JPH0225576B2 - - Google Patents

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JPH0225576B2
JPH0225576B2 JP58006742A JP674283A JPH0225576B2 JP H0225576 B2 JPH0225576 B2 JP H0225576B2 JP 58006742 A JP58006742 A JP 58006742A JP 674283 A JP674283 A JP 674283A JP H0225576 B2 JPH0225576 B2 JP H0225576B2
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JP
Japan
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clock pulse
pulse
auxiliary
phase
ples
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JP58006742A
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JPS58131850A (ja
Inventor
Burugaa Eeritsuhi
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Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JPS58131850A publication Critical patent/JPS58131850A/ja
Publication of JPH0225576B2 publication Critical patent/JPH0225576B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/07Synchronising arrangements using pulse stuffing for systems with different or fluctuating information rates or bit rates
    • H04J3/073Bit stuffing, e.g. PDH

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の関連する技術分野 本発明は、送信側において、2つの相互にプレ
シオクロナス同期されたデータクロツクパルスで
標本化される2つのパルス列に各々1つの付加情
報が「正のスタツフイング」方式で付加され、更
に両パルス列は各付加情報と共に1つの合計パル
ス列にまとめられて1つのパルスフレーム内で受
信側に伝送され、受信側では送信側とは逆の順序
で処理が行われる、デイジタル通信伝送装置に関
する。
相互にプレシオクロナス同期されたデータクロ
ツクパルスを2つのパルス列の標本化に用いるこ
の形式のデイジタル通信伝送装置では、標本化に
より得られる信号もまた相互にプレシオクロナス
同期されている。つまり、相互に僅かな周波数許
容偏差を有している。相互にプレシオクロナス同
期されたパルス列を束にまとめて受信側に伝送す
るためには、合計パルス列のビツトレイトを各パ
ルス列のビツトレイトの最大合計値以上にしなけ
ればならない。各パルス列のビツトレイトが各自
の最高限度に達していなければ、合計パルス列内
の各パルス列用のビツト位置が一部不必要にな
る。この場合各パルス列が受信側で誤りなく再生
されるようにするために、使用されていないビツ
ト位置を受信側で取除かなければならない。この
ために付加的に合計パルス列に挿入すべき相応の
情報が送信側から受信側へと伝送される。さらに
合計パルス列にはなお1つの情報が付加され、こ
のパルスによつて、合計パルス列を受信する受信
側が、合計パルス列のパルスフレームに同期され
る。これらの付加情報によつて合計パルス列のビ
ツトレイトが上述の伝送に必要な最低値を僅かに
上回る。このような方法はパルススタツフ方式ま
たは「正のスタツフイング」として公知であり、
例えばSiemens−Zeitschrift48(1974年)の付録
冊子“Nachrichtenu¨bertragungstechnik”の頁
261〜262ならびに頁272〜274に記載されている。
相互にプレシオクロナス同期されたデータクロ
ツクパルスで動作する所定の伝送系では、本来の
送信側の相互にプレシオクロナス同期されたデー
