JPH02253393A - カード発行機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、あらかじめカード収納部に磁気カードをスト
アしておき、顧客によって貨幣が投入されると、このカ
ード収納部から磁気カードを取り出して投入金額情報を
エンコードして発行するカード発行機に関する。

（ロ）従来の技術 プリペイドカードは自動販売機などのサービス機器に投
入されると、その金額情報記録欄に記録されている金額
情報から所定の対価を差し引いた残額が新たな金額情報
として該金額情報記録欄に記録されるようになっている
が、プリペイドカードの材質はプラスチックや紙などが
使われているために摩耗するなどして、サービス機器へ
の使用可能回数は有限である。

そのため特開昭６３−４９９６７号公報には、プリペイ
ドカードの記録部に金額情報記録欄とともに使用回数記
録欄を設けて、カードがサービス機器へ投入されるたび
に、その使用回数記録欄には更新された使用回数を記録
する構成が開示されている。

（ハ）発明が解決しようとする課題 このように更新された使用回数をカードに記録するよう
にすると、かかるカードシステムの運用者は、使用済み
のカードに再度金額的価値を付与してこれを再利用する
か否かは、使用済みのカードから使用回数を読み取って
決定すればよい。

しかしながらそれには、使用回数を読み取るためのチエ
ッカ−が必要となってカードシステムが複雑化する課題
を有する。

そのため本発明は、カード発行機にカードの使用回数を
確認するための確認モードを追加することで、上記課題
を解決しようとするものである。

（ニ）課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明によるカード発行機
は、カード回収箱と、カードの使用回数を確認する確認
モードをカード発行機に対して指示するモード指定スイ
ッチと、該確認モードにおいてカードがカード発行口よ
り投入されるとこのカードを取り込むよう制御するとと
もに、該カードの使用回数記録欄に記録されている使用
回数情報を読み取って使用回数があらかじめ設定された
使用許容回数に達していると、該カードを前記回収箱へ
導くよう制御する制御装置とを具備している。

（ホ）作用 モード指定スイッチにてカード発行機に確認モードが指
定されて、且つカード発行口にカードが投入されると、
制御装置の制御によりカード発行機は、カード発行口よ
り投入されるカードを取り込み、使用回数記録欄に記録
されている使用回数情報を読み取る。そしてこのカード
に記録されている使用回数情報と、あらかじめ設定され
たカードの使用許容回数とを比較して、使用回数が使用
許容回数に達していると、該カードを回収箱へ導く。

（へ）実施例 第３図は、カード発行機とサービス機器との関係を説明
する図である。同図において、カード発行機１は、あら
かじめカード収納部８に磁気カードをストアしておき、
顧客によって貨幣が投入されると、このカード収納部８
から磁気カードを取り出し投入金額情報をエンコードし
て発行口２より送出する。またサービス機器３は、例え
ば自動販売機であり、カード発行機ｌが発行したカード
４をカード処理装置のカード投入口５に投入することで
、カード４に記録されている金額情報に応じた金額の商
品の販売を可能にする。販売が行われると、自動販売機
のカード処理装置は、カードの金額情報記録欄に記録さ
れている金額情報から購入金額を差し引いた残額を新た
な金額情報として該金額情報記録欄に記録すると共に、
使用回数記録欄に記録されている使用回数情報に１を加
算した値を記録して顧客に返却するが、減算後の残額が
０′ｍ円になると、このカードを回収箱６に回収して顧
客には返却しない。そしてカードシステムの運営者は各
サービス機器３から無価値となった使用済みのカード７
を集めて、このうち再利用が可能なカードはカード発行
時のエンコード用のカードとしてカード発行機ｌに再び
収納する。

上記のシステムにおいて本発明は、サービス機器３の回
収箱６に収納されているカード７を発行口２・を通して
カード発行機ｌに投入することで、回収されたカードの
再利用の可能性を判定する機能をカード発行機ｌに持た
せたことを特徴としている。具体的な構成を以下に述べ
る。

第１図は本発−はよるカード発行機の構成を示。

すもので、８は磁気カードが積層されて収納されるカー
ド収納部、９はカード収納部８の最下位に収納されてい
るカードを取り出すためのカード取出部で、このカード
取出部９はカードを外方へ押し出す押出装置ｌＯと、押
出装置ｌＯにて付勢されるカードのうち最下位のカード
のみを分離するシャッタ１１とを含む。

１２は、カード取出部９から導入されるカードをリーダ
ライタ１３に導くためのカード搬送部である。１４はカ
ード搬送部１２の下方に配置される回収箱で、リーダラ
イタ１３にて取り込まれるカードが導入される。そして
リーダライタ１３は磁気へラド１５を含み、カード搬送
部１２がら送られてくるカードに対しては情報を書き込
み、また発行口２から取り込まれたカードに対しては情
報を読み取る。

２０はカード発行機に投入された貨幣の適正を判別して
適正であるとその貨幣種類に応じた投入貨幣信号を出力
する貨幣検知装置、２１はカード発行機１への投入金額
及び発行口２がら投入されたカードに記録されている使
用回数を表示する表示器、２２はカードの使用許容回数
を設定する入力装置、２３は確認モードをカード発行機
に対して指示するモード指定スイッチ、２４はカードの
発行を指示する発行スイッチ、そして２６はカード発行
機１の動作を制御する制御装置である。

