JPH02253735A - 多重伝送システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は複数チャネルのディジタル信号を時分割多重し
て伝送する方式に関するものである。

（従来の技術） 従来、複数チャネルのディジタル信号を時分割多重して
伝送する伝送方式では、送信側においては複数チャネル
のディジタル信号を時分割多重するときに、多重化の順
序を受信側に伝えるためにフレーム同期信号を多重化信
号に付加し、受信側においては伝送されてきた多重化信
号からフレーム同期信号を検出し、これに従って正しい
順序で各チャネルのディジタル信号を分離するように構
成されていた。

そして、従来の時分割多重伝送方式では第２図に示すよ
うな構成を使用しており、各チャネルＣＨｌ〜ＣＨ４の
送信ディジタル信号は多重化回路ｌにより多重化し、そ
の後にフレーム同期信号付加回路２を通してここでフレ
ーム同期信号を付加してから、伝送路へと送出し、受信
側では受信した多重化伝送信号をフレーム同期信号検出
回路３によりフレーム同期信号を検出し、この検出した
同期信号を分離回路４に送ることにより、分離回路４で
はこれに従って正しい順序で各チャネルのディジタル信
号を分離し、各チャネルに分配していた。

このように、従来方式ではフレーム同期信号の付加や検
出をシステム構成上、最も簡単な伝送の入「］と出口で
実施する方式をとっていた。、しかし、その反面、動作
速度が最も速い多重化信号のところでフレーム同期信号
の付加や検出を行うことから、例えば、チャネル当りの
情報速度が１００Ｍ１ｂｐｓ稈度の高速信号多重化して
伝送する場合には動作速度は数ＩＨＭｂｐｓ〜数Ｇ　ｂ
、ｐ　ｓとなって、フレーム同期信号の付加や検出を行
う回路の安定性、消費電力の増大などの不具合がある。

（発明が解決しようとする課題） 上述の如く、投数チャネルのディジタル信号を時分割多
重して伝送する伝送方式では、送信側においては複数チ
ャネルのディジタル信号を時分割多重するときに、多重
化の順序を受（、Ａ側に伝えるためにフレーム同期信号
を多重化信号に付加し、受イー４側においては伝送され
てきた多重化信号からフレーム同期信号を検出し、これ
に従っＣｉＥ　Ｌ、い順序で各チャネルのディジタル信
号を分離するように構成されていた。しかし、この種の
方式の伝送システムでは動作速度が最も速い多重化信号
のところでフレーム同期信号の付加や検出をｊｊ−＞て
いるので、フレーム同期信号のイー」加や検出を行う回
路は高速な動作が要求され、従−）で、回路が高価にな
る他、フレーム同期信号の付加や検出を行う回路は高速
動作されるが故に、その回路の動作の安定性が悪く、ま
た、消費電力が増大するなどの問題があった。

そこで、この発明の］」的とするところは、動作速度が
低い各チャネルのディジタル信号のところでフレーム同
期信号の付加や検出を行・）ことのできる多重伝送シス
テムを提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記１−１的を達成するため、本発明は次のように構成
する。すなわち、複数チャネルのディジタル信号を時分
割多重すると共に多重化の順序を受信側に伝えるための
フレーム同期信号を付加し、受（、−、側においては伝
送されてきた多重化信号からフレーム同期信号を検出し
、これに従って正しい順序で各チャネルのディジタル信
号を分離する多重伝送方式において、前記複数チャネル
のうちの特定チャネルに対して・フレーム同期信号を付
加するフレーム同期信号付加手段と、このフレーム同期
信号付加手段によりフレーム同期信号付加済みのチャネ
ルを含め各チャネルのディジタル信号を時分割多重して
送信する時分割多重手段とを備えた送信系と、受信した
前記多重化信号を各チャネルの信号に分離する分離手段
と、この分離手段により分離された各チャネルのディジ
タル信シシよりフレーム同期イ、：―号を検出４″る）
ｌノーム同期信号検出丁段と、谷チャネルにおけるフレ
ーム同期（、シリの検出結果に基づいてこれらのディジ
タル信′−シのチャネルを入れ換えるチャネル入換手段
を備えた受信系とより構成する。

（作　用） 本発明は送信側で、ある特定のチャネルに対しＣのみ、
フレーム同期イ、１号を付加し、残りのチャネルについ
てはフレーム同期信号の代オ）りにこれと異なる例えば
チャネル分離のための信号を付加してから時分割多重し
て伝送し、受に１側ｅはこれら各チャネルのディジタル
信号に分離し、その後にそれぞれのチャネルで前記のフ
レーム同期信号の検出を行い、その結壜、フレーム同期
信号が検出できたチャネルのディジタル信号が、予め決
めておいた特定のチャネルになるように各チャネルの信
号を順次入れ換えるものである。