タクロツクパルスのビツトクロツクパルスが受信
側にも加えられるべきであり、到来した合計パル
ス列から本来のビツトクロツクパルスを再生しな
ければならないので、合計パルス列中で相応の位
相情報を通信データと一緒に伝送する必要があ
る。
発明の目的 本発明の目的は、合計パルス列中で一緒に伝送
される相応の位相情報を有する冒頭に述べた形式
のデイジタル通信伝送装置を提供することにあ
る。
発明の構成と効果 この目的は本発明によれば次のようにして解決
される。即ち、両付加情報のうちの1つが、相互
にプレシオクロナス同期されたデータクロツクパ
ルス間の瞬時位相関係を2進位相語として含むよ
うにし、送信側でこの2進位相語を得るために、
基準データクロツクパルスを表わすデータクロツ
クパルスに同期されたクロツクパルス発生器を位
相制御ループと共に設け、位相制御ループから分
周器を介して補助クロツクパルスを導出し、さら
に混合器を設け、この混合器の一方の入力側に基
準のクロツクパルスと補助クロツクパルスとの合
計クロツクパルスを供給し、混合器の他方の入力
側には、前記基準クロツクパルスに対してプレシ
オクロナス同期された別のデータクロツクパルス
を供給し、混合器出力側に生ずる、前記補助クロ
ツクパルスに対してプレシオクロナス同期された
補助クロツクパルスの位相を、前記補助クロツク
パルスの位相と比較する。また受信側では、到来
した合計パルス列から再生器と分周器とを介して
合計クロツクパルスを再生し、該合計クロツクパ
ルスから第2の位相制御ループを介して、基準デ
ータクロツクパルスと、補助クロツクパルスの2K
倍の周波数を有する信号と、ロードパルスとを発
生させ、更に基準データクロツクパルスに対しプ
レシオクロナス同期されたデータクロツクパルス
を得るために、先ずプレシオクロナス補助クロツ
クパルスを再生し、これを合計クロツクパルスと
混合し、この混合信号からフイルタを介して所望
のプレシオクロナスデータクロツクパルスを取出
す。
本発明は次のような認識に基づいている。即
ち、送信側から受信側に伝送すべき位相情報を得
るためには先ず送信側で互いにプレシオクロナス
同期された両データクロツクパルス間の位相関係
を検出しなければならない。原則的にはこの検出
は、スタート−ストツプ動作する計数装置を用い
て行えるはずである。この場合計数動作は例えば
一方のデータクロツクパルスの立上り側縁でスタ
ートし、次の、他方のデータクロツクパルスの立
上り側縁でストツプする。
しかしこの計数装置には、非常に高い計数周波
数を要するという欠点がある。
互いにプレシオクロナス同期されたデータクロ
ツクパルスの周波数は例えば各々8.448MHzであ
り、これらのデータクロツクパルスで、各々
8.448Kbitの2つのパルス列を標本化し、2つの
互いにプレシオクロナス同期されたデータクロツ
クパルス間の位相関係を4デイジツトの2進位相
語として符号化する。従つて計数周波数は
8.448MH・24135MHzとなる。
このような高い計数周波数を要する回路は結局
素子の費用が高くなり、また消費電流も比較的高
い。
本発明の通信伝送装置では、この計数装置に生
ずる問題点を次のような極めて有利な方法で回避
できる。即ち、低い周波数の補助クロツクパルス
とこれに対してプレシオクロナス同期された補助
クロツクパルスとを発生して、これらの位相を比
較することによつて、比較的高い計数周波数を低
い周波数レベルに落とす。この場合1つの補助ク
ロツクパルスは位相制御ループから直接取り出
し、この補助クロツクパルスに対してプレシオク
ロナス同期された補助クロツクパルスは混合器の
出力側の差信号として取出す。この混合器の一方
の入力側にはプレシオクロナスデータクロツクパ
ルスを供給し、他方の入力側には基準データクロ
ツクパルスと補助クロツクパルスとの合計クロツ
クパルスを供給する。
詳細には、本発明によるデイジタル通信装置で
は、前もつて固定的に与えられるビツト列からな
るデイジタルの各1次チヤネル(1次系)が以後
の伝送のために、通常の多重化の技術を用いて2
次チヤネル(2次系)にまとめられる。1次チヤ
ネル用のクロツクパルスは互いに同期していな
い、即ちここでは相互にプレシオクロナス同期さ
れたクロツクパルスが用いられているので、各1
次チヤネルを2次チヤネルとしてまとめる際に
「正のスタツフイング」あるいは「負のスタツフ
イング」と称される公知の特別な処理を行う必要
がある。換言すれば、一方の1次チヤネルのクロ
ツクパルスが、基準クロツクパルスを表わす他方
のチヤネルのクロツクパルスよりも低すぎる時
は、2次チヤネルにおいて正のスタツフビツトが
付加的に伝送される。反対に一方の1次チヤネル
