JPH02255704A - 中空ポリマー微粒子及びその製造方法並びにその用途 - Google Patents

中空ポリマー微粒子及びその製造方法並びにその用途

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JPH02255704A
JPH02255704A JP1076915A JP7691589A JPH02255704A JP H02255704 A JPH02255704 A JP H02255704A JP 1076915 A JP1076915 A JP 1076915A JP 7691589 A JP7691589 A JP 7691589A JP H02255704 A JPH02255704 A JP H02255704A
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裕 柴田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水性媒体中、油溶性物質の存在下にビニル系単
量体を重合させる際に、重合中に起こるポリマーと油溶
性物質の相分離を利用して形成される中空ポリマー微粒
子及びその製造方法に関するものである。
さらに、本発明は内容物質を内包した状態では球状であ
り、該物質を放出すると偏平状となり、この形状変化を
可逆的に行い得る新規な中空ポリマー微粒子及びその製
造方法並びにその用途に関するものである。
〔従来の技術及びその課題〕
マイクロカプセルまたは光散乱基材等として利用される
中空ポリマー微粒子は、従来水性媒体中における懸濁重
合により内部に芯物質を包み込んだ状態で外側から重合
もしくはポリマーの析出を起こさせ、結果的には芯物質
を内包した中空ポリマー微粒子を得ることにより製造さ
れている。この芯物質としては、水、有機溶剤、粉末固
体、気体等が目的に応じて使用されている0例えば、香
料等を内部に含有するマイクロカプセルを製造するには
、その芯物質として香料を用いればよいことになる。し
かし通常、香料は多種の有機化合物の混合体であり、重
合中その組成が変化してしまい目的とする香料のマイク
ロカプセルを得ることは困難であった。また、球状の中
空ポリマー微粒子を製造後、香料中に浸漬し、高圧下、
中空ポリマー微粒子内部に香料を強制的に導入する方法
も行われているが、この方法では香料の一部は中空ポリ
マー微粒子内部へ拡散するものの、内部全体に香料を含
有したマイクロカプセルを得ることは困難であった。
さらに、内包した物質を放出させる場合にも全部を放出
させるには至らなかったり、放出速度が遅いという問題
を生じることがあった。
従来の技術では一般に、生成する中空ポリマー微粒子は
球状もしくは球状に近い構造を有しているが、重合条件
によっては、ひしゃげた球形の中空ポリマー微粒子とな
る場合がある(例えば特開昭61−87734号公報)
、シかしながら、この場合でも該微粒子を構成するポリ
マー殻壁は硬く、液体物質と接触してもそれを吸収し、
真球状へと形状変化を起こし得す、外部環境によらず常
に球状もしくは球状に近い形を維持していた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、水、ア
ルコール、油溶性物質等の液体物質の吸収及び放出(蒸
散)の機能に優れた中空ポリマー微粒子及びその製造方
法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討した
結果、親水性モノマー及び架橋性モノマーよりなる特定
組成のモノマー混合物を水性分散重合させることにより
得られた中空ポリマー微粒子が、液体物質を内包した状
態では球状であり、該物質を放出すると偏平状となり、
この形状変化を可逆的に行い得る新規な中空ポリマー微
粒子であることを見出し、更に上記性状がポリマー殻壁
の特定の物性に基づくものであることを見出し、本発明
を完成するに至った。
すなわち本発明は、液体物質に対する膨潤度が1.5〜
10である有機高分子化合物の殻壁からなり、該液体物
質を内包する時は球状であり、該液体物質を放出して偏
平状となることを特徴とする中空ポリマー微粒子、及び
ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレートを含
む親水性上ツマー30〜90重量部、架橋性モノマー1
0〜70重量部を含むモノマー混合物100重量部を油
溶性物質10〜300重量部の存在下、水性媒体に分散
させ重合させることを特徴とする上記中空ポリマー微粒
子の製造方法、並びにこれらの中空ポリマー微粒子を含
有することを特徴とする皮膚外用剤を提供するものであ
る。
本発明の中空ポリマー微粒子は、その殻壁を構成するポ
リマーが特定の物性を持つこと、すなわち液体物質に対
する膨潤度が1.5〜10の範囲であることを特徴とす
る。ここでの膨潤度とは、中空ポリマー微粒子の殻壁を
構成する有機高分子化合物が液体物質を吸収した時の重
量の、乾燥時の重量に対する割合を示すものである。
本発明の中空ポリマー微粒子の特徴はすでに述べたよう
に、乾燥状態では空気が抜けたゴムまり様の偏平体であ
るが、液体物質と接触すると液体物質を内包した球状の
