JPH08161216A - メモリ高速クリア機能を持つ情報処理装置 - Google Patents

メモリ高速クリア機能を持つ情報処理装置

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JPH08161216A
JPH08161216A JP6305908A JP30590894A JPH08161216A JP H08161216 A JPH08161216 A JP H08161216A JP 6305908 A JP6305908 A JP 6305908A JP 30590894 A JP30590894 A JP 30590894A JP H08161216 A JPH08161216 A JP H08161216A
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memory
clear
address
control signal
data
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JP6305908A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Kurosawa
泰彦 黒澤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】メモリ制御装置側でCPUから独立にメモリク
リアが行え、もってCPUの負荷の軽減とバスの有効利
用が図れるようにする。 【構成】メモリ制御装置20に、CPUからのクリア指
示を受けてメモリ内のクリアすべき領域を指定するクリ
アアドレスをスタートアドレスからエンドアドレスまで
順次生成するクリアアドレス生成回路24と、この回路
24により生成されるクリアアドレスをメモリに切り替
え出力するアドレス切替回路23と、クリアデータを生
成してメモリに切り替え出力するデータ生成・データ切
替回路25と、メモリクリアのためのメモリ制御信号を
生成・出力するメモリ制御信号出力回路22とを設けた
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリ高速クリア機能
を持つ情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報処理装置の立ち上げ時の初
期化処理や、OS(オペレーティングシステム)がプロ
グラムからの要求によって新たなページを作成する処理
等においては、例えばオール“0”データをメモリに書
き込むメモリクリアが行われる。
【0003】従来、このメモリクリアは、情報処理装置
の中枢をなすCPUが例えばファームウェアを使用して
アドレス1番地ずつを逐次的に実行していた。このた
め、あるプロセスがオール“0”(何も書き込まれてい
ない状態)のページを要求する場合、CPUの処理(C
PU時間)及びバスが、そのためのメモリクリアで占有
され、他のプロセスの実行が遅くなるといった問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
情報処理装置では、メモリクリアがCPUのファームウ
ェア処理によりアドレス1番地ずつ逐次的に行われてい
たため、メモリクリア処理にCPU時間及びバスが占有
され、装置全体の処理性能が低下するという問題があっ
た。
【0005】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、メモリ制御装置側でCPUから独立にメ
モリクリアが行え、もってCPUの負荷の軽減とバスの
有効利用が図れるメモリ高速クリア機能を持つ情報処理
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の第1の
観点に係る情報処理装置は、メモリ制御装置を通してC
PUからアクセス可能なメモリを備えた情報処理装置に
おいて、上記CPUからメモリ制御装置に対してメモリ
内領域のクリア指示が与えられた場合に、指示されたメ
モリのクリア領域を指すクリアアドレスをスタートアド
レスからエンドアドレスまで順次生成するクリアアドレ
ス生成手段と、上記メモリをクリアするクリア処理の期
間、クリアアドレス生成手段により生成されるクリアア
ドレスをメモリに切り替え出力するアドレス切替手段
と、上記メモリをクリアするクリア処理の期間、クリア
データをメモリに切り替え出力するデータ切替手段と、
上記メモリをクリアするクリア処理の期間、メモリクリ
アのためのメモリ制御信号を生成・出力するメモリ制御
信号出力手段とを、上記メモリ制御装置に設けたことを
特徴とするものである。
【0007】上記第1の観点に係る情報処理装置におい
ては、CPUからメモリ制御装置に対してクリア指示を
与えるだけで、メモリ制御装置内のクリアアドレス生成
手段によりメモリのクリア領域を指すクリアアドレスが
スタートアドレスからエンドアドレスまで順次生成され
て、メモリ制御装置内のアドレス切替手段によりメモリ
に切り替え出力されると共に、メモリ制御装置内のデー
タ切り替え手段によりクリアデータが、メモリ制御装置
内のメモリ制御信号出力手段によりメモリ制御信号がそ
れぞれメモリに出力されて、指示されたメモリのクリア
領域が順次クリアされる。
【0008】このように、CPUからのクリア指示を受
けてメモリ制御装置側でCPUから独立にメモリクリア
が行えるため、CPUの負荷が軽減され、他のプロセス
が高速に実行できる。また、CPUとメモリ制御装置と
が接続されているバスが解放できるため、マルチプロセ
ッサ構成時等において他のプロセッサがバスを使用でき
る。
【0009】なお、上記のクリア領域は、当該領域のス
タートアドレスとエンドアドレスにより指定可能である
が、任意の1ページをクリア領域とする場合には、当該
ページのスタートアドレスだけで指定可能である。但
し、メモリ制御装置には、クリアアドレス生成手段によ
り生成されたクリアアドレスが指定ページを越えたか否
かを、例えばページ内オフセット(ページ内アドレス)
の1つ上位のビット(ページを表すアドレス部分の最下
位ビット)の論理値が反転したか否かを監視する手段が
必要となる。また、メモリの全領域をクリア領域とする
場合には、メモリ制御装置内でスタートアドレスとエン
ドアドレスを自動設定することも可能である。
【0010】本発明の第2の観点に係る情報処理装置
は、メモリ制御装置を通してCPUからアクセス可能
な、複数の同サイズのブロックに分割されたメモリを備
えた情報処理装置において、CPUからメモリ制御装置
に対してメモリの全領域のクリア指示が与えられた場合
に、メモリの各ブロック内領域を指すクリアアドレスを
スタートアドレスからエンドアドレスまで順次生成する
クリアアドレス生成手段と、上記メモリをクリアするク
リア処理の期間、クリアアドレス生成手段により生成さ
れるクリアアドレスをメモリの各ブロックに切り替え出