のクロツクパルスが他方のチヤネルの、基準クロ
ツクパルスを表わすクロツクパルスよりも高過ぎ
る時は、2次チヤネルにおいて相応に負のスタツ
フビツトが付加的に伝送される。これらのスタツ
フビツトは、受信側において互いにプレシオクロ
ナス同期されたクロツクパルスを有する各1次チ
ヤネルを再生するために用いられる。送信側では
スタツフビツトが挿入されたか否かは、バツフア
の入力クロツクパルスと出力クロツクパルスとの
位相比較によつて検出する。この場合このバツフ
アには、各1次チヤネルの信号がそのクロツクパ
ルスで書き込まれ、基準クロツクパルスで再び読
み出される。
2次チヤネルにおいて互いにプレシオクロナス
同期されている2つの1次チヤネルの各クロツク
パルスの間の瞬時の位相関係の伝送は、公知のこ
の種のデイジタル通信伝送装置では行われない。
本発明の本質は以下の構成にある。即ち、2次チ
ヤネルにおいてスタツフの情報に付加的に、2つ
の1次チヤネルのそれぞれプレシオクロナス同期
されたクロツクパルス間の瞬時の位相関係を伝送
し、これは受信側でプレシオクロナス同期された
クロツクパルスを含む1次チヤネルを再生するた
めにこの位相関係を用いる構成にある。
このように位相関係を伝送することは次の点に
おいて非常に有利である。つまり、受信側で1次
チヤネルを再構成する際に現れる回避できない、
プレシオクロナス同期されたクロツクパルスの位
相ジツタを少なく抑えることができる利点が得ら
れる。さらにこの方法によつてより確実な伝送を
行うことができる。何故ならば公知の装置で起こ
るように伝送区間における障害により1個あるい
は複数個のスタツフビツトが失われた場合にも、
相互にプレシオクロナス同期されているクロツク
パルス間の位相関係の情報は失われないからであ
る。さらに本発明による装置の場合、位相関係情
報を伝送することによつてプレシオクロナス同期
されたクロツクパルス間の位相の変動の傾向を検
出できるということにより、伝送区間において短
時間の障害が発生した場合、この障害を回避する
ことができる。
実施例の説明 次に本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明
する。
基準データクロツクパルスDTを示すデータク
ロツクパルスと、このデータクロツクパルスに対
しプレシオクロナス同期されたデータクロツクパ
ルスDTPLESとの間の位相関係を検出するために、
第1図の回路装置において、基準データクロツク
パルスDTに同期されたクロツクパルス発生器
TV1が位相制御ループPLL1と共に設けられて
いる。この位相制御ループPLL1から分周器を
介して補助クロツクパルスSが導出される。基準
データクロツクパルスDTおよびこれにプレシオ
クロナス同期されたデータクロツクパルス
DTPLESに対する周波数が例えば8.448MHzの場合、
補助クロツクパルスSには周波数128KHzが好適
である。
次に補助クロツクパルスSは、これに対しプレ
シオクロナス同期された補助クロツクパルス
SPLESと位相を比較される。このために先ずプレ
シオクロナス補助クロツクパルスSPLESを発生し
なければならない。このために混合器M1が設け
られており、混合器の一方の入力側には基準デー
タクロツクパルスDTと補助クロツクパルスSと
から成る合計データクロツクパルスDT+Sが供
給され、他方の入力側には、基準データクロツク
パルスDTにプレシオクロナス同期されたデータ
クロツクパルスDTPLESが供給される。プレシオ
クロナスデータクロツクパルスDTPLESの周波数
はこの場合上述のように例えば8.448MHzとする。
合計クロツクパルスDT+Sの周波数は、基準デ
ータクロツクパルスDTの周波数と補助クロツク
パルスSの周波数との合計に相応し、8.448MHz
+128KHz=8.576MHzとなる。混合器M1の出力
側にはプレシオクロナス補助クロツクパルス
SPLESが両入力値の差信号として生ずる。従つて
プレシオクロナス補助クロツクパルスSPLESの周
波数は128KHzとなる。混合器M1は差形成段と
して作用する点から、Dフリツプフロツプとして
構成すると有利である。
次に位相比較が以下のようにして行われる。
即ち、混合器M1の出力側に得られたプレシオ
クロナス補助クロツクパルスSPLESで、補助クロ
ツクパルスSの周波数の2n倍(n=0、1、2…
…(K−1))の周波数を有する互いにコヒーレ
ントな信号が標本化される。この標本化の結果、
K個の標本化値が得られ、このK個の値は2進位
相語PHとして符号化された位相関係の各ビツト
を表わす実施例ではK=4とした、即ち位相語