粒子となり、この形状変化を可逆的に行い得る点である
。このような挙動を示す中空ポリマー微粒子は本発明以
前には得られておらず、その詳細な形状変化機構は不明
な点が多い。しかしながら、本発明者らが詳細に検討し
た結果、その中空ポリマー微粒子の殻壁を構成するポリ
マーの液体物質に対する膨潤度が1.5以上〜10以下
の場合にのみ形状変化が顕著に発現されることが明らか
になった。膨潤度が上記範囲を外れると、特異な形状変
化を発現しない上に、膨潤度が1.5未満の場合には、
その液体物質の吸収速度は遅く、吸収量も少ない等の問
題が生じた。一方、膨潤度が10を越えると、殻壁の強
度が弱く、形状変化に伴い殻壁が破壊する場合が多い。
上記膨潤度は、対象となる液体物質及びポリマー組成に
よって変化する数値である。例えば、1水或いはエタノ
ール、テトラヒドロフラン(TIP)等の親水性溶剤に
対しては1.5〜8、ベンゼン、トルエン、クロロボル
ム等の疎水性溶剤に対しては1.5〜10の範囲が好適
である。
かかる特性を有する中空ポリマー微粒子は特定組成の親
水性モノマーと架橋性モノマーとを油溶性物質の存在下
水性媒体に分散させ重合させることにより得ることがで
きる。
本発明で使用される親水性上ツマ−としては、ジエチレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート、トリエチレン
グリコールモノ (メタ)アクリレート、テトラエチレ
ングリコールモノ (メタ)アクリレート、ヘキサエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、オクタエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、デカエチレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート等のポリエチレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレ−I−; 2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレ
ート等の(メタ)アクリル酸エステル;N−メチル(メ
タ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミ
ド等の(メタ)アクリルアミド類;アクリロニトリル、
メタクリロニトリル等のニトリル系モノマー;N−ビニ
ルピロリドン、α−メチル−N−ビニルピロリドン; 
(メタ)アクリル酸、イタコン酸、フマル酸等の不飽和
カルボン酸;スチレンスルホン酸等が挙げられる。
これらの親水性モノマーは一種のみを単独あるいは二種
以上を組み合わせて用いることができる。
上記に例示したモノマーのうち、ポリエチレングリコー
ルモノ (メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸等
の不飽和カルボン酸を使用するのが特に好ましい。
本発明においては、上記親水性モノマーの他に、必要に
応じて次のような疎水性モノマーを併用することができ
る。
例えば、スチレン、p−メチルスチレン、p−クロロス
チレン等のスチレン系モノマー;アクリル酸エチル、ア
クリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸ラウリル、
ジメチルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミノエ
チルアクリレート等のアクリル酸エステル系モノマー;
メタクリル酸エチル、メタクリル酸ラウリル、ジメチル
アミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメ
タクリレート等のメタクリル酸エステル系モノマー;メ
チルビニルエーテル、エチルビニルニー・チル等のアル
キルビニルエーテル;酢酸ビニル、酪酸ビニル等のビニ
ルエステル系モノマー等が挙げられるが、これらのモノ
マーに限定されるものではない。
上記疎水性モノマーは単独であるいは二種板1、ヒを混
合して用いることが可能である。
本発明に使用される架橋性モノマーとしては、ジエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ヘキサエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート等の、ポリエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート;エチレングリコールジ(
メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン、トリメチロー
ルブロバントリ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらの架橋性モノマーは一種のみを単独であるいは二
種以上を組み合わせて用いることができる。
上記に例示したモノマーの中でも、ポリエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼンが好ま
しい。
本発明に使用される油溶性物質は上記モノマーの混合物