力するアドレス切替手段と、上記メモリをクリアするク
リア処理の期間、クリアデータをメモリの各ブロックに
切り替え出力するデータ切替手段と、上記メモリをクリ
アするクリア処理の期間、メモリクリアのためのメモリ
制御信号を上記メモリの各ブロック毎に生成してそれぞ
れ対応するブロックに出力するメモリ制御信号出力手段
とをメモリ制御装置に設けたことを特徴とする。
【0011】上記第2の観点に係る情報処理装置におい
ては、CPUからメモリ制御装置に対してメモリの全領
域のクリア指示を与えるだけで、クリアアドレス生成手
段によりメモリのブロック内領域を指すクリアアドレス
がスタートアドレスからエンドアドレスまで順次生成さ
れて、アドレス切替手段により上記各ブロックに共通に
切り替え出力されると共に、データ切り替え手段により
クリアデータが上記各ブロックに共通に切り替え出力さ
れ、更にメモリ制御信号出力手段により上記各ブロック
別にメモリ制御信号が生成されて、それぞれ対応するブ
ロックに出力される。これにより全ブロックが同時に
(並行して)クリアされるため、メモリクリアの一層の
高速化が可能となる。
【0012】本発明の第3の観点に係る情報処理装置
は、メモリ制御装置を通してCPUからアクセス可能で
あり、高速モードを持つメモリ素子から構成され、メモ
リインタリーブ制御される複数バンクからなるメモリを
備えた情報処理装置において、上記各バンク毎に、CP
Uからメモリ制御装置に対してメモリ内領域のクリア指
示が与えられた場合に、指示されたメモリのクリア領域
を指すクリアアドレスをスタートアドレスからエンドア
ドレスまで順次生成するクリアアドレス生成手段と、上
記メモリをクリアするクリア処理の期間、クリアアドレ
ス生成手段により生成されるクリアアドレスのバンク内
アドレス部分を対応バンクに替え出力するアドレス切替
手段と、上記メモリをクリアするクリア処理の期間、ク
リアデータを対応バンクに切り替え出力するデータ切替
手段と、上記メモリをクリアするクリア処理の期間、メ
モリクリアのための高速モード用のメモリ制御信号を生
成して対応バンクに出力するメモリ制御信号出力手段と
をそれぞれメモリ制御装置に設ける他、上記各アドレス
切替手段によるアドレス切り替え出力、上記各データ切
り替え手段によるデータ切り替え出力及び上記各メモリ
制御信号出力手段によるメモリ制御信号出力を全バンク
同時に行わせる制御手段もメモリ制御装置に設けたこと
を特徴とする。
【0013】上記第3の観点に係る情報処理装置におい
ては、CPUからメモリ制御装置に対してクリア指示を
与えるだけで、各バンクに対応したクリアアドレス生成
手段によりメモリのクリア領域を指すクリアアドレスが
スタートアドレスからエンドアドレスまで順次生成され
て、当該クリアアドレスのバンク内アドレス部分がアド
レス切替手段により対応バンクに切り替え出力されると
共に、これと同時に、各バンクに対応したデータ切り替
え手段によりクリアデータが対応バンクに切り替え出力
され、更に各バンクに対応したメモリ制御信号出力手段
により対応バンクのクリアのための高速モード用のメモ
リ制御信号がそれぞれ生成されて、対応バンクに出力さ
れる。これにより、全バンクが高速モードで同時にクリ
アされるため、サイクルタイムが短縮されて、メモリク
リアが更に高速に行える。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。 [第1の実施例]図1は本発明の第1の実施例に係るメ
モリ高速クリア機能を持つ情報処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0015】図1において、10は装置の中枢をなし、
プログラムの実行等を行うCPU、20は次に述べるメ
モリ30の制御、CPU10とのインタフェースを司る
メモリ制御装置、30はメモリである。このメモリ30
の1ワード(読み出し単位)は例えば8バイトであり、
メモリ制御装置20から8バイト単位でアクセスされる
ものとする。メモリ30のメモリ容量は、一定の容量を
単位(この単位をブロックと呼ぶ)に増減可能である。
ここでは、説明を簡単にするために、最大4ブロックま
で増設可能であるとし、図1の状態では、メモリ30
は、ブロックサイズに一致する容量の4つのメモリ素
子、例えばRAM31-0〜31-3により構成されている
ものとする。
【0016】CPU10とメモリ制御装置20とは、バ
ス40により接続されている。このバス40は、CPU
10からメモリ制御装置20への動作指示(リード、ラ
イト等)のためのコマンド(制御コマンド)等の転送に
用いられる制御ライン41と、CPU10からメモリ制
御装置20へのメモリアドレスの転送に用いられるアド
レスライン42と、CPU10とメモリ制御装置20と
の間のデータの転送に用いられるデータライン43から
なる。本実施例では、CPU10から制御ライン41を
介してメモリ制御装置20に与えられるコマンドとし
て、メモリ30のクリアを指示するクリアコマンドが新
規に用意されている。
【0017】一方、メモリ制御装置20とメモリ30と
は、メモリ制御装置20からメモリ30へのRAS(ロ
ーアドレスストローブ),CAS(カラムアドレススト
ローブ),WE(ライトイネーブル),RE(リードイ
ネーブル)等の各メモリ制御信号(RAM制御信号)の
転送に用いられる制御信号ライン51、メモリ制御装置
20からメモリ30の各RAM31-0〜31-3への共通
のリード/ライトアドレス(RAMアドレス)の転送に
用いられるアドレスライン52、及びメモリ制御装置2
0とメモリ30のRAM31-0〜31-3で授受されるリ
ード/ライトデータ(RAMデータ)の転送に用いられ
るデータライン53により接続されている。制御信号ラ
イン51は、メモリ30のRAM31-0に対するRAS
0,CAS0,WE0等の各信号の伝達用の制御ライン
51-0、メモリ30のRAM31-1に対するRAS1,
CAS1,WE1等の各信号の伝達用の制御ライン51
-1、メモリ30のRAM31-2に対するRAS2,CA
S2,WE2等の各信号の伝達用の制御ライン51-2、
及びメモリ30のRAM31-3に対するRAS3,CA
S3,WE3等の各信号の伝達用の制御ライン51-3を
含んでいる。
【0018】メモリ制御装置20は、制御回路21、メ
モリ制御信号出力回路22、アドレス切替回路23、ク
リアアドレス生成回路24及びデータ生成・データ切替
回路25を有している。このメモリ制御装置20内の各
回路21〜25の詳細については、図2を参照して説明
する。
【0019】図2は図1中のメモリ制御装置20の内部
構成を示すブロック図である。図2において、制御回路
21は、制御ライン41を介して送られる制御コマンド
に従って当該装置20内の各回路21〜25等を制御す
ることでメモリ30のクリアを始めとするリード/ライ
トを行うものである。
【0020】メモリ制御信号出力回路22は、制御回路