PHは4bitを有する。K=4のとき、補助クロツ
クパルスSの周波数の2n倍(n=0、1、2……
(K=1))の周波数を有する信号として、コヒー
レントな信号S,2・S,4・S,8・Sが生ず
る。
このコヒーレント信号S,2・S,4・S,
8・Sは位相制御ループPLL1からシフトレジ
スタSCHへと送出される。プレシオクロナス補
助信号SPLESは混合器M1の出力側から切換スイ
ツチUを介してやはりシフトレジスタSCHに達
する。切換スイツチUはこの場合2つの切換位置
1,2を有し、クロツクパルス発生器TV1から
の測定信号MSの測定期間MIで制御される。その
際切換スイツチUは測定期間MIの範囲内で切換
位置1にあり、この切換位置1のとき、走査によ
り得られた4つの標本化値がシフトレジスタ
SCHに並列に記憶される。測定期間MI以外の範
囲に対応する、切換スイツチUの他方の切換位置
2では、4つの標本化値がシフトクロツクパルス
STでもつてシフトレジスタSCHの出力側に直列
に送出される。並列−直列変換動作のため、シフ
トレジスタSCHには付加的制御線P/Sが設け
られている。
第2図には、位相検出動作を説明するために、
切換スイツチUを制御する測定信号MSおよびプ
レシオクロナス補助クロツクパルスSPLESならび
に4つの互いにコヒーレントな、補助クロツクパ
ルスSの周波数の各々20倍、21倍、22倍、23倍の
周波数を有する信号の時間経過をを示す波形図が
示されている。4つの互いにコヒーレントな信号
は従つて、S,2・S,4・S,8・Sで示され
る。
標本化自体は、例えばプレシオクロナス補助ク
ロツクパルスSPLESの立上り側縁と同時に行われ
る。第2図において、プレシオクロナス補助クロ
ツクパルスSPLESの最初の立上がり側縁は測定信
号MSの測定期間MIの外の領域にある。この場合
標本化は行われない。
これに対し、プレシオクロナス補助クロツクパ
ルスSPLESの次の立上り側縁は測定信号MSの測定
期間MI内にあるので、信号S,2・S,4・S,
8・Sを標本化する。補助クロツクパルスSなら
びに信号2・Sの標本化の結果各々論理値“0”
が得られ、信号4・Sおよび8・Sの標本化では
各々論理値“1”が得られる。補助クロツクパル
スSに、2進符号化位相語PHの最上桁ビツトを
対応させ、信号8・Sに最下桁ビツトを対応させ
ると、シフトレジスタSCHには、(最下桁ビツト
から始まつて)1、1、0、0の標本化値が並列
に記憶される。切換スイツチUが切換位置2に切
換えられると、この4つの標本化値がシフトクロ
ツクパルスSTでもつてシフトレジスタSCHの出
力側に直列に送出され、その結果出力側には4デ
イジツト2進符号化された位相語1100が生ず
る。
標本化自体が、プレシオクロナス補助クロツク
パルスSPLESの立上り側縁が偶然信号S,2・S,
4・S,8・Sの側縁の1つと一致することによ
つて困難になることがある。これにより間違つた
位相検出が起きないように、混合器M1と切換ス
イツチUとの接続線にマルチバイブレータ段KS
1が設けられており、マルチバイブレータ段のイ
ネイブル入力端には、位相制御ループPLL1か
ら取り出される、補助クロツクパルスSの24倍の
周波数の信号、つまり信号16・Sが加えられ
る。この結果、プレシオクロナス補助クロツクパ
ルスSPLESは標本化の際、その立上り側縁が測定
期間MI内にあり且つ同時に信号16・Sが論理
値“1”を有するときのみ作用する。これによ
り、標本化を開始させるプレシオクロナス補助ク
ロツクパルスSPLESの立上り側縁が、標本化すべ
き信号S,2・S,4・S,8・Sのどの側縁と
も確実に一致しなくなる。
第2図に記載されている測定期間MIには補助
クロツクパルスSの同期と等しく選択されてお
り、さらに側定信号MSの測定期間MIには16KHz
の周囲においてのみ発生する。相応に第3図に示
されているロードパルスは16KHzのタイミングだ
けで現れる。
さらに第2図においてダイアグラムSPLES′は、
次の16KHzの周期の後のプレシオクロナス補助ク
ロツクパルスを示す。この場合プレシオクロナス
補助クロツクパルスSPLESは補助クロツクパルス
Sとは1000Hzずれていることを前提としている。
このことは次のことを意味する。すなわち16KHz
の周期に相応する時間間隔ということに基づいて
プレシオクロナス補助クロツクパルスSPLES′はプ
レシオクロナス補助クロツクパルスSPLESに対し
て補助クロツクパルスSの8倍の周波数を有する
1ビツト間隔だけずれていることを意味する。そ
れに従つて測定期間MIにおいて標本化するプレ
シオクロナス補助クロツクパルスSPLESは位相語