すなわち、本発明では送信側においてはｒ−め決めたあ
る特定のチャネルに対してのみ、フレーム同期信号付加
１段を通してフレーム同期信号を付加し、残りのチャネ
ルについては（５号イー１加手段を通すことによってフ
レーム同期信号の代わりにこれと異なるチャネル分離の
ための信号をイ・１加した４−で各チャネルのディジタ
ル信号を、同じ速度に揃え、これらを時分割多重手段に
より時分割多重し、送信する。受信側においては伝送さ
れてきた時分割多重された多重化信号を分離手段により
各チャネルに分離するが、このとき分離された各チャネ
ルのディジタル信号は送信側におけるチャネルとは一般
的には一致していない。そこで、これら各チャネルのデ
ィジタル信号をフレーム同期信号検出手段に通し、受け
ているチャネルからフレーム同期信号が検出されたか否
かを検出する。

フレーム同期ｆＵ号は特定チャネルのみ、検出されるの
で、フレーム同期ＩＪ号が検出されたフレーム同期信号
検出手段の出力するディジタル信号が予め決めた特定の
チャネルになるように前記フレーム同期信号検出手段の
検出信号を元にチャネル入換手段は各チャネルの信号を
順次入れ換える。これにより、送信側におけるチャネル
と−・致して各ディジタル信号が正しく伝送することが
できるようになる。

このように特定チャネルのディジタル信号にのみ、フレ
ーム同期信号を付加し、他のチャネルのディジタル信号
にはフレーム同期信号と異なるチャネル分離のための信
号を付加しＣその付加と分離はチャネル別に分離されて
いる状態で行うようにし、受信側ではチャネル別のディ
ジタル信号におけるフレーム同期信号を持つものを検出
して、当該フレーム同期信号を持つディジタル信号が１
１１記特定チヤネルのディジタル信号となるようにチャ
ネル別に分離された受信ディジタル信号のチャネルを特
定し、該当チャネルに出力するようにしているので、複
数のディジタル信号を時分割多重して伝送するときに必
要な信号の処理を、動作速度の低い各チャネルのディジ
タル信号のところで行うことができる。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例であっ°Ｃ４チャネルのディ
ジタル信号を時分割多重する場合のシステム構成例を示
すものであり、図中１１はフレーム同期信号付加回路、
１２〜・１４は信号付加回路、２１は多重化回路、８１
は分離回路、４１〜４４はフレーム同期信号検出回路、
５１はチャネル入換回路である。

これらのうち、フレーム同期信号付加回路１１は特定の
チャネル、例えば、チャネルＣ１１１のディジタル信号
にフレーム同期信号付加する回路であり、信号付加回路
１２〜１４はその他のチャネルＣｌＩ２〜Ｃ１（４のデ
ィジタル信号に対し、それぞれフレーム同期信号の代わ
りにこのフレーム同期信号とは異なる信号を付加する回
路であり、多重化回路２１はこれらフレーム同期信号付
加回路１１及び信号付加回路１２〜１４を通って出力さ
れた各チャネルのディジタル信号を受けてこれを時分割
多重して伝送路に出力するものである。これらにより送
信系を構成している。

分離回路３１は受信多重化信号を４チヤネルＣｌ１１〜
・Ｃ１１４のディジタル信号に分離する回路であり、フ
レーム同期（ｉ号検出回路４１〜４４はフレーム同期信
号の検出を行う回路であり、それぞれチャネル別に設け
である。チャネル入換回路５１は各フレーム同期信号検
出回路４１〜４４の出力を受け、これに基づきチャネル
の入換えを行う回路である。

このような構成において、送４４４側ではチャネル０１
口のディジタル信号に対してフレーム同期信号付加回路
１１でフレーム同期信号を付加し５、その他のチャネル
ＣＩ＋２〜Ｃ１１４のディジタル信号にはそれぞれチャ
ネルＣＩ！２〜Ｃ１１４対応の信号付加回路１２〜・１
４で、前記チャネルＣｌ１ｌで付加したフレーム同期信
号の代わりにこれとは異なる信号を付加する。

このようにして信号を付加してから、各チャネルのディ
ジタル信号を同じ速度に揃え、これら各チャネルのディ
ジタル信号を多重化１！ｉｉ路２１に送ってここで所定
のチャネル順序で時分割多重し、伝送路へと送信する。

受信側では伝送されて来たこの多重化信号を分離回路３
■こ送る。すると、この分離回路３１は多重化信号を４
チャネル分のディジタル信号に順次分離し、これら分離
したチャネル別ディジタル信号を分離した順に仮に第１
チャネルＣＩ＋１　、第２チヤネルＣ１１２、第３チヤ
ネルＣ１１３、第４チヤネルＣＩ＋４と云った具合に分
け、これを、第１チヤネルＣ旧の分は第１のフレーム同
期検出回路４１、第２チヤネル０１１２の分は第２のフ
レーム同期検出回路４２、〜第４チャネルＣ１（４の分
は第４のフレーム同期検出回路４４にと云う具合に振分
けて送出する。そして、各チャネル別のフレーム同期検
出同６４１〜４４ではそれぞれのディジタル信号につい
て前記のフレーム同期信号の検出を行う。