と相溶するものであり、そのような物質としてはイソプ
ロピルアルコール、イソアミルアルコール、オクチルア
ルコール等のアルコール類;酢酸メチル、酢酸エチル、
酪酸ブチル、酢酸イソアミル等のエステル類;ジエチル
ケトン、メチルエチルケトン等のケトン類;さらにはベ
ンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ブ
タン、ペンタン、ヘキサン等の炭化水素類;オリーブ油
、ラード油、ヤシ油、ヒマシ油等の長鎖アルキル誘導体
等を例示することができる。
これら油溶性物質を前記モノマー混合物100重量部に
対して10〜300重量部添加し、水性媒体に分散させ
、モノマーを重合させる。上記油溶性物質の使用量は、
好ましくは20〜200重量部であり、水中分散安定剤
の存在下ホモミキサー等により、分散させることにより
安定で微小に分散した乳化液を得ることができる。
こうして得られた七ツマー乳化液を次の工程で重合させ
るが、その際の重合開始剤としては一般に用いられてい
る油溶性重合開始剤を用いることができる。
油溶性重合開始剤としては、過酸化ベンゾイル、過酸化
ラウロイル、オルソクロロ過酸化ベンゾイル等の過酸化
物系重合開始剤;2,2”−アゾビスイソブチロニトリ
ル、2.2″−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニト
リル)等のアゾ系重合開始剤等が挙げられる。
また、モノマー乳化液滴及び生成する重合体粒子の分散
安定性を向上させるために、各種の界面活性剤あるいは
高分子保護コロイド等の分散安定剤が用いられる。
分散安定剤としてはラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル
ベンゼン硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリル
エーテル硫酸ナトリウム等の界面活性剤;ゼラチン、澱
粉、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルキル
エーテル、ポリビニルアルコール等の水溶性高分子;硫
酸バリウム、硫酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、リン酸カルシウム等の難水
溶性無機塩等が挙げられる。
本発明においては、上記モノマー混合物の懸濁重合の際
に、さらに該モノマー混合物とは異なる組成からなる異
種ポリマーを共存させておいてもよい、かかる異種ポリ
マーは、■モノマー混合物を吸収、膨潤し得る粒径0.
05〜10−程度のシード粒子として使用してもよいし
、■モノマー混合物中に溶解させモノマー液滴中に溶は
込んだ形で使用してもよい。
このような異種ポリマーとしては、例えばポリスチレン
、ポリ (メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリ
ル酸エステル共重合体、ポリブタジェン、スチレン−ブ
タジェン共重合体、カルボキシ変性スチレン−ブタジェ
ン共重合体、酢酸ビニル重合体、塩化ビニル重合体等が
挙げられる。
本発明の重合反応における重合温度は、用いる重合開始
剤、モノマーの種類に応じて適宜選ぶことができるが、
通常25〜100℃の範囲であり、より好ましくは50
〜90℃の範囲である。
前記親水性モノマーと架橋性モノマーとの組合せの中で
も、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート
を含む親水性モノマー30〜90重量部、架橋性モノマ
ー10〜70重量部を含むモノマー混合物を用いた場合
に、より好適に本発明の中空ポリマー微粒子を得ること
ができる。この場合において、親水性モノマーとしてポ
リエチレングリコールモノ(メタ)アクリレートを少な
くとも30重量%、より好ましくは少なくとも50重量
%用いるのがよい、更に、上記の架橋性モノマーとして
は、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート用
いるのが特に好ましい。また、上記特定の親水性モノマ
ーを用いるとともに、前述の異種ポリマー0.1〜20
重量部(モノマー混合物を100重量部とする)を存在
させて重合することも本発明の中空ポリマー微粒子の好
ましい製造方法である。
これらの、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリ
レートを必須成分とする製造方法において、架橋性モノ
マーが70重量部を越えると、多孔質ポリマー微粒子と
なる傾向を示し、また10重量部未満の場合は、きれい
な中空ポリマー微粒子とならない場合が多く、いずれも
好ましくない。
このようにして重合を行うことにより重合物が殻壁とな
り、油溶性物質が内包された中空ポリマー微粒子が得ら
れる。中空ポリマー微粒子の粒子径は重合前のモノマー
混合物からなる乳化液滴の粒径でほぼ決定されるが、本
発明は特に粒径が1〜20岸の中空ポリマー微粒子を得
る場合に有用である。
また、条件を選ぶことにより殻壁厚の異なった偏平状中
空ポリマー微粒子を製造することができる。すなわち、
内径が外径の0.1倍程度の厚い殻壁のものから、0.