PW=1100を発生し、16KHzの周期の後に新たに
標本化するプレシオクロナス補助クロツクパルス
SPLES′は位相語PW=0010を発生す。
シフトレジスタSCHの出力側の2進位相語PH
は、1つのパルス列の付加情報として用いられ、
このパルス列は別の1つのパルス列と共に合計パ
ルス列SIにまとめられ、1つのパルスフレーム内
で受信側に伝送される。受信側では送信側に相応
する処理が逆の順序で行われる。このためには、
互いにプレシオクロナス同期されたデータクロツ
クパルスDT,DTPLESを再生するための位相関係
の評価が必要である。このための受信側の相応の
回路を第3図に示す。
2つの1次チヤネルより構成されている2次チ
ヤネルのクロツクパルスは、同時に2倍の(DT
+S)クロツクパルスを伝送するので、受信側で
は到来する合計パルス列を1/2に分周することに
よつてクロツクパルス(DT+S)が直接再生さ
れる。
即ち、第3図の受信側回路装置において、到来
した合計パルス列SIはクロツクパルス再生のため
に先ず再生器RGに加えられ、次に分周比2:1
の分周器TLに加えられる。この分周器TLの出力
側には、基準データクロツクパルスDTと補助ク
ロツクパルスSとから成る合計クロツクパルス
DT+Sが再生される。合計クロツクパルスDT
+Sから第2の位相制御ループPLL2を介して
直接基準データクロツクパルスDTが取出され
る。第2の位相制御ループPLL2は更に補助ク
ロツクパルスSの周波数の2k倍の周波数を有する
信号(即ちK=4のとき信号16・S)と、第2
のクロツクパルス発生器TV2を介してロードパ
ルスLとを発生する。ロードパルスLの周波数は
送信側の位相検出周期に従つて、補助クロツクパ
ルスSの周波数の1/23の周波数に一致する。即
ち、補助クロツクパルスSが周波数128KHzのと
きロードパルスLの周波数は128KHz:8=16K
Hzである。
基準データクロツクパルスDTに対しプレシオ
クロナス同期されたデータクロツクパルス
DTPLESを発生するためには先ずプレシオクロナ
ス補助クロツクパルスSPLESを再生しなければな
らない。このために位相変調器PMがK(=4)
段の2進分周器の形で設けられている。位相変調
器PMには、一方では合計パルス列SIから取り出
された2進位相語PHが直列−並列変換器SPWを
介して供給され、他方ではロードパルスLが第2
のクロツクパルス発生器TVおよび第2のマルチ
バイブレータ段KS2を介して供給される。位相
変調器PMのイネイブル入力端子には第2の位相
制御ループPLL2からの信号16・Sが供給さ
れる。この信号16・Sは第2のマルチバイブレ
ータ段KS2のイネイブル入力端子にも供給され
る。
従つてロードパルスLは、信号16・Sが論理
値“1”のときのみ位相変調器PMに作用する。
4段の2進分周器として構成された位相変調器
PMにおいて、プレシオクロナス補助クロツクパ
ルスSPLESが信号16・Sから作られる。このた
めに、位相変調器PMにロードパルスLによつて
周期的に4デイジツト2進位相語PHが供給され
る。位相語PHが変化すると、その結果プレシオ
クロナス補助クロツクパルスSPLESの位相が変化
する。
位相変調器PMの出力側に送出されるプレシオ
クロナス補助クロツクパルスSPLESは、混合器M
2において基準データクロツクパルスDTと補助
クロツクパルスSとから成る合計クロツクパルス
DT+Sと混合される。混合器M2はこの場合
EXORゲートとして構成されている。混合器M
2の出力側には混合信号SGが生じ、狭帯域フイ
ルタFILに供給され、そこから所望のプレシオク
ロナスデータクロツクパルスDTPLESが取り出さ
れる。この場合フイルタFILは、周波数比較器お
よび位相比較器を備えた非直線性位相制御ループ
として構成すると有利である。
第4図は受信側におけるダイアグラムを示す。
1番上のダイアグラムは16KHzのタイミングで発
生するロードパルスLを示しており、第2図に対
応するその下のダイアグラムは、補助クロツクパ
ルスSの16倍の周波数を有する補助クロツクパル
ス16・Sを用いて位相変調器PMが発生する補
助クロツクパルス8・S,4・S,2・Sおよび
Sを示している。この場合、ロードパルスLのタ
イミングで位相変調器PMが新たにセツトされる
ということが重要である。位相語PW=1100によ
るセツトの際に補助信号16・Sにより第4図の
左側に示された補助クロツクパルス8・S,4・
S,2・SおよびSが生じる。その場合、補助信
号Sは元のプレシオクロナス補助クロツクパルス
SPLESに相当する。その次にロードパルスLが発
生すると補助信号8・S,4・S,2・Sおよび
