JPH0225411Y2 - - Google Patents

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JPH0225411Y2
JPH0225411Y2 JP1982119816U JP11981682U JPH0225411Y2 JP H0225411 Y2 JPH0225411 Y2 JP H0225411Y2 JP 1982119816 U JP1982119816 U JP 1982119816U JP 11981682 U JP11981682 U JP 11981682U JP H0225411 Y2 JPH0225411 Y2 JP H0225411Y2
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JP
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lid member
wire
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smoke exhaust
plate
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JP1982119816U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、火災発生時等の非常時にワイヤの索
動操作により排煙口、排煙ダンパ、たれ壁等の手
動開放を行なうための操作装置に関する。
従来、この種の排煙口などの手動操作装置とし
ては、例えば第1図に示すようなものがある。
第1図において、1は壁面等に埋め込んで設置
される装置ボツクスであり、装置ボツクス1の前
面には蓋部材2が下部における装置ボツクス1と
の軸承により回動自在に設けられ、この蓋部材2
の上部は矩形状に切欠されて蓋部材2を引き出す
ためのハンドル部3が形成され、通常、ハンドル
部3にはアクリル樹脂等でなる保護プレート4の
装着で閉鎖されている。一方、排煙口よりのワイ
ヤ5はアウタチユーブ6内を通つて装置ボツクス
1内に引き込まれ、装置ボツクス1側の軸部を介
して蓋部材2側に固定されている。また、保護プ
レート4には格子状の溝が切ら、ており、非常時
に強く押し込むと壊れてハンドル部3より外れる
ようにしている。
その作用は、火災等の非常時に保護プレート4
を押し壊してハンドル部3から外し、ハンドル部
3に手を掛けて手前に蓋部材2を引回すとワイヤ
5が引つ張られ、このようなワイヤ5の索動によ
り排煙口などを手動で開放できるようにしてい
る。
しかしながら、このような従来の手動操作装置
にあつては、装置ボツクス1に引き込んだワイヤ
5を固定するため、蓋部材2に穴6を形成してお
く必要があり、ワイヤ5の固定後に穴6を塞ぐた
めに小さな扉を設けるか、あるいは各板を兼ねた
アクリル板を粘着テープ等で止めるようにしてお
り、蓋部材2に穴あけ加工を必要とすると共に穴
6を塞ぐ部材を必要とし、コスト的に不利であつ
た。
また、従来の手動操作装置では非常時に保護プ
レート4を押し壊して操作するようにしていたた
め、排煙口などを手動で開閉する毎に保護プレー
ト4を新品に交換しなければならず、特に定期的
に行なわれる動作試験を考慮すると、維持コスト
がかさむという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、ワイヤの固定を蓋部材に形成した
ハンドル部の開口部分に相対した位置で行なうこ
とで蓋部材にワイヤを固定するための穴の形成を
不要にし、且つハンドル部に装着した保護プレー
トを押し込みにより内側に外れてワイヤ止め部を
覆うように落ち込ませる構造とすることにより、
蓋部材の加工を容易にしてコストの低減を図ると
共に保護プレートを再使用できるようにした排煙
口などの手動操作装置を提供することを目的とす
る。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第2図は本考案の一実施例を示した斜視図であ
る。
まず、構成を説明すると、10は壁面等に埋め
込まれて設置される装置ボツクスであり、装置ボ
ツクス10の前面には蓋部材11が下部の装置ボ
ツクス10に対する軸承により回動自在に設けら
れ、蓋部材11の上部は矩形状に切欠されてハン
ドル部12が形成され、ハンドル部12には表示
盤を兼ねたアクリル樹脂等でなる保護プレート1
3が装着されている。
第3図は、第2図の断面説明図であり、装置ボ
ツクス10に対し蓋部材11はその下部で回転軸
14により回動自在に軸承され、蓋部材11の上
部に形成したハンドル部12の内側には保護プレ
ートを収納するためのプレート受部15が形成さ
れている。
装置ボツクス10の上部にはアウタチユーブ1