21の制御により制御信号ライン51へのメモリ制御信
号(RAM制御信号)出力を行うものである。アドレス
切替回路23は、CPU10から与えられるメモリアド
レス(CPUアドレス)及びクリアアドレス生成回路2
4により生成されるクリアアドレスを切り替えてアドレ
スライン52に出力するものである。
【0021】アドレス切替回路23は、CPU10から
アドレスライン42を介して送られるCPUアドレスを
ラッチするCPUアドレスラッチ231と、マルチプレ
クサ232とを有している。このマルチプレクサ232
は、ラッチ231からのアドレス(CPUアドレス)が
導かれるA入力と、クリアアドレス生成回路24からの
アドレス(クリアアドレス)が導かれるB入力とを有し
ており、制御回路21の制御によりA入力またはB入力
のいずれか一方に切り替えて、その入力内容をアドレス
ライン52に出力するものである。
【0022】クリアアドレス生成回路24は、メモリ3
0をクリアする際のクリア先のアドレス(クリアアドレ
ス)を生成するものである。クリアアドレス生成回路2
4は、クリアアドレスを保持するためのクリアアドレス
レジスタ241と、クリア領域のエンドアドレスを保持
するためのエンドアドレスレジスタ242と、クリアア
ドレスレジスタ241の内容(クリアアドレス)を8イ
ンクリメント(+8)する+8回路243と、レジスタ
241,242の両出力を比較する比較器244とを有
している。クリアアドレスレジスタ241には、CPU
10によりメモリ30のクリアが指示された際にクリア
領域のスタートアドレスがクリアアドレスとして初期設
定される。
【0023】データ生成・データ切替回路25は、メモ
リクリア用の初期値(クリアデータ)を生成する他、C
PU10から与えられるライトデータ(CPUデータ)
及び当該初期値(クリアデータ)を切り替えてデータラ
イン53に出力するものである。
【0024】データ生成・データ切替回路25は、CP
U10からデータライン43を介して送られるライトデ
ータ(CPUデータ)をラッチするCPUデータラッチ
251と、クリアデータ(初期値)を生成するデータ生
成回路252と、マルチプレクサ253とを有してい
る。このマルチプレクサ253は、ラッチ251からの
データ(CPUデータ)が導かれるA入力と、データ生
成回路252からのデータ(クリアデータ)が導かれる
B入力とを有しており、制御回路21の制御によりA入
力またはB入力のいずれか一方に切り替えて、その入力
内容をデータライン53に出力するものである。
【0025】図3は、メモリ制御信号出力回路22の構
成を示す。メモリ制御信号出力回路22は、制御ライン
51-0の信号線511-0,512-0,513-0に信号R
AS0,CAS0,WE0を送出するための出力ゲート
221-0,222-0,223-0、制御ライン51-1の信
号線511-1,512-1,513-1に信号RAS1,C
AS1,WE1を送出するための出力ゲート221-1,
222-1,223-1、制御ライン51-2の信号線511
-2,512-2,513-2に信号RAS2,CAS2,W
E2を送出するための出力ゲート221-2,222-2,
223-2、及び制御ライン51-3の信号線511-3,5
12-3,513-3に信号RAS3,CAS3,WE3を
送出するための出力ゲート221-3,222-3,223
-3を有している。これら出力ゲート221-0〜223-
0,221-1〜223-1,221-2〜223-2,221-
3〜223-3は、制御回路21によりそれぞれ制御され
る。
【0026】メモリ制御信号出力回路22はまた、信号
RAS0〜RAS3,CAS0〜CAS3,WE0〜W
E3等のメモリ制御信号(RAM制御信号)の生成を行
うメモリ制御信号生成回路224を有している。このメ
モリ制御信号生成回路224の起動/停止は制御回路2
1により制御される。
【0027】次に、本発明の第1の実施例の動作を図4
のフローチャートを参照して説明する。まずCPU10
は、メモリ30をクリアする必要がある場合には、バス
40の制御ライン41を介してメモリ制御装置20にク
リアコマンドを送出する。このクリアコマンドは、例え
ばタイプ1乃至タイプ3の3種類が用意されている。
【0028】タイプ1のクリアコマンドは、任意サイズ
のメモリ領域のクリアを指示するものであり、クリアす
べきメモリ領域をスタートアドレスとエンドアドレスの
2つのアドレスで指定するようになっている。
【0029】タイプ2のクリアコマンドは、1ページ分
のメモリ領域のクリアを指示するものであり、クリアす
べきメモリページをスタートアドレスだけで指定するよ
うになっている。ここでは、1ページが1KBであるも
のとする。
【0030】タイプ3のクリアコマンドは、メモリ30
の全領域のクリアを指示するものであり、領域のアドレ
ス指定はなされない。CPU10は、タイプ1のクリア
コマンドの送出時には、クリアコマンド送出と同時に、
クリアする領域のスタートアドレスとエンドアドレスを
メモリ制御装置20に送出する。ここでは、アドレス送
出を1回で行うために、スタートアドレスはバス40の
アドレスライン42を、エンドアドレスはバス40のデ
ータライン43をそれぞれ介して、同時にメモリ制御装
置20に送出される。なお、データライン43のデータ
幅がアドレス長の2倍以上あるならば、当該データライ
ン43だけでスタートアドレス及びエンドアドレスの両
アドレスを同時に送出することも可能である。
【0031】一方、タイプ2のクリアコマンドの送出時
には、CPU10は、クリアコマンド送出と同時に、ク
リアするページのスタートアドレスをバス40のアドレ
スライン42を介してメモリ制御装置20に送出する。
【0032】これに対し、タイプ3のクリアコマンドの
送出時には、アドレスの送出はなされない。メモリ制御
装置20内の制御回路21は、CPU10から制御ライ
ン41を介して送られたコマンド(制御コマンド)がク
リアコマンドの場合には、そのタイプをチェックする
(ステップS1)。
【0033】もし、タイプ1のクリアコマンドであるな
らば、制御回路21はクリアアドレス生成回路224を
制御して、アドレスライン42を介して送られたクリア
領域のスタートアドレスをクリアアドレスレジスタ24
1に、データライン43を介して送られたエンドアドレ
スをエンドアドレスレジスタ242に、それぞれ設定さ
せる(ステップS2)。
【0034】また、タイプ2のクリアコマンドであるな
らば、制御回路21はクリアアドレス生成回路224を
制御して、アドレスライン42を介して送られたクリア
領域のスタートアドレスをクリアアドレスレジスタ24
1に設定させる(ステップS3)。
【0035】また、タイプ3のクリアコマンドであるな
らば、制御回路21はクリアアドレス生成回路224を
制御して、オール“0”のアドレスをクリアアドレスレ
ジスタ241に、メモリ30の先頭ブロックの最大アド