9倍程度の薄い殻壁のものまで、任意に設計することが
できる。特に、内径が外径の0.8倍以上の中空ポリマ
ー微粒子を得る場合には油溶性物質のモノマー混合物に
対する使用量を比較的多く、通常150〜300重量%
用いることにより達成される。
重合後の重合体微粒子は濾別して水相を除き、水洗及び
/または溶剤で洗浄後、噴霧乾燥、減圧乾燥等の通常の
手段によって粉体として単離することができる。
なお、重合後の中空ポリマー微粒子に内包されている油
溶性物質は、上記後処理の条件によってそのままポリマ
ー微粒子内部に内包された状態とすることもできるし、
あるいは完全に除去することもできる。
本発明によって得られる中空ポリマー微粒子は内包物質
を乾燥等により完全に除去すると、空気が抜けたゴムま
りのような偏平状になる。
この偏平状粒子は、水、有機溶剤あるいは上記油溶性物
質のような液体物質と単に接触させるだけで、圧力等外
力を加えなくても、該液体物質を迅速に吸収することが
でき、該液体物質を内包した球状粒子になるので、マイ
クロカプセルを容易に作製することができる。このマイ
クロカプセル内に内包された物質は、容易に環境中へ蒸
散することができ、その放出に伴ってカプセル粒子は球
状から再び偏平状へと形状変化を起こし、内包物質の全
量を放出させることもできる。
本発明の中空ポリマー微粒子は、上記の特徴を生かして
種々の分野で利用することができる。
例えば、吸汗性・蒸散性を利用した皮膚外用剤として有
用である。その剤型としては、ローシゴン、粉末化粧料
、エアゾール型等、目的に応じて選ぶことができ、従来
のタルク、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン等の無機粉体
に比べて吸汗性、蒸散性、付着性、感触性等において有
意に優れたものとなる。
〔実施例〕
以下実施例によって本発明を説明するが、本発明はこれ
ら実施例に限定されるものではない。
なお、実施例中「部」は重量部を表す。
実施例1 通常の懸濁重合法により平均粒径2.0−のポリスチレ
ン粒子を得た後、このポリスチレン粒子を種ポリマー粒
子として用いた0種ポリマー粒子2.0部にイオン交換
水200部とラウリル硫酸ナトリウム0.13部を加え
、均一に分散させた。
一方、オクタエチレングリコールモノメタクリレート 
(日本油脂■製)37部、テトラエチレングリコールジ
メタクリレート (新中村化学■製) 12.5部、酢
酸イソアミル25部及び2,2゛−アゾビスイソブチロ
ニトリル0゜5部を溶解させたものに、イオン交換水2
50部とラウリル硫酸ナトリウム0.25部を混合し、
これを超音波処理して乳化液を得た。得られた乳化液を
前記種ボリマー粒子の分散液に加え、2時間攪拌すると
単量体は完全に種ポリマー粒子に吸収された。
この分散液にポリビニルアルコール(GH−17゜日本
合成化学工業■製:ケン化度86.5〜89mo 1%
)の3%水溶液300部を加えた後、攪拌しながら窒素
気流下60″Cで12時間重合を行い、ポリマー粒子を
得た。
このポリマー粒子は水中では9.0−の球状の中空粒子
であり、光学顕微鏡観察により内径と外径の比を計測し
たところ0.74であった。(以下の実施例についても
同様にして求める。)このポリマー粒子の分散液をガラ
ス板に塗布し、常温で5分間放置したところ、水及び酢
酸イソアミルが蒸発して偏平状のポリマー粒子が得られ
た。この時のポリマー粒子の走査型電子顕微鏡写真を第
1図に示す。
また、このポリマー粒子の殻壁を構成するポリマーの水
に対する膨潤度は1.7であった。
実施例2 溶液重合法により得られたポリスチレン(数平均分子量
10万)2部を酢酸イソアミル25部、オクタエチレン
グリコールモノメタクリレート35部、メタクリル酸2
部、ジエチレングリコールジメタクリレート10部及び
過酸化ベンゾイル0.5部の混合物に溶解した。この溶
液を3%ポリビニルアルコール(GW−17)水溶液4
00部に加え、これをホモミキサー(3000rpm、
 10分間)処理して乳化液を得た。
この乳化液を攪拌しながら、60°Cにて10時間重合
を行ったところ平均粒径8−1内径/外径比0.85の
ポリマー微粒子の分散液が得られた。
このポリマー微粒子の分散液を常法により濾過、乾燥を
行い、内容物質を放出させたところ、偏平状のポリマー
微粒子が得られたが、この偏平状ポリマー微粒子を水ま
