次の
クロックT3においてはメモリアクセス動作に入らない
。すなわち、D−RAMコントローラ60からマルチプ
レクサ62の切換えタイミング指示するSEL信号、お
よびRAS信号、CAS信号は出力されない。
すなわち、クロックT2の後半においては、アドレスレ
ジスタ63−1の内容は「0」になっており、したがっ
て加算器64−1からは「4」が出力されている。一方
、CPU34から出力されているアドレスA31−0は
r4Jであり、比較器65が出力するMATCH信号は
高レベルとなり、これにより次のクロックT3期間で出
力されるべき上記SEL信号、RAS信号、CAS信号
の出力が抑止されることになる。
一方、クロックT2の後縁で、ADS信号が低レベルで
あり、かつアドレスA31−0の下位から3番目のアド
レスA2が「1」であるので、データレジスタコントロ
ーラ66の内部に設けられたフラグ信号FLAGがリセ
ットされる。また、アドレスA31−0の内容「4」は
、次のアドレスレジスタ63−2にセットされる。これ
により加算器64−2は「8」を出力するので、MAT
CH信号は低レベルになり、アドレス一致がないことを
示す。また、D−RAMコントローラ60は、次のアド
レスを出すことを許可するNA倍信号CPU34に供給
する。
次いで、クロックT4では、D−RAMコントローラ6
0は、上記MATCH信号が低レベルであることにより
メモリアクセスの有無と無関係にREADY信号を出力
する。この際、データレジスタコントローラ66は、F
LAG信号が低レベルであり、かつMATCH信号が有
意になっていない(低レベル)であるという条件でイネ
ーブル信号E1を出力し、これにより、データレジスタ
68に記憶されているデータがデータD 3 ’1−0
として出力される。CPU34は、このデータD31−
0の内容を命令コードとして解釈・実行することになる
一方、このクロックT4期間では、上記クロックTOの
期間の場合と同様に、アドレスA31−0を出力する旨
のADS信号に引き続いてアドレスA31−0として「
8」が出力され、このアドレスA31−0の上位複数ビ
ットがデコーダ61でデコードされてメモリセレクト信
号MSとしてD−RAMコントローラ60に供給される
。同時に、上記ADS信号および図示しないステータス
信号STSもD−RAMコントロータ60に供給される
。以下の動作は、上記クロックTOで説明したと同様に
、実際のメモリアクセスを行なう場合と同様であるので
省略する。
このように、使用するアドレスレジスタ63−1〜63
−nを順次変更しながら、対応するデータをデータレジ
スタ68−1〜68−nに順次格納していくので、例え
ばサブルーチンからのリターン(一種の分岐)の場合は
、上記データレジスタロ8−1〜68−nにリターン先
の命令コードが保持されている確率は高く、もし、リタ
ーン先の命令コードが保持されていることが、・比較器
65−1〜65−nからのM A T 1〜M A T
 n信号がデータレジスタコントローラ66に供給され
ることにより判定されると、該当するデータレジスタ6
8−1〜68−nに保持しているデータがデータD31
−0として出力される。CPU34は、このデータD3
1−0の内容を命令コードとして解釈・実行することに
なる。
上記したように、メインメモリ38を、CPU34が指
定するデータ幅の2倍の単位で読出し、次に読出すであ
ろうアドレス及びデータは、複数個用意されたアドレス
レジスタ63−1〜63−〇及びデータレジスタ68−
1〜68−n対のいずれか一対に記憶しておき、次に読
出しが発生した際に、前回に記憶しておいたアドレスと
今回発生したアドレスとを比較することにより今回読出
すべきデータが既にデータレジスタ68−1〜68−n
に保存されていることを判断した時は、そのデータレジ
スタ68−1〜68−nからデータを読出すようにした
ので、アドレス昇順に順次命令を読出す場合は勿論、分
岐命令実行の際も該当するアドレス及びデータ対が保存
されている場合は、実際にメインメモリ38にアクセス
することなく、上記データレジスタ68−1〜68−n
から読出すことができるので、キャッシュメモリを使用
した場合に比較し大幅なハードウェアの節減と回路の簡
単化ができるとともに、キャッシュメモリを設けた場合
に匹敵する高速アクセスを実現できるものとなっている
。なお、サブルーチンをコールする際のリターンアドレ
スは、そのコールした命令の次の命令になるのが一般的