レス(ブロックエンドアドレス)をエンドアドレスレジ
スタ242に、それぞれ設定させる(ステップS4)。
【0036】制御回路21は、上記ステップS2,S3
またはS4の実行時には、データ生成・データ切替回路
25を制御してデータ生成回路252によりメモリクリ
ア用の初期値、即ちクリアデータ(例えばオール“0”
データた)を生成させる。なお、常に固定のクリアデー
タを用いる場合には、そのデータを予め保持しておくよ
うにしてもよい。
【0037】制御回路21はステップS2,S3または
S4を終了すると、CPU10からのメモリリード/ラ
イト要求(以下、CPUアクセス要求と称する)が図示
せぬ待ち行列(キュー)にあるか否かをチェックする
(ステップS5)。
【0038】もし、CPUアクセス要求があれば、制御
回路21はその要求を優先させるために、アドレス切替
回路23のマルチプレクサ232及びデータ生成・デー
タ切替回路25のマルチプレクサ253をいずれもA入
力側に切り替えて(ステップS6)、全てのCPUアク
セス要求の処理が終了するまでメモリクリア処理(具体
的にはクリアアドレスとクリアデータの出力)を待たせ
る。
【0039】これに対し、CPUアクセス要求がなけれ
ば、制御回路21は、アドレス切替回路23のマルチプ
レクサ232及びデータ生成・データ切替回路25のマ
ルチプレクサ253をいずれもB入力側に切り替える
(ステップS7)。
【0040】制御回路21は、ステップS7を実行する
と、再びクリアコマンドのタイプをチェックし(ステッ
プS8)、タイプ1またはタイプ2のクリアコマンドで
あったならば、クリアアドレスレジスタ241に設定さ
れているクリアアドレスのうちの、メモリ30における
ブロック内アドレス(RAMアドレス)を指定する部分
(8バイト単位でメモリアクセスが行われる本実施例で
は、下位の3ビットである読み出し単位と、メモリ30
内ブロックを指定する上位アドレス部分であるブロック
指定部とを除く部分)をアドレスライン52を介してメ
モリ30(のRAM31-0〜31-3)に出力させると共
に、データ生成・データ切替回路25のデータ生成回路
252により生成されているクリアデータ(初期値)を
データライン53を介してメモリ30(の各RAM31
-0〜31-3)に出力させる(ステップS9a)。
【0041】同時に制御回路21は、メモリ制御信号出
力回路22を制御してクリアアドレスレジスタ241の
示すクリアアドレス中のブロック指定部に従う制御信号
出力を行わせる(ステップS9b)。即ち制御回路21
は、クリアアドレスレジスタ241の示すクリアアドレ
ス中のブロック指定部がiであるものとすると、メモリ
制御信号出力回路22のメモリ制御信号生成回路224
を起動してRAS0〜RAS3,CAS0〜CAS3,
WE0〜WE3の各制御信号を生成させると共に、メモ
リ制御信号出力回路22の出力ゲート221-0〜223
-0,221-1〜223-1,221-2〜223-2,221
-3〜223-3のうちのメモリ30内第iブロック(RA
M31-i)に対応する出力ゲート221-i〜223-iの
出力を許可することで、RASi,CASi,WEiの
各信号を制御信号ライン51の制御ライン51-i(にお
ける信号線511-i,512-i,513-i)経由でRA
M31-iに出力させる。
【0042】これにより、クリアアドレス生成回路24
(のクリアアドレスレジスタ241)からアドレス切替
回路23(のマルチプレクサ232)を介してメモリ3
0に出力されたクリアアドレス中のRAMアドレス(ブ
ロック内アドレス)の指定するRAM31-0〜31-3
(ブロック)の領域のうち、当該クリアアドレス中のブ
ロック指定部iの指定するRAM31-i(ブロック)の
領域(ここでは8バイトの領域)にクリアデータ(ここ
ではオール“0”データ)が書き込まれる。
【0043】一方、ステップS8でタイプ3のクリアコ
マンドであると判断された場合には、制御回路21は、
クリアアドレスレジスタ241の示すクリアアドレス中
のRAMアドレス(ブロック内アドレス)をアドレスラ
イン52を介してメモリ30(のRAM31-0〜31-
3)に出力させると共に、データ生成・データ切替回路
25のデータ生成回路252により生成されているクリ
アデータ(初期値)をデータライン53を介してメモリ
30(の各RAM31-0〜31-3)に出力させる(ステ
ップS10a)。このステップS10aの処理は、先に
述べたタイプ1またはタイプ2のクリアコマンドの場合
のステップS9aの処理と同様である。
【0044】同時に制御回路21は、メモリ制御信号出
力回路22を制御して、メモリ30の全ブロック(RA
M31-0〜31-3)に対する制御信号出力を行わせる
(ステップS10b)。即ち制御回路21は、メモリ制
御信号出力回路22のメモリ制御信号生成回路224を
起動して、RAS0〜RAS3,CAS0〜CAS3,
WE0〜WE3の各制御信号を生成させると共に、出力
ゲート221-0〜223-0,221-1〜223-1,22
1-2〜223-2,221-3〜223-3の出力を全て許可
することで、RAS0,CAS0,WE0の各制御信号
を制御ライン51-0(における信号線511-0,512
-0,513-0)経由でRAM31-0に、RAS1,CA
S1,WE1の各制御信号を制御ライン51-1(におけ
る信号線511-1,512-1,513-1)経由でRAM
31-1に、RAS2,CAS2,WE2の各制御信号を
制御ライン51-2(における信号線511-2,512-
2,513-2)経由でRAM31-2に、RAS3,CA
S3,WE3の各制御信号を制御ライン51-3(におけ
る信号線511-3,512-3,513-3)経由でRAM
31-3に、それぞれ同時に出力させる。
【0045】これにより、クリアアドレス生成回路24
(のクリアアドレスレジスタ241)からアドレス切替
回路23(のマルチプレクサ232)を介してメモリ3
0に出力されたクリアアドレス中のRAMアドレス(ブ
ロック内アドレス)の指定するRAM31-0〜31-3
(ブロック)の各領域(8バイトの領域)にクリアデー
タ(オール“0”データ)が同時に書き込まれる。
【0046】ステップS9bまたはS10bが実行され
ると、クリアアドレス生成回路24内の+8回路243
により、クリアアドレスレジスタ241の内容(クリア
アドレス)が+8されて、1ワード(8バイト)分進め
られる(ステップS11)。
【0047】さて、+8回路243による+8操作後の
クリアアドレスは、比較器244によりエンドアドレス
レジスタ242の示すエンドアドレスと比較される。比
較器244は、クリアアドレスがエンドアドレスを越え
ている(クリアアドレス>エンドアドレス)ならば、そ
の旨を示す例えば論理“1”の信号を出力し、クリアア
ドレスがエンドアドレスを越えていないならば、即ちク
リアアドレスがエンドアドレス以下である(クリアアド