6が嵌め込まれ、アウタチユーブ16内を通して
排煙口よりワイヤ5が装置ボツクス10内に引き
込まれている。
この装置ボツクス10内に引き込まれたワイヤ
5の引きまわし及び固定構造としては、装置ボツ
クス10内に固定されたローラ18を介して蓋部
材11側に引き込まれ、蓋部材11のほぼ中央に
装着した軸19を介して上部に引き出され、保護
プレート13が装着されるハンドル部12の切欠
部に相対した内側の位置に設けたワイヤ止め部2
0に固定される。
また蓋部材11の回転軸14の近傍となる装置
ボツクス10側にはストツパ軸21が固定され、
蓋部材11の回転を規制するようにしている。
第4図は、第3図の実施例に於ける蓋部材11
を取り出して示したもので、第5図に平面図を又
第6図にA−A断面図を示す。
すなわち、蓋部材11の上部に形成されたハン
ドル部12には所定の事項を表示した表示板とし
ての機能を兼ね備えた保護プレート13が装着さ
れており、保護プレート13の装着状態は第5図
の平面図から明らかなように両側を板バネ22に
より押圧することでハンドル部12の位置に支持
しており、第6図に示すように外側へより押圧力
が加わると保護プレート13は板バネ22を押し
拡げてハンドル部12から外れ、第6図の13′
に示すようにプレート受け部15に落ち込む。又
保護プレート13を装着したハンドル部12の開
口部に相対した蓋部材11の内部にはワイヤ止め
部20が設けられ、このワイヤ止め部20には止
め板23と3本のビス24で固定した構造であ
り、この実施例では止め板23の下側となる3箇
所にワイヤ通し穴25が形成されており、外部よ
り引き込んだ3本のワイヤを止め板23の間に挟
み込んで固定できるようにしている。
又、ワイヤ止め部20は保護プレート13の内
側で開放露出されているが、第6図に示すように
保護プレート13がプレート受け部15に落ち込
むとワイヤ止め部20は保護プレート13で1
3′に示すように覆われ、ハンドル部12に手を
入れて蓋部材11を引き回す時にワイヤ止め部2
0に固定したワイヤの端部で怪我をすることを確
実に防止する安全構造としている。
次に本考案の作用を説明する。
まず、本考案の手動操作装置に排煙口よりのワ
イヤを固定する場合には第3図に示すように保護
プレート13をハンドル部12から取り出した状
態でアウタチユーブ16を通して引き込まれてい
るワイヤ5を装置ボツクス10側のローラ18及
び蓋部材11側の軸19をかけ回して第5図に示
したワイヤ通し穴25よりプレート受け部15内
に引き出し、ワイヤ5の先端を第5図に示すワイ
ヤ止め部20の止め板23の間に挟み込みビス2
4の締め付けにより固定する。このようなワイヤ
5の蓋部材11に対する固定作業は保護プレート
13が装着されるハンドル部12の切欠開口部を
介して行なうことができるので蓋部材11にワイ
ヤ固定作業を行なうための特別な穴等が不要とな
り、蓋部材11の加工を容易にしてコストの低減
が図られるようにしている。
勿論、ワイヤ5をワイヤ止め部20に固定する
作業が完了したらハンドル部12に第5図に示す
ように保護プレート13を装着しておく。即ち、
ハンドル部12から取り外した保護プレート13
を、ハンドル部12を少し引き出した状態で該ハ
ンドル部12の上部開口部から嵌挿する。
次に火災等の非常時に排煙口等を手動操作によ
り作動させる場合には、第6図に矢印で示すよう
に保護プレート13を内側に強く押すと板バネ2
2により保持されている保護プレート13がプレ
ート受け部15内に落ち込み、第6図に13′と
して示すようにワイヤ5を固定したワイヤ止め部
20を覆う位置に落ち込み、この状態でハンドル
部12に手をかけて第7図の斜視図に示すように
蓋部材11を手前に引き回すと、第3図の蓋部材
11′に示すように蓋部材11が回動した分だけ
ワイヤ5が引き出され、このワイヤ5の索動によ
り排煙口が手動により開放されるようになる。
次に手動操作後に排煙口を閉鎖位置に復旧する
場合には、まず手前に引き出した蓋部材11を装
置ボツクス10に嵌め戻し、続いて蓋部材11の
プレート受部15に落ち込んでいる保護プレート
13を取り出し改めて第5図に示すようにハンド
ル受部12に装着して板バネ22により初期状態
に戻すことができる。
以上説明してきたように本考案によれば、壁面
等に埋め込まれる装置ボツクスに、蓋部材を回動
自在に軸承し、この蓋部材の上部の切欠により形
成したハンドル部に保護プレートを装着し、非常
時にハンドル部の保護プレートを押し込みにより
外して蓋部材を回動操作し、蓋部材の回動による
ワイヤの索動で排煙口などを開閉する排煙口など
の手動操作装置に於いて、排煙口などより引き出
されたワイヤを装置ボツクス内に枢軸したローラ
と蓋部材内のほぼ中央に設けた軸を介して蓋部材
のハンドル部に相対した内側のワイヤ止め部に固