たはベンゼンに投入すると内部に水またはベンゼンが入
り、球状のポリマー微粒子となった。すなわち、この偏
平状から球状またはその逆の形状変化は可逆的であるこ
とを意味する。
このポリマー微粒子の殻壁を構成するポリマーの水に対
する膨潤度は7.5、ベンゼンに対する膨潤度は5.3
であった。
実施例3 実施例2においてポリスチレンを使用せずに重合を行っ
た以外はすべて同様の操作を行い、平均粒径8,111
1、内径/外径比0.8の中空ポリマー微粒子の分散液
を得た。この分散液を常法により濾過、乾燥を行ったと
ころ、偏平状のポリマー微粒子が得られたが、これをト
ルエンに浸漬するとトルエンが内部に入った球状のカプ
セル粒子となった。
このポリマー微粒子の殻壁を構成するポリマーのトルエ
ンに対する膨潤度は5.1であった。
実施例4 異種ポリマー粒子として、乳化重合法により得た平均粒
径0.3 ttmのポリメチルメタクリレート粒子1部
を用いた以外は実施例1と同様の操作を行い、平均粒径
0,9−1内径/外径比0.6の中空ポリマー微粒子の
分散液を得た。微粒子を単離、乾燥させると実施例1同
様の偏平状微粒子であった。
このポリマー微粒子の殻壁を構成するポリマーの水に対
する膨潤度は1.7であった。
実施例5 実施例2において酢酸イソアミル25部のかわりにトル
エン25部を使用した以外は全て同様の操作を行い、平
均粒径8.2趨、内径/外径比0.55の中空ポリマー
微粒子の分散液を得た。このポリマー微粒子を乾燥させ
ると実施例2と同様の偏平状であったが、これをヒマシ
油に投入すると内部にヒマシ油を含む球状のカプセル粒
子となった。
このポリマー微粒子の殻壁を構成するポリマーのヒマシ
油に対する膨潤度は2.8であった。
実施例6 実施例1において、酢酸イソアミル25部のかわりにメ
チルエチルケトン100部を使用した以外は全て同様の
操作を行い、平均粒径12−1内径/外径比0.90の
中空ポリマー微粒子の分散液を得た。
これを実施例1と同様に乾燥させると、偏平状のポリマ
ー粒子が得られた。
このポリマー微粒子の殻壁を構成するポリマーの水に対
する膨潤度は1.7であった。
実施例7 メタクリル酸メチル25.5部、ジビニルベンゼン0.
5部、メタクリル酸24部及び過酸化ベンゾイル0.5
部からなる混合物を酢酸ブチル25部に溶解した。この
溶液を2%ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
(エマルダン9351花王■製)水溶液400部に加え
、これをホモミキサー (13000rpm、 10分
間)処理して乳化液を得た。
この乳化液を攪拌しながら70℃にて7時間重合を行っ
たところ、平均粒径2.3−1内径/外径比0.33の
中空ポリマー微粒子の分散液を得た。
この分散液を常法により濾過、乾燥を行ったところ、偏
平状のポリマー微粒子が得られた。
このポリマー微粒子の殻壁を構成するポリマーのトルエ
ンに対する膨潤度は2.1であった。
実施例8 実施例2と同じポリスチレン2部を、スチレン11部、
ジビニルベンゼン9部、メチルエチルケトン25部及び
過酸化ベンゾイル0.2部の混合物に溶解したものを、
実施例2と同様に3%ポリビニルアルコール水溶液30
0部に加え、ホモミキサー処理(8000rpm、10
分間)した、得られた乳化液を70℃にて10時間重合
を行った。得られたポリマー微粒子は平均粒径5−であ
り、内径/外径比は0.6であった。
このポリマー粒子の分散液にスチームを吹き込んでメチ
ルエチルケトンを除いたところ、偏平状の中空粒子が得
られた。この偏平状の粒子の乾燥粉末にテレビノーレン
(芳香剤)を加えたところ、再び球状となり、内部にテ
レビノーレンを含む粒子が得られた。
このポリマー微粒子の殻壁を構成するポリマーのテレビ
ノーレンに対する膨潤度は1.6であった。
比較例1 実施例1において酢酸イソアミルを添加せずに重合を行
った以外はすべて同様の操作を行ったところ、平均粒径
5.44の多孔質のポリマー微粒子が得られ、目的とす
る中空ポリマー微粒子は得られなかった。
比較例2 メタクリル酸メチル35部、ジビニルベンゼン35部、
メタクリル酸30部からなる混合物をモノマー混合体と
して使用し、その他は実施例7と同様の操作により重合
を行った。得られた粒子は平均粒径2.3−の中空ポリ
マー微粒子ではあるが、本発明の粒子とは異なり溶剤除
去後も偏平状とはならず、球状粒子のままであった。