レス≦エンドアドレス)ならば、その旨を示す例えば論
理“0”の信号を出力する。この比較器244の出力は
制御回路21に導かれる。
【0048】制御回路21は、クリアコマンドがタイプ
1またはタイプ3の場合には(ステップS12)、比較
器244の出力により、クリアアドレスがエンドアドレ
スを越えているか否かをチェックする(ステップS1
3)。
【0049】もし、クリアアドレスがエンドアドレスを
越えていない(クリアアドレス≦エンドアドレス)なら
ば、制御回路21は、メモリ30における指定領域のク
リア(タイプ1のクリアコマンドの場合)または全領域
のクリア(タイプ3のクリアコマンドの場合)は終了し
ていないものと判断し、クリア処理のための制御を継続
する。
【0050】この場合、CPUアクセス要求がないなら
ば(ステップS5)、次のメモリサイクル(ここでは、
1メモリサイクル=4マシンサイクル)では、上記+8
後のクリアアドレス中のRAMアドレス(ブロック内ア
ドレス)がクリアデータと共にメモリ30(のRAM3
1-0〜31-3)に出力される(ステップS7,S8,S
9a,またはステップS7,S8,S10a)。
【0051】同時に、タイプ1のクリアコマンドの場合
であれば、+8後のクリアアドレス(中のブロック指定
部)の指定するメモリ30内の第iブロック(RAM3
1-i)に対するRASi,CASi,WEiの各制御信
号が当該第iブロック(RAM31-i)に出力され(ス
テップS9b)、タイプ3のクリアコマンドの場合であ
れば、メモリ30内の各ブロック(RAM31-0〜31
-3)に対するRAS0〜RAS3,CAS0〜CAS
3,WE0〜WE3の各制御信号が当該各ブロック(R
AM31-0〜31-3)に出力される(ステップS10
b)。
【0052】一方、クリアアドレスがエンドアドレスを
越えている(クリアアドレス>エンドアドレス)なら
ば、制御回路21はメモリ30における指定領域のクリ
アまたは全領域のクリアは終了したものと判断する。こ
の場合、制御回路21は、クリア処理のための制御を停
止して、アドレス切替回路23のマルチプレクサ232
及びデータ生成・データ切替回路25のマルチプレクサ
253をいずれもA入力側に切り替える(ステップS1
4)。そして制御回路21は、CPU10に対し、バス
40の制御ライン41を介してクリア終了を通知する。
【0053】さて、制御回路21には、比較器244の
出力の他に、+8回路243による+8操作前後のクリ
アアドレスの最下位ビット(LSB)側から10ビット
目のアドレスビットも導かれる。
【0054】制御回路21は、クリアコマンドがタイプ
2の場合には(ステップS12)、クリアアドレスのL
SB側から10ビット目の状態(論理値)が+8回路2
43による+8操作により反転したか否かをチェックす
る(ステップS15)。1ページが本実施例のように1
KBの場合、アドレスの最下位ビット(LSB)側から
10ビット目の状態は、そのページと次のページとで異
なる。したがって、上記のステップS15のチェックに
より、指定されたスタートアドレスから始まるページ
(指定ページ)のクリアが終了したか否かが判定でき
る。
【0055】制御回路21は、ステップS15により、
クリアアドレスのLSB側から10ビット目の状態(論
理値)が+8回路243による+8操作の前後で変わっ
ていないと判断した場合には、メモリ30における指定
ページのクリアは終了していないものとして、クリア処
理のための制御を継続する。
【0056】この場合、CPUアクセス要求がないなら
ば(ステップS5)、次のメモリサイクルでは、上記+
8後のクリアアドレス中のRAMアドレス(ブロック内
アドレス)がクリアデータと共にメモリ30(のRAM
31-0〜31-3)に出力される(ステップS7,S8,
S9a)。同時に、+8後のクリアアドレス(中のブロ
ック指定部)の指定するメモリ30内の第iブロック
(RAM31-i)に対するRASi,CASi,WEi
の各制御信号が当該第iブロック(RAM31-i)に出
力される(ステップS9b)。
【0057】一方、ステップS15により、クリアアド
レスのLSB側から10ビット目の状態(論理値)が+
8回路243による+8操作の前後で変わっていると判
断した場合には、制御回路21はメモリ30における指
定ページのクリアは終了したものとして、クリア処理の
ための制御を停止し、アドレス切替回路23のマルチプ
レクサ232及びデータ生成・データ切替回路25のマ
ルチプレクサ253をいずれもA入力側に切り替える
(ステップS14)。そして制御回路21は、CPU1
0に対し、バス40の制御ライン41を介してクリア終
了を通知する。
【0058】CPU10は、自身が与えたクリアコマン
ドに従ってメモリ制御装置20が当該CPU10から独
立にクリア処理を実行することから、その間に別の命令
(プロセス)を実行することができ、またバス40をク
リア処理から解放することができる。 [第2の実施例]次に、本発明をインタリーブ方式のメ
モリを備えた情報処理装置に適用した第2の実施例につ
き説明する。
【0059】図5は本発明の第2の実施例に係るメモリ
高速クリア機能を持つ情報処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付し
て説明を省略する。
【0060】図5において、60はバス40によりCP
U10と接続されたメモリ制御装置、70はメモリ制御
装置60により例えば4ウェイインタリーブ制御される
バンク71-0(#0)〜71-3(#3)の4メモリバン
クからなるメモリである。各バンク71-0〜71-3は、
いずれもブロックサイズに一致する容量の4つのメモリ
素子、例えばRAM(DRAM)72-0〜72-3により
構成されている。これらRAM72-0〜72-3は、高速
モード、例えば高速ページモードを持っているものとす
る。
【0061】ここで、各バンク71-0(#0)〜71-3
(#3)の領域とメモリ70のメモリアドレス(物理ア
ドレス)の関係を図6に示す。なお、図6中のメモリア
ドレスは16進数で表現されている。
【0062】図6から明らかなように、4ウェイインタ
リーブでは、通常はバンク#0→バンク#1→バンク#
2→バンク#3→バンク#0→バンク#1→……と順番
にアクセスされる。これを通常モードと称する。また本
実施例では、メモリクリアを、各バンク71-0(#0)
〜71-3(#3)を構成するRAM72-0〜72-3の高
速ページモードを利用して、全バンク71-0(#0)〜
71-3(#3)への書き込みを同時(或いはほぼ同時)
に行うことで実現するようにしている。
【0063】図7はメモリアドレスのフォーマットを示
す。本実施例において、メモリ70のメモリアドレスが
ビット0(MSB)〜ビット31(LSB)の32ビッ
トで構成され、RAM72-0〜72-3のサイズ(ブロッ
クサイズ)が219×8バイトであるものとする。この場