制御装置２５の作用を示す第２図のフローチャートにて
、カード発行機１の動作を説明する。

制御装置２５は、まずＳ１ステツプにてカード発行機ｌ
への適正貨幣の投入の有無を判別する。

貨幣検知装置２０は適正貨幣がカード発行機１に投入さ
れたとき投入貨幣信号を出力しており、制御装置２５は
この信号を検出すると、Ｓ２ステツプにて投入貨幣額を
加算計数することで投入金額を演算してこれを記憶する
とともに、表示器２１に表示する。

貨幣の投入がないと、制御装置２５の処理はＳ３ステツ
プに進み、ここでは発行スイッチ２４のオンを判別し、
オンされているとつぎのＳ４ステツプにて投入金額の有
無を判別する。そして投入金額が有りであると、つぎの
８５ステツプに進んでカードの発行動作を開始する。し
たがって顧客が貨幣を投入した後に発行スイッチを２５
をオンするとカードの発行動作となる。

このＳ５ステツプでは、制御装置２５は押出装置ｌＯに
駆動信号を与えてカード収納部８からのカードの取り出
し動作を制御すると共に、カード搬送部１２にも駆動信
号を与えて、カード収納部８から取り出されたカードの
搬送を制御する。

Ｓ６ステツプでは、制御装置２５は記憶している投入金
額情報及び使用回数の初期値をリーダライタ１３へ出力
する。これによりリーダライタ１３は、カードの金額情
報記録欄及び使用回数記録欄にそれぞれ金額情報と使用
回数の初期値を書き込んで発行口２よりこのカードを送
出する。

Ｓ３ステツプで発行スイッチ２４のオンが検出されなか
ったとき、または発行スイッチ２４がオンされても、こ
のとき投入金額がないことを５４ステツプで判別すると
、制御装置２５の処理はＳ７ステップに進む。

カード発行機１においてカードの再利用の可能性を判定
させるには、モード指定スイッチを２３をオンしてカー
ドの使用回数を確認する確認モードを指定した後、チエ
ツクするカードを発行口２に投入する。

制御装置２５はＳ７ステップでは、このモード指定スイ
ッチ２４がオンされたがを判別し、オンされていると８
８ステツプに進む。このステップにおいて制御装置２５
は、リーダライタ１３に制御信号を与えて発行口２に投
入されるカードを取り込むよう指示する。そしてつぎの
８９ステツプでは、リーダライタ１３が読み取ったカー
ドの記録情報のうち使用回数を表示器２１に表示する。

つぎの５１０ステツプでは、カードに記録されている使
用回数があらがしめ入力装置２２にて設定された使用許
容回数以上であるがを判別する。この結果使用回数が使
用許容回数を上回っているときにはＳｌｌステップに進
み、制御装置２５はリーダライタ１３に制御信号を与え
てカードを回収箱１４へ導入するよう制御する。しかる
に使用回数が使用許容回数以下であると、５１２ステツ
プに進み、制御装置２５はカードを発行口２より送出す
るようリーダライタ１３に制御信号を与える。

発行口２より送出されたカードは再利用が可能であり、
このカードは再びカード発行機１のカード収納部８へ導
入されて、エンコー片用のカードとして再利用される。

尚、カード発行機１は再利用が可能なカードと判定した
ときは、発行口２に送出せず直接カード収納部８へ導入
してもよい。

（ト）発明の効果 本発明によると、カード発行機にカードの使用回数を確
認できるモードを追加したことで、各サービス機器で回
収されたカードを直接カード発行機に持ってくればよい
ためにプリペイドカードシステムの運用が簡略化される
利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はカード発行機の構成図、第２図は制御装置の動
作を説明するフローチャート、第３図はカード発行機と
サービス機器との関係を説明する図である。 １・・・カード発行機、２　・・・発行口、３・・・サ
ービス機器、１４・・・カード回収箱、２３・・・モー
ド指定スイッチ、２５・・・制御装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、金額情報記録欄及び使用回数記録欄を有したカード
   を収納しており、顧客によって貨幣が投入されるとその
   投入金額に応じた金額情報を収納カードの前記金額情報
   記録欄に記録して発行口から送出するカード発行機であ
   って、該カード発行機にて発行されたカードがカード式
   のサービス機器に投入されると、金額情報記録欄に記録
   されている金額情報から購入金額を差し引いた残額が新
   たな金額情報として該金額情報記録欄に記録されると共
   に使用回数記録欄には更新された使用回数情報が記録さ
   れた後、サービス機器から返却されるようにしたものに
   おいて、 カード回収箱と、カードの使用回数を確認する確認モー
   ドをカード発行機に対して指示するモード指定スイッチ
   と、該確認モードにおいてカードが前記発行口より投入
   されるとこのカードを取り込むよう制御するとともに、
   該カードの使用回数記録欄に記録されている使用回数情
   報を読み取って使用回数があらかじめ設定された使用許
   容回数に達していると、該カードを前記回収箱へ導くよ
   う制御する制御装置とを具備したことを特徴とするカー
   ド発行機。