定し、非常時にハンドル部より外された保護プレ
ートが前記ワイヤ止めを覆うように落ち込むプレ
ート受け部を形成するようにしたため、蓋部材に
対するワイヤの固定は保護プレートが装着される
ハンドル部を介してワイヤの固定作業を行なうこ
とができ、ワイヤ固定作業を行なうために従来蓋
部材に設けていた穴の形成が不要となつて蓋部材
の加工コストを低減することができ、又、ハンド
ル部に装着されたこのプレートは押し込みにより
ハンドル部からはずれてワイヤ固定部を覆う位置
に落ち込み、蓋部材の操作時にワイヤ固定部を保
護プレートで覆つてワイヤ固定部から出ているワ
イヤ端部による傷つきを確実に防止し、又、保護
プレートはハンドル部から外されても破壊されな
いことから再度使用することができ、保護プレー
トの破壊によりハンドル部から外していた従来装
置に較べ維持コストが大幅に低減でき、定期的に
行なう動作試験に於いても保護プレートの破損を
気にすることなく動作試験を行なうことができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の一例を示した斜視図、第2
図は本考案の一実施例を示した斜視図、第3図は
第2図の断面説明図、第4図は本考案に用いる蓋
部材を取り出して示した正面図、第5図は第4図
の平面図、第6図は第4図のA−A断面図、第7
図は手動操作状態を示した本考案の斜視図であ
る。 10……装置ボツクス、11……蓋部材、12
……ハンドル部、13……保護プレート、14…
…回転軸、15……プレート受け部、16……ア
ウタチユーブ、17……ローラボツクス、18…
…ローラ、19……軸、20……ワイヤ止め部、
21……ストツパ軸、22……板バネ、23……
止め板、24……ビス、25……ワイヤ通し穴、
5……ワイヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 装置ボツクスに蓋部材を回動自在に軸承し、該
    蓋部材の上部の切欠により形成したハンドル部に
    保護プレートを装着し、非常時にハンドル部の保
    護プレートを押込みにより外して蓋部材を回動操
    作し、該蓋部材の回動によるワイヤの索動で排煙
    口などを開放する排煙口などの手動操作装置に於
    いて、 前記ワイヤを、装置ボツクス内に枢軸したロー
    ラと前記蓋部材内の略中央に設けた軸を介してハ
    ンドル部に相対した蓋部材内側のワイヤ止め部に
    固定し、非常時にハンドル部より外された保護プ
    レートが前記ワイヤ止め部を覆うように落ち込む
    プレート受け部を形成したことを特徴とする排煙
    口などの手動操作装置。
JP11981682U 1982-08-06 1982-08-06 排煙口などの手動操作装置 Granted JPS5924050U (ja)

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JP11981682U JPS5924050U (ja) 1982-08-06 1982-08-06 排煙口などの手動操作装置

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JP11981682U JPS5924050U (ja) 1982-08-06 1982-08-06 排煙口などの手動操作装置

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JPS5924050U JPS5924050U (ja) 1984-02-15
JPH0225411Y2 true JPH0225411Y2 (ja) 1990-07-12

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5734248B2 (ja) * 1979-08-27 1982-07-22

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5846830Y2 (ja) * 1980-08-08 1983-10-25 能美防災工業株式会社 排煙口などの手動開閉装置
JPS57116256U (ja) * 1981-05-12 1982-07-19

Patent Citations (1)

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JPS5734248B2 (ja) * 1979-08-27 1982-07-22

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JPS5924050U (ja) 1984-02-15

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