合、メモリアドレスのビット0〜ビット7はブロック
(増設単位)を、ビット8〜ビット26はRAMアドレ
スを、ビット27,28はバンクを、ビット29〜ビッ
ト31は読み出し単位を示す。なお、本実施例では、説
明を簡単にするために最大4ブロックまで増設可能であ
るものとし、メモリアドレスのビット0〜ビット5は全
て“0”であるものとする。
【0064】再び図5を参照すると、メモリ制御装置6
0は、制御ライン41を介して送られる制御コマンドに
従うメモリ制御を行う制御回路61と、この制御回路6
1の制御のもとでメモリ70のバンク71-0〜71-3を
アクセスするバンクアクセス部BA0 〜BA3 とを有し
ている。
【0065】バンクアクセス部BA0 は、メモリ70の
バンク71-0を構成するRAM72-0〜72-3に対する
RAS0-0〜RAS3-0,CAS0-0〜CAS3-0,W
E0-0〜WE3-0等のRAM制御信号を転送するための
制御信号ライン81-0、RAMアドレスを転送するため
のアドレスライン82-0及びデータを転送するためのデ
ータライン83-0により当該バンク71-0と接続されて
いる。
【0066】バンクアクセス部BA1 は、メモリ70の
バンク71-1を構成するRAM72-0〜72-3に対する
RAS0-1〜RAS3-1,CAS0-1〜CAS3-1,W
E0-1〜WE3-1等のRAM制御信号を転送するための
制御信号ライン81-1、RAMアドレスを転送するため
のアドレスライン82-1及びデータを転送するためのデ
ータライン83-1により当該バンク71-1と接続されて
いる。
【0067】バンクアクセス部BA2 は、メモリ70の
バンク71-2を構成するRAM72-0〜72-3に対する
RAS0-2〜RAS3-2,CAS0-2〜CAS3-2,W
E0-2〜WE3-2等のRAM制御信号を転送するための
制御信号ライン81-2、RAMアドレスを転送するため
のアドレスライン82-2及びデータを転送するためのデ
ータライン83-2により当該バンク71-2と接続されて
いる。
【0068】バンクアクセス部BA3 は、メモリ70の
バンク71-3を構成するRAM72-0〜72-3に対する
RAS0-3〜RAS3-3,CAS0-3〜CAS3-3,W
E0-3〜WE3-3等のRAM制御信号を転送するための
制御信号ライン81-3、RAMアドレスを転送するため
のアドレスライン82-3及びデータを転送するためのデ
ータライン83-3により当該バンク71-3と接続されて
いる。
【0069】各バンクアクセス部BA0 〜BA3 は、メ
モリ制御信号出力回路62、アドレス切替回路63、ク
リアアドレス生成回路64及びデータ生成・データ切替
回路65を有している。
【0070】バンクアクセス部BAi (i=0〜3)の
メモリ制御信号出力回路62は、図8に示すように、制
御信号ライン81-iのRAS信号線810-i〜813-i
に(バンク71-iのRAM72-0〜72-3に対する)信
号RAS0-i〜RAS3-iを送出するための出力ゲート
620-i〜623-iと、制御信号ライン81-iのCAS
信号線820-i〜823-iに(バンク71-iのRAM7
2-0〜72-3に対する)信号CAS0-i〜CAS3-iを
送出するための出力ゲート630-i〜633-iと、制御
信号ライン81-iのWE信号線830-i〜833-iに
(バンク71-iのRAM72-0〜72-3に対する)信号
WE0-i〜WE3-iを送出するための出力ゲート640
-i〜643-iとを有している。これら出力ゲート620
-i〜623-i,630-i〜633-i,640-i〜643
-iは制御回路21により制御される。
【0071】バンクアクセス部BAi のメモリ制御信号
出力回路62はまた、バンク71-iのRAM72-0〜7
2-3に対するRAS0-i〜RAS3-i,CAS0-i〜C
AS3-i,及びWE0-i〜WE3-i等のメモリ制御信号
(RAM制御信号)を制御回路61の指定する通常モー
ドまたは高速ページモードに応じて生成するメモリ制御
信号生成回路624を有している。このメモリ制御信号
生成回路624の起動/停止は制御回路61により制御
される。
【0072】アドレス切替回路63、クリアアドレス生
成回路64及びデータ生成・データ切替回路65は、前
記第1の実施例におけるアドレス切替回路23、クリア
アドレス生成回路24及びデータ生成・データ切替回路
25と同様であるため、その構成については説明を省略
する。但し、第1の実施例におけるクリアアドレス生成
回路24がクリアアドレスを+8する+8回路243を
有しているのに対し、クリアデータを4バンク(バンク
71-0〜71-3)に同時に書き込む本実施例におけるク
リアアドレス生成回路64は、クリアアドレスを+32
する(8バイト×4バンク分進める)+32回路(図示
せず)を有している点で異なる。
【0073】次に、本発明の第2の実施例の動作を説明
する。まず、本実施例では、前記第1の実施例で適用さ
れたタイプ1〜タイプ3のクリアコマンドのうち、タイ
プ1とタイプ2のクリアコマンドの使用が可能となって
いる。
【0074】このタイプ1またはタイプ2のクリアコマ
ンドがCPU10から制御ライン41を介してメモリ制
御装置60に送られた場合の当該メモリ制御装置60の
動作は、前記第1の実施例においてタイプ1またはタイ
プ2のクリアコマンドがCPU10からメモリ制御装置
20に送られた場合の当該メモリ制御装置20の動作と
ほぼ同様である。そこで、第1の実施例と異なる点につ
いてのみ説明する。
【0075】まず、前記第1の実施例においては、クリ
アアドレス生成回路24で生成されたクリアアドレスの
うちの、下位の3ビットである読み出し単位と、ブロッ
ク(増設単位)を指定する上位アドレス部分であるブロ
ック指定部とを除く部分(ブロック内アドレス)がメモ
リ30のRAM31-0〜31-3に対する共通のRAMア
ドレスとして出力されるのに対し、本実施例において
は、各バンクアクセス部BA0 〜BA3 のクリアアドレ
ス生成回路64で生成された32ビットクリアアドレス
のうちの、下位の3ビットである読み出し単位(ビット
29〜ビット31)並びにその上位2ビットであるバン
ク指定部(ビット27,28)と、上位の8ビットであ
る増設単位を示すブロック指定部(ビット0〜ビット
7)を除く部分(ビット8〜ビット26)が、それぞれ
バンク71-0〜71-3に対するRAMアドレスとして出
力される。
【0076】また、本実施例のクリア処理では、メモリ
制御装置60の制御回路61は、各バンクアクセス部B
A0 〜BA3 のメモリ制御信号出力回路62に設けられ
たメモリ制御信号生成回路624に対して、高速ページ
モード(高速モード)を指定して、当該メモリ制御信号
生成回路624を起動する。
【0077】制御回路61は、クリアアドレスのブロッ
ク指定部(ビット0〜ビット7)を監視しており、当該