Sが位相語PW=0010に応じて新たに形成され、
そのためもとの相互にプレシオクロナス同期され
た各1次チヤネルのデータクロツクパルス間の周
波数差1000Hzが得られるように考慮される。合計
パルス列の受信側において補助クロツクパルスS
から、位相変調器PMが16KHzのロードパルスの
タイミングで新たにセツトされることにより、プ
レシオクロナス補助クロツクパルスSPLESが再生
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のデイジタル通信伝送装置の
送信側の、互いにプレシオクロナス同期された2
つのデータクロツクパルス間の位相関係を得るた
めの回路装置のブロツク回路図、第2図は、第1
図の回路装置での位相検出動作を説明するための
波形図、第3図は本発明のデイジタル通信伝送系
の受信側の、互いにプレシオクロナス同期された
データクロツクパルスを再生するために位相関係
を評価する回路装置のブロツク回路図、第4図は
受信側における波形図をそれぞれ示す。 DT……基準データクロツクパルス、DTPLES
…プレシオクロナスデータクロツクパルス、S…
…補助クロツクパルス、SPLES……プレシオクロ
ナス補助クロツクパルス、PH……2進位相語、
MS……測定信号、MI……測定期間、L……ロー
ドパルス、TV1,TV2……クロツクパルス発
生器、PLL1,PLL2……位相制御ループ、M
1,M2……混合器、KS1,KS2……マルチバ
イブレータ段、SCH……シフトレジスタ、U…
…切換スイツチ、RG……再生器、TL……分周
器、FIL……フイルタ、PM……位相変調器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送信側において、2つの相互にプレシオクロ
    ナス同期されたデータクロツクパルスで標本化さ
    れた2つのパルス列に各々1つの付加情報を「正
    のスタツフイング」方式で付加し、更に、両パル
    ス列は各付加情報と共に1つの合計パルス列SIに
    まとめて1つのパルスフレーム内で受信側に伝送
    し、受信側では送信側とは逆の順序で再び処理す
    る、デイジタル通信伝送系において、両付加情報
    のうちの1つが、相互にプレシオクロナス同期さ
    れた、データクロツクパルスDT,DTPLES間の瞬
    時位相関係を2進位相語PHとして含むように
    し、送信側でこの2進位相語PHを得るために、
    基準データクロツクパルスDTを表わすデータク
    ロツクパルスに同期されたクロツクパルス発生器
    TV1を位相制御ループPLL1と共に設け、該位
    相制御ループPLL1から分周器を介して、補助
    クロツクパルスSを導出し、さらに混合器M1を
    設け、この混合器の一方の入力側に基準クロツク
    パルスDTと補助クロツクパルスSとの合計クロ
    ツクパルス(DT+S)を供給し、混合器の他方
    の入力側には、前記基準クロツクパルスに対して
    プレシオクロナス同期された別のデータクロツク
    パルスDTPLESを供給し、混合器出力側に生ずる、
    前記補助クロツクパルスSに対してプレシオクロ
    ナス同期された補助クロツクパルスSPLESの位相
    を、前記補助クロツクパルスSの位相と比較し、
    また受信側では、到来した合計パルス列SIから再
    生器RGと分周器TLとを介して合計クロツクパ
    ルス(DT+S)を再生し、該合計クロツクパル
    スから第2の位相制御ループPLL2を介して、
    基準データクロツクパルスDTと、補助クロツク
    パルスSの2k倍の周波数を有する信号と、ロード
    パルスLとを発生し、更に基準データクロツクパ
    ルスDTに対しプレシオクロナス同期されたデー
    タクロツクパルスDTPLESを得るために、先ずプ
    レシオクロナス補助クロツクパルスSPLESを再生
    し、これを合計クロツクパルス(DT+S)と混
    合し、この混合信号SGからフイルタFILを介し
    て所望のプレシオクロナスデータクロツクパルス
    DTPLESを取出すことを特徴とする、デイジタル
    通信伝送装置。 2 プレシオクロナス補助信号SPLESで、k個の
    互いにコヒーレントな、補助クロツクパルスSの
    周波数の2n倍、ただしn=0、1、2……(K−
    1)、の周波数を有する信号を同時に標本化し、
    標本化の結果得られたk個の標本化値が、所定の
    2進位相語PHに対する各ビツトを表わすように