であるので、分岐命令の一種であるリターン命令を実行
した際でもリターン先の命令コードが上記アドレス及び
データレジスタ対に存在する確率は高く、命令実行速度
の高速化に非常に有効なものとなっている。
また、上記のように構成されるメインメモリ制御部39
は、第3図に示すように、CPU34が制御バス30を
介してメインメモリ38から命令コードを読出す場合に
は、必ず経由されるようになっている。これにより、メ
インメモリ38からの命令フェッチは高速に行なわれ、
したがって、プログラムの高速実行が可能となっており
、画像情報処理装置全体の処理速度の高速化が実現され
ている。
なお、上記実施例では、32ビツト構成のCPUを用い
、データバスが32ビツトであり、同時に読出すデータ
が64ビツト(8バイト)の場合について説明したが、
これに限定されるものでなく、16ビツト構成のCPU
を用いて16ビツトのデータバスを用い、同時に読出す
データが32ビツト(4バイト)の場合、8ビツト構成
のCPUを用いて8ビツトのデータバスを用い、同時に
読出すデータが16ビツト(2バイト)の場合等にも同
様に適用できるものであり、上記実施例と同様の効果を
奏するものである。
また、上記実施例では、命令フェッチの場合について説
明したが、連続する多数バイトのオペランドフェッチの
場合にも同様に適用でき、この場合も上記実施例と同様
の効果を奏する。
さらに、上記実施例では、CPUがメインメモリから情
報を読出す場合について説明したが、これに限定されず
、例えばチャネルがメインメモリから情報を読出す場合
にも適用でき、この場合も上記実施例と同様の効果を奏
する。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、簡単かつ安価な
構成であるにも拘らずサブルーチン実行時の実行速度の
低下を防止してキャッシュメモリを採用したと同等の高
速アクセスが可能なメモリ制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】 図はこの発明の一実施例を示すもので、第1ミングチヤ
ート、第3図は画像情報処理装置の構成を概略的に示す
ブロック図である。 34・・・CPU、38・・・メインメモリ(記憶手段
)、39・・・メインメモリ制御部(メモリ制御装置)
 60・・・D−RAMコントローラ(制御手段)、6
3−1〜63−n・・・アドレスレジスタ(第1の保持
手段) 、64−1〜64−n・・・加算器(判定手段
) 、65−1〜65−n・・・比較器(判定手段)、
66・・・データレジスタコントローラ(制御手段) 
、68−1〜68−n・・・データレジスタ(第2の保
持手段)、70・・・アドレスレジスタコントローラ(
制御手段)、71・・・ORゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1のアクセス単位と、この第1のアクセス単位に連続
    する第2のアクセス単位に記憶されている情報を同時に
    読出すことのできる記憶手段と、この記憶手段の前記第
    2のアクセス単位に対応する複数のアドレス情報を保持
    する第1の保持手段と、 前記記憶手段の前記第2のアクセス単位から読出した情
    報を前記第1の保持手段の複数のアドレス情報にそれぞ
    れ対応して保持する第2の保持手段と、 前記記憶手段に対する読出し要求が、前記第1の保持手
    段に保持されているいずれかのアドレス情報に対応する
    ものか否かを判定する判定手段と、この判定手段により
    前記記憶手段に対する読出し要求が、前記第1の保持手
    段に保持されているいずれかのアドレス情報に対応する
    ものでないことが判定された際、前記記憶手段の前記第
    1のアクセス単位から読出した情報を出力すると同時に
    、当該アドレス情報を前記第1の保持手段に、前記第2
    のアクセス単位から読出した情報を前記第2の保持手段
    にそれぞれ保持し、前記判定手段により前記第1の保持
    手段に保持されているいずれかのアドレス情報に対応す
    るものであることが判定された際、当該アドレス情報に
    対応する前記第2の保持手段に保持している情報を出力
    する制御手段と を具備したことを特徴とするメモリ制御装置。
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