ブロック指定部(増設単位)が第0ブロック(をなすR
AM72-0)を指していれば、各バンクアクセス部BA
i (i=0〜3)のメモリ制御信号出力回路62内の出
力ゲート620-iを出力イネーブルとしてRAS0-iを
対応するバンク71-iに出力させる。即ち制御回路61
は、RAS0-0〜RAS0-3をバンク71-0〜71-3に
出力させる。また制御回路61は、各バンクアクセス部
BAi のメモリ制御信号出力回路62内の出力ゲート6
30-i,640-iを出力イネーブルとしてCAS0-i,
WE0-iもバンク71-iに出力させる。即ち制御回路6
1は、CAS0-0〜CAS0-3,WE0-0〜WE0-3を
バンク71-0〜71-3に出力させる。
【0078】同様に、クリアアドレスのブロック指定部
が第1ブロック(をなすRAM72-1)を指していれ
ば、制御回路61は、各バンクアクセス部BAi (i=
0〜3)のメモリ制御信号出力回路62内の出力ゲート
621-iを出力イネーブルとしてRAS1-iをバンク7
1-iに出力させる。即ち制御回路61は、RAS1-0〜
RAS1-3をバンク71-0〜71-3に出力させる。また
制御回路61は、各バンクアクセス部BAi のメモリ制
御信号出力回路62内の出力ゲート631-i,641-i
を出力イネーブルとしてCAS1-i,WE1-iもバンク
71-iに出力させる。即ち制御回路61は、CAS1-0
〜CAS1-3,WE1-0〜WE1-3をバンク71-0〜7
1-3に出力させる。
【0079】同様に、クリアアドレスのブロック指定部
が第2ブロック(をなすRAM72-2)を指していれ
ば、制御回路61は、各バンクアクセス部BAi (i=
0〜3)のメモリ制御信号出力回路62内の出力ゲート
622-iを出力イネーブルとしてRAS2-iをバンク7
1-iに出力させる。即ち制御回路61は、RAS2-0〜
RAS2-3をバンク71-0〜71-3に出力させる。また
制御回路61は、各バンクアクセス部BAi のメモリ制
御信号出力回路62内の出力ゲート632-i,642-i
を出力イネーブルとしてCAS2-i,WE2-iもバンク
71-iに出力させる。即ち制御回路61は、CAS2-0
〜CAS2-3,WE2-0〜WE2-3をバンク71-0〜7
1-3に出力させる。
【0080】同様に、クリアアドレスのブロック指定部
が第3ブロック(をなすRAM72-3)を指していれ
ば、制御回路61は、各バンクアクセス部BAi (i=
0〜3)のメモリ制御信号出力回路62内の出力ゲート
623-iを出力イネーブルとしてRAS3-iをバンク7
1-iに出力させる。即ち制御回路61は、RAS3-0〜
RAS3-3をバンク71-0〜71-3に出力させる。また
制御回路61は、各バンクアクセス部BAi のメモリ制
御信号出力回路62内の出力ゲート633-i,643-i
を出力イネーブルとしてCAS3-i,WE3-iもバンク
71-iに出力させる。即ち制御回路61は、CAS3-0
〜CAS3-3,WE3-0〜WE3-3をバンク71-0〜7
1-3に出力させる。
【0081】但し、高速ページモードでは、RASi-0
〜RASi-3は、(通常モードとは異なって)RAMア
クセス毎に出力されるのではなく、1ページ分(ここで
は1KBとする)のアクセスが終了するまでの間は出力
され続ける。
【0082】この本実施例におけるクリア処理の様子
を、図9のタイミングチャートに示す。なお、図9中の
データ“i−j”の記述(iは0〜3、jは0〜31)
は、バンク71-iに対してj番目に書き込まれるクリア
データ(データ自体は同一であり、例えばオール
“0”)を示す。
【0083】また、参考までに、通常モード(通常の4
ウェイインタリーブ制御のもと)での逐次ライト動作で
クリア処理を行う従来方式の場合のタイミングチャート
を図10に、通常モードでのライト動作で全バンクに対
して同時に書き込むことでクリア処理を行う場合のタイ
ミングチャートを図11に示す。
【0084】図11の例は、通常モードにおいて各バン
ク#0〜#3に対して制御信号(RAS,CAS,W
E)、アドレス、データを同時に制御することで高速化
を図ろうとするものであるが、図10の従来方式と比較
して殆ど高速化に寄与していない。これは、全バンクに
対する同時書き込みを行うと、図11に示すようにサイ
クルタイム(の最小時間)を満足するための「待ち」が
発生するためである。即ちインタリーブは、この「待
ち」を解消する方法なので、インタリーブ制御を適用し
ないと、必然的に「待ち」が発生する。
【0085】まず、図10の従来方式では、CPU10
からコマンド(クリアコマンド)が与えられてからメモ
リ起動までに要するサイクル数(マシンサイクル数)を
β(共通の定数)とすると、1ページ=1KB(102
4バイト)の場合の1ページのクリア処理に要するサイ
クル数は、8バイト単位のアクセス、バンク#0のアク
セス開始時から(同じRAMアドレスによる)バンク#
3のアクセス開始時までのサイクル数Txが3、1回の
メモリアクセスに要するサイクル数が4の例では、各バ
ンク#0〜#3は32回アクセスされることから、4×
32+Tx+β(=131+β)となる。
【0086】一方、図11の方式では、全バンク#0〜
#3に同時に書き込みを行うことから、1ページ(=1
KB)のクリア処理に要するサイクル数は、図10の従
来方式に比べて上記Tx(=3)サイクルだけ少ない4
×32+β(=128+β)となるが、3%弱の高速化
しかできない。
【0087】これに対し、図9に示す本実施例方式で
は、高速ページモードを使用して連続してクリア処理を
行っていることから、図11のタイミングチャートに示
したような「待ち」がなく、メモリサイクルタイムを図
10及び図11の方式の1/4(=1マシンサイクル)
にできるため、1ページ(=1KB)のクリア処理に要
するサイクル数は32+Tx+β(=35+β)とな
り、約4倍高速化できる。なお、図11の方式と同様
に、全バンク同時にクリア処理を行うならば、即ちバン
ク#1〜#3(バンク71-1〜71-3)をバンク#0
(バンク71-0)と同じタイミングでクリアするなら
ば、1ページ(=1KB)のクリア処理に要するサイク
ル数を32+βとすることができる。
【0088】なお、本発明は、1つのメモリを複数のプ
ロセッサが共有するマルチプロセッサシステムにも適用
可能である。但し、各プロセッサが、共有しているメモ
リの領域の写しを持つキャッシュメモリを備えており、
1つのプロセッサがキャッシュメモリの内容と対応する
共有メモリの内容を更新した際には、他の各プロセッサ
はそれを検出(スヌープ)して、共有メモリの内容と自
身が持つキャッシュメモリの内容との間に矛盾が生じな
いように、該当するキャッシュメモリの内容を無効化す
るようなキャッシュ制御方式のシステムでは、1つのプ
ロセッサからのクリア指示に従うメモリ制御装置による
メモリクリアが他のプロセッサからはスヌープできない