    した特許請求の範囲第1項記載のデイジタル通信
    伝送装置。 3 位相制御ループPLL1と切換スイツチUと
    に接続されたシフトレジスタSCHを設け、該シ
    フトレジスタに一方では位相制御ループPLL1
    を介して、K個の互いにコヒーレントな、補助信
    号Sの周波数の2n倍(n=0、1、2……(K−
    1))の周波数を有する信号を供給し、他方では
    プレシオクロナス補助信号SPLESを、測定信号MS
    の測定期間MIによつて制御される切換スイツチ
    Uを介して供給し、更に測定期間MIの範囲内に
    相応する切換スイツチUの切換位置1では、標本
    化により得られたK個の標本化値がシフトレジス
    タSCHに並列に記憶されるようにし、測定期間
    外の範囲に相応する切換スイツチUの他方の切換
    位置2では、K個の標本化値がシフトクロツクパ
    ルスSTでもつてシフトレジスタSCHの出力側に
    送出されるようにした特許請求の範囲第2項記載
    のデイジタル通信伝送装置。 4 混合器M1と切換スイツチUとの接続線にマ
    ルチバイブレータ段KS1を設け、該マルチバイ
    ブレータ段のイネイブル入力側に位相制御ループ
    PLL1から取出した別の、補助クロツクパルス
    Sの2k倍の周波数を有する信号を加える特許請求
    の範囲第3項記載のデイジタル通信伝送装置。 5 混合器M1をDフリツプフロツプとした特許
    請求の範囲第1項記載のデイジタル通信伝送装
    置。 6 プレシオクロナス補助クロツクパルスSPLES
    の再生のために、位相変調器PMをKデイジツト
    2進分周器として構成して設け、該位相変調器に
    補助クロツクパルスSの2K倍の周波数の信号を供
    給し、更に前記位相変調器にロードパルスLでも
    つて2進位相語PHを周期的に供給する特許請求
    の範囲第1項記載のデイジタル通信伝送装置。 7 ロードパルスLを第2のクロツクパルス発生
    器TV2と第2のマルチバイブレータ段KS2と
    を介して位相変調器PMに供給し、第2のマルチ
    バイブレータ段KS2のイネイブル入力側には補
    助クロツクパルスSの周波数の2K倍の周波数を有
    する信号を供給する特許請求の範囲第6項記載の
    デイジタル通信伝送装置。 8 プレシオクロナス補助クロツクパルスSPLES
    と合計クロツクパルス(DT+S)との混合のた
    め、EXORゲートM2を設けた特許請求の範囲
    第1項記載のデイジタル通信伝送装置。 9 混合信号の濾波に用いられるフイルタFIL
    を、周波数比較器および位相比較器を備えた非直
    線性位相制御ループとして構成した特許請求の範
    囲第1項記載のデイジタル通信伝送装置。
JP58006742A 1982-01-22 1983-01-20 デイジタル通信伝送装置 Granted JPS58131850A (ja)

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DE19823201965 DE3201965A1 (de) 1982-01-22 1982-01-22 Digitales nachrichtenuebertragungssystem

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JPH0225576B2 true JPH0225576B2 (ja) 1990-06-04

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EP (1) EP0085337B1 (ja)
JP (1) JPS58131850A (ja)
AT (1) ATE14058T1 (ja)
DE (2) DE3201965A1 (ja)

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ATE14058T1 (de) 1985-07-15
EP0085337A2 (de) 1983-08-10
JPS58131850A (ja) 1983-08-05
DE3360307D1 (en) 1985-08-01
DE3201965A1 (de) 1983-08-04
EP0085337B1 (de) 1985-06-26
US4489421A (en) 1984-12-18
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