このポリマー粒子の殻壁を構成するポリマーのトルエン
に対する膨潤度は1.2であった。
応用例1 以下のような成分配合にて調製した化粧水について感触
、付着性を評価した。
*化粧水組成 粉    体       2重量% エタノール     15重量% グリセリン     4重量% カンフル     0.1重量% 香    料        適量 端 製 水     バランス量 粉体としては、実施例1で得られた乾燥微粒子(本発明
品)及びタルク(比較品)を用い、各粉体のそれぞれの
吸収量、蒸散性について評価した。
く吸水量〉 粉体1gが吸収したイオン交換水の量(平衡値)をgで
表す。
〈蒸散性〉 シャーレ中に人の汗25■及び粉体0.8■を入れ、3
0°Cl2O%RHにて30分間放置し、その間の蒸散
量を粉体を用いない場合と比較し、増加率で表した。
〈感 触〉 O・・・優れている Δ・・・やや劣っている ×・・・劣っている 〈付着量〉 アクリル板に張った豚皮に化粧水を塗布後、乾燥させた
ものを、20CIIの高さから5回落下させ、付着残分
を計測した。
これらの評価結果を表−1に示す。
〔発明の効果〕
上記実施例の結果からも明らかなように、本発明の中空
ポリマー微粒子は乾燥時に4よ偏平状粒子であるが、水
または油性物質に浸漬する等単に接触させるだけで容易
に内部にそれらの物質が侵入し、球状のカプセル粒子に
なる。従って、高吸収性、高吸油性のポリマー微粒子と
して種々の用途、例えば紙塗工用組成物の配合剤、塗料
、インクジェット紙の吸水性充填剤等に用いることがで
きる。
上記カプセル粒子は内部に溶剤、薬剤、香料、インク等
の各種の有用物質を含有させることができるだけでな(
、これらの物質を放出するに伴い、形状が球状から再び
偏平状に変化するため、完全に内容物を放散させること
ができる。
従って、上記有用物質を効率よ(吸収・放出させ得るカ
プセル粒子として芳香剤、化粧料、医薬等の分野に利用
することができる。
さらに、上記カプセル粒子は内容物が流出した後には偏
平状粒子となるため固体表面への付着性、隠蔽力に優れ
、前記皮膚外用剤の他、プラスチックピグメントとして
も有用である。あるいは、水分の吸収・蒸散性を利用し
て室内湿度のコントロールに応用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例1における中空ポリマー微粒
子の粒子構造を示す走査型電子顕微鏡写真である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 液体物質に対する膨潤度が1.5〜10である有機
    高分子化合物の殻壁からなり、該液体物質を内包する時
    は球状であり、該液体物質を放出して偏平状となること
    を特徴とする中空ポリマー微粒子。 2 水に対する膨潤度が1.5〜8である有機高分子化
    合物の殻壁からなる請求項1記載の中空ポリマー微粒子
    。 3 ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート
    を含む親水性モノマー30〜90重量部、架橋性モノマ
    ー10〜70重量部を含むモノマー混合物100重量部
    を油溶性物質10〜300重量部の存在下、水性媒体に
    分散させ重合させることを特徴とする請求項1または2
    記載の中空ポリマー微粒子の製造方法。 4 架橋性モノマーがポリエチレングリコールジ(メタ
    )アクリレートである請求項3記載の中空ポリマー微粒
    子の製造方法。 5 ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート
    を含む親水性モノマー30〜90重量部、架橋性モノマ
    ー10〜70重量部を含むモノマー混合物100重量部
    を油溶性物質10〜300重量部及び該モノマー混合物
    とは異なるモノマーからなる異種ポリマー0.1〜20
    重量部の存在下、水性媒体に分散させ重合させることを
    特徴とする請求項1または2記載の中空ポリマー微粒子
    の製造方法。 6 請求項1または2記載の中空ポリマー微粒子を含有
    することを特徴とする皮膚外用剤。
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