ため、共有メモリの内容と自身が持つキャッシュメモリ
の内容との間に矛盾が生じる可能性がある。このため、
本発明を上記のようなマルチプロセッサシステムに適用
する場合には、各プロセッサに、他のプロセッサからメ
モリ制御装置に出されるクリアコマンドと当該コマンド
で指定されるクリア領域を検出し、自身が持つキャッシ
ュメモリのうち当該クリア領域に対応する内容を無効化
する機能を持たせればよい。
【0089】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、C
PUからのクリア指示を受けてメモリ制御装置側でCP
Uから独立にメモリクリアが行えるため、CPUの負荷
が軽減され、他のプロセスが高速に実行できる。
【0090】また、メモリ制御装置側でCPUから独立
にメモリクリアを行うことで、CPUとメモリ制御装置
とが接続されているバスが解放できるため、マルチプロ
セッサ構成時等において他のプロセッサがバスを使用で
きる、
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るメモリ高速クリア
機能を持つ情報処理装置の構成を示すブロック図。
【図2】図1中のメモリ制御装置20の構成を示すブロ
ック図。
【図3】図1及び図2中のメモリ制御信号出力回路22
の構成を示すブロック図。
【図4】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
フローチャート。
【図5】本発明の第2の実施例に係るメモリ高速クリア
機能を持つ情報処理装置の構成を示すブロック図。
【図6】図5中のバンク71-0(#0)〜71-3(#
3)の領域とメモリ70のメモリアドレス(物理アドレ
ス)の関係を示す図。
【図7】本発明の第2の実施例で適用されるメモリアド
レスのフォーマットを示す図。
【図8】図5中のメモリ制御信号出力回路62の構成を
示すブロック図。
【図9】本発明の第2の実施例におけるクリア処理の様
子を説明するためのタイミングチャート。
【図10】4ウェイインタリーブ制御のもとで逐次ライ
ト動作でクリア処理を行う従来方式のタイミングチャー
ト。
【図11】従来方式を少し改良して全バンク同時に書き
込むことでクリア処理を行う場合のタイミングチャー
ト。
【符号の説明】
10…CPU、20,60…メモリ制御装置、21,6
1…制御回路、22,62…メモリ制御信号出力回路、
23,63…アドレス切替回路、24,64…クリアア
ドレス生成回路、25,65…データ生成・データ切替
回路、30,70…メモリ、31-0〜31-3,72-0〜
72-3…RAM、40…バス、51,81-0〜81-3…
制御信号ライン、52,82-0〜82-3…アドレスライ
ン、53,83-0〜83-3…データライン、71-0〜7
1-3…バンク、224,624…メモリ制御信号生成回
路、BA0 〜BA3 …バンクアクセス部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ制御装置を通してCPUからアク
    セス可能なメモリを備えた情報処理装置において、 前記CPUから前記メモリ制御装置に対して前記メモリ
    内領域のクリア指示が与えられた場合に、指示された前
    記メモリのクリア領域を指すクリアアドレスをスタート
    アドレスからエンドアドレスまで順次生成するクリアア
    ドレス生成手段と、 前記メモリをクリアするクリア処理の期間、前記クリア
    アドレス生成手段により生成されるクリアアドレスを前
    記メモリに切り替え出力するアドレス切替手段と、 前記メモリをクリアするクリア処理の期間、クリアデー
    タを前記メモリに切り替え出力するデータ切替手段と、 前記メモリをクリアするクリア処理の期間、メモリクリ
    アのためのメモリ制御信号を生成・出力するメモリ制御
    信号出力手段とを前記メモリ制御装置に設けたことを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 メモリ制御装置を通してCPUからアク
    セス可能な、複数の同サイズのブロックに分割されたメ
    モリを備えた情報処理装置において、 前記CPUから前記メモリ制御装置に対して前記メモリ
    の全領域のクリア指示が与えられた場合に、前記メモリ
    のブロック内領域を指すクリアアドレスをスタートアド
    レスからエンドアドレスまで順次生成するクリアアドレ
    ス生成手段と、 前記メモリをクリアするクリア処理の期間、前記クリア
    アドレス生成手段により生成されるクリアアドレスを前
    記メモリの各ブロックに切り替え出力するアドレス切替
    手段と、 前記メモリをクリアするクリア処理の期間、クリアデー
    タを前記メモリの各ブロックに切り替え出力するデータ
    切替手段と、 前記メモリをクリアするクリア処理の期間、メモリクリ
    アのためのメモリ制御信号を前記メモリの各ブロック毎
    に生成してそれぞれ対応するブロックに出力するメモリ
    制御信号出力手段とを前記メモリ制御装置に設けたこと
    を特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 メモリ制御装置を通してCPUからアク
    セス可能であり、高速モードを持つメモリ素子から構成
    され、メモリインタリーブ制御される複数バンクからな
    るメモリを備えた情報処理装置において、 前記各バンク毎に、 前記CPUから前記メモリ制御装置に対して前記メモリ
    内領域のクリア指示が与えられた場合に、指示された前
    記メモリのクリア領域を指すクリアアドレスをスタート
    アドレスからエンドアドレスまで順次生成するクリアア
    ドレス生成手段と、 前記メモリをクリアするクリア処理の期間、前記クリア
    アドレス生成手段により生成されるクリアアドレスのバ
    ンク内アドレス部分を対応する前記バンクに替え出力す
    るアドレス切替手段と、 前記メモリをクリアするクリア処理の期間、クリアデー
    タを対応する前記バンクに切り替え出力するデータ切替
    手段と、 前記メモリをクリアするクリア処理の期間、メモリクリ
    アのための前記高速モード用のメモリ制御信号を生成し
    て対応する前記バンクに出力するメモリ制御信号出力手
    段とをそれぞれ前記メモリ制御装置に設けると共に、 前記各アドレス切替手段によるアドレス切り替え出力、
    前記各データ切り替え手段によるデータ切り替え出力及
    び前記各メモリ制御信号出力手段によるメモリ制御信号
    出力を全バンク同時に行わせる制御手段を前記メモリ制
    御装置に設けたことを特徴とする情報処理装置。
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