JPH0225544Y2 - - Google Patents

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JPH0225544Y2
JPH0225544Y2 JP1985133308U JP13330885U JPH0225544Y2 JP H0225544 Y2 JPH0225544 Y2 JP H0225544Y2 JP 1985133308 U JP1985133308 U JP 1985133308U JP 13330885 U JP13330885 U JP 13330885U JP H0225544 Y2 JPH0225544 Y2 JP H0225544Y2
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JP
Japan
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clamp
air supply
camshaft
exhaust hole
supply path
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JP1985133308U
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JPS6241421U (ja
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はプレス機のベツド上などに取付ける
プレス型などを固定するクランプ装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
プレス機において、そのベツド上に金型あるい
はダイセツトの下枠などを固定するクランプ装置
は公知である。
この公知のクランプ装置において、そのクラン
プ爪を作動させる駆動手段として、手動操作によ
るカム式のものと、油圧シリンダとバネを用いる
自動式のものとがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の従来のクランプ装置のうち、油圧シリン
ダとバネを用いるものは油圧やバネ圧を制御する
ことにより上記の問題をなくすることができる
が、カム式のものはそのカム軸の端部の係合部に
ハンドルの係合部を係合させ、ハンドルによりカ
ムを回動させるものであるが、その締め加減は人
間のカンに頼つているため、締め足りなかつた
り、締めすぎたりすることがあり、また、運転中
にクランプが弛んでもわからないという問題があ
る。この考案は上記の問題点を解決するために、
クランプ爪の先端が被加圧部材に密着したか否か
をカンに頼らずに正確に知ることができるように
したクランプ装置を得ることを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案はカ
ム軸の回動によりクランプ爪を操作するようにし
た手動操作のクランプ装置におけるクランプ爪の
先端部の加圧面に排気孔を設け、この排気孔と圧
縮空気源を通じる送気路の途中には、前記加圧面
が被加圧部材に圧着して前記排気孔が被加圧部材
により閉鎖されたときの送気路内の圧力変化を検
知する圧力センサを設けたものである。
〔作 用〕
この考案は上記の構成であるから、プレス機の
ベツド上などに載せた金型の側縁のような被加圧
物をクランプ爪の先端部の下側に入れ、この被加
圧部材の上面とクランプ爪の加圧面とを対向させ
る。
この状態で圧縮空気源からの一定圧力の空気を
送気路に供給すると、排気孔から被加圧部材の表
面に向つて空気が噴射される。
爪の加圧面と被加圧部材の上面の間に隙間があ
る間は送気路内の圧力は一定以下となつている
が、カム軸を回動することによりクランプ爪の後
端が押し上げられその先端の加圧面が被加圧部材
の上面に圧着して、排気孔が閉鎖されると同時に
送気路内の空気圧が急激に上昇し、これにより圧
力センサが働いてクランプ爪の加圧部が被加圧部
材に圧着していることを検知する。
〔実施例〕
図面に示す実施例において、第1図、第2図の
1はプレス機のベツドなどの基板で、この基板1
上にボルト止めなどの手段で本体2を固定する。
3は本体2の前部寄りを貫通して固定した横軸
で、その両端は本体2の両側から突出し、この突
出部が左右一対のクランプ爪4の中間部の孔を貫
通し、各爪4が横軸3を支点として揺動し得るよ
うになつている。
また、横軸3の両端にはクランプ爪4の抜け止
め用座金をボルトにより固定してある。
5は本体2の後部寄りに設けたカム軸取付孔
で、この孔5にカム軸6が回動および昇降自在に
はめ込まれている。
カム軸6は中央部がカム部7となり、その両側
部が円形のクランプ爪押上部8、さらにその外端
が6角形などの係合部9となつている。
また、本体2の取付孔5は中央部が第4図のよ
うに斜面14を有するカム孔10となり両端部の
形状は第2図のように下部が、下降したカム軸6
の両端の押上部8がはまつて安定するように、押
上部8の下半部に適合する形状となり、それより
上は外端が広がつたテーパ状のガイド部11とな
る。また、カム軸6のカム部7はカム孔10内に
入り、押上部8の内端部はガイド部11に回動お
よび昇降並びに揺動自在にはまる。
12は板バネからなる押えバネで、ネジ止めな
どの手段で本体2上に固定し、このバネ12の前
向きの両端部13により各クランプ爪4の後端を
押下して、その下部の斜面15を前記カム軸6の
押上部8に押し付ける。なお、カム部7は等角螺
旋カムである。
18は横軸3の中心を貫通する送気路で、その
一端の雌ネジにはプラグ19をねじ込んで閉鎖
し、同送気路18の他端にはパイプからなる送気
路20を接続してこの送気路20を第5図のよう
にコンプレツサやレシーバタンクなどからなる圧
縮空気源21に接続し、送気路20の途中の分岐
路に圧力スイツチのような圧力センサ29を設け
る。
前記横軸3の外周には本体2の中央部と左右の
クランプ爪4の部分に位置する周溝22を設けて
この各周溝を連通孔により送気路18に連通させ
る。
第2図の23はクランプ爪4の先端部28の下
面の加圧面で、この加圧面に細い排気孔24が設
けてあり、この排気孔24が連通孔25により前
記周溝22に通じている。
また、図示例では、本体2の前部寄りの下部に
