JPH02253384A - 文字読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ラインセンサ等一次元の受光センサを月い
て円筒体文字に表示してある文字の読取を行う文字読取
装置に関するものである。

〔従来の技術〕

ＣＯＤカメラ等を用いた物体の検査装置は既に公知であ
る。

第５図は従来の文字読取装置の構成を示すものであり２
図において（１）は照明装置、（２）はハーフミラ−，
１３）はＣＯＤカメラ、（４）はＡ／Ｄ　（アナログ／
ディジタル）変換器、（５）は２値化回路、（６）は文
字切出し回路、（７）は文字認識回路、（８）は円筒で
（８ａ）は円筒上の文字（円筒文字）である。また、（
４）〜（７）で信号処理装置を構成する。

第６図は上記構成における文字読取の原理を説明するた
めの説明図で１円筒状物体の表面に描かれた文字を例に
とっている。１，２．・・は文字を示す。第６図（ａ）
はＣＯＤカメラ（３）で撮像し。

Ａ／Ｄ変換Ｎ（４）でＡ／Ｄ変換した入力画像、同図（
ｂ）はこの画像の２値化画像を示す。上下の黒部は背景
を示す。

同図（ｅ）はこの２値化画像を文字切出し回路（６）で
文字部分を切り画した図、同図（ｄ）は認識回路（７）
でこの文字を読み取った例で、１２″が認識できない場
合である。なお１文字切出し・文字認識の詳細は本発明
の主旨では無いので省略する。また、認識結果（ｄ）は
説明のための図で１表現法はこれにこだわらない。

このような文字読取装置において、鮮明・正確な画像を
得ることが重要なことはいうまでもない。

また２画像強度の一様性も重要な要素である。

然るに１円筒状の文字をＣＯＤカメラ等面状の受光器で
撮像する場合法の問題が生じる。第７図に典型的な例を
示す。同図（１）は円筒の頂点からの反射が強（２画面
中央が明るい場合で、同図（ａ′）の如（，２値化像の
中央が途切れる。同図（ｂ）は円筒の曲率のため文字の
上下が縮んだ場合である。いずれの場合も標準の文字か
らずれているため、正確な認識ができない。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来の装置は２面状の受光器を用いているので、入
力画像或いは２値化画像が標準の文字からずれ、正確な
文字認識ができないという問題があった。この発明はか
かる課題を解決するためになされたもので、正確な画像
入力を得、最終的には読取誤差の少ない文字読取装置を
得ることを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る文字読取装置は、ＣＯＤカメラ等面状の
受光器の代わりに、ライセンサ等線状の受光器と円筒体
を定速度で回転させる回転手段を用いたものである。

またこの発明の別の発明に係る文字読取装置は。

さらに文字の有無を検出する検出温を設け１円周方向の
文字位置を特定するようにし、ひいては入力文字を相対
的に大きくできるようにしたものである。

〔作　用〕

この発明においては、ライセンサカメラ等線状の受光器
は、常に円筒の頂点（稜ｇ＞を撮像しているので、像の
明るさのムラが小さく、また２文字の上下での縮みもな
い。したがって、読取誤差の少ない文字読取装置を得る
ことができる。

また、この発明の別の発明においては２円周方向の文字
位置が特定でき、その結果文字の大きさが相対的に大き
くできるので、認識率の高い文字読取装置を得ることが
できる。

〔実施例〕

第１図はこの発明による実施−例を示す文字読取装置の
ブロック図である。図において（３）はライセンサカメ
ラであり、（９）は回転手段である。この例では２個の
ローラ（９’　）　、　（９”）で構成されている。第
２図は２本構成による画像入力の説明図である。

よく知られているようにライセンサカメラは直線状に撮
像素子が配置されてお抄２本装置の場合円筒文字の稜！
ＩＡ　（第２図（ｊＬ）の斜線部）を撮像する。一方、
被検査物体は円周方向に回転しているので、ライセンサ
カメラの力像は図に示すごとく被検査物・円筒面の展開
図となる。（ｂ）は撮像の途中、（Ｃ）は１回転後の入
力画像を示す。この画像が１回転毎に繰り返される。こ
のように得られた画像は１円筒面の展開図であり、ＣＯ
Ｄカメラ像と同等の画面像となる。且つ、前−記のごと
く受光器は、常に円筒の頂点（稜線）、ｅｍ像している
ので、像の明るさのムラが小さく、また１文字の上下で
の縮みもない。

なお、説明のためライセンサカメラの視野は幅広く描い
ているが、実際ｔよ１ラインがＴＶモニタの１走査に対
応する。またライセンサカメラの場合は２画面上下の黒
部は出ない。

Ａ／Ｄ変換以後の処理は従来と同じである。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によればライセンサカメラを用
いることにより明るさのムラや画面上下の文字の縮みの
ない入力画像を得る事ができ、ひいて読取誤差の少ない
文字読取装置を得ることができる。

またこの発明の別の発明はさらに文字位置検出蕃を設け
たことにより２文字の位置を特定するととができ２画面
上の文字位置がほぼ決まった位置に且つ文字を大きく撮
像できる。これにより２文字認識の時間短縮と認識率の
向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す文字読取装置の構成
図、第２図はこの発明による文字読取の説明図、第３図
はこの発明の他の実施例を示す構成図、第４図はこの発
明の他の実施例による文字読取の説明図、第５図は従来
の文字読取装置を示す構成図、第６図、第７図は従来の
装置の説明図である。 図中、（１）は照明装置、（２）はハーフミラ−２（３
）はライセンサカメラ、（４）はＡ／Ｄ変換器、（５）
は２値化回路、（６）は文字切出し回路、（７）は文字
認識回路。 （８）は円筒体、　（８ａ）は文字、（９）は回転手段
、（９″）。 （９”）は回転ローラである。 なお１図中同一行号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）表面に文字が表示してある円筒体を照明する照明
   光学系と、上記円筒体の頂点（稜線）を撮像するライン
   センサーなどの一次元受光光学系と、上記円筒体を軸心
   回りに一定回転させる回転手段と、上記一次元受光光学
   系で得られた画像情報をＡ／Ｄ変換器を介して２値化す
   る２値化回路と、上記２値化回路により得られた２値化
   画像を入力し、文字の部分を切り出し、認識する手段と
   を具備した文字読取装置。
2. （２）円筒体に表示してある文字が一次元受光光学系の
   視野に入る直前で上記文字を検出できる位置に配置され
   、円筒方向の文字の位置を検出する検出器を設け、この
   検出器の出力情報により文字位置を特定するようにした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の文字
   読取装置。