このとき、前記の送信側のチャネルＣｌ１１に相当する
ディジタル信号を受信しているチャネルからのみ、フレ
ーム同期信号が検出されるので、各フレーム同期検出回
路４１〜４４の検出結果を受けて、チャネル入換回路５
１は当該フレーム同期信号を検出したフレーム同期検出
回路の扱っているチャネルのディジタル信号をチャネル
ＣＨ１とするように、該チャネル入換回路５１は各チャ
ネルのディジタル信号を順次ずらし゛Ｃ本来のチャネル
類に並び換えるかたちで、チャネル出力端子を選択切替
えし、チャネルＣＨＩのディジタル信号はチャネル入換
回路５１の出力端子Ｃ１１１に、チャネルＣ１１２のデ
ィジタル信号はチャネル入換回路５１の出力端子Ｃ１１
２に、と云った具合に入替えて出力する。各チャネルの
ディジタル信号の多重化の順序は決まっているので、チ
ャネルＣ１１１のディジタル信号が正しく伝送されるよ
うにすると、他のチャネルの信号も正しく伝送すること
ができる。

すなわち、送信側の多重化の順序をＣｌ１ｌ、ＣＩ＋２
゜Ｃ１１３、Ｃ１１４としたときに、受信側で多重化（
、−ｉ号をＣ１１３，ＣＨ４，Ｃｌ１ｌ、Ｃ１１２の順
序で分離したとすると、チャネルＣＩ！３のフレーム同
期信号検出回路４３からのみ、フレーム同期信号が検出
されるので、このときはチャネル入換回路５１でチャネ
ルＣ１１３の人力〜チャネルＣｌ１１の出力、チャネル
Ｃ１１４の入力→チャネルＣ１１２の出力、チャネルＣ
１目の大カーチャネル０１１３の出力、チャネルＣ１１
２の入カー會チャネルＣＩ＋４の出力と云う具合に各チ
ャネルを２チャネル分ずらす。

このように特定チャネルのディジタル信号にのる、フレ
ーム同期信号を（＝Ｊ加し５、他のチャネルのディジタ
ル１，１′号にはフレーム同期信号と異なるチャネル分
離のための（８号をイ・１加してその付加と分離はチャ
ネル別に分離されている状態で行うようにし、受信側で
はチャネル別のディジタルイー号におけるフレーム同期
信号を持つものを検出し、て、当該フレーム同期信号を
持つディジタル信号が前記特定チャネルのディジタル信
号となるようにチャネル別に分なされた受信ディジタル
信号のチャネルを特定し、該当チャネルに出力するよう
にしているので、複数のディジタル信号を時分割多重し
、て伝送するときに必要な信号の処理を、動作速度の低
い谷チャネルのディジタル信号のところで行うことがで
きる。

そのため、複数のディジタル信号を時分割多重して伝送
するときに必要なＩ−１号の処理を動作速度の低い各チ
ャネルのディジタル信号のところで行うことができ、そ
の処理回路の安定な動作４行い易くできるとともに、周
波数の低い領域での動作となるので、前記処理回路は消
費電力を抑制することができ、装置の小型化、低価格化
を図ることが出来るようになる。

尚、本発明はｌ、記し１１つ図面に示す実施例に限定す
ることなくその要旨を変更しない化１／ＩＪ内で適宜変
形して実施し得るものであり、例んば、」一実施例では
４チヤネルを例にとったがこねに限定するものでは無く
、また１、フレーム同期信号を付加するチャネルも実施
例に限定されるものではない。

［発明の効果］ 以上、詳述したように本発明によれば、８１数チヤネル
のディジタルイー号を時分割多重し°Ｃ伝送するときに
必要となるフレーム同期信号の伺加や検出の処理を動作
速度の区い各プヤネルのディジタル信号のところで行っ
ているために、これらの処理回路の安定な動作が確保で
き、消費電力を抑制することができるとともに、装置の
小型化、低（ｄＫ　ｊＨ化を図ることが出来るようζご
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
従来装置の構成を示すブロック図である。 １１・・フレーム同期信号付加回路、１２〜１４・・・
信号付加回路、２１・・・多重化回路、３１・・・分離
回路、４１〜４４・・・フレーム同期信号検出回路、５
１・・チャネル入換回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数チャネルのディジタル信号を時分割多重すると共に
   多重化の順序を受信側に伝えるためのフレーム同期信号
   を付加し、受信側においては伝送されてきた多重化信号
   からフレーム同期信号を検出し、これに従って正しい順
   序で各チャネルのディジタル信号を分離する多重伝送方
   式において、前記複数チャネルのうちの特定チャネルに
   対してフレーム同期信号を付加するフレーム同期信号付
   加手段と、このフレーム同期信号付加手段によりフレー
   ム同期信号付加済みのチャネルを含め各チャネルのディ
   ジタル信号を時分割多重して送信する時分割多重手段と
   を備えた送信系と、 受信した前記多重化信号を各チャネルの信号に分離する
   分離手段と、この分離手段により分離された各チャネル
   のディジタル信号よりフレーム同期信号を検出するフレ
   ーム同期信号検出手段と、各チャネルにおけるフレーム
   同期信号の検出結果に基づいてこれらのディジタル信号
   のチャネルを入れ換えるチャネル入換手段を備えた受信
   系とより構成したことを特徴とする多重伝送システム。