も必要に応じ本体2の底部に開口し、横軸3の中
央の周溝22に連通する連通孔26を設ける。
上記の連通孔26を設けた場合には、基板1に
送気路を設けて、この送気路に前記送気路18を
連通させることができ、また、本体2の基板1か
らの浮上りを検出する場合などに用いることもで
きるが、省略してもよい。
上記の実施例において、カム軸6が不作用位置
にあるときは、カム部7の低い部分がカム孔10
の斜面14に当つているから、カム軸6は下位に
あり、このため各クランプ爪4の先端部28は上
つている。
この状態で、基板1上の被加圧部材としてのプ
レス型の側縁30を各クランプ爪4の先端部28
の下側へ入れ、ついで、係合部9へハンドルなど
を係合させてカム軸6を回動すると、カム部7の
外周がカム軸取付孔5の斜面14に接触しつつ摺
動して回転しながら上昇する。
上記のようにカム軸6が回転しながら上昇する
と、その両側の各押上部8が各クランプ爪4の斜
面15を押上げるから、各クランプ爪4は第2図
のように、その先端部28を側縁30上に押し付
けてクランプする。。このさい、各クランプ爪4
が接する側縁30の厚さが異なつていると、この
厚みの相違に応じてカム軸6が傾斜しつつ回動す
る、いわゆるみそすり運動を行つて全方向からの
反力の釣合つた状態で各クランプ爪4の後端を押
上げる。クランプを解除するときにはカム軸6を
逆回転すればよい。
上記の作用において、圧縮空気源21からの一
定の圧力の圧縮空気を送気路20に供給しておく
ことによりこの圧縮空気は送気路18、周溝2
2、連通孔25を経て排気孔24から排出され
る。
従つてクランプ爪4の加圧面23が側縁30の
上面から離れているときは、排気がなされている
ため、送気路20内の圧力は設定値以下に保たれ
圧力センサ29は働かない。
しかし、カム軸6の作用でクランプ爪4の先端
部28の加圧面23が側縁30の上面に圧着して
排気孔24が第2図のように閉じられると送気路
20内の空気圧が急上昇して圧力センサ29がこ
れを感知し、パイロツトランプの点灯または警報
音によりこれを表示するのでクランプ爪4が側縁
30を押え込んだことが分る。
上記のように圧力センサ29の作動による何等
からの表示のあつたとき、手動操作によるカム軸
の回動を中止すればよい。
なお、上記の実施例は一例であつて、左右のク
ランプ爪をカム軸の両端に設けたカムにより上下
させるものや、一個のクランプ爪を本体の中央に
設けてカム軸の中央のカムにより上下させるもの
などがある。
〔効 果〕
この考案は上記のように、クランプ爪の先端部
の加圧面に排気孔を設け、この排気孔と圧縮空気
源を通じる送気路の途中に圧力センサを設けたも
のであるから、加圧面が被加圧部材に圧着してい
るか否かが圧力センサによる送気路内の圧力変化
により正確にわかる。
従つて手動操作のカム軸の回動による締付けの
際の締め付け不足や締めすぎを防止でき、クラン
プ中に、何等かの原因でクランプ爪の締付手段が
弛み、クランプ爪の加圧面と被加圧面の間に隙間
が生じると排気孔からの空気漏れにより圧力セン
サが働くのでクランプ爪の弛みが迅速に発見でき
るなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のクランプ装置の一実施例を
示す平面図、第2図は同上の正面図、第3図は横
軸の一部切欠斜視図、第4図は本体の後部縦断正
面図、第5図は空気回路図である。 1……基板、2……本体、3……横軸、4……
クランプ爪、20……送気路、23……加圧面、
24……排気孔、28……先端部、29……圧力
センサ、30……側縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板上に固定した本体にクランプ爪を横軸によ
    つて揺動自在に取付け、本体の所要部には、前記
    クランプ爪の後端を上下させる手動操作のカム軸
    クランプ装置において、前記クランプ爪の先端部
    の加圧面に排気孔を設け、この排気孔と圧縮空気
    源を通じる送気路の途中には、前記加圧面が被加
    圧部材に圧着して前記排気孔が被加圧部材により
    閉鎖されたときの送気路内の圧力変化を検知する
    圧力センサを設けたクランプ装置。
JP1985133308U 1985-08-29 1985-08-29 Expired JPH0225544Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985133308U JPH0225544Y2 (ja) 1985-08-29 1985-08-29

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JP1985133308U JPH0225544Y2 (ja) 1985-08-29 1985-08-29

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Publication Number Publication Date
JPS6241421U JPS6241421U (ja) 1987-03-12
JPH0225544Y2 true JPH0225544Y2 (ja) 1990-07-13

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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58221625A (ja) * 1982-01-20 1983-12-23 Hitachi Lighting Ltd エア−センサ付金型
JPS5944628B2 (ja) * 1979-03-20 1984-10-31 富士ゼロックス株式会社 自動原稿送り装置の制御方法

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5434296Y2 (ja) * 1974-10-23 1979-10-20
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JPS6241421U (ja) 1987-03-12

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